JPH02224626A - ソフトティッシュペーパー - Google Patents

ソフトティッシュペーパー

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JPH02224626A
JPH02224626A JP1152065A JP15206589A JPH02224626A JP H02224626 A JPH02224626 A JP H02224626A JP 1152065 A JP1152065 A JP 1152065A JP 15206589 A JP15206589 A JP 15206589A JP H02224626 A JPH02224626 A JP H02224626A
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tissue paper
polysiloxane
surfactant
amount
starch
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ロバート、スタンレー、アンパルスキー
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ウォルフガンク、ウルリッヒ、シュペンデル
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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Sanitary Thin Papers (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は一般的にティッシュペーパーに関し、更に詳し
くはソフトでシルキーなフランネル様感触並びに触覚で
感知しうる高いバルク及び生理学的な表面平滑性を有す
る高バルクティッシュベーバーに関する。
背景情報 ソフトティッシュペーパーは、使い捨てペーパータオル
、顔用及びトイレットティッシュとして通常好ましい。
しかしながら、ティッシュペーパーの柔軟性を高めるた
めの公知の方法及び手段では通常引張り強度に悪影響を
与えてしまう。したがって、ティッシュペーパー製品の
デザインにおいては、引張り強度に対して柔軟性のバラ
ンスをとることが通常課題となっている。
機械的及び化学的双方の手段は、ソフトティッシュペー
パー、即ちユーザーにより彼らの感触でソフトに知覚さ
れるティッシュペーパーを製造する目的で導入された。
このような触覚で感知しうる柔軟性は、格別限定されな
いけれども、弾力性、フレキシビリテ(−(flexl
bl 1ily)及び平滑性、並びにシルク又はフラン
ネルのように感じられるような主観的項目によって特徴
付けられる。本発明は、化学的添加剤、特にティッシュ
ペーパー製品のユーザーの感触をべとべと又は浦っぽく
させることなくティッシュペーパーにシルキーな又はフ
ランネル様の感覚を付与する物質の導入によって、ティ
ッシュペーパー、特に高バルクのクレープ化された(c
reped)ティッシュペーパーの触覚で感知しうる柔
軟性を改善することに関する。
このような化学的添加剤の例としては、例えば以下単純
にポリシロキサンと呼ばれるポリシロキサン物質がある
。加えて、界面活性物質も、柔軟性及び/又は表面平滑
性を更に高め、及び/叉はポリシロキサンにより引き起
こされる湿潤性のいかなる減少も少なくとも部分的に補
うために加えることができ;しかも、デンプンのような
バインダー物質も、ポリシロキサン及び使用されるので
あれば界面活性添加剤によって生じる強度の減少及び/
又はリンチング性(llntlng propensi
ty)の増加を少なくとも部分的に補うために加えるこ
とができる。
現在の標準によれば全くソフトであってかつ本発明によ
る柔軟性向上に応じやすい代表的な高バルクのクレープ
化されたティッシュペーパーは、下記米国特許:即ち、
ローレンス・H・サンフォード(Lawrence I
l、 ’3anf’ord)及びジェームズ−B・シッ
ソン(James B、 5lsson)に1%7年1
月31日付で発行された第3,301,746号:ビー
タ−・G・エアーズ(Peter G、 Ayers)
に1976年8月10日付で発行された第3,974.
025号;ジョージ・モーガン・Jr。
(Gcorge Morgan、Jr、)及びトーマス
φF・リッチ(Thomas P、 Rlch)に19
76年11月り30口付で発行された第3,994,7
71号−ボール・D・トロクハン(Paul D、 T
rokhan)に1980年3月4日付で発行された第
4,191,609号;並びにポール◆D−トロクハン
に1987年11−120日付で発行された第4.63
7,859号の各明細書で開示されている。これらペー
パー類の各々は密な領域、即ちそれら各々の残部よりも
密な領域のパターンによって特徴付けられるが、かかる
密な領域は捺印用キャリア布帛の交差ナックルによるよ
うな製紙中に集密化されたことから生じる。他の高バル
クソフトティッシュペーパーは、シェリー−E−カース
テンス(Jerry IE、 Carstens)に1
981年11月17日付で発行された米国特許節4,3
00,981号;並びにニドワード・R−ウェルズ(E
dvard R,Melts)及びトー7ス−A・ヘン
スラー(ThoIas^、 l1ensler)に19
84年4月3日付で発行された第4,440,597号
の各明細書で開示されている。加えて、最終乾燥前にお
ける全体的集密化の回避により高バルクティッシュペー
パーを得ることは、D−L・ショー (D、L、Sha
w)に1974年6月28日付で発行された米国特許節
3,821,068号明細書で開示されており;製紙完
成紙料におけるデボンダ−(dcbondcr)及び弾
性ボンダー(bondcr)の使用による組合せで全体
的集密化の回避は、J−L・サルプツシ−・J r (
J、I、、5aivucci、Jr)に1974年5月
21日付で発行された米国特許節3.812゜000号
明細書で開示されている。
上記サルプツシ−で考えられたような化学的デホンダー
及びそれらの作用理論は、フリーマーク(Prieaa
rk)らに1973年8月281]付で発行された第3
,755,220号;マイセル(Melsel)らに1
974年10月29日付で発行された第3゜844.8
80号;及びベツカ−(Bccker)らに1979年
1月19日付で発行された第4,158.594号のよ
