JPH0224562B2 - - Google Patents

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JPH0224562B2
JPH0224562B2 JP60284193A JP28419385A JPH0224562B2 JP H0224562 B2 JPH0224562 B2 JP H0224562B2 JP 60284193 A JP60284193 A JP 60284193A JP 28419385 A JP28419385 A JP 28419385A JP H0224562 B2 JPH0224562 B2 JP H0224562B2
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transformer
pcbs
dielectric liquid
electrical equipment
pcb
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JPS62148436A (ja
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I Fuoraa Dabitsuto
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KUOODORETSUKUSU EICHI PII ESU Inc
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KUOODORETSUKUSU EICHI PII ESU Inc
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Publication date
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Publication of JPS62148436A publication Critical patent/JPS62148436A/ja
Publication of JPH0224562B2 publication Critical patent/JPH0224562B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/08Cooling; Ventilating
    • H01F27/10Liquid cooling
    • H01F27/12Oil cooling
    • H01F27/14Expansion chambers; Oil conservators; Gas cushions; Arrangements for purifying, drying, or filling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D1/00Evaporating
    • B01D1/0011Heating features
    • B01D1/0017Use of electrical or wave energy
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D3/00Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
    • B01D3/42Regulation; Control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D5/00Condensation of vapours; Recovering volatile solvents by condensation
    • B01D5/0033Other features
    • B01D5/0051Regulation processes; Control systems, e.g. valves
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G21/00Refining of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, by extraction with selective solvents
    • C10G21/006Refining of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, by extraction with selective solvents of waste oils, e.g. PCB's containing oils

