JPH0227763Y2 - - Google Patents
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- JPH0227763Y2 JPH0227763Y2 JP1985172181U JP17218185U JPH0227763Y2 JP H0227763 Y2 JPH0227763 Y2 JP H0227763Y2 JP 1985172181 U JP1985172181 U JP 1985172181U JP 17218185 U JP17218185 U JP 17218185U JP H0227763 Y2 JPH0227763 Y2 JP H0227763Y2
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- belt
- locking
- locking piece
- buckle
- wall portion
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 12
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 11
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 5
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
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Classifications
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B11/00—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
- A44B11/02—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts frictionally engaging surface of straps
- A44B11/16—Strap held by spring action
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
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- A44B11/02—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts frictionally engaging surface of straps
- A44B11/06—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts frictionally engaging surface of straps with clamping devices
-
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- A44B11/00—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
- A44B11/25—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
- A44B11/26—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts with push-button fastenings
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S24/00—Buckles, buttons, clasps
- Y10S24/30—Separable-fastener or required component thereof
- Y10S24/43—Separable-fastener or required component thereof including member having distinct formations and mating member selectively interlocking therewith
- Y10S24/47—Selectively interlocking member having movably attached or biased interlocking component
- Y10S24/48—And cavity for guiding movement of formations
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/45—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock]
