JPH1130425A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH1130425A
JPH1130425A JP18471197A JP18471197A JPH1130425A JP H1130425 A JPH1130425 A JP H1130425A JP 18471197 A JP18471197 A JP 18471197A JP 18471197 A JP18471197 A JP 18471197A JP H1130425 A JPH1130425 A JP H1130425A
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誠治 森口
Atsushi Komuro
篤史 小室
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Abstract

(57)【要約】 【課題】温調モードと通常モードとの切換えが容易に行
え、かつ、モードの誤認識による調理の失敗を防止する
ことができる加熱調理器を提供する。 【解決手段】加熱手段H1と、温度センサ11と、温度
センサ11と加熱調理器本体とを接続する接続手段8
と、温度センサ11により検出される調理物の温度が所
定温度と一致するように加熱手段H1の加熱量を調節す
る温調制御手段30と、温調制御を行う温調モードと、
該温調制御を行わず、使用者の設定した加熱量で調理物
を加熱する通常モードとを切替えるモード切換手段5と
を備えた加熱調理器において、温度センサ11が接続さ
れている状態で、前記通常モードでの加熱運転を行って
いるときに、温度センサ11の検出温度が所定温度以上
まで上昇したとき、或いは一定温度以上上昇したとき
に、加熱手段H1による加熱を停止する加熱停止手段3
1を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、温度センサを調
理物に浸漬し、該調理物の温度が所定温度となるよう
に、該調理物に対する加熱量の制御を行う機能を有する
加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の加熱量で調理物の加熱を行
なう通常モードの他に、調理物の温度が所定温度に保た
れるように加熱量の調節を行なう温調モードを有する加
熱調理器が知られている。この温調モードは天ぷら調理
等を行なう際に使用されるものであり、例えば電気コン
ロにあっては、使用者が温度スイッチにより目標温度を
設定し、ヒータスイッチをONすると、温調制御手段に
よる温調制御が開始され、該目標温度と温度センサによ
り検出される実際の調理物の温度とが一致するように、
電気ヒータの加熱量が調節される。
【0003】そして、ガラストップ式の電気コンロで
は、調理物の温度を正確に検出するため、温度センサを
調理物に浸漬して直接該調理物の温度を検出するように
している。また、このように温度センサを調理物に浸漬
させる加熱調理器にあっては、加熱調理器本体と温度セ
ンサとを着脱可能とすることで、該温度センサを単体で
洗浄できるようにし、また、温調制御を行なわない通常
モードでは該温度センサを取り外して収納できるように
している。
【0004】ここで、温度センサが加熱調理器本体と着
脱可能であると、前記温調モードでの調理中に温度セン
サが外れたり、温度センサの接続を忘れたまま前記温調
モードでの調理が行われる可能性がある。
【0005】そこで、温度センサが加熱調理器本体と接
続されているか否かを検出する接続状態検出手段を設
け、前記温調モードに設定されているときに、温度セン
サが加熱調理器本体と接続されていないことが検出され
たときには、電気ヒータによる加熱動作を禁止するよう
にしたものが知られている。
【0006】一方、例えば、使用者が前記温調モードに
より天ぷら調理を行おうとして、調理容器に入れた油中
に温度センサを浸漬し、加熱量を高温に設定して加熱を
開始したときに、誤って前記通常モードに設定されてい
た場合には、以下の不都合がある。即ち、前記通常モー
ドは、温調制御を行なわずに調理物の加熱を行なうもの
であるため、加熱により油の温度が上昇し続け、所定温
度に油温が温調されると考えていた使用者の意に反して
油が高温になってしまい、天ぷら調理に失敗してしまう
という不都合があった。