うな代表的米国特許明細書で開示されている。ティッシ
ュペーパーを改善するために提案された他の化学的処理
法としては、例えばケンジ・ハラらの***特許箱3,4
20,940号明細書で開示された方法、即ち清潔にし
かつふき取りを容易にするジメチルシリコーン浦のよう
なシリコーン油と植物性、動物性又は合成炭化水素油と
の組合せでトイレットティッシュペーパーを含浸させる
方法がある。
加えて、セルロースバルブから製造されるペーパーの引
張り強度を増加させる周知の機械的方法は、製紙前にバ
ルブを機械的に精製することによる。一般に、精製度を
高めるほど引張り強度も高まる。しかしながら、ティッ
シュ引張り強度及び柔軟性に関する前記説明と一致して
、セルロースバルブの機械的精製度が高ければティッシ
ュペーパーの柔軟性に悪影響を与えてしまうが、イロし
製紙完成紙料及びプロセスの他のすべての面に変化はな
い。しカーしながら、本発明の適用によって、引張り強
度は柔軟性に悪影響を与えることなく増加させることが
でき;一方柔軟性も引張り強度に悪影響を与えることな
く改善することができる。
発明の要旨 本発明の一面において、約10〜約65g/rtfの坪
量、約0.6g/cc以下の繊維密度を有し、しかも例
えば高い柔軟性を発揮するポリシロキサンのような有効
量の化学的添加剤を含有したティッシュペーパーが提供
される。本ティッシュペーパーは、高度の触覚的な柔軟
性及び平滑性、並びにシルキーな及び/又はフランネル
様の感触を有する。好ましくは、ティッシュペーパーは
ティッシュペーパーの乾燥繊維重量に対して約0.00
4〜約2%のかかる化学的添加剤を含有するが、更に好
ましくはかかる添加剤の量は約0.004〜約0.3%
である。
本発明による使用に好ましい化学的添加剤はポリシロキ
サンであって、好ましいポリシロキサンとしてはアミノ
官能基含有ポリジメチルポリシロキサンがあるが、その
場合にポリマー側鎖の約10モル%以下がアミノ官能基
を含んでいる。表示法として置換度は平均分子量に直接
間するものではなく、ポリシロキサンの分子量が確認に
困難であることから、ポリシロキサンの粘度が分子量を
客観的に確認しうる指標として用いられる。したがって
、例えば約2%の置換が約125センチストークスの粘
度を有するポリシロキサンの場合に非常に有効であるこ
とが判明したが、約五〇万(5,000,000)セン
チストークス以上の粘度が置換の有無にかかわらず有効
である。アミノ官能基によるかかる置換に加えて、有効
な置換はカルボキシル、ヒドロキシル、エーテル、ポリ
エーテル、アルデヒド、ケトン、アミド、エステル及び
チオール基で行うこともできる。これらの有効な置換基
の中ではアミノ、カルボキシル及びヒドロキシル基を有
する一群が他のものよりも更に好ましく、アミノ官能基
が最も好ましい。
市販ポリシロキサンの例としては、ダウ−コーニング(
Dov Cornlng)製のダウ8075及びダウ2
00;並びにユニオン・カーバイド(UnionCar
t+1de)製のシルクs ット(Sl 1wet) 
720及びウカーシル(Ucarsll) E P S
がある。
本発明の化学的処理ティッシュペーパーは、これがなけ
ればポリシロキサンの導入によって生じるであろうティ
ッシュペーパーの湿潤性のいかなる減少も少なくとも部
分的に補うために及び/又はティッシュペーパーの触覚
で知覚しうる表面゛l乏滑性を高めるために有効な量の
界面活性剤を史に含有していてもよい。好ましくは、界
面活性剤の量はティッシュペーパーの乾燥繊維ff1m
に対して約0.01〜約2%、更に好ましくは約0.0
5〜約0.5%である。しかも、好ましくは、界面活性
剤は非カチオン系であって、これがなければ界面活性剤
の導入によって生じるであろうティッシュペーパーの性
質に関する製造後の変化を実質上回避しうるようにティ
ッシュペーパーが製造された後その場で実質上非移動性
である。これは、例えば貯蔵、輸送、商品化中に通常出
会う温度以上の融点、例えば約50℃以上の融点を有す
る界面活性剤の使用及び本発明のティッシュペーパー製
品例の適用によって達成される。
しかも、化学的添加剤を含有した本発明によるティッシ
ュペーパーは、これがなければS&S改質剤及び存在す
るのであれば界面活性物質の導入によって生じるであろ
う引張り強度のいかなる減少又はリンチング性の増加も
少なくとも部分的に補うためにデンプンの、ようなバイ
ンダー物質の白。
動量を更に含有していてもよい。バインダー物質の有効
量は、ティッシュペーパーの乾燥繊維重量ベースで約0
.01〜約2%であることが好ましい。
本発明で特に好ましいティッシュペーパー例では、シル
キーなフランネル様感触を付与しうるポリシロキサンの
ような化学的添加剤約0. 004〜約0.3%:界面
活性物誓約0.1〜約2%:及びデンプン約0.1〜約
2%を含有しているが、これら添加剤のすべての量はテ
ィッシュペーパーの乾燥繊維重量ベースである。
発明の詳細な説明 簡単に述べると、本発明は、例えばポリシロキサンのよ
うな化学的添加剤の導入によりシルキーなフランネル様
感及び触覚で知覚しつる高い柔軟性を有するティッシュ
ペーパーを提供する。かかるティッシュペーパーは、有
効量の界面活性物質及び/又はデンプンのようなバイン
ダー物質を更に含有していてもよい。一般的に言えば、
界面活性剤が触覚で知覚しうる生理学的な表面平滑性を
高め及び/又はティッシュペーパー(例えば、トイレッ
トティッシュ)の意図目的にとって十分な湿潤性を得る
ために含有させることができ;更にデンプンのようなバ
インダー物質もこれがなければ化学的添加剤及び使用さ
れるのであれば界面活性剤の添加によ−)で生じるであ
ろうティッシュペーパー引張り強度のいかなる減少及び
/又はリンチング性の悪化も少なくとも部分的に捕うた
めに含有させることができる。但し、好ましい化学的添
加剤がポリシロキサンであることから、“化学的添加剤
”及び″ポリシロキサン”という用語は本明細書におい
て一部互換的に用いられるが、しかしながらそれによっ
て本発明の範囲をポリシロキサン自体を含むティッシュ
ペーパーに限定したり又は“化学的添加剤″という用語
をポリシロキサン自体に限定したりするつもりではない
操作理論に拘束され、それによって本発明を限定するつ
もりはないが、本発明のティッシュペーパー例は経験的
に決定された範囲の下記パラメターにより規定される三
元パラメーター領域の範囲内であるとして通常特徴付け
られる:第一に、それらの全フレキシビリティ一対それ
