JPH11320774A - 食品包装用フィルム - Google Patents

食品包装用フィルム

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JPH11320774A
JPH11320774A JP10129932A JP12993298A JPH11320774A JP H11320774 A JPH11320774 A JP H11320774A JP 10129932 A JP10129932 A JP 10129932A JP 12993298 A JP12993298 A JP 12993298A JP H11320774 A JPH11320774 A JP H11320774A
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道正 大手
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賢郎 滝沢
Michiko Magai
美智子 真貝
Hideki Suzuki
秀樹 鈴木
Eiji Kimura
栄司 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、レンジアップ耐熱性、ヒートシール
性、引裂強度、透明性に優れ、さらには包装機械適性に
も優れ、特には、弁当・惣菜が電子レンジで温めても包
装に使用されているフィルムが溶融・融着することな
く、しかもヒートシールが可能な食品包装用フィルムを
提供する。 【解決手段】この食品包装用フィルムは、ポリオレフィ
ン系樹脂組成物からなる芯層の両面に、密度が 0.880以
上、0.910g/cm3以下の超低密度ポリエチレン 100重量部
に対し、密度が 0.910を超え、0.940g/cm3以下の低密度
ポリエチレン20〜80重量部、好ましくは自己粘着付与剤
としてのアセチル化モノグリセリン脂肪酸エステルまた
は水素化石油系炭化水素樹脂 0.5〜2.5 重量部、を配合
してなるポリエチレン系樹脂組成物からなる被覆層を、
積層してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンジアップ耐熱
性(電子レンジで加温してもフィルムが溶融・融着する
ことのない耐熱性のこと)、ヒートシール性、引裂強
度、透明性に優れ、さらに包装機械適性にも優れた食品
包装用フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、食品の包装、特に精肉、鮮魚、青
果、惣菜などの包装には、ヒートシール性、透明性、自
己粘着性及び包装機械適性などに優れたポリ塩化ビニル
系フィルムが多量に使用されてきた。特に、コンビニエ
ンス・ストアなどでは、弁当・惣菜など(以下、単に弁
当・惣菜とする)は電子レンジで温められて販売される
ため、レンジアップ耐熱性に優れたポリ塩化ビニル系フ
ィルムが専ら包装に使用されてきた。
【0003】一方、ポリ塩化ビニル系フィルム以外では
ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂などのポリ
オレフィン系フィルムが開発され、市場のニーズに応じ
て普及してきた。例えば、特開平6-155676号公報、特開
平6-155678号公報及び特開平7-178876号公報では、芯層
がポリプロピレン系樹脂とスチレン−ブタジエンブロッ
ク共重合体などからなり、内外層にはヒートシール性の
付与を目的に、融点が90℃前後のエチレン−酢酸ビニル
共重合体を用いた3層フィルムが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このフィルム
を弁当・惣菜の包装に使用した場合、弁当・惣菜が販売
時に温められると、内容物の温度上昇に伴ってフィルム
も90℃前後まで熱せられるため、フィルムの内外層に使
用されているエチレン−酢酸ビニル共重合体が溶融して
しまう。特に、弁当・惣菜を重ねて温めたり、あるい
は、温めた弁当・惣菜をすぐに積み重ねたりすると、上
側容器の底シール部のフィルムと下側容器の上面のフィ
ルムとが溶融してしまい、これを無理に剥がそうとする
と、上側容器の底シール部のフィルムが剥がれたり、下
側容器の上面のフィルムが破れたりして、商品として販
売できなくなる欠点もあった。
【0005】本発明の目的は、レンジアップ耐熱性、ヒ
ートシール性、引裂強度、透明性に優れ、さらに包装機
械適性にも優れ、特には、弁当・惣菜を電子レンジで温
めても包装に使用されているフィルムが溶融・融着する
ことなく、しかもヒートシールが可能なポリオレフィン
系フィルムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の食品包装用フィ
ルムは、ポリオレフィン系樹脂組成物からなる芯層の両
面に、密度が 0.880以上、0.910g/cm3以下の超低密度ポ
リエチレン 100重量部に対し、密度が 0.910を超え、0.
