JP2006525441A - 新規な柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性の紙 - Google Patents

新規な柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性の紙 Download PDF

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Abstract

本発明は、吸収紙の分野、特に、新規な柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性の紙並びにこの紙の製造方法に関する。この紙は、湿潤強度を改善させる少なくとも1種の樹脂(A)及び随意として少なくとも1種の湿潤強度促進剤(B)の有効量を含む紙パルプから製造され、この場合に、該紙パルプ又は紙と、少なくとも1種のポリオルガノシロキサン(C)であって、1分子当たり、珪素原子に直接結合した少なくとも1個の官能基V(該官能基Vは、立体障害ピペリジニル官能基を有する基である)によって置換された少なくとも1種のシロキシル単位を含むものを含む組成物(D)とを接触させることを特徴とする。

Description

本発明は、吸収紙の分野、特に、新規な柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性の紙並びにこの紙の製造方法に関する。
ある種の紙の用途、特に吸収紙については、この紙が湿った状態でその乾燥強度を保持する必要がある。紙の乾燥強度は、一般に、次の比率:
(BL湿潤/BL乾燥)×100
(ここで、
BL湿潤は、湿潤紙のストリップの引き裂き長さであり、
BL乾燥は、乾燥紙のストリップの引き裂き長さである。)
で表される。
一般に、湿潤強度を有する紙は、5%以上の湿潤強度を有している。
湿潤紙の機械的性質を改善させるために、紙を製造する段階で樹脂を紙パルプの生地に取り入れて該紙の湿潤強度を改善させることが一般的に行われている。
例えば、アジピン酸とジエチレントリアミンとを縮合させ、次いで該縮合生成物とエピクロルヒドリンとを反応させることによって得られた低分子量のポリアミドアミン−エピクロルヒドリン(PAE)型の樹脂を使用することが慣例である。このタイプの樹脂は、中性のpHでセルロース繊維に架橋する。これらの生成物は、アゼチジニウム型の構造が存在することを特徴とする。さらに高い湿潤強度を有する紙を得るために、これらの樹脂は、陰イオン性又は両性の性質を有する重合体、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム(H.Espy,1983,Papermaker Research J.,pp.191−195)、変性グアーガム(カナダ国特許第808531号又は米国特許第5318669号)又はアクリル重合体型の陰イオン性若しくは両性ラテックス(仏国特許第2769926号)のような湿潤強度促進剤として知られている物質と組み合わされてきた。
しかしながら、紙の湿潤強度を改善させるために樹脂を使用すると、この紙が粗くなるため手触りの柔らかな感触が失われるという大きな不利益が生じる。吸収紙の分野での用途、例えば、紙タオル、トイレットペーパーなどについては、この柔らかさの欠落は、対象の製品を市場に導入するための大きな障害となる。さらに、このタイプの樹脂から製造された紙は、再パルプ化(又はリサイクル)するのが困難であり、これは、その製造コストを増加させる。さらに、生態環境的にみて、最小量の廃棄物しか生じさせないことが望ましい。
特開昭63−11943号公報によって表される従来技術は、線状アミノアルキルである特定の基を含むジオルガノポリシロキサンをベースとしたシリコーンエマルジョンで紙を処理することを提供している。しかしながら、アミノ化されたシリコーンを使用すると紙の撥水性が向上するが、これは紙の親水性にとって有害である。さらに、このタイプの紙は、再パルプ化するのが困難である。従って、この解決法は、吸収紙には容認できない。
加国特許第808531号明細書 米国特許第5318669号明細書 仏国特許第2769926号明細書 特開昭63−11943号公報 H.Espy,1983年,Papermaker Research J.,p.191−195
そのため、製紙産業は、柔らかな感触を有し、しかも湿潤強度を有する、再パルプ化できる吸収紙又は親水性紙を得るのを可能にする新規な解決法を待望している。