らの全強度の比率:第二に、それらの生理学的な表面平
滑性;及び第三に、それらの摩擦のスリップ・アンド・
スティック(811p−and−8tick)係数。例
えば、下記操作に従い行われた試験では、本発明の三元
パラメーター領域に関し、約0.13以下の全フレキシ
ビリティ一対それらの全引張り強度の比率:約0.95
以下の生理学的な表面平滑性;並びにパターン集密化テ
ィッシュペーパーの場合約0.033以下及び実質上均
一な密度を有するティッシュペーパー例の場合約0.0
38以下の摩擦のスリップ・アンド・スティック係数と
して規定される。逆に、試験されたかつ本発明の例でな
いすべての現在のティッシュペーパーは、この三元パラ
メーター領域外であった。これらのパラメーター及び試
験法は以下で記載されている。
フレキシビリティ−及び全フレキシビリティ−本明細書
で用いられるフレキシビリティ−とは、力対伸び%デー
タから導かれるグラフ曲線の割線の勾配として規定され
るが、その場合に割線は原点(伸び0%、力0)及び力
/ c+++幅が20gであるグラフ曲線上の点を通る
。例えば、サンプル幅1c!a当たり20 gの力で1
0%(即ち、0.1e+n/cm長さ)伸びるサンプル
の場合には、(0%。
0)及び(10%、20)を通る割線の勾配は下記式を
用いた場合2.0である: 2−Xl 本明細書で用いられる全フレキシビリティ−とは、機械
方向(sac旧ne−direction)フレキシビ
リティ−及び機械横方向(cross−machlne
−dlrecHon)フレキシビリティ−の幾何平均を
意味する。但し、これは機械方向フレキシビリティ−と
機械横方向フレキシビリティ−(g/am)の積の平方
根である。
全引張り強度 本明細書で用いられる全引張り強度とは、機械方向及び
機械横方向の破断強度g/サンプル幅emの幾何平均を
意味する。但し、これは機械方向の破断強度と機械横方
向の破断強度(g/サンプル幅cf11)の積の平方根
である。
ウニピーファクター 全フレキシビリティ一対全引張り強度の比率は、本発明
の態様を強靭であると同時に高いバルク柔軟性を有する
と特徴付けるファクターと決定された。この比率は、こ
れによりウニビー(WABY)ファクターと呼ばれる。
全引張り強度 例えば、全フレキシビリティ−20g / Cm及び全
引張り強度154g/amのサンプルは0.13のウニ
ピーファクターを有する。
簡単に言えば、ティッシュペーパーの触覚で感知しうる
柔軟性はそのウニピーファクターに反比例し、限られた
実験データによれば本発明のティッシュペーパー例はウ
ニピーファクター約0.13以下であることを示してい
る。更に、上記のようなフレキシビリティ−及び全引張
り強度の双方がg/■であって、それらの比率が無次元
であることから、ウニピーファクターは無次元であるこ
とに注意しなければならない。
生理学的な表面平滑性 不明m書で用いられる生理学的な表面平滑性とは、ダイ
ヤモンド針を有するプロフィロメーター(prorll
ometer) (下記)で機械方向にティッシュペー
パーサンプルをスキャニングすることで得られるファク
ター(以下、PSSファクター)であり、プロフィロメ
ーターは例えば日本の京都市南区にしきよ、からと町の
カド−・チク社(KATOTECII CO,、LTD
、)製の表面テスター(Surf’aeeTester
) KE S −F B −4のような表面試験装置に
設置される。このテスターにおいて、ティッシュサンプ
ルは電動ドラム上におかれ、針は12時の時計位置でド
ラム方向に重力偏向している。ドラムは111/秒のサ
ンプル速度となるように回転され、プローブに対してサ
ンプルを2cm移動させる。したがって、プローブは2
cmのサンプル長さを走査する。プロフィロメーターは
、正常力270麿gを与えるよう針のバランスを保つ手
段を備えている。基本的に、装置は”cmのサンプル長
さがプロフィロメータープローブ下で走査される際に針
の上下変位(龍)を検知する。得られた針振幅対針距離
走査データはデジタル化され、しかる後ノースカロライ
ナ州27605.  ロー9−(Ralelgh) 、
ポスト・オフィス・ボックス(PostOrnce B
ox) 10066のSASインスティテユート社(S
AS In5titute Inc、)製のブロク・ス
ペクトラ(Proe 5pectra)標準プログラム
に従いフーリエ変換を行うことにより針振幅対振動数ス
ペクトルに変換される。これはサンプルのトポグラフィ
−(topography)におけるスペクトル成分を
明確にするが、しかる後振動数スペクトルデータはベリ
ー口により定量かつ報告されたようなヒト触覚応答性用
に調整される(ロナルド・T・ベリー口(Ronald
 T、 Verrlllo)、  ”振動触覚閾値に対
する収縮筋領域の効果“ ジャーナル・オブ・ザ・アク
ースチカル会ソサエティーΦオブ・アメリカ(Jour
nal or the Aeoustleal 5oc
iety orAmerica) 、第35巻、第1%
2頁、1%3年]。
しかしながら、ベリー口のデータは時間領域(即ち、サ
イクル7秒)であって、生理学的表面平滑性は指対サン
プル速度に関することから、べり−口型データは標準指
対サンプル速度ファクターとして65mm/秒で空間領
域(即ち、サイクル/龍)に変換される。最後に、デー
タはθ〜10サイクル/11で積分される。その結果が
PSSファクターである。図によれば、PSSファクタ
ーはθ〜10サイクル/龍におけるベリーロ調愁振動数
(サイクル/關)対針振幅曲線下の面積である。
好ましくは、PSSファクターは前後双方に多数のサン
プル(例えば、サンプル10)を走査して得られる平均
値で°ある。
上記プロフィロメーターは、更に詳しくは、すべてロー
ドアイランド州プロピデンスのフェデラル・プロダクツ
(Federal Products)製であるグール
ドーサーフアナライザー令エクィップメント・コントロ
ーラー(Gould 5urf’analyzer E
quipa+cntController) #21−
1330−20428、プローブ#21−3100−4
65、ダイヤモンド針チップ(半径0.0127朋)#
210120−00及び針チツプエクステンダー(ex
tcnder)# 22−0129−00を有する。プ
ロフィロメータープローブアセンブリーはカウンターバ
ランス(counterbalance)を装備してお
り、米国特許節4,300,981号明細書の第22図
で示されているように組み立てられている(前記参照)