- Y10T24/45225—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock] including member having distinct formations and mating member selectively interlocking therewith
- Y10T24/45241—Slot and tab or tongue
- Y10T24/45246—Slot and tab or tongue having teeth or serrations [e.g., sliding with respect to each other]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T24/45225—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock] including member having distinct formations and mating member selectively interlocking therewith
- Y10T24/45602—Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity
- Y10T24/45623—Receiving member includes either movable connection between interlocking components or variable configuration cavity and operator therefor
Landscapes
- Buckles (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔本考案の産業上の利用分野〕
本考案は、例えばベルト等の嵌挿体を解除可能
に係止する、プラスチツクで一体成型されたバツ
クルに関する。
に係止する、プラスチツクで一体成型されたバツ
クルに関する。
〔従来技術及びその欠点〕(第10〜11図)
従来より、例えばカバン、スポーツバツク等に
おいて、蓋部を本体に閉じるために、カバンの蓋
部に固定したベルトの先端を、カバン本体に固定
したバツクルに挿通係止する方法が用いられてい
る。
おいて、蓋部を本体に閉じるために、カバンの蓋
部に固定したベルトの先端を、カバン本体に固定
したバツクルに挿通係止する方法が用いられてい
る。
第10図はこの種の従来例を示している。即
ち、図中1はプラスチツク製のベルトで、片面に
は、先端側に向つて深くなつたのこ歯状の係止溝
2を備え、一端の止め孔3において、カバン、ス
ポーツバツクなどの蓋部4aに留め具5で固定さ
れている。
ち、図中1はプラスチツク製のベルトで、片面に
は、先端側に向つて深くなつたのこ歯状の係止溝
2を備え、一端の止め孔3において、カバン、ス
ポーツバツクなどの蓋部4aに留め具5で固定さ
れている。
6はベルト1を挿通係止するための金属製のバ
ツクルで、底板7cの両側に側板7a,7bが立
設され、この側板7a,7bに軸8が架設され、
この軸8に回動自在に回動蓋9が取付けられてい
る。この回動蓋9は、軸8の周りに巻装されたバ
ネ10によつて一端の爪部9aが底板9cに接す
る方向に回動付勢されている。
ツクルで、底板7cの両側に側板7a,7bが立
設され、この側板7a,7bに軸8が架設され、
この軸8に回動自在に回動蓋9が取付けられてい
る。この回動蓋9は、軸8の周りに巻装されたバ
ネ10によつて一端の爪部9aが底板9cに接す
る方向に回動付勢されている。
このバツクル6は、本体7の底板7cの一端の
止め孔11において、カバン、スポーツバツク等
の本体4bに留め具12で固定されている。
止め孔11において、カバン、スポーツバツク等
の本体4bに留め具12で固定されている。
従つて、蓋部4aを閉じて、第10図bに示す
ように、ベルト1を先端からバツクル6に差し込
むと、回動蓋9の一端の爪部9aに当接して、バ
ネ10の付勢力に抗して爪部9a側を押し上げて
進入し、爪部9aがベルト1の係止溝2に係止さ
れてベルト1は退出不能になる。
ように、ベルト1を先端からバツクル6に差し込
むと、回動蓋9の一端の爪部9aに当接して、バ
ネ10の付勢力に抗して爪部9a側を押し上げて
進入し、爪部9aがベルト1の係止溝2に係止さ
れてベルト1は退出不能になる。
そして、ベルト1をバツクル6から抜くには、
回動蓋9の他端側9bをバネ10の付勢力に抗し
て第10図bに矢印で示すように押して、爪部9
aと係止溝2との係止を解除して、ベルト1を抜
く。
回動蓋9の他端側9bをバネ10の付勢力に抗し
て第10図bに矢印で示すように押して、爪部9
aと係止溝2との係止を解除して、ベルト1を抜
く。
しかしながら、上記のバツクル6は金属で構成
されているため、構成部品点数が多くなり、組立
て作業が煩雑で時間を要し、コスト高となり、ま
