JPH033616Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH033616Y2
JPH033616Y2 JP16444883U JP16444883U JPH033616Y2 JP H033616 Y2 JPH033616 Y2 JP H033616Y2 JP 16444883 U JP16444883 U JP 16444883U JP 16444883 U JP16444883 U JP 16444883U JP H033616 Y2 JPH033616 Y2 JP H033616Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor slab
wheel
running wheel
slab
old
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16444883U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6070617U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16444883U priority Critical patent/JPS6070617U/ja
Publication of JPS6070617U publication Critical patent/JPS6070617U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH033616Y2 publication Critical patent/JPH033616Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、橋梁などの主桁上に架設されたコン
クリート製床版を打ち替える床版打替装置に関す
るものである。
近年、橋梁などの路面を形成するコンクリート
製床版の老朽化に伴ない、該床版の改修すなわち
床版の打替工事が次第に多くなりつつある。
ところで、橋梁のなかでもコンクリート製床版
と鋼桁の死荷重を鋼桁のみ断面で抵抗し、コンク
リート製床版と鋼桁が一体となつた後、活荷重に
抵抗する構造のいわゆる活荷重合成桁の床版打替
時において、旧床版を撤去して、新床版を据え付
ける際に床版撤去個所付近では、鋼桁のみ断面に
て抵抗するため、新床版を据え付ける荷重が大き
くなると、鋼桁の強度不足の問題が生じることが
当然予想される。このため、鋼桁上の打替位置ま
で床版を吊り上げるクレーンを進入させることが
困難なものとされ、従来は、橋梁直下あるいは近
くまで進入した自走式クレーンによつて、床版を
吊り上げこれを打ち替えたり、あるいはクレーン
車が進入できないような場合には、ケーブルクレ
ーン、フローテイングクレーンなどの設備によ
り、床版の打替工事を行なわざるをえず、工期と
工費が多大なものとなるなどの問題点があつた。
本考案は、このような背景に基づいて提案され
たもので、その目的とするところは、主桁上にク
レーン車が進入できない橋りようにおいても、容
易に桁上の旧床版を撤去して、このあとに新床版
を据え付けることができ、しかも橋りようの現地
条件すなわち架設個所にかかわりなくどのような
設置個所の橋りようにおいても使用することがで
き、工期および工費の低減を図ることのできる床
版打替装置を提供しようとするものである。
かかる目的を達するため、本考案は、主桁の長
さ方向に沿つて床版上を移動自在で、かつ、床版
の幅方向両側に平行に配されて1枚の床版を吊り
下げる2台の台車と、これら台車とクレーンとの
間を往復して新旧床版を運搬する運搬車とを具備
し、前記台車の駆動輪と第1走行輪との間に第2
走行輪を配設し、かつ、第1走行輪を支持脚によ
つて上下方向に移動自在に支持するとをもに、こ
れら、第1、第2走行輪の間に、床版を持ち上げ
る吊上げ装置を設けたことを特徴とする。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
すれば、第1図ないし第4図に示すように、橋台
1上に架設された鋼製主桁2上にコンクリート製
床版3(以下床版と呼ぶ)が差し渡され、この床
版3の上に該床版3を吊り下げる2台の台車4,
4が、前記主桁2の長さ方向に沿つて移動自在に
乗せられている。また、床版3の上には、前記台
車4,4とクレーン5との間を往復して新旧床版
3を運搬する運搬車6が乗せられている。なお、
第1図において符号7はトラツクである。
前記台車4,4および運搬車6について、以
下、詳細に説明すれば、台車4は、第1図および
第2図に示すように、駆動輪8と第1走行輪9と
の間に第2走行輪10が配設されたいわゆる3本
脚の構成とされ、各車輪8,9,10は、第3図
に示すように、それぞれ支持脚11,12,13
の左右にひとつづつ配された6輪構造となつてい
る。また、各支持脚11,12,13の上部に
は、梁14が架け渡されるとともに、支持脚1
1,13の下部すなわち、駆動輪8と第2走行輪
10との間には、載置台15が配設されている。
さらに、また前記梁14における第1走行輪9と
第2走行輪10との間には、床版3を持ち上げる
