JPH0218172A - 4輪操舵車両の後輪操舵装置 - Google Patents

4輪操舵車両の後輪操舵装置

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JPH0218172A
JPH0218172A JP16593588A JP16593588A JPH0218172A JP H0218172 A JPH0218172 A JP H0218172A JP 16593588 A JP16593588 A JP 16593588A JP 16593588 A JP16593588 A JP 16593588A JP H0218172 A JPH0218172 A JP H0218172A
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JP
Japan
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steering
angular velocity
differential constant
yaw rate
time
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Takaaki Eguchi
孝彰 江口
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両の後輪を操舵する後輪操舵装置に関するも
のである。
(従来の技術) 後輪操舵技術としては従来特開昭60−229873号
公報に記載の如く、前輪操舵時操舵角θ及び操舵角速度
θに夫々比例定数K及び微分定数τ(k。
τは正の値)を乗じて求まる舵角δ、=K・θ−τ・θ
だけ後輪を操舵して、操舵周波数に対するヨーレイトゲ
イン特性がフラットになるよう、つまり操舵速度に関係
なく操舵角θに比例して位相遅れなしにヨーレイトが発
生するようになす技術が知られている。
この場合、比例定数k及び微分定数τは夫々車両毎に又
車速に応じて異なり、例えば車両の質量Mが160kg
527m、 :l−慣性モーメント■が 252kg5
2、ホイールベースlが2.48mの車両をV=120
Km /hで走行させる場合、K、Tは夫々0.38゜
−0,049であり、M=125 kgS2/+m 、
  I =227 kgS2、!! =2.48mの車
両を同じV=120 Km/hで走行させる場合、K、
τは夫々0.33、−0.056である。
このように定めた比例定数及び微分定数から前記の式に
より求まる舵角δ、だけ後輪を操舵する場合、この後輪
舵角δ、により上記操舵条件の場合、操舵周波数に対す
るヨーレイトゲインψ/θの変化を所望のフラットなも
のとすることができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらこの後輪操舵技術においては上記効果を得
られる反面、ヨーレイトの操舵周波数応答特性が高周波
域では2輪操舵(2WS)車両より位相遅れが減少して
向上するものの、低周波域では2WS車両より位相遅れ
が大きくなってしまうという問題があった。すなわち上
述のようにして求めた最適値の比例定数K及び微分定数
τを用いた位相反転制御を行う従来の後輪技術によるヨ
ーレイトの操舵周波数応答特性は第4図(b)の実線に
示すようになり、点線で示す2WSの場合の操舵周波数
応答特性と比較すると約1  (H2)以下においては
2WSより劣るものとなってしまう(なお、比例制御δ
、=K・θの場合を一点鎖線で示す)。
この理由、は後輪舵角δr(δ、−K・θ−τ・θ)の
同相要素K・θが増えるとヨーレイト位相遅れが2WS
より大きくなり、逆相要素τ・θが増えるとヨーレイト
位相遅れが2WSより小さくなるから、操舵周波数の低
周波域、すなわちステアリングをゆっくりと操作した場
合(θ小)には同相要素K・θが変わらなくても逆相要
素τ・θが減少して相対的に同相傾向が強まり、位相が
21113より遅れるからである。
(課題を解決するため−め手段) 本発明は微分定数を操舵条件に応じて可変にすることに
より上述した問題を解決しようとするもので、前輪操舵
時、操舵角速度に微分定数を乗じて求まる舵角に応じて
後輪を操舵する後輪操舵装置において、 操舵角速度が所定値以下のときの微分定数を操舵角速度
が所定値を超えるときの微分定数より大きくさせるよう
に構成したことを特徴とする。
(作 用) 車両の旋回走行時前輪操舵に応じて後輪も所定の後輪舵
