JPH0144428B2 - - Google Patents

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JPH0144428B2
JPH0144428B2 JP52006326A JP632677A JPH0144428B2 JP H0144428 B2 JPH0144428 B2 JP H0144428B2 JP 52006326 A JP52006326 A JP 52006326A JP 632677 A JP632677 A JP 632677A JP H0144428 B2 JPH0144428 B2 JP H0144428B2
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JP
Japan
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plate
duct
metal
gas
sliding
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Application number
JP52006326A
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English (en)
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JPS52110225A (en
Inventor
Rainharuto Fueerinku Hansu
Daburyuu Haaze Horusuto
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Didier Werke AG
Original Assignee
Didier Werke AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Didier Werke AG filed Critical Didier Werke AG
Publication of JPS52110225A publication Critical patent/JPS52110225A/ja
Publication of JPH0144428B2 publication Critical patent/JPH0144428B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/14Closures
    • B22D41/22Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings
    • B22D41/28Plates therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/14Closures
    • B22D41/22Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings
    • B22D41/42Features relating to gas injection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐火構造物に関し、冶金学上の容
器、たとえば鋳造とりべおよびタンデイツシ
(tundishes)の出口に使用する装着部分としてな
らびにこのような容器の出口コントロール装置、
とくにすべりゲートノズル装置に使用する耐火構
造物として特別な用途を見出す。
本発明はとくに鋼の鋳造に関連して説明する
が、本発明による耐火装着部分は融点が高いため
または腐食性であるためかなりの摩耗を生ずる他
の金属の鋳造にも応用できる。
このような装置は、排出通路を形成する静止耐
火上部プレートを備え、このプレートは容器の出
口オリフイスに対して並列に容器の外側に位置
し、たとえば容器の外殻へ取り付けられた金属フ
レーム中に保持されており、さらに前記装置は排
出通路を形成する可動耐火すべりプレートを備
え、このすべりプレートは開いた位置と閉じた位
置との間を動くように設置されており、開いた位
置において2つのプレートの排出通路は位置が合
致しており、そして閉じた位置において可動プレ
ートは固定プレートの排出通路を閉じている。
可動プレートの動きは回転運動であるが、真直
ぐのすべり運動が好ましい。
このような装置の1つの型は、固定上部プレー
トと可動下部プレートとを有する。このような装
置は、ここでは2プレート型すべりゲートノズル
装置と呼ぶ。可動プレートは好ましくは金属ケー
シング内で動くように設置されており、出口ノズ
ルを有するかまたは金属ケーシングに動くように
設置された出口ノズルと協働できる。
このような装置の他の型は上部と下部の固定プ
レートとの間で動くように設置された可動プレー
トを有し、したがつて実質的に並行に面し、そし
て下部の固定プレートは出口を有するかまたはそ
れと協働する。このような装置を3プレート型す
べりゲートノズル装置と呼ぶ。
このような装置に使用する従来の耐火プレート
とノズルは、耐火粒子塊状物をプレスし、次いで
これを高温で焼成し、次いで排出通路を穴あけす
ることによつて作られる。
前述の種類の耐火装着部分は、使用のさい広く
変化する熱応力にさらされる。一方において、こ
のような耐火装着部分は、注入の間、耐火材料に
対して金属が主な腐食作用を示す非常に高い温度
に暴露される。他方において、このような耐火装
着部分は、注入開始時に異常にきびしくかつ急激
な熱衝撃を受け、この熱衝撃は熱膨張のため相当
に高い機械的応力を生ずる。これらの両者の理由
のため、考慮する種類の既知の耐火装着部分の使
用寿命は短かい。たとえば、平均すべりプレート
の取り替えはわずか2回の注入後であり、これ
は、たとえばわずか2時間の全鋳造時間を表わ
す。
本発明によれば、すべりゲートノズルの固定プ
レートまたはすべりプレートとしてあるいは冶金
学上の容器からの出口のスリーブレンガまたはノ
ズルレンガとして使用できる耐火構造物が提供さ
れ、この耐火構造物、(A)本体を通過する少なくと
も1つの排出通路を形成する鋳造耐火コンクリー
ト材料の本体および(B)本体内に位置するかまたは
本体の1または2以上の面を形成しかつ耐火コン
クリートと機械的に組み合い、耐火コンクリート
に対して並列する表面の全体にわたつて耐火コン
クリートに密接する少なくとも1つの強化要素、
好ましくは金属の強化要素、または(C)本体に使用
流体の少なくとも1つのダクトを形成する手段、
または(D)耐火コンクリート内に埋め込まれた材料
のインサートによつて形成されかつ耐火コンクリ
ートよりすぐれた耐摩耗性を有する排出通路、ま
たは(A)、(B)および(C)、または(A)、(B)または(C)およ
び(D)または(A)、(B)、(C)および(D)からなる。
金属の強化要素は、耐火コンクリートと機械的
に組み合つているという。この手段は、鋳造コン
クリートと強化要素とがこれらの要素の一方また
は他方を破壊せずに組み合いが分離できないよう
なものである配置のみならず、かつまたプレート
が実際に使用されて少なくともプレートの主要平
面におけるせん断力に関するかぎり各成分の分離
に抗する場合において組み合いが少なくともはた
らく配置であることを理解すべきである。
したがつて、構造物がすべりゲートノズルのプ
レートの形であるとき、構造物はそのヘリおよび
その対向主要面の両者において使用時に圧縮され
て保持される。したがつて、機械的な組み合いは
プレートの主要平面に対して平行な方向における
鋳造コンクリート本体の強化要素からの分離に抗
するのに十分であることのみが本質的なものであ
る。しかしながら、各成分がおたがいに分離しな
いように取り付けられている配置が好ましい。
本発明の第1面の目的は、耐火装着部分をその
使用寿命が延びるようにして提供することであ
る。本発明は、この目的を、耐火コンクリートの
耐火部分を作ることにより、そして使用媒体、た
とえば加熱流体または冷却流体を循環させるため
の少くとも1つのダクトを耐火コンクリート中に
形成することによつて達成する。
本発明の第1面において、耐火装着部分に所望
の形成しかつ分析させた1または2以上のダクト
またはダクトの系を設け、これによつて耐火部分
