JPH01501113A - 電話機構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電話機構造 ■」 本発明は、電話機に係わり、特にその組立てを容易にする電話機構造に関する。

又里■ｌ見 電話機の競合業界においては、その製造における工程を減らし、簡単化すること が増々重要になって来ている。各々の工程を省いたり簡略したりすることは労働 個数を減少させ、或いは電話機の自動組立てを容易にさせる。

電話の呼信号を発生させるキーバンドは従来、締結要素を用いて分離した構成部 材として組み立てられ、電話機に適切に締結要素を用いて留められていた。これ らの締結要素は、個々に取り扱わねばならず、従ってかなり多くの労費を生み、 或いは自動組み立てを行うにはかなり多くの資本支出を必要とする。

主肌色！封 電話機内にキーバッドを適切に留めるために上記の締結要素を用いなければなら ないという問題は、本発明による電話機により解決される。この電話機は、底部 表面を有する表面部分と、この表面部分を通して延在する配列された孔を有する 中空状／％ウジングから構成される。この中空状ハウジングに接合された部材が 上記表面部分の底部表面に隣接して延在する頂部表面を備えた上方に延在するペ デスタルを支承する。このペデスタルの頂部表面と上記表面部分の底部表面の中 間にキーバンドが配置され、このキーバッドは、該表面部分における配列された 孔により収容され且つそれらを通して延在する配列されたボタンを備えている。

更に、上記表面部分の底部表面に対してキーバンドを押圧するペデスタルの頂部 表面により該キーバッドが適切に保持される。

キーバッドの部材を組み付けるために締結要素を用いなければならないという問 題は、本発明により、ハウジングまたはペデスタルのいずれかに係わる１つ以上 の定位要素により解決される。

本発明の一実施例においては、これらの定位要素は、ハウジングの表面部分に係 わる定位部材の一部をなし、且つこの定位部材から下方に延在する多数のピンを 備えている。これらのピンは、キーバッドを構成している部材における相応する 孔により収容され、且つこれらの部材は定位部材上に組み付けられる。キーバン ド部材は、該表面部分の底部表面に対して組み立てられた部材を押圧するペデス タルの頂部表面により互いに保持される。

型皿■旦主星区皿 第１図は本発明による電話機の一実施例を示す展開斜視図、第２図は、第１図の ライン２−２に沿った拡大断面図、第３図は、第１図のライン３−３に沿った拡 大断面図、第４図は組み立てられた電話機の上面図である。

圧鼠星脱皿 図面、特に第１図に示したように、本発明の電話機は中空状ハウジング１００を 備える。このハウジング１００は表面部分１２０を備え、この表面部分１２０は これを通して延在し配列された孔１２２を有する９本実施例では、孔１２２は、 行および列のマトリックス状に配列しであるが、以下の説明から明らかなように 、これらの孔の大きさと配列は、電話機のキーパノド４００におけるボタンに対 応するように選択される。更に、本実施例では、表面部分１２０は平面をなし、 一様な表面の底部表面１２４を有するが、この表面部分１２０を湾曲させ、底部 表面をみね状或いは高さを一様としな（ても、所望の機能を果たすことができる 。

ハウジング１００は、表面部分１２０の底部表面１２４を含んでいる内部に対し てアクセスのための底部開口１４０を有する。

図示された実施例においては、該開口１４０は、ハウジングｌＯＯに接合された 〔図示しないファスナーなどにより）ベース部材２００により閉じられ、ハウジ ングとベース部材の組合わせによりデスク式電話スタンドの閉鎖容器が形成され る。但し本発明は、キーバッドを備えた壁掛式電話スタンドまたはキーバッドを 存する０手持送受話機にも適用可能である　壁掛式電話スタンドに通用する場合 は、表面部分１２０の位置は、変形を加えてダイヤルしやすいようにハウジング が立て型とされる１手持送受話器に適用する場合は、ハウジング１００は送受話 器の表面（ｆａｃｅ）として供し、一方ベース部材２００は送受話器の裏面とし て供する。

