JPH0142782B2 - - Google Patents

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JPH0142782B2
JPH0142782B2 JP755285A JP755285A JPH0142782B2 JP H0142782 B2 JPH0142782 B2 JP H0142782B2 JP 755285 A JP755285 A JP 755285A JP 755285 A JP755285 A JP 755285A JP H0142782 B2 JPH0142782 B2 JP H0142782B2
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gripper
wire
shaft
wire rod
swinging
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Heizaburo Kato
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Sankyo Manufacturing Co Ltd
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Sankyo Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0142782B2 publication Critical patent/JPH0142782B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F1/00Bending wire other than coiling; Straightening wire
    • B21F1/02Straightening
    • B21F1/026Straightening and cutting

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、連続線材を把持して所定長さで移
送させるグリツパ装置に付設させて、該連続線材
の送り長さを長短変換させる変換装置に関するも
のである。
(従来の技術) 一般に、上記グリツパ装置は、案内軸に沿つて
往復移動自在に軸支されると共に該往復移動動作
と同期して該往動時には往動方向に引張り通され
る線材を挟持し復動時には前記線材を開放する把
持部材を有する。
従つて、このグリツパ装置による線材の送り長
さは、グリツパ装置の上記往動長さと一致するも
のであるが、グリツパ装置を形成するグリツパブ
ロツクの底面には案内溝が形成されて、この案内
溝に別途揺動アームに突設されたブロツク体が挿
入されることにより、揺動アームの揺動動作に連
動してグリツパ装置がその上記案内軸に沿つて往
復移動する構成となつている。
ところで、従来における線材の送り長さの変
換、すなわち、上記グリツパ装置の往復動長さの
変換は、ボルト及びナツトによる調整手段の調整
操作により上記揺動アーム上のブロツク体の突設
位置を揺動アームの長手方向に沿つて移動調整さ
せ、揺動アームの揺動支点からブロツク体の突設
位置迄の長さを変えることにより行なつていた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、このような従来の変換装置では、揺
動アーム上の上記ボルト及びナツトによる調整手
段を直接螺回操作して線材の送り長さを変換させ
る必要があるため、上記操作中は線材の送り装置
及び通常該装置の前後に設けられる線材の曲がり
矯正装置及び切断装置の動作を止める必要があ
り、非能率であつた。
他方、所定長さに切断された真直な線材の用途
は、小型モータのスピンドル、ニードルベアリン
グのニードル等多岐にわたるものであり、多種の
ものが多量に要求され、装置に休止は最小限にす
る必要がある。
この発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
で、装置を休止させることなく線材の連続送り作
業を行なわせながら、容易にその送り長さを変換
出来る変換装置を提供することを目的とするもの
である。
(問題点を解決するための手段) この発明の線材の送り量変換装置は、第13図
及び第14図、並びに第5図乃至第7図の実施例
に示すように、案内軸46に該案内軸46に沿つ
て往復移動自在に軸支されると共に該往復移動動
