JPH0636728Y2 - 係止具 - Google Patents
係止具Info
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- JPH0636728Y2 JPH0636728Y2 JP1988080433U JP8043388U JPH0636728Y2 JP H0636728 Y2 JPH0636728 Y2 JP H0636728Y2 JP 1988080433 U JP1988080433 U JP 1988080433U JP 8043388 U JP8043388 U JP 8043388U JP H0636728 Y2 JPH0636728 Y2 JP H0636728Y2
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- JP
- Japan
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- tongue
- male member
- female member
- locking
- shaped pressing
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B11/00—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
- A44B11/02—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts frictionally engaging surface of straps
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B11/00—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
- A44B11/25—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
- A44B11/26—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts with push-button fastenings
- A44B11/266—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts with push-button fastenings with at least one push-button acting parallel to the main plane of the buckle and perpendicularly to the direction of the fastening action
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B11/00—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
- A44B11/25—Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/40—Buckles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/40—Buckles
- Y10T24/4002—Harness
- Y10T24/4012—Clamping
- Y10T24/4016—Pivoted part or lever
Landscapes
- Buckles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、かばん、リユツクサツク等の蓋の係止、靴の
バンドの係止、ズボン、スカート等の吊下げベルトの係
止等に用いる係止具に関するものである。
バンドの係止、ズボン、スカート等の吊下げベルトの係
止等に用いる係止具に関するものである。
従来の技術 従来において例えば靴のバンドの係止具において、実開
昭60-31809号公報に示すように、雄部材Ａの表被板の裏
面に設けた脚部Ｃを、雌部材Ｂに設けた開口係止部Ｄに
上方より押圧挿入して係止し、そして雌部材Ｂの両側部
に設けた腕部Ｅの先端の突子Ｆを側方より脚部Ｃを押し
て係止を解除するようにした係止具において、雌部材Ｂ
の嵌合室Ｈ内に舌片Ｇを延設し、その自由端となる先端
部Ｋを、係止した雄部材Ａの表被板の裏面で押圧下降さ
せ、雄部材Ａの係止解除時に、舌片Ｇの弾性復帰力によ
り雄部材Ａの表被板をはね上げるようにしたものが知ら
