JPH0196700A - 電子楽器の入力制御装置 - Google Patents

電子楽器の入力制御装置

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JPH0196700A
JPH0196700A JP62254169A JP25416987A JPH0196700A JP H0196700 A JPH0196700 A JP H0196700A JP 62254169 A JP62254169 A JP 62254169A JP 25416987 A JP25416987 A JP 25416987A JP H0196700 A JPH0196700 A JP H0196700A
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signal
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Shigeru Uchiyama
繁 内山
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子ギターなどの電子弦楽器を含む各種電子
楽器の入力制御装置に係り、特にその入力波形信号から
最小または最大ピーク点を確実に検出可能なデジタル方
式の電子楽器の入力制御装置に関する。
[従来の技術] 従来より、自然楽器の演奏操作によって発生する波形信
号からピッチ(基本周波数)を抽出し、電子回路で構成
された音源装置を制御して、人工的に楽音等の音響を得
るようにしたものが種々開発されている。
この種の電子楽器では、入力波形信号のピッチを抽出す
るにあたって、入力波形信号の最大ピーク点間若しくは
最小ピーク点間、又は、これらピーク点のすぐ後のゼロ
クロス点間といったピーク点に関連する点間の時間間隔
を計測すること等が考えられている。このうち、ピーク
点間を計111jするものとして、例えば特公昭57−
37074号公報、特公昭57−58672号公報があ
るが、これはいずれもコンデンサと抵抗等からなる充放
電回路を利用したいわゆるアナログ方式である。
[発明が解決しようとする問題点] このため、部品の性能のバラツキ、耐久性の問題、経年
変化等により、楽器の波形入力信号の良好なピーク検出
が困難な場合が多い。また、アナログ方式であるので、
部品点数が多く、コストも高い。また、簡単な実装を実
現する上でも不都合である。特に、音源回路を内蔵する
タイプの電子楽器では、実装スペースを極力押える必要
があるが、従前の回路構成では、不可能か、極めて困難
である。さらに、ピッチ抽出の際の条件パラメータを変
更する場合には、それ毎に専用の回路を予め、準備する
必要があり、かかるパラメータを簡単に変更することが
困難である。− [発明の目的] そこで本発明は、部品のバラツキや経年変化等に関係な
く、構成が簡単で安価にして良好なピーク検出が可能で
ピッチ抽出の際の条件パラメータを簡単に変更すること
ができる電子楽器の入力制御装置を提供することを目的
とする。
[発明の要点] 本発明は、前記目的を達成するため、楽器からの入力波
形信号を音源装置に与えるための回路構成をデジタル方
式としたものである。
即ち、具体的には、第1発明にあっては、入力波形信号
をデジタル波形信号Aに変換する変換手段と、デジタル
波形信号Bを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶
されている前記デジタル波形信号Bから所定値を所定レ
ートで減算する減算手段と、前記記憶手段−に記憶され
ているデジタル波形信号Bと、前記変換手段からから与
えられる前記デジタル波形信号Aとの大小を比較する比
較手段と、この比較手段にて、前記変換手段か、ら与え
られる前記デジタル波形信号Aが前記記憶手段に記憶さ
れている前記デジタル波形信号Bよりも大となったこと
が検知されたときは、前記変換手段から与えられる前記
デジタル波形信号Aを前記記憶手段に前記デジタル波形
信号Bとして記憶させるとともに、前記変換手段から与
えられる前記デジタル波形信号Aが前記記憶手段に記憶
されている前記デジタル波形信号Bよりも小であると検
知されたときは、前記記憶手段の内容は書替えないよう
にする制御手段と、を具備し、前記比較手段の比較結果
出力に基づき、前記入力波形信号のピークタイミングを
検知するようにしたことを要点とする。
そして、第2発明は、第1発明を更に発展させたもので
、複数の弦を有し、各弦毎の振動からピッチ抽、出する
ことで、電子的な楽音信号を得るタイプの電子楽器に適
用したものである。
即ち、第2発明は、複数の弦を有し、これらの弦を振動
させることにより生ずる振動信号からピッチを抽出して
対応する周波数の音響信号を電子的に発生するタイプの
電子楽器において、前記複数の弦の振動によって生ずる
入力波形信号を夫々各弦毎のデジタル波形信号Af  
(1は弦の番号に対応)に変換する変換手段と、各弦毎
のデジタル波形信号Bj  (jは前記弦の番号に対応
)を夫々記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶され
ている前記各弦毎のデジタル波形信号Bjから所定値を
所定レートで減算する減算手段と、前記記憶手段に記憶
されている前記各弦毎のデジタル波形信号Bjと、前記
変換手段から与えられる前記各弦毎のデジタル波形信号
Aiとを、対応する弦毎に(1−j ) 、大小を比較
する比較手段と、この比較手段にて、前記変換手段から
与えられる前記デジタル波形信号Aiが前記記憶手段に
記憶されている対応する弦の前記デジタル波形信号Bj
(j=i)・より大となったことが検知されたときは、
前記変換手段から与えられる前記デジタル波形信号Ai
を前記記憶手段の対応する弦の前記デジタル波形信号B
j(j=1)として記憶させるとともに、前記変換手段
から与えられる前記デジタル波形信号Aiが前記記憶手
段に記憶されている対応する弦の前記デジタル波形信号
Bj(j=i)よりも小であると検知されたときは、前
記記憶手段の内容は書替えないように制御する制御手段
と、を具備し、前記比較手段の比較結果出力に基づき、
前記複数の弦の振動によって生ずる前記入力波形信号の
夫々のピークタイミングを検知するようにしたことを要
点とする。
そして、この第2の発明を更に発展させることで、各弦
毎の入力波形信号の最大(正)と最小(負)の夫々のピ
ークを検知することができる。
即ち、その場合は、前記記憶手段に、各弦毎の正のデジ
タル波形信号Bjuと極性が反転された負のデジタル波
形信号BjDとを記憶するとともに、入力波形信号から
、正の波高値についてはそのまま、2負の波高値につい
ては極性を反転して、デジタル波形信号Aiを得るよう
にする。そして、このデジタル波形信号Aiと、前記デ
ジタル波形信号Bjuもしくはデジタル波形信号BjD
との大小の比較を行なうことで、前記最大、最小の双方
