JPH02163557A - 自動変速機における潤滑装置 - Google Patents

自動変速機における潤滑装置

Info

Publication number
JPH02163557A
JPH02163557A JP31715188A JP31715188A JPH02163557A JP H02163557 A JPH02163557 A JP H02163557A JP 31715188 A JP31715188 A JP 31715188A JP 31715188 A JP31715188 A JP 31715188A JP H02163557 A JPH02163557 A JP H02163557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
gear
automatic transmission
oil
ring gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31715188A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruki Takemoto
竹本 春樹
Takemasu Kano
威倍 加納
Mamoru Niimi
新美 守
Isao Takase
高瀬 勲
Fumitomo Yokoyama
横山 文友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP31715188A priority Critical patent/JPH02163557A/ja
Publication of JPH02163557A publication Critical patent/JPH02163557A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0467Elements of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0469Bearings or seals
    • F16H57/0472Seals
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/048Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0482Gearings with gears having orbital motion
    • F16H57/0484Gearings with gears having orbital motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion

Landscapes

  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、自動車に搭載される自動変速機における潤滑
装置に係り、詳しくはそのクラッチを作動する油圧アク
チュエータの回転支持面を潤滑する潤滑装置に関する。
<1])従来の技術 近時、本出願人は、例えは特開昭62−93545号公
報に示すように、シングルプラネタリギヤ及びデュアル
プラネタリギヤを組合せたプラネタリギヤユニットから
なる前進3速又は4速の自動変速機構を備えた自動変速
機を案出した。
註自動変速機は、両プラネタリキャのサンギヤ及びキャ
リヤをそれぞれ一体に連結して構成すると共に、キャリ
ヤを出力要素とし、そして入力軸の回転をシングルプラ
ネタリギヤのリングギヤ(以下小すンクキャという)に
伝達すると共にデュアルプラネタリギヤのリングギヤ(
以下大リングギヤという)を固定して1速を得、該小リ
ングギヤへの入力状態でサンギヤを固定して2速を得、
該両ギヤからなるプラネタリギヤユニットを一体に回転
して3速を得、これにより前進3速の自動変速機構を構
成している。更に、人力軸と大リングギヤとを断接する
第3のクラッチを付設して、入力軸の回転を大リングギ
ヤに伝達すると共にサンギヤを固定して4速を得、これ
により前進4速の自動変速機構を構成している。
本自動変速機構は、前進3速及び4速の変速機構の部品
及び製造ラインを共通化して、大きなコストアップを伴
うことなく車種のワイドバリニーシミ1ンへの対応を図
っている。
そして、本出願人は、第7図に示すように、3速及び4
速変速時に介在するワンウェイクラッチFOに摩擦係合
クラッチC3を介在し、後進方向を機械的にロックする
ことを防止し、更に該摩擦係合クラッチC3を前記第3
のクラッチCOの操作用の油圧アクチュエータ2にて操
作して、装置のコンバク1へ化を図った自動変速機構1
′を提案した(特願昭62−94868号−未公開)。
該自動変速機は、クラッチ部47の横方向中央に位置す
る入力軸5の回転に基づく遠心力によりサンギヤS1か
ら放射状に飛散されるオイルにて、クラッチ作動用の油
圧アクチュエータとボス部42との摺接面が潤滑される
ようになっており、前記第3及び第4のクラッチCo、
C3は3速、4速時に油圧アクチュエータ2に油圧が供
給され、該供給に基づくアクチュエータ2の作動により
係合し、この際シールリング部から洩れ出すオイルによ
り、該アクチュエータ回転時の支持面の潤滑を行ってい
る。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、上述した本出願人にて提案されている自動変
速機においては、最後端部に位置している第3のクラッ
チ用油圧アクチュエータ2には前述したサンギヤからの