れていた。（第４図参照） 考案が解決しようとする課題 しかしながら前記の係止具は、雌部材の嵌合室内に設け
た舌片が、雄部材の係止中常時押圧下降されているため
舌片に弾性疲労が生じ弾性復帰力が小さくなる等耐久性
に問題があり、また舌片は雌部材の嵌合室内の中空部に
延出して形成されているため製造が簡単でない等の問題
を有していた。
昭60-31809号公報に示すように、雄部材Ａの表被板の裏
面に設けた脚部Ｃを、雌部材Ｂに設けた開口係止部Ｄに
上方より押圧挿入して係止し、そして雌部材Ｂの両側部
に設けた腕部Ｅの先端の突子Ｆを側方より脚部Ｃを押し
て係止を解除するようにした係止具において、雌部材Ｂ
の嵌合室Ｈ内に舌片Ｇを延設し、その自由端となる先端
部Ｋを、係止した雄部材Ａの表被板の裏面で押圧下降さ
せ、雄部材Ａの係止解除時に、舌片Ｇの弾性復帰力によ
り雄部材Ａの表被板をはね上げるようにしたものが知ら
れていた。（第４図参照） 考案が解決しようとする課題 しかしながら前記の係止具は、雌部材の嵌合室内に設け
た舌片が、雄部材の係止中常時押圧下降されているため
舌片に弾性疲労が生じ弾性復帰力が小さくなる等耐久性
に問題があり、また舌片は雌部材の嵌合室内の中空部に
延出して形成されているため製造が簡単でない等の問題
を有していた。
そこで本考案は、従来の問題点を解決して、製造が簡単
であつて弾性復帰力の変らない耐久性のあるはね上げ弾
性片を備えた係止具を提供することを目的としたもので
ある。
であつて弾性復帰力の変らない耐久性のあるはね上げ弾
性片を備えた係止具を提供することを目的としたもので
ある。
課題を解決するための手段 本考案は、前記目的を達成するために、雄部材１の舌状
押圧部２の裏面に脚部5,5を設け、該脚部5,5を、雌部材
10の開口部11内の係止部16,16に押圧挿入して係止する
ようにした係止具において、前記雄部材１の舌状押圧部
２の裏面に、はね上げ用弾性片6,6を設け、他方雌部材1
0には、係止解除用の腕部12,12の自由端に雌部材10の開
口部11内に挿入されたはね上げ用弾性片6,6の先端部9,9
を、腕部12,12の自由端の係止解除方向への移動により
弾性変形させるところの当接押圧部18,18を設けて、雄
部材１の脚部5,5の係止解除と同時に、弾性力により雄
部材１の舌状押圧部２を上方にはね上げて雌部材10より
分離させるようにしたものである。
押圧部２の裏面に脚部5,5を設け、該脚部5,5を、雌部材
10の開口部11内の係止部16,16に押圧挿入して係止する
ようにした係止具において、前記雄部材１の舌状押圧部
２の裏面に、はね上げ用弾性片6,6を設け、他方雌部材1
0には、係止解除用の腕部12,12の自由端に雌部材10の開
口部11内に挿入されたはね上げ用弾性片6,6の先端部9,9
を、腕部12,12の自由端の係止解除方向への移動により
弾性変形させるところの当接押圧部18,18を設けて、雄
部材１の脚部5,5の係止解除と同時に、弾性力により雄
部材１の舌状押圧部２を上方にはね上げて雌部材10より
分離させるようにしたものである。
作用 雄部材を雌部材に係止するには、雄部材の舌状押圧部
を、雌部材の開口部に重さね、指で舌状押圧部を押圧し
て、雄部材の脚部を雌部材のフツク状係止部に嵌合係止
させて雄部材を雌部材に係止させる。
を、雌部材の開口部に重さね、指で舌状押圧部を押圧し
て、雄部材の脚部を雌部材のフツク状係止部に嵌合係止
させて雄部材を雌部材に係止させる。
また雄部材を雌部材より分離させるには雌部材の両側部
の腕部の係止解除用押圧部を指で押圧して、腕部の延出
部に設けたフツク状係止部を中心方向に移動させて雄部
材の脚部との係止を外すと同時に、フツク状係止部に対
向して設けてある当接押圧部を中心方向に移動させて、
雄部材の舌状押圧部の裏面に設けてあるはね上げ用弾性
片の先端部を中心方向に弾性変形させて舌状押圧部に上
方への力を与えてはね上げて、舌状押圧部を雌部材から
自動的に分離させるものである。
の腕部の係止解除用押圧部を指で押圧して、腕部の延出
部に設けたフツク状係止部を中心方向に移動させて雄部
材の脚部との係止を外すと同時に、フツク状係止部に対
向して設けてある当接押圧部を中心方向に移動させて、
雄部材の舌状押圧部の裏面に設けてあるはね上げ用弾性
片の先端部を中心方向に弾性変形させて舌状押圧部に上
方への力を与えてはね上げて、舌状押圧部を雌部材から
自動的に分離させるものである。
そして雌部材の係止解除用押圧部への指の押圧を解放す
ることにより腕部は弾性復帰してフツク状係止部および
当接押圧部が元の位置に戻り次の雄部材の係止を可能に
する。
ることにより腕部は弾性復帰してフツク状係止部および
当接押圧部が元の位置に戻り次の雄部材の係止を可能に
する。
実施例 以下本考案の実施例について図面に基いて説明する。