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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Extraction Or Liquid Replacement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に変圧器等の誘電機器に関し、よ
り詳細に述べれば誘電機器の内部部品中に残存す
るポリ塩素化ビフエニルの除去に関する。
1930年代初期から、火や火災に対して鋭敏であ
るべき個所(地下鉄、ビル、工場等)で用いられ
る変圧器の製造には、絶縁および冷却用としてポ
リ塩素化ビフエニル液(通常PCBと呼ばれる)
が使用されてきた。PCBはすぐれた誘電性と防
火性とを備えているため、こうした用途に選ばれ
たわけである。
PCBの発癌性が立証されたため、1976年に米
国におけるPCBの製造が禁止された〔15U.S.A.
§2605 (3) (A) (i)〕。連邦毒物規制法によつて、
PCBの工業的使用は短期間のうちに撤廃するよ
うに義務づけられた。環境保護局は、変圧器の誘
電液中のPCB濃度が50ppm以下であれば、変圧
器の作動用として安全であると決定した。環境保
護局はさらに、PCB汚染の浄化を完了して90日
間を経て誘電液中の残留PCB濃度が50ppm以下
であるPCB変圧器を「非PCB」として再分類す
る事にした。
これらの変圧器中のPCB初濃度は600000−
1000000ppmにも達するものであり、またPCBは
変圧器に用いられている固型セルロース性絶縁体
(木や紙)およびその他の吸着性絶縁体中に含浸
されているため、変圧器を他の誘電液又は溶媒で
フラツシユするだけでは、一時的にはPCB濃度
が許容レベルまで低下するものの、変圧器をしば
らく作動させると、固型絶縁体からPCBが絶え
ず浸出してPCB濃度が環境保護局の定めた上記
の限界を超えてしまう。
先行技術においては、変圧器に取り付けた熱サ
イフオン内の活性炭フイルターを用いて、変圧器
にエネルギーを与えている間にPCBを変圧器か
ら除去する方法で教示されている(米国特許明細
書第4124834号)。活性炭フイルターのPCB吸収
性には限度がある。したがつて、活性炭フイルタ
ーをひんぱんに取り換え、PCB濃度を監視する
必要がある。誘電液中のPCB濃度が50ppmを下
まわるまでこの操作を続ける。この方法によると
およそ30−60日間でPCB濃度を50ppmまで下げ
る事ができるが、変圧器から除去装置を取りはず
すと、PCBをあまり溶かさない溶媒である液が
速やかにしみ出すため、PCB濃度が再びゆうに
約50ppmを超えてしまう。この方法は現在に至る
まで2〜3年間にわたつて変圧器からのPCBの
除去に用いられてきたが、取りはずし後にも
PCB濃度を50ppm以下に保つ事はできなかつた。
又、塩素化又はハロゲン化脂肪族炭化水素の蒸
気を変圧器中に循環させる方法も、先行技術にお
いて教示されている(米国特許明細書第4425949
号)。この方法を実施するための設備としては、
ポンプ2台、デカンタ1台、熱サイフオン式リボ
イラー1台、不活性冷却器2台、凝縮器1台、過
熱交換器1台、溜め容器1台および必要に応じて
1個の蒸留槽が必要である。このように大量で複
雑な設備が必要とされるのは、液相ではなくて蒸
気相を用いて変圧器を浄化するためである。こう
した極めて複雑な設備は、多大な建設費、作業費
ならびに維持費を要する。又、米国特許明細書第
4425949号記載の方法は、変圧器が作動していな
い時に実施しなくてはならない。なぜなら、既存
のPCB変圧器は誘電ガス雰囲気下で作動するよ
うには設計されていないため、熱の放散欠如によ
つて変圧器の故障や溶融が起きるからである。浄
化作業中は変圧器の作動が不可能であるという事
実は、変圧器の巻線とコアーとの加熱とこれに続
く膨張との妨げとなる。こうした非エネルギー供
給状態において米国特許明細書第4425949号記載
の蒸気浄化方法を実施しても、変圧器内部にトラ
ツプされたPCBは除去できず、変圧器が再度充
填されてエネルギーが供給されるまで残存する。
本発明の特色および利点は、変圧器からPCB
を除去して変圧器中のPCBを満足すべき低レベ
ルに保つための装置および方法の提供にある。
本発明の他の特色及び利点は、通常変圧器中に
はPCB初濃度が600000〜1000000ppmにも達する
ものがあるが、このPCB濃度を50ppm以下に抑
えると同時に該PCBの除去のための費用を時間
とを節減するところにある。