の材料内の温度衝撃または望ましくない高い温度
の発生を避けまたは減少できる部分の内部に加熱
流体または冷却流体を導入できるようにする。加
熱流体と冷却流体の供給を適当にコントロールす
ることにより、たとえば、注入開始前に耐火装着
部分の温度を上昇させて注入開始時の熱衝撃によ
る材料の損傷を十分に排除できる。注入の間、そ
うでない場合通路の壁に生ずる温度のピークは適
当な時間冷媒を導入することにより許容できるレ
ベルに低下できる。このようにして、一方におい
て、温度変化は徐々に進行させることができ、他
方において、耐火部分がさらされる温度ピークを
耐火部分の使用寿命が増加するレベルに制限でき
る。
本発明の好ましい形態において、耐火構造物は
プレートの形であり、排出通路はプレートの主要
平面に対して横方向であり、ダクトはプレートの
主要平面に対して少なくとも部分的に、好ましく
は実質的に平行である。好ましくは、プレートの
すべり表面の最大縦寸法対プレートの最小厚さの
比は25:1〜7.5:1、さらに好ましくは20:1
〜10:1、ことに15:1〜10:1の範囲にある。
本発明の好ましい形態において、ダクトはねじ
れている。用語「ねじれたダクト」は、ダクトの
本体への入口開口から出発して本体の出口開口か
ら出るまでの通路において方向の変化を行うダク
トを包含する。これらのダクトは、円形または非
円形、たとえば長方形、タマゴ形の断面または他
の断面を有することができる。ダクトのある部分
は曲がることができ、他の部分は直線であること
ができ、そしてこれらは角度をもつて、たとえば
直角で相互に連絡できる。ダクトは耐火装着部分
に含まれた金属、セラミツクまたは他の耐熱管か
ら形成できる。好ましくは、ダクトの少なくとも
入口は金属インサートで形成してダクトと使用流
体の供給手段との接続を促進する。
本発明の他の態様において、耐火装着部分は2
つの部分の構造物であり、好ましくはその主要平
面に対して平行な分割平面において分割され、プ
レートの各成分の一方は他方のプレート成分また
はカバーと結合したとき1または2以上のダクト
の開いた側面が閉じるように1つの開いた側面を
もつ1または2以上のダクトを含む。
カバーは、好ましくは平行な主要平面をもつこ
とができるプレートの表面と一直線上にある。好
ましくは、カバーの内側のヘリは排出開口のヘリ
から離れている。これは耐火材、たとえばセラミ
ツクまたは鋼からなることができる。
1または2以上のダクトの開口はカバー中に存
在できる。別法として、入口開口と出口開口はプ
レートの側面または端に形成できる。少なくとも
ダクトの入口開口は金属インサートで形成して、
ダクトのガスまたは流体の供給手段への接続を促
進することが望ましい。
本発明の耐火摩装着分は耐火コンクリートを適
当な型に注入して製造でき、所望の断面の1また
は2以上のダクトを決定する手段は耐火コンクリ
ートの注入前に型内の所望位置に配置する。
1または2以上のダクトを形成するのに使用す
る手段は、必要ならば、一時的な性質のものであ
ることができ、たとえば燃焼性材料、たとえば紙
または合成プラスチツク材料からなることがで
き、これによつてこれらは耐火装着部分を最初に
使用する前に加熱によつて除去できるか、あるい
はそれらの最初の使用の間の除去がダクト断面の
収縮を生じないようなものであることができる。
別法として、この手段は除去可能なむくの材料か
らなることもでき、ここでこの材料はダクトの所
望の形状を有し、型に(心として)そう入し、耐
火部分を鋳造したのち、たとえば加熱により除去
し、そしてこの手段は、たとえば低融点合金、た
とえばすず合金またはローズメタルの心の形に作
る。この方法は非円形の断面のダクトを作りやす
いという利点をもつ。別法として、1または2以
上のダクトは、耐熱性の金属またはセラミツクの
管またはパイプから形成できる。
好ましくは、ダクトはすべりプレートを横切る
排出通路を少なくとも180゜、好ましくは360゜の円
で取り囲むように排出通路をかこむ形にする。対
称に配置した排出通路を有するプレートにおい
て、ダクトは少なくとも中央から、好ましくはプ
レートの遠い端から排出通路のまわりを180゜の円
弧で走り、次いで好ましくは再び少なくとも中央
に、好ましくはプレートの同じ端に延びてもどる
ことが有利である。
排出通路を取り囲むダクトへの入口開口は、好
ましくは円に対して接線方向に配置して、加熱流
体または冷却流体であることができる使用流体の
循環を促進する。
加熱流体と冷却流体は好ましくは気体である。
加熱流体は燃焼ガスであり、これに対して冷媒は
圧縮空気であることが有利である。
本発明は、コンデイシヨニング法、とくに溶融
金属を含有する容器のすべりゲートノズルにおけ
るすべりプレートのコンデイシヨニング法をも包
含し、この方法は加熱流体および/または冷却流
体ををすべりプレートに含まれる少なくとも1つ
のダクトに循環することを特徴とする。
また、本発明は、ガス透過性インサートを含
み、溶融金属をそれ自体含有するための容器内で
またはそれとともに使用し、とくに溶融金属を含
有するための容器の排出コントロール手段に使用
する耐火構造物に関する。ガス透過性インサート
を有する耐火構造物は、たとえばドイツ国特許明
細書第1935401号、ドイツ国特許明細書第2019550
号およびドイツ国特許明細書第2218155号に記載
されている。ガス透過性インサートの目的は、た
とえば、主要体積のガスを加圧下に、溶融金属の
排出に設けられた空間または断面に導入すること
である。
このようなガス透過性インサートを従来の焼成
耐火プレートまたはノズル内に設けるとき、これ
はあらかじめ開けられた穴にそう入しなければな
らず、とくに製造量、その穴内への固定およびガ
スの供給手段の適当な配置にかなりな困難性を生
ずる。
本発明の目的は、これらの欠点を排除し、上に
考えた種類の耐火構造物をより簡単に提供するこ
とである。本発明において、この目的は耐火構造
物を形成する耐火コンクリート中にガス透過性イ
ンサートを埋め込むようによつて達成される。
ガス透過性多孔質インサートは、耐火コンクリ
ートの本体に、たとえばこのインサートのまわり
に耐火コンクリートを注入し、振とうすることに
よつて直接埋め込むことが好ましい。ガス透過性
インサートと連絡する使用流体のダクトは、耐火
コンクリート内に形成できる。しかしながら、必
要に応じて、インサートを金属の囲みの中にあら
かじめ位置させ、インサートの内面と耐火コンク
リート本体との間に空どうを残し、ガス供給手
段、たとえばコンクリート中に鋳造されたダクト
をこの空どう内へ開口するようにすることができ
る。ダクトは耐火構造物の遠い端面に対して延び
ることが好ましい。中央の金属排出通路を含むス
リーブ(ノズルレンガ)または2プレート型すべ
りゲートノズルの固定プレートの場合において、
ガス透過性インサートはその部分を横切る金属排
出通路の壁に対して延びかつこの通路の全周囲を
取り囲み、このようにしてそれ自体がこの通路の
壁を形成することが有利である。
2プレート型すべりゲートノズル(すなわち、
1つの固定プレートと1つの可動プレートとから
なる)に対するすべりプレートでは、ガス透過性
インサートは好ましくはすべりプレート中に位置
しかつすべりプレートの上面と一直線上にあり、
このようにしてゲートが閉じたとき固定プレート
の排出通路の下に存在するようにする。インサー
トにはプレートの一端または側壁あるいはプレー
トの底面から延びるダクトを経てガスを供給でき
る。
入口が3プレート型すべりゲート(すなわち、
2つの固定プレートとそれらの間のすべりゲート
とを有する)の底面に存在するとき、それへのガ
スの供給は下の固定プレート中のダクトを経て行
うことができる。このダクトは好ましくは、前述
の鋳造耐火コンクリートのプレート中に形成す
る。
耐火コンクリートから作られた2または3プレ
ート型すべりゲートノズルの耐火構造物中に埋め
込まれたガス透過性インサートの使用は、閉じた
すべりプレートの上の排出通路内の金属の連結に
よる実施不能をゲートにおいて防止するのにとく
に重要である。使用するガスは、好ましくは不活
性ガス、たとえばアルゴンまたは窒素である。
ガス透過性もしくは多孔質インサートが、たと
えばこのインサートのまわりへのコンクリートの
注入、必要に応じて振とうのような操作によるコ
ンクリートの詰め込みによつて耐火コンクリート
