JPH02279750A - シール材用樹脂組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、プリン、ヨーグルトなどの液状あるいは固形
状の食品を収納する、ポリオレフィン系イージーオープ
ン容器と蓋との間に使用するイージーオープン容器のシ
ール材用樹脂組成物に関するものであシ、ヒートシール
加工の温度範囲が広く、開封時のイージーピ・−ル性お
よび剥離面の外観が優れたイージーオープン容器のシー
ル材用樹脂組成物に関する。

（従来の技術） プリン、ヨーグルトなどの乳製品やインスタント食品な
どを完全密封し、且つ開封時には蓋や容器を破損せずに
手で容易に開封できる特性（イージーピール性）を持っ
たイージーオープン容器は、食品包装容器として広く使
用されている。

容器の材料としては、適度な硬度、保温性、加工成形の
容易さの点からポリスチレンあるいはポリオレフィンが
多用され、イージーピール性を持たせるために蓋と容器
のシール部に用いるシール材に種々の工夫がこらされて
いる。

例えば、ポリスチレン容器用シール材としては、エチレ
ン酢酸ビニル樹脂とスチレンブタジェンブロック共重合
体およびポリスチレン樹脂からなる組成物（特開昭５４
−１２９０７５号）や低結晶性ポリエチレン−αオレフ
インランダム共重合体とスチレン系炭化水素とのブロッ
ク共重合体からなる樹脂組成物（特開昭５４−１２０６
５８号）などが提案されている。

しかしながら、これらの樹脂組成物をポリオレフィン系
容器に応用した場合、シール材と容器との接着強度が大
きすぎイージーピール性が発現せず、また剥離面の外観
も悪く、これらはいずれもポリオレフィン系容器には適
さない。

また、ポリオレフィン系イージーオープン容器のシール
材としては、従来よシポリプロピレンとポリエチレンの
混合物、ポリエチレンとエチレン酢酸ビニル共重合体の
混合物あるいはポリプロピレン、ポリエチレン、エチレ
ン酢酸ビニル共重合体等の積層フィルムなどが、多く使
用されている。

しかし、これらはいずれも容器とシール材の融着界面で
の剥離によってイージーピール性を持たせようとするも
のであるため、融着温度の影響を大きく受け、イージー
ピール性を保持させるための加工温度幅が狭く、加工時
の厳密な温度管理が必要となる。また開封時の剥離は、
シール材と容器との界面およびシール材と蓋との界面の
両者で起こるため、剥離面にシール材の剥離片が膜状の
大きなヒゲあるいは毛羽立ちとなって発生するとともに
、これらの剥離片が容器内へ脱落するという欠点を有し
ている。

（発明が解決しようとする課題） 本発明は、従来のポリオレフィン系イージーオープン容
器のシール材用樹脂組成物の上記問題点を解消し、広範
囲のヒートシール加工温度において、イージーピール性
を持ち、且つ剥離面にひげ、毛羽立ちの発生が少なく、
剥離外観に優れたイージーオープン容器のシール材用樹
脂組成物を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 本発明者たちは、上記目的を達成するため鋭意研究した
結果、ポリオレフィン系樹脂と、これに対して非相斉也
であるポリスチレン系樹脂とを所定量混合することによ
って得られる組成物は、それ自身に層剥離性を有し、そ
の組成物をシール材として用いると、融着界面から剥離
せずに、シール材の内部で層剥離するため、広範囲のヒ
ートシール加工温度において安定したイージーピール性
を有し、また、剥離面の外観の優れた、イージーオープ
ン容器のシール材用樹脂組成物となることを見い出し、
この知見にもとづき本発明を完成した。

すなわち、本発明はポリプロピレン系樹脂（成分ａ）、
ポリエチレン系樹脂（成分ｂ）、ポリスチレン系樹脂（
成分Ｃ）および共役ジエン−スチレンブロック共重合体
の水添物（成分ｄ）とからなり、全重量に対する各成分
の割合がそれぞへ成分ａが１０〜６０重量％、成分すが
１０〜７０重量％、成分Ｃが１０〜４０重！−％、成分
ｄが３〜２０重量係であシ、成分Ｃの配合量が成分ｄの
配合量の１．５倍以上７倍未満であることを特徴とする
ヒートシール性、イージーピール性および開封時の剥離
面の外観の優れたイージーオープン容器９シール材用樹
脂組成物である。

