JPH021148Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH021148Y2 JPH021148Y2 JP19676884U JP19676884U JPH021148Y2 JP H021148 Y2 JPH021148 Y2 JP H021148Y2 JP 19676884 U JP19676884 U JP 19676884U JP 19676884 U JP19676884 U JP 19676884U JP H021148 Y2 JPH021148 Y2 JP H021148Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ashtray
- main body
- rail
- ashtray main
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動車の計器板等に設けらる灰皿に関
する。
する。
従来の技術
この種の灰皿は、通常、相互に平行な一対のレ
ールと、これらのレールに摺動自在に支持され、
計器板等の外壁面に対して出没自在に設けられた
灰皿本体とを備える。灰皿本体の左右の外側面に
は、それぞれ長手方向に延びる張出部が設けら
れ、これらの張出部がレールに係合することによ
り灰皿本体が計器板等の外壁面に対して出没自在
になつている。
ールと、これらのレールに摺動自在に支持され、
計器板等の外壁面に対して出没自在に設けられた
灰皿本体とを備える。灰皿本体の左右の外側面に
は、それぞれ長手方向に延びる張出部が設けら
れ、これらの張出部がレールに係合することによ
り灰皿本体が計器板等の外壁面に対して出没自在
になつている。
考案が解決しようとする問題点
灰皿本体の張出部とレールとの間には、製造上
間隙が生じ、このため灰皿本体がレール内におい
て左右方向に変位可能であり、灰皿本体の開閉位
置においてガタを発生する。これは灰皿本体およ
びレールの寸法精度に限界があり、またレールの
固定枠への取付け時にその取付け位置が必ずしも
正確には定まらないからである。
間隙が生じ、このため灰皿本体がレール内におい
て左右方向に変位可能であり、灰皿本体の開閉位
置においてガタを発生する。これは灰皿本体およ
びレールの寸法精度に限界があり、またレールの
固定枠への取付け時にその取付け位置が必ずしも
正確には定まらないからである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するため、本考案に係る灰皿
は次の構成を有する。すなわち、レールは第1、
第2および第3突起を有し、灰皿本体はその側面
に第1、第2および第3係合部を有する。灰皿本
体が計器板等の外壁面から引出された状態におい
て、上記第1および第2突起がそれぞれ上記第2
および第3係合部に当接して、灰皿本体の出没方
向に略直交する横方向への変位が阻止され、灰皿
本体が上記外壁面の後方に収容された状態におい
て、上記第1および第3突起がそれぞれ上記第1
および第3係合部に当接して、灰皿本体の上記横
方向への変位が阻止される。
は次の構成を有する。すなわち、レールは第1、
第2および第3突起を有し、灰皿本体はその側面
に第1、第2および第3係合部を有する。灰皿本
体が計器板等の外壁面から引出された状態におい
て、上記第1および第2突起がそれぞれ上記第2
および第3係合部に当接して、灰皿本体の出没方
向に略直交する横方向への変位が阻止され、灰皿
本体が上記外壁面の後方に収容された状態におい
て、上記第1および第3突起がそれぞれ上記第1
および第3係合部に当接して、灰皿本体の上記横
方向への変位が阻止される。
実施例
以下図示実施例により本考案を説明する。
第2図は本考案の一実施例に係る車両用灰皿の
外観を示す。この図において、リテーナ1は板状
部材を折曲して成形され、図示されない固定枠に
取付けられるものであり、両側にはそれぞれレー
ル2が設けられる。レール2は相互に平行であ
り、これらのレール2には灰皿本体3が摺動自在
に設けられる。灰皿本体3はその両外側面に、そ
れぞれ長手方向に延びる張出部30を有し、これ
らの張出部30をレール2に形成された溝内に嵌
入させることにより、レール2に支持される。し
かして灰皿本体3は、図示されない計器板等の外
壁面に対して出没自在である。
外観を示す。この図において、リテーナ1は板状
部材を折曲して成形され、図示されない固定枠に
取付けられるものであり、両側にはそれぞれレー
ル2が設けられる。レール2は相互に平行であ
り、これらのレール2には灰皿本体3が摺動自在
に設けられる。灰皿本体3はその両外側面に、そ
れぞれ長手方向に延びる張出部30を有し、これ
らの張出部30をレール2に形成された溝内に嵌
入させることにより、レール2に支持される。し
かして灰皿本体3は、図示されない計器板等の外
壁面に対して出没自在である。
第1図a,bはそれぞれレール2と灰皿本体3
を示す。レール2は合成樹脂から成形され、長手
方向に延びる溝20を有し、この溝20内には第
1、第2および第3突起21,22,23が形成
される。第1突起21はレール2の前端部であつ
て溝20内の下方に形成される。第2突起22は
レール2の中央部より若干前方であつて溝20内
の上方に形成される。第3突起23はレール2の
後端部であつて溝20内の上方、すなわち第2突
起22と同じ高さ位置に形成される。またレール
2の前端部近傍であつて溝20よりも上方には、
灰皿本体3の前板34が係止可能なストツパ24
が設けられる。一対のレール2は全く対称な形状
