JPS62148436A - 電気機器からpcbを除去する方法およびこれに用いる装置 - Google Patents

電気機器からpcbを除去する方法およびこれに用いる装置

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JPS62148436A
JPS62148436A JP28419385A JP28419385A JPS62148436A JP S62148436 A JPS62148436 A JP S62148436A JP 28419385 A JP28419385 A JP 28419385A JP 28419385 A JP28419385 A JP 28419385A JP S62148436 A JPS62148436 A JP S62148436A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に変圧器等の誘電機器に関し、より詳細に
述べれば誘電機器の内部部品中に残存するポリ塩素化ビ
フェニルの除去に関する。
1930年代初期から、火や火災に対して鋭敏であるべ
き個所(地下鉄、ビル、工場等)で用いられる変圧器の
製造には、絶縁および冷却用としてポリ塩素化ビフェニ
ル液(通常PCBと呼ばれる)が使用されてきた。PC
Bはすぐれた誘電性と防火性とを備えているため、こう
した用途に選ばれたわけである。
PCBの発癌性が立証されたため、1976年に米国に
おけるPCBの製造が禁止された(15 U、SA。
’1t26o5(3) (A) fit)。!邦毒物、
1AIIJ法K J: ッテ、PCBの工業的使用は短
期間のうちに撤廃するように義務づけられた。環境保護
局は、変圧器の誘電液中のPCB濃度が50 ppm以
下であれば、変圧器の作動用として安全であると決定し
た。環境保護局はさらに、PCB汚染の浄化を完了して
90日間を経て誘電液中の残留PCB濃度が50 pp
m以下であるPCB変圧器を[非PCBjとして再分類
する事にした。
これらの変圧器中のPCB初濃度は6(10,(100
−1.(100.(1001)I)mにも達するもので
あり、またPCBは変圧器に用いられている固型セルロ
ース性絶縁体(木や紙)およびその他の吸着性絶縁体中
に含浸されているため、変圧器を他のd電液又は溶媒で
フラッシュするだけでは、一時的にはに84%度が許容
レベルまで低下するものの、変圧器をしばらく作動させ
ると、固型絶縁体からPCBが絶えず浸出してPCB濃
度が環境保護局の定めた上記の限界を超えてしまう。
先行技術においては、変圧器に取り付けた熱サイフオン
内の活性炭フィルターを用いて、変圧器にエネルギーを
与えている間にP CBを変圧器から除去する方法が教
示されて℃・る(米国特許明細古筆4*124d334
号)。活性炭フィルターのP−CB吸収性には限度があ
る。したがって、活性炭フィルターをひんばんに取り換
え、PCB#度を監視する必要がある。誘電液中のPC
B濃度が50ppmを下まわるまでこの操作を続ける。
この方法によるとおよそ30−60日間でPCB濃度を
50ppmまで下げる事ができるが、変圧器から除去装
置を取りはずすと、PCBをあまり溶かさない溶媒であ
る液が速やか処しみ出すため、PcBa度が再びゆうに
約50 pI)mを超えてしまう。この方法は現在に至
るまで2〜3年間にわたって変圧器からのPCBの除去
に用いられてきたが、取りはずし後にもPCB濃度を5
0 pl)m以下に保つ事はできなかった。
又、塩素化又はハロゲン化脂肪族炭化水素の蒸気を変圧
器中に循環させる方法も、七行技Mffにおいて教示さ
れている(米国特許明細古筆4,425+949号)。
この方法を実施するための設備としては、ポンプ2台、
デカンタ1台、熱サイフオン式リボイラー1台、不活性
冷却器2台、凝WJ器1台、過熱交換器1台、溜め容器
1個および必要に応じて1個の蒸留槽が必要である。こ
のように大量で複雑な設備が必要とされるのは、液相で
はなくて蒸気相を用いて変圧器を浄化するためである。
こうした極めて複雑な設備は、多大な建設費、作業費な
らびに維持費を要する。又、米国特許明細書箱4,42
5,949号記載の方法は、変圧器が作動していない時