以下に、本発明を具体的に説明する。

囚　ポリプロピレン系樹脂 本発明で成分ａとして用いられるポリプロピレン系樹脂
は、プロピレン単独重合体、エチレン−プロピレンラン
ダム共重合体、エチレン−プロピレン−ブテンランダム
共重合体、エチレンープロピレンブロック共重合体また
はこれらの二以上の混合物のいずれでもよい。

本発明の組成物中の成分ａの割合は１０〜６０重量％で
あるが、１０重ｉ％未満であると、容器および蓋とのヒ
ートシール強度不足のため、食品の運搬時等に内容物が
漏れる可能性があるため不適当であり、また６０重量％
を越える量であるとイージービール性が低下し開封が困
難となるため不適当である。

（Ｂ）　　ポリエチレン系樹脂 本発明で成分すとして用いられるポリエチレン系樹脂は
、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、あるいは
直鎖状低密度ポリエチレンとして市販されているものを
適宜選択して用いればよい。

本発明の組成物中の成分すの割合は１０〜７００〜７０
重量％特に好ましい割合は４０〜６０重量％である。成
分すの割合が１０重量％未満では、イージ・−ビール性
は発現するものの、ヒートシール加工の温度範囲が狭く
なるため不適当であり、また７０重量％を越えるとヒー
トシール強度が低くなシ、食品の運搬時等に内容物が漏
れる可能性があるため不適当である。

（Ｑ　　ポリスチレン系樹脂 本発明で成分Ｃとして用いられるポリスチレン系樹脂は
、スチレン単独重合体、ゴム変性ポリスチレン、アクリ
ロニトリル−ブタジェン−メチ１／ン共重合体、もしく
はこれらの二以上の混合物のいずれでもよく、例えばス
チレン単独重合体としては、無化成工業■製スタイロン
６０５、スタイロン６６６などを、ゴム変性ポリスチレ
ンとしては、無化成工業■製スタイロン４７０などをあ
げることができ、またアクリロニトリル−ブタジエン−
スチレン共重合体としては、鐘淵化学工業■製カネエ−
ｘｙｘｕＨＥ−１５００などをあげることができる。

本発明の組成物中の成分Ｃの割合は１０〜４０重ｉ％で
あシ、特に好ましい割合は１５〜３０５〜３０重量％成
分Ｃの割合が１０重量％未満であると、本発明の特徴で
ある層剥離性が低下し、そのためイージーピール性が失
われ、また４０重墓係を越えると剥離面のヒゲや毛羽立
ちの発生が多くなるためいずれも不適当である。

（Ｄ）　　共役ジエン−スチレンブロック共重合体の水
添物 本発明で成分ｄとして用いられる共役ジエン−スチレン
ブロック共重合体の水添物は、公知の方法（例えば特公
昭６０−５７４６３号公報など）で得られているゴム状
物質である。このような共役ジエン−スチレンブロック
共重合体の水添物は、通常市販品ではスチレン−エチレ
ン・ブチレンブロック共重合体として、シェル化学■製
クレイトン（Ｋｒａｔｏｎ　）　（登録商標）　Ｇ−１
６５０、Ｇ−１６５２を、またスチレン−エチレン・プ
ロピレンブロック共重合体として、シェル化学■製クレ
イトン（Ｋｒａｔ、ｏｎ　）　（登録商標）Ｇ−１７０
１Ｘなどをあげることができる。

本発明の組成物中の成分ｄの割合は３〜２０重ｉ易であ
り、特に好ましい割合は５〜１０重量％である。成分ｄ
の割合が３重量％未満では、剥離時にヒゲや毛羽立ちが
激しくなるため不適当であり、２０重量％を越えるとヒ
ートシール強度が高くなシすぎイージーピール性が発現
しなくなるので不適当である。

