JPH02106561A - 印刷巻取紙の折畳み装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、折畳み装置、特にロール回転式凹版印刷機の
調節可能な折畳み装置にして、収集走行、非収集走行の
間に切り換え可能であり、好ましくは掴み器（７）形態
の保持器と折畳み刃（５）とを有する収葉円ｖＪ（１）
を備え、該保持器と折畳み刃とは、好ましくはフォロア
ローラ（１４，１５）形態の作動器に連結されており、
該作動器はそれぞれに関連するカム（１２，１３）によ
り操作され、該カムの、好ましくは操作凹所の形態の操
作領域が、カム（１２，１３）と同軸にして駆動可能な
カム支持体（２２）に取り付けられた覆いカム（１７）
を備えた覆い装置によって、！Ｒされ、また被覆される
ようになった折畳み装置にかんする。

〔従来の技術〕

本発明の試験段階においては、覆い装置は、固定覆いカ
ムをもつ駆動される覆い円板であった。

このような構成では、覆い円板は、収集走行の場合だけ
ではなく、実際にはより頻繁に起こる非収集走行の場合
にも運転を続け、装置への負荷を増大し、装置の急速な
消耗を招く。このことを別としても、この構成において
は、継続される収集操作の数は非常に制限される。経験
によれば、２回の継続する収集操作が限界である。３回
以上の収集操作は事実上不可能である。一方、印刷の幅
と、従って収集円筒の直径とは、増加の傾向にある。

さらに、最も頻繁な紙サイズは、次第に短くなり、周囲
におけるエツチングが従来より多くなり、例えば、８個
のエツチングがあり、これは収集操作の増加に対する要
求である。

〔発明が解決しようとする課題〕

このことから出発して、本発明の課題は、冒頭に述べた
ような覆い装置において、簡単にしてコストが安い方法
によって、多くの収集操作と多くの印刷様式を可能にす
ることである。

〔課題を解決するための手段〕

この課題の根本的解決は、覆い装置の覆いカムを、半径
方向に移動可能に、カム支持体に搭載することにより、
非常に簡単に達成される。

この方式から、ｙＡＢ可能な覆い円板が生まれ。

２回以上の収集操作が可能になる。かくて、従来より多
用途の覆い装置が得られ、周囲に８個までのエツチング
を有する印刷円筒を回転させることにより得られる製品
が、容易に収集され、比較的厚い製品が合理的に１得ら
れる。本発明の方式の他の利点は、調節可能な覆い円板
が、非収集走行の間、静止状態に保たれ、全ての、また
は干渉しそうな覆いカムが簡単に引き込まれることであ
り。

これは、不必要な損耗を回避するのに有利である。

本発明の有利な形態によれば、覆いカムが、カム支持体
に同軸な、カム支持体と共に駆動可能であり、カム支持
体に対して周囲方向に移動可能な調整円板によって調整
される。この処置は、調整円板を回転させることにより
、簡単に覆いカムを調整することを可能にし、また、自
助的な設定を可能にする。この場合、カム支持体と、カ
ム支持体に関連し同様に駆動される調整円板とは、差動
ｉ市勅器により互いに連結されており、差動駆動器は、
印刷が行われている間は休止している補助離動装置によ
り調整される。設定が終わったら、差動駆動器は、固定
の伝達要素として作用する。

さらに有利な点の一つは、折畳み刃と掴み器とに関連す
るカム支持体と調整円板とが、互いに回転を伝達するよ
うに結合され、また、好ましくは解放可能に結合されて
いることである。この形態により、両カム支持体と、両
調整円板とを共通に駆動することが可能になり、構造が
簡単になると共に、高い精度が保証される。折畳み刃と
掴み器とに関連するカムは、軸方向に互いに隔にして配
置され、その間に両覆い装置が置かれる。