角で操舵される。この後輪舵角の逆相要素は前輪の操舵
角速度及び微分定数により決定される。
ここで操舵周波数と操舵角速度とはほぼ比例するものと
考え、操舵角速度が所定値を超える操舵周波数の高周波
域では前記微分定数に対して補正を行わず、設定値(最
適値)のままとする。なおこの設定値は固定値とし、前
記文献に記載のように、操舵周波数に対するヨーレイト
ゲイン(ψ/θ)の変化をフラットにするとともに高周
波域におけるヨーレイト位相遅れを改善するものとする
−志操舵角速度が所定値以下になる操舵周波数の低周波
域では、前記微分定数を上述した高周波域の設定値より
大きな設定値とするから、操舵周波数の低周波域におけ
るヨーレイト位相遅れを従来の装置より大幅に改善する
ことができる。
このようにして微分定数を操舵条件に応じて可変にする
ことにより、高周波域のヨーレイトの操舵周波数特性を
悪化させることなく低周波域のヨーレイトの位相遅れを
改善することができるから、操舵周波数の全域に亘って
ヨーレイトの操舵周波数応答特性を好適にすることがで
きる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は本発明後輪操舵装置を搭載した4輪操舵車両の
全体構成を示し、図中IL、 IRは夫々左右前輪、2
L、 2Rは左右後輪、3はステアリングホイールであ
る。前輪IL、 IRは夫々ステアリングホイール3に
よりステアリングギヤ4を介して転舵可能とし、後輪2
L、 2Rは夫々後輪転舵アクチュエータ5により転舵
可能とする。
アクチュエータ5はスプリングセンタ式油圧アクチュエ
ータとし、室5Rに油圧を供給する時圧力に比例した舵
角だけ後輪2L、 2Rを夫々右に転舵し、室5Lに油
圧を供給する時圧力に比例した舵角だけ後輪2L、 2
Rを夫々左に転舵するものとする。
アクチュエータ室5L、 5Rへの油圧を制御する電磁
比例式後輪転舵制御弁6を設け、この弁6は可変絞り6
a、 6b、 6c、 6dをブリッジ接続して具え、
このブリッジ回路にポンプ7、リザーバ8及びアクチュ
エータ室5L、 5Rからの油路9,10を夫々接続す
る。弁6は更にソレノイド6L、 6Rを具え、これら
のソレノイドはOFF時夫々可変絞り(ia、 5b及
び6c、 6dを全開させて両アクチニエータ室5L、
 5Rを無圧状態にし、ソレノイド6L又は6Rの電流
値IL又は!鰍によるON時可変絞り(ic、 (id
又は5a。
6bを電流値に応じた開度に絞ってアクチュエータ室5
L又は5Rに電流値IL又はItに応じた油圧を供給す
るものとする。その油圧は前記したようにその値に応じ
た角度だけ後輪を対応方向へ転舵する。
ソレノイド6L、 6Rの駆動電流It、Imをコント
ローラ11により制御し、このコントローラにはステア
リングホイール操舵角θを検出する操舵角センサ12か
らの信号及び車速Vを検出する車速センサ13からの信
号を夫々入力する。コントローラ11はこれら入力情報
を基に第2図の如くに機能して後輪操舵を行うものとす
る。
すなわちステップ101で操舵角θ及び車速Vを読込み
、ステップ102で前記操舵角θより操舵角速度θをコ
ントローラ11の内部演算により求め、ステップ103
で前記車速V及び操舵角速度θに基づき比例定数K及び
微分定数τをテーブルルックアップする。なお内部演算
方法は、今回のサイクルの操舵角θとに回前のサイクル
の操舵角θ、との差を時間ΔtXKで除して操舵角速度
θを求める(θ=θ−θ、/ΔtXk) ものとする。
これら定数に、τは操舵周波数に対するヨーレイトゲイ
ン特性をフラットにするものとし、さらに微分定数τは
ヨーレイトの位相遅れ特性を操舵周波数の高周波域で2
WSより改善するのは勿論、低周波域でも2WS並に改
善するものとする。
この微分定数τを、所定車速毎に用意された複数のマツ
プ(そのパターンの一例を第3図に示す)の内の選択さ
れたマツプにおいて、操舵角速度θが所定値(本例では
4Qdeg/secであり、この値は前述した約IHz
に対応する)を超えるときτ=τ0とし、操舵角速度θ
が前記所定値以下のときτ=τ。+Δτとしてその操舵
角速度θに応じた補正を加える。この補正値Δτ(0〈
Δτ≦τ1−τ0)は操舵角速度θが小さいほど大きな
値となりθ、=0のとき(τ1−τ。)となるもので、
車速が低くなるほど補正値の最大値は小さくなる。
次のステップ104で上記比例定数K及び微分定数τと
、操舵角θ及び操舵角速度θとから後輪舵角δ1をδ、
=K・θ−τ・θの演算により求め、ステップ105.