【0007】そこで、この不都合を解消するため、前記
通常モードに設定されているときに、前記接続状態検出
手段により温度センサが加熱調理器本体と接続されてい
ることが検出されたときには、使用者が前記温調モード
に設定されていると誤認して加熱調理器を使用している
ものと判定し、調理物の加熱を行わないようにしたもの
が提案されている。これにより、上記のような調理の失
敗を防ぐことができる。
【0008】しかし、このものでは、通常モードで調理
をするときには、必ず加熱調理器本体から温度センサを
外さなければならないという煩わしさがある。例えば、
温調モードで調理中に、温調モードを中断して、一時的
に通常モードに切替えて調理を行いたいときであって
も、温度センサを外さなければならず、また、通常モー
ドでの調理終了後に温調モードに切換えるには、再び温
度センサを接続しなければならず、使い勝手が非常に悪
いという不都合があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記不都合
を解消し、温調モードと通常モードとの切換えが容易に
行え、かつ、モードの誤認識による調理の失敗を防止す
ることができる加熱調理器を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、調理物を加熱する加熱手段と、調理物に浸
漬して使用され調理物の温度を検出する温度センサと、
該温度センサと加熱調理器本体とを着脱自在に接続する
接続手段と、該温度センサにより検出される調理物の温
度が所定温度と一致するように前記加熱手段の加熱量を
調節する温調制御を行う温調制御手段と、前記温度セン
サが加熱調理器本体に接続されているときに、該温調制
御手段による温調制御を行う温調モードと、前記温度セ
ンサが加熱調理器本体に接続されているか否かに拘ら
ず、該温調制御を行わずに、使用者の設定した加熱量で
調理物を加熱する通常モードとを切替えるモード切換手
段とを備えた加熱調理器において、前記温度センサが加
熱調理器本体に接続された状態で、前記通常モードでの
加熱運転が行われているときに、前記温度センサの検出
温度が所定の制限温度を超えたとき、或いは一定温度以
上上昇したときに、前記加熱手段による加熱を停止する
加熱停止手段を設けたことを特徴とする。
【0011】かかる本発明によれば、使用者が、実際は
前記通常モードに設定されているときに、前記温調モー
ドに設定されていると誤認して、加熱調理器本体に接続
された前記温度センサを調理物に浸漬し、加熱調理を開
始したときに、加熱調理中に該温度センサの検出温度が
前記制限温度を超えたとき、或いは該温度センサの検出
温度が一定温度以上上昇したときには、前記停止制御手
段により前記加熱手段の加熱動作が停止される。
【0012】そのため、このように使用者が設定モード
を間違えて調理を行っても、調理物が過熱されることが
なく、調理物が焦げ付くなどの調理の失敗を防ぐことが
できる。
【0013】また、前記温度センサの検出温度が前記制
限温度を超えない限り、或いは前記温度センサの検出温
度が前記一定温度以上上昇しない限り、通常モードでの
加熱調理ができる。そのため、前記温度センサを調理器
本体から取り外さなくとも、該温度センサを調理物や加
熱手段から離れた場所に放置しておけば、前記温度セン
サを加熱調理器本体に接続したままで、前記通常モード
での加熱調理を行うことができ、使い勝手が良い。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を、図
1,図2を参照して説明する。図1は本実施形態の加熱
調理器であるガラストップ式電気コンロの外観図、図2
は図1に示した電気コンロの回路図である。
【0015】図1aを参照して、本実施形態の電気コン
ロ本体1は、加熱手段として、ガラス2の下方に設けら
れた右ヒータH1及び左ヒータH2と、グリル室3内に
備えた図示しないグリルヒータH3とを備える。そし
て、使用者が加熱量調節つまみ4a,4b,4cを操作
することで、右ヒータH1,左ヒータH2,グリルヒー
タH3の加熱動作の開始と停止、及び加熱量の調節がそ
れぞれ行われる。
【0016】右ヒータH1は温調機能を有し、使用者の
温調目標温度が温度設定器5により設定される。温度設
定器5は、図1bに示すように、温調目標温度を160
℃,180℃,200℃の3段階に設定する温度スイッ
