JPH0210646Y2 - - Google Patents

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JPH0210646Y2
JPH0210646Y2 JP19738684U JP19738684U JPH0210646Y2 JP H0210646 Y2 JPH0210646 Y2 JP H0210646Y2 JP 19738684 U JP19738684 U JP 19738684U JP 19738684 U JP19738684 U JP 19738684U JP H0210646 Y2 JPH0210646 Y2 JP H0210646Y2
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JP
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ceramic substrate
ceramic
electrodes
lumped constant
center
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JP19738684U
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  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、VHF、UHFおよびマイクロ波帯で
使用される小型集中定数型アイソレータに関し、
特に無線電話機等に使用され、その小型化を達成
する小型集中定数型アイソレータに関する。
(従来の技術) 従来例の集中定数型アイソレータの断面図を第
3図に、回路図を第4図に示す。この従来例の集
中定数型アイソレータについて説明する。2枚の
フエライトコア1,2の間に絶縁体14を介して
3枚の中心導体3,4,5が配置されており、前
記フエライトコアはシールド板8,19にてシー
ルドされて、上部では鉄板7を介して永久磁石6
が配設され、下部では半田9にて下側金属ケース
15に固着されている。また、前記フエライトコ
アの回りには、該フエライトコアを中心部の透孔
に挿入せしめた2枚のセラミツク基板17a,1
7bが配設されている。このセラミツク基板17
a,17bには、電極18a,18b,18c,
18d,18e,18f,18gが設けてあり、
静電容量を形成している。下のセラミツク基板1
7bでは、キヤパシタC1,C2,C3を形成し、上
のセラミツク基板17aでは、キヤパシタC4
C5,C6を形成している。また、前記中心導体3,
4,5の各々の一端が両セラミツク基板の電極間
に挾まれている。そして上側金属ケース16をか
ぶせてある。なお、直流抵抗膜部は図示を省略す
る。
(考案が解決しようとする問題点) 最近の他のマイクロ波素子の飛躍的な小型化に
ともない全体のマイクロ波装置におけるアイソレ
ータの占める空間はかなり目だつものとなつてお
り、アイソレータの小型化及びマイクロ波装置全
体としての小型化の要求が強い。
しかし、従来の構造では、小型化に対し限界が
あつた。つまり、セラミツク基板に電極を設けて
静電容量を形成する場合、基板の厚さ1、電極の
面積s、基板の誘電率εとすると、静電容量C
は、C=ε・s/1と表わされ、必要な静電容量
を得るためには、電極面積sが必要であり、基板
の面積を従来より小さくすることには、限界があ
つた。
本考案は、上記の事を鑑みて、新規な構造によ
る小型な集中定数型アイソレータを提供するもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、中央部に各々電気的絶縁状態で配列
された中心導体を有し、該中心導体の上下には直
径5〜13mmのフエライトコア及びシールド板が装
荷され、更に永久磁石により直流磁界が印加さ
れ、前記フエライトコアを収納する透孔を持ち、
且つ、厚膜により集中定数回路を形成したセラミ
ツク基板、金属ケースより構成される集中定数型
アイソレータにおいて、前記セラミツク基板は2
枚で構成され、共に透孔を持ち、電極による静電
容量と直流抵抗膜を形成した第1のセラミツク基
板と電極による静電容量を形成した第2のセラミ
ツク基板を重ね、前記中心導体の各々の一端を両
セラミツク基板の非接地側電極間に挾み、直流抵
抗膜を形成した第1のセラミツク基板の接地側電
極を金属ケースに、又第2のセラミツク基板の接
地側電極をシールド板端部に接続し、第1、第2
のセラミツク基板に構成される静電容量を各中心
導体に対し並列に接続するものである。
(作用) 本考案は、2枚のセラミツク基板に形成した各
中心導体に対応する静電容量をそれぞれ並列に接
続することにより、セラミツク基板を小さくし、