に実施しなくてはならない。なぜなら、既存のPCB変
圧器は誘電ガス雰囲気下で作動するようには設計されて
いないため、熱の放散欠如によって変圧器の故障や溶融
が起きるからである。浄化作業中は変圧器の作動が不可
能であるという事実は、変圧器の巻線とコアーとの加熱
とこれに続く膨張との妨げとなる。こうした非エネルギ
ー供給状態において米国特許明細書箱4,425.94
9号記載の蒸気浄化方法を実施しても、変圧器内部にト
ラップされたPCBは除去できず、変圧器が再度充填さ
れてエネルギーが供給されるまで残存する。
本発明の特色および利点は、変圧器からPCBを除去し
て変圧器中のPCBを満足すべき低レベルに保つための
装置および方法の提供にある。
本発明のもうひとつの特色及び利点は、変圧器からPC
Bを効率よく除去して残留PCBの誘電液中への滲出を
50 ppm以下に抑えるだめの費用と時間とを共に節
減するタイプの装置および方法の提供にある。
本発明のもう一つの特色及び利点は、一定の監視を必要
とせずに変圧器からPCBを除去するだめの装置及び方
法の提供にある。
本発明の更なる特色は、設備の増大を必要とせずに変圧
器からPCBを除去するための経済的な装置及び方法の
提供にある。
本発明の更なる特色及び利点は、作動中の変圧器の効率
又は出力定格に実質上影響を及ぼす事なしに利用できる
装置及び方法の提供にある。
本発明のもう一つの特色及び利点は、非作動中の変圧器
においても利用できる装置及び方法の提供にある。
本発明の更なる特色は、既存のPCB充填変圧器又はP
CBで汚染された変圧器を容易に改装できろPCB除去
装置及び方法の有用性にある。
本発明の更なる利点は、変圧器を速やかに作動状態に戻
す事ができ、電気作業を中断する事なく浄化工程を続行
できる点にある。
本発明の更なる特色は、小型で軽量であるため、遠方で
届きにくい位置にある事が多いPCB変圧器格納室にも
接近しやすい装置及び方法の提供にある。
本発明の上記及び上記以外の多数の特色と利点とは、P
CBを除去、収集及び分離するための装置および方法を
記した本明細書の発明の詳細な説明、特許請求の範囲な
らびに図面を熟読すれば理解されよう。これは、誘電液
と溶媒との両方の機能をもつものとしてトリクロロトリ
フルオロエタンを使用し、2個の流体循環装置を変圧器
に接続する事によって達成された。トリクロロトリフル
オロエタンと同様の誘電強度と難燃性を有し、PCBの
沸点よりもはるかに低いl弗点を持ち、PCBを射解し
うる他の液体(例えばベルクロロエチレン)も、本発明
の方法に使用できる。
その他の適当な誘電液/溶媒としては、ペルフルオロ環
状エーテル(cs Fl、20 ) 、ベルフルオロ二
N−(2,2,1)へブタン、ペルフルオロトリエチル
アミン、モノクロロペンタデカフルオロへブタン、ペル
フルオロジプチルエーテルおよびぺ/l/フルオロール
ーへブタンが挙げらレル。タタし、これらの誘電物質に
ついて、以下の各項目を確認する試験は行なっていない
(1)  PCBが可溶であるか否か。
(2)変圧器内部に非破壊的に許容されるか否か。
(3)PCBと共沸混合物を形成するか否か、上記の誘
引物質の中でPCBが不溶であるもの、変圧器に損傷を
与えるもの、又はPCBと共沸混合物を形成するものが
ある場合、その物質は不適である。
これらの流体循環装置のうち2番目のものは、凝縮器又
はその他の冷却装置を備えており、変圧器の熱によって
発生した誘電液の蒸気がこれを通して循環し得られた凝
縮物を変圧器に戻す事によつて、潜熱を除くと共に変圧
器内部の大気圧を調整し、同時に変圧器内の誘電液の温
度をほぼ沸点に保つ。1番目の流体循環装置は蒸留装置
を備えており、その内部において誘電液の温度をトリク
ロロトリフルオロエタン溶媒の沸点まで上昇させる。変
圧器によって発生した過剰の熱を、溶媒の蒸留に必要と
されるエネルギーとして利用する点が有利である。第1
流体循環装置中で生じた蒸気を蒸留装置上部から取り出
してダクトを経由して1疑縮器に送る。凝縮物を重力作
用によってダクトを経由してタンクに送り、ポンプを用
いてタンクから変圧器に戻す。蒸留装置内部の温度がト
リクロロトリフルオロエタンの沸点に保たれているため