摩擦のスリップ−アンド−スティック係数摩擦のスリッ
プ−アンド−スティック係数(以下、S&S  C0F
)は、摩擦係数の平均偏差として規定される。それは無
次元である。これは、走査されるサンプル、例えばフリ
ットガラスディスクの表面を滑るように配置かつ配列さ
れた針が装備された例えば上記カド−表面テスターのよ
うな市販試験装置を用いて求めることができる。サンプ
ルが上記のように走査される場合に、装置はサンプルが
その下を動かされる、即ち走査される際に針上の横向き
力を感知する。横向き力は摩擦力と呼ばれ、摩擦力対針
重量の比率は摩擦係数llである。次いで、装置は各サ
ンプルの各スキャン毎にS&S  COFを決定するた
め下記式に解答する。
上記式中 μは摩擦力対プローブ荷重の比率であり;Tはμの平均
値であり; Xは2cmである。
ここで発明の詳細な説明に戻るが、本発明の高い触覚応
答性を有するポリシロキサン処理ティッシュペーパーと
しては、格別限定されず、慣用的なフェルト圧縮ティッ
シュペーパー;サンフォードーシッソン及びその弟子に
より例示されたようなパターン密度化ティッシュペーパ
ー;及びサルプツシ−により例示されたような高バルク
非集密化ティッシュペーパーがある。ティッシュペーパ
ーは同質又は多層構造であってもよく、それから製造さ
れるティッシュペーパー製品も単層叉は多層構造であっ
てよい。ティッシュペーパーは、約10〜約65g/耐
の基本重量及び約0.60g / ce以下の密度を有
することが好ましい。好ましくは、基本重量は約35g
/rrr以下で、密度は約0.30g/cc以下である
。最も好ましくは、密度は約0.08〜約0.20g/
ce以下である。
本発明で使用可能な製紙繊維としては、水利バルブから
得られる繊維がある。コツトンリンターバガス等のよう
な他のセルロース繊維質パルプ繊維も使用可能であって
、本発明の範囲内に属すると考えられる。レイヨン、ポ
リエチレン及びポリプロピレン繊維のような合成繊維も
、天然セルロース繊維と組合せて用いることができる。
使用口■能なポリエチレン繊維の一例はパーキュリーズ
辻(Hercules、Ine、)  (プラウエア州
つィルミントン)製のパルペックス(PulpexTM
)である。
利用可能な木材バルブとしてはクラフト、亜硫酸及び硫
酸プロセスで製造される化学的バルブがあり、機械的パ
ルプとしては例えば砕木及び熱機械的パルプ及び化学的
改質熱機械的パルプがある。
しかしながら、化学的バルブが好ましく、その理由はそ
れらがそれで製造されるティッシュシートに優れた触覚
で知覚しつる柔軟性を付与するからである。時々“砕木
゛と呼ばれる落葉樹及び時々“軟木°と呼ばれる針葉樹
の双方から得られるパルプも使用可能である。
製紙繊維に加えて、ティッシュペーパー構造を造るため
に用いられる製紙完成紙料はそれに加えられる他の成分
又は物質:例えば湿潤強度及び−時的湿潤強度樹脂を有
していてもよい。
本発明においてS&S改質剤として白゛用な適切なポリ
シロキサン物質としては、ポリマー、オリゴマー、コポ
リマー及び他のマルチモノマーシロキサン物質がある。
本明細書で用いられるポリシロキサンという用語は、こ
のようなポリマー、オリゴマー、コポリマー及び他のマ
ルチモノマーシロキサン物質のすべてを含む。しかも、
ポリシロキサンは直鎖、分岐鎖のいずれであっても、又
は環状構造を有していてもよい。
好ましいポリシロキサン物質としては、下記構造のモノ
マーシロキサン単位を有するものかある上記式中、各シ
ロキサンモノマー単位に関するR1及びR2は各々独立
していずれかのアルキル、アリール、アルケニル、アル
カリール、アラルキル、シクロアルキル、ハロゲン化炭
化水素又は他の基である。このような基はいずれも、置
換されても又は非置換であってもよい。いずれの具体的
なモノマー単位のR及びR2基も、次の隣接モノマー単
位の対応官能基と異なっていてよい。しかも、基は直鎖
、分岐鎖のいずれであっても、又は環状構造を有してい
てもよい。基R1及びR2は、更に及び各々独立して、
格別限定されないが、例えば、シロキサン、ポリシロキ
サン及びポリシランのような他のシリコーン官能基であ
ってもよい。基R及びR2は、例えばアルコール、カル
ボン酸及びアミン官能基を含めた様々な有機官能基のい
ずれかを有することもできる。
置換の程度及び置換基のタイプは、ティッシュペーパー
構造に付与されるソフトでシルキーな感じ及び親水性の
相対変に影響を与えることが判明した。一般に、ポリシ
ロキサンにより付与されるソフトなシルキー感の程度は
、置換ポリシロキサンの親水性が減少するに従い増加す
る。アミノ官能基ポリシロキサンが本発明で特に好まし
い。
好ましいポリシロキサンとしては、下記一般式の直鎖オ
ルガノポリシロキサン物質がある:上記式中、各R1−
R9基は各々独立していずれかのCl−C1−置換アル
キル又はアリール基であり、Rloはいずれかの置換C
1−010アルキル又はアリール基である。好ましくは
、各RIR9基は各々独立していずれかのC,−C4非
置換アルキル基である。当業者であれば、例えばR9又
はRloが置換基であるか否かで技術的に差異はないと
認識するであろう。b対(a十b)のモル比は、好まし
くはO〜約20%、更に好ましくは0〜約10%、最も
好ましくは約1〜約5%である。
1つの特に好ましい例では、R1−R9はメチル基であ
り、Rloは置換又は非置換アルキル、アリール又はア
ルケニル基である。このような物質は、具体的なケース
で適切な具体的官能基をf−iするポリジメチルシロキ
サンとして、本明細書で通常記載されている。ポリジメ
チルシロキサン類の例としては、例えばポリジメチルシ
ロキサン、アルキル炭化水素R1o基を有するポリジメ
チルシロキサン並びに1以上のアミノ、カルボキシル、
ヒドロキシル、エーテル、ポリエーテル、アルデヒド、
ケトン、アミド、エステル、チオール及び/又はかかる
官能基のアルキル及びアルケニルアナログを含めた他の
R1o官能基を有するポリジメチルシロキサンがある。
例えば、Rloとしてのアミノ官能アルキル基はアミノ
官能又はアミノアルキル官能ポリジメチルシロキサンで
ある。これらポリジメチルシロキサン類の例示リストは
、それによって特に掲示されなかった他のものを除外す
る意味ではない。
本発明で有用なポリシロキサン類の粘度は、ポリシロキ
サンが流動性であるか又はティッシュペーパーへの適用
時に流動性であるように製造されうる限り、ポリシロキ
サン類の粘度が通常変動しうる広い範囲内で変動するこ