ベース部材２００はペデスタル２１０を支承し、このペデスタル２１０はその底 部２２０から上方に延在する。またこのペデスタル２１０は、ベース部材２００ に対し一体であると都合がよいが、ベース部材に惨合された分離した部材であっ てもよく、またはハウジング１００に接合された他の部材により支承されてもよ い、ペデスタル２１０は頂部表面２１４を有しており、この頂部表面２１４はハ ウジング部材１００の表面部分１２０の底部表面１２４と好適に適合する。従っ て本実施例では、頂部表面２１４は平面をなし、且つ、ベース部材２００がハウ ジング１００に接合されたとき、この頂部表面２１４が表面部分１２０の底部表 面１２４に平行に延在するように、傾斜している。更に、ペデスタル２１０は、 ベース部材２００がハウジング１００に接合されたとき、頂部表面２１４が底部 表面１２４に隣接するが、該底部表面から一定距離で離間される高さを存する０ 本実施例では、頂部表面２１４は一様なレベルとなっているが、みね状或いは高 さが異なっても、所望の機能を達成することができる。更に、頂部表面２１４は 多くの孔２１８を有するが、その目的は以下に説明する。

表面部分１２０の底部表面１２４とペデスタル２１０の頂部表面２１４の中間に は、定位部材３００とキーバンド４００が配置される。更に第２図に示したよう に、定位部材３００は、表面部分３２０の配列の孔１２２に対応する配列孔３２ ２を囲繞する平面フランジ部分３２０を有する。咳孔３２２は、底部から上部方 向に互いに収束する傾斜側壁を有する上方に延在するカラー（ｃｏｌ　ｊａｒ） 部分３２５によりそれぞれ輪隔づけられている。これらのカラ一部分３２５の大 きさと形状は、該定位部材３００が該表面部分１２０の該底部表面１２４に配置 されたとき、該表面部分１２０の孔１２２によりそれぞれ収容され、且つ該孔の 周囲を占めるように定められる。このようにして、カラ一部分３２５は定位部材 ３００を表面部分１２０に対して位置づけるように供し、そして次にこの定位部 材３００は、フランジ部分３２０から下方に延在し且つこの定位部材に対してキ ーバンド４００を位置づけるように供する多数のピン３２８を備えている。

ここで、第１図および第３図に示したように、キーバンド４００は、静電シール ド４３０、ボタン部材４１０、およびスイッチ接点部材４５０から成る。該ボタ ン部材４１０は、ゴムまたは同様の弾性材料から成形された単一部材であると好 都合である。ボタン部材４１０は、ボタン部分４２２の配列を囲繞する平面フラ ンジ部分４２０を備え、該配列ボタン部分は定位部材３００のカラ一部分３２５ に対応し、且つそれにより収容される。更に、ボタン部分４２２は、定位部材３ ００、静電シールド４３０及びボタン部材４１０がハウジング１０００表面部分 １２０の底部表面１２４に組み付けられたとき、ボタン部分が、表面部分の孔１ ２２と定位部材のカラ一部分３２５０両者を通して、且つその上方に延在するよ うな高さを有する。

ボタン部分４２２はそれぞれ、これらのボタン部分を輪賽づけする１肉ウ工ブ部 分４２４によりフランジ部分４２０に接合される。これらのウェブ部分４２４は 、各ボタン部分４２２の上部表面に下向きの力が作用するとき、各ボタン部分４ ２２を下方に移動可能にならしめる。更に、各ボタン部分４２２の底部表面は、 ボタン部分が押下げられたとき、スイッチ接点部材と係合するように移動する下 方に延在する導電性突出部４２６を備える。上記下向きの力を除去すると、ウェ ブ部分４２４が関連のボタン部分４２２をノーマルポジションに戻すように供す る。

第１図にわかり易く示したように、ボタン部材４００のフランジ部分４２０は、 定位部材３００の多数のビン３２８にそれぞれ応じて且つそれを収容する多数の 孔４２８を有する。上記の多数のビン３２８は咳孔４２８と協働して、実質的に 、定位部材３００のカラ一部分３２５内に該ボタン部分４２２の中心の位置づけ を行う、これは、ボタン部分４２２が押下られたとき、或いは押下刃が除去され たとき、カラ一部分３２５（第３図）の傾斜側壁とともにそれらのボタン部分４ ２２の動きがさえどら弓ンを回避す名ように作用する。