から作られた耐火部分中に埋め込まれた本発明に
よる構造の形態は、ガス透過性インサートと耐火
コンクリートとの間の顕著に信頼性ある結合を形
成し、驚ろくべきことにはガス透過性もしくは多
孔質インサートのガス透過性の有意な低下は存在
しない。
ガス透過性インサートと使用流体のダクトは、
すべりもしくは中央プレートの下面と一直線上に
ある金属プレート上に位置することができる。
使用流体はすべりプレートの底に存在する金属
プレート中の開口を経てガス透過性インサートへ
送ることができ、この開口は底の固定プレートの
上面中のみぞと連絡し、このみぞは外部のガス供
給管へ接続できる。
別法として、使用流体はすべりプレートの上面
中の開口を経てガス透過性インサートへ送ること
ができ、この開口は上の固定プレートの下面中の
みぞと連絡し、このみぞは外部のガス供給管へ接
続できる。
みぞの長さと位置は、インサートが金属排出通
路の使用位置にあるときすべりプレートの閉じる
動きによりガスがみぞからガス透過性インサート
へはいることができ、そしてガス透過性インサー
トが排出通路から後退し排出通路が開いて溶融金
属の排出状態にあるときすべりプレートの開く動
きによりガスの供給がしや断されるように、計算
し、位置づけすることが好ましい。
本発明は、耐火構造物が冶金学上の容器のくぼ
みのレンガのライニング用スリーブまたはノズル
レンガの形にある場合にもその範囲がおよぶ。
ガス透過性インサートは、それ自体スリーブの
形をしていて、スリーブの中央に埋め込まれるこ
とができる。ガス透過性インサートは好ましくは
埋め込まれる前にスリーブの形の金属板の囲みの
中にそう入され、このようにしてインサートの外
周と金属の囲みの内面との間にすき間残し、この
すき間はガス分配室としてはたらく。
また、本発明は本発明によるノズルレンガの製
造法に関し、この方法においてコンクリート注入
用型は外部の形状物とガス透過性インサートを型
内の所望位置に保持するための中央の心とからな
る。本発明の好ましい形態において、前記形状物
の形と一致しかつ難燃性フエルトからなるジヤケ
ツトを注入開始前に形状物に導入し、次いで耐火
成分へかたく結合する。
ガス透過性インサートをコンクリート注入前に
水でソーキングすることが好ましい。
前述のように、本発明は、溶融金属を含有する
ための容器、とくに鋼の連続的鋳造用の鋼鋳造と
リベおよびタンデイツシのすべりゲートノズルに
関する。
このようなすべりゲートノズルにおいて、熱応
力(すなわち、熱膨張の差による機械的応力)が
しばしば生じ、これを補正することは非常に困難
である。さらに、高い押圧力が生ずる。これらは
一緒になつてきびしい曲げおよび引張り応力とな
り、これにノズルプレートの耐火材は耐えること
ができない。この状態は炉壁または屋根において
起こるように耐火構造物が純粋に静的に負荷され
る状態と異なる。ここでは考えられうる熱的応力
とひずみを調節することはかなり容易である。引
張り応力は大きく避けることができ、動的押圧力
は生じない。
従来のゲートノズルにおいて、前述のきびしい
応力はゲートの金属支持構造物中の密に詰められ
たモルタル層中に耐火材を埋め込むことによつて
実際には吸収され、このモルタル層は耐火プレー
トおよび支持構造物と接触するすべてをカバーす
る密な表面をつくる。この一般的に受け入れられ
た問題の解決は、それが適切に適用されたなら
ば、技術的に満足すべきものである。しかしなが
ら、これには熟練された手仕事を必要とし、ゲー
トの機能的信頼性はこの仕事がくり返し均一な正
確さをもつて実施されたことに依存する。この運
転の安全性が純粋に人間的因子に依存すること
は、すべりゲートの装着部分の取り替えのひん度
と鋼のもれの危険性を考慮すると、主な欠点であ
る。ほかの因子は、モルタル中に位置する耐火材
の使用寿命が比較的短かく、とくに前述のように
すべりゲートノズルをコントロールするのに使用
するオリフイス付きプレートの場合において短か
いことである。
本発明のこの面の目的は、前述の欠点が少なく
ともきびしさにおいて軽減される、溶融金属を含
有するための容器のすべりゲートノズルを提供す
ることである。
本発明は、この面において、金属溶融物を含有
するための容器のすべりゲートノズルに関し、こ
のすべりゲートノズルは、少なくとも1つの固定
プレートおよび1つの可動プレートからなり、こ
れらのプレートの少なくとも1つは支持フレーム
と連合し、各プレートは金属溶融物の通るオリフ
イスを有し、少なくとも可動プレートは実質的に
耐火コンクリートからなり、そのすべり面から離
れたその側面にモルタルを使用しないで金属の強
化材が埋め込まれており、該強化材はすべりプレ
ートに定着されていて張力、圧縮力またはせん断
力が移動できないようになつており、すべりプレ
ートそれ自体はモルタルを使用しないで支持フレ
ーム内に位置し、同様に可動支持フレームおよび
強化材は好ましくはゲートが運転されているとき
押圧力を伝える要素を有することを特徴とする。
強化材は、好ましくは実質的に、要素がかたく
取り付けられかつその主平面から突出する金属シ
ートまたは金属プレートからなり、該要素は引張
り力、破壊力または押圧力に対してすべりプレー
ト中に強化材を変位しないように定着させる。
強化材の主平面から突出する要素は、強化材の
金属シートまたは金属プレートと一体的に形成さ
れたタブであることができ、曲がつてすべりプレ
ートの側面と端を取り囲むことができる。別法と
して、強化材の主平面から突出する要素は、強化
材プレートそれ自体から曲げた部分であることが
できる。
他の別法において、強化材の主平面から突出す
る要素は、金属のシート強化材または強化材プレ
ート中に形成されたくぼみまたはしわであること
ができる。さらに他の別法において、強化材の主
平面から突出する要素は、金属のシート状強化材
または強化材プレートに溶接されたピンのような
突出部であることができる。さらに、ほかの別法
において、金属のシート状強化材または強化材プ
レートは穴あけされていることもできる。
ゲートを運転しているとき生ずる押圧力を伝え
る要素は、支持フレームを経る溶融金属の排出通
路の両側上の接触部または突部からなることがで
き、該接触部は強化材によつて形成された肩と協
働する。
支持フレーム上の接触部は、すべりプレートの
動く方向を横切つて延びることができ、すべりプ
レートの幅に相当する距離を延びるリブからなる
ことができ、リブのおのおのは強化材により形成
されたリブの相補正の形状を有する肩と協働す
る。
ゲートの運転時に生ずる押圧力を伝える支持フ
レーム上の要素は、溶融金属の排出通路から間隔
を置いて離れた少なくとも1つの点に設けられた
ピンからなることができ、該ピンはすべりプレー
トの強化材のソケツトと係合する。
強化材は支持フレームの面する表面上の3つ、
好ましくは6つの支持接触部上に静置しうる。
好ましくは少なくとも3つ、好ましくは4つの
支持接触部は、溶融金属の排出通路のまわりにあ
る距離を置いて対称的に配置されていて、これに
よりすべりプレートはオリフイスを取り囲む区域
において軸方向に多少自由に曲がることができ
る。
強化材はすべりプレートを経る溶融金属の排出
通路の区域において開口を含み、この開口は好ま
しくはオリフイスの直径を、たとえば120〜300%
の範囲の量で、越える直径を有する。
本発明はいろいろな方法で実施でき、ある特定
の態様を添付図面を参照しながら説明する。
第1図と第2図は、従来の3プレート型すべり
ゲートノズル装置の中央プレート112を示す。
すべりゲートそれ自体は知られているので、装置
の他の部分は図示されていない。
気体または液体を送るためのダクト150は、
長い方の側面の一方のほぼ中央にある入口開口1
51から排出通路106のまわりを経て他方の側
面にある出口開口152へ延びている。
別の配置(破線153で示す)において、ダク
ト150は排出通路106のまわりをさらに延び
ることができる。
さらに別の配置において、ダクト開口151お
よび152はプレート112の一端、好ましくは
このプレートを作動する機構が位置する端に形成
できる。
ダクト150はプレート112の上半分、すな
わち金属溶融物に面する半分に、たとえばプレー
ト112の上面141から測定してプレートの20
〜50%の厚さに等しい高さに形成することが好ま
しい。
プレート112は耐火コンクリートから作り、
その適当な組成は後記の実施例1、2および3に