940g/cm3以下の低密度ポリエチレン20〜80重量部を配合
してなるポリエチレン系樹脂組成物からなる被覆層を、
積層してなることを第1の特徴としている。さらに前記
被覆層を構成するポリエチレン系樹脂組成物に、自己粘
着付与剤としてのアセチル化モノグリセリン脂肪酸エス
テルまたは水素化石油系炭化水素樹脂を、超低密度ポリ
エチレン 100重量部に対し 0.5〜2.5 重量部配合するこ
とを第2の特徴としている。
【0007】上記において、芯層を構成するポリオレフ
ィン系樹脂組成物は、非晶質ポリオレフィンと結晶性ポ
リプロピレンとの混合樹脂、またはこの混合樹脂 100重
量部に、ビニル芳香族化合物と共役ジエンとの共重合体
の水素添加誘導体5〜55重量部、エチレンとオクテンと
の共重合体10〜60重量部及びプロピレンとエチレン−プ
ロピレンゴムとの共重合ポリマーアロイ10〜60重量部を
混合したものが好適である。また上記食品包装用フィル
ムは、全体の厚さが8〜25μm、各被覆層の厚さがフィ
ルム全体の厚さの20〜35%、すなわち両被覆層の合計で
40〜70%であり、芯層の厚さは60〜30%であることが好
ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の食品包装用フィルムにお
いて、芯層を構成するポリオレフィン系樹脂組成物とし
て、高温ヒートシール性の点から、プロピレン単独重合
体、プロピレン−エチレン共重合体、プロピレンと炭素
数4〜10個のα−オレフィンとの共重合体、非晶質ポリ
オレフィンと結晶性プロピレンとの混合樹脂などのポリ
プロピレン系樹脂や、プロピレンとエチレン−プロピレ
ンゴムとの共重合ポリマーアロイなどが挙げられるが、
この中では柔軟性をも備えている点から、非晶質ポリオ
レフィンと結晶性ポリプロピレンとの混合樹脂の使用が
好ましい。また引裂強度、復元性及びプレストレッチ自
動包装機に対する包装機械適性などの点から、上記混合
樹脂 100重量部に、ビニル芳香族化合物と共役ジエンと
の共重合体の水素添加誘導体5〜55重量部、エチレンと
オクテンとの共重合体10〜60重量部及びプロピレンとエ
チレン−プロピレンゴムとの共重合ポリマーアロイ10〜
60重量部を混合したものが好ましい。
【0009】他方、被覆層を構成するポリエチレン系樹
脂組成物は、超低密度ポリエチレン100重量部に対し
て、低密度ポリエチレン20〜80重量部を配合し、さらに
は自己粘着付与剤としてのアセチル化モノグリセリン脂
肪酸エステルまたは水素化石油系炭化水素樹脂 0.5〜2.
5 重量部を配合してなるものである。
【0010】ここで、密度が 0.880以上、0.910g/cm3
下の超低密度ポリエチレンは、配位イオン重合もしくは
ラジカル重合によるエチレンと炭素数4〜12のα−オレ
フィンとの共重合体であって、α−オレフィンの含有量
が1〜35重量%、特には1〜25重量%、さらには1〜15
重量%、融点が90〜 110℃、MFR(メルトフローレー
ト)が 0.1〜20g/10分のものが好ましい。この超低密度
ポリエチレンは構造中にα−オレフィンに起因する側鎖
を有し、この絡み合い効果により引裂強度が向上した樹
脂である。密度が0.880g/cm3未満では融点が90℃に達せ
ず、反対に密度が0.910g/cm3を超えると、側鎖が少な
く、したがって絡み合い効果も少ない直鎖状の樹脂にな
るため、引裂強度が低下する。融点が90℃未満では電子
レンジで温められたときにフィルムが溶融・融着してし
まってレンジアップ耐熱性が得られず、反対に融点が 1
10℃を超えるとヒートシール性が損なわれるので好まし
くない。
【0011】超低密度ポリエチレンは、レンジアップ耐
熱性、ヒートシール性及び引裂強度に優れた樹脂である
が、透明性が実用に供するのに不足しているため、被覆
層を構成するポリエチレン系樹脂組成物には、エチレン
単独でラジカル重合により重合された、密度が 0.910を
超え、0.940g/cm3以下で、融点が 105〜 115℃の低密度
ポリエチレンが、超低密度ポリエチレン 100重量部に対
し20〜80重量部、好ましくは25〜75重量部配合される。
この添加量が20重量部未満では低密度ポリエチレンの添
加効果がなく透明性が向上しない。反対に80重量部を超
