JPH0132596Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0132596Y2 JPH0132596Y2 JP11373983U JP11373983U JPH0132596Y2 JP H0132596 Y2 JPH0132596 Y2 JP H0132596Y2 JP 11373983 U JP11373983 U JP 11373983U JP 11373983 U JP11373983 U JP 11373983U JP H0132596 Y2 JPH0132596 Y2 JP H0132596Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- mounting
- inner panel
- paper washer
- spacer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 17
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 14
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、自動車のシートベルト取付構造に関
するものである。
するものである。
(従来技術)
自動車のシートベルト端部に設けた取付具を、
車体内壁上部に取付ける場合に、取付ボルトに対
して取付具及びスペーサを仮止めするために、仮
止め用のワツシヤあるいはスペーサ自体に形成し
た薄肉部を利用することは従来から行なわれてい
る(実開昭49−61224号公報参照)。又、コストダ
ウンを図るために、前記仮止め用ワツシヤとして
紙ワツシヤを用いることも考えられるが、紙ワツ
シヤは圧縮力に弱いため、ボルト締着時にへたり
を起し、ボルトの締付トルクの低減につながるお
それがある。しかも、一度組付けると、紙ワツシ
ヤが破損するため、サービス時等に、取付具、ス
ペーサ等がばらばらになり、サービス性に劣ると
いう問題も生じる。
車体内壁上部に取付ける場合に、取付ボルトに対
して取付具及びスペーサを仮止めするために、仮
止め用のワツシヤあるいはスペーサ自体に形成し
た薄肉部を利用することは従来から行なわれてい
る(実開昭49−61224号公報参照)。又、コストダ
ウンを図るために、前記仮止め用ワツシヤとして
紙ワツシヤを用いることも考えられるが、紙ワツ
シヤは圧縮力に弱いため、ボルト締着時にへたり
を起し、ボルトの締付トルクの低減につながるお
それがある。しかも、一度組付けると、紙ワツシ
ヤが破損するため、サービス時等に、取付具、ス
ペーサ等がばらばらになり、サービス性に劣ると
いう問題も生じる。
(考案の目的)
本考案は、上記の点に鑑み、シートベルト端部
の取付具をボルトアツプするに当つて、取付具及
びスペーサを取付ボルトに仮止めするための紙ワ
ツシヤを車体側のインナパネルに形成したボルト
挿通穴内に収納し得るようにして、紙ワツシヤの
中間介在効果によるボルト締付トルクの低減をな
くすることを目的とするものである。
の取付具をボルトアツプするに当つて、取付具及
びスペーサを取付ボルトに仮止めするための紙ワ
ツシヤを車体側のインナパネルに形成したボルト
挿通穴内に収納し得るようにして、紙ワツシヤの
中間介在効果によるボルト締付トルクの低減をな
くすることを目的とするものである。
(考案の構成)
本考案は、シートベルトの端部に設けた取付具
と、該取付具のボルト挿入孔に挿入された取付ボ
ルトと、該取付ボルトにおいて前記取付具より先
端側に挿入されたスペーサと、前記取付ボルトに
嵌挿され取付具とスペーサとを仮止めする紙ワツ
シヤと、車体側のインナパネル内面に前記取付ボ
ルトを螺合すべく固着されたアンカナツトとによ
つてシートベルト取付構造を構成し、且つ前記紙
ワツシヤの内径、外径及び厚さを、それぞれ前記
取付ボルトのネジ部外径、前記インナパネルに形
成したボルト挿入穴径及びインナパネルの板厚よ
り薄く設定して、ボルト締着時に、インナパネル
のボルト挿入穴内に紙ワツシヤを収納せしめ得る
ようにしたことを特徴としている。
と、該取付具のボルト挿入孔に挿入された取付ボ
ルトと、該取付ボルトにおいて前記取付具より先
端側に挿入されたスペーサと、前記取付ボルトに
嵌挿され取付具とスペーサとを仮止めする紙ワツ
シヤと、車体側のインナパネル内面に前記取付ボ
ルトを螺合すべく固着されたアンカナツトとによ
つてシートベルト取付構造を構成し、且つ前記紙
ワツシヤの内径、外径及び厚さを、それぞれ前記
取付ボルトのネジ部外径、前記インナパネルに形
成したボルト挿入穴径及びインナパネルの板厚よ
り薄く設定して、ボルト締着時に、インナパネル
のボルト挿入穴内に紙ワツシヤを収納せしめ得る
ようにしたことを特徴としている。
(実施例)