吊上げ装置として2つのチエーブロツク16,1
6が設けられている。
一方、前記第1走行輪9を支持する支持脚12
は、梁14との連結部分を基端として、梁14の
長さ方向に平行な面内で縦回動自在に支持され、
起伏装置17によつて上下に回動するようになつ
ている。この起伏装置17は、支持脚12と梁1
4とを連結する軸18に設けられたスプロケツト
19と、中間歯車20,21およびチエーン22
を介してスプロケツト19を回転させる電動機2
3とから構成されている。
なお、前記載置台15の上には、各駆動輪8を
駆動する走行装置25がそれぞれ設けられてい
る。この走行装置25は、チエーン26を介して
駆動輪8を回転させる電動機27と、この電動機
27の電源となる発電機28とを主体として構成
されている。なお、符号29は走行装置25を制
御する操作盤を示す。
さて、前記運搬車6について説明すれば、この
運搬車6は、第3図に示すように、2台の自走式
運搬台車30,30から構成されており、この運
搬台車30は、前記台車4の支持脚よりも高さの
低い2本の支持脚31,32の下部に、それぞれ
設けた駆動輪33と、走行輪34とによつて移動
するようになつている。また、これら支持脚3
1,32の上端には、床版3を乗せるための台3
5が架設されている。なお、支持脚31,32の
下部には底板36が設けられ、この底板36の上
に駆動輪33を駆動する駆動装置37が設けられ
ている。駆動装置37は、電動機38と、発電機
39と、電動機38を制御する制御盤40とを主
体として構成され、電動機38の回転をチエーン
41介して駆動輪33を伝達するようになつてい
る。
以下、このように構成された本考案の作用につ
いて第4図を参照して説明する。
主桁2上に差し渡された旧床版3を打ち替える
には、第4図イに示すように、台車4,4をそれ
ぞれ平行に移動させ、打ち替えるべき旧床版3の
上にチエーンブロツク16,16が位置するよう
にしておく。なお、これら2台の台車4,4の移
動は、キヤブタイヤケーブルによつて2台の台車
の操作盤29を接続しておき、1台の台車4の発
電機28によつて電源を確保しながら、2つの台
車4,4の何れか一方の台車4の操作盤29によ
つて2台の台車4,4を連動して移動させる。
そして、第4図ロで示すように、旧床版3をチ
エーンブロツク16で吊り上げたのち、第4図ハ
に示すように、台車4を移動させて、旧床版3の
下に運搬車6を移動させ旧床版3を運搬車6の上
に載置する。前記台車4が第4図ハに示すように
移動する場合、床版3を吊り上げたところには、
当然床版3を撤去したところだけ隙間が生じる
が、台車4は、主桁2の長さ方向に沿つて駆動輪
8、第2走行輪10、第1走行輪9の順に支持さ
れているので、隙間の上に第2走行輪10が通過
しても駆動輪8と第1走行輪9とによつて台車4
は床版3上に支持されるので走行に支障はない。
次いで、床版3を載せた運搬車6を第4図ニに
示すように、クレーン5近くまで移動して新床版
3を載せたのち、再び台車4まで移動させ新床版
3を台車4のチエーンブロツク16によつて第4
図ホに示すように吊り下げる。なお、運搬車6を
移動させる際には、第1走行輪9の支持脚11を
起伏装置17により床版3が通過できるように上
方へ回動させておく。
そして、新床版3を吊り下げた台車4を第4図
ヘに示すように移動させ、旧床版を撤去したあと
に新床版3を据え付けて1枚の床版の打替工事が
終る。
以上説明したように、本考案の床版打替装置に
よれば、主桁上の床版にのせた2台の台車によつ
て、旧床版を容易に撤去することができ、撤去し
た床版を運搬車によつてクレーン近くまで運ぶこ
とができ、さらに新床版を台車まで再び運んで該
台車によつて旧床版を撤去したあとに新床版を据
え付けることができるので、桁上の打替位置まで
床版を吊り上げるクレーンが進入できない場合に
も、容易に床版の打ち替え工事を実施することが
でき、しかも橋りようの架設個所によつて床版を
吊り上げる設備を変更する必要もないので、工期
および工費を減少することができる等の優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は概略側面図、第2図は台車およ
び運搬車の側面図、第3図は平面図、第4図イな
いしヘは作用を説明するために示した側面図であ
る 2……主桁、3……床版、4……台車、6……
運搬車、8……駆動輪、9……第1走行輪、10
……第2走行輪、11,12,13……支持脚、
14……梁、16……チエーンブロツク、17…
…起伏装置、30……運搬台車、31,32……
支持脚、33……駆動輪、34……走行輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主桁上の旧床版を撤去して、このあとに新床版
    を据え付ける床版打替装置において、該床版打替
    装置は、前記主桁の長さ方向に沿つて床版上に移
    動自在に乗せられ、かつ、床版の幅方向両側に平
    行に配されて1枚の床版を吊り下げる2台の台車
    と、これら台車とクレーンとの間を往復して新旧
    床版を運搬する運搬車とを具備し、前記台車は、
    駆動輪と第1走行輪との間に第2走行輪が配設さ
