JPH0140872Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0140872Y2 JPH0140872Y2 JP1983195650U JP19565083U JPH0140872Y2 JP H0140872 Y2 JPH0140872 Y2 JP H0140872Y2 JP 1983195650 U JP1983195650 U JP 1983195650U JP 19565083 U JP19565083 U JP 19565083U JP H0140872 Y2 JPH0140872 Y2 JP H0140872Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerator
- auxiliary
- packaging box
- packaged
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 27
- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims description 20
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 13
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 11
- 229920006328 Styrofoam Polymers 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000008261 styrofoam Substances 0.000 description 3
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Buffer Packaging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は包装装置に関する。
従来、例えば冷蔵庫の包装装置にあつては、木
製底板の各角部に固定した発泡スチロール製の下
部緩衝体に冷蔵庫を載置し、その後同じく発泡ス
チロールで形成した上部緩衝体を前記冷蔵庫の上
部の各角部に宛がつた上で、該冷蔵庫を緩衝体を
介して包装箱体により覆い、以て冷蔵庫の側部外
面と包装箱体の内面との間に空間部を形成するよ
うにして包装する構成としたものがあり、このも
のでは外部からの衝撃が包装箱側部に作用したと
きでも、その衝撃が冷蔵庫に波及することをなく
して該冷蔵庫の外面に傷付きが生ずることを防止
するようにしている。
製底板の各角部に固定した発泡スチロール製の下
部緩衝体に冷蔵庫を載置し、その後同じく発泡ス
チロールで形成した上部緩衝体を前記冷蔵庫の上
部の各角部に宛がつた上で、該冷蔵庫を緩衝体を
介して包装箱体により覆い、以て冷蔵庫の側部外
面と包装箱体の内面との間に空間部を形成するよ
うにして包装する構成としたものがあり、このも
のでは外部からの衝撃が包装箱側部に作用したと
きでも、その衝撃が冷蔵庫に波及することをなく
して該冷蔵庫の外面に傷付きが生ずることを防止
するようにしている。
〔背景技術の問題点〕
ところで、一般に、荷の包装体積が大きいと輸
送費等が増大することから包装体積はできるだけ
小さくしたいのが実情であるが、上記従来構成で
は、包装体積を小さくすべく冷蔵庫の外面と包装
箱体の内面との間の空間部を小さくすると、冷蔵
庫の外面に傷付きが生じ易くなつて、冷蔵庫の保
護を充分には図り得ないという問題がある。
送費等が増大することから包装体積はできるだけ
小さくしたいのが実情であるが、上記従来構成で
は、包装体積を小さくすべく冷蔵庫の外面と包装
箱体の内面との間の空間部を小さくすると、冷蔵
庫の外面に傷付きが生じ易くなつて、冷蔵庫の保
護を充分には図り得ないという問題がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、従つてその目的は、包装体積を小さくしなが
らも被包装物の保護を充分に図り得る包装装置を
提供するにある。
り、従つてその目的は、包装体積を小さくしなが
らも被包装物の保護を充分に図り得る包装装置を
提供するにある。
本考案は、被包装物の外面と包装箱体の内面と
の間の空間部に、蛇行状に形成してなる補助緩衝
体を、両端部を被包装物の上部及び下部に配置さ
れた主緩衝体に保持させた状態で配設し、以てそ
の補助緩衝体により包装箱体を介して他の物体と
の衝突等による衝撃を吸収するようにするところ
に特徴を有する。
の間の空間部に、蛇行状に形成してなる補助緩衝
体を、両端部を被包装物の上部及び下部に配置さ
れた主緩衝体に保持させた状態で配設し、以てそ
の補助緩衝体により包装箱体を介して他の物体と
の衝突等による衝撃を吸収するようにするところ
に特徴を有する。
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。１は被包装物たる冷蔵庫で、これは木製
底板２上に主緩衝体としての一対の下部緩衝体３
を介して載置され、上部角部にはやはり主緩衝体