本出願人は、思いがけなく、アミノ化シリコーンのうち特定の部類が従来技術の他の周知の化合物と比較して顕著な利益を示すことを見出した。具体的には、本出願人は、上記従来技術の不利益を示さない封鎖アミノ化シリコーンのうちある種の部類をベースとする、新規な柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性の紙を開発した。また、本出願人は、この紙の製造方法も開発した。
しかして、柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性紙を得ることが可能であることが分かった。これは本発明の主題をなす。
従って、本発明は、湿潤強度を改善させる少なくとも1種の樹脂(A)及び随意として少なくとも1種の樹脂強度促進剤(B)の有効量を含む紙パルプから製造された新規な柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性紙において、該紙パルプ又は紙と、少なくとも1種のポリオルガノシロキサン(C)であって、1分子当たり、珪素原子に直接結合した少なくとも1個の官能基Vによって置換された少なくとも1個のシロキシル単位を含むものを含む組成物(D)とを接触させ、ここで、該官能基Vは、
・次式(I)の基:
Figure 2006525441
(式中、
4は、
・2〜18個の炭素原子を有する線状又は分岐アルキレン基、
・アルキレンカルボニル基であってその線状又は分岐アルキレン部分が2〜20個の炭素原子を含むもの、
・アルキレンシクロへキシレン基であってその線状又は分岐アルキレン部分が2〜12個の炭素原子を含み且つそのシクロへキシレン部分がOH基及び随意として1〜4個の炭素原子を有する1又は2個のアルキル基を含むもの、
・式−R7−O−R7−(ここで、R7基は同一又は異なるものであり、そして1〜12個の炭素原子を有するアルキレン基を表す。)の基、
・式−R7−O−R7−(ここで、R7基は上記の意味を有し、しかもそれらのうちの一方及び両方は、1個又は2個の−OH基によって置換されている。)の基、
・式−R7−COO−R7−(ここで、R7基は上記の意味を有する。)
・式−R8−O−R9−O−CO−R8−(ここで、R8及びR9基は同一又は異なるものであり、そして2〜12個の炭素原子を有するアルキレン基を表し、しかもR9基は、随意としてヒドロキシル基によって置換されている。)の基
から選択される2価の炭化水素基であり、
Uは−O−又は−NR10−を表し、ここで、R10は、水素原子、1〜6個の炭素原子を含む線状又は分岐アルキル基及び次式:
Figure 2006525441
(式中、R4は上記の意味を有し、R5及びR6は以下に示す意味を有し、そしてR11は1〜12個の炭素原子を有する線状又は分岐の2価のアルキレン基を表し、ここで、該原子価結合のうちの一方(R11の一方)は−NR10−の原子に結合し、そして他方(R4の他方)は珪素原子に結合するものとする。)
の2価の基から選択され、
5基は同一又は異なるものであり、そして1〜3個の炭素原子を有する線状又は分岐アルキル基及びフェニル基から選択され、
6基は水素基又はR5若しくはO基を表す。)、及び
・次式(II)の基:
Figure 2006525441
(式中、
R'4は、
・次式:
Figure 2006525441
(ここで、mは2〜20の数を表す。)
の3価の基、及び
・次式:
Figure 2006525441
(ここで、pは2〜20の数を表す。)
の3価の基
から選択され、
U’は−O−又は−NR12−を表し、ここで、R12は、水素原子又は1〜6個の炭素原子を含む線状若しくは分岐アルキル基から選択される基であり、
5及びR6は、式(I)について与えたのと同一の意味を有する。)
よりなる群から選択される立体障害ピペリジニル官能基を有する基であることを特徴とする、新規な柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性紙に関するものである。
本発明によれば、用語「湿潤強度を改善させる少なくとも1種の樹脂(A)及び随意として少なくとも1種の湿潤強度(B)の有効量」とは、所望の効果を得るために必要且つ十分な量を意味するものとする。この量は、紙のタイプ(吸収性、高吸収性など)に従って変化するであろう。例えば、本発明に従う樹脂(A)及び湿潤強度促進剤(B)の有用な量(乾燥紙繊維の重量に対して乾燥基準で表される)は、一般に、0.01〜5%である。しかしながら、この割合は、必要ならばこの範囲を超えて変更できる。
ポリオルガノシロキサン(C)は、有利には、次式(III):
Figure 2006525441
(式中、
(1)記号Zは同一又は異なるものであり、そしてR1及び/又はVを表し、