本発明の他の特徴として、掴み器に関連するカムが、印
刷走行中休止している補助駆動装置により、円周方向に
調節可能になっている。このため、長い頁を作成する前
に、より短い頁を作成し得る４ように印刷を行うことが
可能になる。さらに、カム装置と調整円板との構成を簡
単にするために、覆い装置が、収集走行中、所望の収集
操作の回数に依存して、異なる速度で駆動される。さら
に他の特徴は、覆い装置に従属する駆動装置が、円筒の
軸に平行な中間軸を有し、該中間軸により、カム支持体
と調整円板とが、調整可能な差動駆動器の切り換えのち
とに駆動され、山間軸は、中間軸北に移動可能に搭載さ
れた継手により、互いに対向し自由回転する異なった直
径をもつ駆動歯車輪に連結され、該歯車輪は、円筒部分
によって１５区動きれる二重歯車輪の異なった歯車とそ
れぞれ噛み合っている。この構成により、２種類の違っ
た離動速度をもつ作動状態と、継手が中点位百にある非
作動状態とが設定可能である。かくて、覆い装置を、非
収集走行時には作動させず、収集走行時には、所望の取
集操作の回数に依存して駆動することが、簡単な方法で
可能になる。

覆い装置の幅において分割された折畳み刃と掴み器と、
円筒の両端面領域に配置された、覆い装置を含む操作装
置とを有する二重幅覆い装置の場合には、覆い装置が、
収集円筒の半径方向外側に位置し、円筒の長手方向に連
続して延びる共通の中間軸により駆動され、そのため、
円筒の一方の端面の側だけに、上述して種類の継手装置
を設ければ事足り、構造が簡単になる。

〔実施例〕

本発明の他の有利な形態を、只１個の好ましい実施例を
示す図面を参照して、以下説明する。

第１図に示した、通常ロール回転式印刷器の後に置かれ
る調整可能な折畳み装置の収集円筒１は。

断面において星状に配置され、同じ様に駆動され、互い
に隣り合って置かれた折畳み刃部２と、掴み器部３とか
ら成っている。折畳み刃部２は、作動装置４により駆動
される折畳み刃５を有している。

掴み器部３は、駆動装置６により１チ区動され、掴み器
７を備えた掴み器機８を有している。折畳み刃部２と掴
み器部３との、互いに同軸に誼かれた軸頚９と１０とが
、同じ直径を有し互いに並んで配置された駆動歯車輪１
１に固定され、該叩動歯車輪は、図示していない架橋駆
動装置により互いに結合され、同形の駆動を可能にし、
同時に調整の可能性も有している。

折畳み工程を実行するには、折畳み刃５が外倶りへ動か
され、掴み器７が開かれる。円筒端面の領域に１円筒軸
に同心にカム１２．１３が設けられ、該カムは、それぞ
れに関連する作動装置４，６に接触する。作動装置４，
６は、それぞれ、共通の軸上に並んで配置された２個の
フォロアローラ１４．１５を有し、その内、フォロアロ
ーラ１４は、関連するカム１２．１３に沿って走り、他
のフォロアローラ１５は、カム１２．１３に隣接し、折
畳み刃５と掴み器７とを作動させるためのカム側方の凹
所１６を横から覆う覆い装置に沿って走る。

カム１２．１３は、カム凹所１６の外側に円弧状の円周
輪郭を有している。印刷の様式に従って、カム凹所１６
が、収集円筒の各回転（非収集）において、または、収
集円筒のＮ番目の回転（収集）において、暴露されたり
、または横から覆われたりする。覆い装置は、それぞれ
関連するカム１２゜１３に取り付けられた覆いカム１７
を有している。

フォロアローラ１４．１５の幅は、カム１２，１３およ
び覆いカム１７の幅に等しい。

カム１２．１３は、収集円筒１に対して静止している。

折畳み刃５を操作するためのカム１２は、外側軸頚を囲
み、ハウジングに固定されたブッシング１８に固定され
ている。掴み器７に関連するカム１３は、装置フレーム
に回転可能に、半径方向外側に搭載されたブッシング１
９に固定され、該ブッシングに調整捧２０が固定され、
該調整捧を用いて、カム１３が、掴み器の開き時期を決
めるため円周方向に調整される。調整捧２０は、紙のサ
イズを調整するために、駆動モータなどの形態の補助駆
動装置により駆動され、または、簡単に手動で操作され
る。収集走行時には、調整捧２０は回転せずロックされ
る。覆いカム１７を備え−カム１２．１３に関連する覆
い装置は５収集走行時には静止しているカム１２．１３
に相対的に動くように駆動される。この目的のため、外
側唾動輪１１が駆動歯車輪２１をフランジ結合されてお
り、該歯車輪により、両カム１２．１３にそれぞれ関連
する覆い装置が駆動される。