た、金属のためサビを生ずる、好きな色に選べな
い、などの欠点があつた。
されているため、構成部品点数が多くなり、組立
て作業が煩雑で時間を要し、コスト高となり、ま
た、金属のためサビを生ずる、好きな色に選べな
い、などの欠点があつた。
また、このバツクル6では、ベルト1を抜くの
に、バツクル6の前面側から回動蓋9を押すの
で、カバン、スポーツバツクなどが軟かい場合、
カバン、スポーツバツク自体がへこんでしまうた
め、ベルト1を抜く操作が面倒であつた。
に、バツクル6の前面側から回動蓋9を押すの
で、カバン、スポーツバツクなどが軟かい場合、
カバン、スポーツバツク自体がへこんでしまうた
め、ベルト1を抜く操作が面倒であつた。
また、回動蓋9をバツクル6の前面側から押す
方式なので、例えば満員電車などでバツクル6の
前面に外力が加わると、ベルト1が勝手に抜けて
しまう欠点があつた。
方式なので、例えば満員電車などでバツクル6の
前面に外力が加わると、ベルト1が勝手に抜けて
しまう欠点があつた。
第11図はこの種の他の従来例を示すもので、
第11図において、13はプラスチツクで一体成
型されたバツクルである。
第11図において、13はプラスチツクで一体成
型されたバツクルである。
このバツクル13はベルト挿通孔14を有し、
底壁部13aには、先端近傍上面に係止爪15a
を有する係止片15が前壁部13b方向に傾斜し
て突設されている。そして、係止片15の先端に
は、第11図bに示すように、係止片15の幅方
向の両側において、断面コ字状の操作突起16が
上方へ突設されていて、バツクル13の両側壁部
13c,13c上方に設けられた切欠き17,1
7から上方へ、露呈している。
底壁部13aには、先端近傍上面に係止爪15a
を有する係止片15が前壁部13b方向に傾斜し
て突設されている。そして、係止片15の先端に
は、第11図bに示すように、係止片15の幅方
向の両側において、断面コ字状の操作突起16が
上方へ突設されていて、バツクル13の両側壁部
13c,13c上方に設けられた切欠き17,1
7から上方へ、露呈している。
従つて、第11図cに示すように、ベルト1を
その係止溝2を下側にして挿通孔14に挿通する
と、バツクル13の係止片15をその弾性復帰力
に抗して押し下げつつ進入し、係止爪15aが係
止溝2に係止されて退出不能となる。
その係止溝2を下側にして挿通孔14に挿通する
と、バツクル13の係止片15をその弾性復帰力
に抗して押し下げつつ進入し、係止爪15aが係
止溝2に係止されて退出不能となる。
そして、ベルト1をバツクル13から抜くに
は、バツクル13の前壁部13b側から、操作突
起16をバツクル13の底壁部13a方向へ係止
片15の弾性に抗して押し込み、係止片15の係
止爪15aと係止溝2との係止を解除して、ベル
ト1を挿通孔14から抜く。
は、バツクル13の前壁部13b側から、操作突
起16をバツクル13の底壁部13a方向へ係止
片15の弾性に抗して押し込み、係止片15の係
止爪15aと係止溝2との係止を解除して、ベル
ト1を挿通孔14から抜く。
このバツクル13はプラスチツクの一体成型で
構成されているため、コスト安となり、好きな色
に選ぶことができる。
構成されているため、コスト安となり、好きな色
に選ぶことができる。
しかしながら、このバツクル13では、係止片
15がバツクル13の底壁部13aから前壁部1
3b側へ突設されているため、バツクル13の嵩
が高くなり、カバン、スポーツバツクなどの取付
け面からその分だけ突出する欠点があつた。
15がバツクル13の底壁部13aから前壁部1
3b側へ突設されているため、バツクル13の嵩
が高くなり、カバン、スポーツバツクなどの取付
け面からその分だけ突出する欠点があつた。
また、同じ理由から、ベルト1がバツクル13
の底壁部13aから浮き上つた状態で係止される
ため、カバン、スポーツバツクなどの本体4bと
蓋部4aが密着状に閉じられないという欠点があ
つた。
の底壁部13aから浮き上つた状態で係止される
ため、カバン、スポーツバツクなどの本体4bと
蓋部4aが密着状に閉じられないという欠点があ
つた。
また、このバツクル13でも、バツクル13の
前壁部13b側から操作突起16を本体4b側へ
押圧してベルト1を抜くため、カバン、スポーツ
バツクなどが軟かいとそれ自体がへこむため、ベ
ルト1を抜くのが面倒であり、また外力がバツク
ル13前面に加わつてベルト1が勝手に抜けてし
まう欠点があつた。
前壁部13b側から操作突起16を本体4b側へ
押圧してベルト1を抜くため、カバン、スポーツ
バツクなどが軟かいとそれ自体がへこむため、ベ
ルト1を抜くのが面倒であり、また外力がバツク
ル13前面に加わつてベルト1が勝手に抜けてし
まう欠点があつた。
本考案はこれらの欠点を改め、嵩高にならず、
またベルトなどの嵌挿体が底壁部に密着状態で係
止されるようにし、また、この係止状態の解除が
確実に行なわれ、且つ、外力で抜けたりすること
がないようにした、プラスチツクで一体成型され