のピークタイミングの検知を行なうことができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
が、ここでは本発明を電子ギターに適用した場合を例に
あげて説明するが、これに限らず・他のタイプの電子楽
器であっても同様に適用できる。
第1図は、全体の回路を示すブロック図であり、ピッチ
抽出アナログ回路PAは、詳細については後述するが、
図示しない電子ギターボディ上に張設された6つの弦に
夫々設けられ、弦の振動を電気信号に変換するヘキサピ
ックアップと、このピックアップからの出力からゼロク
ロス信号と波形信号Zi、Wi(i−1〜6)を得ると
ともに、これらの信号を時分割のシリアルゼロクロス信
号ZCRおよびデジタル出力(時分割波形信号)Dlと
に変換する変換手段例えば後述するアナログ−デジタル
変換器A/Dとを備えている。
ピッチ抽出デジタル回路PDは、詳細については後述す
るが、第8図のようにピーク検出回路PEDT、時定数
変換制御回路TCC,波高値取込み回路pvs、ゼロク
ロス時刻取込み回路ZTSからなり、前記ピッチ抽出ア
ナログ回路PAからのゼロクロス信号ZCRとデジタル
出力D1とに基づき最大ピーク点または最小ピーク点を
検出し、MAXI、MINI (I請1〜6)を発生す
るとともに、ゼロクロス点通過でインターラブド(割込
み)信号INTをマイコンM CP +、:出力し、ま
たゼロクロス点の時刻情報とピーク値情報例えばMAX
、MIN及び入力波形信号の瞬時値をそれぞれマイコン
MCPに出力するものである。なお、ピーク検出回路P
EDTの内部には、過去のピーク値を減算しながらホー
ルドする回路を備えている。
マイコンMCPは、メモリ例えばROMおよびRAMを
有するとともに、タイマーTを有し、音源発生装置SO
Bに与える為の信号を制御するものである。音源発生装
置SOBは、音源SSと、デジタル−アナログ変換器D
/Aと、アンプAMPと、スピーカSPとからなり、マ
イコン’M CPからのノートオン(発音)、ノートオ
フ(消音)、周波数を変える音高指示信号に応じた音高
の楽音を放音するものである。
なお、音源SSの入力側とマイコンMCPのデータバス
BUSとの間に、インターフニーが設けられている。ア
ドレスデコーダーDCDは、マイコンMCPからのアド
レス読みだし信号ARが入力されたとき、弦番号の読込
み信号RDI。
時刻読込み信号RDj  (j=1〜6)とMA X 
MINのピーク値読込み信号RDAi (1−1〜12
)をピッチ抽出デジタル回路PDに出力する。
第2図は、第1図のピッチ抽出アナログ回路PAの詳細
を示す回路図であり、ヘキサピックアップからの各弦に
対応した入力波形信号をそれぞれローパスフィルタ(L
PF)21〜26の入力端子11〜16に入力し、ここ
で増幅されるととともに、高周波成分が除去されて基本
波形が抽出される。このローパスフィルタ21〜26と
しては、各弦の出力音の周波数が2オクターブ範囲内で
あって、各弦毎にそれぞれ異なるカットオフ周波数に設
定されたものを用いる。
ローパスフィルタ21〜26の出力すなわち、波形出力
(波高値)Wl〜W6はそのまま出力され、また波形出
力(波高値)Wl〜W6は夫々ゼロクロスコンパレータ
31〜36に入力され、ここで基準信号と比較されてゼ
ロクロス信号21〜Z6が生成される。
このゼロクロス信号21〜Z6は、アンドゲートa1〜
a6とオアゲートo1からなるゼロクロスパラレル−シ
リアル変換回路40入力部すなわちアントゲ−)al〜
a6に後述する順次パルスΦ1〜Φ6にそれぞれ対応し
て入力され、ここでシリアルゼロクロス信号ZCRに変
換される。
この場合、変換回路4は、ゼロクロス信号21〜Z6が
正のときシリアルゼロクロス信号ZCRとして“1”を
出力し、またゼロクロス信号21〜Z6が負のときシリ
アルゼロクロス信号ZCRとして“0”を出力する。
一方、ローパスフィルタ21〜26からの波形出力W1
〜W6はアナログゲートg1〜g6などからなるアナロ
グパラレル−シリアル変換回路5の入力部すなわちアナ
ログゲートg1〜g6に与えられ、後述する順次パルス
Φ1〜Φ6にそれぞれ対応して人力され、ここでアナロ
グのシリアル信号に変換される。この場合、変換回路5
は、順次パルスΦ1〜Φ6が正のとき対応するアナログ
ゲートg1〜g6はオーブン状態となり、また順次パル
スΦ1〜Φ6が負のときアナログゲートg1〜g6はク
ローズド状態となる。そして、変換回路5の出力は抵抗
rl、r2が接続された反転アンプ6に入力され、ここ
で正側および負側の波形がすべて正側に反転される。即
ち、変換回路4からのシリアルゼロクロス信号ZCRは
直接アナログゲートg7へ入力するとともに、インバー
タ11を介してアナログゲートg8のゲート端子に入力
する。そして、アナログゲートg8の入力端子に反転ア
ンプ6の出力が入力され、アナログゲートg8の出力は
、必ず正の値となっている。
一方、アナログゲートg7は、シリアルゼロクロス信号
ZCRが“1”のときに開成することで、アナログゲー
トg1〜g6をその出力端子へ送出する結果、必ず正の
値の出力となる。
そして、このアナログゲートg7.g8の出力は、ログ
()°og)変換回路7に入力され、ここでデータがロ
グ変換されることにより圧縮され、必要なメモリビット
が削減される。ログ変換回路7の出力は、アナログ−デ
ジタル変換器A/D(以下、A/D変換器と称す)8に
おいて、AD変換クりック信号ADCKの状態に応じて
デジタル出力D1に変換される。
第3図は、第2図のピッチ抽出アナログ回路PAの動作
を説明するためのタイムチャートであり、順次パルスΦ
1〜Φ6は、後述するタイミングジェネレーターTG(
第8図参照)から出力されるが、これはそれぞれAD変
換クりック信号ADCKの2倍の周期毎に順番に発生さ
れる。この順次パルスΦ1〜Φ6にあわせて発生するシ
リアルゼロクロス信号ZCRは各弦毎のゼロクロス状態
を表現し、またデジタル出力p1は、各弦毎の波高値(
ただし正の値に極性が反転されている)を表現する。こ
のデジタル出力D1は順次パルスΦ1〜Φ6に対して若
干A/D変換器8の変換時間だけ遅れるが、この時間は
後述のように補正される。なお、第3図において、Q5
.MO5は後述する第8図に示すピッチ抽出デジタル回
路PAのタイミングジェネレータTGから出力されるタ
イミング信号であり、その作用は後述する。
第4図は、第2図のピッチ抽出アナログ回路PAにおけ
るログ変換回路7の具体的な回路図であり、これは4折
線近似のログ変換回路であるが、これに限るものではな
い。
この構成は、反転アンプOP3.OP4、トランジスタ
T1.T2.T3、抵抗RO,RO。
R1,R2,R3,R4,R,R,R/2.R/4、R
/4とからなり、抵抗R2〜R4の抵抗値は以下のよう
な電圧Vとなるように決める。
