JPH02243438A - 紙搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産　　　の　１ 本発明は、圧接部が開閉可能な用紙搬送ローラ対を有す
る紙搬送装置に関する。

碩迷Ｕ プリンタや複写機等では、紙づまりの除去、部品の点検
交換等を容易にすることを目的として、装置本体を上下
２つのユニットに分割し、奥側あるいは一方の側部で互
いに枢着して大きく口を開くようにしたいわゆるクラム
シェル型の機械が最近多く出ている。これらの装置では
、紙づまりの除去を容易番こするため、上下ユニットを
開いた時、用紙搬送ローラの上ローラと下ローラとが夫
々上下各ユニットについてその圧接部で開放されるよう
になっているものがある。

第５図乃至第７図にはこの型のレーザプリンタの一例の
概略構成を示す、装置本体は上ユニット１と下ユニット
２とより成り、これらは操作者からみて奥側で互いに枢
着されている。上ユニット１にはレーザ書込光学系等が
含まれ、下ユニット２には給紙部、作像部２０、定着装
置３等が含まれていてる。定着装置３で定着された用紙
は排紙方向に回転駆動される上ローラ５と、用紙搬送路
を挟んでこれに圧接して従動する従動ローラ４とより成
る搬送ローラ対により上ユニット１の頂面に設けられた
排紙トレイに至る排紙経路又は機外に排出される。この
搬送ローラ対の上ローラ５は上ユニット１を持上げれば
一緒に持上げられ、下ユニット２に取付けられた従動ロ
ーラ４と大きく離れるようになっている。

このような構成の用紙搬送ローラでは、上下ローラの相
互の位置が部品精度の積上げにより、バラつく、特に、
低コスト化、静電気のアース取り不要の意味で軸をプラ
スチック化した場合はたわみや偏心が大きくなり、ニッ
プ部（圧接部）の位置のバラつきが顕著になる。

ニップ位置がバラついた場合にも、両ローラ間の圧接力
が所要の値となるように、第８図及び第９図に示す如く
、従動ローラ４は板ばね製の弾性支持部材６を介して、
ガイド７支持されている。

弾性支持部材６は、第９図に示す如く、ガイド７に植設
された取付はビン７−１に十字形スリットを設けた係合
部７−１を圧し込んで係合させ、かつ、ガイド７に植設
された２本のガイドビン７−２を支持部材の長孔６−２
に係合させて位置決め固定し、支持部材６の上部から突
出する２本のアーム６−３の先端を丸めて形成された軸
支部６−４に、従動ローラ４の軸端４−１を回動自在に
支持している。

従来の弾性支持部材のアームは、第８図及び第９図に示
す如く、その付は根から一直線状に延びているので、ア
ームの高さは用紙をローラ対のニップに案内する搬送ガ
イド７の先端７−３の高さよりも若干低くなる。

第１０図はローラ４，５のニップ部１１の位置が搬送ガ
イド７の先端７−３に対して適当な範囲にある場合の状
態を示し、用紙１０は、搬送ガイド７の上面に案内され
その先端７−３を経て、ニップ１１に送り込まれる。と
ころが、第１１図に示す如く、搬送ガイド７に対してニ
ラ１１１の位置が適当な高さ範囲より上方にきた場合に
は、搬送ガイド７により案内されて搬送されてきた用紙
の先端は従動ローラ４の腹につき当り、円滑にローラ対
のニップ１１に送り込むことが出来ず、その衝撃で転写
部で転写画像にブレが生じたり、第１１図に示す如く、
紙がジャムをすることになる。

が　゛　しようと 本発明は、ローラ対の圧接部が開放可能で従動ローラが
弾性支持部材で支持されたローラ対を有する紙搬送装置
の従来の構成の上記の問題点を解決した、ローラ対の圧
接部の高さが変化した場合にも円滑に用紙を圧接部に挿
入することができる紙搬送装置を提供することを課題と
する。