本発明のもう一つの特色及び利点は、一定の監
視を必要とせずに変圧器からPCBを除去するた
めの装置及び方法の提供にある。
本発明の更なる特色は、設備の増大を必要とせ
ずに変圧器からPCBを除去するための経済的な
装置及び方法の提供にある。
本発明の更なる特色及び利点は、作動中の変圧
器の効率又は出力定格に実質上影響を及ぼす事な
しに利用できる装置及び方法の提供にある。
本発明のもう一つの特色及び利点は、非作動中
の変圧器においても利用できる装置及び方法の提
供にある。
本発明の更なる特色は、既存のPCB充填変圧
器又はPCBで汚染された変圧器を容易に改装で
きるPCB除去装置及び方法の有用性にある。
本発明の更なる利点は、変圧器を速やかに作動
状態に戻す事ができ、電気作業を中断する事なく
浄化工程を続行できる点にある。
本発明の更なる特色は、小型で軽量であるた
め、遠方で届きにくい位置にある事が多いPCB
変圧器格納室にも接近しやすい装置及び方法の提
供にある。
本発明の上記及び上記以外の多数の特色と利点
とは、PCBを除去、収集及び分離するための装
置および方法を記した本明細書の発明の詳細な説
明、特許請求の範囲ならびに図面を熟読すれば理
解されよう。これは、誘電液と溶媒との両方の機
能をもつものとしてトリクロロトリフルオロエタ
ンを使用し、2個の流体循環装置を変圧器に接続
する事によつて達成された。トリクロロトリフル
オロエタンと同様の誘電強度と難燃性を有し、
PCBの沸点よりもはるかに低い沸点を持ち、
PCBを溶解しうる他の液体(例えばペルクロロ
エチレン)も、本発明の方法に使用できる。
その他の適当な誘電液/溶媒としては、ペルフ
ルオロ環状エーテル(C6Fl2O)、ペルフルオロニ
環−(2,2,1)ヘプタン、ペルフルオロトリ
エチルアミン、モノクロロペンタデカフルオロヘ
プタン、ペルフルオロジブチルエーテルおよびペ
ルフルオロール−ヘプタンが挙げられる。ただ
し、これらの誘電物質について、以下の各項目を
確認する試験は行なつていない。
(1) PCBが可溶であるか否か。
(2) 変圧器内部に非破壊的に許容されるか否か。
(3) PCBと共沸混合物を形成するか否か、上記
の誘引物質の中でPCBが不溶であるもの、変
圧器に損傷を与えるもの、又はPCBと共沸混
合物を形成するものがある場合、その物質は不
適である。
これらの流体循環装置のうち2番目のものは、
凝縮器又はその他の冷却装置を備えており、変圧
器の熱によつて発生した誘電液の蒸気がこれを通
して循環し得られた凝縮物を変圧器に戻す事によ
つて、潜熱を除くと共に変圧器内部の大気圧を調
整し、同時に変圧器内の誘電液の温度をほぼ沸点
に保つ。1番目の流体循環装置は蒸留装置を備え
ており、その内部において誘電液の温度をトリク
ロロトリフルオロエタン溶媒の沸点まで上昇させ
る。変圧器によつて発生した過剰の熱を、溶媒の
蒸留に必要とされるエネルギーとして利用する点
が有利である。第1流体循環装置中で生じた蒸気
を蒸留装置上部から取り出してダクトを経由して
凝縮器に送る。凝縮物を重力作用によつてダクト
を経由してタンクに送り、ポンプを用いてタンク
から変圧器に戻す。蒸留装置内部の温度がトリク
ロロトリフルオロエタンの沸点に保たれているた
め、はるかに高い沸点を有するPCBは液相中に
残り、蒸留装置の底部から回収される。
蒸留装置の底部からPCBを定期的にドレイン
してPCB廃棄タンクに移す。
変圧器を作動させながら本発明の方法を行なう
というやり方が、本発明の最も効果的な実施法で
ある。変圧器が作動中の場合、温度上昇によつて
変圧器の多孔質内部が膨張する。この膨張によつ
て誘電液と接する変圧器の内部面積が増大し、多
孔質内部に飽和しているPCBの滲出をうながす。
変圧器コアーからのPCBの滲出又は拡散速度
は温度と濃度勾配(コアー中のPCBと誘電体中
のPCBとの濃度差)とに大きく影響されるため、
誘電体中のPCB濃度をできるだけ早く極めて低
いレベル(好ましくは2ppm)まで下げる事が重
要である。本発明によれば、最初の1〜5日間
(変圧器の容量によつて異なる)でこうした状態
に到達し、ついで低PCB濃縮誘電物質中に滲出
してくる残存PCBを蒸留によつて継続的に除去
する。変圧器を作動しながら浄化を行なう事のも
うひとつの利点として、変圧器を流れる電流の変
動によつて膨張および収縮作用(ポンピング)が
生じ、これによつて変圧器内部の巻線および絶縁
物質からのPCBの脱離が促進される。即ち、通
常変圧器中にはPCBの初濃度は600000〜
1000000ppmにも達するものがあるが、本発明の
方法及び装置を用いることにより、PCB濃度を
50ppm〜2ppmまで下げることができ、且つその