(2)記号R1、R2及びR3は同一又は異なるものであり、そしてそれぞれ、随意として置換された線状又は分岐C1〜C12アルキル基、随意として置換されたC5〜C10シクロアルキル基、随意として置換されたC6〜C18アリール基、随意として置換されたアラルキル基又は−OR13基(ここで、R13は、水素、1〜15個の炭素原子を有する線状、分岐又は環状アルキル基並びにエポキシド及び/又はポリエーテル官能基を含む炭化水素基を表す。)
を表し、
(3)記号Vは上記と同一の定義を有し、
(4)V基なしのシロキシル単位の数は1〜800であり、V基を有するシロキシル単位の数は1〜20であり、0≦w≦10及び8≦y≦798である。)
によって表されるシロキシル単位から構成される。
好ましい具体例によれば、式(III)のポリオルガノシロキサン(C)は線状(w=0)であり、そして式(III)の記号R1、R2及びR3はメチル基である。
別の好ましい具体例によれば、ポリオルガノシロキサン(C)の官能基Vは、R5基がメチルである式(I)及び(II)によって定義される。
より具体的には、本発明に従うポリオルガノシロキサン(C)は、次の一般式(IV):
Figure 2006525441
(式中、
・これらの様々な単位は鎖中に任意に分布し、
・pは0以上の数を表し、
・rは0以上の数を表し、
・qは1以上の数、好ましくは1〜20の数を表し、
・R'1は、1〜18個の炭素原子を有する線状又は分岐アルキル基を表し、
・U、R4及びR6は上記と同一の定義を有する。)
の化合物である。
好ましい具体例によれば、p+rの合計は1〜800である。
本発明に従って使用する湿潤強度を改善させる樹脂(A)の中では、特に、ポリアミドアミン−エピクロルヒドリン(PAE)型の陽イオン樹脂又はジョージア・パシフィック・レジンズ社によって販売されている商品名Amres(商標)のポリアミド陽イオン樹脂(例えば、樹脂であるAmres(商標)2747、Amres(商標)8855、Amres(商標)8870、Amres(商標)HS−30、Amres(商標)HP−25、Amres(商標)MOC−3066、Amres(商標)LA12−2、Amres(商標)C12、Amres(商標)C20、Amres(商標)C25、Amres(商標)C28、Amres(商標)X−184、Amres(商標)C382、Amres(商標)PR−335CU、Amres(商標)PR−247HV及びAmres(商標)LOPR)が挙げられる。その他の樹脂は、米国特許第3372086号、同3607622号、同3914155号、同4233411号、同3556932号、同3734977号、同4722964号及び同5567798号に開示されている。
好ましくは、湿潤強度を改善させる樹脂(A)は、ポリアミドアミン−エピクロルヒドリン型の陽イオン樹脂よりなる群から選択される。
本発明に従って使用する湿潤強度促進剤の中では、カルボキシメチルセルロースナトリウム(文献H.Espy,1983,Papermaker Research J.,pp.191−195に記載されている)、変性グアーガム(カナダ国特許第808531号及び米国特許第5318669号に開示されている)及びアクリル重合体型の陰イオン性又は両性ラテックス(仏国特許第2769926号に開示されている)のような陰イオン性又は両性の性質を有する重合体が挙げられる。
ポリオルガノシロキサン(C)を含む組成物(D)は、多数の形態:液体、気体又は固体で製造できる。組成物の液体製造の場合には、これは、有利には水性、即ち、溶液、分散液又はエマルジョンの形態であろう。
好ましくは、該組成物は、水性エマルジョンの形態で製造される。この組成物を紙に含浸させるか又はこの組成物を紙パルプに添加し若しくは紙の製造プロセス中に紙に適用するかのいずれかである。
水性エマルジョンは、一般に、油と水の混合物をベースとし、且つ、界面活性剤を使用して当業者に周知の慣用方法に従って製造される。例えば、エマルジョンは、「直接」方法又は逆方法によって製造できる。これらのものは製造するのが容易であり、しかもそれらの製造は、高い撹拌速度を有する装置の使用を必要としない。通常の撹拌速度を有する装置が使用できる。
一般に、本発明に従って製造された水性エマルジョンは、好ましくは、該組成物が紙に適用されるときの良好な適用のために、該エマルジョン成分の総重量に対して20〜90重量%の水を含む。
本発明に従う組成物(D)の紙への適用は、非常に様々な形態で実施できる。この適用は、浸漬、被覆、噴射、印刷、パジング又は任意の他の既存の手段によって実施できる。
処理される紙上に付着する又は紙パルプに添加されるポリオルガノシロキサン(C)の量は、組成物及び紙のタイプによって変化する。一般に、処理される乾物の重量に対して0.1〜10重量%のポリオルガノシロキサンの量で良好な結果が観察された。