与えられている。
ダクト150は、たとえば、型内に鋼管を設置
し、耐火コンクリートをその管のまわりに注入す
ることによつて形成する。次いで、コンクリート
をたとえば12時間、固化させ、次いで成形物を型
から取り出し、室温でさらに48時間完全に軸化さ
せる。
鋼管を設ける代わりに、消耗材料を使用してダ
クトを形成できる。したがつて、鋳造を開始する
とき燃焼してしまう厚紙または合成プラスチツク
材料で作られた管を使用できる。別法として、低
融金属、たとえばセロベンド(CERROBEND)
(マーモングループ(Marmon Group)インコー
ポレーテツド、シカゴの登録商標、鉛−ビスマス
−スズ−カドミウム合金、融点70℃)、すずの合
金、またはローズ金属の心を使用できる。この利
点は任意の断面、たとえば長方形またはタマゴ形
の断面の非円形ダクトを容易に作れるということ
にある。
セロベンド材料は、熱を、たとえばプレートの
乾燥時に、加えることによつて除去できる。次い
で、この合金は溶融し、流れ去るであろう。この
方法は低圧水蒸気をダクトに吹き付けることによ
つて促進できる。
排出通路106はダイヤモンド工具で硬化した
コンクリートに穴あけするか、好ましくはこの通
路を取りはずしできる心を設置することによりコ
ンクリートの注入の間に注型し、この通路が円筒
状である場合、この心はその抜き出しを促進する
ため分割された構造を持つことができる。
第3図と第4図は、冷却ダクトまたは加熱ダク
ト150と多孔質もしくはガス透過性インサート
156とを含む中央プレート112の構造の変形
を示す。
プレート112は2つの部分、すなわち本体部
分160と分離したカバープレート161とから
構成される。まず本体部分160を、第1図と第
2図について説明したように、ダクト150を形
成する型にコンクリートを注入して製造する。こ
の場合、カバー161のために、開いたみぞと、
さねはぎした出張り162および163を形成す
る。出張り163は他のみぞ付き部分164と接
合する。この部分164は、多孔質のガス透過性
インサート156を取り囲むガス分配室を形成す
る目的で、本体部分160中へより深くはいる。
インサート156の高さは好ましくは出張り16
3の深さより多少低くして、すきま167がカバ
ー161とインサート156の内面との間に残る
ようにする。
カバー161は本体部分160と同じ材料から
別につくることができ、同じ耐火コンクリート
(168と示した)で所定位置に接着できる。こ
のカバー161は、これに金属板を埋め込むこと
によつて強化できる。
別法として、熱膨張の差が非常に重大ではない
ある用途に対して、鋼、好ましくはステンレス鋼
製のカバーを使用することもできる。
排出通路106、入口151と出口152は、
第1図と第2図について説明した方法と同じ方法
でつくることができる。別法として、これらはダ
イヤモンドのドリルで本体部分160に穴あけす
ることができる。
好ましくは、外部の弁手段を設けて、ガス、た
とえば空気または窒素を入口151から入れ、す
べりゲートが開いているとき出口152から出さ
せ、インサート156を経て逃げるのを上部の静
止プレート(図示せず)により防ぎ、そしてゲー
トの閉じた位置において出口152を閉じかつガ
ス、好ましくはアルゴンをインサート156へ向
けることができ、ここからガスは上部の静止プレ
ート中の排出通路を経て逃げ溶融金属に入る。
別の態様において、入口開口と出口開口を17
0と171に示すようにふた161中に形成し、
ガス供給手段を連絡させかつ底の静止プレート
(図示せず)中に適当に位置するみぞを経てもど
るように配置できる。このような配置は、第9〜
11図に関連してさらに詳細に説明する。この配
置の出口についての特別な形は、第5図と第6図
に示されている。この場合において、プレート1
12からの出口171はふた161中に形成さ
れ、プレート112の下面を横切つて外部へ導び
かれる。出口171は底の静止プレート111の
上面に存在する縦方向のみぞ172と連絡する。
中央プレート112が鋳造位置(開いた位置)に
あるとき、みぞ172の一端173はプレート1
12の端を越えて延び、これによりダクト150
からの熱ガスは底プレート111中のみぞ172
の端173から逃げることができる。同時に、み
ぞ172の長さは、プレート112がその開いた
位置から閉じた位置に動くとき、みぞ172がプ
レート112により完全にふさがれ、かつダクト
150内のガスが強制的に多孔質もしくはガス透
過性インサート156を経て冶金学上の容器内の
溶融物へはいるように、決定する。この構造は明
らかに第3および4図の配置と比べて簡単であり
かつガスを自動コントロールするという利点をも
つ。
第7および8図は第1および2図の構造の変形
を示し、多孔質もしくはガス透過性インサート1
56を含む。この配置において、中央プレート1
12はふつうのセラミツク材料または鋼(通常ま
たはステンレス鋼)から作られたインサート17
5をプレートの長い方の側の端142に含む。こ
れはガス供給接合部に要する部品の設置を促進
し、またプレートの製造中多孔質インサート15
6及びダクト150の心の支持体として作用す
る。インサートおよび心の両者は、たとえば、セ
メントでプレート112に固定し、その間コンク
リートを型に注入する。ダクト150は排出通路
106付近に延び込むか、または他の形の構造に
おいて153に示すものと同じである。
ダクト150は平坦であり、プレート112の
上面141からはなれたプレート112の厚さの
20〜80%の間に存在する。多孔質インサート15
6は長方形であり、ダクト150のアームの間に
配置される。
この形の構造において、前述のセロベンド材料
を使用できる。インサート175を型の底に位置
し、ダクト150の形を規定するセロベンドの心
を形成し、セロベンド材料が耐火コンクリートの
多孔質インサート156中へ浸透を防ぐように、
多孔質インサート156をダクトのアームの間に
位置させる。次いで、コンクリートをこの型に注
入する。鋳造物が固化し、これを取り出し、硬化
したのち、セロベンド材料を加熱または水蒸気の
吹付けにより除去する。
排出通路106を前述のように形成し、プレー
トの上面と底面を機械加工する。これは必要であ
ろう。
第9〜11図は3プレート型すべりゲートの他
の構造を示す。この構造において、中央プレート
112と底静止プレート111は多少異なつた構
造をもつ。
多孔質インサート156は中央プレート112
の長い方の部分に位置し、このインサート156
中の上向きにくぼんだ開口181を経てパイプ1
80からガスを供給される。インサート156と
パイプ180は金属プレート182上に位置す
る。金属プレート182は開口188をもち、こ
の開口188はパイプ180の端にある下向きの
対応する開口189と対向する。金属パイプ18
4はプレート112内に横方向にかつインサート
156と排出通路106との間に設置されてお
り、そして下向きの入口185と出口186とを
有する。入口185はダクト184aと出口18
6はダクト184bと連絡し、これらのダクト1
84aおよび184bはプレート112の下面に
開口をもつ。
第10および11図から明らかなように、底の
静止プレート111には2本のみぞ190および
191が形成されている。みぞ190および19
1はそれらの上面がプレート112の下面でカバ
ーされており、ガスのダクトとしてはたらく。み
ぞ190は金属またはセラミツクのそう入成分1
92から延びている。成分192はプレート11
1の端への入口として作用する。プレート111
において、みぞ190はプレート111の幅の約
半分だけを延びる横方向のみぞ193と連絡す
る。他方のみぞ191はみぞ193が出口194
と面する点から延びている。プレート111およ
び112の開いた位置において、冷たいガスは開
口192、みぞ190および開口184aを経て
冷却管184へ流入し、ここから他端において開
口184bおよびみぞ191を経て出口194へ
はいり、ここを経てプレートを冷却した熱ガスは
大気中へ自由にかつ安全に吹き出される。
プレート111および112が閉じた位置(す
べりプレート112の左から右への動きに相当す
る)にあるとき、開口188がみぞ193と連絡
しかつガスが入口192からインサート156中
を通るように、パイプ180は配置されている。