電極面積を小さくしても必要とする静電容量を得
ることを可能とした。従つて、アイソレータの小
型化を達成を出来るものである。
(実施例) 本考案に係る一実施例の断面図を第1図aに、
セラミツク基板を第1図b,cに、回路図を第2
図に示す。本実施例について説明する。2枚のフ
エライトコア1,2の間に絶縁体14を介して3
枚の中心導体3,4,5が配置されており、前記
フエライトコア1,2は、シールド板8,12に
てシールドされており、上部に鉄板7を介して永
久磁石6を有し、下部では半田9により下側金属
ケース10に固着されている。尚、前記中心導体
3,4,5はシールド板19と一体物で、120度
の間隔で配置してある。また、前記フエライトコ
アの回りには、透孔21a,21bをもつて2枚
のセラミツク基板12a,12bが配置してあ
り、該セラミツク基板12a,12bの両面には
電極13a〜13h及び直流抵抗膜20が印刷し
てある。そして、下のセラミツク基板12bで
は、キヤパシタC7,C9,C11を形成し、上のセラ
ミツク基板12aでは、キヤパシタC8,C10,C12
を形成してあり、C7とC8,C9とC10,C11とC12
それぞれ並列になる様に前記中心導体3,4,5
の各々の一端を両セラミツク基板の電極間に挾
み、上側金属ケース11をかぶせて集中定数型ア
イソレータを形成する。
この本考案の実施例のアイソレータは、周波数
825〜845MHz用のアイソレータであり、ケース
の大きさは、17mm角で形成できた。これに対し従
来の構造で同等のアイソレータを形成すると、ケ
ースの大きさは、20mm角であつた。また、本考案
の構造を用いることにより、上記と同等のアイソ
レータをケースの大きさ15mm角で製作可能なこと
も確認出来た。
また、本考案は、上記の集中定数型アイソレー
タに限ることなく、その他の集中定数型アイソレ
ータ及びサーキユレータに対しても利用でき、効
果を発揮するものである。
(考案の効果) 本考案は、詳記した様に、2枚のセラミツク基
板に形成された各中心導体に対応する静電容量を
それぞれ並列に接続して用いることにより、アイ
ソレータの小型化を達成するものであり、従つ
て、マイクロ波装置も小型化出来、産業上極めて
有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図aは、本考案に係る一実施例の断面図で
あり、第1図b,cは、本考案に係る一実施例の
それぞれのセラミツク基板の両平面を示す図であ
り、第2図は、第1図の回路図であり、第3図
は、従来例の断面図であり、第4図は、第3図の
回路図である。 1,2……フエライトコア、3,4,5……中
心導体、6……永久磁石、7……鉄板、8……シ
ールド板、9……半田、10,15……下側金属
ケース、11,16……上側金属ケース、12
a,12b……本考案のセラミツク基板、13a
〜13h……電極、14……絶縁体、17a,1
7b……従来のセラミツク基板、18a〜18g
……電極、19……シールド板、20……直流抵
抗膜、21a,21b……透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部に各々電気的絶縁状態で配列された中心
    導体を有し、該中心導体の上下には直径5〜13mm
    のフエライトコア及びシールド板が装荷され、更
    に永久磁石により直流磁界が印加され、前記フエ
    ライトコアを収納する透孔を持ち、且つ、厚膜に
    より集中定数回路を形成したセラミツク基板、金
    属ケースより構成される集中定数型アイソレータ
    において、前記セラミツク基板は2枚で構成さ
    れ、共に透孔を持ち、電極による静電容量と直流
    抵抗膜を形成した第1のセラミツク基板と、電極
    による静電容量を形成した第2のセラミツク基板
    を重ね、前記中心導体の各々の一端を両セラミツ
    ク基板の非接地側電極間に挾み、直流抵抗膜を形
    成した第1のセラミツク基板の接地側電極を金属
    ケースに、又第2のセラミツク基板の接地側電極
    をシールド板端部に接続し、第1、第2のセラミ
    ツク基板に構成される静電容量を各中心導体に対
    し並列に接続したことを特徴とする集中定数型ア
    イソレータ。
JP19738684U 1984-12-25 1984-12-25 Expired JPH0210646Y2 (ja)

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JPS61111205U JPS61111205U (ja) 1986-07-14
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