たバツクルを提供することを目的としいる。
またベルトなどの嵌挿体が底壁部に密着状態で係
止されるようにし、また、この係止状態の解除が
確実に行なわれ、且つ、外力で抜けたりすること
がないようにした、プラスチツクで一体成型され
たバツクルを提供することを目的としいる。
〔本考案の実施例〕(第1〜7図)
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
る。
第1〜5図は本考案の一実施例を示している。
バツクル20は、対向した底壁部20aと前壁
部20b及び対向した両側壁部20c,20cに
よつて形成された嵌挿体挿通孔21を備えてい
る。前壁部20bは前記底壁部20aより長手方
向の長さが小であつて、このため側壁部20cの
長手方向の両端がテーパー部20c′,20c″とな
つている。
部20b及び対向した両側壁部20c,20cに
よつて形成された嵌挿体挿通孔21を備えてい
る。前壁部20bは前記底壁部20aより長手方
向の長さが小であつて、このため側壁部20cの
長手方向の両端がテーパー部20c′,20c″とな
つている。
そして、側壁部20c,20cのテーパー部2
0c″には、補強用のリブ22,22が側方へ突設
されている。
0c″には、補強用のリブ22,22が側方へ突設
されている。
底壁部20aは長手方向の両端に皿穴23a,
23bを有し、該皿穴23a,233bには、カ
バン、スポーツバツクなどの本体4bに固定する
ための、取付孔24a,24bを備えている。
23bを有し、該皿穴23a,233bには、カ
バン、スポーツバツクなどの本体4bに固定する
ための、取付孔24a,24bを備えている。
前壁部20bには、嵌挿体挿通孔21へ貫通す
るスリツト25がコ字状に形成され、このスリツ
ト25によつて弾性変形可能な係止片26が構成
されている。
るスリツト25がコ字状に形成され、このスリツ
ト25によつて弾性変形可能な係止片26が構成
されている。
係止片26の裏面側先端部近傍には、第3,4
図に示すように、先端側へ向つて傾斜した係止爪
26aが突設されている。係止爪26aの先端と
底壁部20aとの間隔は、挿通されるベルト1の
係止溝2の奥部とベルト1下面との距離より僅か
に大に設定されている。
図に示すように、先端側へ向つて傾斜した係止爪
26aが突設されている。係止爪26aの先端と
底壁部20aとの間隔は、挿通されるベルト1の
係止溝2の奥部とベルト1下面との距離より僅か
に大に設定されている。
さらに、係止片26の裏面側先端部には、第
3,4図に示すように、両側にテーパー部26
b′を備えた断面台形の肉厚部26bが突設されて
いる。
3,4図に示すように、両側にテーパー部26
b′を備えた断面台形の肉厚部26bが突設されて
いる。
第2,3図に示すように、側壁部20c,20
cには、嵌挿体挿通孔21へ連通する側孔27,
27が設けられている。そして、側孔27,27
内には、側孔27,27の長手方向の一端側にお
いて、側壁部20c,20cからリブ22,22
方向へ、側方へ弾性変形可能な操作部28が延設
されている。操作部28は、その先端内面におい
て、前記係止片26の肉厚部26bのテーパー部
26b′に向つて突設された当接部28aを有して
いる。また、先端外面において、側方へ突出し、
その先端上部が上方へ突出したストツパの役割を
担う頭部28bを有している。
cには、嵌挿体挿通孔21へ連通する側孔27,
27が設けられている。そして、側孔27,27
内には、側孔27,27の長手方向の一端側にお
いて、側壁部20c,20cからリブ22,22
方向へ、側方へ弾性変形可能な操作部28が延設
されている。操作部28は、その先端内面におい
て、前記係止片26の肉厚部26bのテーパー部
26b′に向つて突設された当接部28aを有して
いる。また、先端外面において、側方へ突出し、
その先端上部が上方へ突出したストツパの役割を
担う頭部28bを有している。
バツクル20を底壁部20aの取付孔24a,
24bにおいて固定具(図示せず)でカバン、ス
ポーツバツクの本体4bに固定する。ベルト1を
係止溝2側を上にしてその一端の取付孔3におい
て固定具(図示せず)でカバン、スポーツバツク
などの蓋部4aに固定する。
24bにおいて固定具(図示せず)でカバン、ス
ポーツバツクの本体4bに固定する。ベルト1を
係止溝2側を上にしてその一端の取付孔3におい
て固定具(図示せず)でカバン、スポーツバツク
などの蓋部4aに固定する。
ベルト1を先端からバツクル20の嵌挿体挿通
孔21へ押し込めば、ベルト1の背面はバツクル
20の底壁部20aに接触した状態で上面が係止
片26の係止爪26aに接触して、係止片26を
前方へ押し上げつつ挿入され、第3,4図に示す
ように、係止爪26aが係止溝2に係合してベル
ト1の戻りが防止された状態になる。従つて、蓋
部4aが本体4bに充分に閉まるまでベルト1を
押し込めば、ベルト1とバツクル20によつて、
蓋部4aが充分に閉じた状態が維持される。
