JPH02200390A - 産業用レーザロボットの手首構造 - Google Patents

産業用レーザロボットの手首構造

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JPH02200390A
JPH02200390A JP1017431A JP1743189A JPH02200390A JP H02200390 A JPH02200390 A JP H02200390A JP 1017431 A JP1017431 A JP 1017431A JP 1743189 A JP1743189 A JP 1743189A JP H02200390 A JPH02200390 A JP H02200390A
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robot
laser beam
drive shaft
laser
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Nobutoshi Torii
信利 鳥居
Susumu Ito
進 伊藤
Akihiro Terada
彰弘 寺田
Takeshi Okada
毅 岡田
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Fanuc Corp
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、産業用レーザロボットの手首構造に関し、特
に、ダイレクトドライブモータを手首駆動モータとして
具備したコンパクトな構造の産業用レーザロボットの手
首構造に関する。
〔従来の技術と解決課題〕
産業用レーザロボットは、主にロボット胴に上腕に相当
する第1のロボット腕が、水平軸線(W軸)まわりに旋
回可能に関節結合され、この第10ボツト腕の前端に、
前腕に相当する第2のロボット腕が、水平軸線(U軸)
回りに旋回可能に関節結合された、所謂、多関節型産業
用レーザロボットが従来からレーザエネルギーを利用し
て溶接や切断、シーム等の各種のレーザ加工に多用され
ており、この種の多関節型産業用レーザロボットの手首
構造の従来の構造は、手首の動作自由度に応じた台数の
手首駆動モータを第20ボツト腕の先端領域に設け、こ
れら駆動モータの回転を周知の帝人精機社より販売され
るRV減速機により減速して手首駆動用ドライブ軸に伝
達し、このドライブ軸の回転、又は、ベベルギヤ等の伝
動機構を介して方向転換した回転により、ロボット手首
の1〜3つの動作自由度を得る構成が採られ、レーザ光
発振器からレーザ光管路を用いてロボット機体に導入す
るレーザ光は、ロボット手首の先端に装備されるレーザ
光発出用のノズルに対して、ロボット腕内を貫通、導入
することは、上記のRV減速機が中心部を貫通させる構
造に無いことから、ロボット機体の外部を迂回するレー
ザ光路を導管によって形成し、ロボット手首の先端近く
でミラーを用いて進路を変更させながらレーザ光発出用
ノズルに導入し、集光レンズを介して加工エネルギーと
して発出する構造が採られていた。
第6図は、上述した従来の多関節形産業用レーザロボッ
トの典型例を示しており、床面沿いに横軸(Y軸)方向
に移動可能なロボットベース7上にロボット胴8が搭載
され、このロボット旋回胴8の上部に第1のロボット腕
9が水平軸線(W軸)回りに旋回可能に関節結合され、
更に、この第10ボツト腕9の先端領域に、第2のロボ
ット腕10が、上記W軸に平行なU軸回りに旋回可能に
関節結合された構成を有し、該第20ボツト腕10の先
端領域にレーザ光発出ノズル12を備えたロボット手首
11が装着された構成を有している。そして、レーザ光
はレーザ光発振器(図示なし)から適宜の管路を経て、
ロボット機体近くに誘導され、管路13.14を経て第
20ボツト腕10の後端領域に一旦、導かれ、更に、管
路15及び第20ボツト腕10に沿う管路16を経て手
首11の近くでミラーユニット17を経てレーザ光発出
ノズル12に導いている。なお、ロボット手首11には
例えば、2動作自由度(直交するβ、Tの2軸回りの動
作)が付与された構成を有し、この2動作自由度の伝動
機構内の既述したRV減速機(図示に現れない)がその
中心部に回転の入力軸又は出力軸を有する構造を供える
から、レーザ光管路14〜16をこの減速機中心を通る
ことを不可能にし、結局、ロボット腕や手首内にレーザ
光路を内蔵させることを困難にしている。特に、大きな
レーザエネルギー(例えば、数キロワット)を発出する
ためのレーザロボットの場合には、レーザ光の管路径を
必然的に大きくなり、数十ミ、lJ径となるから、この