作と同期して該往動時には往動方向に引張り通さ
れる線材を挟持し復動時には前記線材を開放する
把持部材を有するグリツパ装置3,4と、該グリ
ツパ装置を形成するグリツパブロツク48の底面
に形成された案内軸48dに摺動自在に挿入され
たブロツク体82を有する揺動アーム77,78
と、該揺動アームが先端部に取り付けられた揺動
回転自在の中空ターレツト軸75,76と、該中
空ターレツト軸75,76の基端部側のフレーム
に別途軸支された下部調整軸87及び前記中空タ
ーレツト軸75,76の先端部側に軸支された上
部調整軸85を前記中空ターレツト軸75,76
の内空を通つて連動連結するベルト88と、前記
上部調整軸85の回動により前記ブロツク体82
を前記揺動アーム77,78の長手方向に沿つて
移動調整させる調整手段(第13図の実施例では
歯車86,84及び連動棒83)とを具備するこ
とを特徴としている。
(作用) 上記の構成において、駆動源(図示せず)によ
り、下部調整軸84を正逆所定量回転駆動させる
ことにより、ベルト88を介して上部調整軸85
を所定量回転駆動させる。すると調整手段を介し
て、ブロツク体82が、揺動アーム77,78の
長手方向に沿つて所定量移動せしめられ、揺動ア
ーム77,78の回転中心(中空ターレツト軸7
5,76の回転中心と一致)と上記ブロツク体8
2の中心までの距離L(第13図)が調整されて
ブロツク体82の移動距離が調整される。
他方、グリツパ装置3,4は、その底面の案内
溝48に挿入されるブロツク体82の移動時に、
該ブロツク体82に押されて往復移動するが、上
記ブロツク体82の上記の移動距離の調整により
グリツパ装置3,4の移動距離も調整されて、グ
リツパ装置3,4の往動時に送られる線材Wの送
り長さが調整される。
(実施例) 以下、図示の一実施例によりこの発明を説明す
る。
第1図は、この発明に係る線材の送り長さ変換
装置が設けられた線材加工装置の全体を示す正面
図、第2図は同平面図、第3図は同右側側面図で
ある。この線材加工装置は、例えばボビンBに巻
かれた線材Wを装置内に挿入して線材Wのクラン
プと送りを行ない、線材Wの送り方向(下流方
向)に対して上下および左右方向に線材に対して
曲げ加工を施す第1の線材矯正装置1と、この第
1の線材矯正装置1の下流側に位置され、線材W
の移送中心を回転中心として回転して線材Wの曲
がりを送りながら矯正して真直にする第2の線材
矯正装置2と、上記第2の線材矯正装置2の下流
側で、かつ上記第1及び第2の線材矯正装置1,
2の線材移送中心を結ぶ線材移送路上に設けら
れ、第1及び第2のグリツパ装置3,4などを有
し、線材を線材矯正装置の下流側に連続的に引張
り送ると共に、少くとも第1あるいは第2のグリ
ツパ装置3,4により線材Wをクランプ、アンク
ランプし、線材Wをクランプ状態で任異長さに切
断するグリツパフイード装置5と、上記第2の線
材矯正装置2及びグリツパフイード装置5を駆動
する駆動源としてのモータ6とで大略構成されて
いる。
第1の線材矯正装置1は、定位置で自転する多
数の矯正ローラ18と線材W引込用線材送りハン
ドル17を有する。また、第2の線材矯正装置2
は、線材Wの外周方向に公転する多数の矯正ロー
ラを有する矯正ローラ受け26,35を有してい
る。
次に、グリツパフイード装置5について第4図
から第7図により説明する。このグリツパフイー
ド装置5は、第1及び第2のグリツパ装置3,4
と、該グリツパ装置3,4を揺動回転及び往復直
線運動させる駆動装置42とを有し、線材の切断
長さ変換装置43が付設されて基台B上に設置さ
れている。
上記第1及び第2のグリツパ装置3,4は、略
同様の構成である。第1及び第2のグリツパ装置
3,4は、第4図から第6図に示すように、ハウ
ジング44の上部に固着された枠対45には、そ
の上部位置に線材の送り方向と同方向に沿つて案
内軸46が支承されており、この案内軸46の下
方には案内軸46と略平行に揺動回転軸47が枠
体45に対してメタル45a,45aを介して回
転自在に支承されている。また上記案内軸46に
は、第8図及び第9図に示す様に、グリツパブロ
ツク48,49がスライドメタル50を介して取
り付けられており、該グリツパブロツク48,4
9は案内軸46の軸周方向に各々に回転可能で、
かつ軸方向に両者一体として摺動可能となつてい
る。このグリツパブロツク48,49の上部に
は、相対する支持片部48a,49aが形成され
ていて、支持片部48a,49間には、あらかじ
