JPH02208080A

JPH02208080A - インクリボン装着装置

Info

Publication number: JPH02208080A
Application number: JP2833389A
Authority: JP
Inventors: Seiji Wachi; 和知　省二; Ryuji Kiura; 木浦　龍二
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1989-02-07
Filing date: 1989-02-07
Publication date: 1990-08-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概要〕プリンタやタイプライタなどのような印字装置にインク
リボンを装着するインクリボン装着装置に関し、インクリボンの交換が容易で、しかもランニングコスト
の低いインクリボン装着装置を提供することを目的とし
、インクリボンを巻回したリボンコアと、上記インクリボ
ンの巻取り側端部が係止されて上記リボンコアと平行に
設けられた巻取りコアと、その巻取りコアの先端部に設
けられ、印字装置側から回転駆動される回転伝達手段と
、上記リボンコアと巻取りコアとを各々回転自在に基部
側から支えるように設けられたホルダーと、上記インク
リボンの印字装置装着時の走行形状に合わせて形成され
、外面に上記インクリボンを沿わせて、上記ホルグーに
対して取り外し自在に設けられたリボンガイドとにより
構成する。

〔産業上の利用分野〕

この発明は、プリンタやタイプライタなどのような印字
装置に、インクリボンを装着するインクリボン装着装置
に関する。

プリンタやタイプライタなどの印字装置において、イン
クリボンは消耗品であり、使用状況によっては非常に頻
繁に交換する必要がある。したがって、リボンの交換が
容易でありしかも低コストのインクリボン装着装置がユ
ーザから求められている。

〔従来の技術〕

印字装置におけるインクリボンの交換は、従来は、イン
クリボンをロール状に巻いたリボンロール単体だけを交
換するか、インクリボンをプラスチック製のケースに装
填したリボンカートリッジ形式で交換していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、リボンロール単体を交換するものはコストは低
いが交換作業が面倒であり、リボンカートリッジ形式で
交換するものは、逆に、交換は容易だがランニングコス
トが非常に高くつく欠点があった。

この発明は、そのような従来の欠点を解消し、インクリ
ボンの交換が容易で、しかもランニングコストの低いイ
ンクリボン装着装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するため、本発明のインクリボン装着
装置は、実施例を説明するための第１図に示されるよう
に、インクリボンｌを巻回したリボンコア２と、上記イ
ンクリボンｌの巻取り側端部が係止されて上記リボンコ
ア２と平行に設けられた巻取りコア４と、上記巻取りコ
ア４の先端部に設けられ、印字装置側から回転駆動され
る回転伝達手段３と、上記リボンコア２と巻取りコア４
とを各々回転自在に基部側から支えるように設けられた
ホルダー５と、上記インクリボンｌの印字装置装着時の
走行形状に合わせて形成され、外面に上記インクリボン
１を沿わせて、上記ホルダー５に対して取り外し自在に
設けられたリボンガイド６とを有することを特徴とする
。

〔作用〕

本発明のインクリボン装着装置を印字装置に挿入すると
、インクリボンｌは、リボンガイド６に沿った状態で所
定の走行位置に案内される。そして、その状態でリボン
ガイド６をホルダー５から取り外せば、インクリボンｌ
は所定位置に残り、ブリ：・・夕側から回転伝達手段３
を介して巻き取りコア４を回転させれば、インクリボン
１がリボンコア２側から巻取りコア４側に巻き取られる
。

〔実施例〕

図面を参照して実施例を説明する。

第１図は実施例の平面断面図、第３図及び第４図はその
■−■線及びＩＶ−ＩＶ線切断面図、第２図は分解斜視
図である。

図中、ｌはインクリボンであり、細長い筒状のリボンコ
ア２の周囲に巻回され、その巻取り側端部は、リボンコ
ア２と同形状に形成された巻取りコア４に、直接または
テープなどにより貼着されて係止されている。両コア２
．４は平行に配列されており、各コア２，４の先端部分
にはプリンタ側の回転駆動部材（図示せず）と係合して
各コア２．４に回転を伝達する回転伝達片３０，３が差
し込まれている。２１．４１は、コア２．４の口元に穿
設された係合溝、３０１．３１は、その係合溝２１．４
１に係合するように回転伝達片３０゜３に突設された突
起である。

回転伝達片３０．３は先細りのテーパ状に形成されてい
る。そして、その中央には、プリンタ側の回転駆動部材
の突出中心軸が嵌合する位置決め孔３０２．３２が穿設
され、口元内部のテーパ面３０３．３３にはローレット
溝が形成されていて、プリンタ側の回転駆動部材から回
転が伝達されるようになっている。

両コア２．４の基部側は、ホルダー５によって、各々が
回転自在に、かつ平行を維持するように支持されている
。５１は、両コア２，４内にゆるく嵌挿された８棒であ
り、この８棒５１によって両コア２，４の平行が維持さ
れ、両コア２．４は８棒５１によって回転自在に軸支さ
れている。また、ホルダー５から突設された爪５２の先
端部分が両コア２，４の外周に形成された円周溝部５３
に係合しており、これによって、両コア２．４が８棒５
１から抜は出さないよう抜は止めストッパになっている
。５４は、ホルダー５を把持するための取手である。