、はるかに高い沸点を有するPCBは液相中に残り、蒸
留装置の底部から回収される。
蒸留装置の底部からPCBを定期的にドレインしてPC
B廃棄タンクに移す。
変圧器を作動させながら本発明の方法を行なうというや
り方が1本発明の最も効果的な実施法である。変圧器が
作動中の場合、温度上昇によって変圧器の多孔質内部か
り張する。この膨張によって誘電液と接する変圧器の内
部面積が増大し、多孔質内部に飽和しているPCBの滲
出をうなか−1−6変圧器コアーからのPCBの滲出又
は拡散速度は温度と濃度勾配(コアー中のPCBと誘電
体中のPCBとの濃度差)とに犬ぎく影響されろため、
誘電体中のPCB濃度をできるだけ早く極めて低いレベ
ル(2ppm)まで下げる事が重要である。
本発明によれば、最初の1〜5日間(変圧器の容量によ
って異なる)でこうした状態に到達し、ついで低PCB
濃縮誘電物質中に滲出してくる残存PCBを蒸留によっ
て継続的に除去する。変圧器を作動しながら浄化を行な
う事のもうひとつの利点として、変圧器を流れろ電流の
変動によって)膨張および収縮作用(ポンピング)が生
じ、これによって変圧器内部の巻線および絶縁物質から
のPCBの脱離が促進される。
第1流体循環装置は変圧器底部から出ているため、その
他の可溶性汚染物質ならびに重量のある汚染物質又は顆
粒状の汚染物質も1番目の流体循環装置の蒸留工程によ
って変圧器から除去する必要がある。その他の好ましく
ない汚染物質としては、ダスト、水、スラッジ、トリク
ロロベンゼンおよびテトラクロロベンゼンが挙げられる
を2台取り付けたものである。
しばらくの間質圧器を非作動状態にしておぎ、この間に
PCBを変圧器からドレンし、変圧器を溶媒でフラッシ
ュしてl) CBおよび誘電体の主要な残留物を除去す
る。この溶媒は後に変圧器の浄化に用いられるg電液で
もよいが、これに制限されるものではない。ついでトリ
クロロトリフルオロエタンを誘電液に用いて変圧器を再
充填し、変圧器を部分的に減圧状態にする事により、フ
ラツシイングおよび再充填の工程で導入された四fiL
性のある空気および/又は水分を排出する。
クイック継手3を変圧器の既存のドレンポートと連結す
る。誘電液はこのクイック継手3を経てダクト20に流
れ込む。このクイック継手3は第1流体循環装置の出発
点である。この第1流体循環装置は、変圧器からの誘電
液の取り込みに始まって誘電液の変圧器への返還で終了
する。
第1流体循環装置は変圧器のPCBを浄化する機能をも
つ。液相状態の誘電液を変圧器内に循環させる事によっ
て浄化を行う。変圧器に含まれるPCBは誘電液に可溶
であるため、誘電液が第1流体循環装置内において変圧
器を出る時点では、誘電液はPCB溶液の状態である。
ついでこの溶液を蒸留する。蒸留工程にお(・て、誘電
液は気化し、一方PCBは液相中に残留する。これシ士
誘賀液の沸点がPCBの沸点よりもかなり低いためであ
る。誘電液の沸点はPCBの沸点を下まわるものでなく
てはならない。つぎにこの誘電液の蒸気を凝縮して変圧
器に戻し、ここであらたにI) C13を可溶化するた
めに使用でざる。
この方法の操作の最初の数時間に、誘′准液中のPCB
濃度が劇的に上昇する(20,(100−602(10
0 ppm )。これはトリクロロトリフルオロエタン
による変圧器のフラッシュが、多孔質の変圧器内部の大
きな非露出領域に届かないためである。
したがって、作動中に変圧器が加熱されるにつれて、多
孔質内部に飽和又はトラップされたPCBの滲出が生じ
て誘電液(トリクロロトリフルオロエタン)との@液中
にmけ込んでくるのである。
第1流体循環装置において、誘電液はクイック継手から
ダクト20を経て、誘電液の流れを制御するソレノイド
パルプ21を通って蒸留装置23に流れ込む。蒸留装置
23中には、高レベルセンサー25と低レベルセンサー
27とが装備されている。高レベルセンサー25は高レ
ベルコントローラー29に信号を送り、又、低レベルセ
ンサー27は低レベルコントローラー31に信号を送る
高レベルコントローラー29及び低レベルコントローラ
ー31は、ソレノイドパルプ21を発動させて蒸留装置
23内を適切な液体レベルに保つ。
蒸留装置23内において誘電液を沸点まで温度上昇させ