め所定量圧縮されたスプリング51が装着されて
いると共に、グリツパブロツク48,49の下部
には、前記揺動回転軸47の角軸部47aを挟み
こむ挟持脚48b,49bが振り分けて形成され
ている。上記角軸部47aには、第15図と第1
6図に示すように一方及び他方の半円筒体52,
53が取り付けられており、これらは互いに軸方
向にずれると共に一方は角軸部47aの軸中心よ
り下部に、他方は軸中心より上部に位置されてい
ると共に、上記挟持脚48b,49bの各内面、
すなわち角軸部47aの半円筒体52,53に対
接する内面には、半円筒形の係合溝48c,49
cが形成されており、揺動回転軸47の揺動回転
運動に応じて、各グリツパブロツク48,49
は、案内軸46の軸心を支点として互いに逆方向
に揺動回転されるようになつている。
また、上記グリツパブロツク48の下端には、
案内軸48dが形成されており、第1及び第2の
グリツパ装置3,4の各案内軸48dには、後述
する駆動装置42の第1と第2の揺動アーム7
7,78が各々係合されて、グリツパブロツク4
8,49が各案内軸46に沿つて往復直線運動さ
れるようになつている。
次に、第1のグリツパ装置3側のグリツパブロ
ツク48の側面取付部48eには、第10図と第
11図に示すように一方のアタツチメント54が
取り付けられ、グリツパブロツク49の側面取付
部49eには他方のアタツチメント55が取り付
けられていて、上記アタツチメント54にはU字
断面を有すバネ部材56の一方端が固着されてい
ると共に、アタツチメント55の下面には線材W
を案内保持する一方の保持溝55aが形成されて
おり、上記バネ部材56には他方の保持溝56a
が形成されている。
しかして、上記一方及び他方の保持溝55a,
56a間に線材Wが導かれて、グリツパブロツク
48,49が互いに反対方向に揺動回転され、ア
タツチメント54,55が互いに内方向にずれる
に伴い、線材Wがバネ部材56の付勢力により線
材Wをクランプできる構成となつている。
一方、第2のグリツパ装置4側のグリツパブロ
ツク48,49の側面取付部48a,49aに
は、第11図に示すように、例えば超硬材により
形成された線材Wを切断する第1及び第2のカツ
ター57,58が取り付けられており、各カツタ
ー57,58には線材Wの搬送路としての貫通孔
57a,58aが形成されている。また、上記第
2のカツター58の側部には一方のアタツチメン
ト59が取り付けられていると共に、グリツパブ
ロツク48側には、上記アタツチメント59と対
向して他方のアタツチメント60が取り付けられ
ており、アタツチメント60側に一方端が固着さ
れたU字断面を有するバネ部材61には、線材W
を案内保持する他方の保持溝61aが形成されて
いると共に、上記アタツチメント59の下面には
一方の保持溝59aが形成されている。
しかして、上記一方及び他方の保持溝59a,
61aと第1及び第2のカツター57,58の貫
通孔57a,58aとは同一軸上に位置されこれ
らの間に線材Wが導かれて、グリツパブロツク5
9,60が互いに反対方向に揺動回転されると、
アタツチメント59,60が互いに内方向にずれ
るに伴い線材Wがバネ部材61の付勢力により線
材Wをクランプすると同時に、第1と第2のカツ
ター57,58が互いに反対方向にずれ、貫通孔
57a,58aの位置が相対的にずれて線材Wを
切断し、切断された線材Wは貫通孔57aの下流
側に付設された排出V字溝62a及び切断線材排
出出路62bを経て次段へ排出されるようになつ
ている。
次に、上記第1と第2のグリツパ装置3,4に
揺動回転運動及び往復直線運動を行なわせる駆動
装置42について第4図から第7図により説明す
る。
ハウジング44に横架支持された入力カム軸6
3は、第1図に示すようにモータ6にプーリ63
a,6b及びベルト6cを介して回転自在とされ
ており、第1と第2の板カム64,65と第1と
第2の立体カム66,67が嵌合されている。
上記板カム64,65の回転により従動操作さ
れる従動系は同等であり、第12図に示すように
カム面64a,65aには、直動従節軸68に回
転自在に軸支されたローラフオロア68aが当接
されており、この直動従節軸68は摺動部材69
を介して上記ハウジング44に上下方向に摺動可
能に取り付けられている。また摺動部材69の上
部にはスリーブ70が取り付けられており、この
スリーブ70内には、スプリング70aが直動従
節軸68の段付部68bとスリーブ70の内底部
間に介在されていて、常にこのスプリング70a