オイルが届きにくくなっていると共に、該油圧アクチュ
エータ2ば3速、4速時のみしか作動しないため、例え
ば2速時にはアクチュエータ2は作動することなく連れ
回りするものの、シーリング部から洩れ出すオイルは期
待てきす、従って該アクチュエータ2のスリーツ部46
どボス部42の間゛C潤滑不良が生じて、シーリンク部
を破損する等の虞れかある。
そこで、本発明は、トランスアクスルリヤカバーに形成
した油路からクラッチ用油圧アクチュエータの支持面に
直接オイルを供給し得るように構成し、もっ゛Cト述課
題を解消した潤滑装置を提供することを目n勺とするも
のである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものてあって、例え
ば第1図及び第2図を参照して示すと、トランスアクス
ルリヤカバー(3)のボス部(3b)に回転部材(2)
を支持してなる自動変速機(A)において、前記トラン
スアクスルリヤカバー(3)に形成した潤滑油路(3c
)から前記回転部材(2)の支持面に向けて油孔く4)
を形成したことを特徴とする。
更に、第6図を参照して示すと、前記回転部材が油圧ア
クチュエータ(2)を有し、かつ前記ボス部(3b)に
、該油圧アクチュエータ(2)に油圧を供給する凹孔(
8)を形成し、更に該油孔(8)の両側に、シールリン
グ(11)   (11)を嵌め込んだシール溝(1,
2)、(1,2>を形成し、前記潤滑油路(3c)から
該シール溝(12)、(12)に向けて油孔(4′)を
形成する。
また−例として、第4図を参照して示すと、前記自動変
速機(A)が、ブラネタリキャユニッlへ(9)を有し
、かつ該キャユニッ1〜(9)か、シンクルプラネタリ
キャ(6)とデュアルブラネタリキャ(7)とを組合せ
てなり、該キャユニッ1〜(9)の両サンギヤ(Sl)
及びキャリヤ(CR1)をそれぞれ一体に連結して構成
すると共に該キャリヤ(CR1,)を出力部材(10)
に連結し、そし°(入力部材(5)を、第1のクラッチ
(C1)を介してシンクルブラネタリキャ(6)のリン
グギヤ(R1)に、第2のクラッチ(C2)を介し°C
サンギヤ(Sl)に、第3のクラッチ(CO)を介して
テユアルブラネタリギャ(7)のリングギヤ(R2)に
それぞれ連結し、更にサンギヤ(Sl)及びテユアルブ
ラネタリキャ(7)のリングギヤ(R1)を適宜係止手
段にて係止して、前進4速自動変速機構(1)を構成す
る。
(ホ) 作用 以」二構成に基づき、回転部材(2)は常時油孔(4)
からオイルを供給されてボス部(3b)の支持面を潤滑
されているため、潤滑不良を生しることはなく、常に円
滑に回転し得る。
また、ホス部(3b)に形成した油溝(12)には油孔
(4′)を介して潤滑油路(3C)からのオイルが常時
供給されると、前記支持面は一層直接的に潤滑され、従
って油圧アクチュエータ(2)は潤滑不良を生しること
なく円滑に回転する。
具体的には、本自動変速機構(1)は、入力部材(5)
の回転が第1のクラッチ(C1)を介してリングギヤ(
R1)に伝達されると共に係止手段にてリングギヤ(R
2)が停止され、キャリヤ(CRI)から1速回転か取
出される。そして、リングギヤ(R1)の入力状態にお
いてサンギヤ(Sl)を係止手段にて停止してキャリヤ
(CR])から2速回転が取出され、更にリングギヤ(
R1)の入力状態において第3のクラッチ(CO)を接
続してリングギヤ(R2)にも入力し、ギヤユニット(
9)を一体に回転した3速回転がキャリヤ(CRI)か
ら取出される。更に、4速変速時、まず第1のクラッチ
(C1)が解放され、専ら第3のクラッチ(CO)及び
第4のクラッチ(C3)を介してワンウェイクラッチ(
FO)の作用下の基にリングギヤ(R1)か回転され”
Cいる状態にあり、この状態て係止手段によりサンギヤ
(Sl)が停止すると、入力部材(5)から第3のクラ
ッチ(CO)を介してリングギヤ(R2)に伝達される
回転は、リングギヤ(R1)を高速空転しながら、キャ
リヤ(CRI)からオーバドライソ回転として取出され
る。
そして、」二連した3速、4速時には、いずれも油圧ア
クチュエータ(2)か第3及び第4のクラッチ(Co)
、(C3)を係合・作動するため、該作動によりシーリ
ンク(11) 、  (11)を嵌込んだ油溝(12)
、(12)から洩れたオイルが油圧アクチュエータ(2
)の支持面を潤滑し、これに加えて油孔(4)からも支
持面に潤滑用オイルか供給される。また、上述した2速
時においでは、油圧アクチュエータ(2)が作動されな
いため、シーリング部からの潤滑用オイルの洩れはない
が、この場合においても、前記支持面には油孔(4)を
介してオイルか供給されているため、該支持面は常に適
正に潤滑される。
なお、カッコ内の符号は、参照のために図面の各部品と
対照するものであって、何等構成を限定するものてはな
い。
(へ) 実施例 以下、図面に沿って、本発明による実施例について説明
する。
ます、本発明を適用した自動変速機Aについて、第4図
に沿ってその概要を説明するに、自動変速機Aはエンジ
ンクランク軸61に整列する入力軸5、カウンタ軸22
及びフロントアクスル軸23a、23bの3軸を有して
おり、入力軸5上にはロックアツプクラッチ25を有す
るトルクコンバータ26及び前進4速自動変速機構1か
支持され、またカウンタ軸22上にはアンタードライブ
機構27が支持され、更にフロントアクスル軸23a、
23b上にはフロントディファレンシャル装置29か支
持されている。
4速自動変速機構1はシングルプラネタリギヤ6及びデ
ュアルプラネタリギヤ7を組合せてなるブラネタリギャ