    れ、かつ、第1走行輪は支持脚によつて上下方向
    に移動自在に支持されるとともに、これら第1走
    行輪と第2走行輪との間には、床版を持ち上げる
    吊上げ装置が設けられていることを特徴とする床
    版打替装置。
JP16444883U 1983-10-24 1983-10-24 床版打替装置 Granted JPS6070617U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16444883U JPS6070617U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 床版打替装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16444883U JPS6070617U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 床版打替装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6070617U JPS6070617U (ja) 1985-05-18
JPH033616Y2 true JPH033616Y2 (ja) 1991-01-30

Family

ID=30360535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16444883U Granted JPS6070617U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 床版打替装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6070617U (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4551037B2 (ja) * 2001-08-31 2010-09-22 株式会社ピーエス三菱 大規模pc床版の架設方法及び装置
JP3901657B2 (ja) * 2003-03-28 2007-04-04 ピーシー橋梁株式会社 自走式プレキャスト床版架設機
JP6533109B2 (ja) * 2015-07-14 2019-06-19 オリエンタル白石株式会社 橋梁の解体工法
JP6677628B2 (ja) * 2016-12-21 2020-04-08 鹿島建設株式会社 床版架け替え装置及び方法
JP6867249B2 (ja) * 2017-07-12 2021-04-28 三井住友建設株式会社 床版の交換方法及び門型クレーン
JP6956622B2 (ja) * 2017-12-19 2021-11-02 鹿島建設株式会社 床版設置装置及び床版設置方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6070617U (ja) 1985-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5051591B2 (ja) 床版用プレキャストpc板架設装置及びその架設方法
RU2011103716A (ru) Тележка мостового крана
JPH033616Y2 (ja)
KR101160273B1 (ko) 교량공사용 스트래들 캐리어
KR200391266Y1 (ko) 교량 시공용 무궤도 작업대차
JP5772273B2 (ja) 据付装置及び据付方法
CN208516817U (zh) 高铁高架桥面预制遮板和防护墙模板施工台车
KR101162346B1 (ko) 엘형 박스구조물과 대차를 이용한 런칭박스구조물 및 이를 이용한 교량시공방법
CN201932139U (zh) 平板汽车上的旋转台车
CN2337186Y (zh) 高架路砼桥面板吊装机
KR101213377B1 (ko) 교량 상판의 리프트-런칭 공법 및 이를 위한 리프트-런칭 장치
JPH07102531A (ja) 橋梁張出し架設工法及びその装置
CN101446118A (zh) 幕墙移板支架
JPH036648Y2 (ja)
CN108466939A (zh) 高铁高架桥面预制遮板和防护墙模板施工台车
CN217148333U (zh) 一种便于拆装的洁净室吊装设备
CN216155327U (zh) 一种葫芦双梁桥式起重机
CN217947445U (zh) 一种组合式悬挂双梁起重机
CN214828467U (zh) 一种自行式块件吊装运输设备
CN212559188U (zh) 安装于挂篮的起吊设备
RU194068U1 (ru) Пневмоколесный сборно-разборный консольный кран (пк срк)
CN2640877Y (zh) 重型汽车车架总成横跨转移运输装置
RU2225829C2 (ru) Шлюзовой кран для установки пролетных строений железнодорожного моста
JP3528273B2 (ja) 輸送台車
JPH10226490A (ja) 重量物運搬設置作業車