チ6と、右ヒータH1の加熱制御モードを、温調を行な
う温調モードと温調を行なわない通常モードとに切替え
るモード切換手段であるモード切換スイッチ7とを備え
る。また、右ヒータH1は2個の図示しない円形電気ヒ
ータ(内側、外側)によって構成され、使用者はダブル
ゾーン切換スイッチ13の操作により、外側の電気ヒー
タの使用/不使用を切替えることができる。
【0017】温度センサであるサーミスタ11は、電気
コンロ本体1に備えられたジャック8と、ジャック8に
挿入接続されるプラグ9と、一端がプラグ9と接続さ
れ、他端がサーミスタ11と接続された接続ケーブル1
0とにより構成される接続手段14により、電気コンロ
本体1と接続される。そして、サーミスタ11は、調理
容器Aに入れられた調理物Bに浸漬して使用され、調理
物Bの温度を検出する。
【0018】電気コンロ本体1に備えられた電子ユニッ
ト12は、モード切換スイッチ7の設定が前記温調モー
ドであり、使用者が加熱量調節つまみを加熱停止位置か
ら加熱位置に操作したときに、右ヒータH1の温調制御
を開始し、温度スイッチ6により設定された目標温度
と、サーミスタ11により検出された調理物Bの温度と
が一致するように、右ヒータH1の加熱量を調節する。
【0019】尚、モード切換スイッチ7の設定が前記通
常モードであるときには、右ヒータH1の温調制御は行
われない。この場合は、温調機能を有しない左ヒータH
2やグリルヒータH3と同様、加熱量調節つまみ4aに
より設定された加熱量での加熱が行われる。
【0020】次に、図2を参照して電気コンロ本体1の
動作を説明する。図2は電気コンロ本体1の回路図であ
り、電子ユニット12により右ヒータH1,左ヒータH
2,グリルヒータH3を制御する構成となっている。
【0021】右ヒータH1は、内外二重に配置された円
形発熱体21a,21bを有し、内側の発熱体21aは
1KWの電力により熱を発生し、外側の発熱体21bは
1.2KWの電力により熱を発生する。発熱体21aと
発熱体21bとの間には、右ヒータH1と左ヒータH2
とグリルヒータH3の消費電力の総和が所定値以上であ
るときにオフ(開)して、外側の発熱体21bへの電源
供給を遮断するリレーR4の作動接点22と、温度設定
器5に備えたダブルゾーンスイッチ13の操作と連動し
て外側の発熱体21bへの電源供給を遮断する接点23
が設けられている。
【0022】また、左ヒータH2に備えられた発熱体2
1cは、1.8KWの電力により熱を発生し、グリルヒ
ータH3に備えられた発熱体21dは1.3KWの電力
により熱を発生する。
【0023】尚、それぞれの発熱体21a、21b,2
1c,21dには、過熱防止スイッチ24が接続され、
各発熱体の発熱量が所定値以上となったときに、それぞ
れに接続された過熱防止スイッチ24がオフ(開)し
て、各発熱体への電源供給が遮断される。
【0024】加熱量調節スイッチ25a,25b,25
cは、それぞれ図1aに示した加熱量調節つまみ4a,
4b,4cの操作と連動して作動し、3個の接点26,
27,28とバイメタルヒータ29とにより構成され
る。
【0025】使用者が加熱量調節つまみ4aを加熱停止
位置から加熱位置にセットすると、加熱量調節スイッチ
25aの接点26,27,28がON(閉)する。接点
27,28がONすることで発熱体21a,21bに電
源が供給され、接点26がONすることで使用者が加熱
量調節つまみ4aを操作したことが電子ユニット12に
認識される。
【0026】バイメタルヒータ29のバイメタルの作動
位置(バイメタルの変形により接点28がオフされる位
置)の設定は、加熱量調節つまみ4aの回転設定位置に
応じて変更される。バイメタルの変形量は、バイメタル
の温度の上昇に応じて大きくなるので、バイメタルヒー
タ29のバイメタルの作動位置を変更することで、発熱
体21a,21bへの通電率(所定時間あたりの通電時
間)を変化させることができる。
【0027】尚、加熱量調整スイッチ25b,25cの
構成及び動作は、加熱量調節スイッチ25aと同一であ
り、加熱量調節つまみ4a,4bの操作に応じて、加熱
量調節スイッチ25a,25bがそれぞれ作動する。
【0028】電子ユニット12は、温調制御手段30
と、停止制御手段31と、リレーR1〜R4と、ブザー
32と、接続状態検出手段47とを備える。リレーR
1,R2,R3は、それぞれ右ヒータH1,左ヒータH