ユニッ1〜9を有しており、該プラネタリギヤユニット
9は前記両プラネタリギヤのサンギヤS1同士及びキャ
リヤCRI同士が一体に連結して構成され、またサンギ
ヤS1に噛合するピニオンがリンクピニオンP1により
構成されている。そして、入力軸5とシングルプラネタ
リギヤ6のリングギヤR1(小リングギヤ)とか第1の
(フォワード)クラッチC1を介して連結されており、
また入力軸5とサンギヤS1とが第2の(リバース)ク
ラッチC2を介して連結されている。また、サンギヤS
1が第1のブレーキB1により直結係止されていると共
に、第2のブレーキB2により第1のワンウェイクラッ
チF1を介してその一方向回転が係止されている。また
、デュアルプラネタリギヤ7のリングギヤR2(大リン
グギヤ)か第3のブレーキB3により直接係止されてい
ると共に第2のワンウェイクラッチF2により一方向回
転か係止されている。そして、キャリャCRIがケース
隔壁40aに支持されているカウンタドライブギヤ10
に連結されており、該ギヤ10が該4速自動変速機構1
の出力部材となる。
そして、上述クラッチC1,C2及びブレーキBl、B
2、ワンウェイクラッチFl、F2は、3速自動変速機
構と同様であるか、本4速自動変速機構1にあっては、
上述構成に加えて、入力軸5と大リングギヤR2とを連
結する第3のクラッチCO1該クラッヂCOの出力側部
材と小リングギヤR1との間に介在する第4のクラッチ
C3及び第3のワンウェイクラッチFOか付設されてい
る。
また、アンタードライブ機構27は1個のシングルプラ
ネタリギヤ32を有しており、該プラネタリキャのキャ
リヤCR3とサンギヤS3とが第5の(ダイレフ1へ)
クラッチC4を介して連結されている。また、サンギヤ
S3が第4の(アンダードライブ)ブレーキB4にて直
接係止されていると共に第4のワンウェイクラッチF3
により一方向回転か係止されている。そして、リングギ
ヤR3が、前記カウンタドライブギヤ10と噛合して本
アンダードライブ機構27の入力部材となるカウンタド
ライブギヤ33に連結されており、またキャリヤCR3
がカウンタ軸22に連結されている。更に、該カウンタ
軸22には該アンダードライブ機構27の出力部材とな
る減速ギヤ35か固定されている。
また、フロントディファレンシャル装置29はデフキャ
リヤ36及び左右サイトギヤ37a、37bを有してお
り、ギヤマウントケースとなるデフギヤリヤ36にはリ
ングギヤ39が固定されている。そして、該リングギヤ
39が前記減速ギヤ35と噛合して最終減速機構を構成
しており、また左右サイトキャ37a、37bかそれぞ
れ左右フロン)〜アクスル軸23a、23bに連結され
ている。
ついで、本自動変速機Aにおける4速自動変速機構1の
作動を、第4図及び第5図に沿って説明する。
エンジンクランク軸61の回転は1〜ルクコンハータ2
6を介して又はロックアツプクラッチ25を介して入力
軸5に伝達される。そして、Dレンジにおける1速状態
にあっては、第1のクラッチC1が接続状態にある。こ
の状態あっては、入力軸5の回転が第1のクラッチC1
を介して小リングギヤR1に伝達され、かつこの状態で
は、大リングギヤR2が第2のワンウェイクラッチF2
により回転が阻止されているので、サンギヤS1を逆方
向に空転させながら共通キャリヤCRIが正方向に大幅
減速回転され、該回転がカウンタドライブギヤ10から
取出される。
また、Dレンジにおける2速状態では、第1のクラッチ
C1の接続に加えて第2のブレーキB2が作動する。す
ると、サンギヤS1が該ブレーキB2に基づく第1のワ
ンウェイクラッチF1の作動により回転が停止され、従
って入力軸5からの小リングギヤR1の回転は、大リン
グギヤR2を正方向に空転させながらキャリヤCRIを
正方向に減速回転し、該回転がカウンタドライブギヤ1
0に2速として取出される。なお、1→2変速時、第2
のワンウェイクラッチF2がロック状態からオーバラン
状態に切換えられ、つかみ換えによるシフl−ショック
を生ずることなく、滑らかにシフトする。
Dレンジにお(づる3速状態は、第2速状態から第3の
クラッチCO及び第4のクラッチC3か接続する。する
と、入力軸5から第1のクラッチC1を介して小リング
ギヤR1に伝達されると共に第3のクラッチCOを介し
て大リングギヤR2に伝達され、プラネタリキャユニッ
ト9が一体回転して、直結回転かカウンタドライブギヤ
10に伝達される。なお、2→3変速時、第1のワンウ
ェイクラッチF]かロック状態からオーバラン状態に切
換えられ、つかみ換えによるシフトショックを生ずるこ
となく、滑らかにジットする。また、該3速状態にあっ
ては、第3のクラッチCOと共に第4のクラッチC3か
接続し、入力軸5の回転は、第3のクラッヂCO1第4
のクラッチC3及び第3のワンウェイクラッチト゛0を
介する経路にても小リングギヤR1に伝達される。
そして、Dレンジにおける3速から4速へのアップシフ
1−時は、まず第1のクラッチC1か解放される。この
状態にあっては、専ら第3のクラッチCO1第4のクラ
ッチC3及び第3のワンウェイクラッチFOを介する経
路にて小リングギヤR1に回転か伝達されており、この
状態において、第1のブレーキB1が作動する。すると
、サンギヤS1が逆回転に対しても停止され、入力軸5
から第3のクラッチCOを介して伝達される大リングギ
ヤR2の回転は、ワンウェイクラッチFOをオーバラン
して小リングギヤR1を高速空転しながら、キャリヤC
RIからオーバドライブ回転として取出される。この際
、第1のクラッチC1は解放状態にあって第3のワンウ
ェイクラッチFOの作用下にて変速が行われるので、つ