両覆い装置は、第２図に折畳み刃に関連するカム１２に
従属する覆い装置が示されているように、各カムに同軸
のカム支持体２２を有し、該カム支持体に、覆いカム１
７が半径方向に調整可能に搭載されている。覆いカム１
７の周囲輪郭２３は。

円形のカム１２の周囲カム凹所１６の外側の半径に等し
て半径を有している。覆いカム１７の周囲輪郭２３は、
覆いカム１７を調整することにより、関連するカム１２
の円弧軸郭に一致する半径方向外側の作動位置と、カム
凹所内の半径方向内側の非作動位置との間を動かされる
。作動位置においては、覆いカム１７が、凹所１６を横
から覆い、カム１２．１３に沿って走るフォロアローラ
１４が、覆いカム１７により、カム凹所１６に落ち込む
ことを防止し、カム凹所１６上を通るとき、折畳み操作
を行うことを防止している。この状態が１５ａに示され
ている。一方、折畳み溝を通る折畳み刃に関連する作動
装置は、カム凹所１６に落ち込み、折畳み操作が行われ
るようになり、１４ａとして示されている。覆いカム１
７を調゛１３するために、カム支持体２２と同心に、覆
いカム１７と軸方向に並んで調整円板２４が配置され、
該調整円板は固定の操作カム２５と、その間の周囲凹所
２６とを有している。

覆いカム１７は、装置の軸に平行な軸をもつ揺動軸の回
りに揺動し、カム支持体２２に搭載された揺動腕２７に
固定されており、半径方向内側に突出したフォロア２８
を備えている。フォロア２８は、ばね２９の作用のもと
に、関連する調整円板２４の周囲輪郭に接触させられて
いる。ばね２９は、覆いカム１７の凹所３０に収容され
、その一端を凹所３ｏの内方端に、他端を凹所３０に突
き出てカム支持体２２に固定されたピン３１に支持され
ている。

調整円板２４と、覆いカム１７を支持しているカム支持
体２２とは、調整円板の調整がなされて後は、運転の間
、同じように駆動され、覆いカム１７は、調整円板２４
により決められた位置に運転中留まることになる。カム
支持体と調整円板とから成る覆い装置全体の駆動速度は
、印刷様式に依存して、所望の数の折畳み工程だけが実
行されるように、外側に出た覆いカム１７がカム凹所１
６を通過するように選択される。

折畳み刃５と、これと関連する掴み器７とは、同期して
操作されるから、関連する覆い装置の２個のカム支持体
２２と、２個の調整円板２４とは、互いに固定結合され
ており、必要な駆動機構を簡単にしている。これに対応
し、第１図に見られるように、両カム１２．１３は、互
いに軸方向に隔離して置かれ、その間に、互いに衝接す
るカム支持体を配置された両覆い装置が置かれるための
充分な空間がある。背中合わせに置かれたカム支持体は
、締結装置により互いに固定結合される。カム１２．１
３に対向する覆いカム１７下方に位置する調整円板２４
が、結合されたカム支持体の全厚みに相当する厚さをも
つスペーサ３２を間に置いて、互いにねじ固定されてい
る。互いに結合されたカム支持体２２と調整円板２４と
を支持するために、カム１２．１３を支持するブッシン
グ１８．１９の間にオーバラップして、ブッシング３３
．３４が設けられており、半径方向内側のブッシング３
３は、直接衝接するカム支持体２２を搭載し、半径方向
外側のブッシング３４は、スペイサ３２を置いて連結さ
れた調整円板２４を搭載している。調整円板２４の一つ
と、カム支持体２２の一つとは、それぞれの半径方向内
方の縁が、関連するブッシング３３．３４にまで延び、
そこにねじ止めされている。他の調整円板２４と、他の
カム支持体２２とは、より外側で柔わっていてもよい。

スペーサ３２は、ブッシング３４に固定されたカム支持
体２２の窓を通って延びるスペーサ顎を有している。他
のカム支持体２２はスペーサ３２を有している。

調整円板２４とカム支持体２２とを支持するブッシング
３３．３４は回転可能に支持されており。

円筒から遠い端部には、フランジをもつ、同じ直径の駆
動歯車輪３５．３６が、部屋３７（カム側のブッシング
１８．２９により固定され、歯車箱３８からアクセス出
来る）の中に設けられている。

