JPH02277554A - 薄板金属製触媒担体の製造方法 - Google Patents
薄板金属製触媒担体の製造方法Info
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- JPH02277554A JPH02277554A JP1095418A JP9541889A JPH02277554A JP H02277554 A JPH02277554 A JP H02277554A JP 1095418 A JP1095418 A JP 1095418A JP 9541889 A JP9541889 A JP 9541889A JP H02277554 A JPH02277554 A JP H02277554A
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Landscapes
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野〕
本発明は、自動車排ガス処理触媒用のメタルハニカム状
等の触媒担持用の１板金属製触媒担体の製造方法に関す
る。
等の触媒担持用の１板金属製触媒担体の製造方法に関す
る。
従来自動車排ガスの浄化処理用として使用される金属製
の触媒コンバーターハニカムは、１２００°Ｃ程度の高
温にさらされるために、耐高温酸化性が要求される。従
って、触媒担体の母材としては、Ｃｒ１５〜２０％含む
フェライト系ステンレス鋼にＡＩを５％添加したステン
レス鋼が使われている。このＣｒ及びＡｌ含有のフェラ
イト系ステンレス鋼を、排気ガス圧損低減の点から熱間
圧延及び冷間圧延により約１００Ｉ＃の厚さの箔に加工
する。その上で、第２図に示すように、単位面積当りの
触媒の担持率を高めるために、先ず基材箔１を低酸素雰
囲気下で短時間予備酸化してα−ＩＶ、０．の結晶核２
を形成したのち、大気中で温度約９００”Ｃでｖ′Ｊ８
時間をかけて本格的酸化処理（２次酸化）を施して、２
〜３ｇｍ長のα−Ａｆ２（ｈのウィスカー層３を生成さ
せる。図示していないがこののちに、ウォッシュコート
と称するγ−Ａ１ｚＯ３の超微細粒子を懸濁させたアル
ミナゾルを塗布乾燥し、触媒担持用の比表面積奄大なる
コート層を形成している。
の触媒コンバーターハニカムは、１２００°Ｃ程度の高
温にさらされるために、耐高温酸化性が要求される。従
って、触媒担体の母材としては、Ｃｒ１５〜２０％含む
フェライト系ステンレス鋼にＡＩを５％添加したステン
レス鋼が使われている。このＣｒ及びＡｌ含有のフェラ
イト系ステンレス鋼を、排気ガス圧損低減の点から熱間
圧延及び冷間圧延により約１００Ｉ＃の厚さの箔に加工
する。その上で、第２図に示すように、単位面積当りの
触媒の担持率を高めるために、先ず基材箔１を低酸素雰
囲気下で短時間予備酸化してα−ＩＶ、０．の結晶核２
を形成したのち、大気中で温度約９００”Ｃでｖ′Ｊ８
時間をかけて本格的酸化処理（２次酸化）を施して、２
〜３ｇｍ長のα−Ａｆ２（ｈのウィスカー層３を生成さ
せる。図示していないがこののちに、ウォッシュコート
と称するγ−Ａ１ｚＯ３の超微細粒子を懸濁させたアル
ミナゾルを塗布乾燥し、触媒担持用の比表面積奄大なる
コート層を形成している。
この２次酸化によりα−八へ□０３のウィスカー層３を
生成させるのは、後工程のγ−ＡＥｚ（ｈコート層のた
めのアンカー効果を発揮させるためのものである。
生成させるのは、後工程のγ−ＡＥｚ（ｈコート層のた
めのアンカー効果を発揮させるためのものである。
担体用の基材となるＡｌ含有のフェライト系ステンレス
鋼は、耐高温酸化性の点から５％もＡＮを含有させてい
るために非常に跪く、約１００−のような薄い箔を得る
のが難しく、従って歩留りが低いために基材箔製造費が
高くついている。
鋼は、耐高温酸化性の点から５％もＡＮを含有させてい
るために非常に跪く、約１００−のような薄い箔を得る
のが難しく、従って歩留りが低いために基材箔製造費が
高くついている。
また、α−１１ＬＣｈのウィスカー層３を生成させるた
めの２次酸化処理は厳密な温度コントロールを要し、か
つ８時間という長時間を必要とするためコストアンプの
要因になっている。
めの２次酸化処理は厳密な温度コントロールを要し、か
つ８時間という長時間を必要とするためコストアンプの
要因になっている。
本発明は、上記従来の方法の問題点を解決する薄板金属
製触媒担体の製造方法を提供しようとするものである。
製触媒担体の製造方法を提供しようとするものである。
本発明の薄板金属製触媒担体の製造方法は、基材として
Ａ２を含有しないか又はＡＨ含有量２％以下のステンレ
ス鋼を用い、該ステンレス鋼を厚さ１００−以下の箔に