スイッチ接点部材４５０は、定位部材３００の多数のピン３２８にそれぞれ応じ て且つそれらを収容する多数の孔４５８によりボタン部材４１０の下に、適切に 配置される。このスイッチ接点部材４５０は、その上部表面に、ボタン部材４１ ０のボタン部分の配列に相応するスイッチ接点要素４５２の配列を備える０本実 施例においては、１対のスイッチ接点要素４５２が各ボタン部分４２２と関連し 、またこれらのスイッチ接点要素は、フレキシブルプリント回路上の隔置された 導電路から構成される。それぞれの対のスイッチ接点要素４５２ば、関連するボ タン部分が押下られた結果としてその関連するボタン部分４２２の下側の導電性 突出部４２６により係合されたとき、橋絡、即ち電気的に接続される。しかなが ら、それぞれのボタン部分４２２はスイッチ接点要素のアクチュエータとして供 することができ、またそれぞれのスイッチ接点要素は、当該ボタン部分が他のば ね式接点または固定接点と係合することにより変形するばね式接点からなること ができるということは御承知おき願いたい。

本実施例においては、スイッチ接点要素４５２が全て接続される導電路は、フレ キシブルプリント回路の後方部分４５５上に延在する。このテイル部分４５５は 、導を路を、多周波信号発生器などの電話機の他の構成要素に電気的に接続する ように供する。

当該電話機の上記構成要素およびその他の構成要素は本発明の範囲外なので、こ こではその説明は省略する。

静電シールド４３０は、ボタン部材４１０の上に配置され、そしてボタン部分４ ２２０１つを押下する人の指から生じる静電気を除去するために用いられる。こ の静電シールド４３０は、ボタン部材４１０のボタン部分４２２の配列に相応す る孔４３２の配列を備えた薄形導電性部材からなる。上記の孔４３２は、静電シ ールドがボタン部材４１０のフランジ部分４２０上に載置されるように、ボタン 部分４２２とウェブ部分４２４がこれらの孔を通過できるような大きさを有する 。更に静電シールド４３０は、定位部材３００の多数のビン３２８に炙々柄応し 且つそれらを収容する多数の孔４３８を有する。これにより静電シールド４３０ はボタン部材４１０に対して適切に配置される。最後に、ｎ電シールド４３０は ばね状接点部分４３６を備え、これは、静電シールドの１側に延在し且つボタン 部材４１０の対応側面を越えて延在するタブから形成される。接点部分４３６は 、静電シールド、ボタン部材４１０、およびスイッチ接点部材４５０が定位部材 ３００上に組み付けられたとき、該接点部分がスイッチ接点部材上の導電性バン ド４５６に係合するように、静電シールド４３０の平面下方に延在する。該導電 性バンド４５６は、スイッチ接点部材４５０上の導電路を介して図示しない手段 により接地される。

本実施例においては、本発明に係わる各構成要素は、これらの全てを反転するこ とにより組み付けるようにすると都合がよい。

例えば、定位部材３００はカラ一部分３２５が孔１２２内に位置づけられて、表 面部分１２０の底部表面１２４上に適切に落し込まれる０次に静電シールド４３ ０は、定位部材に対して静電シールドを適切に配置ならしめる静電シールドの多 数の孔４３８と定位部材のピン３２８の間の協働作用により、定位部材３００上 に配置される０次にボタン部材４１０もそこに有する孔４２８と定位部材３００ のビン３２８との間の協働作用により適切に配置される。最後に、スイッチ接点 部材４５０がボタン部材４１０上に配置され、そしてそこに有する孔４５８と定 位部材３００のピン３２８の間の協働作用により適切に位置づけられる０以上の 組付けを容易にするために、ピン３２８の高さは、キーバンド４００の組付は部 材の組み立てられた全厚みより大きくなっている。故に、ペデスタル２１０の頂 部表面２１４は、ビン３２８の端部を収容するようにその多数の孔２１８を有し ている。

上記のように、ベース部材２００がハウジング１００に接合されると、ペデスタ ル２１０の頂部表面２１４は表面部分１２０の底部表面］２４から一定距離にて 隔置されている。この一定距離とは、定位部材３００のフランジ部分３２０、静 電シールド４３０ボタン部材４１０のフランジ部分４２０、およびスイッチ接点 部材４５０を組み合わせた全厚みとほぼ同等に定められる。従つてハウジング１ ００とベース部材２００が接合されたとき、上述の如くこれらの部材は、表面部 分１２０とペデスタル２１０の間にしっかりと保持される。