駆動歯車輪３５．３６は、装置のフレームに回転可能に
搭載された、同じ直径の中間輪３９．４０と噛み合って
いる。カム支持体２２に関連する歯車列の中の中間輪４
０は、円筒の軸に平行な、円筒の外側に配置された中間
軸４１にキー結合されたピニオン４２と噛み合っている
。調整円板２４に関連する歯車列に属する中間輪３９は
、ピニオン４２と同じ直径をもつ２個の歯車輪４３．４
４を備えた二主軸の内の歯車輪４３と噛み合っている。

ピニオンは、装置の軸に平行に、中間軸４１に隣接して
配置された差動駆動器４６の入力輪４５と噛み合ってお
り、差動駆動器の出力輪４７は、中間軸４１上に支持さ
れた二主軸の第２歯車輪４４と噛み合っている。差動駆
動器４６は、出力輪４７を、同じ直径をもつ入力輪４５
に対し、補助昧動装置４８を用いて調整することが出来
る。正常の工程では、補助駆動装置４８は、差動駆動器
４６が固定の二主軸として作用するように、非作動状態
にされている。工程を始める前に、調整円板が補助駆動
装置を操作して、所望の回転位置に設定される。歯車箱
３８内に支持された中間軸４１は、駆動輪１１にフラン
ジ結合された駆動歯車輪２１によって異った速度で駆動
される。この目的のため、フレームに固定された中間軸
４１に支持され、違った直径をもつ２個の歯車輪４９，
５０を備えた二主軸が設けられ、該２個の歯車輪は、中
間軸４１に回転自由に支持された駆動輪５１゜５２と噛
み合っている。駆動輪５１．５２は、間に配置され中間
軸上を滑動する結合部材５３を用いて、中間軸４１と交
互に結合される。この目的のため、駆動輪５１．５２が
、対向する端面に、軸方向に突出した爪５４を備え、ま
た結合部材５３が、爪５４と噛み合う適当な凹所５５を
有し。

確かな結合がなされるようになっている。周辺溝に嵌ま
っている操作腕５６を用いて、結合部分５３が、第１図
に示す左方係合位置から、係合がない中心位置を経て、
右方係合位置へと移動される。

操作腕５６を適当に操作することにより、覆い装置の２
個の違った操作速度と、静止状態とが得られる。

７部分に分かれた収集円筒をもつ図示の実施例では、第
２図に示すように、カム支持体２２が、８個の調整可能
な覆いカム１７を備え、覆いカムの周囲輪郭２３は、中
心角１５°に相当する円周長さを有してる。８個の覆い
カム１７は、１８０’互いにずれた、４個の９０’ずれ
た覆いカムから成る２組みの群に分かれ、時計回りに見
て、第１と第２の周囲カムは３ｏ°、第２と第３の周囲
カムは１５°、第３と第４の周囲カムは４５６、互いに
ずれている。調整円板２４は、各３個の周囲周囲カムよ
り成る２組の互いに１８０°ずれた群に分かれた６個の
固定周囲カム２５を有し、時計回転方向に見て、第１と
第２の周囲カム２５は４８．２５°、第２と第３の周囲
カムは５７．２５゜だけ互いにずれている。調整円板２
４の周囲カム２５は、覆いカム１７とは違い、異なる周
囲長さを有している。第１周囲カム２５は１３．５’　
を形成し、第２周囲カム２５は１°を形成し、第３周囲
カムは２４．５°を形成している。７部分の収集円筒に
おいて、覆いカム１７と周囲カム２５、および調整円板
２４の周囲凹所２６をこのように分配することは、異な
る駆動速度と協働して、零収集、二重収集、三重収集の
所望の折畳み様式を可能にしている。

調整円板２４と覆いカム１７とを第２図に示すように調
整することにより、３層の製品が得られる二重収集が行
われる。この型式の生産は、周囲に６個のエツチングを
もつ印刷円筒の場合にしばしば起こる。この場合、調整
円板２４は、各第２覆いカム１７．すなわち、各群の第
２と第４の覆いカムが非作動になるように調整される。

