JPH02252546A - 合成樹脂製大型袋の製造方法及びその装置 - Google Patents

合成樹脂製大型袋の製造方法及びその装置

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JPH02252546A
JPH02252546A JP1076308A JP7630889A JPH02252546A JP H02252546 A JPH02252546 A JP H02252546A JP 1076308 A JP1076308 A JP 1076308A JP 7630889 A JP7630889 A JP 7630889A JP H02252546 A JPH02252546 A JP H02252546A
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JP
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synthetic resin
sheets
cutting
cut
resin sheet
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JP1076308A
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Kazumasa Morioka
一雅 森岡
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Sekisui Plastics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、大型家具や大型冷蔵庫等を覆うことができ
る合成樹脂製の大型袋を製造する製造方法及びその装置
に関する。
〈従来の技術及び発明が解決しようとする課題〉従来よ
り、大型家具や大型冷蔵庫等を梱包するときや運搬する
ときに、埃がかかったり傷が付いたりするのを防ぐため
、合成樹脂製シートからなる大型袋を用いて、上記大型
冷蔵庫等を覆っている。
このような大型袋は、合成樹脂製シートを所定の大きさ
に切断したものを2枚作製し、これらのシートを重ね合
わせて、周囲の3辺を順に溶着する方法により製造され
ていた。
また、上記大型袋を作製する製造装置は、ロール状態で
供給された原材を所定の大きさに切断する切断装置と、
2枚重ねた方形シー!・の周囲を1辺ずつ溶着する溶着
装置とを具備するものであった。
しかしながら、上記製造方法及び製造装置では、切断装
置で1枚ずつ所定の大きさの方形に切断すると共に、切
断したシートを2枚重ね合わせ、さらに、重ね合わせた
シートの1辺を溶着装置に挿入して溶着を行い、1辺の
溶着が終わると、シートを回して他の2辺の溶着をも行
わなければならないので、非常に手間がかかり、大型袋
を製造する効率が悪く、コスト高になるという欠点があ
った。
特に、切断したシートを重ね合わせる作業及びシートの
3辺を溶着するためにシートを回転させる作業を人力で
行なっているので、袋の製造能率を向上させることは困
難であった。
そこで、この発明は、上記の問題点に鑑み、大型の袋を
能率よく製造することができる合成樹脂製大型袋の製造
方法及びその装置を提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、本発明の合成樹脂製大型袋の
製造方法としては、熱可塑性合成樹脂よりなる2枚の長
尺広幅シー!・を重ね合わせつつ搬送し、重ね合わせた
シートを、少なくとも一方の端部がつながったまま残る
ように幅方向に切断すると共に、切断した端部を溶着後
、シートの搬送方向に沿って側部を切り込むことにより
、」−2つながったまま残した端部を含む側部を切り落
し、さらに、シートの搬送方向に沿ういずれか一方の側
部を溶着することを特徴と12でいる。
また、本発明の合成樹脂製大型袋の製造装置としては、
熱可塑性合成樹脂よりなる2枚の長尺広幅シートを重ね
合わせつつ搬送する搬送手段と、上記重ね合わせたシー
トを、少なくとも一方の端部がつながったまま残るよう
に幅方向に切断すると共に、切断端部を溶着する切断・
溶着手段と、上記つながったまま残した端部を含む側部
を、シートの搬送方向に沿って切断する切除手段と、シ
ートの搬送方向に沿ういずれか一方の側部を溶着する側
部溶着手段を設けていることを特徴としている。
く作 用〉 上記の構成の製造方法及び製造装置によれば、2枚の長
尺広幅シートを供給すると、搬送手段によって上記2枚
のシートを重ね合わせつつ搬送を行なうと共に、切断・
溶着手段によって、重ね合わせたシートを、少なくとも
一方の端部がつながったまま残るように幅方向に切断す
