JPH0145245Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0145245Y2 JPH0145245Y2 JP350589U JP350589U JPH0145245Y2 JP H0145245 Y2 JPH0145245 Y2 JP H0145245Y2 JP 350589 U JP350589 U JP 350589U JP 350589 U JP350589 U JP 350589U JP H0145245 Y2 JPH0145245 Y2 JP H0145245Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- brake disc
- armature shaft
- brake
- hollow armature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は中空電機子軸にブレーキ用デイスク
を取り付けた駆動用電動機に関するものである。
を取り付けた駆動用電動機に関するものである。
従来、ブレーキ用デイスクは車輪または車軸に
直接取り付けられているため、車両が高速走行す
る場合、車輪のレールに与える衝撃力が大きくな
るという欠点があつた。
直接取り付けられているため、車両が高速走行す
る場合、車輪のレールに与える衝撃力が大きくな
るという欠点があつた。
第１図は従来図で車輪にブレーキ用デイスクを
取り付けた輪軸、駆動用電動機、ブレーキおよび
動力伝達機構の説明図である。この図で、車輪Ｗ
にブレーキ用デイスクＤが取り付けられており、
車軸Ａに車輪Ｗと大歯車Ｐ１がはめ込まれてい
る。歯車箱Ｃは、ベアリングＢを介して車軸に取
り付けられており、その歯車箱の中に大歯車Ｐ１
と小歯車Ｐ２が入つている。小歯車Ｐ２は、歯車
軸Ｚを介して、可じよう歯車継手の平歯車Ｇ３と
直結している。可じよう歯車継手の他方の平歯車
Ｇ１は、電動機軸Ｘと直結している。２つの平歯
車Ｇ１とＧ３は、内歯車Ｇ２により、可じよう的
に動力を伝えられる構造となつている。
取り付けた輪軸、駆動用電動機、ブレーキおよび
動力伝達機構の説明図である。この図で、車輪Ｗ
にブレーキ用デイスクＤが取り付けられており、
車軸Ａに車輪Ｗと大歯車Ｐ１がはめ込まれてい
る。歯車箱Ｃは、ベアリングＢを介して車軸に取
り付けられており、その歯車箱の中に大歯車Ｐ１
と小歯車Ｐ２が入つている。小歯車Ｐ２は、歯車
軸Ｚを介して、可じよう歯車継手の平歯車Ｇ３と
直結している。可じよう歯車継手の他方の平歯車
Ｇ１は、電動機軸Ｘと直結している。２つの平歯
車Ｇ１とＧ３は、内歯車Ｇ２により、可じよう的
に動力を伝えられる構造となつている。
駆動用電動機Ｍは台車枠に直結されいるが、車
軸Ａは軸ばねを介して台車枠につながつているの
で、軸ばねのたわみにより、両者の間に相対変位
が生じるが、これを可じよう歯車継手で逃げてい
る。ブレーキキヤリパＴはこの相対変位対策とし
て可じよう的に取り付けられている。駆動用電動
機Ｍの動力は可じよう歯車継手から小歯車Ｐ２、
大歯車Ｐ１、車軸Ａを経由して車輪Ｗに伝達され
る。
軸Ａは軸ばねを介して台車枠につながつているの
で、軸ばねのたわみにより、両者の間に相対変位
が生じるが、これを可じよう歯車継手で逃げてい
る。ブレーキキヤリパＴはこの相対変位対策とし
て可じよう的に取り付けられている。駆動用電動
機Ｍの動力は可じよう歯車継手から小歯車Ｐ２、
大歯車Ｐ１、車軸Ａを経由して車輪Ｗに伝達され
る。
第１図の２つの車輪Ｗ間の間隔は軌間により定
つており、その中に駆動用電動機Ｍ、可じよう歯
車継手の内歯車Ｇ２、歯車箱Ｃをならべて配置す
ると余分な空間は殆どない。
つており、その中に駆動用電動機Ｍ、可じよう歯
車継手の内歯車Ｇ２、歯車箱Ｃをならべて配置す
ると余分な空間は殆どない。
この考案は、上記欠点を除去するものであつ
て、ブレーキ用デイスクを駆動用電動機の中空電
機子軸の両端に取り付け、輪軸部の質量を軽減す
ることにより、高速走行時のレールに与える衝撃
力を軽減すると共に中空電機子軸の動力を駆動軸
と２組のたわみ板継手を介してねじりばね作用を
もたせて車輪に伝達することにより、空転滑走を
防止する電気鉄道車両のブレーキ用デイスク付駆
動用電動機を提供するにある。
て、ブレーキ用デイスクを駆動用電動機の中空電
機子軸の両端に取り付け、輪軸部の質量を軽減す
ることにより、高速走行時のレールに与える衝撃
力を軽減すると共に中空電機子軸の動力を駆動軸
と２組のたわみ板継手を介してねじりばね作用を
もたせて車輪に伝達することにより、空転滑走を
防止する電気鉄道車両のブレーキ用デイスク付駆
動用電動機を提供するにある。
以下、この考案を第２図に従つて具体的に説明
する。
する。
第２図のこの考案の実施例においては、ブレー
キ用デイスクＨを中空電機子軸Ｘ１の両端に取り
付け、これにより車輪にブレーキ用デイスクを取
り付けた第１図の場合より、ブレーキ用デイスク
の質量分だけ輪軸部の質量を軽減すると共、駆動
用電動機Ｍの動力を小歯車Ｐ２に伝える可じよう
継手として、軸方向の寸法が小さい２組のたわみ
板継手Ｆ１，Ｆ２とＦ３，Ｆ４を使用して、ブレ