パイプ184はこの位置において閉じている。
第12および13図において、中央プレート1
12は中央の平らなダクト260を有する。この
ダクト260はプレート112の一端から排出通
路106付近に到達し、ここで2本のタマゴ形ダ
クト261および262に枝分かれし、これらの
ダクトは排出通路106を囲み、プレート112
の他端において出口をもつ。バーナーノズル26
4(または空気ランス)は平らなダクト260の
入口開口にそう入されており、これによりプレー
ト112は熱燃焼ガスで加熱される。空気ランス
を使用するとき、プレート112はプレート中に
吹き込まれる圧縮空気により冷却されうる。
図示されていないが、好ましい構造のダクト内
への入口開口を1または2以上のダクトに接線方
向に連絡させて加熱流体または冷却流体の循環を
改良できる。この配置は、1または2以上のダク
トが排出通路を取り囲むとき、とくに有用であ
る。
耐火コンクリートの実施例を次に記載する。こ
のような耐火コンクリートは、前述の装着部品、
およびガス透過性インサートを有する耐火部分、
とくに溶融金属を保持する容器に連合するすべり
ゲートノズル部分の製作に使用できる。
実施例 1 40重量%のAl2O3を含有し、粒度が0〜5mmで
ある80重量%の骨材を、40重量%のAl2O3含量を
有する20重量%の溶融アルミナセメントと混合
し、各100Kgの乾燥混合物につき12の水を加え
る。
装着部品の製造に対して、この混合物を型に注
入し、必要に応じて振とうにより詰める。十分に
固化したのち、コンクリート部分を型から取り出
し、貯蔵して硬化および乾燥する。
実施例 2 88重量%のAl2O3を含有し、粒度が0〜5mmで
ある80重量%のグヤナ(Guyana)ボーキサイト
を、70重量%のAl2O3を含有する20重量%のアル
ミナセメントと混合し、乾燥混合物100Kgあたり
10の水を加える。この混合物を実施例1に記載
するようにさらに処理する。
しかしながら、1500℃以上の融点をもち鋳造温
度が融点より50〜60℃高い温度である鋼を鋳造す
るのにプレートを使用する場合、プレートが耐え
なければならない条件はひじようにきびしく、い
つそう信頼性のある仕事を確保するためには特別
の組成物を使用しなければならない。
これらの条件はプレートの排出通路のヘリに対
するひじようにきびしい機械的および化学的腐食
の衝撃ならびに極端な熱衝撃からなり、注入開始
前のプレートの温度はわずか200〜300℃である。
このようなひじようにきびしい条件に対して、
5〜8重量%のアルミナセメント、2.5〜4重量
%の粉末状耐火材(粒度は50ミクロンより小、好
ましくは1ミクロンより小である)たとえば、カ
オリン、ベントナイト、微細シリカ、微細アルミ
ナ、微細マグネシア、微細クロマイトまたは微細
フオステライト、0.01〜0.30重量%のアルカリ金
属リン酸塩、アルカリ金属ポリリン酸塩、アルカ
リ金属炭酸塩、アルカリ金属カルボン酸塩または
アルカリ金属フミン酸塩からなる組成物の流動性
を増加するのに有効な剤、および87.7〜92重量%
の少なくとも1種の耐火性集合体、望ましくは粒
度が30mmを越えず、望ましくはすべてが10mmメツ
シユのふるいを通過し、約25%が0.5mmメツシユ
のふるいを通過する耐火性集合体を含有する耐火
コンクリートを使用することが好ましい。耐火性
集合体はカ焼耐火粘度、ボーキサイト、シリマナ
イト、アンダルサイト、コランダム、平板状アル
ミナ、炭化ケイ素、マグネシウム、クロマイトま
たはジルコンまたはそれらの混合物からなること
ができる。
このようなコンクリートの例は、次のとおりで
ある。
実施例 3 87.8〜92重量%の粒度0〜6mmの平板状アルミ
ナを、約80重量%のAl2O3、2.5〜4重量%の微細
アルミナおよび0.01〜0.3重量%のアルカリ金属
ポリリン酸塩を含有する5〜8重量%のアルミナ
セメントと混合する。乾燥混合物100Kgあたり5
の水を加える。この混合物を型に注入し、振と
うにより詰めることができる。
第14および15図は、ガス透過性インサート
156が埋め込まれている3プレート型すべりゲ
ートノズル装置の耐火コンクリートのすべりもし
くは中央プレート112を示す。インサート15
6は少量の接合剤ととも焼結したコランダムまた
はムライトの粗粒塊状物からなり、少なくとも
100ナノパーム(nanoperm)のガス透過性を示
す多孔質物体であることができる。
すべりプレート112の主要成分は、長方形の
中央窓201を含むプレスまたは注型した本体2
00である。注入(充てん時から容器を完全に排
出する時まで)が比較的短期間であることを考慮
して、この本体は比較的低い温度、たとえば400
〜500℃に加熱されるだけである(排出通路の壁
を1500℃以上に加熱する鋼を鋳造するとき)。こ
の理由のため、この本体200を耐火材で作るこ
とはかならずしも必要ではない。これにより重要
なことは、寸法的にとくに安定でありかつ前述の
種類の温度衝撃に対して不感性であつて、その結
果この本体200がすべりプレート112の実際
のゲート部分に対する耐久性ある骨組として作用
できる材料を選択することである。
窓201は部材202を含み、この部材202
は本体200と同じ厚さをもつが、窓201内に
わずかのすき間をもち交換が容易になつている。
部材202は面取りされたヘリ203と、すべ
りプレートを通る金属のための排出通路106を
形成する注入円筒状スリーブ205とを有する。
このスリーブは、高度に耐火性の塊状物をプレス
および焼成するか、注型することによつて製造で
きる。すべりプレートのコストをそれほど増加さ
せないで、このスリーブを高度の品質の材料、た
とえばジルコンから構成でき、その大きさおよび
形状を標準化することができ、そしてこのスリー
ブはプレートの全体積の小部分のみを構成するで
あろう。
部材202は、問題の溶融金属の攻撃性を考慮
して選んだ性質の耐火コンクリートからなる。ほ
とんどの場合において、実施例3に具体的に述べ
たコンクリートはこの場合の要件を満足するであ
ろう。部材205を好ましくは使用する場合、部
材202は低品質の材料、たとえば実施例1およ
び2に記載したような材料から作ることができ
る。
部材202はその中に埋め込まれたガス透過性
インサート156を含む。インサート156は金
属プレート182により支持されている。金属プ
レート182は開口188をもち、この開口18
8は金属管180の一端にある開口189と連絡
する。金属管180の他端は、ガス透過性インサ
ート156の底の分配室208内へ開口する。
ガス透過性インサート156、管180および
金属プレート182を組み立て、耐火コンクリー
トの注入前に、209で示すように接合もしくは
結合する。
第16,17および18図は、すべりプレート
112が第14および15図のすべりプレートに
相当する3プレート型すべりゲートノズル装置を
示す。
下の固定プレート111は支持フレーム131
内のモルタル131′でつくつたベツド中に設置
されている。この3プレート型すべりゲートノズ
ル装置を通る金属排出通路は、一般に106で示
されるが、排出通路をライニングするスリーブは
省略されている。
下の固定プレート111はその上面にみぞ15
4を含む。このみぞ154は、供給ダクト155
とガス透過性インサート156にガスを供給する
ための結合ガス管157と連絡する。第16図に
示すようにゲートが広く開いているとき、ガスは
はいることはできない。
しかしながら、第17図に示すようにゲートが
部分的に閉じているとき、ガスがはいる開口は部
分的にカバーされず、ある量のガスは排出通路1
06中へすでにはいつている。
最後に、ゲートが第18図のように完全に閉じ
ているとき、ガス供給開口は完全にカバーされ
ず、ガスは最高速度で排出通路106へ流入す
る。
みぞ154はこのように下の固定プレート11
1中に位置し、その長さはすべりプレート112
の閉じる運動の間ガス透過性インサート156が
排出通路106へはいるときガス管157、ガス
ダクト155、みぞ154および管180を経る
ガスのガス透過性インサート156への供給が開
始されるような長さであり、かつすべりプレート
112が閉じた位置にあるとき完全な速度のガス
のガス透過性インサート156への供給が確保さ
れるような長さである。
第19図は、2プレート型すべりゲートノズル