とができる。これには、格別限定されず、約25センチ
ストークスはどの低いものから約20,000,000
センチストークス又はそれ以上の粘度のものまである。
それ自体が流動に耐性である高粘度ポリシロキサン類は
、例えばポリシロキサンを界面活性剤で乳化させるか又
は例示目的のみで示ずヘキサンのような溶媒の助けでポ
リシロキサンを溶液にするような方法によって、ティッ
シュペーパーウェブ(web)上に有効に沈着させるこ
とができる。ポリシロキサン類をティッシュペーパーウ
ェブに適用する具体的な方法は、以下で更に詳細に説明
されている。
但し、掃作理論に拘束されるつもりはないが、ポリシロ
キサンの触覚効力がその平均分子量と直接関係があり、
かつ粘度が分子量と直接関係があると考えられている。
したがって、粘度を7]111定することに比べてポリ
シロキサン類の分7−mを直接測定することが比較的困
難であることから、ティッシュペーパーに高い触覚応答
性、即ち柔軟性、シルキー性(sllklness)及
びフランネル様を付与することに関する見掛上の操作パ
ラメーターとしてここでは粘度が用いられている。
ポリシロキサン類を開示した参考文献としては、ジーン
(Geen)に1958年3月11日付で発行された米
国特許第2,826,551号;ドラコツ(Drako
rr)に1976年6月22日付で発行された米国特許
第3,%4,500号;ペーダー(Pader)に19
82年12月21日付で発行された米国特許第4,36
4,837号;及びウールストン(%oolston)
l:: 1%0年9月28日付で公開された英国特許節
849,433号の各明細書がある。更に、1984年
にベトラーチ・システムズ社(Petrarch 5y
stes+s、Inc、)から頒布された“ケイ素化合
物”、第181−217頁は、ポリシロキサン類一般に
関する多数のリスト及び記載を含んでいる。
ポリシロキサンは、それが製紙機で製造される際に又は
しかる後、即ちそれが湿っているか(即ち、最終乾燥前
に)もしくは乾燥しているか(即ち、最終乾燥後に)の
いずれかのときにティッシュペーパーに適用することが
できる。好ましくは、ポリシロキサン含有水性混合物は
それが製紙機を通過する際にティッシュペーパー上にス
プレーされるが、その機械としては、例えば、格別限定
されないが、プレドライヤー前もしくはプレドライヤー
後のいずれかで又はヤンキー(Yankee)ドライヤ
ー/クリープ化位置の後であっても、但しウェブはポリ
シロキサンが適用された後でクリープ化されることが好
ましいが、サンフォードーシッソン(Sanford−
9isson) (前記参照)で開示された全体配置の
製紙機が参考にされる。
ポリシロキサンは、水性溶液、乳濁液又は懸濁液中の湿
潤ウェブに適用されることが好ましい。
ポリシロキサンは、ポリシロキサンが溶解するか又はポ
リシロキサンが混和しうる例えばヘキサジのように適切
な非水性溶媒を含む溶液として適用することもできる。
ポリシロキサンは、牛の形で供給しても、又は好ましく
は適切な界面乳化剤で乳化させてもよい。乳化されたポ
リシロキサンは適用の容易性から好ましく、即ち生のポ
リシロキサン水性溶液は水及びポリシロキサン相への分
離を阻害するために攪拌されねばならないからである。
ポリシロキサンは、ウェブ形成が行われた後で適用され
ることが好ましい。典型的プロセスでは、ウェブは遊離
水の排除によるポリシロキサンの損失を減少させるため
ポリシロキサン適用前に形成され、しかる後脱水される
。ポリシロキサンは、従来のプレスされたティッシュペ
ーパーの製造に際して約15%以上の繊維コンシスチン
シー(conslstency)時に湿潤ウェブに;及
び新たに形成されたウェブが細メツシユ長網抄紙機から
比較的粗い捺印/キャリア布帛に移される製紙機による
ティッシュペーパーの製造に際して約20〜約35%の
繊維コンシスチンシーを有する湿潤ウェブに適用される
ことが好ましい。その理由は、繊維が移行中に実質上可
動的であるほど十分に低い繊維コンシスチンシー時に移
行させることが好ましく、しかも排水が製紙機で進みそ
れらの可動性が実質上消失した後でポリシロキサンを適
用することが好ましいからである。更に、高い繊維コン
シスチンシー時におけるポリシロキサンの添加はペーパ
ー中及び上でのより大きな保留性を確保し、即ちその繊
維コンシスチンシーを増加させるためにウェブから排除
される水によってポリシロキサンはさほど失われなくな
る。
ポリシロキサンをウェブに適用する方法としては、スプ
レー及びグラビア印刷がある。スプレーは、経済的であ
ってかつポリシロキサンの量及び分布を正確にコントロ
ールしやすいことから、最も好ましい。それほど好まし
くはない他の方法としては、形成ワイヤ又は布帛上にポ
リシロキサンを沈着させ、しかる後ティッシュウェブに
接触させる方法;及び、ウェブ形成前にポリシロキサン
を完成紙料中に導入する方法がある。ポリシロキサン含
有液体を湿潤ウェブ上にスプレーするために適した装置
としては、ジョーシア州タッカ−のV−1−Bシステム
ズ社(V、1.B、Systems、 Inc、)製の
2mmノズルのような外部ミックス空気微粉砕ノズルが
ある。ポリシロキサン含有液体を湿潤ウェブ上に印刷す
るために適した装置としては、輪転グラビアプリンター
がある。
ポリシロキサンは、ティッシュペーパーウェブに均一に
適用されるべきである。実質上シート全体がポリシロキ
サンの触覚効果を有するよう、均一な分布が望ましい。
連続的な及びパターン化された分布はいずれも本発明の
範囲内に属し、上記基準に合致する。
ポリシロキサンは、湿潤ペーパーウェブポリシロキサン
処理に関して前記された同様の方法によって乾燥ペーパ
ーウェブに適用することができる。
ティッシュペーパー構造に適用された低レベルのポリシ
ロキサンは、油又はローションのような添加物質の助け
なしに柔軟化されたシルキーでフランネル様のべとべと
しない感触を呈しうることが、驚くべきことに発見され
た。重要なことに、これらの効果はトイレットペーパー
用に望ましい範囲内の高い湿潤性と共に本発明の多くの
例で得ることができる。好ましくは、本発明に従いポリ
シロキサンで処理されたティッシュペーパーは、約2%
以下のポリシロキサンを含有する。ポリシロキサン約2
%以下で処理されたティッシュペーパーがかかる低レベ
ルのポリシロキサンでそれに付与された実質的な柔軟性
及びシルキー性効果を有することは、本発明の予想外の
効果である。
般に、約0.3%以下、好ましくは約0.2%以下のポ