ような大きな管径のレーザ光路をロボット機体内に確保
することは、従来のRV減速機を内蔵した伝動機構から
成るロボット手首の構造では、極めて困難に成り、しか
もレーザ光管路を外部配管にした構造ではロボット周囲
の機器類との干渉の問題、ロボット胴部の旋回量に制限
が加わる、また、ロボット手首の先端部分にも減速機を
搭載する構造では、重量が大きくなり、動作慣性が大き
いために高精度の位置決めや高加減速度による動作を得
ることが難しく用途上で不利となり、また、前述のRV
減速機の場合には、必然的にモータの出力をヘリカルギ
ヤを経て一旦、同減速機に人力して減速出力を得る構成
であるために、大きなギヤボックス重量による俊敏な動
作の困難度やギヤバックラッシュによる精度劣化をもた
らす等の不利があり、解決すべき課題とされている。
依って、本発明は、多用される、上述した従来の多関節
形産業用レーザロボットの手首構造における課題を解決
することを主たる目的とするものである。
また、本発明の他の目的は、周知のダイレクトドライブ
モータを駆動源に巧みに利用してレーザ光管路をロボッ
ト機体内に内蔵化し、ロボット機体の周囲環境との干渉
の解消と、ロボット機体の全体的コンパクト化を達成し
た産業用レーザロボットの手首構造を提供せんとするも
のである。
〔解決手段と作用〕
即ち、本発明によれば、ロボット腕の先端に設けられる
ロボット手首にレーザ光発出部を装着した産業用レーザ
ロボットの手首構造において、前記ロボット腕に少なく
とも1つの手首駆動源を成すダイレクトドライブ型モー
タを設けると共に該ダイレクトドライブモータに依って
駆動される中空の手首ドライブ軸と、該中空ドライブ軸
周囲に接離するブレーキとを設け、前記中空ドライブ軸
中に、前記ロボット腕から前記レーザ光発出部に連通し
たレーザ光管路を配設したことを特徴とした産業用レー
ザロボットの手首構造を提供し、レーザ光発振器を外部
管路を経てロボット機体のロボット腕に誘導したレーザ
光をロボット腕とロボット手首のドライブ軸中を経て、
レーザ光発出部に導くのである。こうして、レーザ光管
路がロボット機体に有り、しかも、剛性、強度を要求さ
れる手首ドライブ軸内にレーザ光管路が確保されるから
、比較的大きなレーザエネルギー用の管路が形成でき、
且つ、外部レーザ光配管路を廃することにより、ロボッ
ト手首の全体的構造のコンパクト化が得られる。
以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づいて、更に
詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は、本発明の1実施例による産業用レーザロボッ
トの手首構造を示した断面図、第2図は本発明の他の実
施例による産業用レーザロボットの手首構造を示した断
面図、第3図は、第2図に示した実施例の改変例を示し
た断面図、第4図は本発明による更に他の実施例を示し
た断面図、第5図は、第4図に示した実施例の改変例を
示した断面図である。
第1図はロボット手首が1動作自由度を有した構造に、
本発明を適用した例を示し、U軸回りの旋回自由度を有
したロボット前腕に相当するロボット腕20のケーシン
グ20aの先端に周知の中空構造を有したダイレクトド
ライブモータMrを配置し、このダイレクトドライブモ
ータMγの回転要素22に直結して中空管構造に形成し
た手首ドライブ軸24の後端24bをボルト結合等の適
宜の結合構造で連結し、しかも、上記ダイレクトドライ
ブモータMγに連続して電磁的に作動するブレーキBr
を設けて手首ドライブ軸24に内側から要時に制動を付
与する構造に形成されている。
手首ドライブ軸24の先端24aにはロボット手首26
が結合され、当該手首ドライブ軸24の回転に同期して
同軸24の中心の回りの回転動作自由度(T軸回転)が
与えられている。ロボット手首26にはレーザ光発出用
のノズル28が装着されている。従って、ロボット腕2
0、ダイレクトドライブモータMT1ブレーキBT、手
首ドライブ軸24の略中心部を貫通してロボット腕20
の後端側からロボット手首26内に向けて貫通、延設し
たレーザ光々路を形成する管路30を配設することがで
きる。レーザ光はこのレーザ光管路30によりロボット
腕20の後端側からロボット機体26の内部に誘導され
、ここで、集光用の凹面鏡34を有したミラーユニット
32により例えば、略直角に曲げられる進路変更を受け
、レーず光発出ノズル28により、所要のレーザ加工部
等の目的地点へ照射される構成にある。
このような構成によれば、レーザ光管路30がロボット
機体の要素であるロボット腕20やロボット手首ドライ
ブ軸、手首26等の内部に内蔵、収納された構造にある
から、ロボット機体の周囲の機器類との干渉を回避でき