装置の一態様を示し、この態様においてすべりプ
レート165は固定プレート169と協働し、固
定プレート169はその下面にみぞ177を含
み、このみぞ177にはダクト183とガス供給
管183aを経てガスが供給される。
この2プレート型すべりゲートは金属排出通路
106を形成する。すべりプレート165は、ダ
クト179および分配室178を経てガスを受け
取るガス透過性インサート156を含む。分配室
178は金属プレート178aでカバーされてい
る。ガスは第16,17および18図における3
プレート型すべりゲートの場合と同じように供給
される。
固定プレート169は、ホルダー174内のモ
ルタル176中に収容されている。
第20〜22図は、ノズルレンガまたはスリー
ブへの応用における本発明の第9態様を示す。
第20図は、溶融金属を保持する容器の底部レ
ンガ54のモルタル層213内に所定位置に保持
されたノズルレンガ212を示す。
別法として、モルタル層213は、難燃フエル
トまたはセラミツク繊維材料のジヤケツトと置き
換ることができる。本発明の目的に対して、この
ジヤケツトを円すい形表面のノズルレンガまたは
スリーブ212に固定し、コンクリートを注入す
ることがとくに有利である。このようにして達成
される利点は、耐久性である。すぐれた密封を提
供するが、ジヤケツトは底部レンガ54の内壁へ
接着しないであろう。したがつて、スリーブ21
2は底部レンガ54に損傷を与えないでよりはや
く容易に取りはずしでき、一方ジヤケツトとスリ
ーブとの間の予備形成結合はスリーブの正確な位
置づけと、スリーブ212をはずすときのジヤケ
ツトの容易な取りはずしとの両者を確保する。
スリーブ212は耐火コンクリートからなるこ
とが重要である。なぜなら、スリーブ212の周
囲表面上に一定厚さの層を形成するこのようなジ
ヤケツトを運転上安全に施こすためには、スリー
ブの製作において全体の寸法および角度の触密許
容差を観測することが必要であるからである。こ
れは耐火コンクリートを使用するとき確保され
る。焼成材料の場合において、経験によるとこの
ような精密許容差は経費のかかる引き続く機械加
工によらなければ実現されえない。
耐火性セラミツク繊維およびフエルト材料は、
好ましくは厚さが3〜4mm、かさ重量170〜210
Kg/m2、たとえば192Kg/m2、繊維ゲージが約3
〜4ミクロンである。この材料は、好ましくはそ
の半分の厚さに圧縮できる。すべりゲートノズル
を約1260℃までの温度の金属溶融物の鋳造に使用
する場合、適当なフエルトは約52重量%のSiO2
と、48重量%のAl2O3を含有するであろう。約
1500℃までのこれより高い温度に対して、たとえ
ば、54.5重量%のSiO2、42.3重量%のAl2O3と3.2
重量%のCr2O3を含有し、融点が1650℃以上のク
ロムアルミニウムシリケートを基材とするフエル
トを使用するとよい。
スリーブ212はガス透過性インサート215
を含み、このインサート215は好ましくは金属
シリンダー216で取り囲まれており、このシリ
ンダー216はガス分配室217をつくるすき間
を残す。シリンダー216の端は金属排出通路5
5から十分に離して、耐火コンクリートの断熱作
用により保護する。ガスダクト218を設け、こ
れは鋳込み長さの管(図示せず)によつて形成で
き、またはレンガに穴あけできる。次いで、ガス
を管219を経て多孔質インサートに供給でき
る。この管219はとりべの底とそのレンガのラ
イニングとの間に位置し、プレートのフレーム5
8の外側の底52を経て出る。好ましいならば、
管219は底52と固定プレート67の上のフレ
ーム58との間に位置することもできる。
上記スリーブ212は、第21図に示すよう
に、心220および221を設て注入により型2
22内に生成できる。心220を反転した型形状
物222の底へ導入し、金属スリーブ216とイ
ンサート215とを金属デイスク216a上に置
き、心の円すい部分228で保持する。耐火フエ
ルトのジヤケツトをスリーブ212とノズルレン
ガとの間に位置させて密封を形成する場合、予備
成形した円すい形のフエルトジヤケツト213a
を形状物の内側に位置させる。次いで、心221
を心220の一端上に位置させる。耐火コンクリ
ートを形状物に注入し、固化した注型物を完全に
硬化するまで貯蔵する。最後に、ダクト218を
穴あけにより形成する(第20図参照)。
第22図は、好ましい形状寸法のガス透過性イ
ンサート215の詳細に関する。これは一般に正
方形の断面を有し、ヘリが面取りされていて円筒
状スリーブ216へはまることができるようにな
つている。このようにして形成された4つの空ど
うは、分配室217である。いくつかの空どう間
の連絡は、周辺のみぞ224および225によつ
てなされる。
実施例 4 鋳造とりべに適合するすべりゲートノズルのガ
ス透過性または多孔質のインサートは、次のよう
にして製造できる。
原料:−粒度0.5〜3mmおよび1〜3mmの高純度
コランダム。
結合材:− (a) 43%以上のAl2O3を含有する粘土:5重量%
まで(粒度0〜0.25mm) (b) アルミニウムホスフエート:1.5重量%まで
(50%の水溶液)。
この混合物からレンガを500〜600Kp/cm2の圧
力下に詰め、次いでこの詰めた塊状物を1600℃に
おいて4時間以上にの間かまで焼く。
このレンガの物理的性質は、次のとおりであ
る。
ガスの透過性 500〜700ナノパーム 冷時圧縮強さ 250〜350Kp/cm2
多少の一般的説明は、助けとなるであろう。開
孔率(容量%)は、「ウオツシユバーン
(Washburn)」法で決定する。これに関して、透
過性の穴の体積は全多孔度のほんの一部分である
ことを強調すべきである。
ガス透過性(DIN51 058による)はナノパー
ムで測定する。1ナノパームは10-8パームに相当
する。1パームのガス透過性は、ガスの粘度が1
ポアズであるとき、透過性物体の1cm厚さを1ダ
イン/cm2の圧力差で追いやられる/c.c./cm2/秒の
ガス流として定義する。
さて、第23図について説明する。この図面
は、溶融金属を含有するための容器の2プレート
型すべりゲートノズルの可動すべりプレート63
を示す。このようなすべりゲートは技術分野で知
られているので、このゲートの固定プレートは図
示されていない。
すべりプレート63は、溶融金属が通るオリフ
イス55を含む。それは金属フレーム64により
支持されている。
そのすべり面からはなれたすべりプレート63
の側は、平らな金属シートまたは平らな金属プレ
ートの形をした金属強化材229を有する。この
強化材229はすべりプレート63の全下面を横
切り、そして圧縮力またはせん断力がそれを動か
さないようにプレートへ接続されている。
ゲートが運転されているとき生ずる支持フレー
ムからすべりプレート63への押圧力を伝えるた
め、支持フレーム64には突部232および23
3が形成されており、これらは強化材229によ
り形成された対応する形をした肩230および2
31と協働する。支持フレーム64上の突部23
2および233は、すべりプレート63の動く方
向を横切つて延びるリブであることができ、これ
らのリブの長さはすべりプレート63の幅に実質
的に等しい。
これらのリブもしくは突部232,233の長
さおよび突部は特定のすべりゲートノズルにおい
て生ずる要求に応じるように配置されることがわ
かるであろう。第23図において、支持フレーム
64上の突部232および233は金属の通路の
オリフイス55から比較的短かい距離で配置され
ているので、すべりプレート63の比較的にほん
のわずかのたわみが使用のさい生じうるだけであ
る。
すべりプレート63がさらに著しく曲がるよう
にしたい場合、支持フレーム64上の突部232
および233ならびにすべりプレート63の対応
する肩230および231はさらにはなれて位置
することができ、さらに詳しくは第24図に示す
ように突部232と肩230はすべりプレート6
3の端近くに位置できる。
支持フレーム64上の突部232および233
と強化材229の肩230および231は、すべ
りゲートが運転されているとき、直接に係合して
いることがわかるであろう。
第25および26図に示す態様において、強化
材は再び平らな金属シールまたは平らな金属プレ
ート235からなる。この強化材は、すべりプレ
ート112の下面のより大きい部分にわたつて延