かみ換えによるシフトショックを生ずることなく、滑ら
かにシフトする。
更に、3レンジ、2レンジ又は】レンジ等のエンシンブ
レーキ作動状態にあっては、1速時において、第3のツ
レー−1i−83か作動して大リングギヤR2を逆回転
に対しても停止し、また2速時において、第1のブレー
キB1を作動してサンギヤS1を逆回転に対しても停止
する。
そして、リバースレンジにあっては、第2のクラッチC
2を接続すると共に、第3のブレーキB3が作動する。
この状態にあっては、入力軸5の回転は第2のクラッチ
C2を介してサンギヤS1に伝達され、かっこの状態て
は大リングギヤR2か第3のプレー−N−83の作動に
より固定されているので、小リングギヤR1を逆転させ
ながらキャリヤCRIも逆転し、該キャリヤの逆転がカ
ウンタドライブギヤ10に取出される。
一方、アンダートライフ機構27は、第4のブレーキB
4及び(又は)第4のワンウェイクラッチF3によりサ
ンギヤS3か停止状態にあっては、カウンタドライブギ
ヤ33からの回転はリングギヤR3からキャリヤCR3
に減速(アンダードライブ)回転として取出される。ま
た、第4のブレーキB4を解放すると共に、第5のクラ
ッチC4を係合すると、キャリヤCR3とサンギヤS3
とか一体どなり、直結回転がカウンタ軸22に取出され
る。
そして、自動変速機Aは、4速自動変速機構1の前進4
速変速とアンタードライブ機構27の減速及び直結とか
適宜組合されて、所定変速段が得られ、該回転か減速ギ
ヤ35及びりングギャ39を介してフロントディファレ
ンシャル装置29に伝達され、更に左右フロントアクス
ル軸23a。
23bに伝達される。例えば、前記4速自動変速機構1
とアンダードライブ機構27の組合せは、アンタードラ
イブ機構27を減速状態として4速自動変速機構1を作
動してパワーモードとし、かつアンダードライブ機構2
7を直結として4速自動変速機構1を作動してエコノミ
ーモードとするような、モードの切換え手段とするか、
またアンダードライブ機構27をエキストラロー又はハ
イとして、特別な場合に作動するような手段とするか、
更にアンダードライブ機構27を4速自動変速機構1の
2速と3速の間に入れて、前進5速と] 8 する等が考えられる。
ついで、第3図に基づき、上述自動変速機Aを具体化し
た実施例について説明する。
自動変速機Aは、トランスアクスルケース40、トラン
スアクスルハウジンク41、リヤカバ=3からなる一体
ケースを有しており、該ケースには人力軸5、カウンタ
軸22及びフロントディファレンシャル装置29のデフ
キャリヤとなるリングギヤマウントケース36か回転自
在に支持されている。そして、入力軸5上にはロックア
ラツクラッチ25を有するl・ルクコンハータ26及び
4速自動変速機構1か配設されており、またカウンタ軸
22上にばアンター1へライブ機構27が配設されてい
る。また、1〜ランスアクスルケース40にはサイドカ
バー48にて覆われているバルブボディ44が配設され
ている。
4速自動変速機構1は、エンジンクランク軸61より軸
方向に後側に向かってブレーキ部43、出力部45、プ
ラネタリギヤユニット9そしてクラッチ部47か順に配
置されており、更にプレーキ部43ど1へルクコンバー
タ26との間部分にはオイルポンプ49が配設されてお
り、また入力軸5に被嵌して回転自在に中空軸50が支
持されている。
そして、ブラネタリキャユニッ1〜9は、シングルプラ
ネタリギヤ6とデュアルプラネタリギヤ7からなり(第
4図参照)、シングルプラネタリギヤ6は中空軸50に
形成されたサンギヤS1、リングギヤR1,及びこれら
ギヤに噛合するビニオンP1を支持したキャリヤCRI
からなり、またデュアルプラネタリギヤ7は中空軸50
に形成されたサンギヤS1、リングギヤR2、並びにサ
ンギヤS1に噛合する第1ピニオンP1及びリングギヤ
R2に噛合する第2ビニオンP2を互に噛合するように
支持するキャリヤCRIからなる。そして、これら両プ
ラネタリキャ6,7はサンギヤS1か共に中空軸50に
形成された同歯数の単一ギヤからなり、またキャリヤC
RIば一体に構成されており、またピニオンP1は一体
のロングビニオンにて構成されている。
また、ブレーキ部43には、内径側から外径方向に向っ
て順次第1のワンウェイクラッチF1、多板ブレーキか
らなる第1のブレーキB1そして多板ブレーキからなる
第2のブレーキB2か配設されている。そして、第1の
ワンウェイクラッチF】はそのインナーレースに前記中
空軸50の先端かスプライン係合しており、またそのア
ウターレースに外径側に延びる第2ツレーキ用ハブが固
定されている。また、該ワンウェイクラッチF1のイン
ナーレースの前側(エンジン側)には第1のブレーキ用
ハブが固定されている。一方、オイルポンプ49ばアル
ミタイカストからなるボンフカバーをポンププレートを
挟んでポンプボディにホルトにて一体に固定したオイル
ポンプアッセンブリからなる。そして、該オイルポンプ
カバーの後側にはその内径側から環状に順次第1のブレ
ーキ用油圧アクチュエータ52、第2のブレーキ用油圧
アクチュエータ51が配設されている。
一方、出力部45は、4速自動変速機構1の略々中央部
に位置しているカウンタトライソギヤ1Oを有しており
、該カウンタドライブギヤ10ばアクスルケース40に
形成された隔壁40 aにダブルチーバードベアリング
53を介して回転自在に支持され−Cおり、またそのボ
ス部が前記プラネタリギヤユニット9のキャリヤCRI
に連結している。更に、前記ベアリンク53のアウター
レースはケース隔壁40a内周面にスプライン係合して