2,グリルヒータH3への電源供給のON/OFFを切
替えるためのものである。即ち、リレーR1のコイルに
通電がなされると、リレーR1の作動接点33がON
(閉)して右ヒータH1に電源が供給され、リレーR1
のコイルへの通電が遮断されると、リレーR1の作動接
点33がOFF(開)して右ヒータH1への電源が遮断
される。
【0029】リレーR2,R3についても同様に、リレ
ーR2のコイルへの通電と通電遮断に応じて、リレーR
2の作動接点34とリレーR3の作動接点35とがそれ
ぞれON/OFFし、左ヒータH2とグリルヒータH3
への電源が供給/遮断される。
【0030】電子ユニット12に接続された電源ランプ
36は、電源スイッチ22がON状態にあるときに点灯
し、右ヒータランプ37,左ヒータランプ38,グリル
ヒータランプ39は、加熱量調節スイッチ25a,25
b,25cの接点26がON(閉)状態にあるときにそ
れぞれ点灯する。また、ブザー32は、警告音により使
用者に異常を報知するものである。
【0031】温調制御手段30は、右ヒータH1の温調
制御を行なうためのものであり、温度設定器5に備えら
れた温度スイッチ6により使用者が設定した目標温度
と、サーミスタ11による検出温度とが一致するように
右ヒータH1の発熱体21a,21bへの電源の供給と
遮断を行なう。即ち、サーミスタ11による検出温度が
前記目標温度以下であるときは、リレーR1のコイルに
通電して作動接点33をON(閉)し、サーミスタ11
による検出温度が前記目標温度を超えたときには、リレ
ーR1のコイルへの通電を遮断して作動接点33をOF
F(開)する。
【0032】加熱停止手段31は、温調制御手段30に
よる右ヒータH1の温調制御開始後、所定時間が経過し
ても、サーミスタ11による検出温度の上昇が検知され
なかったときに、サーミスタ11が正しく調理物Bに浸
漬されていない設置エラーであると判断して、リレーR
1の作動接点33をOFF(開)して発熱体21a,2
1bへの電源供給を遮断する。これにより、調理物Bが
高温となるのを防止している。
【0033】接続状態検出手段47は、サーミスタ11
と接続ケーブル10を介して接続されたプラグ9が、電
気コンロ本体1に備えられたジャック8に挿入されてい
るか否かを、ジャック8に備えられ、プラグ9の挿入、
非挿入に応じて開閉するジャックスイッチ(図示しな
い)の開閉状態を検出することで、サーミスタ11が電
気コンロ本体1と接続された状態にあるか否かを判断す
る。
【0034】また、電気コンロ本体1内には、右ヒータ
H1、左ヒータH2の発熱によりガラストップ2が高温
になっていることの注意を使用者に促す高温注意ランプ
部40が設けられ、右ヒータH1の発熱により接点41
がONして高温注意ランプ部40のランプ42が点灯
し、左ヒータH2の発熱により接点43がONして高温
注意ランプ部40のランプ44が点灯する。
【0035】次に、モード切換スイッチ7による、前記
加熱制御モードの切換えに応じた、加熱停止手段31の
動作について説明する。
【0036】モード切換スイッチ7により、前記加熱制
御モードが、前記温調モードに設定されているときは、
温調制御手段30は、サーミスタ11による調理物Bの
検出温度と温度スイッチ6による目標温度とが一致する
ように温調制御を行うが、サーミスタ11が加熱調理器
本体に接続されていないときには、温調制御を行うこと
ができない。
【0037】そのため、加熱停止手段31は、使用者が
前記温調モードにおいて、加熱量調節つまみ4aを加熱
位置に操作したときに、接続状態検出手段47によりサ
ーミスタ11が接続されていないことを認識したときに
は、リレーR1のコイルへの通電を遮断して、右ヒータ
H1による加熱を停止する。そして、ブザー32によ
り、使用者にサーミスタ11が接続されていないことを
報知する(第1の報知)。
【0038】一方、前記加熱制御モードが前記通常モー
ドに設定されているときには、温調制御手段30による
温調制御は行われないため、サーミスタ11を加熱調理
器本体1に接続する必要はない。しかし、使用者が、前
記温調モードでの調理を中断して、一時的に前記加熱調
理モードを前記通常モードに切換えて調理を行うときに
は、サーミスタ11を加熱調理器本体1に接続したまま
調理物Bから取り出しただけで、モード切換スイッチ7
により前記通常モードに切替えられたほうが使い勝手が