び、溶融金属のオリフイス106の直径より大き
い直径の開口236を含む。好ましくは、強化材
235中の開口236の直径は、オリフイス10
6の直径を120〜300%、好ましくは140〜200%の
範囲の量で越えることができる。結局、耐火コン
クリートをすべりプレートの製造のさい注入する
とき、オリフイス106と強化材の開口136と
の間のすき間は耐火コンクリートで充てんされ、
このようにして強化材235は鋳造が進行してい
る間注がれる金属から十分に断熱されるであろ
う。
強化剤235には6つのタブ237が形成され
ており、これらは強化材のヘリに一体的に形成さ
れており、上向きに曲がつてすべりプレートの側
面と端を外から包む。
第27,28および29図は、この型の強化材
の3つの変形態様を示し、各場合においてこれら
は前述のようにオリフイス106の直径を越える
直径の開口236を含む。
第27図に示す態様において、強化材は部分2
38および239からなり、これらの部分は強化
材により規定される一般平面より外側に曲がつて
いる。第25および26図におけるタブ237と
類似する方法で、これらの曲がつた部分は強化材
とすべりプレート112の本体との間に生じうる
張力、圧縮力およびせん断力を吸収するかたい固
定物をつくり、この固定または機械的な組み合い
はプレートを耐火コンクリートから注型により製
造するとき発生する。
第28図に示す態様において、強化材はくぼみ
240を含み、これらは同様な方法で強化材とす
べりプレートの本体とをかたく固定する。この態
様の変形において、くぼみ240の代わりに穴あ
けされたループを使用することにより、コンクリ
ートがループに透過しかつ一直線の底面を形成で
きるようにし、これによつて耐火コンクリートと
金属強化材との間の組み合いを増大できる。
第29図に示す態様において、唯一の相違は強
化材が穴あけされていることである。
第30図は、3プレート型すべりゲートノズル
を示し、このすべりゲートノズルにおいてすべり
プレートは第25および26図に示す形を有す
る。すべりゲートノズルの固定プレート110お
よび111はシート状金属強化材235に似たシ
ート状金属強化材を有し、上の固定プレート11
0はその上面に強化材を有し、そして下の固定プ
レート111はその下面にそれを有する。
シート状金属強化材のおのおのには第25およ
び26図に示すようなタブ237が形成されてい
て、これらのタブ237はその中に埋め込まれて
いる間プレート110,111および112の側
面と端を外側から包む。
支持フレーム118は上の固定プレート110
と連合し、支持フレーム131は下の固定プレー
ト111と連合する。両方のフレーム118およ
び131にはそれらのプレート110または11
1と面する側に複数の突出部または支持接触部2
45が形成されており、シート状金属強化材はこ
れらの接触部に対して支持される。これにより、
固定プレート110および111は、モルタルを
使用しないで、自動的に正確に取り付けられる。
必要ならば、本発明によつて強化されたすべり
プレートは従来のプレスされ焼成されたプレート
により到達される厚さよりも薄くすることができ
る。たとえば、長さ対厚さの比を15:1より大、
たとえば20:1〜25:1またはこれより大きくさ
えすることができる。
第31〜33図は注型したすべりプレート63
を示し、このすべりプレート63はプレートの両
側に沿つて延びるT字形材250および251に
よりその下面に形成され、3枚の溶接された横方
向のプレート252,253および254によつ
て組み合つた縦方向および十字方向の強化要素を
含む。
第34図はすべりプレート312の平面図であ
り、このすべりプレートは前述のすべりプレート
に似た金属の強化材を含むが、これは上から見る
ことはできない。開口314のみを見ることがで
き、これは第35〜39図に関連して後述するよ
うな方法で金属シートで強化されている。
適当な突部または接触部で都合よく形成された
破線で示す支持要素315は、すべりプレート面
する支持フレーム(ここでは図示せず)の側に設
けられている。すべりプレートの強化材はこれら
の支持接触部上に静置されている。結局、強化さ
れたすべりプレート312は排出通路55の区域
において自由にけん垂されている。このようにし
てこのプレートは、使用のさい生ずる力の作用に
より、多少変形できる。
本発明のこの面に従うすべりプレートの製造
を、第35〜39に関連してさらに詳しく説明す
る。
第35図は型401を示し、この型401内に
第37図に示す用意した強化材402をまず所定
位置に置く。図示した場合において、強化材40
2はキヤツプ405によりカバーされた管状金属
そう入物404を含む金属シート(またはプレー
ト)403からなる。突出部、たとえば金属のピ
ンまたはボスの形の突出部406をシート状金属
強化材403へ溶接する。これらのピン406は
機械的組み合いをつくり、このようにして強化材
402とすべりプレートを構成する耐火コンクリ
ートとをきつく固定する。ほかの好ましい変形に
おいて、ピン406に幅広い頭、タングまたはみ
ぞを形成して金属強化材の耐火コンクリートへの
組み合いを増大する。
型401の底は穴407を含み、これを経て突
出装置408を入れて仕上げすべりプレートを型
から突出できる。この作用は第36図に線図的に
示されている。
第35図に示されている場合において、型40
1は耐火コンクリートを注入し、これを、たとえ
ば振とうにより、詰めることによつてすべりプレ
ートを製造するために作られたものである。この
ようにして型401を耐火コンクリートで充てん
し、ヘリより上のコンクリートをすくい取り、こ
れを型401の底に平行に機械加工する。
キヤツプ405は、その目的が管状強化そう入
物404中への耐火コンクリートの侵入を防止す
ることにあるので、任意の適当な材料からなるこ
とができる。しかしながら、キヤツプを鋼上に溶
接されたものとして形成する場合、それは機械的
組み合いを増加することもできるであろう。
第36図は、前述のように、コンクリートが初
め固化したらすぐにプレートを型から押出すこと
を線図で示す。強化シート402は支持体として
はたらき、すべりプレートが貯蔵およびほかの処
理(硬化、乾燥など)の間たわむのを防止する。
同時に、型401はこのようにしてただちにさら
に使用できる状態にある。
第38図は、従来の種類の支持フレーム411
の一部分の側面線図である。本発明によれば、こ
の支持フレーム411に引き続いてかたく取り付
けられたボスまたはスタブ409を設け、その直
径は強化材402における管状そう入物404に
すべりばめするように計算した直径である。
第39図は、支持フレーム411と組み立てる
ための強化されたすべりプレート413を示す。
この強化金属シート402はデイスク412上に
のり、このデイスク412は垂直方向の力を吸収
し、これを支持プレート411を経て図示しない
方向に伝える。そう入物404内のボス409は
すべりプレートを水平方向の変位に対して支持フ
レーム411内に固定するが、水平方向の膨張は
防止しない。また、ボス409はすべりプレート
の運転時の全押圧力を吸収する。このボス409
による強化材402を経るプレート413のコン
クリート成分への伝わりは、突部、突出部または
スタブ406および管404によつてなされる。
すべりプレートの図示した長い側面上のデイス
ク形支持部材412は、図示されていないが、第
30図の接触部245および第34図の接触部3
15に類似する短かい側面上の少なくとも1つの
対応する接触部に相当する。
前述の態様において、生じた曲がり応力は強化
材によつて吸収される。第34図による態様と同
様に、これによりすべりプレートは、曲がること
によつて、溶融金属の排出通路付近における局部
加熱で生ずる熱膨張の不都合な圧縮応力を解放す
るという利点が得られる。さらに、これらの接触
部を設けることによつて、強化材を正確な静的計
算位置に動かすことができる。
さらに、ボス409は必要に応じて中央の穴を
有し、これにガスを通すことができることを述べ
なくてはならない。
前記のすべりゲートノズルに使用できる耐火コ
ンクリートの例は、前記実施例1、2および3に
記載されている。
第35〜39図の配置の変形において、支持フ
レーム411に管404を収容する大きさの穴あ