を有する。
を示す。レール2は合成樹脂から成形され、長手
方向に延びる溝20を有し、この溝20内には第
1、第2および第3突起21,22,23が形成
される。第1突起21はレール2の前端部であつ
て溝20内の下方に形成される。第2突起22は
レール2の中央部より若干前方であつて溝20内
の上方に形成される。第3突起23はレール2の
後端部であつて溝20内の上方、すなわち第2突
起22と同じ高さ位置に形成される。またレール
2の前端部近傍であつて溝20よりも上方には、
灰皿本体3の前板34が係止可能なストツパ24
が設けられる。一対のレール2は全く対称な形状
を有する。
灰皿本体3も合成樹脂から成形され、張出部3
0には、上記第1、第2および第3突起21,2
2,23に係合可能な第1、第2および第3係合
部31,32,33が突設される。第1係合部3
1は灰皿本体3の前端部であつて張出部30の下
部に形成される。第2係合部32は灰皿本体3の
中央部よりも若干後方であつて張出部30の下
部、すなわち第1係合部31と同じ高さ位置に形
成される。第3係合部33は灰皿本体3の後端部
であつて張出部30の上部に形成される。しかし
て、第1および第2係合部31,32は上記第1
突起21に係合可能であり、第3係合部33は上
記第2および第3突起22,23に係合可能であ
る。
0には、上記第1、第2および第3突起21,2
2,23に係合可能な第1、第2および第3係合
部31,32,33が突設される。第1係合部3
1は灰皿本体3の前端部であつて張出部30の下
部に形成される。第2係合部32は灰皿本体3の
中央部よりも若干後方であつて張出部30の下
部、すなわち第1係合部31と同じ高さ位置に形
成される。第3係合部33は灰皿本体3の後端部
であつて張出部30の上部に形成される。しかし
て、第1および第2係合部31,32は上記第1
突起21に係合可能であり、第3係合部33は上
記第2および第3突起22,23に係合可能であ
る。
上記構成を有する灰皿の作用について説明す
る。
る。
第3図および第4図a,b,cは、灰皿本体3
が計器板等の外壁面から張出された状態、すなわ
ち灰皿本体3がリテーナ1から最も突出した状態
を示す。この状態において、灰皿本体3の第2係
合部32がレール2の第1突起21に当接し(第
4図a参照)、灰皿本体3の第3係合部33がレ
ール2の第2突起22に当接する(第4図b参
照)。したがつて灰皿本体3は外周面において4
カ所で支持され、横方向(図中dで示す)のガタ
を生じることのない。なお、この状態において、
レール2の第3突起23には、灰皿本体3は接触
していない(第4図c参照)。
が計器板等の外壁面から張出された状態、すなわ
ち灰皿本体3がリテーナ1から最も突出した状態
を示す。この状態において、灰皿本体3の第2係
合部32がレール2の第1突起21に当接し(第
4図a参照)、灰皿本体3の第3係合部33がレ
ール2の第2突起22に当接する(第4図b参
照)。したがつて灰皿本体3は外周面において4
カ所で支持され、横方向(図中dで示す)のガタ
を生じることのない。なお、この状態において、
レール2の第3突起23には、灰皿本体3は接触
していない(第4図c参照)。
第5図および第6図a,b,cは、灰皿本体3
が計器板等の外壁面から引出す途中、あるいは収
容する途中の状態を示す。この状態において、レ
ール2の第1突起21の部分には灰皿本体3のい
ずれの係合部も当接せず(第6図a参照)、レー
ル2の第2突起22の部分には灰皿本体3の第2
係合部32が近接するが、これらは高さ位置が異
なるため、灰皿本体3とレール2は当接しない
(第6図b参照)。一方、レール2の第3突起23
にも灰皿本体3は接触していない(第6図c参
照)、したがつて灰皿本体3は横方向(図中dで
示す)のガタはあるが、レール2に対してスムー
ズに摺動し、良好な開閉動作が得られる。
が計器板等の外壁面から引出す途中、あるいは収
容する途中の状態を示す。この状態において、レ
ール2の第1突起21の部分には灰皿本体3のい
ずれの係合部も当接せず(第6図a参照)、レー
ル2の第2突起22の部分には灰皿本体3の第2
係合部32が近接するが、これらは高さ位置が異
なるため、灰皿本体3とレール2は当接しない
(第6図b参照)。一方、レール2の第3突起23
にも灰皿本体3は接触していない(第6図c参
照)、したがつて灰皿本体3は横方向(図中dで
示す)のガタはあるが、レール2に対してスムー
ズに摺動し、良好な開閉動作が得られる。
第7図および第8図a,b,cは、灰皿本体3
が計器板等の外壁面の後方に収容された状態を示
す。この状態において、灰皿本体3の第1係合部
31がレール2の第1突起21に当接し(第8図
a参照)、灰皿本体3の第3係合部33がレール
2の第3突起23に当接する(第8図c参照)。
したがつて灰皿本体3は外周面において4カ所で
支持され、横方向(図中dで示す)のガタを生じ
ることはない。なお、レール2の第2突起22は
灰皿本体3から離間し(第8図b参照)、灰皿本
体3の第2係合部32も同様にレール2から解放
されている。
が計器板等の外壁面の後方に収容された状態を示
す。この状態において、灰皿本体3の第1係合部
31がレール2の第1突起21に当接し(第8図
a参照)、灰皿本体3の第3係合部33がレール
2の第3突起23に当接する(第8図c参照)。
したがつて灰皿本体3は外周面において4カ所で
支持され、横方向(図中dで示す)のガタを生じ
ることはない。なお、レール2の第2突起22は
灰皿本体3から離間し(第8図b参照)、灰皿本
体3の第2係合部32も同様にレール2から解放