ための時間と費用も従来型のものに比し、極めて
節減できるものである。
第1流体循環装置は変圧器底部から出ているた
め、その他の可溶性汚染物質ならびに重量のある
汚染物質又は顆粒状の汚染物質も1番目の流体循
環装置の蒸留工程によつて変圧器から除去する必
要がある。その他好ましくない汚染物質としてト
リクロロベンゼンおよびテトラクロロベンゼン等
が挙げられる。
次に図を参照して説明を行う。第1図は既存の
変圧器に変圧器を冷却および浄化するための流体
循環装置を2台取り付けたものである。
しばらくの間変圧器を非作動状態にしておき、
この間にPCBを変圧器からドレンし、変圧器を
溶媒でフラツシユしてPCBおよび誘電体の主要
な残留物を除去する。この溶媒は後に変圧器の浄
化に用いられる誘電液でもよいが、これに制限さ
れるものではない。ついでトリクロロトリフルオ
ロエタンを誘電液に用いて変圧器を再充填し、変
圧器を部分的に減圧状態にする事により、フラツ
シイングおよび再充填の工程の導入された可能性
のある空気および/又は水分を排出する。
クイツク継手3を変圧器の既存のドレンポート
と連結する。誘電液はこのクイツク継手3を経て
ダクト20に流れ込む。このクイツク継手3は第
1流体循環装置の出発点である。この第1流体循
環装置は、変圧器からの誘電液の取り込みに始ま
つて誘電液の変圧器への返還で終了する。
第1流体循環装置は変圧器のPCBを浄化する
機能をもつ。液相状態の誘電液を変圧器内に循環
させる事によつて浄化を行う。変圧器に含まれる
PCBは誘電液に可溶であるため、誘電液が第1
流体循環装置内において変圧器を出る時点では、
誘電液はPCB溶液の状態である。ついでこの溶
液を蒸留する。蒸留工程において、誘電液は気化
し、一方PCBは液相中に残留する。これは誘電
液の沸点がPCBの沸点よりもかなり低いためで
ある。誘電液の沸点はPCBの沸点を下まわるも
のでなくてはならない。つぎにこの誘電液の蒸気
を凝縮して変圧器に戻し、ここであらたにPCB
を可溶化するために使用できる。
この方法の操作の最初の数時間に、誘電液中の
PCB濃度が劇的に上昇する(20000−
60000ppm)。これはトリクロロトリフルオロエタ
ンによる変圧器のフラツシユが、多孔質の変圧器
内部の大きな非露出領域に届かないためである。
したがつて、作動中に変圧器が加熱されるにつれ
て、多孔質内部に飽和又はトラツプされたPCB
の滲出が生じて誘電液(トリクロロトリフルオロ
エタン)との溶液中に溶け込んでくるのである。
第1流体循環装置において、誘電液はクイツク
継手からダクト20を経て、誘電液の流れを制御
するソレノイドバルブ21を通つて蒸留装置23
に流れ込む。蒸留装置23中には、高レベルセン
サー25と低レベルセンサー27とが装備されて
いる。高レベルセンサー25は高レベルコントロ
ーラー29に信号を送り、又、低レベルセンサー
27は低レベルコントローラー31に信号を送
る。高レベルコントローラー29及び低レベルコ
ントローラー31は、ソレノイドバルブ21を発
動させて蒸留装置23内を適切な液体レベルに保
つ。蒸留装置23内において誘電液を沸点まで温
度上昇させるために必要なエネルギーは、電気抵
抗コイルヒーター33によつて供給される。電気
抵抗ヒーターの代わりに、凝縮器37の排熱から
エネルギーを得る熱回収熱交換器を使用してもよ
い。適切なレベルとは、蒸留装置23の頂部には
蒸気用のスペースがあり、かつ電気抵抗コイルヒ
ーター33が完全に沈みうる液体レベルが保たれ
ているものをいう。誘電液の沸騰によつて生じた
蒸気は、ダクト35を通つて凝縮器37へと流れ
込む。凝縮された誘電液は凝縮器37を出てダク
ト38を通り水分分離器40に流れ込み、ここで
変圧器から除去された水分が誘電液に含まれてい
る場合はこれを分離する。こうして誘電液から分
離された水は、ダクト42を通つて蒸留装置23
に入る。蒸留する誘電液は、ダクト46を経て凝
縮物タンク39中に回収される。凝縮物タンク3
9の底部近くに取り付けられた吸引ダクト41
は、ポンプ43につながつている。凝縮物タンク
39の内部には、高レベルセンサー45および低
レベルセンサー47が設置されている。高レベル
センサー45は高レベルコントローラー49に信
号を送り、又、低レベルセンサー47は低レベル
コントローラー51に信号を送る。高レベルコン
トローラー49と低レベルコントローラー51と
はポンプ43を発動させて凝縮物タンク39内を
適切なレベルに保つ。適切なレベルとは、ポンプ
43が乾燥状態で作動する事なく且つ、タンク3
9があふれないものをいう。ポンプ43は圧力チ
エツクバルブ44を経て排出を行ない、変圧器の
既存の充填ポートと連結したリターンダクト53