、管路径も比較的大きく確保できるので、高エネルギー
のレーザ光を誘導でき、しかも、ロボット手首26の駆
動モータにダイレクトドライブモータMrから手首26
への伝動系の特に、手首部分に減速機が無いから、手首
重量を大幅に低減できると共にミラーユニット32さえ
配置すれば良い構造はロボット手首26のコンパクト化
、軽量化に大幅に寄与することが可能となり、故に、か
んせい低減により、手首ドライブ軸24とロボット手首
26、ノズル28を備えた手首機構の動作精度の向上を
得ることができる。
第2図は、ロボット手首が2つの動作自由度を有した本
発明に係る産業用レーザロボットの構成を示し、同ロボ
ットは、U軸回りの旋回自由度を有したロボット前腕に
相当するロボット腕120のケーシング120aの先端
に中空構造のダイレクトドライブモータMβを備え、そ
の回転要素122aに直結して第1のβ軸系の手首ドラ
イブ軸136を有し、この手首ドライブ軸136の後端
136bの周囲に接離して当接時にブレーキ力を付与す
るβ軸系の電磁作動型ブレーキBβが設けられている。
上記第1の手首ドライブ軸136の先端136aはロボ
ット手首126の内部まで延長して、その最先端にベベ
ルギヤ136Cを備え、手首126の端部に設けられた
他のベベルギヤ126cと噛合してロボット手首126
のβ軸回りの第1の動作自由度を得ている。123はロ
ボットケーシング120aの端部を閉止するエンドキャ
ップである。
他方、ロボット腕120のケーシング120aの端部を
閉止するエンドキャップ123に隣接して他の中空構造
形を有したダイレクトドライブモータMrが設けられ、
その回転要素122bに第2の手首ドライブ軸124の
後端124bが結合されている。この手首ドライブ軸1
24は前述の手首ドライブ軸136の外側に同軸構造で
配置され、先端124aが、ロボット手首126に結合
されることにより、同ロボット手首126に第2の動作
自由度(T軸回りの回転)を付与する。また、第2の手
首ドライブ軸124の後端124bの内周には電磁作動
型のブレーキBrが設けられて、手首ドライブ軸124
に回転制動力を付与し得る構造に成っている。
上述したロボット手首構造においても、前述の実施例と
同様に手首ドライブ軸124.136が共に中空軸構造
を有するから、最内部に設けられた第1の手首ドライブ
軸136の内部は、ロボット腕120から貫通するレー
ザ光の光路を延設する空間として利用でき、レーザ光管
路130は、ロボット腕120,2つの連設さたダイレ
クトドライブモータMβ、Mγ、2つの電磁作動型ブレ
ーキBβ、BTの中心部を貫通してロボット手首126
の先端に誘導され、ここで、第1のミラーユニット13
2aにおけるミラー134aで略直角に進路変更され、
更に、同ロボット手首126の上部に軸受140を介し
て取付けられたβ軸回転ケーシング126a内に設けら
れた第2のミラーユニツ)132bの集光用凹面鏡ミラ
ー134bにより再度、進路を略直角に変更されてレー
ザ光発出用ノズル128から目的地点に向は照射される
構成に成っている。
以上の構成においても、前述のロボット手首26の場合
と同様に、手首内部にロボット腕120から延長したレ
ーザ光管路130を設け、又、内部のミラーユニット1
32a、132bにより進路変更されて、レーザ光発出
ノズル128に至る構成にあるため、ロボット機体外に
はレーザ光の光路用配管の必要はなく、故に、ロボット
機体周囲の機器類との干渉を避け、又、ロボット手首1
26の動作範囲を制限する不利な条件の解消を図り得る
のである。勿論、手首構造が夫によってコンパクト化さ
れる。
更に、手首ドライブ軸124.136の先端に有るロボ
ット手首126の動作部分には減速機が配置されないの
で、軽量化が得られ、故に、手首動作における俊敏性、
つまり、動作速度と動作精度の向上が得られる。
第3図は、上記第2図に示した産業用レーザロボットの
手首構造における改変例であり、ここでは、ロボット手
首126の動作自由度は先の実施例と同様に2つの自由
度(β軸回り旋回、T軸回り旋回)が具備され、ロボッ
ト手首126の先端部に設けたレーザ光発出ノズル等に
は何らの改変はなく、2つのミラーユニット(図示路)
を介して進路変更される構成に成っている。
この実施例では、手首駆動用のダイレクトドライブモー
タMβ、Mrの配置と、ブレーキBβ、Brの配置とか
、前述の第2図の実施例とは前後が反対に配置されてい
る。従って、手首ドライブ軸124の後方部124bが
錐体形状部を含んだ筒形形状を有した構造になっている
本実施例においても、レーザ光光路を成す管路130は
ロボット腕120の内部、2つのダイレクトドライブモ
ータMr、Mβ、ブレーキBr。