R2= (1/2)VDD−0,6v R3= (3/4)VDD−0,6v R4= (7/8)VDD−0,6v このような構成のものにおいて、 ■VOUT < (1/2) VDD+7)ときは、ト
ランジスタT1〜T3はすべてオフ状態であり、この時
の増幅度Aは次の式から4となる。
A−VOUT/VIN−R/  (R/4)−4■ (
1/2)VDD<VOUT  <  (3/4)VDD
の時は、トランジスタT2.T3はオフであるが、トラ
ンジスタT1のエミッタ電圧対ベース電圧が−0,6v
を越えるので、トランジスタT1がオンとなり、エミッ
タ電流のほとんどがコレクタに流れる。このため、2段
目の反転アンプOP4の帰還抵抗がR/2となり、増幅
度Aが■の半分すなわち2になる。
A−1/ (1/R+1/R)/ (R/4)■(3/
4) VDD<VOLIT < (7/8) VDDの
時は、トランジスタTl、T2はオンとなり、T3はオ
フであり、この時の増幅度Aは次の式から1となる。
A職1/(1/R+1/R+2/R)/ (R/4 )
−1■(7/8) VDD< VOUT (7)時は、
トランジスタT1〜T3はすべてオンなるので、増幅度
Aは、次の式から0.5と、なる。
A −1/ (1/R+1/R+2/R+4/R)/ 
(R/4 )−0,5 5図は、第4図のように構成されたログ変換回路7にお
ける入力電圧VINと出力電圧V OUTとの関係を示
す特性図である。
第6図は、第2図の構成において、第1弦が弾かれた場
合の順次パルスΦ1と、波形出力W1と、ログ変換回路
7の入力電圧VINと、出力電圧V OUTと、シリア
ルゼロクロス信号ZCRのタイミングチャートである。
この図から明らかなように、ログ変換回路7によりデー
タがログ圧縮され、これによりビット数を減らすことが
できる。
第7図(a)、(b)は、それぞれれログ変換回路7で
変換する前と変換後の弦振動エンベロープを示すもので
、(a)のような弦振動エンベロープをログ変換回路7
に入力すると、(b)のようなエンベロープとなる。こ
こで、注目すべき点は、ノートオン時間である。(a)
の波形をA/D変換器8で変換して、ある所定の値以下
をノートオフ領域とした場合のノートオン時間−と、(
b)のように同じしきい値でノートオフした場合、明ら
かにノートオン時間が長くなる。従って、弦振動が急に
減衰しても、十分それに対応する発音制御ができること
になる。
一方、ピッチ抽出デジタル回路PDにログ変換回路7を
設けずに、つまりデジタル回路でログ変換を行なうこと
なく、これをピッチ抽出アナログ回路PAに設けてアナ
ログ回路でログ変換を行っている理由は、次の通りであ
る。例えば、A/D変換器8に8ビツトのものを用い、
第7図(6)のノートオフのしきい値が3であったとす
、ると、第7図(a)で、第7図(b)のようにノート
オン時間を長くするには、3/4−0.75の値にしき
い値を設定しなければならず、同−A/D変換器では不
可能となる。もちろん、これを行なうには更に2ビット
多い10ビツトのA/D変換器を使用すれば可能である
が、これだけコストが高くなる。
第8図は、第1図のピッチ抽出デジタル回路PDの概略
構成を示すブロック図であり、シリアルゼロクロス信号
ZCRを入力してMAX又はMINのピーク点を検出す
るピーク検出回路PEDT (本発明の要旨)と、この
ピーク検出回路PEDTの時定数を変換する時定数変換
制御回路TCCと、ゼロクロス時刻取込み回路ZTSと
、波高値取込み回路PvSと、種々のタイミング信号す
なわち順次パルスΦ1〜Φ6、タイミング信号ADCK
、Q5、MC5、MCを生成するタイミングジェネレー
タTGとからなっており、以下これについて詳細に説明
する。
第9図は、前記ピーク検出回路PEDTの概念を説明す
るための図であり、第9図(a)はこれは1弦のうちの
例えば正側のみの回路図を示しており、原理的には各弦
に対応して第9図の回路が12個必要である。なお、実
際には、時分割多重技術によって、同一回路を12個設
けることなく複数の弦ついての処理を実現している。こ
の詳細については後述する。前記ピッチ抽出アナログ回
路PAのログ変換回路7からのログ変換後の波形信号が
、変換手段例えばA/D変換器8に入力され、これが第
8図のタイミングジェネレータTGからのAD変換クり
ック信号ADCKが入力される毎にデジタル出力D1に
変換され、これが比較手段例えば比較器42の一方の入
力端子に人力される(この値をAとする)。なお、前記
入/D変換器8は、第2図に示したものと同一のもので
あるが、説明の便宜上第9図(a)にも示しである。
前記比較器42の他方の入力端子Bには後述する記憶手
段例えばメモリ4jの記憶値が入力され(この値をBと
する)、比較器42内において、A>Bのときは′H”
すなわち1′が出力され、またこれ以外の時は、“Lo
すなわち“0”が出力される。メモリ43には、A/D
変換器8の出力または後述する減算手段例えば減算器4
4の出力が記憶可能になっており、このいずれかの選択
は制御手段例えばデータ切替スイッチ46により可能に
なっている。すなわち、比較器42からの出力が“1”
の時は、データ切替スイッチ46が“1”側に切替わり
、これによりA/D変換器8の出力がメモリ43にロー
ドされ、また比較器42の出力が0”の時はデータ切替
スイッチ46が“0”側に切替わり、減算器44の出力
がメモリ43にロードされる。
一方、減算器44の一方の入力端子には、メモリ43か
らの記憶値がそのまま入力され(この値をAとする)、
減算器44の他方の入力端子には、メモリ43の記憶値
が例えばシフター45を通して入力されて1 / n倍
され(この値をBとする)、減算器44においてA−B
が演算され、この結果が出力端子から出力される(この
値をSとする)。シフター45としては、メモリ43の
記憶値から例えば記憶値の1/256倍差引くものを用
いる。従って、減算器44において、S■A −B −
A −(1/25B)・A(ノーマル)が演算される。
勿論Bは、Aに依存することなく一定値であってもよい
。しかし、上式によれば、指数的にSは変化することと
なり、良好な特性が得られる。
このような構成となっているので、比較器42において
第9図(b)に示す波形信号(42の入力)が入力され
ると、図のようなMAXピーク検出信号が比較器42か
ら出力(42の出力)される。すなわち、比較器42の
入力であるA/D変換器8の出力が基準電位から立上る
際に、比較器42の出力が立上り“1°となり、この比
較器42の入力がメモリ43の記憶値を下まわると、立
ち下がり“0“となるとともに、次にA/D変換器8の
出力が負の半波に移り、これから正側に移っていきメモ
リ43の記憶値に達したとき、比較器42の出力が立上
り“1”となり1、A / D変換器8の出力がMAX
”のピーク点に達したとき比較器42の出力は立ち下が
り“0°となる。このようにして42の入力のMAXの
ピーク点を検出できる。なお、前記シフター45の代り
に除算器を用いてもよい。