加工したのち、核種の表面に八２をメツキ被覆し、その
上で陽性酸化処理を行なう。
Ａ２を含有しないか又はＡＨ含有量２％以下のステンレ
ス鋼を用い、該ステンレス鋼を厚さ１００−以下の箔に
加工したのち、核種の表面に八２をメツキ被覆し、その
上で陽性酸化処理を行なう。
基材として、ＡＮを含有しないか含有しても２％以下の
ステンレス鋼を用いるので、１００１以下という厚さに
迄容易に加工することができるので、箔製造コーストが
下がる。また、このステンレス鋼の表面にＡｌをメツキ
して被覆することにより、耐高温酸化性を付与すること
ができる。更に、箔の表面にメンキされた八２は陽極酸
化処理を施こすことによって、Ａｌメツキ被覆の表面が
ポーラスになり、後工程の７−Ａｌ□０．微粒子のコー
ト層のためのアンカー効果を発揮することができる。
ステンレス鋼を用いるので、１００１以下という厚さに
迄容易に加工することができるので、箔製造コーストが
下がる。また、このステンレス鋼の表面にＡｌをメツキ
して被覆することにより、耐高温酸化性を付与すること
ができる。更に、箔の表面にメンキされた八２は陽極酸
化処理を施こすことによって、Ａｌメツキ被覆の表面が
ポーラスになり、後工程の７−Ａｌ□０．微粒子のコー
ト層のためのアンカー効果を発揮することができる。
本発明を第１図に示す一実施例によって説明する。
１０は５ｔｌＳ４３０等のＣｒを含存し、Ａ１を含有し
ないフェライト系ステンレス鋼箔であり、この箔は熱間
圧延及び冷間圧延により約１００−の厚さに圧延されて
製造される。このとき、ステンレス基材中にはＡｆｆｉ
を含有しないので容易に箔に圧延加工することができる
。なお、ステンレス鋼としては、ＡＥが２％以下の含有
率のものであれば加工性も余り損われないので、基材と
して用いることができる。
ないフェライト系ステンレス鋼箔であり、この箔は熱間
圧延及び冷間圧延により約１００−の厚さに圧延されて
製造される。このとき、ステンレス基材中にはＡｆｆｉ
を含有しないので容易に箔に圧延加工することができる
。なお、ステンレス鋼としては、ＡＥが２％以下の含有
率のものであれば加工性も余り損われないので、基材と
して用いることができる。
これらのステンレス鋼は既述のように加工性が良好であ
るので、３０−以下の厚さ迄にも加工でき、薄肉にする
ことにより、ハニカム状等の触媒コンバーターとして、
ガス排気性能向上、軽量化等の点で効果を発揮する。
るので、３０−以下の厚さ迄にも加工でき、薄肉にする
ことにより、ハニカム状等の触媒コンバーターとして、
ガス排気性能向上、軽量化等の点で効果を発揮する。
次いで、この箔を脱脂洗浄したのち、Ａｌメツキが施さ
れ、その表面にＡＲメツキ層１１が形成される。
れ、その表面にＡＲメツキ層１１が形成される。
このＡＮメツキ層１１はステンレス鋼母材を高温酸化か
ら保護する役目をするもので、このへＥメツキ層の暎厚
としては耐酸化性及び次工程での陽極酸化処理による多
孔性アルミナ層形成の点から０．５〜１０、ｃｍが望ま
しい。このような厚さのへ１メンキ法としては、蒸着法
もしくは溶融塩電気メツキ法が密着性の点からも適する
。
ら保護する役目をするもので、このへＥメツキ層の暎厚
としては耐酸化性及び次工程での陽極酸化処理による多
孔性アルミナ層形成の点から０．５〜１０、ｃｍが望ま
しい。このような厚さのへ１メンキ法としては、蒸着法
もしくは溶融塩電気メツキ法が密着性の点からも適する
。
以上のように、Ａｌメツキ被覆を施されたステンレス１
１ｉｌ箔は、次いで陽極酸化処理されてＡｆｆｉメツキ
層１１に多数の細孔１２が開けられる。この陽極処理は
、リン酸、硫酸−重クロム酸、蓚酸等の酸液中で電流密
度２〜３ Ａ／ｄＩｌｚ以下で行なわれる。この際、得
られるＡｔメツキ層１１中の細孔１２は、孔径約４００
人、深さ数−のものが１０”／ｃｍ”程度の密度で得ら
れ、メツキ層１１は非常に多孔性に富んだ状態となる。
１ｉｌ箔は、次いで陽極酸化処理されてＡｆｆｉメツキ
層１１に多数の細孔１２が開けられる。この陽極処理は
、リン酸、硫酸−重クロム酸、蓚酸等の酸液中で電流密
度２〜３ Ａ／ｄＩｌｚ以下で行なわれる。この際、得
られるＡｔメツキ層１１中の細孔１２は、孔径約４００
人、深さ数−のものが１０”／ｃｍ”程度の密度で得ら
れ、メツキ層１１は非常に多孔性に富んだ状態となる。
従って、後に施されるγ−Ａｆｆｉｘｅｓのコーティン
グに際し、７−ＡｌｚＯ，の微粒子を数多く安定に保持
することができるアンカーとしての効果を著しく発揮す
ることができる。
グに際し、７−ＡｌｚＯ，の微粒子を数多く安定に保持
することができるアンカーとしての効果を著しく発揮す
ることができる。