本考案の係止具は、雄部材と雌部材とからなり、ポリア
セタール、ナイロン、ポリプロピレン等の合成樹脂によ
り一体に成型されるものである。
セタール、ナイロン、ポリプロピレン等の合成樹脂によ
り一体に成型されるものである。
第１図は本考案の係止具の雄部材１を示したもので、雄
部材１は舌状押圧部２と基布取付部３とからなり、舌状
押圧部２は基布取付部３とヒンジ４により回動自在に連
結されている。そして舌状押圧部２はその裏面に第１図
（ロ）（ハ）に示すように、２本の脚部5,5と２枚のは
ね上げ用弾性片6,6が一体に設けられており、脚部５
は、第１図（ニ）に示すように先端が傾斜面７となり、
中程の対向側面に係止段部８が形成されていて、舌状押
圧部２を後述する相手の雌部材10に重ねて押圧した時
に、雌部材10の開口部11に、２本の脚部5,5と２枚のは
ね上げ用弾性片6,6が挿入され、脚部５が外方に少し弾
性変形されながら係止段部８が雌部材10のフツク状係止
部16に嵌合係止するように構成されている。またはね上
げ用弾性片6,6は脚部5,5と隣接して平行に設けられてい
て、脚部5,5と共に相手の雌部材10の開口部11内に挿入
され、フツク状係止部16と腕部12の先端部14の側面との
間の空間部17に位置し、雌部材10の腕部12を係止解除の
ために中心方向に移動した時に、先端部14のフツク状係
止部16との対向面に設けた当接押圧部18によつて、はね
上げ用弾性片６の先端部９を押圧して弾性変形させて、
係止の解除された舌状押圧部２に上方への力を与えては
ね上げるように構成してあり、舌状押圧部２を指で上方
へ回動しなくても雄部材１を雌部材10から直ちに分離で
きるようになる。そして基布取付部３には第１図（ロ）
（ハ）に示すように、その裏面に２本の止具21,21が一
体に設けられていて、この止具21は第３図（ロ）に示す
ように基布22に挿通し、止具21の先端にプレート23を嵌
合係止して、雄部材１を基布22に取付けるように構成さ
れている。
部材１は舌状押圧部２と基布取付部３とからなり、舌状
押圧部２は基布取付部３とヒンジ４により回動自在に連
結されている。そして舌状押圧部２はその裏面に第１図
（ロ）（ハ）に示すように、２本の脚部5,5と２枚のは
ね上げ用弾性片6,6が一体に設けられており、脚部５
は、第１図（ニ）に示すように先端が傾斜面７となり、
中程の対向側面に係止段部８が形成されていて、舌状押
圧部２を後述する相手の雌部材10に重ねて押圧した時
に、雌部材10の開口部11に、２本の脚部5,5と２枚のは
ね上げ用弾性片6,6が挿入され、脚部５が外方に少し弾
性変形されながら係止段部８が雌部材10のフツク状係止
部16に嵌合係止するように構成されている。またはね上
げ用弾性片6,6は脚部5,5と隣接して平行に設けられてい
て、脚部5,5と共に相手の雌部材10の開口部11内に挿入
され、フツク状係止部16と腕部12の先端部14の側面との
間の空間部17に位置し、雌部材10の腕部12を係止解除の
ために中心方向に移動した時に、先端部14のフツク状係
止部16との対向面に設けた当接押圧部18によつて、はね
上げ用弾性片６の先端部９を押圧して弾性変形させて、
係止の解除された舌状押圧部２に上方への力を与えては
ね上げるように構成してあり、舌状押圧部２を指で上方
へ回動しなくても雄部材１を雌部材10から直ちに分離で
きるようになる。そして基布取付部３には第１図（ロ）
（ハ）に示すように、その裏面に２本の止具21,21が一
体に設けられていて、この止具21は第３図（ロ）に示す
ように基布22に挿通し、止具21の先端にプレート23を嵌
合係止して、雄部材１を基布22に取付けるように構成さ
れている。
第２図は本考案の係止具の雌部材10を示したもので、雌
部材10はケース状に構成されていて、表面の略中央には
雄部材１の２本の脚部5,5と２枚のはね上げ用弾性片6,6
が挿入されるところの開口部11が形成されており、その
開口部11内には雄部材１の２本の脚部5,5を係止すると
ころの腕部12と一体に設けたフツク状係止部16が配置さ
れている。そして腕部12は第２図（イ）に示すように雌
部材10の両側部に配置され、その基部13は本体と一体に
形成されて固定されており、先端部14は自由端となつて
いて、弾性変形することにより基部13を中心として回動
可能に構成されている。腕部12の先端部14の側面には、
側方に延びた延出部15があつて雌部材10のケース内部に
移動自在に配置されていて、その先端には雄部材１の脚
部５を係止するところのフツク状係止部16が設けられて
いる。そして腕部12の側面には直立して設けたところの
係止解除用の押圧部20があり、これを指で押圧すること