としての一対の上部緩衝体４が宛がわれている。
５は上部及び下部緩衝体４及び３を介して冷蔵庫
１を覆つた段ボール製の包装箱体で、この包装箱
体５により冷蔵庫１の外面と該包装箱体５の内面
との各間に空間部６を形成している。さて、７は
空間部６のうち例えば冷蔵庫１の左右両側面部に
沿うように位置して配設された補助緩衝体で、こ
れは第２図に示す如く帯状の段ボールの中間部を
蛇行状（ジグザグ状）に屈曲させて成り、その上
下両端部は夫々折曲されて上記上部及び下部緩衝
体４及び３に形成された保持溝８及び９に嵌め込
まれて保持されている。ここで、補助緩衝体７の
蛇行幅は、下部の蛇行幅Ａを上部の蛇行幅Ｂより
大きく設定している。
明する。１は被包装物たる冷蔵庫で、これは木製
底板２上に主緩衝体としての一対の下部緩衝体３
を介して載置され、上部角部にはやはり主緩衝体
としての一対の上部緩衝体４が宛がわれている。
５は上部及び下部緩衝体４及び３を介して冷蔵庫
１を覆つた段ボール製の包装箱体で、この包装箱
体５により冷蔵庫１の外面と該包装箱体５の内面
との各間に空間部６を形成している。さて、７は
空間部６のうち例えば冷蔵庫１の左右両側面部に
沿うように位置して配設された補助緩衝体で、こ
れは第２図に示す如く帯状の段ボールの中間部を
蛇行状（ジグザグ状）に屈曲させて成り、その上
下両端部は夫々折曲されて上記上部及び下部緩衝
体４及び３に形成された保持溝８及び９に嵌め込
まれて保持されている。ここで、補助緩衝体７の
蛇行幅は、下部の蛇行幅Ａを上部の蛇行幅Ｂより
大きく設定している。
上記構成によれば、冷蔵庫１の側面と包装箱体
５の内面との間の空間部６に補助緩衝体７を配設
しているので、冷蔵庫１の側部に包装箱体５を介
して他の物体との衝突等により衝撃が加わつた場
合、その衝撃力は補助緩衝体７により分散される
と共に補助緩衝体７の弾性により吸収されて、冷
蔵庫１の外面に傷付きが生ずることを極力防止で
きる。従つて、空間部に何も設けていない従来に
比べて、全体の包装体積を小さくすべく空間部を
小さくしても補助緩衝体７により冷蔵庫１の外面
に傷付きが生ずることを極力防止できる。ところ
で、冷蔵庫の外面と包装箱体の内面との間の空間
部に補助緩衝体として段ボール或いは発泡スチロ
ールを介在させることが考えられているが、この
場合、広い領域で緩衝効果を得ようとすれば、通
常その補助緩衝体を空間部の略全域にわたつて必
要とすることから必要量が多くなるという問題が
ある。しかしながら本実施例によれば、補助緩衝
体７をその中間部を蛇行状に形成していることか
ら、少ない補助緩衝体７の量で衝撃を受け得る領
域を大きく確保し得、従つて、補助緩衝体７の必
要量を少なく済ませ得る。また、一般に荷扱い時
には被包装物の側面下部が他の物体と衝突し易い
事情にあるが、この点本実施例によれば、補助緩
衝体７の蛇行幅を下部程大きく設定して衝撃を受
け得る領域を大きくしているので、補助緩衝体７
により一層優れた緩衝効果を得ることができる。
加えて、下部緩衝体３と上部緩衝体４とに保持さ
れた蛇行状をなす補助緩衝体７はその長さ方向に
伸縮可能であるから、包装時において下部緩衝体
３と上部緩衝体４との間の上下方向の寸法に寸法
誤差があつた場合でも、補助緩衝体７はその寸法
誤差を容易に吸収できる利点があり、さらには、
冷蔵庫１の高さ寸法が異なる機種を包装する場合
も同一の補助緩衝体７で対応できる利点もある。
５の内面との間の空間部６に補助緩衝体７を配設
しているので、冷蔵庫１の側部に包装箱体５を介
して他の物体との衝突等により衝撃が加わつた場
合、その衝撃力は補助緩衝体７により分散される
と共に補助緩衝体７の弾性により吸収されて、冷
蔵庫１の外面に傷付きが生ずることを極力防止で
きる。従つて、空間部に何も設けていない従来に
比べて、全体の包装体積を小さくすべく空間部を
小さくしても補助緩衝体７により冷蔵庫１の外面
に傷付きが生ずることを極力防止できる。ところ
で、冷蔵庫の外面と包装箱体の内面との間の空間
部に補助緩衝体として段ボール或いは発泡スチロ
ールを介在させることが考えられているが、この
場合、広い領域で緩衝効果を得ようとすれば、通
常その補助緩衝体を空間部の略全域にわたつて必
要とすることから必要量が多くなるという問題が
ある。しかしながら本実施例によれば、補助緩衝
体７をその中間部を蛇行状に形成していることか
ら、少ない補助緩衝体７の量で衝撃を受け得る領
域を大きく確保し得、従つて、補助緩衝体７の必
要量を少なく済ませ得る。また、一般に荷扱い時
には被包装物の側面下部が他の物体と衝突し易い
事情にあるが、この点本実施例によれば、補助緩
衝体７の蛇行幅を下部程大きく設定して衝撃を受
け得る領域を大きくしているので、補助緩衝体７
により一層優れた緩衝効果を得ることができる。
加えて、下部緩衝体３と上部緩衝体４とに保持さ
れた蛇行状をなす補助緩衝体７はその長さ方向に
伸縮可能であるから、包装時において下部緩衝体
３と上部緩衝体４との間の上下方向の寸法に寸法
誤差があつた場合でも、補助緩衝体７はその寸法
誤差を容易に吸収できる利点があり、さらには、
冷蔵庫１の高さ寸法が異なる機種を包装する場合
も同一の補助緩衝体７で対応できる利点もある。