なお、本実施例においては、ピン３２８などの定位要素は、ハウジング１００に 係わる別個の分離した部材の部分から成っているが、それらはハウジングに係わ る一体要素であってもよい、更に、これらの定位要素は、上記の構成の代りに、 ペデスタル上またはペデスタル上に配置された部材上の上向きに延在する突出部 などの一体的或いは別個分離した要素のいずれかとしてペデスタルに係わるもの でもよい、これらの変形またはその他の変形は請求の範囲に十分に包含せしめら れるものである。

国際調査報告

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．底部表面を有する表面部分と、該表面部分を通して延在する配列された孔と を備える中空ハウジングと、該中空ハウジングに接合され、前記表面部分の底部 表面に隣接して延在する頂部表面を有する、上方に延在するペデスタルを支承す る部材と、更に、 前記ペデスタルの頂部表面と前記表面部分の底部表面との間に配置され、前記表 面部分の配列孔により収容され、且つこれらの配列孔を通して延在する配列ボタ ンを備えているキーパッドから成り、前記キーパッドが前記表面部分の底部表面 に対して前記キーバッドを押圧するペデスタルの頂部表面により適切に保持され る電話機。
2. ２．前記ハウジングまたはペデスタルのいずれかに係わる１つ以上の定位要素を 備え、締結具を使用することなしに前記定位要素が係わって前記ハウジングに接 合された部材上に前記キーパッドの組付けを可能にする請求の範囲第１項記載の 電話機。
3. ３．前記定位要素は、前記ハウジングに係わる定位部材の１部をなし、且つ該定 位部材に対して前記キーパッドを位置づける請求の範囲第２項記載の電話機。
4. ４．前記定位要素は、前記定位部材から下方に延在する多数のビンを備え、該多 数のピンは前記キーパッドの孔に従って収容され、前記定位部材に射してキーパ ッドを位置づける請求の範囲第３項記載の電話機。
5. ５．前記定位部材は、前記ハウジングに対して該定位部材を位置づける付加され た定位要素を具備する請求の範囲第４項記載の電話機。
6. ６．前記付加された定位要素は、前記定位部材の配列孔に対応する上方に延在す る配列カラー部分からなり、該カラー部分は、前記定位部材の配列孔をそれぞれ 囲繞し、且つ前記表面部分の孔によりそれぞれ収容され、更に前記表面部分の孔 の周囲を占めるような形状と大きさをそれぞれなす請求の範囲第５項記載の電話 機。
7. ７．前記キーパッドは前記定位部材の下に配置されるボタン部材を含む組立体か ら成り、このボタン部材は、前記定位部材の配列孔に対応し且つそれらにより収 容される配列ボタン部分を有し、さらに該ボタン部材は、前記定位部材の多数の ピンにそれぞれ従い且つそれらを収容する多数の孔を備え、これにより該ボタン 部材は前記定位部材に対して位置づけがなされる請求の範囲第６項記載の電話機 。
8. ８．前記キーパッド組立体は前記ボタン部材の下に配置されるスイッチ接点部材 を含み、該スイッチ接点部材は、前記ボタン部材の配列ボタン部分に対応する配 列スイッチ接点要素をその上部表面に備え、該スイッチ接点要素の少なくとも１ つは各ボタン部分に係わり、この係わったボタン部分が押下られたときこのボタ ン部分により係合され、該スイッチ接点部材は更に前記定位部材の多数のビンに それぞれ対応し且つそれらを収容する多数の孔を備え、これにより該スイッチ接 点部材は前記ボタン部材に対して位置づけがなされる請求の範囲第７項記載の電 話機。
9. ９．前記キーパッド組立体は更に前記ボタン部材上に配置された静電シールドを 含み、該静電シールドは、前記ボタン部材の配列ボタン部分に対応し且つこれら を収容する配列孔を備え、該静電シールドは更に、前記定位部材の多数のピンに それぞれ従い且つこれらを収容する多数の孔を備え、これにより該静電シールド は前記ボタン部材に対して位置づけがなされる請求の範囲第８項記載の電話機。
10. １０．前記ハウジングは、前記表面部分の底部表面に対するアクセスを与える底 部開口を備え、また前記ペデスタルを支承する前記ハウジングに接合された部材 は前記ハウジングの底部開口のための閉鎖状態を与える請求の範囲第１項記載の 電話機。
11. １１．前記ペデスタルは、これが支承される前記ハウジングに接合された部材と 一体をなし、且つ該部材は当該電話機の基部として用いられる請求の範囲第１０ 項記載の電話機。