るために必要なエネルギーは、電気抵抗コイルヒーター
33によって供給される。電気抵抗ヒーターの代わりに
、凝縮器37の排熱からエネルギーな得る熱回収熱交換
器を使用してもよい。
適切なレベルとは、蒸留装置23の頂部には蒸気用のス
ペースがあり、かつ電気抵抗コイルヒーター33が完全
に沈みうる液体レベルが保たれて℃・るものをいう。誘
電液の沸騰によって生じた蒸気は、ダクト35を通って
凝縮器37へと流れ込む。
凝縮された誘電液は凝縮器37を出てダクト38を通り
水分分離器40に流れ込み、ここで変圧器から除去され
た水分が誘電液に含まれている場合はこれを分離する。
こうして誘゛覗液から分離された水は、ダクト42を通
って蒸留装置23に入る。
残留する誘電液は、ダクト46を経て凝縮物タンク39
中に回収される。凝縮物タンク39の底部近くに取り付
けられた吸引ダクト41は、ポンプ43につながってい
る。凝縮物タンク39の内部ニハ、高レベルセンサー4
5および低レベルセンサー47が設置されている。高レ
ベルセンサー45は高レベルコントローラー49に信号
を送り、又、低レベルセンサー47は低レベルコントロ
ーラー51に信号を送る。高レベルコントローラー49
ト低レベルコントローラー5】とはポンプ43を発動さ
せて凝縮物タンク39内を適切なレベルに保つ。適切な
レベルとは、ポンプ43が乾燥状態で作動する事なく且
つ、タンク39があふれないものをいう。ポンプ43は
圧力チェックパルプ44を経て排出を行ない、変圧器の
既存の充填ポートと連結したリターンダクト53によっ
て排出物が変圧器に戻される。圧力チェックパルプ44
はソレノイドパルプ21と連動して、システムの蒸留部
分が大気圧又は変圧器の作動圧力とは異なりより低い圧
力下において作動するように調整する。
これによって誘電液の蒸留がより低沸点(低圧力下であ
るため)で実施でき、また沸;19に要するエネルギー
が少なくてすみ、誘4液と汚染物質との分流状態が良好
になる。凝縮物タンク39に導入される充填ライン54
を通して、PCBや除去さね、たトリクロロトリフルオ
ロメタンの容量を埋め合わせるためのトリクロロトリフ
ルオロメタンを補給する事ができる。凝縮物タンク39
によっていくつかの利点が得られる。凝縮器37を変圧
器の上部に設置して凝縮器37を直接変圧器にドレンし
さえすれば、凝縮物タンクを省略する事ができるかのよ
うである。しかし以下に示すような利点が判明すれば、
凝縮物タンク37の存在が望ましい事が明らかになる。
まず第一に、凝縮タンク37が存在する事によって余剰
量の誘電液/@媒をシステム中に最初に導入できるため
、蒸留残液をPCB廃棄タンク69にドレンする際にシ
ステム中に存在する誘電液/溶媒の分を補給する必要が
ない。また本発明の方法を連続的に実施する過程におい
て、より多量の純粋な誘電液/溶媒を変圧機中に導入で
きると同時に、より多量のPCB汚染された誘電液/溶
媒を蒸留装置23にドレンしうる。これによって変圧器
内のPCBが誘電液/溶媒によって希釈される速度が大
幅に増大するので、方法全体がスピードアップされる。
更に又、凝縮物タンク39及びポンプ43を省略すると
チェックパルプ44も必然的に省略されるため、チェッ
クパルプ44の使用によってもたらされる先述の利点が
失なわれてしまう。
蒸留装置23の底部にダクト58が装備されており、こ
れによって蒸留残液が手動ゲートバルブ76(通常閉じ
られている)又はソレノイドバルブ61に流れ込む。ソ
レノイドバルブ61はコントローラー67によって操作
されており、蒸留装置23内の蒸気スペース中に位置す
る温度センサー65から信号を受は取る。蒸留装置23
内部のPCBおよびその他の高沸汚染物質の濃度が上昇
するにつれて、トリクロロトリフルオロエタンとPCB
よりなる溶液の沸点も上昇し、ひいては蒸留装置23内
の蒸気スペースの温度も上がる。
温度センサー65が約165°Fの温度を感知すると、
コントローラー67がソレノイドバルブ61を開き、蒸
留残液がダクト59を経てPCB廃棄タンク69中に流
入する。コントローラー67がソレノイドバルブ61を
発動させる温度は広範囲にわたって変えられるが、溶液
の沸点が誘電液の沸点に近づくにつれて蒸留による分離