により腕部12の延出部15に設けたフツク状係止部16を中
心方向に移動させて係止を解除できるようになつてお
り、指を離すと弾性によつて元の位置に復帰して係止可
能な状態となる。また腕部12の延出部15には先端部14の
側面とフツク状係止部16との間に、第２図（イ）（ホ）
に示すように雄部材１の脚部５とはね上げ用弾性片６と
が挿入する空間部17が形成されており、はね上げ用弾性
片６が挿入する位置の、先端部14の側面には、突出部が
あつて当接押圧部18が形成されている。この当接押圧部
18は、腕部12の延出部15の中心方向への移動によつては
ね上げ用弾性片６の先端部９を押圧することにより、弾
性力により舌状押圧部２に上方への力を付与して脚部５
の係止解除と同時に舌状押圧部２をはね上げるようにし
たものである。なお当接押圧部18は、第２図（ホ）に示
すように当接面の一部を傾斜面19に形成することにより
舌状押圧部２に働く上方への力を有効に生じさせること
ができる。
部材10はケース状に構成されていて、表面の略中央には
雄部材１の２本の脚部5,5と２枚のはね上げ用弾性片6,6
が挿入されるところの開口部11が形成されており、その
開口部11内には雄部材１の２本の脚部5,5を係止すると
ころの腕部12と一体に設けたフツク状係止部16が配置さ
れている。そして腕部12は第２図（イ）に示すように雌
部材10の両側部に配置され、その基部13は本体と一体に
形成されて固定されており、先端部14は自由端となつて
いて、弾性変形することにより基部13を中心として回動
可能に構成されている。腕部12の先端部14の側面には、
側方に延びた延出部15があつて雌部材10のケース内部に
移動自在に配置されていて、その先端には雄部材１の脚
部５を係止するところのフツク状係止部16が設けられて
いる。そして腕部12の側面には直立して設けたところの
係止解除用の押圧部20があり、これを指で押圧すること
により腕部12の延出部15に設けたフツク状係止部16を中
心方向に移動させて係止を解除できるようになつてお
り、指を離すと弾性によつて元の位置に復帰して係止可
能な状態となる。また腕部12の延出部15には先端部14の
側面とフツク状係止部16との間に、第２図（イ）（ホ）
に示すように雄部材１の脚部５とはね上げ用弾性片６と
が挿入する空間部17が形成されており、はね上げ用弾性
片６が挿入する位置の、先端部14の側面には、突出部が
あつて当接押圧部18が形成されている。この当接押圧部
18は、腕部12の延出部15の中心方向への移動によつては
ね上げ用弾性片６の先端部９を押圧することにより、弾
性力により舌状押圧部２に上方への力を付与して脚部５
の係止解除と同時に舌状押圧部２をはね上げるようにし
たものである。なお当接押圧部18は、第２図（ホ）に示
すように当接面の一部を傾斜面19に形成することにより
舌状押圧部２に働く上方への力を有効に生じさせること
ができる。
そして雌部材10の裏面には第２図（ロ）（ハ）に示すよ
うに３個所に止具24が設けられていて、第３図（ロ）に
示すように基布25に挿通し、先端にプレート26を嵌合係
止して雌部材10を基布25に取付けるように構成されてい
る。
うに３個所に止具24が設けられていて、第３図（ロ）に
示すように基布25に挿通し、先端にプレート26を嵌合係
止して雌部材10を基布25に取付けるように構成されてい
る。
第３図は雄部材１と雌部材10とを押圧係止させた状態を
示したもので、第３図（ロ）は雄部材１と雌部材10とを
基布22,25に取付けた状態を示したものである。また第
３図（ハ）は雄部材１の脚部５の係止段部８と雌部材10
の腕部12のフツク状係止部16のフツク部との係止状態を
示したものである。そして係止を解除するには、腕部12
の両側面に設けた解除用押圧部20を指で内方に押圧し
て、腕部12の延出部15に設けたフツク状係止部16を、雌
部材10の中心方向に移動させて係止を外し、同時に当接
押圧部18ではね上げ用弾性片６の先端部９を押圧弾圧変
形させて舌状押圧部２をはね上げて、雄部材１を雌部材
10より直ちに分離できるようにするものである。したが
つて雄部材１の舌状押圧部２の手による回動引離しの必
要がなくなり、雄部材１の係止解除と同時にワンタツチ
で雌部材10から分離することができる。
示したもので、第３図（ロ）は雄部材１と雌部材10とを
基布22,25に取付けた状態を示したものである。また第
３図（ハ）は雄部材１の脚部５の係止段部８と雌部材10
の腕部12のフツク状係止部16のフツク部との係止状態を
示したものである。そして係止を解除するには、腕部12
の両側面に設けた解除用押圧部20を指で内方に押圧し
て、腕部12の延出部15に設けたフツク状係止部16を、雌