ることができると共に、切断した両側の切断端部を溶着
することができる。次いで、切除手段によって、上記つ
ながったまま残した端部を含む側部を、シートの搬送方
向に沿って切断し、さらに、側部溶着手段によって、シ
ートの搬送方向に沿う側部のいずれか一方を溶着するこ
とにより、方形に切断したシートを2枚重ね合わせ、か
つ周囲の3辺を溶着した大型袋を作製することができる
。したがって、シートは、最終工程である側部溶着手段
による側部の溶着が行われる直前まで、シートの一部を
つながったままで搬送することができ、シートを確実に
搬送することができる。
〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図は、この発明の一実施例の製造装置を示す概略平
面図、第2図は、上記製造装置の側面図である。
この製造装置は、2本の原反ロール(A)(A)からそ
れぞれ合成樹脂シート(S)を引き出して、上下に重ね
合わせると共に、重ね合わせた状態で搬送することがで
きる搬送装置(1)と、上記搬送装置(1)の途中に設
けられ、合成樹脂シート(S)を一方の端部がつながっ
たまま残るように幅方向に切断すると共に、切断端部を
溶着して上下2枚の合成樹脂シー1−(S)を接着する
切断・溶着装置(2)と、切断・溶着装置(2)の下流
に設けられ、上記つながつたまま残した端部を含む側部
を、合成樹脂シート(S)の搬送方向に沿って切断する
切除装置(3)と、この切除装置(3)で切除した側部
を溶着する側部溶着装置(4)とを具備している。
上記搬送装置(1)は、2本のロール状原反(A) (
A)をそれぞれ回転可能に支持する支持部(11)(1
1)と、上記原反(A)(A)から繰り出される合成樹
脂シート(S) (S)を双方が近接するように案内す
る3対のガイドロール(12)(13) (14)と、
これらのガイドレールのうち下流側のガイドロール(1
4)によって案内された2枚の合成樹脂シート(S) 
(S)を重ね合わせるニップロール(15)と、合成樹
脂シート(S) (S)の搬送方向に対する弛みを防止
すると共に、合成樹脂シート(S) (S)にテンショ
ンを付与するためのテンションロール(16)と、重ね
合わせた合成樹脂シー ト(S)(S)を所定の長さ送
り出すと共に、その搬送を一旦停止することができる定
尺送り出しロール(17)と、合成樹脂シート(S)(
S)をさらに下流に搬送駆動する搬送ロール(18)と
を具備しており、これらの各部は合成樹脂シート(S)
の搬送方向に沿って上記17た順序に配置されている。
上記定尺送り出しロール(17)は、間欠的に回転駆動
されていると共に、このロール(17)から原反ロール
(A)側の各ロール(12)〜(16)は、移動する合
成樹脂シート(S)(S)により従動して回転する。し
たがって、定尺送り出しロール(17)は、切断・溶着
装置(2)の作動にタイミングを合わせて合成樹脂シー
ト(S)(S)を間欠送りすることができる。上記テン
ションロール(16)は、合成樹脂シート(S)の付与
したテンションにより、合成樹脂シート(S) (S)
が搬送されたり、停止されたりする際に生ずる弛みを除
くことができる。
上記搬送ロール(18)は、一方のロール(18a)が
エアシリンダ(18b)によって離反可能に設けられて
おり、後述する切断・溶着装置(2)の動作時に、一方
のロール(18a)が離れて合成樹脂シート(S)S)
への駆動力を一旦解除することができる。
なお、上記搬送装置(1)のガイドロール(13)と(
14)の間には、合成樹脂シート(S)(S)の幅方向
の弛みを除去するため、合成樹脂シート(S)の両側部
にクロスガイダ(19)が設けられている。
切断・溶着装置(りは、第3図及び第4図にも示すよう
に、上記定尺送り出しロール(17)と搬送ロール(1
8)との間に設けられており、合成樹脂シート(S)の
幅方向に設けられたインバルスシーラ(21)と圧着部
(22)、及びインバルスシーラ(21)に並設された
剥離バー(23)を具備している。
インバルスシーラ(21)は、合成樹脂シート(S)(
S)の下方側に設けられており、第5図に示すように、
上に向けた切刃(21a)及びこの切刃(21a)の両
側に設けられたヒータ部(21b)によって構成されて
いる。このインバルスシーラ(21)は、合成樹脂シー
ト(S)の幅よりやや短く形成されており、第3図に符
号(E)で示す端部を切断することなく、つながったま
ま残すことができるように設けられている。上記ヒータ
部(21b)は、幅方向に切断した端部を溶着して上下
の合成樹脂シート(S)(S)を接合する。
上記圧着部(22)としては、合成樹脂シート(S)(
S)を上記インバルスシーラ(21)に圧着するための
圧着板(22a)を有し、一端がこの圧着板(22a)