この場合、駆動速度、すなわち、カム支持体２２と調整
円板２４との回転速度は、円筒の回転速度の６／７であ
る。この結果、折畳み刃部２の周囲の７個の折畳み刃は
、収集円筒１が３回転する間に１回だけ、暴露されたカ
ム凹所１６に出会い、そのときだけ、第２図に示すよう
に折畳み作業を行う。

同じことが、掴み器７についても言える。

印刷円筒の周囲に４個または８個のエツチングを有する
場合に使用される、２層の製品を生産する単一収集の場
合には、第３図に見るように、調整円板２４が、各群の
２個の内側覆いカム１７が引っ込められ、各群の２個の
外側カムが外へ出されている。外へ出された４個の覆い
カム１７は、互いに９０″づつずれている。この印刷様
式の場合は、駆動速度は円筒速度の７７８である。

周囲に８個のエツチングをもつ印刷円筒に対して使用さ
れ、４層の製品を生じる三重収集の場合には、調整円板
２４は、第４図から判るように、各群の第２の覆いカム
だけを除く全ての覆いカムが外へ出されている。この折
畳み様式の場合、駆動速度は円筒速度の７／８である。

単一収集、三重収集から、二重収集切り換える場合には
、結合部材５３を一つの係合位置から他の係合位置へと
移動させなければならない。

第５図に示されたような、−層の製品を生産する零収集
の場合には、折畳み刃５か収集円筒１の各回転毎に作動
される。掴み器７についても同じである。この場合、第
５図が示すように、全ての覆いカム１７が、引っ込めら
れている。すなわち、！Ｉ！Ｉ整円板２４が、全ての覆
いカム１７のフォロア２８が調整円板２４の周囲凹所２
６の領域に存在し、調整円板の周囲カム２５がそれぞれ
２個のフォロア２８の間に位置するように位置させられ
ている。この印刷折畳み様式の場合には、調整円板２４
とカム支持体２２とは、任意の速度で駆動してよく、あ
るいは、損耗を避けるために、単純に休止させておいて
もよい。そのためには、結合部材５３を単に非係合の中
心位置に動かせば足りる。

掴み操作に関連する覆い装置の構造、作用は、第２図か
ら第５図に示した折畳み操作の覆い装置とほぼ同じであ
るが、相違している点は、折畳み操作を行おうとすると
き、紙の開始位置を掴み器７を、予め折畳み溝へ移動さ
せておくことである。

折畳み刃５の作動と、掴み器７の開放とは、ほぼ同時に
行われる。しかし、これらの操作はある時間しか続かず
、短い製品を処理するときの掴み器７の開放時期は、よ
り長い製品を処理する場合のそれに比して、いくらか早
くなっている。このことは、既に述べたように、掴み器
側のカム１３を、調整軸２０を用いて回転させることに
より行われる。

互いに並んだ２個の製品を処理することが出来る、所謂
二重幅折畳み装置の場合には、掴み器機８と、折畳み刃
５とが、円筒の長手方向に分割されて配置され、円筒の
各端面側に、それぞれの操作装置が設けられる。これら
２個の操作装置の構造は、第１図に示した円筒右半分の
操作装置とほぼ同じであるが、相違している点は、中間
軸４１が、クラッチを介して円筒駆動装置に結合されて
おらず、第１図に見るように、架橋軸５７を介して１反
対側の中間軸４１と連結されていることである。この結
果１円筒の全長にわたり延びる共通駆動軸が形成される
。

