JPH0222673Y2 - - Google Patents

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JPH0222673Y2
JPH0222673Y2 JP11382385U JP11382385U JPH0222673Y2 JP H0222673 Y2 JPH0222673 Y2 JP H0222673Y2 JP 11382385 U JP11382385 U JP 11382385U JP 11382385 U JP11382385 U JP 11382385U JP H0222673 Y2 JPH0222673 Y2 JP H0222673Y2
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JP
Japan
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trolley
traversing
traveling
measuring
hoist
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JP11382385U
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JPS6222529U (ja
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  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
  • Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主として水理実験用に使用する計測
台車の改良に関するものである。
[従来の技術] 第4図は従来の水理実験用計測台車を示してお
り、該計測台車は、紙面に対し直角方向に移動し
得る長尺の走行台車aと、計測機器等を取付ける
計測台bを備え前記走行台車aの長手方向に沿つ
て移動し得る横行台車cと、造波機等の重量物を
支持して前記台車aの長手方向に沿つて移動し得
るホイストdとから主に構成されている。eは水
槽である。
走行台車aは第5図に示すように、上部桁材
f,fと下部桁材g,gとこれらの間を連結する
上部、側部、下部連結材h,i,jとによつて矩
形断面に形成されていると共に、下部連結材jの
下部にはホイストdをガイドするガイドレールk
が設けられ、又下部桁材g,gの外側部にはブラ
ケツトl,lが夫々張出され、該ブラケツトl,
l上にはレール受台m,mを介しレールn,nが
設置され、該レールn,n上に乗る車輪o,oを
介し横行台車cが吊られている。更に横行台車c
の作業ステージp上には計測台bの軸部qを保持
する保持筒rが立設され、保持筒rの上部には昇
降装置sが、保持筒rの下部には旋回装置tが
夫々設置されている。尚、uは走行台車a内に設
けた歩廊、vは該歩廊uと前記作業ステージpと
の間を連絡する階段である。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、斯かる従来の計測台車において
は、構造的に部材数が多いので全体的に重いとい
う問題があつた。特にホイストd用のガイドレー
ルkやブラケツトl、レール受台m、レールn等
は構造強度には殆ど関与していない部材であり、
重量面では不利なものであつた。
本考案は、構造強度に関与しない部材をその機
能は残したまま努めて省略することにより、装置
全体の軽量化を図ろうとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案では、長尺の走行台車と、走行台車の長
手方向に沿つて移動する計測台を備えた横行台車
及び重量物運搬用ホイストとから主に構成される
計測台車において、前記走行台車を、一対の上部
桁材と下部桁材とこれら桁材間をトラス式に連結
する連結材とによつて逆三角形状に構成し、且つ
前記上部桁材上に、横行台車を吊下げ支持するレ
ールを設けると共に、前記下部桁材を、ホイスト
移動用ガイドレールとして兼用させた構成として
いる。
[作用] 従つて、横行台車を吊るレールやホイストをガ
イドするガイドレールが構造強度部材に組入れら
れ、無駄な構造部材がなくなるので、軽量化が図
り得られる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図及び第2図において、1は従来と同様な
長尺の走行台車、2は横行台車、3は該横行台車
2に備えた計測台、4は重量物運搬用ホイストで
ある。
走行台車1は、パイプ材から成る一対の上部桁
材5,5とIビームから成る下部桁材6と、これ
ら桁材5,5,6間をトラス構造に連結するパイ
プ材から成る連結材7とによつて逆三角形断面に
構成されている。尚8は下部桁材6と側部連結材
7,7との連結補助プレートである。又走行台車
1内には歩廊9が長手方向に沿つて設けられ、且
つ該歩廊9の一側の各側部連結材7,7間に位置
する部分には、横行台車2との間の乗り口10が
夫々形成されている。走行台車1の上部桁材5,
5上にはレール受11,11を介しレール12,
12が沿設され、該レール12,12に横行台車
2の車輪13,13が乗つている。
横行台車2は上部踊り場14と下部作業ステー
ジ15と、これらの間隔を保持する垂直材16
と、垂直材16の上端を連結する連結ビーム17
とによつて、走行台車1の長手方向と直角方向の
断面を取囲むよう形成され、前記の各車輪13を
介して走行台車1から吊られている。又横行台車
2の一側には、上部踊り場14と下部作業ステー
ジ15との間を連絡する階段18が設けられ、更
に上部踊り場14上には走行台車1の歩廊9へ向
けて伸びる乗り移り用階段19が設けられてい
る。尚、横行台車2の横行方向の幅は、横行台車
2が如何なる場所で停止しても横行台車2の上部
踊り場14と走行台車1の歩廊9との間の乗り移
りが行えるよう、走行台車1の2つの乗り移り口
10,10間の寸法より長い幅に設定してある。
第2図中30は昇降用階段である。
更に、横行台車2に備えた計測台3の昇降機構
並びに旋回機構は共に上部踊り場14部に設けら
れている。即ち、第3図に示すように、計測台3
の軸20を保持する保持筒21が下部作業ステー
ジ15上に回転可能に立設支持され、上部踊り場
14にラジアルベアリング26を介して吊下げら
れた円盤26上に設置した昇降用モータ22によ
つて回転駆動するスクリユーロツド23が、保持
筒21内にて前記軸20と螺着している。一方保
持筒21の上部には前記円盤24が固設され、円