ーキ用デイスクＨの取り付け空間を生み出したも
のである。そして駆動用電動機Ｍおよびブレーキ
用デイスクＨからのトルクは、中空電機子軸Ｘ１
からたわみ板継手Ｆ１，Ｆ２に伝わり、そして中
空電機子軸Ｘ１内を貫通する駆動軸Ｘ２を伝つ
て、たわみ板継手Ｆ３，Ｆ４を経由して小歯車Ｐ
２に伝わるようにしたものである。
キ用デイスクＨを中空電機子軸Ｘ１の両端に取り
付け、これにより車輪にブレーキ用デイスクを取
り付けた第１図の場合より、ブレーキ用デイスク
の質量分だけ輪軸部の質量を軽減すると共、駆動
用電動機Ｍの動力を小歯車Ｐ２に伝える可じよう
継手として、軸方向の寸法が小さい２組のたわみ
板継手Ｆ１，Ｆ２とＦ３，Ｆ４を使用して、ブレ
ーキ用デイスクＨの取り付け空間を生み出したも
のである。そして駆動用電動機Ｍおよびブレーキ
用デイスクＨからのトルクは、中空電機子軸Ｘ１
からたわみ板継手Ｆ１，Ｆ２に伝わり、そして中
空電機子軸Ｘ１内を貫通する駆動軸Ｘ２を伝つ
て、たわみ板継手Ｆ３，Ｆ４を経由して小歯車Ｐ
２に伝わるようにしたものである。
この考案にかかるブレーキ用デイスク付駆動用
電動機は上記に説明したように、輪軸部の質量を
軽減することにより、レールに与える衝撃力を軽
減するものである。また、ブレーキ用デイスクは
台車枠に対して変動しないので、ブレーキキヤリ
パＴは台車枠に直結でき、ブレーキキヤリパＴの
構造が簡単になる。さらに、駆動軸にねじりばね
作用をもたせることにより、駆動用電動機Ｍおよ
びブレーキ用デイスクＨからのトルクの変動は緩
和され、軸輪Ｗに伝わるので、車輪の滑走空転防
止にも役立つ。
電動機は上記に説明したように、輪軸部の質量を
軽減することにより、レールに与える衝撃力を軽
減するものである。また、ブレーキ用デイスクは
台車枠に対して変動しないので、ブレーキキヤリ
パＴは台車枠に直結でき、ブレーキキヤリパＴの
構造が簡単になる。さらに、駆動軸にねじりばね
作用をもたせることにより、駆動用電動機Ｍおよ
びブレーキ用デイスクＨからのトルクの変動は緩
和され、軸輪Ｗに伝わるので、車輪の滑走空転防
止にも役立つ。
第１図は従来の車輪にブレーキ用デイスクを取
り付けた輪軸、駆動用電動機、ブレーキおよび動
力伝達機構の説明図、第２図はこの考案の実施例
の説明図である。 Ａ……車軸、Ｗ……車輪、Ｂ……ベアリング、
Ｃ……歯車箱、Ｐ１……大歯車、Ｐ２……小歯
車、Ｚ……小歯車軸、Ｇ２……平歯車、Ｇ１，Ｇ
３……内歯車、Ｍ……駆動用電動機、Ｘ……電機
子軸、Ｔ……ブレーキキヤリパ、Ｑ……ブレーキ
シリンダ、Ｒ……ブレーキライニング、Ｄ，Ｈ…
…ブレーキ用デイスク、Ｘ１……中空電機子軸、
Ｘ２……駆動軸、Ｆ１〜Ｆ４……たわみ板継手。
り付けた輪軸、駆動用電動機、ブレーキおよび動
力伝達機構の説明図、第２図はこの考案の実施例
の説明図である。 Ａ……車軸、Ｗ……車輪、Ｂ……ベアリング、
Ｃ……歯車箱、Ｐ１……大歯車、Ｐ２……小歯
車、Ｚ……小歯車軸、Ｇ２……平歯車、Ｇ１，Ｇ
３……内歯車、Ｍ……駆動用電動機、Ｘ……電機
子軸、Ｔ……ブレーキキヤリパ、Ｑ……ブレーキ
シリンダ、Ｒ……ブレーキライニング、Ｄ，Ｈ…
…ブレーキ用デイスク、Ｘ１……中空電機子軸、
Ｘ２……駆動軸、Ｆ１〜Ｆ４……たわみ板継手。
Claims (1)
- 電気鉄道車両用の中空電機子軸を用いた駆動用
電動機において、中空電機子軸の中を通した駆動
軸と２組のたわみ板継手を介して、ねじりばね作
用をもたせて車輪に動力を伝達する機構とし、さ
らに中空電機子軸の両端にブレーキ用デイスクを
取り付けたことを特徴とした電気鉄道車両のブレ
ーキ用デイスク付駆動用電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP350589U JPH0145245Y2 (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP350589U JPH0145245Y2 (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01117972U JPH01117972U (ja) | 1989-08-09 |
| JPH0145245Y2 true JPH0145245Y2 (ja) | 1989-12-27 |
Family
ID=31205195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP350589U Expired JPH0145245Y2 (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0145245Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-18 JP JP350589U patent/JPH0145245Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01117972U (ja) | 1989-08-09 |
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