上述した実施例においては、覆いカムの調整は、関連す
る調整円板２４を用いて、補助駆動装置のプログラムに
より自動的に行われるようになっている。しかし、覆い
カム１７を手動で独立に操作することも可能である。こ
の場合は、カム支持体２２に、覆いカム１７を支持する
適切な支持具が簡単にｊ没けられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の折畳み装置の収集円筒の駆動、制御
装置の長手方向断面図、第２〜５図は、本発明に従って
、引き込み可能な覆いカムを備え。 異なる収集走行に対応して種々の覆いカム設定態様を有
する、調整可能な覆い円板の平面図である。 １・・・収集円筒、５・・・折畳み刃、７・・・掴み器
、１２．１３・・・カム、１４．１５・・・フォロアロ
ーラ、１７・・・覆いカム、２２・・・カム支持体。 ２４・・・ｙ４整円板、４１・・・中間軸、４６・・・
差動駆動器、４８・・・補助駆動装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、折畳み装置、特にロール回転式凹版印刷機の調節可
   能な折畳み装置にして、収集走行、非収集走行の間に切
   り換え可能であり、好ましくは掴み器（７）形態の保持
   器と折畳み刃（５）とを有する収集円筒（１）を備え、
   該保持器と折畳み刃とは、好ましくはフォロアローラ（
   １４、１５）形態の作動器に連結されており、該作動器
   はそれぞれに関連するカム（１２、１３）により操作さ
   れ、該カムの、好ましくは操作凹所の形態の操作領域が
   、カム（１２、１３）と同軸にして駆動可能なカム支持
   体（２２）に取り付けられた覆いカム（１７）を備えた
   覆い装置によって、暴露され、また被覆されるようにな
   った折畳み装置において、各覆い装置の覆いカム（１７
   ）が、半径方向に調整可能に、各関連するカム支持体（
   ２２）に搭載されている折畳み装置。 ２、前記覆いカム（１７）が、カム支持体（２２）に同
   軸な調整円板（２４）により調整可能になっており、該
   調整円板が、カム支持体（２２）と共に駆動可能であり
   、かつ、カム支持体に対して、円周方向に移動可能であ
   る請求項１に記載の折畳み装置。 ３、前記覆いカム（１７）が、カム支持体（２２）に揺
   動可能に取り付けられた揺動腕（２７）に固定され、好
   ましくはばね（２９）により、カム支持体（２２）の横
   に位置し、固定の周囲カム（２５）を有する調整円板（
   ２４）に押し付けられるフォロア（２８）を備えている
   請求項２に記載の折畳み装置。 ４、前記ばね（２９）が、関連する覆いカム（１７）の
   凹所（３０）に収容され、また、該凹所内に突き出て、
   カム支持体（２２）に固定されたピン（３１）に支持さ
   れている請求項３に記載の折畳み装置。 ５、前記覆いカム（１７）が、円弧状の周囲輪郭（２３
   ）を有し、該輪郭が、操作領域外側の円形状のカム（１
   ２、１３）の半径に相当する半径位置にまで移動可能に
   なっている請求項１に記載の折畳み装置。 ６、前記カム支持体（２２）と、同じく駆動可能な調整
   円板（２４）とが、差動駆動器（４６）により、駆動可
   能に互いに連結されており、該差動駆動器が、印刷工程
   においては非作動になっている補助駆動装置により調整
   される請求項２から５までのいずれか１項に記載の折畳
   み装置。 ７、前記折畳み刃（５）と、掴み器（７）の形態の保持
   器とに関連するカム支持体（２２、調整円板２４）が、
   互いに相対回転運動を阻止するように、かつ好ましくは
   結合解除可能に結合されている請求項２から６までのい
   ずれか１項記載の折畳み装置。 ８、前記折畳み刃と保持器とに関連するカム（１２、１
   ３）が、軸方向に互いに隔離されており、互いに向かい
   合った両カム支持体（２２）の間に配置された覆い装置
   を収容している請求項７に記載の折畳み装置。 ９、保持器に関連したカム（１３）が、印刷工程中非作
   動になっている補助駆動装置により、円周方向に調整可
   能である請求項１に記載の折畳み装置。 １０、７個の部分を持つ収集円筒、特に、ロール回転式
   凹版印刷機の８エッチングを凹版円筒の周囲に持つ折畳
   み装置において、８個の覆いカム（１７）が各カム支持
   体（２２）に搭載されている前記請求項のいずれか１項
   に記載の折畳み装置。 １１、それぞれ４個の覆いカム（１７）を有し、互いに