嵌合されていると共に、該レース延長部外周面に第2の
ワンウェイクラッチF2か装着されている。
そして、第1図に詳示するように、クラッチ部47は、
第1の(フォワー1< )クラッチC1及び第2の(リ
バース)クラッチC2を備えており、かつ4速自動変速
機構1後端に位置してトランスアクスルリヤカバー3部
分に収納されており、かつ該リヤカバー3の最後部側に
は油路3c形成されている。また、入力軸5後端部はカ
バー3の中央ボス部3aを被嵌するようにスリーブ部5
aとなっており、かつ該スリーブ部5aにクラッヂドラ
ム55が一体に連結されている。更に、該クラッヂトラ
ム55には可動部材69がスプラインにより軸方向のみ
摺動自在に嵌合されており、更に該可動部材69にはピ
ストン部材70が油密状に嵌合している。また、可動部
材69はクラッチドラム55内周面からなるシリンダと
の間て油室を構成して第1のクラッチC1用の油圧アク
チュエータ59を構成している。一方、ビス1〜ン部材
70は可動部材69内周面からなるシリンダとの間に°
C油室を構成して第2のクラッチC2用の油圧アクチュ
エータ60を構成している。更に、ビス)〜ン部材7o
どスリーソ部5aにスナップリンクにて固定されたスプ
リング受は部材71との間にはスプリング73か縮設さ
れており、該スプリング73は両油圧アクチュエータ5
9.60のビス1−ン部材69.70に共通ずる戻しス
プリングを構成している。また、第1のクラッチC1は
クラッチ1〜ラム55の外径部内周面に形成されたスフ
ラインとリングキャ11? 1の軸方向延出部面に形成
されたスプラインとの間に介在しており、また第2のク
ラッチC2ば可動部拐69の外径部内周面に形成された
スプラインと中空軸50に固定されたハブ部50 a外
周面に形成されたスプラインとの間に介在している。
そして、本4速自動変速機構1は、」二連3速自動変速
機構との共通部品に加えて、以下の装置が付加されてい
る。即ち、リヤカバー3の環状ボス部3bにスリーブ部
材15が嵌挿されており、該スリーブ部材15にはフラ
ンジ部材16が固定されて、第3のクラッチCO用油圧
アクチュエータ2のシリンダを構成している。該シリン
ダにはピストン19が油密状に嵌合していると共に、フ
ランジ部材16の外周部はくし歯状に溝孔16aか形成
されており、該溝孔16aに貫通して第3のクラッチC
1用のセパレータプレー1〜79が配置されている。ま
た、前記クラッヂドラム55の段部にハブ80が固定さ
れており、該ハブ80に係合してクラッチプレート81
か配置され、該クラッチプレー1−81及び前記セパレ
ータプレート79により、前記油圧アクチュエータ2に
隣接した第3のクラッチCOか構成されている。
そして、環状ボス部3bには凹孔8か形成されており、
該凹孔8は、密接する前記スリーブ部材15に形成した
油孔15aを介して前記油圧アクチュエータ2に油圧を
供給する。また、前記凹孔8の両側にはシール溝12.
12(第2図参照)が形成されており、かつ該シール溝
12.12にはそれぞれシールリング11..11か嵌
め込まれている。そして、該シールリング11.11は
スリーブ部材15と環状ボス部3bとの間にあって、前
記凹孔8ど油孔15aとの連通を油密状に保持する。更
に、前記トランスアクスルリヤカバー3の最後部には各
部に潤滑用のオイルを供給する潤滑油路3cか形成され
ており、該潤滑油路3cの前記油圧アクチュエータ2に
隣接する側壁3dには、スリーブ部材15と環状ボス部
3bとの摺接面(支持面)に向け゛C油孔4が形成され
ており、該油孔4は油路3cに供給されるオイルを一定
の量にて絶えず前記摺接面に供給して強制的に潤滑し、
該摺接面にて焼付き等の不具合か発生しないように構成
している。
また、スリーブ部材15の先端部分にはスナップリンク
82によりスプリング受は部材83が装着されており、
該受は部材83の一面とピストン19との間には戻しス
プリング85が縮設されている。
一方、油圧アクチュエータ2のフランジ部材16の外径
側には1へラム部材57か軸方向に延びており、該I〜
クラム材57の一端はフランジ部材16に固定されてい
るリンク状プレー1−87かスナップリング89により
係止されている。また、該ドラム部材57の他端部は内
方に折曲しており、該折曲先端部に形成された孔に大す
ンクキャR2の突出部が係合すると共にスナップリンク
にて抜止め・係止されている。更に、ドラム部材57の
一端部分内周面にはスプライン様の溝57aか形成され
ており、該溝57aに前記第3のクラッチ用セパレータ
プレート79が係合している。そして、該トラム部材5
7の内径側に平行して、連結部材を構成する環状のチュ
ーブ56か前記第3のクラッチCO用セパレータプレー
ト79と第4のクラッチ03用セパレータプレー1〜と
の間に組込まれている。なお、ドラム部材57及びチュ
ーブ56には所定数の孔か形成されており、内径側から
飛散される潤滑油を溜めてクラッチC1,C2等の潤滑
を図ると共に、孔から潤滑油を排出して放熱をも図って
いる。
一方、アンダードライブ機構27は、第3図に示すよう
に、1個のシングルプラネタリギヤ32を有している。
更に、カウンタ軸22上にヘアリング103を介してカ
ウンタドリブンギヤ33が回転自在に支持されており、
かつ該軸22上に減速ギヤ35が固定されている。そし
て、プラネタリギャ32のリングギヤR3がカウンタド
リブンギヤ33に連結しており、またピニオンP3を支
持するキャリヤCR3はカウンタ軸22を外径方向に膨
出して一体に形成されている。更に、サンギヤS3は軸
22」二に回転自在に支持された八ツ105に形成され