第18図は、第9図の作用効果を説明するための図で、
(a)は入力波形信号が大きい場合のピークとゼロクロ
スの関係を示すタイミングチャートであり、また(b)
は入力波形信号が小さい場合のピークとゼロクロスの関
係を示すタイミングチャートである。(a)、(b)の
いずれの入力波形の場合であってもピーク、ゼロクロス
を検出できる。
すなわち、第18図(a)には、2倍音を含む入力波形
が示されており、本実施例によれば、後述の説明からも
明らかなようにピーク点直後のゼロクロス点どおしの時
間が計測されるので、倍音が除去されて周期検出が行な
える(同図のTが周期)。
ところで、(b)の場合においても、(a)の場合と同
様に倍音除去をするにはメモリ43の減少率を変えねば
ならない。つまり、入力波形が大きいときは速く、入力
波形が小さいときは遅くしなければならない。そこで、
本実施例においては、指数カーブによってメモリ43の
内容を減衰することにより、(a)の場合も、(b)の
場合同様に、倍音除去が良好に行なわれる。
第10図は、第8図および第9図のピーク検出回路PE
DTの具体例を示す回路であり、メモリ43例えば12
ビツトの12個のシフトレジスタ(6弦X最大(正)、
最小(負)の2つのピークホールドのため12個必要)
で記憶されている記憶値をゲートGATHに入力し、ゲ
ート制御回路GATECからの制御信号PRにより開閉
制御されて、このゲートGATEの出力がシフター45
に印加され、シフター45の出力は減算器44の一方の
入力端子に入力され、減算器44の他方の入力端子には
メモリ43からの記憶値が入力される。前記メモリ43
のクロック端子OK +、:は、第8図のタイミングジ
ェネレータTGからのタイミング信号MO5が入力され
、この立ち上りエツジで右回転する。また、前記シフタ
ー45は例えば1/256 (8ビツトシフト)又は1
/16(4ビツトシフト)のいずれかにシフト動作が切
替え可能になっており、この切替えは時定数チェンジ信
号GXにより行なわれる。
ゲート制御回路GATECは、2ビツトのカウンターC
OW、オアゲートOR1〜OR4、アンドゲートalo
、allとからなり、いまカウンターCOWの入力端子
には、順次パルスΦ1が入力されるため、オアゲートO
R2に入力される順次パルスΦ1.Φ2はそのままオア
ゲートORIを介して制御信号PRとして出力し、第1
1図のタイミングチャートに示すごとくなる。
同様にΦ3.Φ4はアンドゲートallを介して出力す
るため、QAの出力が“1”である周期のみ、つまり2
回に1回制御信号PRとして出力し、またΦ5.Φ6は
同様にQA、QBがともに“1”であるとき、つまり4
回に1回制御信号PRとして出力され、これがゲートG
ATEの開成信号となる。従って、第1弦と第2弦につ
いては、毎サイクル減算器44による減算動作がなされ
、第3弦と第4弦については、2サイクルに1回減算動
作がなされ、第5弦と第6弦については、4サイクルに
1回減算動作がなされる。これは、高音側の(つまり第
1弦側)の弦振動は急速に減衰し、逆に低音側の(つま
り第6弦側)の弦振動はゆるやかに減衰することに基づ
くものである。
即ち、第1弦、第2弦のメモリ43の内容の減少レート
は大で、逆に第5弦、第6弦のメモリ43の内容の減少
レートは小で、第3弦、第4弦のメモリ43の内容の減
少レートは中である。勿論、各弦毎にその比率を変えて
もよく、あるいは第1〜第3弦と、第4〜第6弦との2
つにレートをわけてもよい。そして、前記制御信号PR
がハイレベルとなるタイミングで開成するゲートGAT
Hの出力(つまりメモリ43の読みだし出力)は、シフ
ター45へ与えられる。このシフター45は時定数チェ
ンジ信号GXによって前述の通りシフト動作が切替られ
ため、減算器44では次の演算が行なわれる。
時定数チェンジ信号GXが0のときは、S−R(1−1
/256)−1 が演算され、また、時定数チェンジ信号GXが1のとき
は、 S−R(1−1/16)−1 が演算される。減算器44には、キャリインの入力端子
CINを備えており、これにより減算器44の他方の入
力端子すなわちB側がQとなっても出力を減少させるた
めである。
なお、厳密に、減算器44の減算動作をゲート制御回路
GATECからの制御信号PRに同期させて行なわせる
のであれば、前記キャリーインの入力端子CINには前
記制御信号PRをあたえればよい。このようにすれば、
上式の「−1」の演算も必ず、ゲートGATEI及びシ
フター45を介してメモリ43の内容が減算器44に与
えられる都度実行されることになる。
そして、オアゲートOR5から“1”が与えられるとき
、減算器44の出力のうちの上位8ビツトがデータ切替
スイッチ46を介して、メモリ43へ入力され、下位4
ビツトはアンドゲートa7〜aloを介してメモリ43
に入力される。
また、オアゲートOR5から“01が与えられとき、A
/D変換器8から新たなデジタル出力D1がデータ切替
スイッチ46を介して、メモリ43へ入力されることに
なる。これは、前記オアゲートOR5の出力が、データ
切替スイッチ46の入力端子SEおよび前記アンドゲー
トa7〜alOに夫々入力されることに基づくものであ
る。
そして、比較器42の一方の入力端子Aには、A/D変
換器8からのデジタル出力D1が入力され、また、他の
入力端子Bにはメモリ43からの記憶値(上位8ビツト
)が入力される。比較器44の一方の入力端子Aに入力
されるデジタル出力D1は、データ切替スイッチ46の
他方の入力端子にも入力される。前記比較器42の出力
は、インバータIVIを介してオアゲートOR5の一方
の入力端子に入力され、オアゲートOR5の他方の入力
端子には排他論理和回路EXからの出力が入力される。
そして、この排他論理和回路EXの入力端子には前記ピ
ッチ抽出アナログ回路PAからのシリアルゼロクロス信
号ZCRと、タイミングジェネレータTGからのAD変
換タイミング信号ADCKとが入力される。従って、Z
CRとADCKが一致のとき、排他論理和回路EXの出
力が“0°となる。
そして、この排他論理和回路EXの出力が0“、すなわ
ち、ZCRとADCKが一致したときであって、新デジ
タル出力D1がメモリ43の記憶値を上回ると、オアゲ
ートOR5の出力が“0”となり、上述のごとく新デジ
タル出力D1がメモリ43にデータ切替スイッチ46を
介してロードされる(そのとき下位4ビツトはゼロの入
力となる)。また、排他論理和回路EXの出力が1”す
なわち、ZCRとADCKが不一致のときは、オアゲー
トOR5の出力が“1”となるので、メモリ43には、
減算器44の出力が与えられ、新デジタル出力D1が入
力されることはない。
同様に、ZCRとADCKが一致しても比較器42がA
<Bのときは、オアゲートOR5の出力が“1”なので
、メモリ43には新デジタル出力D1が与えられない。
前記シリアルゼロクロス信号ZCRは、比較器42の出
力、パルスジェネレータTGからタイミング信号Q5.
