JPH02234933A - 諸糸調フイラメント加工糸の製法 - Google Patents

諸糸調フイラメント加工糸の製法

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Publication number
JPH02234933A
JPH02234933A JP5590489A JP5590489A JPH02234933A JP H02234933 A JPH02234933 A JP H02234933A JP 5590489 A JP5590489 A JP 5590489A JP 5590489 A JP5590489 A JP 5590489A JP H02234933 A JPH02234933 A JP H02234933A
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JP
Japan
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yarn
nozzle
twisted
filament
interlacing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5590489A
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English (en)
Inventor
Yasuji Inoue
泰次 井上
Akihiro Tsuchida
晃啓 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野.〉 本発明は、マルチフィラメント糸を供給糸として諸糸調
フィラメント加工糸を合理的k得る製法に関する。
く従来の技術〉 諸糸はあらかじめ比較的高い片撚を施した糸条を引揃え
て加撚するか、もしくは一工程で実施して得られる。
く発明が解決しようとする課題〉 しかしながらマルチフィラメント糸を対象にこのプロセ
スを実施しても次の如く問題点が発生する。
1)片撚数が比較的低い300回/メートル以下では糸
条に丸味が付与出来な旨ため諸撚の効果が得られない。
2)上記甘撚ではフィラメント糸の特徴が催〈表われワ
キシイ感が残存し一般衣料用途には不適である。
本発明は上記従来の問題点を解消した諸糸調フィラメン
ト加工糸の製法を提供するものである。
く課題を解決するための手段〉 本発明の要旨は、2本以上のマルチフィラメント糸を個
別忙foo〜300回/メートルの撚を施した後、同一
流体噴射ノズル中でループ付与、混繊、交絡処理をする
ことを特徴とする諸糸調フィラメント加工糸の製法であ
る。
fs1図は本発明の実施に使用する装置の一例を示す側
面図で、あらかじめ加撚された2本以上のマルチフィラ
メント糸(1)(1′)・・・はフィードローラ(2)
トデリペリローラ(3> rIIJに設置した1個の流
体噴射ノズル(4)によって、ループ付与、混繊、交絡
処理される。この際、加撚数はクリール(5)からフィ
ードローラ(2)間で発生するトルクを可能な限り低く
するためと撚糸コストを低減するなめ300回/メート
ル以下の撚数とする必要がある。また100回/メート
ル未満では個々のマルチフィラメント糸の集束が不充分
となり、後記する通り諸糸の特徴である個々の糸条の丸
味を失い供給糸全体が混繊、交絡した形態となるので好
ましくない。
流体噴射ノズル(4)の有する機能はループ付与と該ル
ープを固定する混繊、交絡能があれば良く、市販の所謂
タスランノズルもしくはインp − v − xノズル
が採用される。この時のエアー田は供給糸(1)(1’
)の繊度や単繊維デニール等に依存するが、概して糸速
が200メートル/分程度であれば4〜7 kfi’ 
/cm” a で充分目的を達し得る。
この一連の処理によって得られる糸条(6)は、第2図
にモデル的に記す如く、先撚された個々の糸条(IX1
’)は、それ自身丸味をおびかつループ(7)が付与さ
れ、同時に互いに混繊、交絡した糸条となる。このとき
非常に重要なことは、第2図に示す如く先撚を有した個
々の糸条(1)(1′)のトルクが、糸条全体に加撚を
施したかのような形態を付与し、引続き加撚することな
く諸糸調形顔を示すようになる。もちろんmFM的に加
撚を施せばより諸糸調形態が明瞭になる。
このようにして得られた糸条(6)を仮撚加工すること
も可能である。この場合には糸条(6)全体が仮撚糸で
あって、かつループが存在した嵩高い諸糸調となる。ま
たこれに加撚を施せばよシ諸糸の形状に近づいた形態を
示す。
く実施例1〉 セミダル、50デニール/24フィラメント、破断伸度
29チのポリエステル延伸糸を2方向に150回/メー
トルの撚を施した後、第1図の装置に2本引揃え状態で
給糸し、ループ付与、混繊、交絡処理をした。このとき
の条件は、フイードローラ(2)の周速200メートル
/分デリベリローラ(5)の周速185メートル/分、
流体噴射ノズル(4)はへバーライン社製、タスランタ
イプT311を用い、エアー圧力4 k97cm’Gと
した。得られた糸条(6)は第2図に示した如くの諸糸
調糸であった。
く実施例2〉 実施例1で用いた供給糸と2方向120回/,t−} 
ル(D加mt施したセミダル80デニール/36フィラ
メント、破断伸度15otIIのポリエステル高配向未
延伸糸とを第4図の装置により実施例1と同一の条件で
ループ付与、混繊、交絡処理をし、引続き仮撚加工を施
した。このときの仮撚条件は、延伸倍率1.01、D/
Y =1.98、ヒータ(11)温度180Cとした。
得られた糸条(12)は、全体が捲縮糸であって延伸糸
が芯に、その外周に高配向未延伸糸が巻き付き、かつ延
伸糸、高配向未延伸糸成分共にループを有し、しかも2
糸条が混繊、交絡した形態を示した諸糸調糸となった。
く実施例3〉 セミダル50デニール/17フィラメント、破断伸度4
2彊のナイロン66延伸糸を2方向だ150回/メート
ルの撚を施した。一方実施例1で用いたポリエステル延
伸糸にS方向280回/メートルの撚を施し、両糸を実
施例1中のエアー圧力を”kg/cm”Gとした他は同
一の条件で処理をした。
得られた糸条を筒騙地にして、酸性染料でナイロン66
側を染色したところ明瞭な嵩高、諸糸調杢糸となった。
く発明の効果〉 本発明は、以上の通り構成することにより従来得られな
かった風合、外観効果を呈する諸糸調フィラメント加工
糸を簡易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施に使用する装置の一例を示す側面
図、第2図は本発明にて得られる糸の一例を示す斜視図
、第3図は本発明の実施に使用する装置の他の例を示す
側面図である。 (1),(1′)供給糸 (2)    フイードローラ (3)    デリベリローラ (4)    流体噴射ノズル (7)    ループ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2本以上のマルチフィラメント糸を個別に100
    〜300回/メートルの撚を施した後、同一流体噴射ノ
    ズル中でループ付与、混繊、交絡処理をすることを特徴
    とする諸糸調フィラメント加工糸の製法。
  2. (2)ループ付与、混繊、交絡処理後に、仮撚加工を行
    なう請求項1記載の諸糸調フィラメント加工糸の製法。
JP5590489A 1989-03-08 1989-03-08 諸糸調フイラメント加工糸の製法 Pending JPH02234933A (ja)

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