の付勢力により板カム64,65とローラフオロ
ア68a間で予圧が作用する構成となつている。
そして、上記直動従節軸68のブツシユロツド先
端68cは半円筒体形状を成し、このブツシユロ
ツド68cには前記第1と第2のグリツパ装置
3,4の各揺動回転軸47に取り付けられた連結
ブロツク71,72が各々連結されている。
しかして、板カム64,65間の回転に伴い、
直動従節軸68は上下動運動を連結ブロツク7
1,72を介して揺動回転軸47,47の揺動回
転運動に変換される。
次に、上記立体カム66,67は、第7図に示
すように、外周面に連続的に形成されたリブ66
a,67aを、第1と第2のターレツト73,7
4に回転可能に支持した各々二つのローラフオロ
アー73a,73a,74a,74aが挟持する
ことで、入力カム軸63の連続的な回転運動を第
6図に示す第1と第2の中空ターレツト軸75,
76の揺動回転運動に変換させるものである。こ
の第1と第2の中空ターレツト軸75,76の上
部には、第8図、第13図と第14図に示すよう
に第1と第2の揺動アーム77,78が取り付け
られており、この揺動アーム77,78内にはス
ライダ79が揺動可能に支持されていて、該スラ
イダ79に固着されたスタツド80には、球面軸
受81を介して角形のブロツク体82が取り付け
られている。しかして上記ブロツク体82は、
各々第1と第2のグリツパ装置3,4のグリツパ
ブロツク48,49の係合溝48d内に摺動可能
に係合されており、立体カム66,67の回転に
よる第1と第2の中空ターレツト軸75,76の
揺動回転運動により、グリツパ装置3,4を各々
の案内軸46に沿つて往復運動させることができ
るようになつている。
次に、線材Wの切断長さを任意に設定できる線
材の切断長さ変換装置43を第6図、第13図、
第14図で説明する。
上記揺動アーム77,78内のスライダ79に
はねじ加工が施された連動棒83が取り付けらけ
ており、この連動棒83は揺動アーム77,78
の端部で回転可能に支持され、内周にめねじ加工
が施された歯車84と螺合されている。また、揺
動アーム77,78の下部には、同アーム77,
78と略平行に回転自在として軸85が支持され
ており、この軸85に取り付けられた歯車86と
上記歯車84は歯合されている。そして、軸85
に取り付けられたプーリ85aと、ハウジング4
4の下部に回転自在に支持された軸87のプーリ
87aとは、第1と第2の中空ターレツト軸7
5,76内に内装されたベルト88により連結さ
れている。
しかして、軸87が駆動源(図示せず)により
回転駆動されると、歯車86,84を介してブロ
ツク体79が摺動されることから、揺動アーム7
7,78の回転中心からブロツク体79の中心ま
での距離L(第13図)を調整して、グリツパブ
ロツク48,49を案内軸46に沿つて摺動させ
てグリツパブロツク48,49の往復動の移動距
離を調節できるようになつている。即ち、第2の
グリツパ装置4の第1と第2のカツター57,5
8を案内軸46に沿つて移動できるので、線材W
の切断位置が任意に選択できることになる。
次に、以上の構成における作用を説明する。
線材Wは、第1及び第2の矯正装置1,2で真
直に矯正される。この第2の線材矯正装置2で真
直に矯正された線材Wは、グリツパフイード装置
5に送られる。第1と第2のグリツパ装置3,4
は、第13図に示すタイミング線図に示すタイミ
ングで作動される。図中グラフは、第1グリツ
パ装置3のグリツパブロツク48,49の線材送
り方向に対する往復動を示すタイミング線図、グ
ラフは、第1のグリツパ装置3のグリツパブロ
ツク48,49による線材Wのクランプ、アンク
ランプの動作を示すタイミング線図、グラフ
は、第2のグリツパ装置4のグリツパブロツク4
8,49の線材送り方向に対する往復動を示すタ
イミング線図、グラフは、第2のグリツパ装置
4のグリツパブロツク48,49による線材Wの
クランプ、アンクランプ及び切断の動作を示すタ
イミング線図である。
そこで、第1と第2のグリツパ装置3,4の作
動状態を、第15図の各グラフ,,,に
基づき、時間軸〜の順序に沿つて説明する。
時間軸において、第1のグリツパ装置3のグ
リツパブロツク48,49は、グラフ,に示
すように、線材Wの送り方向に動き始めると共に
前段の第2の線材矯正装置2側から送られてくる
線材Wをクランプする方向即ち揺動回転軸47の
回転により互いに反対方向に動き始める。この
時、グラフ,に示すようにすでに第2のグリ