えると、低密度ポリエチレンの融点の影響によりポリエ
チレン系樹脂組成物の融点が 110℃を超えてしまい、ヒ
ートシール性が損なわれるので好ましくない。
【0012】この低密度ポリエチレンは、長鎖分岐を有
する構造であり、この長鎖分岐の存在により超低密度ポ
リエチレンの結晶化が阻害され透明性が向上する。また
融点が 105〜 115℃であるため、ポリエチレン系樹脂組
成物のレンジアップ耐熱性を阻害することなく透明性を
向上させることができる。
【0013】かくして、レンジアップ耐熱性、ヒートシ
ール性及び引裂強度に優れた樹脂である超低密度ポリエ
チレンに、透明性の改良効果を有する樹脂である低密度
ポリエチレンを添加することにより、レンジアップ耐熱
性、ヒートシール性、引裂強度及び透明性に優れたポリ
エチレン系樹脂組成物が得られ、これを被覆層に用いる
ことにより、これらの諸特性に優れた食品包装用フィル
ムとなる。この食品包装用フィルムは、手包装で用いる
には十分な性能を備えたフィルムであるが、自動包装機
で使用する場合には包装機械特性の向上を目的に、自己
粘着付与剤としてアセチル化モノグリセリン脂肪酸エス
テルまたは水素化石油炭化水素樹脂を配合する。
【0014】アセチル化モノグリセリン脂肪酸エステル
は、アセチル基を有するグリセリドで、脂肪酸の炭素数
が12〜18の飽和脂肪酸もしくは不飽和脂肪酸のエステル
である。この具体例としては、グリセリンモノアセトモ
ノラウレート、グリセリンモノアセトモノミリステー
ト、グリセリンモノアセトモノパルミテート、グリセリ
ンモノアセトモノステアレート、グリセリンモノアセト
モノオレート、グリセリンモノアセトモノリノレート、
グリセリンジアセトモノラウレート、グリセリンジアセ
トモノミリステート、グリセリンジアセトモノパルミテ
ート、グリセリンジアセトモノステアレート、グリセリ
ンジアセトモノオレート、グリセリンジアセトモノリノ
レートなどが挙げられ、この中ではグリセリンモノアセ
トモノラウレート、グリセリンモノアセトモノオレー
ト、グリセリンジアセトモノラウレート、グリセリンジ
アセトモノオレートが好ましく、特にはグリセリンジア
セトモノラウレート、グリセリンジアセトモノオレート
が好ましい。
【0015】他方、水素化石油系炭化水素樹脂は、石油
ナフサなどの熱分解により生成される不飽和炭化水素を
含む留分を重合し、樹脂化した脂肪族系石油樹脂(C5
留分系)、芳香族系石油樹脂(C9 留分系)及びジシク
ロペンタジエン系石油樹脂などが水素化されたもので、
具体的には、イソプレン、1−ペンテン、1,3−ペン
タジエン、インデン、ビニルトルエン、メチルスチレ
ン、スチレン、メチルインデン、ジシクロペンタジエン
などの不飽和炭化水素を重合または共重合し、得られた
石油樹脂を水素化したものが挙げられる。さらにはナフ
サ分解で得られるC5 留分からの合成テルペン樹脂など
も挙げられる。また石油系以外の天然系テルペン樹脂な
どでもよい。この中では、重量平均分子量が 500〜500
0、軟化点が90〜 170℃の水素化石油系水素樹脂が好ま
しい。
【0016】これら自己粘着付与剤の配合量は、上記超
低密度ポリエチレン 100重量部に対して 0.5〜2.5 重量
部である。この配合量が 0.5重量部未満では自己粘着性
が弱く、自動包装機で使用したときにフィルム同士が粘
着せず底シール部のフィルムが口開きしてしまうことが
あり、包装機械適性が満足されない。反対に 2.5重量部
を超えると自己粘着性が強くなりすぎて、自動包装機で
使用したときに、フィルム巻回体からのフィルムの繰り
出しが滑らかに行われずにフィルムが破れたり、容器と
の粘着が強すぎてフィルムをきれいに引き伸ばすことが
できずに容器の上面のフィルムにしわが残ることがあ
り、包装機適性が満足されない。
【0017】上記の包装機械適性を定量的に判断する指
標として、フィルム巻回体の巻剥離量がある。この巻剥
離量とは、紙管に巻き取られた幅35cmのフィルム巻回体
の紙管内に丸棒を挿入して、フィルム巻回体が滑らかに
回転するようにし、フィルム巻回体のフィルムの端に 7
0gの錘をつけ、この荷重によりフィルム巻回体からフィ
ルムを巻き戻したときの、単位時間あたりに剥離するフ
ィルムの長さを測定した値である。この巻剥離量が少な