部材10の中心方向に移動させて係止を外し、同時に当接
押圧部18ではね上げ用弾性片６の先端部９を押圧弾圧変
形させて舌状押圧部２をはね上げて、雄部材１を雌部材
10より直ちに分離できるようにするものである。したが
つて雄部材１の舌状押圧部２の手による回動引離しの必
要がなくなり、雄部材１の係止解除と同時にワンタツチ
で雌部材10から分離することができる。
考案の効果 本考案は、前述のとおりの構成であつて、雄部材の脚部
の係止解除と同時に雄部材の舌状押圧部を自動的にはね
上げて、雄部材と雌部材の分離をワンタツチで行えるよ
うにしたもので、脚部の係止解除時のみ、雄部材の舌状
押圧部の裏面に設けたはね上げ用弾性片を弾性変形させ
て、舌状押圧部を弾性力により上方にはね上げるように
したため、はね上げ用弾性片の弾性疲労が小さく長期に
わたつて当初の弾性力を保持することができると共に、
はね上げ用弾性片を雄部材の舌状押圧部に単に突出させ
て形成してあるため、従来のようなはね上げ部材を雌部
材の嵌合室内に延出して設けたものよりは製造が非常に
簡単である等優れた実用的効果を有している。
の係止解除と同時に雄部材の舌状押圧部を自動的にはね
上げて、雄部材と雌部材の分離をワンタツチで行えるよ
うにしたもので、脚部の係止解除時のみ、雄部材の舌状
押圧部の裏面に設けたはね上げ用弾性片を弾性変形させ
て、舌状押圧部を弾性力により上方にはね上げるように
したため、はね上げ用弾性片の弾性疲労が小さく長期に
わたつて当初の弾性力を保持することができると共に、
はね上げ用弾性片を雄部材の舌状押圧部に単に突出させ
て形成してあるため、従来のようなはね上げ部材を雌部
材の嵌合室内に延出して設けたものよりは製造が非常に
簡単である等優れた実用的効果を有している。
第１図は本考案の係止具の雄部材であつて、（イ）は平
面図、（ロ）は側面図、（ハ）は裏面図、（ニ）は
（ハ）のA-A断面図、第２図は同じく雌部材であつて、
（イ）は平面図、（ロ）は側面図、（ハ）は裏面図、
（ニ）は正面図、（ホ）は背面図、第３図は雄部材と雌
部材との係合状態を示したもので、（イ）は平面図、
（ロ）は側面図、（ハ）は背面図、第４図は公知の係止
具の雄部材と雌部材との係合状態を示したもので、
（イ）は平面図、（ロ）は裏面図、（ハ）は縦断面であ
る。 １……雄部材 ２……舌状押圧部 ５……脚部 ６……はね上げ用弾性片 10……雌部材 12……腕部 16……フツク状係止部 18……当接押圧部 21,24……止具 22,25……基布
面図、（ロ）は側面図、（ハ）は裏面図、（ニ）は
（ハ）のA-A断面図、第２図は同じく雌部材であつて、
（イ）は平面図、（ロ）は側面図、（ハ）は裏面図、
（ニ）は正面図、（ホ）は背面図、第３図は雄部材と雌
部材との係合状態を示したもので、（イ）は平面図、
（ロ）は側面図、（ハ）は背面図、第４図は公知の係止
具の雄部材と雌部材との係合状態を示したもので、
（イ）は平面図、（ロ）は裏面図、（ハ）は縦断面であ
る。 １……雄部材 ２……舌状押圧部 ５……脚部 ６……はね上げ用弾性片 10……雌部材 12……腕部 16……フツク状係止部 18……当接押圧部 21,24……止具 22,25……基布
Claims (1)
- 【請求項１】雄部材（１）の舌状押圧部（２）の裏面に
脚部（５）（５）を設け、該脚部（５）（５）を、雌部
材（10）の開口部（11）内の係止部（16）（16）に押圧
挿入して係止するようにした係止具において、前記雄部
材（１）の舌状押圧部（２）の裏面に、はね上げ用弾性
片（６）（６）を設け、他方雌部材（10）には、係止解
除用の腕部（12）（12）の自由端に、雌部材（10）の開
口部（11）内に挿入されたはね上げ用弾性片（６）
（６）の先端部（９）（９）を、腕部（12）（12）の自
由端の係止解除方向の移動により弾性変形させるところ
の当接押圧部（18）（18）を設けて、雄部材（１）の脚
部（５）（５）の係止解除と同時に、弾性力により雄部
材（１）の舌状押圧部（２）を上方にはね上げて雌部材
（10）より分離させるようにしたことを特徴とする係止
具。
Priority Applications (7)
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|---|---|---|---|
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| JP1988080433U JPH0636728Y2 (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 係止具 |
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