に連結されて、当該圧着板(22a)を上下に移動自在
に支持するリンク部(22b)が設けられていると共に
、リンク部(22b)の他端側に連結され、所定のタイ
ミングで圧着板(22a)を下降させるエアシリンダ(
22e)が設けられている。
また、剥離バー(23)は、中央が軸支されたL字状の
リンク(23a)に支持されていると共に、このリンク
(23a)は、その一端にエアシリンダ(23b)が連
結されている。このエアシリンダ(23b)が作動する
と、リンク(23a)の先端が」二昇して合成樹脂シー
ト(S) (S)を持ち上げ、上記インバルスシーラ(
21)から合成樹脂シート(S)(S)を剥離すること
ができる。
次に、切除装置(3)及び側部溶着装置(4)を説明す
る。切除装置(3)及び側部溶着装置(4)は、上記搬
送装置(1)端部の搬送ロール(18)に連続して設け
られ、この搬送ロール(18)から送られる合成樹脂シ
ーI・(S)(S)を載置して搬送するベルトコンベア
(30)を共通に具備しており、このベルトコンベア(
30)の側部に切除装置(3)と側部溶着装置(4)が
この順序に設けられている。また、これらの切除装置(
3)と側部溶着装置(4)とは、合成樹脂シート(S)
の幅方向に移動自在な支持部fiffi (31)に支
持されている。
上記ベルトコンベア(30)は、並列に配置された複数
のエンドレスベルト(301)によって構成されている
と共に、エンドレスベルト(301)は駆動部(302
)によって運転中は常時回転駆動されている。
上記切除装置(3)は、合成樹脂シート(S)(S)を
上下から挾んで切断する一対の円板カッター(33)と
、円板カッター(33)の駆動を行う駆動部(34)と
、上記円板カッター(33)の上下左右に設けられた送
りベルト(35)とを具備している。この送りベル!・
(35)は、上下各一対のベルトによって合成樹脂シー
ト(S) (S)を挾持して搬送することができると共
に、円板カッター(33)で切断する時に合成樹脂シー
ト(S)(S)が移動しないように保持することができ
る。
この円板カッター(33)は、上記インバルスシーラ(
21)で合成樹脂シート(S)を幅方向に切断した際、
つながったまま残した端部(E)を含む側部(S3)を
切断して、この端部(E)を切除すると共に、上下の合
成樹脂シート(S)(S)端部が不揃いになっているこ
とがあるので、切断することによりこれらのシート(S
)(S)端部を揃え、次の側部溶着装置(4)において
、端部の溶着を確実に行うことができるようにするもの
である。
側部溶着装置(4)は、上下一対のエンドレスシーラ(
41)が、合成樹脂シート(S)の搬送方向に沿って2
組設けられていると共に、合成樹脂シート(S) (S
)を挾む一対の送りベルト(42)が上記エンドレスシ
ーラ(41)に並設されている。上記エンドレスシーラ
(41)は、上下のヒータ部の間を通過する2枚の合成
樹脂シー)(S)(S)の端部を加熱することによって
、溶着することができる。また、送りベルト(42)は
、エンドレスのテフロンベルトによって構成されている
と共に、駆動部(43)によって回転駆動されている。
支持装置(31)は、合成樹脂シート(S)の幅方向に
設置された一対のレール<311)上に、移動自在に支
持部(312)が設けられているとともに、この支持部
(312)を移動させる油圧シリンダ(313)が設け
られている。この油圧シリンダ(313)には、制御部
(314)が接続されており、この制御部(314)に
は合成樹脂シート(S)の端部を検知するセンサ(31
5)が接続されている。
このセンサ(315)によって合成樹脂シート(S)の
端部位置が検出されると、検知信号に基づき制御部(3
14)が油圧シリンダ(313)を制御し、上記円板カ
ッター(33)及びエンドレスシーラ(41)の位置決
めを行うことができる。
上記ベルトコンベア(30)の上部には、各エンドレス
ベルト(301)に当接する押え板(50)が設けられ
ていると共に、この押え板(50)が、ロークリアクチ
ュエータ(51)によって回動する支持棒(52)に取
付けられている。上記ロークリアクチュエータ(51)
は、押え板(50)先端付近の下方位置に設けられたセ
ンサ(53)に接続されており、合成樹脂シー)(S)
(S)の先端が、このセンサ(53)まで到達したとき
、センサ(53)から出力される検知信号に基づいて、
押え板(50)を下降させ、この押え板(50)によっ
て合成樹脂シート(S)を押えることができる。
ベルトコンベア(30)の下流側端部には、作製された
大型袋を受ける製品受台(60)が設けられている。
上記の製造装置の動作を説明すると共に、この大型袋の
製造方法を説明する。合成樹脂シート(S)は、ロール