い場合は自己粘着性が強く、多い場合は自己粘着性が弱
いことを意味する。
【0018】温度20〜30℃、相対湿度30〜50%RHの雰
囲気下で測定した巻剥離量の値が25〜75cm/秒の範囲に
あるフィルムは、包装機械適性に優れたフィルムであ
る。巻剥離量の値が25cm/秒未満のフィルムでは自己粘
着性が強くなりすぎてしまい、これを自動包装機で使用
した場合、フィルム巻回体からのフィルムの繰り出しが
滑らかに行われずにフィルムが破れたり、容器との粘着
が強すぎてフィルムをきれいに引き伸ばすことができず
に容器の上面に接したフィルムにしわが残ることがあ
り、包装機械適性が満足されない。反対に75cm/秒を超
えると自己粘着性が弱く、自動包装機で使用したときに
フィルム同士が粘着せず底シール部のフィルムが口開き
してしまうことがあり、包装機械適性が満足されない。
【0019】上記ポリエチレン系樹脂組成物において、
上記自己粘着付与剤の配合量が 0.5重量部未満では巻剥
離量が75cm/秒を超えてしまって自己粘着性が弱く、反
対に2.5重量部を超えると巻剥離量が25cm/秒未満にな
って自己粘着性が強く、いずれも包装機械適性が満足さ
れない。
【0020】被覆層を構成するポリエチレン系樹脂組成
物には、防曇性を付与する目的で、さらにモノグリセリ
ン脂肪酸エステル及び/又はポリグリセリン脂肪酸エス
テルを添加することもできる。これらの具体例として
は、モノグリセリンラウレート、モノグリセリンオレー
ト、ポリグリセリンラウレート、ポリグリセリンオレー
トなどが挙げられ、これらの添加量は1〜3重量部が好
ましい。
【0021】本発明の食品包装用フィルム全体の厚さは
8〜25μmであることが好ましく、各被覆層の厚さはフ
ィルム全体の厚さの20〜35%、すなわち両被覆層の合計
で40〜70%であり、芯層の厚さは60〜30%である。各被
覆層の厚さが20%未満では、被覆層に用いるポリエチレ
ン系樹脂組成物の特徴であるヒートシール性と自己粘着
性が不足してしまい、反対に35%を超えると、芯層に用
いるポリオレフィン系樹脂組成物の特徴である高温ヒー
トシール性が低下するので好ましくない。
【0022】本発明の食品包装用フィルムの製造に当た
っては多層インフレーション法によるのが好ましく、具
体的には、3台の押出機を用いて3層インフレーション
ダイスより、芯層とその両面の被覆層に相当する上記各
樹脂組成物の溶融樹脂フィルムを、それぞれ所定の層厚
が得られるように 180〜 200℃で共押出しし、この溶融
樹脂フィルムを10〜30℃の冷却エアで冷却しながら、ブ
ロー比が3〜10の範囲になるようにブローアップする。
このとき、ブロー比が3未満では樹脂が成形方向(フィ
ルム縦方向)に沿って配向してしまうため好ましくな
い。反対にブロー比が10を超えるとブローアップ時のバ
ブルが不安定になり製膜できない。その後、引取機内の
ピンチロールで折りたたみ、このフィルムを巻取機にて
所定の幅で巻き取って製品とする。
【0023】
【実施例】(実施例1〜15、比較例1〜7)表1及び表
2に示されている組成で、芯層とその両面の被覆層の3
層からなる食品包装用フィルムを、多層インフレーショ
ン法で製造した。すなわち、3台の押出機を用いて3層
インフレーションダイスより溶融樹脂フィルムを、芯
層、各被覆層、各被覆層のフィルム全体の厚さに対する
割合が上記各表に示した値で、フィルム全体の厚さが12
μm になるように 200℃で共押出しし、この溶融樹脂フ
ィルムを20℃の冷却エアで冷却しながら、6倍にブロー
アップした。その後、引取機内のピンチロールで折りた
たみ、巻取機にて35cm幅で所定の厚さに巻き取った。得
られたフィルムについて下記の方法で各物性の測定を行
い、その結果を表3及び表4に示した。なお、各層で使
用した成分の明細、並びに使用した樹脂及び得られたフ
ィルムの各物性の測定方法は次の通りである。
【0024】(成分の明細) [芯層] ・非晶質ポリオレフィンと結晶性ポリプロピレンとの混
合樹脂:CAP330(宇部興産社製、商品名、プロピレン及
び/又はブテン−1成分の含有率が50重量%以上の非晶
質ポリオレフィン30重量%と結晶性ポリプロピレン70重
量%との混合樹脂) ・ビニル芳香族化合物と共役ジエンとの共重合体の水素