なお、触媒担体は、自動車排ガス処理用ハニカム状等の
触媒、燃焼部の壁として用いられる熱交型触媒等に使用
することができる。
触媒、燃焼部の壁として用いられる熱交型触媒等に使用
することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では、基材としてＡＩを含
有しないか又はＡｆｆｉ含を量２％以下のステンレス鋼
を用いることによって、厚さ１００−以下の箔に容易に
加工することができ、同箔表面に施されたＡｔメツキ被
覆によって耐高温酸化性が付与することができ、更に、
Ａｔメツキ被覆に陽極酸化を行なうことによってＡｌメ
ツキ被覆の表面がポーラスとなり、後工程の７−Ａｌｔ
Ｏ，の微粒子のコート層のためのアンカー効果を発揮す
ることができる。
有しないか又はＡｆｆｉ含を量２％以下のステンレス鋼
を用いることによって、厚さ１００−以下の箔に容易に
加工することができ、同箔表面に施されたＡｔメツキ被
覆によって耐高温酸化性が付与することができ、更に、
Ａｔメツキ被覆に陽極酸化を行なうことによってＡｌメ
ツキ被覆の表面がポーラスとなり、後工程の７−Ａｌｔ
Ｏ，の微粒子のコート層のためのアンカー効果を発揮す
ることができる。
従って、本発明によれば、軽量で抵抗が少く、耐高温酸
化性をもつ触媒担体を安価に製造することができる。
化性をもつ触媒担体を安価に製造することができる。
第１図は本発明の一実施例の説明図、第２図は従来の１
板金属製触媒担体の製造方法の説明である。 第１図 １・・・ＡＱ５％添加のステンレス鋼箔、３・・・α−
Ａ１２ｏｓのウィスカー層、１０・・・フェライト系ス
テンレス鋼箔、１１・・−Ａｌメツキ層、 １２
・・・細孔、第２図
板金属製触媒担体の製造方法の説明である。 第１図 １・・・ＡＱ５％添加のステンレス鋼箔、３・・・α−
Ａ１２ｏｓのウィスカー層、１０・・・フェライト系ス
テンレス鋼箔、１１・・−Ａｌメツキ層、 １２
・・・細孔、第２図
Claims (1)
- 基材としてＡｌを含有しないか又はＡｌ含有量２％以下
のステンレス鋼を用い、該ステンレス鋼を厚さ１００μ
ｍ以下の箔に加工したのち、該箔の表面にＡｌをメッキ
被覆し、その上で陽性酸化処理を行なうことを特徴とす
る薄板金属製触媒担体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1095418A JPH02277554A (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 薄板金属製触媒担体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1095418A JPH02277554A (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 薄板金属製触媒担体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02277554A true JPH02277554A (ja) | 1990-11-14 |
Family
ID=14137138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1095418A Pending JPH02277554A (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 薄板金属製触媒担体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02277554A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6447453A (en) * | 1987-08-18 | 1989-02-21 | Nisshin Steel Co Ltd | Substrate for catalyst carrier having porous alumina layer |
-
1989
- 1989-04-17 JP JP1095418A patent/JPH02277554A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6447453A (en) * | 1987-08-18 | 1989-02-21 | Nisshin Steel Co Ltd | Substrate for catalyst carrier having porous alumina layer |
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