が促進される事を念頭に置く必要がある。本発明の方法
における誘電液としてトリクロロトリフルオロエタン以
外の物質を用いる場合には、確かに165°F以外の温
度設定が選ばれる。この場合は低レベルセンサー27が
低液体レベルを感知し、低レベルコントローラー31が
ソレノイドパルプ2】を開く事により、更なる誘電液が
蒸留装置23中に流入し、PCBが高度に濃縮された蒸
留残液をフラッシュしてPCB廃棄タンク69中に至る
。蒸留残液を充分にドレン及びフラッシュするに足るあ
らかじめ設定された期間が過ぎると、ソレノイドパルプ
61が閉じて蒸留装置23が通常の作動を再開する。す
でに変圧器から除去されたPCBをP CB廃棄タンク
69にフラッシュした後においては、蒸留装置中に含ま
れる誘電液中のPCB汚染物質は著しく減少している。
この事実は溶液の沸点が純粋なトリクロロトリフルオロ
エタンの沸点に再度近づいている事を意味し、したがっ
て蒸留による分離が最適であろう。PCB廃漿タンク6
9は永続使用タイプでも使い捨てのものでもよいが、後
者が好ましい。PCB廃棄タンク69を使い捨てタイプ
にすると、本発明の方法のどの時期においてもタンクを
除去して別のものと取り換える事によってPCB汚染物
質を現場から除去できる。
これによって大部分のPCBを現場から除く事ができる
ため、万一火災や漏れが生じた場合にも危険性が低下す
る。
手動操作ゲートパルプ76は、操作中の任意の時期又は
操作完了時に、蒸留装置23をダクト77を経てドレン
する役目をもつ。
またPCB廃棄タンク69は、手動操作ゲートパルプ7
5を経てドレンされる。
第2流体循環装置は、誘電液の循環につれてこれを冷却
する事により、変圧器によって発生した熱を放散させる
作用をもつ。この第2循環装置はまた変圧器内の圧力を
変圧器の作動限界内に保つ働きもしている。既存の変圧
器は低圧操作型(5−7PSIA)であるため、安全に
操作するには蒸気圧の制御が不可欠である事に注意が必
要である。温度および圧力の制(財)は、ダクト17を
経て凝縮器15によって行なわれる。誘電液の一部は変
圧器の作動によって生じる熱によって気化する。
この誘電液の蒸気はダクト17を経て対流によって変圧
器15に流れ込む。より急速に冷却する必要がある場合
又は仰角の関係で対流冷却に必要な蒸気の自熱上昇が得
られない場合は、強制通風装置を用いて蒸気を第2循環
装置に送り込んでもよいO 凝縮器15によって液相状態に凝縮された誘電液は、重
力作用によってダクト】9を経て変圧器1に戻る。こう
した方法で誘電液の潜熱を除去するのは、変圧器にとっ
て極めて効率がよい。これによって同時に変圧器内の圧
力を限界内にとどめることができる。
救急用圧力ベント85はダクト84を経て、M@器15
に連結されている。万一重力の故障が生じた場合は、第
2流体循環装置による誘電液の冷却が行われず、変圧器
中に残存する熱が放散されない。これによって凝縮器1
5内において圧力の増大が生じる可能性がある。このよ
うな場合には、救急用圧力ベントを開く事によって凝縮
器内の圧力を下げる。凝縮器15を出た蒸気は、ダクト
8・1、救急用圧力ベント85、ダクト86、カーボン
蒸気吸収カラム82およびダクト83を通る。蒸気吸収
カラム82は誘電液/溶媒の蒸気を吸収する事によって
、変圧器が窒息状態を起こしうる誘電液蒸気と共存する
密閉領域の浸水を防止する。更にまた(まず起こりそう
もない事ではあるが)、PCBが気化しうるような温度
に達した場合には、蒸気吸収カラム82は誘電液蒸気と
共に救急用圧力ペント85を経て移動する恐れのあるP
CBをも吸収l−てしまう。
第2図はこれに代わる変圧器の冷却方法を示すものであ
る。この場合は、第2循環装置は空気又は機械冷却型熱
交換器16を用いて循環液を冷却する。誘電液はクイッ
ク継手3、′r継手5及びダクト7を経てポンプ中に流
れ込む。ダクト20中には温度センサー11が装備され
ている。温度センサー】】は温度コントローラー13に
信号を送り、温度コントローラー13はポンプ9を発動
させる。ポンプ9は冷却熱交換器15を経て誘電液を排
出する。つぎに、誘電液をダクト18を通して循環させ