添加誘導体:KRATON G-1657 (シェルジャパン社製、商
品名、スチレン含有量13重量%のスチレン−ブタジエン
−スチレントリブロック共重合体の水素添加誘導体) ・エチレンとオクテンとの共重合体:AFFINITY EG8100
(ダウケミカル日本社製、商品名、オクテンコポリマー
の含有量が24重量%の共重合体) ・プロピレンとエチレン−プロピレンゴムとの共重合ポ
リマーアロイ:Adflex KS-353P(モンラル-JPO社製、商
品名、エチレン−プロピレンゴムの含有量が70重量%の
共重合ポリマーアロイ) ・プロピレン−エチレン共重合体:住友ノーブレン S-1
31(住友化学工業社製、商品名、エチレン含有量が5重
量%のプロピレン−エチレンランダム共重合体)
【0025】[被覆層] ・超低密度ポリエチレン: 種類I…エスプレン SPO N0355(住友化学工業社製、商
品名、密度 0.905、融点92℃、MFR 5.0g/10分) 種類II…エクセレン EX XR-548(住友化学工業社製、商
品名、密度 0.895、融点93℃、MFR 5.5g/10分) ・低密度ポリエチレン:スミカセン F-200(住友化学工
業社製、商品名、密度 0.923、融点 111℃、MFR 2.0
g/10分) ・アセチル化モノグリセリン脂肪酸エステル:リケマー
ルPL-012(理研ビタミン社製、商品名、グリセリンジア
セトモノラウレート) ・水素化石油系炭化水素樹脂:アルコン P-125(荒川化
学工業社製、商品名、軟化点 125℃) ・エチレン−酢酸ビニル共重合体:NUC-3758(日本ユニ
カー社製、商品名、酢酸ビニル含有量15重量%)
【0026】[各物性の測定方法と評価基準] ・密度:JIS K7112 に準じて測定した。 ・融点:JIS K7121 に準じて示差走査熱量測定(DS
C)により、試料を室温から昇温速度10℃/分で 190℃
まで加熱溶融させ、 190℃に10分間保った後、降温速度
5℃/分で40℃まで冷却し、再度、昇温速度10℃/分で
加熱溶融させ、このときの融解ピークを融点とした。 ・MFR:JIS K7210 に準じて、試験温度 190℃、試験
荷重 2.16kgfで測定した。
【0027】・レンジアップ耐熱性:25〜30℃の白飯25
0gを蓋付き白飯容器FO−113 (エフピコ社製、商品名)
に盛り付けて自動包装機A-18XY(フジキカイ社製、商品
名)で包装した。これを2段に積み重ねてマイクロウェ
ーブレンジ−プロEM-1511B(三洋電機社製、商品名、出
力1500W)で30秒間加熱し、上下の容器のフィルム間で
の溶融・融着状態を観察した。(ただし、実施例1〜3
は手包装で包装した) ・フィルム間に溶融・融着がなく、上側容器の底シール
部のフィルムの剥がれや下側容器の上面フィルムの破れ
なしに上下の容器を分けられた…○ ・フィルム間に溶融・融着があって、上側容器の底シー
ル部のフィルムの剥がれや下側容器の上面フィルムの破
れが発生した………………………×
【0028】・ヒートシール性:250gの錘を入れた蓋付
き白飯容器FO−113 (前出)を自動包装機A-18XY(前
出)により包装し、表面温度が 110℃の熱板の上に2秒
間放置してフィルムが複数枚重なった部分でのフィルム
同士のヒートシール状況を観察した。(ただし、実施例
1〜3は手包装で包装した) ・フィルム同士が融着してヒートシールされていた……
……○ ・フィルム同士が融着せずヒートヒールされていなかっ
た…×
【0029】・高温ヒートシール性:上記ヒートシール
性と同様にして包装し、表面温度が 140℃の熱板の上に
2秒間放置してそのヒートシール状況を確認した。(た
だし、実施例1〜3は手包装で包装した) ・1枚の部分でのフィルムに穴開きがなくヒートシール
されていた…○ ・1枚の部分でのフィルムに穴開きがあった……………
………………×
【0030】・引裂強度:フィルム横方向(フィルムの
成形方向と直交する方向)について、JIS K6732に準じ
て引張速度 200m/分で測定した。この値が55.0〜90.0
N/mm2 の範囲が好適である。55.0N/mm2 未満では自
動包装機で使用した際にフィルムが縦方向に沿って裂け
てしまうことがある。反対に90.0N/mm2 を超えるとフ