孔21へ押し込めば、ベルト1の背面はバツクル
20の底壁部20aに接触した状態で上面が係止
片26の係止爪26aに接触して、係止片26を
前方へ押し上げつつ挿入され、第3,4図に示す
ように、係止爪26aが係止溝2に係合してベル
ト1の戻りが防止された状態になる。従つて、蓋
部4aが本体4bに充分に閉まるまでベルト1を
押し込めば、ベルト1とバツクル20によつて、
蓋部4aが充分に閉じた状態が維持される。
しかして、ベルト1をゆるめたり、抜くには、
バツクル20の両側の操作部28,28の頭部2
8b,28bを指で内方へ押し込む。すると、第
6,7図に示すように、内側の当接部28a,2
8aが係止片26の肉厚部26bのテーパー部2
6b′,26b′に当接し、さらに内方へ押し込む
と、係止片26は前方へ弾性変形して、係止爪2
6aが係止溝2からはずれる。従つて、ベルト1
はゆるめたり抜いたりできる。
バツクル20の両側の操作部28,28の頭部2
8b,28bを指で内方へ押し込む。すると、第
6,7図に示すように、内側の当接部28a,2
8aが係止片26の肉厚部26bのテーパー部2
6b′,26b′に当接し、さらに内方へ押し込む
と、係止片26は前方へ弾性変形して、係止爪2
6aが係止溝2からはずれる。従つて、ベルト1
はゆるめたり抜いたりできる。
〔本考案の他の実施例〕(第8〜9図)
第8,9図は本考案の他の実施例を示してい
る。
る。
本実施例では、底壁部20aの両側に切欠き3
0が設けられ、この切欠き30から蛇腹状に湾曲
したバネ部31が連設され、その先端にはほぼ長
方体状の操作部32が連設されている。操作部3
2の側壁には、底壁部20aの両側に設けられた
突起20a′に当接するストツパ33が突設されて
いる。
0が設けられ、この切欠き30から蛇腹状に湾曲
したバネ部31が連設され、その先端にはほぼ長
方体状の操作部32が連設されている。操作部3
2の側壁には、底壁部20aの両側に設けられた
突起20a′に当接するストツパ33が突設されて
いる。
従つて、この実施例では、操作部32はバネ部
31の付勢力でストツパ33が突起20a′に当接
した状態に維持されていて、この付勢力に抗して
操作部32,32を内方へ押し込むと、係止片2
6の肉厚部28bの両側のテーパー部28b′,2
8b′に操作部32,32が当接して、係止片26
を前方へ押し上げて、係止片26aがベルト1の
係止溝2からはずれる。操作部32,32から指
を放せば、バネ部31,31によつて第9図の状
態に戻る。
31の付勢力でストツパ33が突起20a′に当接
した状態に維持されていて、この付勢力に抗して
操作部32,32を内方へ押し込むと、係止片2
6の肉厚部28bの両側のテーパー部28b′,2
8b′に操作部32,32が当接して、係止片26
を前方へ押し上げて、係止片26aがベルト1の
係止溝2からはずれる。操作部32,32から指
を放せば、バネ部31,31によつて第9図の状
態に戻る。
以上、本考案の実施例を説明したが、本考案は
以上の実施例に限定されるものではなく、各部の
構成において種々の変形が可能なことは勿論であ
り、このバツクルは、例えば複数の係止溝を有す
る前記ベルト1の代わりに、単一の係止溝を有す
る嵌挿体を係止するものとしても利用できる。
以上の実施例に限定されるものではなく、各部の
構成において種々の変形が可能なことは勿論であ
り、このバツクルは、例えば複数の係止溝を有す
る前記ベルト1の代わりに、単一の係止溝を有す
る嵌挿体を係止するものとしても利用できる。
以上の如く本考案のバツクルは構成されている
ため、次の効果がある。
ため、次の効果がある。
(イ) 従来では、カバン、スポーツバツクなどの前
面側から直角に力を加えてベルトをゆるめたり
抜いたりしていたため、力を加えた際にカバ
ン、スポーツバツクなどがへこむため、この操
作が不確実で、幾度もやりなおさねばならない
ことがあつたが、本考案のバツクルでは、カバ
ン、スポーツバツクなどの取付面に平行な方向
に両側から力を加えてベルトをゆるめたり、抜
いたりする構成となつているため、カバン、ス
ポーツバツクなどが軟らかくても無関係に確実
にベルトをゆるめたり、抜いたりできる。
面側から直角に力を加えてベルトをゆるめたり
抜いたりしていたため、力を加えた際にカバ
ン、スポーツバツクなどがへこむため、この操
作が不確実で、幾度もやりなおさねばならない
ことがあつたが、本考案のバツクルでは、カバ
ン、スポーツバツクなどの取付面に平行な方向
に両側から力を加えてベルトをゆるめたり、抜
いたりする構成となつているため、カバン、ス
ポーツバツクなどが軟らかくても無関係に確実
にベルトをゆるめたり、抜いたりできる。
(ロ) 同じ理由から、カバン、スポーツバツクなど
の前面側から他の外力によつてベルトが勝手に
ゆるんだり抜けたりすることがなくなる。ま
た、両側から操作部288,28を内方へ押圧
してベルトをゆるめたりする構成にしたため、
側方からの一方向のみの外力が加わつてもベル