け、管404を強化要素402を経て下向きに延
びこませて、フレーム411中の前記穴に係合さ
せる。次いで、この管を使用流体の入口として使
用でき、プレート内で使用流体のダクトと連絡で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、3プレート型すべりゲートノズル装
置の中央プレートの第2図の線−から見た断
面線図であり、本発明の第1態様に従つて形成さ
れたダクトを含む。第2図は、第1図の線−
から見たプレートの断面図である。第3図は、形
成されたダクトと多孔質インサートとを含む本発
明に従う中央プレートの第2態様の線図である。
第4図は、第3図の線−からの第3図のプレ
ートの断面図である。第5図は、第6図の線−
からの第3および4図に示す態様の変更の断面
図である。第6図は、中央プレートの第5図の線
−からの断面線図と第5図に示す態様の底プ
レートの平面図である。第7図は、本発明に従う
中央プレートの第3態様の第8図の線−から
の断面線図である。第8図は、第7図の−か
らの第7図に示すプレートの断面図である。第9
図は、本発明に従う中央プレートおよび底の静止
プレートの一部分の第4態様のタテ中央線からの
断面線図である。第10図は、第9図の線−
からの第9図に示す態様の断面図である。第11
図は、第9図に示す態様の底の静止プレートの上
面の平面線図である。第12図は、直接加熱でき
るダクトが設けられた3プレート型すべりゲート
ノズル装置における中央プレートの第5態様の第
13図の線−からの断面線図である。第
13図は、第12図の−からの第12図
に示すプレートの断面図である。第14図は、本
発明に従うガス透過性インサートを内部に埋め込
んで含む3プレート型すべりゲートノズル装置の
中央プレートの第6態様の断面線図である。第1
5図は、第14図に示すプレートの平面図であ
る。第16図は、開口位置で示すプレート内に埋
め込まれたガス透過性インサートを有する、本発
明に従う中央プレートの第7態様を示す、金属溶
融物を保持するための容器の3プレート型すべり
ゲートノズル装置の断面図である。第17図は、
部分的に閉じた位置にある中央もしくはすべりプ
レートを示す第16図に対応する断面図である。
第18図は、閉じた位置にある中央のすべりプレ
ートを示す第16図に対応する断面図である。第
19図は、本発明の第8態様、すなわちガス透過
性インサートを内部に埋め込んで含むすべりプレ
ートを有する2プレート型すべりゲートノズル装
置の断面図である。第20図は、本発明の第9態
様、すなわち金属溶融物を保持するための容器の
金属排出通路にガス透過性インサートを含むノズ
ルの断面図である。第21図は、第20図に示す
態様を製造できる方法を示す断面線図である。第
22図は、第21図に示すガス透過性インサート
の第21図の線XII−XIIの断面図である。第2
3図は、金属強化材を含むすべりプレートで例示
した本発明の第10態様の断面線図である。第24
図は、変更した構造を示す第23図に類似する図
面である。第25図は、本発明の第11態様を示す
平面図である。第26図は、第25図に示す態様
の縦断面図である。第27図は、本発明の第12態
様の縦断面図である。第28図は、本発明の第13
態様の縦断面図である。第29図は、本発明の第
14態様の縦断面図である。第30図は、本発明の
第15態様の縦断面図である。第31図は、本発明
の第16態様の縦断面図である。第32図は、第
31図に示す態様の上から見た図である。第33
図は、第32図の線−からの断
面図である。第34図は、上から見た本発明の第
17態様の図である。第35図および第36図は、
金属強化材を有するすべりプレートを製造する一
方法を示す。そして、第37図、第38図および
第39図は、金属強化材を有するすべりプレート
を製造する他の方法を示す。 55……排出通路、58……フレーム、63…
…すべりプレート、64……フレーム、67……
固定プレート、106……排出通路、110,1
11……固定プレート、112……すべりプレー
ト、131……フレーム、131′……モルタル、
118……フレーム、150……ダクト、151
……入口開口、152……出口開口、154……
みぞ、155……ダクト、156……インサー
ト、157……ガス管、160……本体、165
……すべりプレート、167……すき間、168
……耐火セメント、169……固定プレート、1
70……入口、171……出口、172……み
ぞ、175……インサート、176……モルタ
ル、177……みぞ、178……分配室、178
a……金属プレート、179……ダクト、182
……金属プレート、183……ダクト、183a
……ガス供給管、184a,184b……ダク
ト、185……入口、186……出口、188,
189……開口、190,191……みぞ、19
2……開口、193……みぞ、194……出口、
200……本体、205……スリーブ、208…
…分配室、212……スリーブ、213……モル
タル層、213a……フエルトジヤケツト、21
6……スリーブ、217……分配室、218……
ダクト、219……管、220,221……心、
222……型、224,225……みぞ、229
……強化材、230,231……肩、232,2
33……突部またはリブ、235……強化材、2
36……開口、237……タブ、240……くぼ
み、245……接触部、250,251,25
2,253,254……強化要素、260,26
1,262……ダクト、312……すべりプレー
ト、314……開口、315……接触部、401
……型、402,403……強化材、404……
そう入物、406……突出部、407……穴、4
09……ボス、411……フレーム、413……
すべりプレート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プレート112の少なくとも一部が耐火コン
    クリートでつくられており、熱媒または冷媒を導
    くための少なくとも一つのダクト150が耐火コ
    ンクリート中にプレートのすべり面に対して実質
    的に平行に配置されていることを特徴とする、溶
    融金属を収容した容器をすべり閉鎖するための取
    替え可能な耐火性装着プレート。 2 ダクト150が金属、セラミツクまたは他の
    耐熱管から形成されている、特許請求の範囲第1
    項記載のプレート。 3 ダクト150がプレートを横切る排出通路1
    06のまわりを少なくとも180゜の円で取り囲んで
    いる、特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    プレート。 4 入口開口151がダクト150に対して接線
    方向に連絡するように配置されている、特許請求
    の範囲第3項記載のプレート。 5 プレート112を二成分に分け、一方のプレ
    ート成分160に開いた溝を形成し、該開いた溝
    に他方のプレート成分161を載せることによつ
    てダクト150を形成する、特許請求の範囲第1
    〜4項のいずれかに記載のプレート。 6 セラミツクまたは鋼製のプレート成分161
    を使用する、特許請求の範囲第5項記載のプレー
    ト。 7 プレート112の少なくとも一部が耐火コン
    クリートでつくられており、熱媒または冷媒を導
    くための少なくとも一つのダクト150が耐火コ
    ンクリート中にプレートのすべり面に対して実質
    的に平行に配置されている、溶融金属を収容した
    容器をすべり閉鎖するための取替え可能な耐火性
    装着プレートをコンデイシヨニングする方法にお
    いて、プレート112の中に設けられた少なくと
    も一つのダクト150に熱媒または冷媒を作業流
    体として通すことを特徴とする方法。 8 熱媒として燃焼ガスを使用する、特許請求の
    範囲第7項記載の方法。 9 冷媒として圧縮空気を使用する、特許請求の
    範囲第7項記載の方法。 10 作業流体としての不活性ガスを、開位置に
    おいてプレート112の冷却のために使用するか
    或いは閉位置において排出通路106の洗浄のた
    めに使用する、特許請求の範囲第7項記載の方
    法。
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