ィルム縦方向の弾性が低下して包装後のフィルムにしわ
が残ることがある。
【0031】・透明性:JIS K7105 に準じてフィルム1
枚のヘイズを測定した。この値が 2.0%以下であれば実
用上好適である。
【0032】・巻剥離量:紙管に巻き取られた幅35cmの
フィルム巻回体の紙管内に丸棒を挿入して、フィルム巻
回体が滑らかに回転するようにした後、フィルム巻回体
のフィルムの端に70gの錘をつけて、この荷重によりフ
ィルム巻回体から単位時間あたりに剥離するフィルムの
長さを測定した。温度20〜30℃、相対湿度30〜50%RH
の雰囲気下で測定した巻剥離量の値が25〜75cm/秒の範
囲にあるフィルムが好適である。
【0033】・包装機械適性:250gの錘を入れた蓋付き
白飯容器FO−113 (前出)を、自動包装機A-18XY(前
出)により包装して、その包装状態を観察した。 ・フィルム巻回体からのフィルムの繰り出しが滑らかに
行われてフィルムに破れがなく、フィルムをきれいに引
き伸ばすことができて、容器の上面のフィルムにはしわ
が残らず、底シール部のフィルムは口開きせずに包装で
きた場合……○ ・フィルム巻回体からのフィルムの繰り出しが滑らかに
行われずにフィルムが破れたり、容器との粘着が強すぎ
てフィルムをきれいに引き伸ばすことができずに容器の
上面のフィルムにしわが残った場合………………………
………………× ・フィルム同士が粘着せず、底シール部のフィルムが口
開きした場合……××
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】 表3及び表4から明らかなように、実施例のフィルムは
いずれも優れた特性を示したが、比較例のフィルムは本
発明のフィルムより劣っていた。
【0038】
【発明の効果】本発明のフィルムは、弁当・惣菜が電子
レンジで温められても包装に使用されているフィルムが
溶融・融着することのないレンジアップ耐熱性を備えて
いるほか、ヒートシール性、引裂強度、透明性、及び包
装機械適性にも優れている。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】本発明の食品包装用フィルムの製造に当た
っては多層インフレーション法によるのが好ましく、具
体的には、3台の押出機を用いて3層インフレーション
ダイスより、芯層とその両面の被覆層に相当する上記各
樹脂組成物の溶融樹脂フィルムを、それぞれ所定の層厚
が得られるように 180〜 220℃で共押出しし、この溶融
樹脂フィルムを10〜30℃の冷却エアで冷却しながら、ブ
ロー比が3〜10の範囲になるようにブローアップする。
このとき、ブロー比が3未満では樹脂が成形方向(フィ
ルム縦方向)に沿って配向してしまうため好ましくな
い。反対にブロー比が10を超えるとブローアップ時のバ
ブルが不安定になり製膜できない。その後、引取機内の
ピンチロールで折りたたみ、このフィルムを巻取機にて
所定の幅で巻き取って製品とする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】
【実施例】(実施例1〜18、比較例1〜7)表1及び表
2に示されている組成で、芯層とその両面の被覆層の3
層からなる食品包装用フィルムを、多層インフレーショ
ン法で製造した。すなわち、3台の押出機を用いて3層
インフレーションダイスより溶融樹脂フィルムを、芯
層、各被覆層、各被覆層のフィルム全体の厚さに対する
割合が上記各表に示した値で、フィルム全体の厚さが12
μm になるように 200℃で共押出しし、この溶融樹脂フ
ィルムを20℃の冷却エアで冷却しながら、6倍にブロー
アップした。その後、引取機内のピンチロールで折りた
たみ、巻取機にて35cm幅で所定の厚さに巻き取った。得
られたフィルムについて下記の方法で各物性の測定を行
い、その結果を表3及び表4に示した。なお、各層で使
用した成分の明細、並びに使用した樹脂及び得られたフ
ィルムの各物性の測定方法は次の通りである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】(成分の明細) [芯層] ・非晶質ポリオレフィンと結晶性ポリプロピレンとの混