盤24の外周上部には、内周部に内歯ギヤ25を
有する前記ラジアルベアリング26のインナーレ
ースが固着され、アウターレースは上部踊り場1
4側に固着され、前記内歯ギヤ25に旋回用モー
タ27に設けたピニオン28が噛合している。
尚、走行台車1の走行駆動部の構造は従来と同
様であるから、その説明及び図面は省略してあ
る。
斯かる構成において、走行台車1を従来の如き
矩形断面から逆三角形断面としたので、部材点数
が削減し大幅な軽量化が達成される。この際、レ
ール受台11及びレール12も構造強度部材とし
て作用する。更に下部桁材6はホイスト4のガイ
ドレールとしても兼用しているので重量的に有利
であり、従来のガイドレールkの取付位置と比較
してみても荷重が無理なく構造体に伝達される。
又、走行台車1を逆三角形断面とし、横行台車
2を走行台車1の上部桁材5,5から吊下げてい
るため、走行台車1の両側面と横行台車2との間
に夫々三角形状の空間が形成され、横行台車2に
上部踊り場14を形成することにより、前記三角
形状の空間を利用することが可能となる。本考案
では、走行台車1の歩廊9と横行台車2との間の
乗り移りを、走行台車1の側方に形成した乗り移
り口10と横行台車2の上部踊り場14に形成し
た乗り移り用階段19とを利用して走行台車1の側
方から行うようにしたので容易であり、しかも横
行台車2の幅が2つの乗り移り口10,10間の
寸法より長く設定してあるので、横行台車2がど
の位置で停止しても乗り移りが可能である。ちな
みに、従来装置では、走行台車aが矩形断面を有
し、横行台車c下部桁材g,gから吊り下げられ
ているため、走行台車aの側面と横行台車cとの
間に空間が形成されず、従つて本考案の如き上部
踊り場14を設ける余地がないので、走行台車a
の歩廊uと横行台車cとの間の乗り移りは走行台
車aの下部から行わねばならず、走行台車aの停
止位置によつては下部連結材jが階段vの位置と
一致してしまつた場合、乗り移りが厄介であつ
た。
仮りに、走行台車aの両側面と横行台車cとの
間に、本考案の如き上部踊り場14を形成するた
めの空間を形成しようとすると、上部桁材f,f
からブラケツトl,lを大きく張り出して横行台
車cを吊り下げなければならず、強度上及び重量
上問題があつて実用的でない。
更に本考案では、モータ22や27等の計測台
3を昇降させる機構や旋回させる機構が総て横行
台車2の上部踊り場14側に設置してあるので、
下部作業ステージ15上にはデツドスペースがな
くなり、計測台3に計測機器類を取付ける作業を
行う場合、下部作業ステージ15の床板15′
(第3図参照)の取外し等を容易に行うことがで
きる。従来装置では作業ステージp上に旋回装置
tがあるためデツドスペースが存在していた。
更に又、本考案では、第2図のようにして車輪
13,13を1台のモータ29にて駆動でき同期
を容易に行うことができるが、従来装置では、構
造的にこのようなことを行うことができず、2題
のモータにて同期をとりながら行わねばならず、
この点でも便利である。
又、水理実験では、写真撮影がつきものである
が、特に走行台車1の歩廊9から行う場合、逆三
角形断面となつていることから運転操作等に対す
る視界がよく、作業性も向上する。
尚、本考案では、横行台車2とホイス4が干渉
する構造となつているが、横行台車2に対しホイ
スト4を通過させるような使い方をすることはな
いので、実用上支障はない。
又、本考案は前記実施例にのみ限定されるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない限り種々変
更を加え得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の計測台車によれ
ば、横行台車を吊下げるレールやホイストをガイ
ドするガイドレール等を走行台車の構造強度部材
に組入れ、しかも逆三角形断面に構成したので、
従来装置に比し大幅に軽量化を図ることができ
る、と言う優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の計測台車の部分説明図、第2
図は第1図の−拡大矢視図、第3図は第2図
の部分詳細図、第4図は従来の計測台車の全体説
明図、第5図は第4図の−拡大矢視図であ
る。 1は走行台車、2は横行台車、3は計測台、4
はホイスト、5は上部桁材、6は下部桁材、7は
連結材を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長尺の走行台車と、走行台車の長手方向に沿つ
    て移動する計測台を備えた横行台車及び重量物運
    搬用ホイストとから主に構成される計測台車にお
    いて、前記走行台車を、一対の上部桁材と下部桁
    材とこれら桁材間をトラス式に連結する連結材と
    によつて逆三角形状に構成し、且つ前記上部桁材
    上に、横行台車を吊下げ支持するレールを設ける
    と共に、前記下部桁材を、ホイスト移動用ガイド
    レールとして兼用させたことを特徴とする計測台
    車。
JP11382385U 1985-07-25 1985-07-25 Expired JPH0222673Y2 (ja)

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JP11382385U JPH0222673Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11382385U JPH0222673Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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Publication Number Publication Date
JPS6222529U JPS6222529U (ja) 1987-02-10
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JP11382385U Expired JPH0222673Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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JPS6222529U (ja) 1987-02-10

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