JPH0224681Y2 - - Google Patents

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JPH0224681Y2
JPH0224681Y2 JP19171784U JP19171784U JPH0224681Y2 JP H0224681 Y2 JPH0224681 Y2 JP H0224681Y2 JP 19171784 U JP19171784 U JP 19171784U JP 19171784 U JP19171784 U JP 19171784U JP H0224681 Y2 JPH0224681 Y2 JP H0224681Y2
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JP
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flange
opening
protector
end edge
body opening
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JP19171784U
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車車体のドア開口部もしくは
ラゲージ開口部等のボデー開口部のフランジ部分
に、オープニングトリムもしくはラゲージウエザ
ーストリツプ等のプロテクタを取付けるようにし
たボデー開口部フランジのプロテクタ装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、第3図および第4図に示すように、自動
車車体の例えば、ドア開口部1aのフランジ2部
分に、オープニングトリム(プロテクタ)3を打
込み取付ける際、オープニングトリム3の打込み
荷重が高い。
また、第5図は、実開昭49−149413号公開実用
新案公報に開示された「自動車におけるロツカー
パネル」であつて、ロツカーアウタパネル8とメ
ーンフロアサイドメンバ9とのスポツト溶接によ
る接合フランジ部が、自動車の床下に突出位置し
ているので、自動車の走行に伴つて飛散した水分
が、上記接合フランジ部の微細な間隙に一度浸入
すると、水の表面張力と付着力によつてこの水が
ほとんど抜け切らないことから、この接合フラン
ジ部の間隙部分が腐蝕してスポツト溶接が剥離す
る。
そこで、自動車の床下に突出する位置において
溶接されているロツカーアウタパネル8とメーン
フロアサイドメンバ9との接合フランジ部に対
し、この接合フランジ部の長手方向に沿つて高分
子材料からなる被覆体10を外側から被せ付け
て、上記接合フランジ部のロツカーアウタパネル
8とメーンフロアサイドメンバ9相互間の間隙1
1を密閉するようにしたものである。
さらにまた、第6図aおよび第6図bは、実開
昭57−144750号公開実用新案公報に開示された
「シーミングウエルトの抜け止め構造」であつて、
シーミングウエルト3aを自動車のドア開口部1
aなどの周縁に形成したフランジ2に対して、適
確に挾持させてフランジ2から離脱しないように
するため、自動車のドア開口部1aのフランジ2
を挾持する断面U字状のシーミングウエルト3a
であつて、両側両面にフレキシブルなリツプ7を
有し、このリツプ7の少なくとも一方が係止する
係止口12をドア開口部1aのコーナ部13を形
成するボデーもしくはトリムのフランジ2に設け
たものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、第3図および第4図のものにあつて
は、第3図図示の矢印A方向から自動車車体のフ
ランジ2部分にプロテクタ3を打込む時、プロテ
クタ3のリツプ7がボデー開口部1aのフランジ
2に対して全面当りとなるため、フランジ2部分
へのオープニングトリム等のプロテクタ3の打込
み荷重が高くなるため、 (イ) 手による取付けでは手首への負担が大。
(ロ) エアーハンマー等の振動工具の使用が必要。
であり、安全衛生上の問題がある。
また、第6図aおよび第6図bのものにあつて
は、ドア開口部1aのフランジ2に、シーミング
ウエルト3a(プロテクタ)のリツプ7を係止さ
せる係止口12を設ける必要があつて、プレス加
工の孔抜工程が余分にかかりコストが増大する。
そこで、この考案が解決しようとする問題点
は、自動車車体のボデー開口部のフランジ部分の
形状を工夫改良することにより、そのフランジ部
分へのプロテクタの打込み荷重を、コストを増大
させずに軽減することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、この考案は、上述の問題点を、ボデ
ー開口部のフランジの端末縁部を波形に凹凸成形
することにより解決しようとするものである。
さらに詳しくは、第1図の符号を付して説明す
ると、 自動車車体のドア開口部もしくはラゲージ開口
部等のボデー開口部1のフランジ2部分に、オー
プニングトリムもしくはラゲージウエザーストリ
ツプ等のプロテクタ3を取付けて成るボデー開口
部フランジのプロテクタ装置において、前記ボデ
ー開口部1のフランジ2の端末縁部4を、そのフ
ランジ基部5から波形に凹凸成形して波形端末縁
部6を形成し、この波形端末縁部6からそのフラ
ンジ基部5に向けて前記プロテクタ3を打込み取
付けるようにしたものである。
〔作用〕
上述の手段によれば、ボデー開口部1のフラン
ジ2の端末縁部4に形成した波形端末縁部6に、
第3図図示の矢印A方向からプロテクタ3を打込
むと、そのプロテクタ3の後述のリツプ7は、ボ
デー開口部1のフランジ2との接触面積が少なく
なり、プロテクタ3の打込み荷重が軽減される。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて、この考案の実施例
を説明する。
第1図および第2図はこの考案の実施例を示し
ており、第2図から分るように、自動車車体のド
ア開口部1aとかラゲージ開口部1b等のボデー
開口部1のフランジ2部分に、第3図図示の矢印
A方向からプロテクタ3(ドアオープニングトリ
ム)が打込んで取付けられるようになつている。
そして、ボデー開口部1のフランジ2の端末縁
部4は、そのフランジ基部5から波形に凹凸成形
して、波形端末縁部6が形成してある。
このように形成されたフランジ2の波形端末縁
部6に、第3図図示の矢印A方向からプロテクタ
3をそのフランジ基部5に向けて打込むと、フラ
ンジ2部分へのプロテクタ3のリツプ7の接触面
積が小さくなり、従つて、その打込み荷重を軽減
してプロテクタ3がボデー開口部1のフランジ2
に取付けられるのである。
〔考案の効果〕
この考案は、上述のように、ボデー開口部のフ
ランジの端末縁部に、波形端末縁部を形成したた
め、ボデー開口部のフランジに対してプロテクタ
のリツプの接触面積が小さくなるから、プロテク
タのフランジ部分への打込み荷重が大幅に軽減で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の実施例を示し
ており、第1図は、第2図の矢視部分の拡大詳
細図、第2図は自動車車体のボデー開口部部位を
示す側面図、第3図から第6図bまでの図面は、
従来装置をそれぞれ示しており、第3図は第1図
の−線断面図、第4図は、第1図相当の拡大
図、第5図は、他の従来例を示す断面図、第6図
aおよび第6図bは、さらに他の従来例を示して
おり、第6図aはドア開口部のコーナ部を示す図
面、第6図bはシーミングウエルトの取付状態を
示す断面図である。 1……ボデー開口部、2……フランジ、3……
プロテクタ、4……端末縁部、5……フランジ基
部、6……波形端末縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車車体のドア開口部もしくはラゲージ開口
    部等のボデー開口部のフランジ部分に、オープニ
    ングトリムもしくはラゲージウエザーストリツプ
    等のプロテクタを取付けて成るボデー開口部フラ
    ンジのプロテクタ装置において、前記ボデー開口
    部のフランジの端末縁部を、そのフランジ基部か
    ら波形に凹凸成形して波形端末縁部を形成し、こ
    の波形端末縁部からそのフランジ基部に向けて前
    記プロテクタを打込み取付けることを特徴とする
    ボデー開口部フランジのプロテクタ装置。
JP19171784U 1984-12-18 1984-12-18 Expired JPH0224681Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19171784U JPH0224681Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

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JP19171784U JPH0224681Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

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JPS61105260U JPS61105260U (ja) 1986-07-04
JPH0224681Y2 true JPH0224681Y2 (ja) 1990-07-06

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