上に定義されるポリオルガノシロキサン(C)は、様々な方法によって、例えば、再分配又はヒドロシリル化反応によって製造できる(例えば、欧州特許第388321号を参照)。
また、本発明は、湿潤強度を改善させる少なくとも1種の樹脂(A)及び随意として少なくとも1種の湿潤強度促進剤(B)の有効量を含む紙パルプ、好ましくはセルロースパルプを製造する、柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性紙の製造方法において、該紙パルプ又は紙と、上に定義されるような少なくとも1種のポリオルガノシロキサン(C)を含む組成物とを接触させることを特徴とする、柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性紙の製造方法に関するものでもある。
この方法は、柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性紙を製造するという利益を示す。この方法に関連する別の利益は、廃棄物を容易に再パルプ化し、それによって製造コストを低減させることができることである。
本発明の方法に従って使用する湿潤強度を改善させる樹脂(A)の例は、上記の通りである。
好ましくは、湿潤強度を改善させる樹脂(A)は、ポリアミドアミン−エピクロルヒドリン(PAE)型の陽イオン樹脂よりなる群から選択される。
例示として、本発明に従う紙の製造方法は、本発明に従う組成物(D)の使用のほかに、当業者にそれ自体周知である工程(a)〜(f)によって説明できる。これを以下に概説する。
(a)紙パルプを「パルパー」内で水に懸濁させてそれらの繊維を分離させる。精製後に、このパルプを「叩解」操作に付す(この目的は、繊維がもつれた状態になるのを可能にさせるように該繊維を水和させることである)。次いで、紙の特性を改善させるであろう無機充填剤(炭酸カルシウム、カオリン、タルク、二酸化チタン)及び助剤(接着剤、定着助剤、消泡剤、ぬめり防止剤、着色剤、色直し用着色剤、漂白剤など)を該パルプに添加する。本発明の第1の変形例によれば、この第1工程で、本発明に従う組成物(D)を該紙パルプに添加することができる。
(b)このパルプを再度精製し、次いで希釈し、そして脱気する。次いで、このパルプを形成テーブルとして知られている機械集成装置のワイヤーの幅全体にわたってジェットの形態で分配する。このワイヤーを断続的な側面往復移動に付す(これは、紙シートの均質な形成及びその脱水を促進させる)。これらの繊維は、自然に素材ウエーブの移動方向にそれら自体を整列させる傾向を有する。この紙シートは、該テーブルからのその出発時に75〜85%の水を含む。
(c)この工程において、該紙シート中の水のパーセンテージをプレス技術によって60又は70%に減少させる。また、このプレス技術は、なお非常に展性のあるこのシートに機械的作用を及ぼすことによってその圧縮性を増大させ且つ表面の状態を改善させることも可能にする。
(d)その後、紙シートを、蒸気で内部加熱された鋳鉄ドラムを使用して乾燥させる。
(e)該紙シートを被覆する工程を実施する。この紙を、澱粉及び随意として無機顔料(炭酸塩、タルクなど)、着色剤、漂白剤、色直し用着色剤及び分散剤のようなその他の材料をベースとする組成物で被覆する。
(f)紙の表面を、随意として磨鋼ロールを使用して均一にすることができる。このように処理された紙の表面を圧縮によって均一にする:この紙は、「仕上げ」又は「平滑化」と呼ばれる。
本発明の方法の第2の変形例によれば、紙は、工程(d)、(e)及び/又は(f)の後に、本発明に従う組成物(D)で処理され得る。
また、本発明は、少なくとも1種のポリオルガノシロキサン(C)であって、1分子当たり、珪素原子に直接結合した少なくとも1個の官能基Vによって置換された少なくとも1個のシロキシル単位を含むものを含む組成物(D)を、柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性紙の湿潤経路による製造において使用することに関するものでもある。
本発明は、紙タオル、トイレットペーパー、家庭用若しくは公衆衛生用の吸収紙、紙ハンカチ又は良好な吸収性、良好な機械的湿潤強度、良好な再パルプ化適性及び柔らかな感触を必要とする任意のその他の紙に特に好適である。
次に実施例を例示として与えるが、これらは本発明の範囲を限定するものとみなすべきではない。
以下の例は、本発明に従うポリオルガノシロキサンを含む組成物の特性を例示する。
使用した紙は次の通りである:
・ハンドタオル(小型ロール)、
・実験室用タオル(大型ロール)、
・紙ナプキン。