リシロキサンを有するティッシュペーパーは柔軟性、シ
ルキー性及びフランネル様性質の面で増加しているが、
但しポリシロキサンから生じる湿潤性に関するいかなる
悪影響も補うために界面活性剤の添加を要することなく
トイレットペーパーとしての使用に十分な湿潤性を維持
している。
ティッシュペーパーで維持されるべきポリシロキサンの
最少レベルは、柔軟性、シルキー性又はフランネル様性
質に関する触覚的差異をペーパーに付与する上で少なく
とも有効なレベルである。
最少有効レベルは、シートの具体的なタイプ、適用方法
、ポリシロキサンの具体的なタイプ、及びポリシロキサ
ンがデンプン、界面活性剤又は他の添加剤もしくは処理
剤で補充されているか否かに応じて変動する。ティッシ
ュペーパーで適用+iJ能なポリシロキサン保留範囲に
制限はないが、好ましくは少なくとも約0.004%、
更に好ましくは少なくとも約0.01%、更に一層好ま
しくは少なくとも約0.05%、最も好ましくは少なく
とも約0.1%のポリシロキサンがティッシュペーパー
により保持される。
好ましくは、柔軟性の感触を付与するために十分な量の
ポリシロキサンは、ティッシュペーパーの両面に付され
、即ち表面レベル繊維の外面側の表面に付される。ポリ
シロキサンがティッシュペーパーの一面に付される場合
には、その一部は通常ティッシュペーパー内部に少なく
とも部分的に浸透する。好ましい例では、触覚応答性を
発揮するために十分なポリシロキサンは、両表面がポリ
シロキサンの効果をそれに付与しうるようにティッシュ
ペーパーの全体厚にわたって浸透している。
ポリシロキサンが湿潤ティッシュペーパーウェブの一面
に適用される場合に、反対面へのポリシロキサン浸透を
促進させる上で有用であると判明した一方法は、ポリシ
ロキサンの適用箇所における湿潤ティッシュペーパーの
地表面側からティッシュペーパーを真空脱水することで
ある。
上記のようにティッシュペーパーをポリシロキサンで処
理することに加えて、かかるティッシュペーパーを界面
活性物質で処理することも望ましいと判明した。これは
、ポリシロキサン用の乳化剤として存在しうるいかなる
界面活性物質であってもよい。
約0.3%超のポリシロキサンをaするティッシュペー
パーは、高湿潤性が望まれる用途に関して考えられる場
合には界面活性剤で処理されることが好ましい。最も好
ましくは、前記のような一定の引張りベースで更に柔軟
性効果を得るために非カチオン系界面活性剤を湿潤ティ
ッシュペーパーウェブに適用する。親水性を望ましいレ
ベルまで増加させるために必要な界面活性剤の量は、ポ
リシロキサンのタイプ及びレベル並びに界面活性剤のタ
イプに依存する。しかしながら、一般的なガイドライン
として、約0,01〜約2%、好ましくは約0.05〜
約0.5%の界面活性剤がティッシュペーパーで保持さ
れていれば、約2%以下のレベルのポリシロキサンの場
合にトイレットペーパーを含む大半の適用分野で十分に
高い湿潤性を発揮するために十分であると考えられる。
しかしながら、高湿潤性の効果は、十分量の界面活性剤
がティッシュペーパーに導入された場合に、2%をかな
り超えるレベルのポリシロキサンでも適用可能である。
本発明用に好ましい界面活性剤は非カチオン系であり、
更に好ましくはノニオン系である。し、かじながら、カ
チオン系界面活性剤も使用i+J能である。非カチオン
系界面活性剤としては、アニオン系、ノニオン系、両性
及び双極性界面活性剤がある。好ましくは、前記のよう
に界面活性剤は、他の場合には界面活性剤の導入によっ
て生じるであろうティッシュペーパーの性質に関する製
造後の変化を実質上回避しつるようにティッシュペーパ
ーが製造された後その場で実質上非移動性であることで
ある。これは、例えば貯蔵、輸送、商品化中に通常出会
う温度以上の融点、例えば約50℃以上の融点を有する
界面活性剤の使用及び本発明のティッシュペーパー製品
例の適用によって達成される。更に、界面活性剤は湿潤
ウェブに適用された場合に水溶性であることが好ましい
前記柔軟性/引張り効果を発揮させるために湿潤ティッ
シュペーパーウェブに適用される非カチオン系界面活性
剤のレベルは、最終製品に関する一定の引張りベースで
かかる効果を付与するために必要な最少有効レベルから
約2%まで:ウェブに保持される非カチオン系界面活性
剤として好ましくは約0.01〜約1%、更に好ましく
は約0.01〜約0.5%、最も好ましくは約0.05
〜約0. 3%の範囲である。
界面活性剤は、炭素原子8以上のアルキル鎖を有するこ
とが好ましい。アニオン系界面活性剤の例としては、線
状アルキルスルホネート類及びアルキルベンゼンスルホ
ネート類がある。ノニオン系界面活性剤の例としては、
クローブII: (Croda。
Inc、)  [ニューヨーク州ニューヨーク〕製のク
ロデスタ (CrodestaTM) S L −40
のようなアルキルグリコシドエステル;w、 K、ラン
グトン(W、K。
LangdOn)らに1977年3月8日付で発行され
た米国特許節4,011,389号明細書で記載されて
いるようなアルキルグリコシドエーテル;及びグリコ・
ケミカルズ社(Glyco Chemicals、In
c、)〔コネチカット州グリニッジ〕製のベゴスバース
(PegosperseTM) 200 M Lのよう
なアルキルポリエトキシル化エステルを含むアルキルグ
リコシド類がある。界面活性剤例の上記リストは、単に
例示のためであって、本発明の範囲を制限する意味では
ない。
界面活性剤は、ポリシロキサン上に存在していてもよい
いずれかの乳化界面活性剤に加えて、ポリシロキサン類
を適用するために用いられる同様の方法及び装置で適用
することができる。これらの方法としては、スプレー及
びグラビア印刷がある。他の方法としては、ウェブと接
触させる前の形成ワイヤ又は布帛への適用法がある。ポ
リシロキサン乳化界面活性物質以外のいずれの界面活性
剤も以下で“界面活性剤″と呼ばれ、乳化ポリシロキサ
ンの乳化成分として存在するいずれの界面活性剤も以下
で“乳化剤”と呼ばれる。
界面活性剤は、ポリシロキサンと同時に、その後で又は
前にティッシュペーパーに適用される。
典型的プロセスでは、界面活性剤は湿潤ウェブの形成後
及び最終乾燥前に適用される。非カチオン系界面活性剤
は、好ましくは約10〜約7506、更に好ましくは約
15〜約35%の繊維コンシスチンシーレベル時に適用
される。驚くべきことに、湿潤ウェブに適用される非カ
チオン系界面?A性剤の保持率は、界面活性剤が繊維に
イオン的に大質的でない条件下でたとえそれが適用され