によつて排出物が変圧器に戻される。圧力チエツ
クバルブ44はソレノイドバルブ21と連動し
て、システムの蒸留部分が大気圧又は変圧器の作
動圧力とは異なりより低い圧力下において作動す
るように調整する。これによつて誘電液の蒸留が
より低沸点(低圧力下であるため)で実施でき、
また沸騰に要するエネルギーが少なくてすみ、誘
電液と汚染物質との分離状態が良好になる。凝縮
物タンク39に導入される充填ライン54を通し
て、PCBや除去されたトリクロロトリフルオロ
エタンの容量を埋め合わせるためのトリクロロト
リフルオロエタンを補給する事ができる。凝縮物
タンク39によつていくつかの利点が得られる。
凝縮器37を変圧器の上部に設置して凝縮器37
を直接変圧器にドレンしさえすれば、凝縮物タン
クを省略する事ができるかのようである。しかし
以下に示すような利点が判明すれば、凝縮物タン
ク37の存在が望ましい事が明らかになる。まず
第一に、凝縮タンク37が存在する事によつて余
剰量の誘電液/溶媒をシステム中に最初に導入で
きるため、蒸留残液をPCB廃棄タンク69にド
レンする際にシステム中に存在する誘電液/溶媒
の分を補給する必要がない。また本発明の方法を
連続的に実施する過程において、より多量の純粋
な誘電液/溶媒を変圧機中に導入できると同時
に、より多量のPCB汚染された誘電液/溶媒を
蒸留装置23にドレンしうる。これによつて変圧
器内のPCBが誘電液/溶媒によつて希釈される
速度が大幅に増大するので、方法全体がスピード
アツプされる。更に又、凝縮物タンク39および
ポンプ43を省略するとチエツクバルブ44も必
然的に省略されるため、チエツクバルブ44の使
用によつてもたらされる先述の利点が失なわれて
しまう。
蒸留装置23の底部にダクト58が装備されて
おり、これによつて蒸留残液が手動ゲートバルブ
76(通常閉じられている)又はソレノイドバル
ブ61に流れ込む。ソレノイドバルブ61はコン
トローラー67によつて操作されており、蒸留装
置23内の蒸気スペース中に位置する温度センサ
ー65から信号を受け取る。蒸留装置23内部の
PCBおよびその他の高沸汚染物質の濃度が上昇
するにつれて、トリクロロトリフルオロエタンと
PCBよりなる溶液の沸点も上昇し、ひいては蒸
留装置23内の蒸気スペースの温度も上がる。
温度センサー65が約165〓の温度を感知する
と、コントローラー67がソレノイドバルブ61
を開き、蒸留残液がダクト59を経てPCB廃棄
タンク69中に流入する。コントローラー67が
ソレノイドバルブ61を発動させる温度は広範囲
にわたつて変えられるが、溶液の沸点が誘電液の
沸点に近づくにつれて蒸留による分離が促進され
る事を念頭に置く必要である。本発明の方法にお
ける誘電液としてトリクロロトリフルオロエタン
以外の物質を用いる場合には、確かに165〓以外
の温度設定が選ばれる。この場合は低レベルセン
サー27が低液体レベルを感知し、低レベルコン
トローラー31がソレノイドバルブ21を開く事
により、更なる誘電液が蒸留装置23中に流入
し、PCBが高度に濃縮された蒸留残液をフラツ
シユしてPCB廃棄タンク69中に至る。蒸留残
液を充分にドレン及びフラツシユするに足るあら
かじめ設定された期間が過ぎると、ソレノイドバ
ルブ61が閉じて蒸留装置23が通常の作動を再
開する。すでに変圧器から除去されたPCBを
PCB廃棄タンク69にフラツシユした後におい
ては、蒸留装置中に含まれる誘電液中のPCB汚
染物質は著しく減少している。この事実は溶液の
沸点が純粋なトリクロロトリフルオロエタンの沸
点に再度近づいている事を意味し、したがつて蒸
留による分離が最適であろう。PCB廃棄タンク
69は永続使用タイプでも使い捨てのものでもよ
いが、後者が好ましい。PCB廃棄タンク69を
使い捨てタイプにすると、本発明の方法のどの時
期においてもタンクを除去して別のものと取り換
える事によつてPCB汚染物質を現場から除去で
きる。これによつて大部分のPCBを現場から除
く事ができるため、万一火災や漏れが生じた場合
にも危険性が低下する。
手動操作ゲートバルブ76は、操作中の任意の
時期又は操作完了時に、蒸留装置23をダクト7
7を経てドレンする役目をもつ。
またPCB廃棄タンク69は、手動操作ゲート
バルブ75を経てドレンされる。
第2流体循環装置は、誘電液の循環につれてこ
れを冷却する事により、変圧器によつて発生した
熱を放散させる作用をもつ。この第2循環装置は
また変圧器内の圧力を変圧器の作動限界内に保つ
働きもしている。既存の変圧器は低圧操作型(5
−7PSIA)であるため、安全に操作するには蒸気
圧の制御が不可欠である事に注意が必要である。
温度および圧力の制御は、ダクト17を経て凝縮