Bβ、最内部の手首ドライブ軸136の内部の夫々の軸
方向空間を延長して、ロボット手首126に達している
。故に、レーザ光々路の内蔵特徴が形成されている等、
前述の実施例と同じ利点を享有するのである。
第4図は、本発明の更に他の実施例として産業用レーザ
ロボットのロボット手首が3つの動作自由度(α軸、β
軸、T軸の3軸回りの旋回動作自由度)を有して、しか
も、ダイレクトドライブモータを具備することにより、
レーザ光管路をロボット腕とロボット手首内に内蔵、具
備した構成を有する例である。
同レーザロボットの手首構造は、前述の諸実施例の場合
と同様に、ロボット腕220のケーシング220aの先
端に、ダイレクトドライブモータMαが設けられ、この
ダイレクトドライブモータMαの出力回転は回転要素2
22aを経て中空構造の手首ドライブ軸240の後端2
40bに直結で伝達されて、これを回転駆動する。そし
て、この手首ドライブ軸240の後端の外周囲に接離す
るブレーキBαが配置され、同手首ドライブ軸240に
回転制動を付与する構成に成っている。
ロボット腕220のケーシング220aの端部には、中
間ケーシング220bが設けられ、この中間ケーシング
220bの内部にダイレクトドライブモータMβが内蔵
されている。同ダイレクトドライブモータMβは、手首
ドライブ軸240の外側に同軸に配置された中空構造の
手首ドライブ軸236の後端236bに直結され、同手
首ドライブ軸236を回転駆動する。ブレーキBβは同
手首ドライブ軸236の外周に接離してブレーキ力を付
与、解除し、同軸236に回転制動を付与する構成に成
っている〇 更に、上記ダイレクトドライブモータMβとブレーキB
βの組みに隣接した手首側に第3のダイレクトドライブ
モータMγが設けられ、このダイレクトドライブモータ
Mrは、前記手首ドライブ軸236.240に対して同
軸に且つ最外部に配置された・中空構造の手首ドライブ
軸224を回転駆動する駆動モータであり、また、ブレ
ーキBrが同手首ドライブ軸224の内側周面に接離し
てブレーキ力を付与し得る構成になっている。
これらの3つの手首ドライブ軸224.236.240
はロボット手首226に向けて延長、配置され、手首ド
ライブ224は、ロボット手首226に第1の動作自由
度としてT回転動作を与える。
また、手首ドライブ軸236は、その先端236aに設
けられたベベルギヤ236Cから手首中間ケーシング2
26aのベベルギヤ226Cに回転伝動し、同ベベルギ
ヤ226Cが軸受241を介して回転自在に支承される
ことにより、手首中間ケーシング226aをβ軸の回り
に回転駆動する構成と成っている。
また、手首ドライブ軸240の先端240aには設けら
れたベベルギヤ250aは、手首中間ケーシング226
aの内部に設けられた中空筒体252の一端に設けられ
たベベルギヤ250bに噛合し、この筒体252を回転
駆動し、従って、同筒体252の他端に設けられたベベ
ルギヤ 250Cを一体回転させる。故に、このベベル
ギヤ250Cに噛合したレーザ光発出ノズル228の中
空構造の保持体260の内端部に設けられたベベルギヤ
262に回転が伝達され、レーザ光発出用ノズル228
の保持体260は第3の手首動作自由度としてα軸まわ
りの動作が許容される。つまり、同保持体260に保持
されたレーザ光発出ノズル228は究極的に、α、β、
Tの3軸回りの運動が手首226、中間ケーシング22
6 a、保持体260を介して付与されるのである。
上述の3動作自由度を有した本実施例のレーザロボット
においても、最内部の手首ドライブ軸240の内部空間
にレーザ光々路用の管路230が配設さ、ロボット腕2
20から導入されるレーザ光が々管路230を経てロボ
ット手首226に達し、ここで、第1のミラーユニット
232aのミラー234aにより中空筒体252の中心
部分のレーザ光路に進路変更されて進み、ここから更に
第2のミラーユニット232bのミラー234bにより
、更に進路変更を受け、中空構造の保持体260の中心
を進み、第3のミラーユニット232cの集光用凹面鏡
から成るミラー234Cで集光と進路変更作用を受け、
レーザ光発出用ノズル228から発出される構成に成っ
ている。
依って、本実施例においても、レーザ光光路はロボット
機体のロボット腕220、ロボット手首機構を形成する
3つのダイレクトドライブモータMα、Mr、Mr、ブ
レ・−キBα、Bβ、Br。
手首226、中間ケーシング226 a、保持体260
等を経てノズル228から発出される内蔵形の配置に成
っている。また、上記3つのダイレクトドライブモータ
を備えて、減速機類を排除した構造であるから、3つの
動作自由度をロボット手首が比較的軽量化された構造と
なり、手首動作の俊敏性と動作精度の向上とを達成でき