６は、両コア２，４の間でインクリボン１を外面に沿わ
せて配置されたリボンガイドであり、例えばボール紙又
は合成樹脂製の板により形成されている。このリボンガ
イド６は、インクリボンｌをプリンタに装着した時のイ
ンクリボンｌの走行形状に合わせた断面形状に形成され
ており、ホルダー５に同形状に穿設された案内溝５５に
挿脱自在に挿通されている。また、そのリボンガイド６
の基部側の両端部は、ホルダー５に突設されたガイドピ
ン５６を挟みつけるようにして、ぐらつかないようにホ
ルダー５に掛止されている。そして、案内溝５５を通っ
たリボンガイド６の端部は、取手５４側において折り曲
げられ、この折り曲げ部６１を強く引張ればリボンガイ
ド５とガイドピン５６との掛合が外れ、案内溝５５内を
通ってリボンガイド６を取手５４側へ抜去することがで
きるようになっている。

５７は、プリンタに装着したときに、プリンタ側に設け
られた位置決めピン（図示せず）に係合する位置決め用
孔であり、案内溝５５のすぐ内側の位置に穿設されてい
る。

第５図は、上記のインクリボン１が装着されるプリンタ
側のフレームの正面図である。９１．９２は、コア２．
４が挿入される孔。９３．９４は、インクリボン１の走
行ガイドとなるガイドローラ及びガイドシャフトであり
、ガイドシャフト９４の突端部に上述の位置決めビンが
設けられている。

上述のリボンガイド６は、これらガイドローラ９３及び
ガイドシャフト９４に沿う形状になっている。９５は印
字ヘッド、９６は、インクリボン１を取り付けた後ホル
ダー５を外側から押さえて、抜は出さないようにロック
するロックレバ−である。

このように構成された上記実施例のインクリボン装着装
置は、プリンタに装着する際には、先細りのテーパ状に
形成された回転伝達片３０．３が挿入のガイドとなって
、２つのコア２，４がフレームの孔９１．９２に挿入さ
れる。そして、その際にリボンガイド６は、第６図に示
されるように、ガイドローラ９３とガイドシャフト９４
のすぐ外側を通って、コア２．４と共にプリンタ側に挿
入される。このとき、インクリボンｌは、リボンガイド
６の外面に沿って配置されたままである。

インクリボンｌが、リボンガイド６の外面に沿った状態
で、コア２．４などと共にプリンタ側フレームの奥まで
挿入されると、その先端の回転伝達片３０，３にプリン
タ側の回転駆動部材が係合して位置決めされる。基部側
では、ホルダー５の位置決め用孔５７にプリンタ側の位
置決めビンが係合して位置決めされる。そこでロックレ
バ−９６を回転させて、第６図のようにホルダー５を外
側から押さえる。そしてこの状態でリボンガイド６を、
ホルダー５の案内溝５５を通って外方に引き出す。する
と、インクリボン１１コア２．４及びホルダー５はその
ままプリンタのフレーム内に残り、リボンガイド６だけ
が抜去されて取り外される。これによって、インクリボ
ンｌはガイドローラ９３とガイドシャフト９４とに接し
て使用状態となる。

インクリボン１が使い果たされて、プリンタから取り外
すときには、ロックレバ−９６を第４図の状態に持ちあ
げておいて、ホルダー５の取手５４を引張ることによっ
て、使用済のインクリボンｌがコア２，４などと共に取
り出される。

〔発明の効果〕

本発明のインクリボン装着装置によれば、インクリボン
を印字装置に装着する際には、リボンガイドが印字装置
内でのインクリボンの走行形状に合わせて形成されてい
ることによって、スムーズに装着され、装着後にリボン
ガイドだけを取り外すことによって、インクリボンをほ
とんど従来のカートリッジと同程度の容易さで使用状態
にセットすることができる。しかも、従来のカートリッ
ジのように、インクリボンの周囲をプラスチックケース
で囲む必要がないので、部品コスト及び組立コストが低
く、カートリッジ方式に比べてランニングコストを大幅
に下げることができる。

第６図は実施例のインクリボン装着装置を装着した状態
の正面図である。

・・インクリボン、・リボンコア、回転伝達手段、・−巻取りコア、ホルダーリボンガイド。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例の平面断面図、第２図は実施例の分解斜視図、第３図は実施例の■−■線切断面図、

Claims

【特許請求の範囲】インクリボン（１）を巻回したリボンコア（２）と、上記インクリボン（１）の巻取り側端部が係止されて上
記リボンコア（２）と平行に設けられた巻取りコア（４
）と、上記巻取りコア（４）の先端部に設けられ、印字装置側
から回転駆動される回転伝達手段（３）と、上記リボンコア（２）と巻取りコア（４）とを各々回転
自在に基部側から支えるように設けられたホルダー（５
）と、上記インクリボン（１）の印字装置装着時の走行形状に
合わせて形成され、外面に上記インクリボン（１）を沿
わせて、上記ホルダー（５）に対して取り外し自在に設
けられたリボンガイド（６）とを有することを特徴とするインクリボン装着装置。