て変圧器に戻寸。誘電液に第2流体循環装置内を循環さ
せるポンプ9を、温度コントローラー13によって制御
して変圧器内の誘電液の温度を沸騰点の近く(ただし沸
騰点以下)に保つ。
変圧器巻線の表面に電位核沸騰状態がみもれる場合に、
特に上記の代替冷却法が有用である。核沸騰とは、液体
/固体界面に気泡が生じる沸騰をいう。このような気泡
は1本の巻線から他の巻線へと拡がっていって、誘電液
に取って代わる恐れがある。こうした事態が発生した場
合に高電圧操作を行うと巻線間のアーク放電を損うよう
である。
この代替冷却法は、誘電液の温度を沸点以下に保つ事に
よって核沸騰を防ぐ事ができる。
もうひとつの代替法として、第1図の凝縮器】5と凝縮
器37とを変圧器内の温度と圧力との維持と誘電液蒸気
を変圧器に戻すための凝縮との両機能を備えた1個の変
圧器に換える方法を挙げる事ができる。
さらにこうした二目的凝縮器を変圧器の上部に取り付け
れば、ポンプ操作も一切不要となる。蒸気は対流によっ
て変圧器および蒸留装置23の両方から二目的凝縮器へ
と上昇してゆき、その結果得られた液相状態の誘電液が
重力作用によって二目的凝縮器から変圧器へと下降する
作動中の変圧器における誘電液/溶媒としてペルクロロ
エチレンを用いる場合には、外部冷却ループは不要であ
る点にも注意が必要である。これはペルクロロエチレン
の沸点がトリクロロトリフルオロエタンの沸点よりもか
なり高く、また変圧器によっては作動によって発生した
熱がペルクロロエタンを沸騰させるには不充分な場合も
あるためである。ペルクロロエチレンの使用の短所とし
ては、ペルクロロエチレンの沸騰点と気化潜熱とがトリ
クロロトリフルオロエタンと比べてかなり高いために、
ペルクロロエチレンとPCBとの分離がより困難である
事が挙げられる。
要約すると、本発明は蒸留によって変圧器からPCBを
除去する方法において、初期のごく短かい運転停止期間
以外は、変圧器を作動させながら(ただし必ずしも作動
させる必要はない)実施できる方法を開示するものであ
る。既存のPCB変圧器の多くは、取りはずす事が不可
能ではないにせよ実行し難い場所に取りつけられている
か、又は少なくとも長期間にわたって変圧器の作動を停
止させるのは無理であるため、上記の利点は極めて重要
である。
これに加えて、本発明の方法は作動中の変圧器から発生
する熱を用いてPCBの抽出を促すため、エネルギー効
率が極めて高い。さらに誘電液がほぼ沸点近くの温度に
保たれているため、蒸留のために加える熱は最小限です
む。
非作動中の変圧器に本発明の方法を適用する場合は、変
圧器自体は誘電液/溶媒に熱を加えず、また変圧器内に
おける誘電液/溶媒の気化も起きないため、第2循環装
置を設置もしくは使用する必要はない。言い換えれば、
このような場合は誘電液/溶媒が変圧器の作動によって
発生する熱を放散させる機能を果たさないため、変圧器
内の誘電液/溶媒の冷却は不要である。
しかし、こうしたやり方による本発明の実施は、作動中
の変圧器に本発明を適用する場合よりも非効率的である
。変圧器が作動中の場合は、発生した熱によって変圧器
内部部品(特にセルロース状物質に巻きつけた巻線)が
膨張し、誘電液/溶媒の浸透がより急速かつ完壁となる
非作動中の変圧器についても、誘電液/溶媒または変圧
器コアーを加熱する外部熱源を用いると。
本発明の方法を高速度で実施できる点に注意が必要であ
る。こうした措置を施すと、外部から加えられた熱によ
って作動中の変圧器について述べた場合と同様に、変圧
器の内部部品の膨張が起きる。
しかしこの場合には、加熱によって誘電液/溶媒のかな
りの部分が気化するため、変圧器に圧力がかかり過ぎな
いように注意を払う必要がある。誘電液/溶媒の温度が
沸点に達した場合は、外部冷却装置を使用する必要があ
る。
変圧器のPCBを浄化してしまえば、誘電液/溶媒を変
圧器からドレンしてシリコーン油等の他の適肖な誘電液
と交換する事も予想される。しかし、冷却循環路はその
ままにしておいて浄化循環路だけを変圧器から取りはず
す事もできろ。この方法によれば、トリクロロトリフル
オロエタンを誘電液に用いて変圧器を永続的に作動させ
る車ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は既存のPCB変圧器と連動する本発明の流れ図