   １８０°ずれて位置する２組の覆いカム群が設けられ、
   第１と第２の覆いカム（１７）の間に間隔が３０°であ
   り、第２と第３の覆いカム（１７）の間の間隔が１５°
   であり、第３と第４の覆いカム（１７）の間の間隔が４
   ５°である請求項１０に記載の折畳み装置。 １２、前記覆いカム（１７）の周囲方向長さが、約１５
   °の円弧角をなす円弧に相当する前記請求項のいずれか
   １項に記載の折畳み装置。 １３、前記各調整円板（２４）が、円周上の凹所（２６
   ）により互いに隔離された６個の円周カム（２５）を有
   し、３回収集、２回収集、１回収集、無収集の各折畳み
   様式に対応する種々の覆いカム（１７）の位置をもつ４
   個の円周位置へ移動可能になっている請求項１１に記載
   の折畳み装置。 １４、前記各調整円板（２４）が、１８０°互いにずれ
   た、各３個の異なる長さを持つ円周カム（２５）を備え
   た２組のカム群を有し、第１の円周カム（２５）がほぼ
   １３．５°の円周長さを、第２の円周カムがほぼ１°の
   円周長さを、第３の円周カムがほぼ２４．５°の円周長
   さを有し、第１と第２の円周カム（２５）の間の中心間
   の間隔が、ほぼ４８．２５°であり、第２と第３の円周
   カムの間の間隔がほぼ５７．２５°である請求項１３に
   記載の折畳み装置。 １５、前記各カム支持体（２２）と、場合によっては各
   調整円板（２４）との駆動が非作動にされ得る前記請求
   項のいずれか１項に記載の折畳み装置。 １６、前記各カム支持体（２２）と、場合によっては同
   様の駆動可能な調整円板（２４）とが、所望の折畳み様
   式に依存して、２個の違った速度で駆動される前記請求
   項のいずれか１項に記載の折畳み装置。 １７、カム支持体（２２）と調整円板（２４）との駆動
   速度が、偶数回の収集操作をもつ収集工程の場合には、
   収集円筒（１）の回転速度の７／６に、奇数回の収集操
   作の場合には、収集円筒（１）の回転速度の７／８に等
   しく選択されている請求項１６に記載の折畳み装置。 １８、カム支持体（２２）、また場合によっては、調整
   円板（２４）の駆動機構の中に、２個の係合位置と１個
   の非係合位置とをもつ継手が設けられている請求項１５
   から１７までの１項に記載の折畳み装置。 １９、前記駆動機構が収集円筒の軸に平行な中間軸（４
   １）を有し、該中間軸がカム支持体（２２）と調整円板
   （２４）とを、調整可能な差動駆動器を介して駆動して
   おり、また中間軸は、中間軸上に移動可能に搭載された
   継手部分（５３）を介して、互いに向かい合って中間軸
   上に自由回転可能に搭載され、異なる直径を持った駆動
   輪（５１、５２）の一つと係合され、該駆動輪が、１個
   の円筒部により駆動される二重歯車輪の、互いに異なる
   歯車輪（４９、５０）と係合している請求項１８に記載
   の折畳み装置。 ２０、前記差動駆動器（４６）が、中間軸（４１）の半
   径方向外側に配置され、直径が等しい入、出力歯車（４
   ５、４７）を有し、その内、入力歯車（４５）は中間軸
   （４１）に固定されたピニオン（４２）と噛み合い、該
   ピニオンは同時に、カム支持体（２２）に従属する中間
   歯車（４０）と噛み合い、該中間歯車は、調整円板（２
   ４）に従属する同じ直径をもつ中間歯車（４９）に並ん
   で配置されており、また、中間歯車は、ピニオン（４２
   ）と同じ直径をもつ２個の歯車輪（４３、４４）を備え
   、ピニオン（４２）に並んで、中間軸（４１）上に自由
   回転可能に置かれた二重歯車の一つの歯車輪（４３）と
   噛み合っており、該二重歯車の他の歯車輪（４４）は差
   動駆動器（４６）の出力歯車（４７）と噛み合っている
   請求項１９に記載の折畳み装置。 ２１、円筒（１）の長手方向において分割された掴み器
   と折畳み刃とを有する折畳み装置において、円筒の両端
   両側領域に、カム（１２、１３）と、該カムに関連する
   駆動可能なカム支持体（２２）と調整円板（２４）とを
   備えた覆い装置とが配置されており、また、それぞれの
   駆動列のなかに存在する中間軸（４１）が、円筒の半径
   方向外側に配置され、円筒長手方向に延びる中間軸（５
   ７）により連結可能になっており、中間軸（４１）の内
   １本は、クラッチを介して円筒駆動装置と連結されてい
   る請求項１９または２０に記載の折畳み装置。