JPH018432Y2 - - Google Patents

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JPH018432Y2
JPH018432Y2 JP4095183U JP4095183U JPH018432Y2 JP H018432 Y2 JPH018432 Y2 JP H018432Y2 JP 4095183 U JP4095183 U JP 4095183U JP 4095183 U JP4095183 U JP 4095183U JP H018432 Y2 JPH018432 Y2 JP H018432Y2
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JP
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instrument panel
assistant grip
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panel
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JP4095183U
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JPS59146231U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両のフロントウインド下部に配設さ
れるインストルメントパネルの助手席側などに取
着される、アシスタントグリツプの取付構造に関
する。
路面状態の悪い道路等を走行する際に、車体の
振動に対して同乗者の安全を守るため、インスト
ルメントパネルの所定安置にアシスタントグリツ
プが取着された車両がある。
しかしながら、上記インストルメントパネルは
通常薄肉樹脂材で内部中空状に一体形成されたも
のであり、上端をフロントウインド側に、また両
側を対応する車体側部に固定されているだけであ
り、さらに種々の機器類が装備されているため、
剛性が不足気味であり、アシスタントグリツプを
取着した部分に大きな外力が加わつた場合には、
かかる外力をインストルメントパネルの剛性でも
つて十分に吸収しきれず、強度面あるいは安全性
の面で問題があつた。
本考案はかかる従来の問題点に鑑み、合理的な
構成でもつてインストルメントパネル自体の肉厚
を変化させることなく、該パネルに充分強固にア
シスタントグリツプを固定しうる取付構造を提供
することを目的とし、その要旨とするところは、
アシスタントグリツプの取着される部分のインス
トルメントパネルと、該インストルメントパネル
内に配設された強度部材とをステーにて一体に連
結することにより、上記取着部分を補強したこと
にある。
以下、本考案の好適な実施例を図面により説明
する。
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図はインストルメントパネル1の全体斜視
図、第2図は第1図のA−A線断面図であり、図
中2はアシスタントグリツプ、3はインストルメ
ントパネル1とグローブボツクスリツド4とで形
成されたグローブボツクス、5はインストルメン
トパネル1内にロアーブラケツト6を介して配設
されたステアリングホルダーパイプ、7はフロン
トウインド、8は該フロントウインド7の下端
と、フロントウインド・フロントパネル9及びフ
ロントウインド・リヤーパネル10の上端との接
合部をシールするウエザストリツプ、11は可倒
式のフロントウインド7を倒す際の回転中心とな
るヒンジ、12はカウルアツパーパネルである。
しかして、本実施例においては、アシスタント
グリツプ2は、ステー13を介して強度部材であ
る上記ステアリングホルダーパイプ5に一体的に
連結されている。
上記ステー13は、第3図に示す如く長尺状の
プレート13aの両端に取付用のフランジ13b
を一体に折曲形成し、該一対のフランジ13bに
取付用孔14を穿設してなるものである。
アシスタントグリツプ2側のフランジ13bは
インストルメントパネル1を介してアシスタント
グリツプ2の両端先端部に一体成形された取付ボ
ルト2aと、ナツト15とにより締結、固定さ
れ、他端のフランジ13bは、グローブボツクス
奥部のインストルメントパネル1及びグローブボ
ツクスブラケツト16を介して、ネジ17及びナ
ツト18により一体に連結、固定されている。
しかして、グローブボツクスブラケツト16の
他端は上記ステアリングホルダーパイプ5に溶着
されているので、全体として、アシスタントグリ
ツプ2はステー13を介して強度部材たるステア
リングホルダーパイプ5により十分強固に支持さ
れていることとなる。
なお、第5図に示すようにステアリングホルダ
ーパイプ5の端部は、ブラケツト19を介して図
示しないフロントピラーインナーパネルにボルト
20等で固定されている。
上述した如く構成された本実施例においては、
アシスタントグリツプ2に衝撃力が加わつた場合
に、該衝撃力はインストルメントパネル1にも多
少は分散して吸収されるが、その大部分はアシス
タントグリツプ2に一体的に連結されたステー1
3、グローブボツクスブラケツト16を経由して
強度部材たるステアリングホルダーパイプ5に有
効に伝達され、該ステアリングホルダーパイプ5
の剛性でもつて支承されるので、インストルメン
トパネル1は従来例の如く衝撃力により変形する
ことがなく、またアシスタントグリツプ2を把持
する同乗者の安全性も十分に確保されるものであ
る。
なお、本実施例に係る取付構造の組み付けにあ
たつては、まずインストルメントパネル1とアシ
スタントグリツプ2及びステー13を最初に部組
みし、他の機器類等が装着されたインストルメン
トパネル組立体をボデーに取付ける工程で共締め
固定すればよい。
本考案は上述した如く構成されており、アシス
タントグリツプをインストルメントパネル、ステ
ーを介して強度部材に一体的に固定するようにし
たものであるから、アシスタントグリツプ及びイ
ンストルメントパネル本体の取付剛性が向上し、
また組付け作業性も良好な有用性ある取付構造を
提供しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図はインストルメントパネルの全体を示す概
略斜視図、第2図は第1図のA−A線断面図、第
3図及び第4図は各々ステー及びグローブボツク
スブラケツトの形態を示す概略斜視図、第5図は
ステアリングホルダーパイプ端部の取付態様を示
す説明図である。 1……インストルメントパネル、2……アシス
タントグリツプ、3……ステアリングホルダーパ
イプ、13……ステー、16……グローブボツク
スブラケツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) アシスタントグリツプの取着される部分のイ
    ンストルメントパネルと、該インストルメント
    パネル内に配設された強度部材とをステーにて
    一体に連結することにより、上記取着部分を補
    強したことを特徴とするアシスタントグリツプ
    の取付構造。 (2) 上記強度部材は、インストルメントパネル内
    に配設され、端部がフロントピラーインナーパ
    ネルに固定されたステアリングホルダーパイプ
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載のア
    シスタントグリツプの取付構造。
JP4095183U 1983-03-22 1983-03-22 アシスタントグリツプの取付構造 Granted JPS59146231U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4095183U JPS59146231U (ja) 1983-03-22 1983-03-22 アシスタントグリツプの取付構造

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JP4095183U JPS59146231U (ja) 1983-03-22 1983-03-22 アシスタントグリツプの取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS59146231U JPS59146231U (ja) 1984-09-29
JPH018432Y2 true JPH018432Y2 (ja) 1989-03-07

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ID=30171552

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4095183U Granted JPS59146231U (ja) 1983-03-22 1983-03-22 アシスタントグリツプの取付構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2581978Y2 (ja) * 1992-05-13 1998-09-24 株式会社カンセイ 車両用エアバッグ装置
JP2022155951A (ja) * 2021-03-31 2022-10-14 いすゞ自動車株式会社 インストルメントパネル取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59146231U (ja) 1984-09-29

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