ており、該ハブの外径部に固定されたドラム106はそ
の外周面にパンドソレーキからなる第4のブレーキB4
か係合されている。また、該ドラム106の内周面とキ
ャリヤCR3に固定されたハブとの間には第5のクラッ
チC4が介在しており、更に該クラッチc4に隣した前
記ハブ105にばピストンが嵌合してクラッチC4用の
油圧アクチュエータ107を構成しCいる。また、ハブ
105の延長部とケース40との間に第4のワンウェイ
クラッチF3か介在している。
また、フロントディファレンシャル装置29はデフキャ
リヤとなるリングギヤマウントケース36を有しており
、該ケース36はベアリンクを介してハウジング41及
びケース40に回転自在に支持されている。更に、該マ
ウン)・ケース36上には前記減速ギヤ35と噛合する
大径のリングギヤ39か固定されており、またその内部
にはビニオン軸110によりピニオンギヤ111が回転
自在に支持されていると共に、該ギヤ111に噛合する
左右サイドギヤ37a、37bが回転自在に支持されて
いる。そして、該サイドギヤ37a。
37bにば左右フロントアクスル軸23a、23b カ
それぞれ嵌合・連結される。
ついで、−1−述実施例の作動について説明する。
前進1速状態においては、リヤカバー3に形成した油路
な介して油圧アクチュエータ59に油圧を供給する。す
ると、クラッチドラム55をシリンダとして可動部材6
9が移動し、第1のクラッチC1を係合する。この状態
にあっては、人力軸5の回転は、クラッチドラム55及
び第1のクラッチC1を介して小リングギヤR1に伝達
され、大リングギヤR2が第2ワンウエイクラツチF2
により係止さることと相俟って、キャリヤCRIから1
速回転が取出される。なお、″エンジンブレーキ作動時
は、油圧アクチュエータ65に油圧を供給して第3のブ
レーキB3を作動し、大リングギヤR2を直接係止する
。そして、該回転は、先に第4図の概略図に沿って説明
したように、カウンタドライブギヤ10及びカウンタド
リブンギヤ33を介してアンダードライブ機構27に伝
達され、更に減速ギヤ35及びリングギヤ39を介して
フロントディファレンシャル装置29に伝達され、そし
て左右フロントアクスル軸23a、23bに伝達される
また、前進2速状態においては、油圧アクチュエータ5
1に油圧を供給して第2のブレーキB2を作動する。す
ると、第1のワンウェイクラッチF1及び中空軸50を
介してサンギヤS1が停止し、第1のクラッチC1を介
しての小リングギヤR1の回転は、前述したようにキャ
リヤCRIから2速回転として取出される。なお、2速
時にあって、エンジンブレーキを必要とする場合は、油
圧アクチュエータ52に油圧を供給して直接サンギヤS
1を固定する。
そして、前進3速時にあっては、第1のクラッチC1用
油圧アクチュエータ59への油圧供給に加えて、リヤカ
バー3の環状ボス部3bに形成した油孔7を介して油圧
アクチュエータ2に油圧を供給する。すると、ピストン
19がスプリング85に抗して移動し、第3のクラッチ
COを係合する。これにより、入力軸5の回転は、クラ
ッチドラム55、ハブ80、第3のクラッチC0(80
.81)及びドラム部材57を介して大リングギヤR2
に伝達され、第1のクラッチC1を介しての小リングギ
ヤR1の回転と相俟って、ギヤユニット9を一体に回転
した直結回転かキャリヤCR1から取出される。
また、第3のクラッチCOの係合によるセパレータプレ
ート79の移動は、チューブ56を介して第4のクラッ
チC3のセパレータプレートに伝達され、該クラッチC
3を係合する。すると、前述同様に第3のクラッチCO
を介して伝達されるドラム部材57の回転は、第4のク
ラッチC3を介して第3のワンウェイクラッチFOのア
ウターレースに伝達され、更に該ワンウェイクラッチF
Oを介して小リングギヤR1に伝達される。
更に、前進4速時へのアップシフトに先立ち、まず油圧
アクチュエータ59をトレーンして第1のクラッチC1
を解放する。この状態にあっては、小リングギヤR1は
、専ら第3のクラッチCO及び第4のクラッチC4そし
て第3のワンウェイクラッチFOを介して動力伝達され
ている。そして、この状態において、油圧アクチュエー
タ52.51に油圧供給して第1のブレーキB1及び第
2のブレーキB2を作動し、サンギヤS1を停止すると
、入力軸5の回転は、第3のクラッチCO及びドラム部
材57を介して大リングギヤR2に伝達され、ワンウェ
イクラッチド0をオーバランしながら小リングギヤR1
を高速空転して、キャリヤCRIからオーハドライツ回
転が取出される。
また、リバースレンジにあっては、リヤカバー3に形成
した油路から油圧アクチュエータ60に油圧を供給し、
可動部材69をシリンダとしてビス1〜ン部材70を移
動して、第2のクラッチC2を係合すると共に、油圧ア
クチュエータ65に油圧供給して、第3のブレーキB3
を係止する。この状態にあっては、入力軸5の回転は、
クラッチドラム55、可動部材69、第2のクラッチC
2及びハラ部50aを介してサンギヤS1に伝達され、
第3のブレーキB3に基づく大リングギヤR2の停止に
より、キャリヤCRIから逆回転が取出される。
また、該リバースレンジによる後進惰行時に、シフトレ
バ−なりレンジに操作して第1のクラッチC1が係合し
ても、第4のクラッチC3ば解放されているので、第3
のワンウェイクラッチFOにより小リングギヤR1と大
リングギヤR2を機械的に連結してしまうことは防止さ
れる。
そして、前述した1速時にはクラッチは第1のクラッチ
C1のみが作動するため、第3のクラッチCO用油圧ア
クチュエータ2は作動せずかつ回転しないが、2速時に