る場合であっても高い。約90%を超える保持率は、化
学的保持助剤を使用せずとも好ましい繊維コンシスチン
シー時に予想される。
前記のように、リントコントロール用デンプンのような
比較的低レベルのバインダーでポリシロキサン含有ティ
ッシュペーパーを処理することも望ましい。ティッシュ
ペーパーはデンブンノに溶液で処理されることが好まし
く、史にシートは適用時に湿っていることが好ましい。
最終ティッシュベーパー製品のリンチングを減少させる
ことに加え、低レベルのデンプンでも、高レベルのデン
プン添加により生じるであろうボーディネス(boar
diness) (即ち、剛性)の付与なしにティッシ
ュペーパーの引張り強度に関して適度の改善を与える。
更にこれによれば、引張り強度を高める従来法で強化さ
れたティッシュペーパー、例えばバルブの精製度増加又
は他の乾燥強度添加剤の添加により高い引張り強度を有
するシートと比較して改善された強度/柔軟性関係を有
するティッシュペーパーが得られる。この成果は特に驚
異的である。何故ならば、デンプンは柔軟性が重要な特
性でない適用分野、例えば板紙において柔軟性を犠牲に
して強度を持たせるため伝統的に用いられてきたからで
ある。しかも、デンプンは表面印刷適性を改善する印刷
及び筆記ペーパー用のフィラーとして用いられてきたの
である。
一般に、本発明の実施に適したデンプンは水溶解性及び
親水性によって特徴付けられる。デンプン物質の例とし
てはコーンスターチ及びポテトスターチがあるが、但し
それによって適切なデンプン物質の範囲を制限するつも
りはなく、工業上アミ才力(amloea)デンプンと
して知られるロウ状コーンスターチが特に好ましい。ア
ミオカデンブンは、普通のコーンスターチがアミロペク
チン及びアミロースの双方を含有することから、それが
すべてアミロペクチンである点で普通のコーンスターチ
とは異なる。アミオカデンブンの様々な独特の特徴は、
“アミ才力−ロウ状コーンからのデンプン”、H,H,
ショップマイヤー01.H。
Schopmcyer) 、フード・インダストリーズ
(FoodIndustries) 、 1945年1
2月、第106=108頁(第1476−1478頁)
で更に記載されている。
デンプンは顆粒形でも分散形であってもよいが、但し顆
粒形が好ましい。デンプンは、顆粒の膨脹を導くために
十分調理されていることが好ましい。
更に好ましくは、デンプン顆粒はデンプン顆粒の分散直
前に調理する等によって膨脹される。このように高度に
膨脹されたデンプン顆粒は、“十分に調理された″と呼
ばれる。分散条件は通常デンプン顆粒のサイズ、顆粒の
結晶度及び存在するアミロース量に応じて変動する。十
分に調理されたアミオカデンブンは、例えばコンシスチ
ンシー約4%のデンプン顆粒水性スラリーを約190丁
で約30〜約40分間加熱することによって製造するこ
とができる。
使用可能な他のデンプン物質の例としては、アミノ基及
び窒素に結合したメチロール基等の含窒素基を有するよ
うに修正されたナショナル・スターチ・アンド・ケミカ
ル社(National 5tarel+ andCh
emical Company) にュージャージー州
ブリッジウォーター)製デンプンのような改質カチオン
性デンプンがある。このような改質デンプン物質は、湿
潤及び/又は乾燥強度を高めるためにバルブ品添加剤と
して今まで主に用いられてきた。しかしながら、湿潤テ
ィッシュペーパーウェブへの適用により本発明に従い適
用された場合に、それらは同様の改質デンプン物質のウ
ェットエンド(wet−end)添加と比較して湿潤強
度に関する効果が低いであろう。このような改質デンプ
ン物質が非改質デンプンよりも高価であることを考えれ
ば、後者が通常好ましかった。
デンプンは、ペーパーが湿潤状態にある間にティッシュ
ペーパーに適用されねばならない。デンプン基質物質は
、好ましくはウェブが約80%以下の繊維コンシスチン
シーを有する場合にティッシュペーパーウェブに加えら
れる。非カチオン系デンプン物質は精製度が高まっても
特定強度レベルで柔軟性に関し観察可能な効果を発揮し
つるほど十分ウェブに保持されるが、約15〜約80%
の繊維コンシスチンシーを有する湿潤ティッシュウェブ
に適用されることが好ましい。
デンプンは、水性溶液としてティッシュペーパーウェブ
に適用されることが好ましい。適用り法としてはポリシ
ロキサンの適用に関して前記された同様の方法、好まし
くはスプレーによる、それほど好ましくなければ印刷に
よる方法がある。デンプンは、ポリシロキサン及び/又
は界面活性剤の添加と同時に、その前又は後でティッシ
ュペーパーウェブに適用される。
少なくともデンプン処理されていないこと以外は同一の
シートと比較して乾燥時にリントコントロール及び付随
する強度を増加させるために有効な量のデンプンがシー
トに適用されることが好ましい。乾燥繊維重量ベースで
計算した場合に、好ましくは約0.01〜約2,0%の
デンプンが乾燥シートに保持され、更に好ましくは約0
,2〜約1.0%のデンプン基質物質が保持される。
ティッシュペーパーウェブに保持された処理化学剤の量
の分析は、適用業界で許容されるいずれかの方法によっ
て実施することができる。例えば、ティッシュペーパー
により保持されるポリシロキサンレベルは、有機溶媒に
よるポリシロキサンの溶媒抽出、しかる後抽出物中のケ
イ素レベルを調べる原子吸光スペクトル分析によって測
定され;アルキルグリコシド類のようなノニオン系界面
活性剤のレベルは、有機溶媒による抽出、しかる後抽出
物中の界面活性剤レベルを調べるガスクロマトグラフィ
ーによって測定され;線状アルキルスルホネート類のよ
うなアニオン系界面活性剤のレベルは、水抽出、しかる
後抽出物の比色分析によってΔp1定され;デンプンの
レベルは、デンプンからグルコースへのアミラーゼ消化
、しかる後グルコースレベルを調べる比色分析によって
測定される。これらの方法は例示であって、ティッシュ
ペーパーにより保持される特定成分のレベルをA11l
定するために有用な他の方法を除外する意味ではない。
ティッシュペーパーの親水性とは、通常水で湿潤される
ティッシュペーパーの傾向を言う。ティッシュペーパー
の親水性は、乾燥ティッシュペーパーが水で完全に湿潤
するために必要な時間を4p1定することによって幾分
定量されるであろう。この時間は“湿潤時間”と呼ばれ
る。湿潤時間に関して不変の、かつ反復可能な試験法を
提供するために、下記操作が湿潤時間ハ1定のために用
いられる;第一に、約4−378 X 4−3hインチ