状に巻回された原反(A) (A)として供給され、搬
送装置(1)の支持部(11)(11)にそれぞれ装着
される。この合成樹脂シー1−(S)は、袋の使用目的
によって異なるが、大型冷蔵庫等を覆う大型袋を作製す
るためには1500 w、m程度の幅で、厚みが0.5
〜2關のものを使用している。そして、原反(A) (
A)が装着された状態で、搬送装置(1)を駆動すると
、合成樹脂シート(S)が双方から引き出され、ガイド
ロール(12) (13) (14)に案内されると共
に、ニップロール(15)によって重ね合わされる。重
ね合わされた合成樹脂シート(S) (S)が所定長さ
送り出されたとき、定尺送り出しロール(17)が−旦
停止し、このタイミングに合わせて、切断・溶着装置(
2)が作動する。これにより、合成樹脂シー1−(S)
(S)が、合成樹脂シート(S)(S)の端部(E)を
残して一定の大きさの方形に切断されると共に、切断箇
所の両側端部(Sl)(82)が溶着される(第3図参
照)。上記切断・溶着装置(2)は、合成樹脂シート(
S)(S)が作製する大型袋の側面幅に対応する長さ(
例えば2000mm)が搬送される都度作動するように
構成されている。
なお、原反(A) (A)を支持している支持部(11
)(11)には、原反(A)(A)が引き出し速度より
速く回転することのないように、その回転を制御するブ
レーキ(lla)<1la)が設けられている。
上記切断・溶着装置(2)の作用を詳しく説明すると、
切断・溶着装置(2)は、合成樹脂シート(S)の搬送
時には、インバルスシーラ(21)のヒータ部(21b
)に通電されて所定の温度になっている。そして、定尺
送り出しロール(17)が−旦停止すると、同時に圧着
部(22)が下降して、重ね合わされた合成樹脂シート
(S) (S)をインバルスシーラ(21)に圧着する
。すると、合成樹脂シート(S) (S)は、切刃(2
1,a)によって幅方向に切断されると共に、両方の切
断端部がヒータ部(21b) (21b)によって溶着
される。これにより、合成樹脂シート(S)(S)の端
部(St)が幅方向に溶着される。また、既に切断・溶
着装置(2)を通過して所定の長さに切断された合成樹
脂シー) (S)(S) (下流側)においては、上流
側の端部(S2)の溶着が行われることになる。この状
態で、合成樹脂シート(S)(S)の端部(E)は、つ
ながったまま残っており、合成樹脂シート(S)は連続
した状態でさらに搬送される。
双方の側部(Sl)(82)が溶着された合成樹脂シー
ト(S)(S)は、搬送ローラ(18)及びベルトコン
ベア(30)によって、次の切除装置(3)に送られる
。なお、搬送ローラ(18)は、定尺送り出しロール(
17)が停止したときは、これに連動して一方のロール
(18a)が離反し、合成樹脂シート(S) (S)の
搬送を一時停止する。
切除装置(3)及び側部溶着装置(4)では、搬送され
た合成樹脂シート(S)(S)をベルトコンベア(30
)で受け、そのシート(S)(S)の側端位置をセンサ
(315)によって検知し、この検知情報によって支持
装置(31)の位置決めを行う。
支持装置(31)によって位置決めがなされると、合成
樹脂シート(S)(S)は、切除装置(3)によって、
つながったまま残った端部(E)を含む側部(S3)が
、シート(S)(S)の搬送方向に沿って所定の幅切除
される。切除された耳部(M)は、第6図及び第7図に
示すように、下方に排除される。これにより、上記残っ
ていた端部(E)が切除され、合成樹脂シー ト(S)
(S)は、1つ1つ独立した方形状に分離される。
そして、切り揃えられた合成樹脂シート(S) (S)
の端部(S3)は、側部溶着装置(4)のエンドレスベ
ルト(41)によって連続的に接合されていき、袋の底
部に相当する部分が形成される。なお、ベルトコンベア
(30)が合成樹脂シート(S)を送る速度としては、
毎分20〜25mに設定されている。また、このベルト
コンベア(30)のエンドレスベルト(301)に押え
板(50)が当接しているので、合成樹脂シート(S)
の波打ちや幅方向へのズレが防止できる。
溶着が終了した合成樹脂シート(S)(S)は、ベルト
コンベア(30)によって製品受台(60)へ排出され
る。
このようにして作製された大型袋は、第8図に示すよう
に、2枚の方形シート(S)(S)が重ね合わされた状
態で、周囲の3辺(St)〜(S3)がそれぞれ溶着さ
れており、残りの1辺(S4)が開口している。
したがって、この開口を拡げて大型冷蔵庫等の上部から
被せることによって、当該大型冷蔵庫等を覆うことがで
きる。
上記のように、この製造方法及び製造装置であれば、切
断・溶着装置(2)によって、合成樹脂シート(S)の