ツパ装置4のグリツパブロツク48,49は、線
材Wをクランプした状態で、第1のグリツパ装置
3の移動速度と同じ速度で線材Wの送り方向に動
いている。
時間軸において、第1のグリツパ装置3のグ
リツパブロツク48,49は線材送り方向へ動き
続けており、なおかつ、線材Wをクランプする方
向に動き続けている。(線径によつてはすでに線
材はクランプしているが、さらに、クランプする
方向に動く。これは、バネ部材56を使用するこ
とによつて可能となつた。)このとき、第2のグ
リツパ装置4のグリツパブロツク48,49は線
材Wをクランプした状態で線材を送り方向に動い
ているが、アンクランプする方向に動き始める。
時間軸において、第1のグリツパ装置3のグ
リツパブロツク48,49は線径にかかわらず、
線材Wをクランプした状態で線材Wを送り方向に
送つている。尚、グリツパブロツク48,49の
クランプ方向への動きは停止する。また、第2の
グリツパ装置4のグリツパブロツク48,49
は、線材Wの送り方向へ動き続けており、なおか
つ、線材Wをアンクランプする方向に動き続けて
いる。(線径によつては、すでに線材Wはアンク
ランプされている。) 時間軸において、第1のグリツパ装置3のグ
リツパブロツク48,49は線材Wをクランプし
た状態で線材Wを送り方向に送つている。また、
第2のグリツパ装置4のグリツパブロツク48,
49は線径にかかわらず、線材Wをアンクランプ
した状態となり、線材の送り方向に対して戻り方
向に動き始める。
時間軸において、第1のグリツパ装置3のグ
リツパブロツク48,49は、時間軸の状態が
引き続く。第2のグリツパ装置4のグリツパブロ
ツク48,49のアンクランプ方向への動きは止
まり、線材の送り方向に対して戻り方向に動き続
ける。
時間軸において、第1のグリツパ装置3のグ
リツパブロツク48,49は、時間軸の状態が
引き続く。第2のグリツパ装置4のグリツパブロ
ツク48,49は線材Wをアンクランプした状態
での線材の送り方向に対する戻り方向への動きは
終わり、送り方向への動きが始まる。
時間軸において、第1のグリツパ装置3のグ
リツパブロツク48,49は、時間軸の状態が
引き続く。第2のグリツパ装置4のグリツパブロ
ツク48,49は送り方向へ動き続け、線材Wを
クランプする方向へ動き始める。
時間軸において、第1のグリツパ装置3のグ
リツパブロツク48,49は、線材の送り方向に
動きながら、アンクランプする方向に動き始め
る。(しかしながら線材Wはクランプされてい
る。)第2のグリツパ装置4のグリツパブロツク
48,49は線材の送り方向に動き続け、なおか
つクランプする方向に動き続ける。(このとき線
径によつてはすでに線材Wはクランプされ、第1
と第2のカツター57,58によつて同時に切断
される。) 時間軸において、第1のグリツパ装置3のグ
リツパブロツク48,49は、線材の送り方向に
動きながら、アンクランプする方向に動き続け
る。(線材はほぼアンクランプの状態にある。)第
2のグリツパ装置4のグリツパブロツク48,4
9は、線材Wをクランプした状態で送り方向に動
き続ける。
時間軸においては、第1のグリツパ装置3の
グリツパブロツク48,49は、線材Wをアンク
ランプの状態で戻り方向に動き始める。(但し、
アンクランプする方向への動きは続く。)第2の
グリツパ装置4のグリツパブロツク48,49
は、時間軸の状態をつづける。
時間軸においては、第1のグリツパ装置3の
グリツパブロツク48,49は、アンクランプす
る方向への動きは始まり、戻り方向への動きは続
く。第2のグリツパ装置4のグリツパブロツク4
8,49は、時間軸の状態を続ける。
時間軸において第1と第2のグリツパ装置
3,4のグリツパブロツク48,49は時間軸
の状態に復帰される。
上述した第1と第2のグリツパ装置3,4の一
連の作動において、第1のグリツパ装置3のグリ
ツパブロツク48,49のアタツチメント54,
55、もしくは第2のグリツパ装置4のグリツパ
ブロツク48,49のアタツチメント59,60
の少くともいずれか一方が、常に線材Wの移送方
向に線材Wをクランプした状態で送つている。ま
た所望の長さで線材Wを切断するため、カツター
57,58を有する第2のグリツパ装置4のアタ
ツチメント59,60がアンクランプ状態にあ
り、かつ線材Wの送り方向に対してもどる方向に
動き、第1のグリツパ装置3のアタツチメント5
4,55の方で線材Wをクランプして線材Wを送
ることにより、第2のグリツパ装置4のカツター