106でこの後輪舵角を得るためのソレノイド駆動電流
II、ILをテーブルルックアップし、ステップ107
.108で制御弁6のソレノイド6R,6Lに夫々駆動
電流In、Itを出力して後輪をδ1だけ操舵する。
上述した制御によ・るヨーレイト位相遅れ及びヨーレイ
トゲインの特性は、第4図(a)の実線で示すようにな
るから(比較のため従来例の4WS車両の特性を点線で
示す)、操舵周波数の低周波域(約1)1z以下)にお
ける位相遅れを前述した従来の位相反転制御(4WS)
より小さく、はぼ2WS並に改善して、操舵周波数の全
域に亘ってヨーレイトの周波数応答特性を好適にするこ
とができる。
(発明の効果) かくして本発明4輪操舵車両の後輪操舵装置は上述の如
く、微分定数を操舵条件に応じて可変にして、操舵角速
度が所定値以下のときの微分定数を操舵角速度が所定値
を超えるときより大きくして逆相操舵量を増加させたか
ら、高周波域のヨーレイトの操舵周波数特性を悪化させ
ることなく低周波域のヨーレイトの位相遅れを改善する
ので、操舵周波数の全域に亘ってヨーレイトの操舵周波
数応答特性を好適にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明後輪操舵装置を搭載した4輪操舵車両の
全体構成を例示する線図、 第2図は同側のコントローラによる後輪舵角制御機能を
示すフローチャート、 第3図は同側の微分定数のマツプの一例を示す線図、 第4図(a)、 (b)は同側及び従来例のヨーレイト
の操舵周波数応答特性を示す特性図である。 IL、 IR・・・前輪     2L、 2R・・・
後輪3・・・ステアリングホイール 4・・・ステアリングギヤ 5・・・後輪転舵アクチュエータ 6・・・電磁比例式後輪転舵制御弁 11・・・コントローラ    12・・・操舵角セン
サ13・・・車速センサ 第1図 即用U 第2図 第4図 (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、前輪操舵時、操舵角速度に微分定数を乗じて求まる
    舵角に応じて後輪を操舵する後輪操舵装置において、 操舵角速度が所定値以下のときの微分定数を操舵角速度
    が所定値を超えるときの微分定数より大きくさせるよう
    に構成したことを特徴とする4輪操舵車両の後輪操舵装
    置。
JP63165935A 1988-07-05 1988-07-05 4輪操舵車両の後輪操舵装置 Expired - Lifetime JP2549709B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60229873A (ja) * 1984-04-27 1985-11-15 Toyota Motor Corp 四輪操舵車の後輪操舵制御方法
JPS6218367A (ja) * 1985-07-18 1987-01-27 Mazda Motor Corp 車両の4輪操舵装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60229873A (ja) * 1984-04-27 1985-11-15 Toyota Motor Corp 四輪操舵車の後輪操舵制御方法
JPS6218367A (ja) * 1985-07-18 1987-01-27 Mazda Motor Corp 車両の4輪操舵装置

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