ADCKとともに、シリアル−パラレル変換回路のアン
ドゲートAi〜A4にそれぞれ入力され、このアンドゲ
ートAi〜A4の出力と前記タイミングジェネレータT
Gのからの順次パルスΦ1.Φ2.・・・Φ6とともに
、アントゲ−)allmax、a12max。
・・・a62max、allmin、a12min。
・・・a62minに入力され、これらアンドゲートa
l1max、al1min、・・・862m1nの出力
は、フリップフロップFF1a、FF1b。
・・・FF6bに入力され、ここでパラレルのMAXI
、MINI  (1−1〜6)のピーク信号に変換され
る。なお、AD変換クりック信号ADCKが1″のとき
は、アップ用(正側)のアンドゲートAl、A2の出力
が′1”となり、またAD変換クりック信号ADCKが
“0”のときは、ダウン用(負側)のアンドゲートA3
゜A4の出力が′1mとなる。
即ち、アンドゲートAiは、シリアルゼロクロス信号Z
CRが“1”で、かつ比較器42の出力が“0”のとき
MAXI  (1−1〜6)の出力をローレベルにすべ
くAD変換クりック信号ADCK、Q5が夫々“1”の
ときに“1”出力をアントゲ−)at l a+ax 
 (1−1〜6)に与え、フリップフロップFF1a−
FF6aのいずれかをリセットする。
同様に、アンドゲートA2は、シリアルゼロクロス信号
ZCRが“1“で、かつ比較器42の出力が“1”のと
きMAXI (1−1〜6)の出力をハイレベルにすべ
くAD変換クりック信号ADCK、タイミング信号Q5
が夫々″1”のときに“1”出力をアンドゲートa I
’2max  (1−1〜6)に与え、フリップフロッ
プFF1a−FF6aのいずれをセットする。
また、アンドゲートA3は、シリアルゼロクロス信号Z
CRが“0”で、かつ比較器42の出力が“0°の時M
INI (I−1〜6)をローレベルにすべくAD変換
クりック信号ADCKが“0”で、Q5が“1”のとき
に′1”出力をアンドゲートa 12m1n  (1−
1〜6)に与え、フリップフロップFF1b−Febの
いずれかをリセットする。
アントゲ−)A4は、シリアルゼロクロス信号ZCRが
“0゛で、かつ比較器42の出力が“1°のとき、MI
NI (1−1〜6)をハイレベルにすべくタイミング
信号ADCKが“0#、Q5が“1″のときに“1°出
力をアンドゲートa12iIn  (1−1〜6)へ与
え、フリップフロップFib−Febのいずれかをセッ
トする。
第15図は、第10図の動作を説明するためのタイミン
グチャートであるが、この図は、フリップフロップFF
1bからMINIのピーク信号が出力される場合を示し
ている。タイミング信号MO5の上りエツジの周期で減
算器44のへ入力端子に、メモリ43で記憶されている
記憶値が人、力され、IU(第1弦の正側)、ID(第
1弦の負側)、・・・6D(第6弦の負側)の順序で入
力され、減算器44のB入力端子には、順次パルスΦ1
〜Φ6に尖り得られる制御信号PRの状態によりゲート
GATEが開閉制御され、所定のレートでメモリ43の
記憶値がシフター45でビットシフトされた後入力され
る。比較器42の出力は、A/D変換器8からのデジタ
ル出力D1が前記減算器44のへ入力端子に入力される
メモリ43の記憶値より大きいときのみ′1”として出
力される。また、フリップフロップFF1bは、タイミ
ング信号Q5が“1”のときで、かっAD変換クりック
信号ADCKが“0”のとき、セットタイミング信号が
得られてセット状態となり、このときフリップフロップ
FF1bの出力端子QからMINlのピーク信号が出力
される。同様に、他のフリップ70ツブF Fla、 
F F2a−F F6a、 F F2b 〜FF8bも
動作する。
このようにして、フリップフロップFF1a〜FF8b
より、MAX1〜MAX6のピーク信号が、フリップフ
ロップFF1b−FF6bよりMINI〜MIN6のピ
ーク信号がそれぞれパラレルに出力されることになる。
第12図は、ピッチ抽出デジタル回路PD(第1図)を
構成している時定数変換制御回路TCC(第8図)の構
成を示すブロック図であり、ここに第1弦に対応する1
回路分しか示されていないが、実際にはこの回路と同じ
ものが6回路ある。レジスタ(MREG)RGは、書込
み信号WRIが入力されることにより、マイコンMCP
からのデータが書込まれる。この場合、初めに速く波形
の振動を検知するため、ノートオフ時に当該弦の最高音
フレットに相当する最高音周期、次に弦振動が検知され
ると、倍音を拾わないために当該弦の開放弦周期つまり
最低音周期、最後に当該弦の振動周期が検知されると、
その音階周期が書き込まれる。
一方、ピーク検出回路PEDTからのMINl(第16
図)は、インバータIV4を介してMINIタイマーT
M1のクリア端子CLに入力され、またピーク検出回路
PEDTからのMAXl(第16図)は、インバータI
V3を介してMAXタイマーTM2のクリア端子CLに
入力され、タイマーTMI、TM2はMINとMAXが
それぞれ“1”の時クリアされる。タイマーTM1.7
M2の出力は、前記コンパレーターCo1゜CO2のへ
入力端子にそれぞれ入力され、ここで前記レジスタRG
の出力とそれぞれ比較され、A入力端子とB入力端子の
両人力が一致したとき、それぞれから出力される信号が
クロック信号としてD形フリップフロップF2.Flの
CK端子に入力される。フリップフロップF2.Flの
CL端子には前記インバータIV4.IV3の出力が入
力され、MINI、MAXIのピーク信号が“1”のと
きクリアされる。そして、フリップフロップFl、F2
の出力は3入力端子付のアンドゲー)A5.A6の第1
入力端子に入力され、アンドゲートA5.A6の第2入
力端子に、それぞれAD変換クりック信号ADCKが入
力されるとともに、第3入力端子に順次パルスΦ1が入
力される。そして、アンドゲートA5.A6の出力は、
オアゲートOR6に入力され、この出力はオアゲートO
R7に入力される。なお、図に示すとおり、前記アンド
ゲートA5には、AD変換クりック信号ADCKが直接
、アンドゲートA5には同信号が反転して印加される。
このような回路において、AD変換クりック信号ADC
Kが“1”で、フリップフロップF1が“11でさらに
順次パルスΦ1が“1”の時は、アンドゲートA5から
出力が生じ、また、AD変換クりック信号ADCKが“
0”で、フリップフロップF2が“1#でさらに順次パ
ルスΦ1が“1″の時は、アンドゲートA6から出力が
生じ、このA5.A6のいずれかの出力が生じたときオ
アゲー)OR6から出力が生じ、これによりオアゲート
OR7から時定数チェンジ信号GXが生じる。この時定
数チェンジ信号GXは、通常“0”であるが、レジスタ
RGの時間経過すると、“1”となり、第10図に示し
たシフター45の段数を切替えることにより、メモリ4
3の当該レジスタの内容、いまの場合は第1弦の正もし
くは負のピーク値を高速でダンプする(第16図)。
第13図は、前記ピッチ抽出デジタル回路PD(第1図
)を構成しているゼロクロス時刻取込み回路(第8図)