る有利が発揮されるのである。
第5図は、第4図に示した3動作自由度を有した産業用
レーザロボットの手首構造の改変例であり、前述した第
2!!Iと第3図の実施例との関係同様にダイレクトド
ライブモータMα〜MγとブレーキBα〜BTの連設配
置における配列順序を変えた点で違いが有るのみである
から、詳細な説明を省略する。然しながら、この実施例
においても、レーザ光々路を形成する管路230が最内
部の手首ドライブ軸240の内部に配置され、故に、レ
ーザ光々路がロボット機体の内部に設けられている点は
、第4図の実施例と全(同じである。
〔発明の効果〕
以上の本発明の実施例の詳細な説明を介して理解できる
ように、本発明によれば、産業用レーザロボットにおけ
るレーザ光エネルギーの発出部が具備されるロボット手
首の内部に、ロボット腕から延長したレーザ光々路が設
けられ、これに依って、レーザ光管路がロボット機体の
内部に内蔵、収納されるから、ロボット手首の周囲から
レーザ管路を廃し、故にロボット手首のコンパクト性を
向上せしめることが可能となり、また、ロボット機体の
周囲の機器類との干渉等の危惧も大幅に低減されること
により、ロボット使用現場におけるロボットの作業性を
向上させ得るのである。
更に、ロボット手首はレーザ管路を手首内に確保するた
めに、該手首動作の動作駆動を中空構造のダイレクトド
ライブモータによる方式、構造としたから、減速機が手
首機構内から排除され、依って、徒に手首の重量が大き
くなる危惧が解消されて、手首動作における慣性を小さ
く保ち、以て手首動作の精度向上と俊敏、迅速な速度を
得ることができるのである。
また、レーザ光光路がロボット腕、手首内に内蔵される
から、高エネルギーを発するレーザロボットにおける安
全度の向上も期待できる。
なお、以上の説明における本発明の構成と作用及び効果
は、レーザロボットが垂直、水平何れの多関節ロボット
にもおいても等しく享受可能であることは言うまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の1実施例による産業用レーザロボッ
トの手首構造を示した断面図、第2図は本発明の他の実
施例による産業用レーザロボットの手首構造を示した断
面図、第3図は、第2図に示した実施例の改変例を示し
た断面図、第4図は本発明による更に他の実施例を示し
た断面図、第5図は、第4図に示した実施例の改変例を
示した断面図、第6図は従来の多関節型産業用レーザロ
ボットの構成を示す斜視図。 20・・・ロボット腕、20a・・・ロボットケーシン
グ、22・・・回転要素、24・・・手首ドライブ軸、
26・・・ロボット手首、28・・・レーザ光発出ノズ
ル、30・・・レーザ光管路、32・・・ミラーユニッ
ト、34・・・ミラー、Mα、Mβ、Mγ・・・ダイレ
クトドライブモータ、Bα、Bβ、BT・・・ブレーキ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ロボット腕の先端に設けられるロボット手首にレー
    ザ光発出部を装着した産業用レーザロボットの手首構造
    において、前記ロボット腕に少なくとも1つの手首駆動
    源を成すダイレクトドライブ型モータを設けると共に該
    ダイレクトドライブモータに依って駆動される中空の手
    首ドライブ軸と、該中空ドライブ軸周囲に接離するブレ
    ーキとを設け、前記中空ドライブ軸中に、前記ロボット
    腕から前記レーザ光発出部に連通したレーザ光管路を配
    設したことを特徴とした産業用レーザロボットの手首構
    造。 2、前記ロボット腕に第1のダイレクトドライブモータ
    と第1のブレーキの組、第2のダイレクトドライブモー
    タと第2のブレーキとの組を連接して設け、且つ第1、
    第2の内外同軸構造を有した中空手首ドライブ軸を設け
    、前記第1、第2の中空手首ドライブ軸における内側ド
    ライブ軸中を前記レーザ光管路に形成して2つの手首動
    作自由度を有した特許請求の範囲1、に記載の産業用レ
    ーザロボットの手首構造。 3、更に、第3のダイレクトドライブモータと第3のブ
    レーキの組を、前記第2のダイレクトドライブモータと
    第2のブレーキの組に連接して設け、前記第1、第2の
    中空手首ドライブ軸と同軸に第3の中空手首ドライブ軸
    を設け、最も内側の前記中空手首ドライブ軸中を前記レ
    ーザ光管路に形成した3つの手首動作自由度を有した特
    許請求の範囲2、に記載の産業用レーザロボットの手首
    構造。
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