は第1のクラッチC1及び第2のブレーキB2が作動す
るので、1〜ラム部材57の回転により第3のクラッチ
CO用油圧アクヂュエータ2、即ちスリーブ部材15は
環状ボス部3bの回りに摺接・回転する。この場合、該
アクチュエータ2は作動しないため、油圧供給時にシー
ルリング1.1.11部分からオイルが洩れ出して支持
面を潤滑することはないか、トランスアクスルリヤカバ
ー3の側壁3dに形成した油孔4から、前記スリーブ部
材15と環状ボス部3bとの間の摺接・支持面に常時一
定量のオイルが供給されるため、該支持面は絶えず適切
に潤滑されている。従って、該支持面は確実に潤滑され
、潤滑不良による焼付き等の不具合を生じることはない
。更に、3速、4速時にあっては、第3のクラッチCO
及び第4のクラッチC3を係合するため第3のクラッチ
CO用油圧アクチュエータ2を作。
動し、該アクチュエータ2を作動状態のまま環状ボス部
3bの回りに回転する。この場合には、凹孔8から該ア
クチュエータ2に供給されるオイルの一部がシーリング
部から洩れることにより前記支持面の潤滑か行われるが
、これに加えて油孔4からも一定量のオイルか該支持面
に向けて供給されているため、該支持面は確実に潤滑さ
れ、従ってシーリング11.11か破損して油密性か損
なわれる等の不具合か生しることはない。
なお、本実施例では、側壁3dに、油圧アクチュエータ
2の支持面に向(づて油孔4を形成し、該支持面を常時
潤滑し得るように構成していたが、第6図に示すように
、潤滑油路3cから一方のシール溝12に向けて油孔4
′を形成し、該油孔4′から該シール溝12にオイルを
直接的に供給し、該シール溝12から洩れ出すオイルに
より前記支持面を直接的に潤滑し、潤滑効果を更に高め
るように構成してもよい。この場合、シール溝12から
洩れたオイルか油孔1.5 aから油圧アクチュエータ
2に流入することも考えられるが、これは2速時にあっ
ては該アクチュエータ2の回転が遅く、遠心油圧が大き
く作用することばないので、該油圧アクチュエータ2が
誤作動することはなく、また3速、4速時にあっては、
凹孔8から供給される油圧にてシールリング11かシー
ル溝12内で移動して油孔4′を塞ぐ形になるため、該
油孔4′から供給されるオイルは前記油孔15a側に洩
れることなく前記一方のシールリング11の外側の支持
面のみを潤滑する。
(ト)発明の詳細 な説明したように、本発明によると、トランスアクスル
リヤカバー(3)に形成した潤滑油路(3c)から回転
部材(2)の支持面に向けて油孔(4)を形成したのて
、該油孔(4)から常に潤滑用のオイルを供給して前記
支持面を強制的に潤滑しておくことかてき、これにより
回転部材(2)の回転時に潤滑不良が生しることはなく
、シーリンク部を損傷する等の不具合の発生を確実に防
止することがてきる。
更に、前記回転部材が油圧アクチュエータ(2)を有し
、かつ凹孔(8)の両側に、シールリング(11)、(
11,)を嵌め込んた油溝(12)、(12)を形成し
、潤滑油路(3c)から該油溝(12)に向けて油孔(
4′)を形成すると、油圧アクチュエータ(2)の支持
面に一層直接的にオイルを供給することがてき、従って
油圧アクチュエータ(2)回転時の潤滑を更に確実にす
ることかできる。
特に、自動変速機(A)が、前進4速自動変速機構(1
)を有すると、3速、4速時には回転部材(2)が第3
及び第4のクラッチ(CO)(C3)を係合・作動し、
シーリング(11)を嵌込んた油溝(12)から洩れる
オイルにて凹転部材(2)の支持面を潤滑すると共に、
油孔(4)からも支持面に潤滑用オイルを供給して−・
層効果的に潤滑することができ、また回転部材(2)か
連れ回りする2速時においては、該回転部材(2)が作
動せずシーリング部からのオイルの洩れは期待てきない
ものの、油孔(4)から支持面に常にオイルを確実に供
給し、該支持面を強制的かつ適正に潤滑することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動変速機の主要部示す断面図、
第2図はその部分拡大断面図、第3図はその自動変速機
全体を示す断面図、第4図はその概略図、第5図はその
4速自動変速機構の作動を示す図、第6図は他の実施例
を示す要部拡大断面図である。そして、第7図は本出願
人が既に提案した自動変速機構を示す断面図である。 3b・・・ボス部(環状ボス部) 、 3C・・・潤滑
油路、  4.4′・・・油孔   5・・・人力部材
、6・・・シングルプラネタリギヤ 、 7・・・デュ
アルプラネタリギヤ 、 8・・・凹孔   9・・・
フラネタリキ°ヤニニット 、 10・・・出力部材(
カウンタドライブギヤ)   11・・・シールリング
   12・・・油溝   13・・・油孔A・・・自
動変速機   C1,C2,Co・・・第1のクラッチ
、第2のクラッヂ、第3のクラッチ   CRI・・・
キャリヤ   Fl、F2゜FO,Bl、B2・・・係
止手段(第1のワンウェイクラッチ、第2のワンウェイ
クラッヂ、第3のワンウェイクラッチ、第1のブレーキ
、第2のブレーキ)  、  R1,R2・・・リング
ギヤ、Sl・・・サンギヤ ト・・前進4速変速機構   2・・・回転部材(第3
のクラッチCO用油圧アクチュエータ)3・・・トラン
スアクスルリヤカバー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トランスアクスルリヤカバーのボス部に回転部材を
    支持してなる自動変速機において、前記トランスアクス
    ルリヤカバーに形成した潤滑油路から前記回転部材の支