である。 第2図は代替冷却装置の使用による既存のPCB変圧器
と連動する本発明の流れ図である。 符号説明

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)作動中および非作動中の電気機器からポリ塩素化
    ビフェニルを除去する方法において、 (a)PCBおよびその他の汚染物質を溶解しうる誘電
    液を電気機器中に導入する事によって、電気機器中に含
    まれるポリ塩素化ビフェニルと前記誘電液との溶液を形
    成し、 (b)前記溶液を電気機器から流路途中に設けた浄化装
    置中に導入する事によって、前記誘電液をポリ塩素化ビ
    フェニルおよびその他の汚染物質から分離し、 (c)前記溶液を浄化する事によって、ポリ塩素化ビフ
    ェニルおよびその他の汚染物質を前記誘電液から分離し
    、前記誘電液を実質上純粋な状態で再使用可能となし、 (d)前記誘電液を電気機器に再循環させて再使用する
    各段階より成る事を特徴とする方法。
  2. (2)作動中および非作動中の変圧器又は、その他の電
    気機器からポリ塩素化ビフェニルおよびその他の汚染物
    質を除去する方法において、 (a)ポリ塩素化ビフェニルおよびその他の汚染物質を
    溶解しうる誘電液を電気機器中に導入する事によって、
    電気機器中に含まれるポリ塩素化ビフェニルと前記誘電
    液との溶液を形成し、 (b)前記溶液を電気機器から流路途中に設けた浄化装
    置中に導入する事によって、前記誘電液をポリ塩素化ビ
    フェニルおよびその他の汚染物質から分離し、 (c)前記溶液を浄化する事によって、ポリ塩素化ビフ
    ェニルおよびその他の汚染物質を前記誘電液から分離し
    、前記誘電液を実質上純粋な形で再使用可能となし、 (d)前記誘電液を電気機器に蒸気バックにより再循環
    させ (e)作動中の変圧器又はその他の電気機器を冷却する
    事によって、作動中の変圧器又はその他の電気機器の温
    度と気圧とをその作動限界内に保つ各段階より成る事を
    特徴とする方法。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の方法において、前記
    冷却工程を (a)作動中の変圧器又はその他の電気機器の熱によっ
    て発生した前記誘電液の蒸気を変圧器又は、その他の電
    気機器から流路途中に設けた凝縮装置中に導入し、 (b)作動中の変圧器又は、その他の電気機器の熱によ
    って発生した誘電液の蒸気を凝縮して液相となす事によ
    って前記誘電液蒸気の潜熱を除去し、 (c)前記凝縮装置によって凝縮された前記誘電液を変
    圧器又は、その他の電気機器に再循環させる事によって
    、変圧器又はその他の電気機器を前記誘電液の沸点とほ
    ぼ同じ温度に保つ各段階により行なう事を特徴とする方
    法。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載の方法において、前記
    冷却工程を前記誘電液を変圧器から機械的熱交換装置を
    経て変圧器に戻すべく循環させる事によって実施し、変
    圧器の内部温度を所望のレベルに保つ事を特徴とする方
    法。
  5. (5)特許請求の範囲第1項又は第3項記載の方法にお
    いて、前記誘電液がトリクロロトリフルオロエタンであ
    る事を特徴とする方法。
  6. (6)特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方法にお
    いて、前記誘電液がペルクロロエチレンである事を特徴
    とする方法。
  7. (7)特許請求の範囲第3項記載の方法において、ポリ
    塩素化ビフェニルを前記蒸留装置から廃棄物受器中へド
    レンする段階をも含む事を特徴とする方法。
  8. (8)特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方法にお