器15によつて行なわれる。誘電液の一部は変圧
器の作動によつて生じる熱によつて気化する。こ
の誘電液の蒸気はダクト17を経て対流によつて
凝縮器15に流れ込む。より急速に冷却する必要
がある場合又は仰角の関係で対流冷却に必要な蒸
気の自熱上昇が得られない場合は、強制通風装置
を用いて蒸気を第2循環装置に送り込んでもよ
い。
凝縮器15によつて液相状態に凝縮された誘電
液は、重力作用によつてダクト19を経て変圧器
1に戻る。こうした方法で誘電液の潜熱を除去す
るのは、変圧器にとつて極めて効率がよい。これ
によつて同時に変圧器内の圧力を限界内にとどめ
ることができる。
救急用圧力ベント85はダクト84を経て凝縮
器15に連結されている。万一重力の故障が生じ
た場合は、第2流体循環装置による誘電液の冷却
が行われず、変圧器中に残存する熱が放散されな
い。これによつて凝縮器15内において圧力の増
大が生じる可能性がある。このような場合には、
救急用圧力ベントを開く事によつて凝縮器内の圧
力を下げる。凝縮器15を出た蒸気は、ダクト8
4、救急用圧力ベント85、ダクト86、カーボ
ン蒸気吸収力ラム82および83を通る。蒸気吸
収力ラム82は誘電液/溶媒の蒸気を吸収する事
によつて、変圧器が窒息状態を起こしうる誘電液
蒸気と共存する密閉領域の浸水を防止する。更に
また(まず起こりそうもない事ではあるが)、
PCBが気化しうるような温度に達した場合には、
蒸気吸収力ラム82は誘電液蒸気と共に救急用圧
力ベント85を経て移動する恐れのあるPCBを
も吸収してしまう。
第2図はこれに代わる変圧器の冷却方法を示す
ものである。この場合は、第2循環装置は空気又
は機械冷却型熱交換器16を用いて循環液を冷却
する。誘電液はクイツク継手3、T継手5及びダ
クト7を経てポンプ中に流れ込む。ダクト20中
には温度センサー11が装備されている。温度セ
ンサー11は温度コントローラー13に信号を送
り、温度コントローラー13はポンプ9を発動さ
せる。ポンプ9は冷却熱交換器16を経て誘電液
を排出する。つぎに、誘電液をダクト18を通し
て循環させて変圧器に戻す。誘電液に第2流体循
環装置内を循環させるポンプ9を、温度コントロ
ーラー13によつて制御して変圧器内の誘電液の
温度を沸騰点の近く(ただし沸騰点以下)に保
つ。
変圧器巻線の表面に電位核沸騰状態がみられる
場合に、特に上記の代替冷却法が有用である。核
沸騰とは、液体/固体界面に気泡が生じる沸騰を
いう。このような気泡は1本の巻線から他の巻線
へと拡がつていて、誘電液に取つて代わる恐れが
ある。こうした事態が発生した場合に高電圧操作
を行うと巻線間のアーク放電を損うようである。
この代替冷却法は、誘電液の温度を沸点以下に保
つ事によつて核沸騰を防ぐ事ができる。
もうひとつの代替法として、第1図の凝縮器1
5と凝縮器37とを変圧器内の温度と圧力との維
持と誘電液蒸気を変圧器に戻すための凝縮との両
機能を備えた1個の変圧器に換える方法を挙げる
事ができる。
さらにこうした二目的凝縮器を変圧器の上部に
取り付ければ、ポンプ操作も一切不要となる。蒸
気は対流によつて変圧器および蒸留装置23の両
方から二目的凝縮器へと上昇してゆき、その結果
得られた液相状態の誘電液が重力作用によつて二
目的凝縮器から変圧器へと下降する。
作動中の変圧器における誘電液/溶媒としてペ
ルクロロエチレンを用いる場合には、外部冷却ル
ープは不要である点にも注意が必要である。これ
はペルクロロエチレンの沸点がトリクロロトリフ
ルオロエタンの沸点よりもかなり高く、また変圧
器によつては作動によつて発生した熱がペルクロ
ロエタンを沸騰させるには不充分な場合もあるた
めである。ペルクロロエチレンの使用の短所とし
ては、ペルクロロエチレンの沸騰点と気化潜熱と
がトリクロロトリフルオロエタンと比べてかなり
高いために、ペルクロロエチレンとPCBとの分
離がより困難である事が挙げられる。
要約すると、本発明は蒸留によつて変圧器から
PCBを除去する方法において、初期のごく短か
い運転停止期間以外は、変圧器を作動させながら
(ただし必ずしも作動させる必要はない)実施で
きる方法を開示するものである。既存のPCB変
圧器の多くは、取りはずす事が不可能ではないに
せよ実行し難い場所に取りつけられているか、又
は少なくとも長期間にわたつて変圧器の作動を停
止させるのは無理であるため、上記の利点は極め
て重要である。
これに加えて、本発明の方法は作動中の変圧器
から発生する熱を用いてPCBの抽出を促すため、
エネルギー効率が極めて高い。さらに誘電液がほ
ぼ沸点近くの温度に保たれているため、蒸留のた
めに加える熱は最小限ですむ。
非作動中の変圧器に本発明の方法を適用する場