ZTSを具体的に示す回路図であり、図では6回路のう
ちの1回路分つまり、第1弦に対応する回路しか示され
ていない。ピーク検出回路PEDTからのMAXlはR
−SフリップフロップF3のR入力端子に入力され、こ
のS入力端子には第1弦のゼロクロス信号Z1がインバ
ータIV5を介して入力され、フリップフロップF3の
Q出力端子からの出力(第17図の51)は、D形フリ
ップフロップF5のD入力端子に入力される。また、ピ
ーク検出回路PEDTからのMINIはR−Sフリップ
フロップF4のR入力端子に入力され、このS入力端子
には第1弦のゼロクロス信号z1が入力され、フリップ
フロップF4のQ出力端子からの出力(第17図の52
)は、D形フリップフロップF6のD入力端子に入力さ
れる。フリップフロップF5.F6のCK端子には、第
8図のタイミングジェネレータTGからのクロック信号
MCがそれぞれ入力され、この上りエツジでD入力端子
から信号をそれぞれ取込み、これをQ出力端子から出力
し、アンドゲートA7.A8の一方の入力端子に入力さ
れる。
アントゲ−)A7.A8の他方の入力端子には、フリッ
プフロップF3.F4の出力端子qからの出力が入力さ
れる。
前記アンドゲートA7.A8の出力(第17図の53と
54)は、夫々ノアゲートNORに入力されるとともに
、R−SフリップフロップFフのS、R入力端子に入力
され、ノアゲートNORの出力(第17図の55)は、
D形フリップフロップF8のCK端子ならびにD形フリ
ップフロップF9のCK端子に入力され、フリップフロ
ップF7の出力(第17図の56)はフリップフロップ
F9のDO入力端子に入力される。フリップフロップF
8のCL端子およびF9のOE端子には、第1図のデコ
ーダーDCDからの時刻読込み信号RDI(第17図)
がそれぞれ入力される。フリップフロップF9のD1〜
D15の入力端子にはタイムベースカウンタC0W2の
出力が入力され、フリップフロップF8のD入力端子に
は、基準電圧VDDが印加されている。ゲートGATE
2の入力端子には、フリップフロップF8(第1弦に対
応する回路)の出力(第17図の57)と、他の第2弦
〜第6弦の対応するフリップフロップ(図示しない)と
の出力がそれぞれ入力され、ゲートGATE2のOE端
子には、弦番号読込み信号RDIが入力され、ゲートG
ATE2の出力は、マイコンパスBUSを介してマイコ
ンMCPに入力される。アンドゲートA9の入力端子に
は、前記第1弦に対応するノアゲー)NOR出力及び第
2〜第6弦に対応するノアゲート(図示しない)出力が
入力され、これによりアンドゲートA9から余弦につい
て共通のインクラブド信号(割込み信号)INTがマイ
コンMCPへ出力される。
第17図は、第13図のゼロクロス時刻取込み回路のZ
TSの動作を説明するためのタイミングチャートであり
、図中MCはフリップフロップF5.F6およびカウン
タC0W2に入力されるクロック信号、MAXl、MI
NIはピーク検出回路PEDTからの検出信号、Zlは
第1弦のゼロクロス信号であり、51はフリップフロッ
プF3の出力、52はフリップフロップF4の出力、5
3はアンドゲートA7の出力、54はアンドゲートA8
の出力、55はノアゲートNOHの出力、56はフリッ
プフロップF7の出力、57はフリップフロップF8の
出力を示し、RDlは時刻読み込み信号、INT(55
と同じ)は割込み信号である。
第13図および第17図において、MAXIによりフリ
ップフロップF3がリセット状態でゼロクロス信号Z1
が“1”から“0”へ変化してフリップフロップF3に
入力されると、フリップフロップF3の出力51が“1
“となるとともに、フリップフロップF5の出力(クロ
ック信号MCが入力状態であるため)が′1”から“0
”となり、アンドゲートA7からクロック信号MCの幅
のワンショットパルス出力53が生じることからMAX
Iの次のゼロ点が検出される。
また、MINIによりフリップフロップF4がリセット
状態でゼロクロス信号Z1がフリップフロップF4に“
0”から′1”へ変化して入力されるとき、フリップフ
ロップF4の出力52が“1”となるとともに、フリッ
プフロップF6の出力(クロック信号MCが入力状態で
あるため)が“1″から“0”となり、アンドゲートA
8からクロック信号MCの幅のワンショットパルス出力
54が生じることからMINIの次のゼロ点が検出され
る。
アンドゲートA7からの出力により、フリップフロップ
F7がセットされ、またアンドゲートA8の出力により
フリップフロップF7がリセットされ、このフリップフ
ロップF7の出力はフリップフロップF9の最下位ビッ
ト入力端子DOに入力される。従って、ピークの極性(
正ならば“1′、負ならば“0°)が決まる。一方、ノ
アゲートNORは、アンドゲートA7.A8からの出力
のいずれかが1”のとき“0”出力を生じることから、
アンドゲートA9から割込み信号INTがマイコンMC
Pに出力され、これによりマイコンMCPから先ず、割
込み信号INTを発生した弦の番号(弦ナンバ)を知る
べくゲートGATE2へ弦番号読込み信号RDIを与え
、弦番号の確認の後、対応する弦のフリップフロップF
9の内容の読みだしを行なうべく時刻読込み信号RD1
〜RD6とのいずれかを与える。そのタイミングで、フ
リップフロップF8がクリアされるとともに、既にゼロ
クロス点通過時にフリップフロップF9にラッチされて
いるタイムベースカウンタ(第13図のタイムベースカ
ウンタC0W2)の時刻が読みだされ、これがマイコン
パスを介してマイコンMCPに出力される。この結果、
指定された弦ナンバのゼロクロス時刻(フリップフロッ
プF9のQ1〜Q15の内容)が、正側信号(U)と負
側信号(D)とを区別してゼロクロス時刻が読みだされ
る。
第14図は、ピッチ抽出デジタル回路PD(第1図)に
おける波高値取込み回路(第8図)の具体的な回路図で
あり、A/D変換器8のデジタル出力D1は、D形フリ
ップフロップFil〜F16のD入力端子に入力され、
例えばそのデジタル出力D1が第1弦に関してのもので
あれば、CK端子に順次パルスΦ1をインバータIv1
1介して入力されるフリツブフロラ″j、F11に読み
こまれる。そして、そのQ出力端子からの出力は、D形
フリップフロップF21.F22のD入力端子にそれぞ
れ入力されるととも19、ゲートGATE2Bに入力さ
れる。このゲートGATE23のOE端子には、読み出
し信号RDAi2がマイコンMCPより与えられ、マイ
コンMCPの処理にあわせて、その時点の瞬時値をマイ
コンMCPは取込むことができるようになる。
また、フリップフロップF1の出力を最大ピーク時点で
読み込むためのフリップフロップF21のCK端子は、
ピーク検出回路PEDTがらのMAXIがインバータI
V21を介して入力され。
また1フリツプフロツプF1の出力を最小ピーク時点で
読込むために、ピーク検出回路PEDTからのMINI
がインバータIV22を介してフリップフロップF22
のCK端子に入力される。フリップフロップF21.F