(約11.1812cm)のティッシュペーパー(1が
造の乾燥(繊維コンシスチンシーレベル90%以上)サ
ンプルユニットシートが用意される;第二に、シートは
並列に四折りされ、しかる後径約0.75インチ(約1
.9cm)〜約1インチ(約2.5cm)のボール状に
もみくしゃにされる。第三に、ボール状シートは72丁
(約22℃)の蒸留水表面上におかれ、タイマーが同時
に掛けられる;第四に、ボール状シートの湿潤か完1′
シた時にタイマーが停止されかつ読み取られる。湿潤の
完了は目視観察される。
ティッシュペーパーの好ましい親水性は、その意図され
た最終用途に依存する。様々な適用分野で用いられるテ
ィッシュペーパー、例えばトイレットペーパーの場合に
は、トイレで排水される際の目詰まりを防止するために
比較的短時間で完全に湿潤することが望まれる。好まし
くは、湿潤時間は2分間以下である。更に好ましくは、
湿潤時間は30秒間以下である。最も好ましくは、湿潤
時間は10秒間以下である。
本発明のティッシュペーパー例の親水性特性は、勿論製
造後直ちに測定することができる。しかしながら、親水
性に関する実質的増加は、ティッシュペーパーが製造さ
れた後最初の2週間において、即ちペーパーがその製造
後2週間経過した後で生じる。よって、上記湿潤時間は
かかる2週間E1の最後に測定されることが好ましい。
したがって、室温で2週間経過時点で測定された湿潤時
間は“2週間湿潤時間“と呼ばれる。
ティッシュペーパーの密度は、その用語が本明細書で用
いられた場合に、キャリパー(ealipcr)で割ら
れたペーパーの基本重量として計算された平均密度であ
って、適切な単位変換がそこでなされる。本明細書で用
いられるティッシュペーパーのキャリパ−とは、95g
/In2 (15,5g/m2)の圧縮荷重に付された
場合におけるペーパーの厚さである。
出願人代理人  佐  藤  −雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、約10〜約65g/m^2の坪量及び約0.6g/
    cm^3以下の密度を有するティッシュペーパーであっ
    て、 上記ペーパーがセルロース繊維及び少量のポリシロキサ
    ン物質を含み、このポリシロキサンの量が上記ティッシ
    ュペーパーの乾燥繊維重量に対して少なくとも約0.0
    04%のポリシロキサンであることを特徴とするティッ
    シュペーパー。 2、ポリシロキサンの有効量がティッシュペーパーの乾
    燥繊維重量に対してポリシロキサン約0.004〜約2
    %である、請求項1に記載のティッシユペーパー。 3、ポリシロキサンの有効量がティッシュペーパーの乾
    燥繊維重量に対してポリシロキサン約0.004〜約0
    .3%である、請求項1に記載のティッシュペーパー。 4、ポリシロキサンがアミノ、カルボキシル、ヒドロキ
    シル、エーテル、ポリエーテル、アルデヒド、ケトン、
    アミド、エステル及びチオール基からなる群より選択さ
    れる水素結合官能基を有するポリジメチルポリシロキサ
    ンであって、上記水素結合官能基が約20%以下の置換
    モルパーセンテージで存在する、請求項1に記載のティ
    ッシュペーパー。 5、ポリシロキサンが約10%以下の置換モルパーセン
    テージ及び約25センチストークス以上の粘度を有する
    、請求項4に記載のティッシュペーパー。 6、ポリシロキサンが約1.0〜約5%の置換モルパー
    センテージ及び約25〜約 20,000,000センチストークスの粘度を有する
    、請求項4に記載のティッシュペーパー。 7、置換モルパーセンテージが約2%であって、粘度が
    約125センチストークスである、請求項4に記載のテ
    ィッシュペーパー。 8、ティッシュペーパーがその製造から2週間エージン
    グ後約2分間以下の湿潤時間を有することを確実にする
    上で十分な量の界面活性物質を更に含有した、請求項1
    に記載のティッシュペーパー。 9、界面活性剤の量が、2週間エージングされたティッ
    シュペーパーが約30秒間以下の湿潤時間を有すること
    を確実にする上で十分である、請求項8に記載のティッ
    シュペーパー。 10、少量の界面活性物質を更に含有し、その量がティ
    ッシュペーパーの乾燥繊維重量に対して約0.01〜約
    2%である、請求項1に記載のティッシュペーパー。 11、界面活性剤の量がティッシュペーパーの乾燥繊維
    重量に対して約0.05〜約0.5%である、請求項1
    0に記載のティッシュペーパー。 12、界面活性物質が非カチオン系である、請求項1又
    は10に記載のティッシュペーパー。 13、界面活性剤が少なくとも約50℃の融点を有する
    、請求項1又は10に記載のティッシュペーパー。 14、これがなければポリシロキサン及び存在するので
    あれば界面活性剤の導入によって生じるであろうティッ
    シュペーパーの引張り強度のいかなる減少又はリンチン
    グ性の増加も少なくとも部分的に補うために有効な量の
    バインダー物質を更に含有した、請求項1、8又は10
    に記載のティッシュペーパー。 15、バインダー物質がデンプンである、請求項14に
    記載のティッシュペーパー。 16、デンプンの有効量がティッシュペーパーの乾燥繊
    維重量に対して約0.01〜約2%である、請求項15
    に記載のティッシュペーパー。 17、少量の界面活性物質を更に含有し、その量がティ
    ッシュペーパーの乾燥繊維重量に対して約0.01〜約
    0.5%である、請求項2又は3に記載のティッシュペ
    ーパー。 18、これがなければポリシロキサン及び存在するので
    あれば界面活性剤の導入によって生じるであろうティッ
    シュペーパーの引張り強度のいかなる減少又はリンチン
    グ性の増加も少なくとも部分的に補うために有効な量の
    バインダー物質を更に含有した、請求項17に記載のテ
    ィッシュペーパー。 19、バインダー物質がデンプンである、請求項18に
    記載のティッシュペーパー。 20、デンプンの有効量がティッシュペーパーの乾燥繊
    維重量に対して約0.01〜約2%である、請求項19
    に記載のティッシュペーパー。
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