されている。
なお、灰皿本体3の前板34とリテーナ1のフ
ランジ部11が当接する場合には、灰皿本体3の
第1係合部31を省略することができる。この場
合、前板34が第1係合部31としての機能を有
し、フランジ部11が第1突起21としての機能
を有する。
ランジ部11が当接する場合には、灰皿本体3の
第1係合部31を省略することができる。この場
合、前板34が第1係合部31としての機能を有
し、フランジ部11が第1突起21としての機能
を有する。
考案の効果
以上のように本考案によれば、灰皿本体が引出
された位置および収容された位置において、灰皿
本体はレールに対してガタを生じることなく安定
して固定される。また灰皿本体あるいは成形歪が
あつても、各突起あるいは係合部の突出高さを調
整することにより、これを相互に当接させるよう
修整することができる。
された位置および収容された位置において、灰皿
本体はレールに対してガタを生じることなく安定
して固定される。また灰皿本体あるいは成形歪が
あつても、各突起あるいは係合部の突出高さを調
整することにより、これを相互に当接させるよう
修整することができる。
第1図aはレールを示す斜視図、第1図bは灰
皿本体の要部を示す斜視図、第2図は灰皿本体を
リテーナ内に装着した状態を示す斜視図、第3図
は灰皿本体を引出した状態を示す斜視図、第4図
aは第3図のA−A線に沿う断面図、第4図bは
第3図のB−B線に沿う断面図、第4図cは第3
図のC−C線に沿う断面図、第5図は灰皿本体を
引出す途中、あるいは収容する途中を示す斜視
図、第6図aは第5図のA−A線に沿う断面図、
第6図bは第5図のB−B線に沿う断面図、第6
図cは第5図のC−C線に沿う断面図、第7図は
灰皿本体を収容した状態を示す斜視図、第8図a
は第7図のA−A線に沿う断面図、第8図bは第
7図のB−B線に沿う断面図、第8図cは第7図
のC−C線に沿う断面図である。 2……レール、3……灰皿本体、21……第1
突起、22……第2突起、23……第3突起、3
1……第1係合部、32……第2係合部、33…
…第3係合部。
皿本体の要部を示す斜視図、第2図は灰皿本体を
リテーナ内に装着した状態を示す斜視図、第3図
は灰皿本体を引出した状態を示す斜視図、第4図
aは第3図のA−A線に沿う断面図、第4図bは
第3図のB−B線に沿う断面図、第4図cは第3
図のC−C線に沿う断面図、第5図は灰皿本体を
引出す途中、あるいは収容する途中を示す斜視
図、第6図aは第5図のA−A線に沿う断面図、
第6図bは第5図のB−B線に沿う断面図、第6
図cは第5図のC−C線に沿う断面図、第7図は
灰皿本体を収容した状態を示す斜視図、第8図a
は第7図のA−A線に沿う断面図、第8図bは第
7図のB−B線に沿う断面図、第8図cは第7図
のC−C線に沿う断面図である。 2……レール、3……灰皿本体、21……第1
突起、22……第2突起、23……第3突起、3
1……第1係合部、32……第2係合部、33…
…第3係合部。
Claims (1)
- 相互に平行な一対のレールと、これらのレール
に摺動自在に支持され、計器板等の外壁面に対し
て出没自在に設けられた灰皿本体とを備え、上記
レールは第1、第2および第3突起を有し、上記
灰皿本体はその側面に第1、第2および第3係合
部を有し、上記灰皿本体が上記外壁面から引出さ
れた状態において、上記第1および第2突起がそ
れぞれ上記第2および第3係合部に当接して、上
記灰皿本体の出没方向に略直交する横方向への変
位が阻止され、上記灰皿本体が上記外壁面の後方
に収容された状態において、上記第1および第3
突起がそれぞれ上記第1および第3係合部に当接
して、上記灰皿本体の上記横方向への変位が阻止
されることを特徴とする車両用灰皿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19676884U JPH021148Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19676884U JPH021148Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61113043U JPS61113043U (ja) | 1986-07-17 |
JPH021148Y2 true JPH021148Y2 (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=30754642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19676884U Expired JPH021148Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH021148Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6484575B2 (ja) * | 2016-02-22 | 2019-03-13 | 株式会社イノアックコーポレーション | スライド構造 |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP19676884U patent/JPH021148Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61113043U (ja) | 1986-07-17 |
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