・　　゛のための 本発明の紙搬送装置は、上記の課題を解決させるため、 上記の弾性支持部材の一部が用紙搬送ガイドを兼ねてお
り、従動ローラの変位に応じて、上記の弾性支持部材の
用紙搬送ガイドを兼ねる部分が、用紙をローラ対の圧接
部に用紙を案内する位置に移動するようになっているこ
とを特徴とする。

七−１ このように構成したので、ローラ対の圧接部の位置が変
化した場合には、それに応じて従動ローラの位置が変化
し、従動ローラの弾性支持部材に形成された用紙搬送ガ
イドを兼ねる部分が用紙を圧接部に案内する位置に移動
するので常に用紙は円滑に圧接部に挿入される。

以下、本発明の実施例を、図面に基づいて詳細に説明す
る。

第１図及び第２図は、本発明を第８図及び第９図で説明
した紙搬送装置に適用した実施例を示す図である。した
がって、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し
、異る点に重点を置いて説明する。

この実施例では、従動ローラ４の弾性支持部材６′のア
ーム６′−３は「＜」の字形に上方に突出するように曲
げられており、その屈曲部６′５が用紙搬送ガイドを兼
ねている。搬送ガイド部材７の先＠７−３の高さは、ニ
ップの位置が相当下った場合にも、ニップに挿入される
用紙をじゃましない高さになっている。その他の構成は
第８図及び第９図の例と同様である。

第３図は、ニップの位置がかなり高い場合の用紙搬送状
態を示している。ニップの位置１１が上昇すると従動ロ
ーラ４が上昇し、その結果、その軸４−１を先端で軸支
する弾性支持部材のアーム６′−３も上方に変位し、そ
の用紙搬送ガイドを兼ねる屈曲部６′−５の位置も上昇
し、これに案内された用紙１０はニップ１１に導かれる
。

第４図は、ニップ１１の位置が下った状態を示し、ニッ
プ１１の下降に伴い、アーム６′−３は下方に曲げられ
、用紙搬送ガイド部を兼ねる屈曲部６′−５もそれに応
じて下降する。したがってこの場合も用紙１０は屈曲部
６′−５に案内されてニップ１１に導かれる。このとき
、ガイド部材７の先端７−３の位置は相当下げられてい
るので用紙の搬送をじゃますることはない。

東−１ 以上の如く、本発明によれば、搬送ローラ対のニップ部
の高さが変動しても常に用紙を円滑にニップ部に導くこ
とができ、用紙がローラの腹に衝突することによる転写
ブレやジャムの発生防止に効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す斜視図、第２図はその従
動ローラの弾性支持部材を示す斜視図、第３図及び第４
図はその作用を説明する説明図、第５図、第６図は装置
本体が上下に開く構造のレーザプリンタの一例を概念的
に示す説明図、第７図は第６図中の■−■線による断面
図、第８図は従来の搬送ローラを示す斜視図、第９図は
その従動ローラの弾性支持部材を示す斜視図、第１０図
及び第１１図はその作用及び欠点を説明する説明図であ
る。 １・・・上ユニット、 ２・・・下ユニット、 ４・・・従動ローラ、 ５・・・駆動ローラ、 ６．６′・・・弾性支持部材、 ６′−３・・・アーム、 ６′−５・・・用紙搬送ガイドを兼ねる部分、７・・・
ガイド部材、 １１・・・圧接部にツブ） 第１図 第２図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第１０ 図 第１１ 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 用紙搬送方向に回転駆動される駆動ローラと用紙搬送路
   を挟んでこれに圧接し従動される従動ローラとより成る
   ローラ対の圧接部が開放可能であって、従動ローラが弾
   性支持部材により支持されている搬送ローラ対を有する
   紙搬送装置において、 上記の弾性支持部材の一部が用紙搬送ガイドを兼ねてお
   り、従動ローラの変位に応じて、上記の弾性支持部材の
   用紙搬送ガイドを兼ねる部分が、用紙をローラ対の圧接
   部に用紙を案内する位置に移動するようになっているこ
   とを特徴とする紙搬送装置。