22の出力端子Qがらの出力は、それぞれゲー)GAT
E 11およびGATE 12に入力され、G、ATE
llのOE端子には、MAX値の読込み信号RDAiが
入力され、ゲートGATE 12のOE端子には、MI
NI値の読込み信号が入力され、ゲートGATE11、
GATE12の出力がマイコンパスBUSを介してマイ
コンMCPに入力される。他の弦についても、フリップ
フロップF12〜F16、F23〜F32、ゲートGA
TE24〜GATE28、インバータI■12〜Iv3
2が、上述した第1弦についてと同様に構成される。
いま、第14図において、フリップフロップFil〜F
16にA/D変換器8のデジタル出力D1が1”が共通
に印加され、順次パルスΦ1゜Φ2.・・・Φ6が“1
”から“0”へ変化すると、その時点のデジタル出力D
1が、順次パル・スΦ1〜Φ6の対応するフリップフロ
ップFil〜F16のいずれかにラッチされる。つまり
、各弦毎に時分割的にに入力する波形信号が対応するフ
リップフロップF11〜F16ヘセツトされる。
そして、このデジタル出力D1は、フリップフロップF
21〜F32、さらにはこれらを介してゲートGATE
 11〜GATE22あるいはゲートGATE23〜G
ATE28に入力され、ピーク値読込み信号RDAi 
(1−2,4,・・・12)が入力されと、負のピーク
値MINI〜MIN16が読みだされ、またピーク値読
込み信号RDA 1(1−1,3,・・・11)が入力
されると、正のピーク値MAXI〜MAX6が読み出さ
れ、さらに、ピーク値読込み信号RDAi  (1−1
3〜18)が入力されると、その時点での波高値がマイ
コンパスを介してマイコンMCPに出力される。なお、
MAX、MIN、波高値は、発音(ノートオン)の制御
、消音(ノートオフ)の制御に使用される。
即ち、マイコンMCPは、ピッチ抽出デジタル回路PD
から、割込み信号INTを受ける毎に、ゼロクロス時刻
取込み回路ZTS (第13図)より、割込み信号IN
Tを発生した弦についてのゼロクロス点時刻を上述した
ように読みだし、また、波高値取込み回路pvs (第
14図)より、前記割込み信号INTを発生する直前の
ピークレベル(正の場合と負の場合とがあるので、それ
も指定して)を読みだす。
このような動作を繰返すことによって、マイコンMCP
はゼロクロス点時刻間の長さを求めることができ、その
結果弦振動の周期の抽出を可能とする。また、ピークレ
ベルあるいは瞬時レベルによって、発音開始、消音開始
のタイミングをマイコンM CP (を知ることができ
る。従って、マイコンMCPは、上述の如くして得た各
情報より、音源SSに対し、音高指定、音量指定、発音
開始、消音開始の指示を行なうことができる。また、周
期情報は、発音開始後も刻々求まるので、発音開始後の
弦操作(例えば、チョーキング)やトレモロアームなど
の操作による周波数変更に対しても、リアルタイムで応
答できる。
以上述べた実施例によれば、次のような効果、が得られ
る。
(1)ピッチ抽出アナログ回路PAから検出される入力
波形信号を音源装置SDBに与えるための回路構成ヲ、
ピッチ抽出デジタル回路PDによりデジタル方式とした
ので、従来の装置における部品の性能のバラツキ、耐久
性の問題、経年変化等にともなう波形入力信号の良好な
ピーク検出が困難な問題点が解決できる。
(2)また、ピッチ抽出デジタル回路PD内のピーク検
出回路PEDTは、第10図に示したとおり、時分割多
重処理により行なっているので、各弦に対応した回路(
ハード)を設けることがないことから、部品点数を少な
くできるとともに、小形で安価にできる。
(3)さらに、ピッチ抽出の際の条件パラメータを簡単
に変えることができる。°例えば、信号PRや信号GX
によって、ピークホールドのレベルの変更レート(減衰
率)を簡単に変えることができる。もし、アナログ回路
で同様の機能を実現しようとすれば、異なる時定数回路
をいくつも設けねばならなくなる。
(4)第9図の比較器42の出力により、ピッチ抽出ア
ナログ回路PAからの入力波形信号のピークタイミング
を確実に検知できる。すなわち、ピッチ抽出アナログ回
路PAの入力波形信号をA/D変換器8により、デジタ
ル波形信号Aに変換した値と、メモリ43で記憶されて
いる所定のデジタル波形信号Bとを比較し、この大小に
基づきピークタイミングを検知したからである。
(5)各弦毎の入力波形の最大と最小のピークを確実に
検知できる。
なお、前記実施例では、本発明を電子ギターに適用した
ものであったが、その他のタイプの電子楽器に適用可能
であることは言うまでもなく、呟の数などの変更に合わ
せて上述した回路を適宜変更可能である。
また、前記実施例では、正(最大)のピークと負(最小
)のピークとの双方を求めるようにしたが、いずれか一
方からでも周期情報を求めることができ、双方を検出す
る必要はない。勿論、双方を求めれば、応答性、ピッチ
抽出の精度などの点で、一方のみを求めるよりも優れて
くることは言うまでもない。
更に、前記実施例では、ピーク点の次(直後)のゼロク
ロス点で、マイコンMCPに割込み(INT)をかけ、
そのようなゼロクロス点間の時刻情報に基づき、弦振動
のピッチの抽出を行なうようにしているが、それに限ら
れるものではなく、ピーク点毎つまり最大ピーク点と最
小ピーク点間との少なくとも一方を求めて、その時間情
報によりピッチ抽出をしてもよい。要は、ピーク点を検
知して、このピーク点を検知して、このピーク点あるい
はそれに関連する波形の点を検出して、ピッチ抽出する
のであれば、本発明を適用可能である。
加えて、前記実施例では、各ピーク点のピークレベル(
MAX、MIN)を求めて、音量制御などに反映するよ
うにしたが、単に発音開始を指示するだけにしてもよく
、ピーク値検出動作は、必須のものではない。
[発明の効果] 本発明によれば、部品のバラツキや経年変化等に関係な
く、構成が簡単で安価にして良好なピーク検出が可能で
、ピッチ抽出の際の条件パラメータを簡単に変更するこ
ともできる電子楽器の入力制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例の全体の概略構成を示すブ
ロック図、第2図は第1図のピッチ抽出アナログ回路の
具体例を示す回路図、第3図は第2図の動作を説明する
ためのタイムチャート、第4図は第2図のログ変換回路
の具体例を示す回路図、第5図は第4図の特性を説明す
るための図、第6図は第2図の動作を説明するためのタ
イミングチャート、第7図は第2図の動作を説明するた
めの特性図、第8図は第1図のピッチ抽出デジタル回路
の概略を示すブロック図、第9図および第10図はいず
れも第8図のピーク検出回路の概略構成を示すブロック
図および具体的な回路図、第11図は第10図のゲート
制御回路の動作を説明′するためのタイミングチャート
、第12図〜第14図はそれぞれ第8図の時定数変換回
路の具体的な回路図、ゼロクロス時刻取込み回路の具体
的な回路図、波高値取込み回路を具体的に示す回路図、
第15図〜第18図はいずれも本発明の実施例の動作を