また、ポリスチレン系樹脂（成分Ｃ）の配合ｌは、共役
ジエン−スチレンブロック共重合体の水添物（成分ｄ）
の配合量の１．５倍以上７倍未満でなければならない。

成分Ｃの特に好ましい配合割合は、成分ｄの３〜５倍で
ある。成分Ｃの量が成分ｄの量の１．５倍未満では、イ
ージーピール性が失われ、開封が困難となり、また７倍
を越える量では、ヒゲや毛羽立ちの発生が激しくなり剥
離面の外観が劣るため不適当である。

本発明の組成物は、各配合成分の所定量をヘンセルミキ
サーニ商品名）、スーパーミキサーなどの混合装置に入
れて数分間、例えば３分間、撹拌混合し、該混合物を通
常の単軸押出機、２軸押比機などで溶融混線温度１８０
℃〜３００℃で、好ましくは２００℃〜２６０℃で、溶
融混線しぺ１ノツト化することによシ製造することがで
きる。

かくして製造された本発明の組成物は、常法のＴダイフ
ィルム法や常法のインフレーションフィルム法等により
フィルム状とし、イージーオープン容器の蓋または容器
側シートに常法のサーマルラミ法を用いてラミネートし
て使用でき、または蓋側樹脂、容器側樹脂と共に、常法
の共押出法を用いて複合多層フィルム、多層シートとす
る等によって、イージーオープン容器のシール材として
使用することができる。

また、本発明の樹脂組成物からなるフィルムは他のプラ
スチックフィルムまたはアルミニウム箔と積層してイー
ジービール接着剤として使用することもできる。

（発明の効果） 本発明による樹脂組成物を、ポリオレフィン系のイージ
ーオープン容器に、シール材として使用すると、広範囲
なヒートシール加工温度においてヒートシール性とイー
ジーピール性に優れ、且つ剥離外関性の良いイージーオ
ープン容器のシール材となるため、各種の食品収納カッ
プ等に幅広く使用することができる。

（実施例） 以下、実施例および比較例によυ、本発明を具体的に説
明する。

なお、実施例および比較例において用いた評価方法は次
の方法によった。

ポリプロピレン系樹脂（成分ａ）、ポリエチレン系樹脂
（成分ｂ）、ポリスチレン系樹脂（成分ｃ）、共役ジエ
ン−スチレンブロック共重合体の水添物（成分ｄ）の各
成分を、各表に記載の配合割合に配合し、ヘンセルミキ
サー（商品名）で３分間撹拌混合したのち、該混合物を
単軸４０ｍｘφ押出機を用いて、溶融混線温度２２０℃
で溶融混線押出し、ペレット状の組成物を得た。

得られた組成物を６０ｊ＋ｍφ押出機を用い、温度２６
０℃で常法のでダイ法により厚さ３０μｍのシール材フ
ィルムとした。

該シール材フィルムを厚さ２５０μｍのポリプロピレン
単独重合体シート（ＭＦＲ０，５，９／１０分）に重ね
合わせ、２４０℃で常法のサーマルラミ法を用いて積層
シートを作成した。

得られた積層シートのシール材側と単層ボリプ定するこ
とによシ、ヒートシール性、イージーピール性、剥離面
のヒゲ・毛羽立ちの発生の有無を調べた。

ヒートシールは、バー型ヒートシーラーで行ないシール
温度は１２０℃〜２６０℃、シール圧力１に９／ｃｒｉ
ｌ、シール時間５秒で実施した。ヒートシール強度の測
定は、引張試験機を用い、テストピース幅１５ｊＩｘ、
剥離スピード３００朋／ｉで行なった。

イージーピール性 １８０℃のヒートシール温度におけるヒートシール強度
よシ判定し、判定基準は以下の通りとした。

ヒートシール強度５００〜１５００　ｊｉ　／　１５　
Ｂの範囲の物をイージーピール性良好とし、Ｏ印で示し
た。またヒートシール強度５００　Ｅ　／　１５　ｊｃ
ｔ幅未満の物を密封性不良としＸ印で示し、１５００１
　／　１５　ｍ幅を越える強度の物をイージーピール性
不良としｘ印で示した。