尚、上記実施例では空間部６のうち冷蔵庫１の
左右両側面部部分に補助緩衝体７を設けたが、他
に前後の空間部６にも設けるようにしてもよい。
その他、本考案は、冷蔵庫の包装装置に限られず
例えば洗濯機の包装装置にも適用できる等、要旨
を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
左右両側面部部分に補助緩衝体７を設けたが、他
に前後の空間部６にも設けるようにしてもよい。
その他、本考案は、冷蔵庫の包装装置に限られず
例えば洗濯機の包装装置にも適用できる等、要旨
を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本考案は以上の記述にて明らかなように、被包
装物の外面と包装箱体の内面との間の空間部に、
蛇行状に形成してなる補助緩衝体を、両端部を被
包装物の上部及び下部に配置された主緩衝体に保
持させた状態で配設したところに特徴を有し、こ
れにより包装体積を小さくしても被包装物の外面
に傷付きが生ずることを極力防止できて充分な緩
衝効果を得ることができ、しかも補助緩衝体の必
要量を極力少なく済ませ得、さらには上部及び下
部緩衝体間の寸法の違いにも容易に対応できると
いう優れた効果を奏する。
装物の外面と包装箱体の内面との間の空間部に、
蛇行状に形成してなる補助緩衝体を、両端部を被
包装物の上部及び下部に配置された主緩衝体に保
持させた状態で配設したところに特徴を有し、こ
れにより包装体積を小さくしても被包装物の外面
に傷付きが生ずることを極力防止できて充分な緩
衝効果を得ることができ、しかも補助緩衝体の必
要量を極力少なく済ませ得、さらには上部及び下
部緩衝体間の寸法の違いにも容易に対応できると
いう優れた効果を奏する。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は縦断
面図、第２図は分解斜視図である。 図面中、１は冷蔵庫（被包装物）、３は下部緩
衝体（主緩衝体）、４は上部緩衝体（主緩衝体）、
５は包装箱体、６は空間部、７は補助緩衝体であ
る。
面図、第２図は分解斜視図である。 図面中、１は冷蔵庫（被包装物）、３は下部緩
衝体（主緩衝体）、４は上部緩衝体（主緩衝体）、
５は包装箱体、６は空間部、７は補助緩衝体であ
る。
Claims (1)
- 被包装物の上部及び下部に主緩衝体を配置し、
前記被包装物をその外面と包装箱体の内面との間
に空間を形成するように前記主緩衝体を介して該
包装箱体により覆い包装するようにしたものにお
いて、前記被包装物の外面と包装箱体の内面との
間の空間部に、蛇行状に形成してなる補助緩衝体
を、両端部を前記上部及び下部の主緩衝体に保持
させた状態で配設したことを特徴とする包装装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19565083U JPS60101463U (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19565083U JPS60101463U (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 包装装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60101463U JPS60101463U (ja) | 1985-07-10 |
| JPH0140872Y2 true JPH0140872Y2 (ja) | 1989-12-05 |
Family
ID=30420089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19565083U Granted JPS60101463U (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 包装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60101463U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7066049B2 (ja) * | 2019-04-04 | 2022-05-12 | 三菱電機株式会社 | 梱包部材 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56121671U (ja) * | 1980-02-18 | 1981-09-16 | ||
| JPS58125188U (ja) * | 1982-02-16 | 1983-08-25 | 株式会社東芝 | 包装装置 |
-
1983
- 1983-12-19 JP JP19565083U patent/JPS60101463U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60101463U (ja) | 1985-07-10 |
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