    いて、前記誘電液の沸点がポリ塩素化ビフェニルの沸点
    よりも低いために、前記誘電液を蒸留によってポリ塩素
    化ビフェニルと分離できる事を特徴とする方法。
  9. (9)特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方法にお
    いて、前記浄化工程を、前記溶液を蒸留する事によって
    前記誘電液を蒸発させてPCBを液相中に残し、蒸留に
    よって生じた前記誘電液の蒸気を凝縮させる各段階によ
    り行なう事を特徴とする方法。
  10. (10)特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方法に
    よって、ポリ塩素化ビフェニルを50ppm未満まで除
    去した電気機器の内部。
  11. (11)ポリ塩素化ビフェニル等の汚染物質を変圧器お
    よびそれに含まれる誘電液から除去する装置において、 (a)ポリ塩素化ビフェニルによって汚染された誘電液
    を蒸留装置に移すダクト、 (b)前記ダクトを通過したポリ塩素化ビフェニルで汚
    染された誘電液を蒸留して液相中に残存量のポリ塩素化
    ビフェニル汚染物質を圧成させるための蒸留装置、 (c)前記蒸留装置によって発生した蒸気を凝縮するた
    めの前記蒸留装置と連結された凝縮装置、 (d)前記蒸留および凝縮装置によって精製された誘電
    液を変圧器に戻し、ポリ塩素化ビフェニル汚染物質を別
    に収集するための輸送装置より成る事を特徴とする装置
  12. (12)特許請求の範囲第7項記載の装置において、変
    圧器中に含まれるポリ塩素化ビフェニルの濃度によって
    特徴づけられる誘電液を含む事を特徴とする装置。
  13. (13)特許請求の範囲第8項記載の装置において、前
    記誘電液の沸点がポリ塩素化ビフェニルの沸点よりも低
    く、かつポリ塩素化ビフェニルが前記誘電液に可溶であ
    る事を特徴とする装置。
  14. (14)特許請求の範囲第9項記載の装置において、誘
    電液がトリクロロトリフルオロエタンである事を特徴と
    する装置。
  15. (15)特許請求の範囲第7項記載の装置において、さ
    らに作動中の変圧器によって発生する熱を放散させるた
    めに変圧器を冷却する装置を備える事によって、作動中
    の変圧器にも前記装置を使用できる事を特徴とする装置
  16. (16)ポリ塩素化ビフェニルおよびその他の汚染物質
    を非作動中の変圧器およびその他の電気機器から除去す
    る方法において、PCBを非作動中の電気機器から除去
    する各段階が、ポリ塩素化ビフェニルよりも低い沸点を
    有し、ポリ塩素化ビフェニルを溶解させうる液体溶媒を
    前記装置に導入してポリ塩素化ビフェニルを前記溶媒中
    に溶かし、液体溶媒を電気機器から除去してこれよりポ
    リ塩素化ビフェニルを浄化し、ついで浄化された液体溶
    媒を電気機器に再循環させる事によって電気機器中で再
    利用する事よりなる事を特徴とする方法。
  17. (17)ポリ塩素化ビフェニルおよびその他の汚染物質
    を作動中の変圧器およびその他の電気機器から除去する
    方法において、PCBを作動中の電気機器から除去する
    各段階が、ポリ塩素化ビフェニルよりも低い沸点を有し
    、ポリ塩素化ビフェニルを溶解させうる液体溶媒(誘電
    液として機能しうる誘電性をもつものとする)を前記装
    置に導入してポリ塩素化ビフェニルを前記溶媒中に溶か
    し、前記液体溶媒を電気機器から除去してこれよりポリ
    塩素化ビフェニルを浄化し、ついで浄化された液体溶媒
    を電気機器に再循環させる事によって電気機器中で再利
    用する事より成る事を特徴とする方法。
JP28419385A 1985-11-13 1985-12-17 電気機器からpcbを除去する方法およびこれに用いる装置 Granted JPS62148436A (ja)

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