57,68を超えた量が線材Wの切断長さとな
る。更に、カムを使用してタイミングを第1と第
2のグリツパ装置3,4に与える構成なのでタイ
ミングの変更はできないが、線材Wの送り精度が
良好な高速送りが可能な運転中に無段階で、線材
の線径、材質及び線材の曲がりに合わせて設定で
きる。また、グリツパ装置3,4のグリツパブロ
ツク48,49の移動距離が、第1と第2の揺動
アーム77,78の支点、即ち、スライダー79
の位置を移動させることにより、相対的に無段階
で運転中に調節できるので、その調節操作により
線材Wのカツター57,58を超えた量、換言す
れば切断長さを加減でき、手動または自動で線材
Wの切断長さを運転中に自由に変更設定して、線
材Wを送りながら所望の長さに切断できる。
(効果) 以上説明したように、この発明に係る線材の送
り長さ変換装置によれば、揺動回転自在の中空タ
ーレツト軸75,76の基端側のフレームに別途
軸支した下部調整軸87を回動操作させることに
より、中空ターレツト軸内空のベルト88を介し
て、中空ターレツト軸先端の上部調整軸85及び
これと連動される調整手段を作動させて、線材の
グリツパ装置3,4の往復移動長さ即ち線材の送
り長さを決定する揺動アーム77,78のブロツ
ク体82の位置を移動調整させるようにしたの
で、グリツパ装置3,4の往復移動による線材の
送り作業を止めることなく自由に上記下部調整軸
87を回動操作して、その送り長さを調整させる
ことが出来る。従つて、線材の送り作業及び該作
業の前後に行なわれる線材の曲がり矯正作業並び
に切断作業の能率が向上するという優れた効果が
ある。
また、揺動アーム77,78が先端に取り付け
られた揺動回転自在の中空ターレツト軸75,7
6の内空に設けられたベルト88を介して、上記
送り長さの変換動作を行なわせるように構成した
ので、該変換装置がコンパクト化し、変換動作の
安全性も向上するという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る線材の送り長さ変換
装置を有する線材加工装置の全体を示す正面図、
第2図は、同平面図、第3図は、同右側面図、第
4図は、グリツパフイード装置の平面図、第5図
は、第4図の―線における断面図、第6図
は、第4図の―線における断面図、第7図
は、第5図の―線における断面図、第8図
は、グリツパ装置の側面図、第9図は、同分解斜
視図、第10図は、第1のグリツパ装置のアタツ
チメントを示す分解斜視図、第11図は、第2の
グリツパ装置のアタツチメントとカツターを示す
分解斜視図、第12図は、板カムによる揺動回転
機構を示す説明図、第13図は、線材の切断長さ
変換装置の側断面図、第14図は、同平面図、第
15図は、グリツパフイード装置の動作を説明す
るタイミング線図である。 46…案内軸、3,4…グリツパ装置、48…
グリツパブロツク、82…ブロツク体、77,7
8…揺動アーム、75,76…中空ターレツト
軸、87…下部調整軸、85…上部調整軸、88
…ベルト、43…線材の切断長さ変換装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 案内軸46に該案内軸46に沿つて往復移動
    自在に軸支されると共に該往復移動動作と同期し
    て該往復時には往動方向に引張り通される線材を
    挟持し復動時には前記線材を開放する把持部材を
    有するグリツパ装置と、該グリツパ装置を形成す
    るグリツパブロツク48の底面に形成された案内
    溝48dに摺動自在に挿入されたブロツク体82
    を有する揺動アームと、該揺動アームが先端部に
    取り付けられた揺動回転自在の中空ターレツト軸
    と、該中空ターレツト軸の基端部側のフレームに
    別途軸支された下部調整軸87及び前記中空ター
    レツト軸の先端部側に軸支された上部調整軸85
    を前記中空ターレツト軸の内空を通つて連動連結
    するベルト88と、前記上部調整軸85の回動に
    より前記ブロツク体82を前記揺動アームの長手
    方向に沿つて移動調整させる調整手段と、を具備
    することを特徴とする線材の送り長さ変換装置。
JP755285A 1985-01-21 1985-01-21 線材の送り長さ変換装置 Granted JPS60247430A (ja)

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