説明するためのタイミングチャートである。 PEDT・・・ピーク検出回路、TCC・・・時定数変
換回路、PvS・・・波高値取込み回路、ZTS・・・
ゼロクロス時刻取込み回路、8・・・A/”D変換器、
42・・・比較器、43・・・メモリ、44・・・減算
器、45・・・シフター、46・・・データ切替スイッ
チ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力波形信号をデジタル波形信号Aに変換する変
    換手段と、 デジタル波形信号Bを記憶する記憶手段と、この記憶手
    段に記憶されている前記デジタル波形信号Bから所定値
    を所定レートで減算する減算手段と、 前記記憶手段に記憶されているデジタル波形信号Bと、
    前記変換手段からから与えられる前記デジタル波形信号
    Aとの大小を比較する比較手段と、 この比較手段にて、前記変換手段から与えられる前記デ
    ジタル波形信号Aが前記記憶手段に記憶されている前記
    デジタル波形信号Bよりも大となったことが検知された
    ときは、前記変換手段から与えられる前記デジタル波形
    信号Aを前記記憶手段に前記デジタル波形信号Bとして
    記憶させるとともに、前記変換手段から与えられる前記
    デジタル波形信号Aが前記記憶手段に記憶されている前
    記デジタル波形信号Bよりも小であると検知されたとき
    は、前記記憶手段の内容は書替えないようにする制御手
    段と、 を具備し、前記比較手段の比較結果出力に基づき、前記
    入力波形信号のピークタイミングを検知するようにした
    ことを特徴とする電子楽器の入力制御装置。
  2. (2)前記減算手段において、前記デジタル波形信号B
    から減算する前記所定値は、一定値もしくは前記記憶手
    段から与えられる前記デジタル波形信号Bを1/n倍(
    nは1より大の値)して得られる値のいずれかであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子楽器の
    入力制御装置。
  3. (3)前記減算手段において、前記デジタル波形信号B
    から減算する前記所定値は、前記記憶手段から与えられ
    る前記デジタル波形信号Bを1/n倍(nは1より大の
    値)して得られる値であって、前回のピークタイミング
    からの時間経過に依存して前記1/nの値は変化するよ
    うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    電子楽器の入力制御装置。
  4. (4)前記減算手段において、前記デジタル波形信号B
    から前記所定値を減算するレートは、前記入力波形信号
    の周期に依存して変化するようにしたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の電子楽器の入力制御装置。
  5. (5)複数の弦を有し、これらの弦を振動させることに
    より生ずる振動信号からピッチを抽出して対応する周波
    数の音響信号を電子的に発生するタイプの電子楽器にお
    いて、 前記複数の弦の振動によって生ずる入力波形信号を夫々
    各弦毎のデジタル波形信号Ai(iは弦の番号に対応)
    に変換する変換手段と、 各弦毎のデジタル波形信号Bj(jは前記弦の番号に対
    応)を夫々記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶さ
    れている前記各弦毎のデジタル波形信号Bjから所定値
    を所定レートで減算する減算手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記各弦毎のデジタル波
    形信号Bjと、前記変換手段から与えられる前記各弦毎
    のデジタル波形信号Aiとを、対応する弦毎に(i=j
    )、大小を比較する比較手段と、 この比較手段にて、前記変換手段から与えられる前記デ
    ジタル波形信号Aiが前記記憶手段に記憶されている対
    応する弦の前記デジタル波形信号Bj(j=i)より大
    となったことが検知されたときは、前記変換手段から与
    えられる前記デジタル波形信号Aiを前記記憶手段の対
    応する弦の前記デジタル波形信号Bj(j=i)として
    記憶させるとともに、前記変換手段から与えられる前記
    デジタル波形信号Aiが前記記憶手段に記憶されている
    対応する弦の前記デジタル波形信号Bj(j=i)より
    も小であると検知されたときは、前記記憶手段の内容は
    書替えないように制御する制御手段と、 を具備し、前記比較手段の比較結果出力に基づき、前記
    複数の弦の振動によって生ずる前記入力波形信号の夫々
    のピークタイミングを検知するようにしたことを特徴と
    する電子楽器の入力制御装置。
  6. (6)前記入力波形信号は各弦毎に、正の波高値につい
    てはそのまま、負の波高値につていは、極性を反転して
    前記変換手段から前記デジタル波形信号Aiとして出力
    し、前記記憶手段は、各弦毎の正のデジタル波形信号B
    juと極性が反転された負のデジタル波形信号BjD(
    jは前記弦の番号に対応)とを夫々記憶し、前記減算手
    段は、前記各弦毎の正のデジタル波形信号BjUと前記
    極性が反転された負のデジタル波形信号BjDとから所
    定値を所定レートで夫々減算するようにし、前記比較手
    段は、前記記憶手段に記憶されている各弦毎の前記デジ
    タル波形信号BjUと前記デジタル波形信号BjDとの
    一方と、前記変換手段から与えられる前記各弦毎のデジ
    タル波形信号Aiとを、夫々対応する弦毎に(j=i)
    、大小を比較するようにし、前記制御手段は、前記比較
    手段の比較結果出力に従って、前記記憶手段の記憶内容
    である前記デジタル波形信号Bju及び前記デジタル波
    形信号BjDの対応する一方を前記デシダル波形信号A
    i(i=j)にて書替えるようにし、前記比較手段の比
    較結果出力に基づき、前記複数の弦の振動によって生じ
    る、前記入力波形信号の最大(正)と最小(負)との夫
    々のピークタイミングを検知するようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第5項記載の電子楽器の入力制御
    装置。
  7. (7)前記減算手段において、前記デジタル波形信号B
    jもしくは前記デジタル波形信号Bju、BjDから前
    記所定値を減算するレートは、前記弦の番号jに応じて
    変更されることを特許請求の範囲第5項または第6項の
    いずれかに記載の電子楽器の入力制御装置。
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