端部(E)を残したまま幅方向に切断するので、下流側
の切除装置(3)及び側部溶着装置(4)に合成樹脂シ
ート(S)(S)を搬送する場合、つながった状態で搬
送することができ、合成樹脂シート(S)の幅方向のほ
ぼ全体を切断していても、合成樹脂シート(S)の搬送
が途切れて搬送されなくなる虞を解消することができる
また、上記実施例では、切除装置G)及び側部溶着装置
(4)を近接(7た位置に設けているので、端部(E)
を切除した合成樹脂シート(S)を直ちに側部溶着装置
(4)の送りベルト(42)に挾持させることができ、
切断した端部がずれることなく、この端部を確実に溶着
することができる。
さらに、上記実施例では、切断・溶着装置Q)で切断す
る際、合成樹脂シート(s)をその一方の端部をつなが
ったままに残したが、両側端部をつながった状態に残し
ておくことができる。このようにすると、合成樹脂シー
ト(S)の搬送をより確実に行うことができる。この場
合、切除装置(3)を両側に設けることにより、つなが
った状態に残した端部を切除することができ、1つ1つ
の大型袋をより確実に形成することができる。
また、上記実施例では、側部溶着装置(4)を切除装置
G)と同じ側に設けたけれども、反対側の端部を溶着す
るように配置することもできる。
上記合成樹脂シー1−(S)は、熱可塑性の合成樹脂シ
ートであれば種々のものが使用でき、特に発泡シートは
、衝撃吸収性に富むためより好適に使用される。このよ
うな発泡シートとしては、例えば、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、EVA (エチレン酢酸ビニル共重合体)
等からなる発泡シートが好ましい。また、上記シートに
合成樹脂フィルムをラミネートした複合シートを使用す
ることもできる。さらに、袋の断熱性をよくするため、
アルミニウム箔等をラミネートしたシートを用いること
もできる。
〈発明の効果〉 以上のように、この発明の合成樹脂製大型袋の製造方法
及び製造装置によれば、2枚の広幅シートを供給するだ
けで、それらのシートを重ね合わすと共に所定の大きさ
に切断し、周囲の°3辺を溶着することができるので、
大型袋を作製する一連の作業を、人力に頼ることなく自
動的に行うことができる。したがって、この装置を使用
することによって、大型袋の製造効率を向」ニさせるこ
とができ、袋のコストを引き下げることができる。
また、合成樹脂シートを幅方向に切断する際、少なくと
も一方の端部を残したまま切断するので、下流側の切除
手段や側部溶着手段につながった状態で合成樹脂シート
を搬送することができ、合成樹脂シートの幅方向のほぼ
全体を切断していても、搬送が途切れて合成樹脂シート
が送られなくなるる虞を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の合成樹脂製大型袋の製造
装置を示す概略平面図、 第2図は上記製造装置の側面図、 第3図は上記製造装置の部分拡大平面図、第4図は第3
図の側面図、 第5図はインバルスシーラの断面図、 第6図は上記製造装置の動作を説明する部分拡大平面図
、 第7図は第6図の側面図、 第8図は作製した大型袋の斜視図である。 G)・・・切除装置、   (4)・・・側部溶着装置
、(s)・・・合成樹脂シート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性合成樹脂よりなる2枚の長尺 広幅シートを重ね合わせつつ搬送し、重 ね合わせたシートを、少なくとも一方の 端部がつながったまま残るように幅方向 に切断すると共に、切断した端部を溶着 後、シートの搬送方向に沿って側部を切 り込むことにより、上記つながったまま 残した端部を含む側部を切り落し、さら に、シートの搬送方向に沿ういずれか一 方の側部を溶着することを特徴とする合 成樹脂製大型袋の製造方法。 2、熱可塑性合成樹脂よりなる2枚の長尺 広幅シートを重ね合わせつつ搬送する搬 送手段と、上記重ね合わせたシートを、 少なくとも一方の端部がつながったまま 残るように幅方向に切断すると共に、切 断端部を溶着する切断・溶着手段と、上 記つながったまま残した端部を含む側部 を、シートの搬送方向に沿って切断する 切除手段と、シートの搬送方向に沿うい ずれか一方の側部を溶着する側部溶着手 段を設けていることを特徴とする合成樹 脂製大型袋の製造装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60114497A (ja) * 1983-11-24 1985-06-20 東洋製罐株式会社 孔を有する長尺フイルムの切断装置

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