この試験のために使用される紙を処理するための技術は、パジングによる含浸技術である。このために、ポリオルガノシロキサンを水性相に適用する。エマルジョンの希釈度を紙上に1%の乾燥シリコーンを付着させるように算出する。
ポリオルガノシロキサンを水性エマルジョンの形態での適用で試験し、そして親水性の測定及び感触の評価の測定を以下に記載される試験に従って実施する。
感触試験
エマルジョンを含浸させた後に、紙を150℃で3分間の加熱処理によって乾燥させ、そして24時間にわたって状態調整する(23±2℃、60%±5%相対湿度)。
柔らかさを、これらの紙試料を最も粗い(最低グレード=1)から最も柔らかい(最高グレード=試料の総数)までに分類するように要請された試験者のグループが評価する。
親水性測定
親水性の測定値を、紙の表面に付着した水滴の吸収時間を測定するTegewa試験によって与える。その時間が短ければ短いほど紙は親水性である。
エマルジョンの製造
試験されるエマルジョン(E1及びE2(本発明))のシリコーンオイルは、次の構造:
Figure 2006525441
(エマルジョンE1:x=10及びy=700
エマルジョンE2:x=2及びy=100)
を有する。
エマルジョンC1(比較)は、次の構造:
Figure 2006525441
(x=1.5及びy=135)
を有する線状アミノ化官能基によって官能化されたシリコーンオイルをベースとするエマルジョンである。
これらのエマルジョンを、逆乳化方法を使用することによって製造し、そしてこれらのものは次の組成を有する:20gの試験シリコーンオイル、8gの界面活性剤(C13E6脂肪アルコール)、アミンの中和に必要な化学量論的量の氷酢酸及び残部(水で100gに合わせる)。
結果
Figure 2006525441

Claims (10)

  1. 湿潤強度を改善させる少なくとも1種の樹脂(A)及び随意として少なくとも1種の湿潤強度促進剤(B)の有効量を含む紙パルプから製造される柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性の紙において、該紙パルプ又は紙と、少なくとも1種のポリオルガノシロキサン(C)であって、1分子当たり、珪素原子に直接結合した少なくとも1個の官能基Vによって置換された少なくとも1個のシロキシル単位を含むものを含む組成物(D)とを接触させ、ここで、該官能基Vは、
    ・次式(I)の基:
    Figure 2006525441
    (式中、
    4は、
    ・2〜18個の炭素原子を有する線状又は分岐アルキレン基、
    ・アルキレンカルボニル基であってその線状又は分岐アルキレン部分が2〜20個の炭素原子を含むもの、
    ・アルキレンシクロへキシレン基であってその線状又は分岐アルキレン部分が2〜12個の炭素原子を含み且つそのシクロへキシレン部分がOH基及び随意として1〜4個の炭素原子を有する1又は2個のアルキル基を含むもの、
    ・式−R7−O−R7−(ここで、R7基は同一又は異なるものであり、そして1〜12個の炭素原子を有するアルキレン基を表す)の基、
    ・式−R7−O−R7−(ここで、R7基は上記の意味を有し、しかもそれらのうちの一方又は両方は、1個又は2個の−OH基によって置換されている)の基、
    ・式−R7−COO−R7−(ここで、R7基は上記の意味を有する)の基、
    ・式−R8−O−R9−O−CO−R8−(ここで、R8及びR9基は同一又は異なるものであり、そして2〜12個の炭素原子を有するアルキレン基を表し、しかもR9基は、随意としてヒドロキシル基によって置換されている)の基
    から選択される2価の炭化水素基であり、
    Uは−O−又は−NR10−を表し、ここで、R10は、水素原子、1〜6個の炭素原子を含む線状又は分岐アルキル基及び次式:
    Figure 2006525441
    (式中、R4は上記の意味を有し、R5及びR6は以下に示す意味を有し、そしてR11は1〜12個の炭素原子を有する線状又は分岐の2価のアルキレン基を表し、ここで、該原子価結合のうちの一方(R11の一方)は−NR10−の原子に結合し、そして他方(R4の他方)は珪素原子に結合するものとする)
    の2価の基から選択される基であり、
    5基は同一又は異なるものであり、そして1〜3個の炭素原子を有する線状又は分岐アルキル基及びフェニル基から選択され、
    6基は水素基又はR5若しくはO基を表す)、及び
    ・次式(II)の基:
    Figure 2006525441
    (式中、
    R'4は、
    ・次式:
    Figure 2006525441
    (ここで、mは2〜20の数を表す)
    の3価の基、及び