ヒートシール性 １２０〜２６０℃のヒートシール温度範囲において、イ
ージーピール性良好を示すの温度範囲が５０℃以上と広
い物をヒートシール性良好とし○印で示した。またイー
ジーピール性良好を示すの温度範囲が５０℃未満と狭い
物をヒートシール性不良としＸ印で示した。

剥離面の外観 剥離面の外観の判定基準は、以下の通りとした。

ｘｘ：肉眼判定において、大きなヒゲ・毛羽立ちが認め
られる。

Ｘ：肉眼判定において、小さなヒゲ・毛羽立ちが認めら
れる。

Δ：肉眼判定において、微細な毛羽立ちが認められる。

○：肉眼観察でヒゲ・毛羽立ちの発生が認められない。

Δ印およびＯ印を、剥離面の外観良好とした。

実施例および比較例で用いたポリプロピレン系樹脂の（
ａ−１）は、常法で重合されたエチレン含有量４．０重
量％、ブテン含有量４．５重量％で、メルトフローレー
ト５．０＃／１０分のエチレン−プロピレン−ブテンラ
ンダム共重合体で６．Ｄ、　（ａ−２）は、常法で重合
されたエチレン含有量２．０重量％で、メルトフローレ
ート８．０．９／１０分のエチレン−プロピレンランダ
ム共重合体、（ａ−３）は、常法で重合されたメルトフ
ローレート５．０ｇ／１０分のポリプロピレン単独重合
体である。

ポリエチレン系樹脂の（ｂ−１）は日本ユニカー−製直
鎖状低密度ポリエチレンＮＵＣＧ−５２１１（密度０．
９２０、Ｍｌ　１゜Ｏ）であシ、（ｂ−２）は高密度ポ
リエチレンでちるチッソポリエチＭ８５０　（ａ密度０
、９６５、Ｍｌ５．０）を使用した。

ポリスチレン系樹脂の（ｃ−１）は旭化成工業■製スチ
レン単独重合体でおるスタイロン（登録商標）６０５で
あり、（ｃ−２）はゴム変性ポリスチレンであるスタイ
ロン（登録商標）４７０を使用した。

共役ジエン−スチレンブロック共重合体の水添物の（ａ
−１）はスチレン−エチレン・ブチレンスチレンブロッ
ク共重合体であるシェル化学■製のクレイトン（登録商
標）Ｇ−１６５２を、（ａ−Ｚ）はスチレン−エチレン
・プロピレンブロック共重合体であるシェル化学■製の
クレイトン（登録商標）Ｇ−１７０１Ｘをそれぞれ使用
した。

実施例を実験番号１〜１１に、また比較例を実験番号１
２〜２７に示した。

結果を第１表および第２表に示した。

第１表及び第２表のデータから、以下のことが明白であ
る。

実験番号１〜６では、ヒートシール性、イージービール
性に優れ、また剥離面のヒゲ・毛羽立ちも少なく、イー
ジーオープン容器シール材用樹脂組成物として適してい
ることがわかる。

実験番号１２では、ポリプロピレン樹脂（ａｌが少ない
丸め、１８０℃のヒートシール強度が低く不適当である
。

実験番号１３．１４．１５では、イージーピール性及び
剥離面の外観性は良いが、ヒートシール性に劣る。

実験番号１６では、ポリスチレン系樹脂が少ないため、
イージービール性に劣シネ適当であるｄ実験番号１７．
１８では、イージーピール性は発現するが、ヒートシー
ル性及び剥離面の外観性に劣るため不適当である。

実験番号１９では、イージービール性は発現するが、ヒ
ートシール性に劣るため不適当である。

実験番号２０，２１．２２では、ポリスチレン系樹脂（
Ｃ）と、共役ジエン−スチレンブロック共重合体１ｄ）
の配合割合が、本発明で規定した範囲を越えているため
、イージーピール性は発現するものの、剥離面に大きな
ヒゲ・毛羽立ちが発生するので不適当である。

実験番号２３は、ポリスチレン系樹脂（Ｃ１と共役ジエ
ン−スチレンブロック共重合体ｆｄ）の配合割合が、本
発明で規定した範囲に達していないため、イージーピー
ル性に劣シネ適当である。