合は、変圧器自体は誘電液/溶媒に熱を加えず、
また変圧器内における誘電液/溶媒の気化も起き
ないため、第2循環装置を設置もしくは使用する
必要はない。言い換えれば、このような場合は誘
電液/溶媒が変圧器の作動によつて発生する熱を
放散させる機能を果たさないため、変圧器内の誘
電液/溶媒の冷却は不要である。
しかし、こうしたやり方による本発明の実施
は、作動中の変圧器に本発明を適用する場合より
も非効率的である。変圧器が作動中の場合は、発
生した熱によつて変圧器内部部品(特にセルロー
ス状物質に巻きつけた巻線)が膨張し、誘電液/
溶媒の浸透がより急速かつ完壁となる。
非作動中の変圧器についても、誘電液/溶媒ま
たは変圧器コアーを加熱する外部熱源を用いる
と、本発明の方法を高速度で実施できる点に注意
が必要である。こうした措置を施すと、外部から
加えられた熱によつて作動中の変圧器について述
べた場合と同様に、変圧器の内部部品の膨張が起
きる。しかしこの場合には、加熱によつて誘電
液/溶媒のかなりの部分が気化するため、変圧器
に圧力がかかり過ぎないように注意を払う必要が
ある。誘電液/溶媒の温度が沸点に達した場合
は、外部冷却装置を使用する必要がある。
変圧器のPCBを浄化してしまえば、誘電液/
溶媒を変圧器からドレンしてシリコーン油等の他
の適当な誘電液と交換する事も予想される。しか
し、冷却循環路はそのままにしておいて浄化循環
路だけを変圧器から取りはずす事もできる。この
方法によれば、トリクロロトリフルオロエタンを
誘電液に用いて変圧器を永続的に作動させる事が
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は既存のPCB変圧器と連動する本発明
の流れ図である。第2図は代替冷却装置の使用に
よる既存のPCB変圧器と連動する本発明の流れ
図である。 符号説明、1……変圧器、15……凝縮器、2
3……蒸留器、37……凝縮器、39……凝縮物
タンク、54……充填ライン、69……PCB廃
棄タンク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 作動中および非作動中の電気機器からPCB
    を除去する方法において、 (a) PCBおよびその他の汚染物質を溶解する誘
    電液を電気機器中に導入する事によつて、電気
    機器中に含まれるPCBと前記誘電液との溶液
    を形成し、 (b) 前記溶液を電気機器から流路途中に設けた浄
    化装置中に導入し、 (c) 前記溶液を浄化する事によつて、PCBおよ
    びその他の汚染物質を前記誘電液から分離し、
    前記誘電液を実質上純粋な状態で再使用可能と
    なし、 (d) 前記誘電液を電気機器に再循環させて再使用
    する各段階より成る事を特徴とする方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の方法において、
    前記誘電液を変圧器から機械的熱交換装置を経て
    変圧器に戻すべく循環させる事によつて変圧器の
    内部温度を所望のレベルに保つ事を特徴とする方
    法。 3 作動中および非作動中の変圧器又は、その他
    の電気機器からPCBおよびその他の汚染物質を
    除去する方法において、 (a) PCBおよびその他の汚染物質を溶解する誘
    電液を電気機器中に導入する事によつて、電気
    機器中に含まれるPCBと前記誘電液との溶液
    を形成し、 (b) 前記溶液を電気機器から流路途中に設けた浄
    化装置中に導入し、 (c) 前記溶液を浄化する事によつて、PCBおよ
    びその他の汚染物質を前記誘電液から分離し、
    前記誘電液を実質上純粋な形で再使用可能とな
    し、 (d) 前記誘電液を電気機器に再循環させ (e) 作動中の変圧器又はその他の電気機器を冷却
    する事によつて、作動中の変圧器又はその他の
    電気機器の温度と気圧とをその作動限界内に保
    つ各段階より成る事を特徴とする方法。 4 特許請求の範囲第3項記載の方法において、
    前記誘電液がペルクロロエチレンである事を特徴
    とする方法。 5 特許請求の範囲第3項記載の方法において、
    前記誘電液の沸点がPCBの沸点よりも低いため
    に、前記誘電液を蒸留によつてPCBと分離でき
    る事を特徴とする方法。 6 特許請求の範囲第3項記載の方法において、
    前記浄化工程を前記溶液を蒸留する事によつて前
    記誘電液を蒸発させてPCBを液相中に残し、蒸
    留によつて生じた前記誘電液の蒸気を凝縮させる