良い。そのため、本実施形態では、サーミスタ11が加
熱調理器本体1に接続されているか否かに拘らず、前記
温調モードから前記通常モードへの切換えを可能にして
いる。
【0039】また、使用者が、実際には前記通常モード
に設定されているときに、前記温調モードに設定されて
いると誤認識したときには、サーミスタ11を加熱調理
器本体1に接続し、加熱量調節つまみ4aを加熱位置に
操作することが考えられる。
【0040】そこで、加熱停止手段31は、通常モード
であるときにも調理物Bの検出温度の監視を行い、該検
出温度が所定の制限温度(例えば50℃)を超えたとき
は、リレーR1のコイルへの通電を遮断して、右ヒータ
H1による加熱を停止する。また、ブザー32により調
理物が高温になっていることを、前記第1の報知とは異
なるブザー音で報知する(第2の報知)。
【0041】これにより、調理物Bが前記高温制限温度
を超えて加熱されるのを防止し、また、使用者に加熱制
御モードの設定が誤っていることを、前記第1の報知と
区別して認識させることができる。
【0042】尚、本実施の形態では、サーミスタ11の
検出温度と比較される制限温度として、低温である50
℃に設定することにより、使用者が実際には通常モード
に設定されているにも拘らず、温調モードに設定されて
いるものと誤ってサーミスタ11を使用したときには、
速やかに右ヒータH1による調理物Bの加熱を停止する
ものを示したが、制限温度を例えば150℃に設定し、
調理に失敗しない温度範囲であれば、右ヒータH1によ
る調理物Bの加熱を許容するようにしてもよい。
【0043】また、本実施の形態では、通常モードにお
いて、サーミスタ11の検出温度が制限温度を超えたと
きに、加熱停止手段31により右ヒータH1による調理
物Bの加熱を停止するようにしたが、右ヒータH1によ
る調理物Bの加熱開始後、サーミスタ11の検出温度が
一定温度(例えば10℃)以上上昇したときに、右ヒー
タH1による調理物Bの加熱を停止するようにしてもよ
い。
【0044】また、本実施の形態では、加熱調理器とし
てガラストップ式の電気コンロを示したが、他の形式の
電気コンロであってもよく、さらに、ガスコンロであっ
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加熱調理器である、ガラストップ式電
気コンロの外観図。
【図2】図1に示した電気コンロの回路図。
【符号の説明】
1…電気コンロ、2…ガラス、3…グリル、4a,4
b,4c…加熱量調節つまみ、5…温度設定器、6…温
度スイッチ、7…モード切換スイッチ、8…ジャック、
9…プラグ、10…接続ケーブル、11…サーミスタ、
12…電子ユニット、13…ダブルゾーン切換スイッ
チ、14…接続手段、H1…右ヒータ、H2…左ヒー
タ、H3…グリルヒータ、21a,21b,21c,2
1d…発熱体、25a,25b,25c…加熱量調節ス
イッチ、30…温調制御手段、31…加熱停止手段、4
7…接続状態検出手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理物を加熱する加熱手段と、調理物に浸
    漬して使用され調理物の温度を検出する温度センサと、
    該温度センサと加熱調理器本体とを着脱自在に接続する
    接続手段と、該温度センサにより検出される調理物の温
    度が所定温度と一致するように前記加熱手段の加熱量を
    調節する温調制御を行う温調制御手段と、前記温度セン
    サが加熱調理器本体に接続されているときに、該温調制
    御手段による温調制御を行う温調モードと、前記温度セ
    ンサが加熱調理器本体に接続されているか否かに拘ら
    ず、該温調制御を行わずに、使用者の設定した加熱量で
    調理物を加熱する通常モードとを切替えるモード切換手
    段とを備えた加熱調理器において、 前記温度センサが加熱調理器本体に接続された状態で、
    前記通常モードでの加熱運転が行われているときに、前
    記温度センサの検出温度が所定の制限温度を超えたと
    き、或いは一定温度以上上昇したときに、前記加熱手段
    による加熱を停止する加熱停止手段を設けたことを特徴
    とする加熱調理器。
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