トが勝手にゆるんだり抜けたりすることがな
い。
の前面側から他の外力によつてベルトが勝手に
ゆるんだり抜けたりすることがなくなる。ま
た、両側から操作部288,28を内方へ押圧
してベルトをゆるめたりする構成にしたため、
側方からの一方向のみの外力が加わつてもベル
トが勝手にゆるんだり抜けたりすることがな
い。
(ハ) ベルトがバツクルの底壁部に密着した状態で
操作係止される構成であるから、バツクルが嵩
高とならず、また蓋部をバツグ本体に密着状態
に閉じることができる。
操作係止される構成であるから、バツクルが嵩
高とならず、また蓋部をバツグ本体に密着状態
に閉じることができる。
(ハ) プラスチツクの一体成型で構成しているた
め、コスト安となり、またサビることもなく、
また、色も自由に選ぶことができる。
め、コスト安となり、またサビることもなく、
また、色も自由に選ぶことができる。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は一部を切欠いて描いた斜視図、第3図は第1
図における−断面図、第4図は第1図におけ
る−断面図、第5図はベルトを挿通係止した
状態を示す斜視図、第6図、第7図は操作部を押
し込んだ状態の断面図である。第8図は本考案の
他の実施例の部分的に破断して描いた斜視図、第
9図は第8図における−断面図である。第1
0図aは従来のバツクルを示す斜視図、同図bは
使用状態を示す断面図である。第11図aは他の
従来のバツクルを示す斜視図、同図bは同図aに
おけるB−B断面図、同図cはC−C断面図、同
図dは操作突起を押し下げた状態を示す断面図で
ある。 1……ベルト、2……係止溝、20……バツク
ル、20a……底壁部、20b……前壁部、20
c……側壁部、21……嵌挿体挿通孔、25……
スリツト、26……係止片、26a……係止爪、
26b……肉厚部、26b′……テーパー部、27
……側孔、28a……当接部、28b……頭部、
30……切欠き、31……バネ部、32……操作
部、33……ストツパ。
図は一部を切欠いて描いた斜視図、第3図は第1
図における−断面図、第4図は第1図におけ
る−断面図、第5図はベルトを挿通係止した
状態を示す斜視図、第6図、第7図は操作部を押
し込んだ状態の断面図である。第8図は本考案の
他の実施例の部分的に破断して描いた斜視図、第
9図は第8図における−断面図である。第1
0図aは従来のバツクルを示す斜視図、同図bは
使用状態を示す断面図である。第11図aは他の
従来のバツクルを示す斜視図、同図bは同図aに
おけるB−B断面図、同図cはC−C断面図、同
図dは操作突起を押し下げた状態を示す断面図で
ある。 1……ベルト、2……係止溝、20……バツク
ル、20a……底壁部、20b……前壁部、20
c……側壁部、21……嵌挿体挿通孔、25……
スリツト、26……係止片、26a……係止爪、
26b……肉厚部、26b′……テーパー部、27
……側孔、28a……当接部、28b……頭部、
30……切欠き、31……バネ部、32……操作
部、33……ストツパ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 対向した底壁部20aと前壁部20b及び対向
した両側壁部20c,20cによつて嵌挿体挿通
孔21を形成し、 前記前壁部20bに、スリツト25によつて弾
性変形可能に係止片26を設け、且つ該係止片2
6の先端近傍内壁に、その先端と前記底壁部20
aとの間隔が前記嵌挿体挿通孔21に挿通される
ベルトの係止溝の奥部と該ベルトの下面との距離
より僅かに大に設定され、ベルトを一方に戻り不
能に係止する係止爪26aを突設すると共に、該
係止片26の両側部に前記底壁部20a側に向か
つて幅狭となるように傾斜したテーパー部26
b′,26b′を設け、 前記側壁部20c,20cに前記嵌挿体挿通孔
21に連通する側孔27,27を設け、 前記側孔27,27に、内方への弾性変形によ
つて前記係止片26の両側部の前記テーパー部2
6b′,26b′に当接して前記係止片26先端を外
方へ変形させる操作部28,28を設けて、 前記嵌挿体挿通孔21にベルトを挿通すると、
前記係止片26の弾性によつて前記係止爪26a
がベルトの係止溝に係止されてベルトが一方向に
戻り不能に係止され、前記操作部28,28を両
側からその弾性に抗して内方へ押圧することによ
つて、前記操作部28,28を前記係止片26の
両側のテーパー部26′,26b′に当接させて前
記係止片26をその弾性に抗して前記底壁部20
aから離れる方向に変形させて前記係止爪26a
とベルトの係止溝との係止状態を解除するように
したことを特徴とする、プラスチツクで一体成型
されたバツクル。
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FR (1) | FR2589693B1 (ja) |
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