実験番号７は、実験番号１と同一配合比で、ただしポリ
プロピレン樹脂としてエチレン−プロピレンランダム共
重合体（ａ−２）を使用し、まだ実験番号８は同様に、
ポリプロピレン系樹脂としてプロピレン単独重合体（ａ
−３）を使用したものであるが、エチレン−プロピレン
−ブテンランダム共重合体（ａ−１）を用いた場合と同
様に、優れたイージービール性、ヒートシール性を示し
ている。

実験番号９は、ポリエチレン系樹脂として高密度ポリエ
チレン（チッソポリエチＭ８５０）を使用したものであ
るが、直鎖状低密度ポリエチレンを使用した場合と同様
のイージーピール性を示し、剥離面の外観性も良好であ
る。

実験番号１０では、実験番号１と同一配合比で、ただし
共役ジエン−スチレンブロック共重合体の水添物として
スチレン−エチレン・プロピレンブロック共重合体（シ
ェル化学■製クレイトンＧ−１７０１Ｘ　）を使用した
ものであるが、スチレン−エチレン・ブチ１／ンスチレ
ンブロック共重合体に比較して、剥離面の外観性が僅か
に劣るが、実用上問題なく、イージーオープン容器シー
ル材用樹脂組成物として使用可能である。

実験番号１１では、ポリスチレン系樹脂としてゴム変性
ポリスチレン（スタイロン４７０）を使用したものであ
るが、スチレン単独重合体を使用した場合と比較して、
剥離面の外観性が僅かに劣るが、実用上問題なく、イー
ジーオープン容器シール材用樹脂組成物として使用可能
である。

実験番号２４では、ポリプロピレン系樹脂とエチレン酢
酸ビニル共重合体のブレンド系であシ、また実験番号２
５は、ポリエチレン系樹脂とエチレン酢酸ビニル共重合
体のブレンド系であるが、これらはいずれもイージーピ
ール性は有するものの、ヒートシール性、剥離面の外観
性に劣るため不適当である。

実験番号２６．２７では、ポリプロピレン樹脂とポリエ
チレン樹脂のブレンド系であるが、ポリプロピレン樹脂
の多い系では、イージーピール性を示さず、また、ポリ
エチレン樹脂の多い系では、イージーヒール性は有する
ものの、ヒートシール性、剥離面の外観性に劣るため不
適当である。

以上

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）ポリプロピレン系樹脂（成分ａ）、ポリエチレン
   系樹脂（成分ｂ）、ポリスチレン系樹脂（成分ｃ）およ
   び共役ジエン−スチレンブロック共重合体の水添物（成
   分ｄ）とからなり、全重量に対する各成分の割合がそれ
   ぞれ成分（ａ）が１０〜６０重量％、成分（ｂ）が１０
   〜７０重量％、成分（ｃ）が１０〜４０重量％、成分（
   ｄ）が３〜２０重量％であり、成分（ｃ）の配合量が成
   分（ｄ）の配合量の１．５倍以上７倍未満であることを
   特徴とするイージーオープン容器のシール材用樹脂組成
   物。
2. （２）請求項（１）の組成物であつて、成分ａがプロピ
   レン単独重合体、エチレン−プロピレンランダム共重合
   体、エチレン−プロピレン−ブテンランダム共重合体、
   エチレン−プロピレンブロック共重合体またはこれらの
   二以上の混合物であるイージーオープン容器のシール材
   用樹脂組成物。
3. （３）請求項（１）の組成物であつて、成分ｂが高密度
   ポリエチレン、低密度ポリエチレン、もしくは直鎖状低
   密度ポリエチレンであるイージーオープン容器のシール
   材用樹脂組成物。
4. （４）請求項（１）の組成物であつて、成分ｃがスチレ
   ン単独重合体、ゴム変性ポリスチレン、アクリロニトリ
   ル−ブタジエン−スチレン共重合体、もしくはこれらの
   二以上の混合物であるイージーオープン容器のシール材
   用樹脂組成物。