    各段階により行う事を特徴とする方法。 7 特許請求の範囲第3項記載の方法において、
    電気機器の内部のPCBを50ppm未満まで除去す
    る方法。 8 特許請求の範囲第3項記載の方法において、
    前記冷却工程を (a) 作動中の変圧器又はその他の電気機器の熱に
    よつて発生した前記誘電液の蒸気を変圧器又
    は、その他の電気機器から流路途中に設けた凝
    縮装置中に導入し、 (b) 作動中の変圧器又は、その他の電気機器の熱
    によつて発生した誘電液の蒸気を凝縮して液相
    となす事によつて前記誘電液蒸気の潜熱を除去
    し、 (c) 前記凝縮装置によつて凝縮された前記誘電液
    を変圧器又は、その他の電気機器に再循環させ
    る事によつて、変圧器又はその他の電気機器を
    前記誘電液の沸点とほぼ同じ温度に保つ各段階
    により行う事を特徴とする方法。 9 特許請求の範囲第8項記載の方法において、
    前記誘電液がトリクロロトリフルオロエタンであ
    る事を特徴とする方法。 10 特許請求の範囲第8項記載の方法におい
    て、PCBを前記蒸留装置から廃棄物受器中へド
    レンする段階をも含む事を特徴とする方法。 11 特許請求の範囲第5項記載の方法におい
    て、前記誘電液の沸点がPCBの沸点よりも低く、
    かつPCBが前記誘電液に可溶である事を特徴と
    する方法。 12 特許請求の範囲第6項記載の方法におい
    て、誘電液がトリクロロトリフルオロエタンであ
    る事を特徴とする方法。 13 特許請求の範囲第10項記載の方法におい
    て、変圧器中に含まれるPCBによつて汚染され
    る可能性のある誘電液を含む事を特徴とする方
    法。 14 特許請求の範囲第10項記載の方法におい
    て、さらに作動中の変圧器によつて発生する熱を
    放散させるために変圧器を冷却する装置を備える
    事によつて、作動中の変圧器にも前記装置を使用
    できる事を特徴とする方法。 15 PCB等の汚染物質を変圧器およびそれに
    含まれる誘電液から除去する装置において、 (a) PCBによつて汚染された誘電液を蒸留装置
    に移すダクト、 (b) 前記ダクトを通過したPCBで汚染された誘
    電液を蒸留して液相中に残存量のPCB汚染物
    質を分離させるための蒸留装置、 (c) 前記蒸留装置によつて発生した蒸気を凝縮す
    るための前記蒸留装置と連結された凝縮装置、 (d) 前記蒸留および凝縮装置によつて精製された
    誘電液を凝縮物タンク内に導入し、次いで変圧
    器に戻すためのリターンダクト及びPCB汚染
    物質を別に収集するための輸送装置より成る事
    を特徴とする装置。 16 PCBおよびその他の汚染物質を非作動中
    の変圧器およびその他の電気機器から除去する方
    法において、PCBを非作動中の電気機器から除
    去する各段階が、PCBよりも低い沸点を有し、
    PCBを溶解させうる液体溶媒を前記装置に導入
    してPCBを前記溶媒中に溶かし、液体溶媒を電
    気機器から除去してこれよりPCBを分離し、つ
    いで浄化された液体溶媒を電気機器に再循環させ
    る事によつて電気機器中で再利用する事よりなる
    事を特徴とする方法。 17 PCBおよびその他の汚染物質を作動中の
    変圧器およびその他の電気機器から除去する方法
    において、PCBを作動中の電気機器から除去す
    る各段階がPCBよりも低い沸点を有し、PCBを
    溶解させる液体溶媒(誘電液として機能しうる誘
    電性をもつものとする)を前記装置に導入して
    PCBを前記溶媒中に溶かし、前記液体溶媒を電
    気機器から除去してこれよりPCBを分離し、つ
    いで浄化された液体溶媒を電気機器に再循環させ
    る事によつて電気機器中で再利用する事より成る
    事を特徴とする方法。
JP28419385A 1985-11-13 1985-12-17 電気機器からpcbを除去する方法およびこれに用いる装置 Granted JPS62148436A (ja)

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DE3540291A1 (de) 1987-05-14
GB2182925A (en) 1987-05-28
GB2220659A (en) 1990-01-17
FR2591383A1 (fr) 1987-06-12
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