合樹脂:CAP330(宇部興産社製、商品名、プロピレン及
び/又はブテン−1成分の含有率が50重量%以上の非晶
質ポリオレフィン30重量%と結晶性ポリプロピレン70重
量%との混合樹脂) ・ビニル芳香族化合物と共役ジエンとの共重合体の水素
添加誘導体:KRATON G-1657 (シェルジャパン社製、商
品名、スチレン含有量13重量%のスチレン−ブタジエン
−スチレントリブロック共重合体の水素添加誘導体) ・エチレンとオクテンとの共重合体:AFFINITY EG8100
(ダウケミカル日本社製、商品名、オクテンコポリマー
の含有量が24重量%の共重合体) ・プロピレンとエチレン−プロピレンゴムとの共重合ポ
リマーアロイ:Adflex KS-353P(モンル-JPO社製、商
品名、エチレン−プロピレンゴムの含有量が70重量%の
共重合ポリマーアロイ) ・プロピレン−エチレン共重合体:住友ノーブレン S-1
31(住友化学工業社製、商品名、エチレン含有量が5重
量%のプロピレン−エチレンランダム共重合体)
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】[被覆層] ・超低密度ポリエチレン:種類I…エスプレン SPO N03
55(住友化学工業社製、商品名、密度 0.905、融点92
℃、MFR 5.0g/10分) 種類II…エクセレン EX XR-548(住友化学工業社製、商
品名、密度 0.904、融点100℃、MFR 1.9g/10分) ・低密度ポリエチレン:スミカセン F-200(住友化学工
業社製、商品名、密度 0.923、融点 111℃、MFR 2.0
g/10分) ・アセチル化モノグリセリン脂肪酸エステル:リケマー
ルPL-012(理研ビタミン社製、商品名、グリセリンジア
セトモノラウレート) ・水素化石油系炭化水素樹脂:アルコン P-125(荒川化
学工業社製、商品名、軟化点 125℃) ・エチレン−酢酸ビニル共重合体:NUC-3758(日本ユニ
カー社製、商品名、酢酸ビニル含有量15重量%)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI (C08L 23/08 23:06 57:02) B29K 23:00 (72)発明者 鈴木 秀樹 埼玉県大宮市吉野町1丁目406番地1 信 越ポリマー株式会社東京工場内 (72)発明者 木村 栄司 埼玉県大宮市吉野町1丁目406番地1 信 越ポリマー株式会社東京工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリオレフィン系樹脂組成物からなる芯層
    の両面に、密度が 0.880以上、0.910g/cm3以下の超低密
    度ポリエチレン 100重量部に対し、密度が 0.910を超
    え、0.940g/cm3以下の低密度ポリエチレン20〜80重量部
    を配合してなるポリエチレン系樹脂組成物からなる被覆
    層を、積層してなることを特徴とする食品包装用フィル
    ム。
  2. 【請求項2】ポリオレフィン系樹脂組成物からなる芯層
    の両面に、密度が 0.880以上、0.910g/cm3以下の超低密
    度ポリエチレン 100重量部に対し、密度が 0.910を超
    え、0.940g/cm3以下の低密度ポリエチレン20〜80重量
    部、自己粘着付与剤としてのアセチル化モノグリセリン
    脂肪酸エステル 0.5〜2.5 重量部を配合してなるポリエ
    チレン系樹脂組成物からなる被覆層を、積層してなるこ
    とを特徴とする食品包装用フィルム。
  3. 【請求項3】ポリオレフィン系樹脂組成物からなる芯層
    の両面に、密度が 0.880以上、0.910g/cm3以下の超低密
    度ポリエチレン 100重量部に対し、密度が 0.910を超
    え、0.940g/cm3以下の低密度ポリエチレン20〜80重量
    部、自己粘着付与剤としての水素化石油系炭化水素樹脂
    0.5〜2.5 重量部を配合してなるポリエチレン系樹脂組
    成物からなる被覆層を、積層してなることを特徴とする
    食品包装用フィルム。
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