    ・次式:
    Figure 2006525441
    (ここで、pは2〜20の数を表す)
    の3価の基
    から選択され、
    U'は−O−又は−NR12−を表し、ここで、R12は、水素原子又は1〜6個の炭素原子を含む線状若しくは分岐アルキル基から選択される基であり、
    5及びR6は、式(I)について与えたのと同一の意味を有する)
    よりなる群から選択される立体障害ピペリジニル官能基を有する基であることを特徴とする、柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性の紙。
  2. ポリオルガノシロキサン(C)が、次式(III):
    Figure 2006525441
    (式中、
    (1)記号Zは同一又は異なるものであり、そしてR1及び/又はVを表し、
    (2)記号R1、R2及びR3は同一又は異なるものであり、そしてそれぞれ、随意として置換された線状又は分岐C1〜C12アルキル基、好ましくはメチル基、随意として置換されたC5〜C10シクロアルキル基、随意として置換されたC6〜C18アリール基、随意として置換されたアラルキル基又は−OR13基(ここで、R13は、水素、1〜15個の炭素原子を有する線状又は分岐アルキル基並びにエポキシド又はポリエーテル官能基を含む炭化水素基を表す)
    を表し、
    (3)記号Vは請求項1に記載の定義を有し、
    (4)V基なしのシロキシル単位の数は1〜800であり、V基を有するシロキシル単位の数は1〜20であり、0≦w≦10及び8≦y≦798である)
    によって表されるシロキシル単位から構成されることを特徴とする、請求項1に記載の柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性の紙。
  3. ポリオルガノシロキサン(C)が、前記式(III)であって、w=0であり、R1、R2及びR3基がメチル基であるものによって定義されることを特徴とする、請求項2に記載の柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性の紙。
  4. ポリオルガノシロキサン(C)の官能基Vが、前記式(I)及び(II)であってR5基がメチルであるものによって定義されることを特徴とする、請求項1に記載の柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性の紙。
  5. 湿潤強度を改善させる樹脂(A)がポリアミドアミン−エピクロルヒドリン(PAE)形の陽イオン樹脂よりなる群から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性の紙。
  6. 紙パルプがセルロースパルプであることを特徴とする、請求項1に記載の柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性の紙。
  7. 湿潤強度を改善させる少なくとも1種の樹脂(A)及び随意として少なくとも1種の湿潤強度促進剤(B)の有効量を含む紙パルプを製造する、柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性の紙の製造方法において、該紙パルプ又は紙と、請求項1〜4のいずれかに記載の少なくとも1種のポリオルガノシロキサン(C)を含む組成物とを接触させることを特徴とする、柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性の紙の製造方法。
  8. 湿潤強度を改善させる樹脂(A)がポリアミドアミン−エピクロルヒドリン(PAE)型の陽イオン樹脂よりなる群から選択されることを特徴とする、請求項7に記載の柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性の紙の製造方法。
  9. 紙パルプがセルロースパルプであることを特徴とする、請求項7に記載の柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性の紙の製造方法。
  10. 少なくとも1種のポリオルガノシロキサン(C)であって、1分子当たり、珪素原子に直接結合した請求項1〜4に記載の少なくとも1個の官能基Vによって置換された少なくとも1個のシロキシル単位を含むものを含む請求項1に記載の組成物(D)の、柔らかな感触の防水性、再パルプ化性及び親水性の紙の湿潤経路による製造における使用。
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