    持面に向けて油孔を形成したことを特徴とする、 自動変速機における潤滑装置。 2、前記回転部材が油圧アクチュエータを有し、かつ前
    記ボス部に、該油圧アクチュエータに油圧を供給する凹
    孔を形成し、更に該油孔の両側に、シールリングを嵌め
    込んだシール溝を形成し、前記潤滑油路から該シール溝
    に向けて前記油孔を形成した、 請求項1記載の自動変速機における潤滑装置。 3、前記自動変速機が、プラネタリギヤユニットを有し
    、かつ該ギヤユニットが、シングルプラネタリギヤとデ
    ュアルプラネタリギヤとを組合せてなり、該ギヤユニッ
    トの両サンギヤ及びキャリヤをそれぞれ一体に連結して
    構成すると共に該キャリヤを出力部材に連結し、そして
    入力部材を、第1のクラッチを介してシングルプラネタ
    リギヤのリングギヤに、第2のクラッチを介してサンギ
    ヤに、第3のクラッチを介してデュアルプラネタリギヤ
    のリングギヤにそれぞれ連結し、更にサンギヤ及びデュ
    アルプラネタリギヤのリングギヤを適宜係止手段にて係
    止して、前進4速自動変速機構を構成してなる、 請求項1記載の自動変速機における潤滑装置。
JP31715188A 1988-12-14 1988-12-14 自動変速機における潤滑装置 Pending JPH02163557A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31715188A JPH02163557A (ja) 1988-12-14 1988-12-14 自動変速機における潤滑装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31715188A JPH02163557A (ja) 1988-12-14 1988-12-14 自動変速機における潤滑装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02163557A true JPH02163557A (ja) 1990-06-22

Family

ID=18085015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31715188A Pending JPH02163557A (ja) 1988-12-14 1988-12-14 自動変速機における潤滑装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02163557A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040020119A (ko) * 2002-08-29 2004-03-09 현대자동차주식회사 자동변속기에 채용된 실링구조
US7311628B2 (en) 2005-11-11 2007-12-25 Hyundai Motor Company Planetary gear set for an automatic transmission of a vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040020119A (ko) * 2002-08-29 2004-03-09 현대자동차주식회사 자동변속기에 채용된 실링구조
US7311628B2 (en) 2005-11-11 2007-12-25 Hyundai Motor Company Planetary gear set for an automatic transmission of a vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2957184B2 (ja) 自動変速機における油圧装置
US7914413B2 (en) Automatic transmission
JPH02120572A (ja) 自動変速機における油圧装置
JPS61140672A (ja) 4輪駆動車の自動変速機
JPH04219569A (ja) 自動変速機における油圧アクチュエータ装置
KR101292943B1 (ko) 자동 변속기
JP2001304355A (ja) 車両用自動変速機
JP2892015B2 (ja) 自動変速機の自動変速機構
US5195400A (en) Oil channel structure in automatic transmission
JPH02163557A (ja) 自動変速機における潤滑装置
JP7091892B2 (ja) 車両用変速機
JP2672002B2 (ja) 自動変速機
JPH02120573A (ja) 自動変速機における潤滑装置
JP2808578B2 (ja) 自動変速機における油圧装置
JPH0561497B2 (ja)
JP2892019B2 (ja) 自動変速機における潤滑装置
JP2875264B2 (ja) 自動変速機における油圧装置
JPS5848789B2 (ja) 自動変速機の潤滑油供給装置
JP3608912B2 (ja) 自動変速機
JPH02163514A (ja) 自動変速機におけるスラストワッシャ
JPH02113151A (ja) 自動変速機におけるクラッチ連動装置
JPH02173459A (ja) 自動変速機における潤滑装置
JPH02163568A (ja) 自動変速機におけるアクチュエータ支持装置
JPS62141345A (ja) 自動変速機
JPH08100844A (ja) 自動変速機の動力伝達装置