以下添付の図面を参照して、本考案の実施例に
かかる自動車のシートベルト取付構造を説明す
る。
かかる自動車のシートベルト取付構造を説明す
る。
自動車のシートベルト1の上端は、第1図図示
の如く、車体2の内壁上部に対して取付具3を介
して取付けられる。
の如く、車体2の内壁上部に対して取付具3を介
して取付けられる。
この取付具3は、車体2側のインナパネル4内
面側に固着されたアンカナツト5(本実施例では
インナパネル4内面側のレインフオースメント6
に固着されている)に螺合される取付ボルト7に
よつて取付けられる。
面側に固着されたアンカナツト5(本実施例では
インナパネル4内面側のレインフオースメント6
に固着されている)に螺合される取付ボルト7に
よつて取付けられる。
該取付ボルト7としては、ネジ部7aと該ネジ
部7aの根元側に形成された段部7bとを有する
段付ボルトが採用されている。
部7aの根元側に形成された段部7bとを有する
段付ボルトが採用されている。
前記取付ボルト7の段部7bには、ナイロン製
の筒状のベアリング8を介して取付具3が回動自
在に嵌挿され、又、ネジ部7aには、アンカカバ
ー9、金属製のワツシヤ10及び合成樹脂製のス
ペーサ11が先端側に向つて順次遊嵌されてい
る。符号12は取付具3に形成したボルト挿入孔
である。
の筒状のベアリング8を介して取付具3が回動自
在に嵌挿され、又、ネジ部7aには、アンカカバ
ー9、金属製のワツシヤ10及び合成樹脂製のス
ペーサ11が先端側に向つて順次遊嵌されてい
る。符号12は取付具3に形成したボルト挿入孔
である。
更に、前記取付ボルト7のネジ部7aには、前
記スペーサ11の先端側に位置して、スペーサ1
1等を仮止めする紙ワツシヤ13が螺着されてい
る。
記スペーサ11の先端側に位置して、スペーサ1
1等を仮止めする紙ワツシヤ13が螺着されてい
る。
該紙ワツシヤ13の内径d1、外径d2及び厚さt
は、それぞれ取付ボルトネジ部7aの外径D1、
インナパネル4に形成したボルト挿入穴14の穴
径D2及びインナパネル4の板厚Tより薄く設定
されている。つまり、紙ワツシヤ13は、ボルト
締着時にインナパネル4のボルト挿入穴14内に
収納され得るような形状とされているのである。
は、それぞれ取付ボルトネジ部7aの外径D1、
インナパネル4に形成したボルト挿入穴14の穴
径D2及びインナパネル4の板厚Tより薄く設定
されている。つまり、紙ワツシヤ13は、ボルト
締着時にインナパネル4のボルト挿入穴14内に
収納され得るような形状とされているのである。
上記の如く構成することによつて、ボルト締着
前においては、紙ワツシヤ13はスペーサ11、
取付具3等を取付ボルト7に仮止めする手段とし
て効果的に作用し、ボルト締着後においては、紙
ワツシヤ13はインナパネル4のボルト挿入穴1
4内に収納され、スペーサ11とインナパネル4
とが直接接触することにより、ボルト締付トルク
の確保がなされるのである。又、紙ワツシヤ13
には圧縮力が作用しないので、ボルト締着後にも
原形が保持される。
前においては、紙ワツシヤ13はスペーサ11、
取付具3等を取付ボルト7に仮止めする手段とし
て効果的に作用し、ボルト締着後においては、紙
ワツシヤ13はインナパネル4のボルト挿入穴1
4内に収納され、スペーサ11とインナパネル4
とが直接接触することにより、ボルト締付トルク
の確保がなされるのである。又、紙ワツシヤ13
には圧縮力が作用しないので、ボルト締着後にも
原形が保持される。
図面中、符号15は内装用のトリムである。
(考案の効果)
続いて、本考案の自動車のシートベルト取付構
造の効果を述べる。
造の効果を述べる。
本考案によれば、取付ボルトに対してシートベ
ルト取付具及びスペーサを仮止めするために設け
られる紙ワツシヤを、取付ボルトを螺合すべきア
ンカナツトが固着されるインナパネルのボルト挿
入穴内に収納され得る形状に構成したので、ボル
ト締着前における仮止め作用が低コストで確保で
きるとともに、ボルト締着時におけるボルト締付
トルクの低下を未然に防止できるという実用的な
効果がある。
ルト取付具及びスペーサを仮止めするために設け
られる紙ワツシヤを、取付ボルトを螺合すべきア
ンカナツトが固着されるインナパネルのボルト挿
入穴内に収納され得る形状に構成したので、ボル
ト締着前における仮止め作用が低コストで確保で
きるとともに、ボルト締着時におけるボルト締付
トルクの低下を未然に防止できるという実用的な
効果がある。
又、前記紙ワツシヤはボルト締着後においても
なお原形を保持されているため、サービス時にお
いて、取付ボルトからスペーサ、取付具等が脱落
せず、サービス性の向上が著しいという効果もあ
る。
なお原形を保持されているため、サービス時にお
いて、取付ボルトからスペーサ、取付具等が脱落
せず、サービス性の向上が著しいという効果もあ
る。
第1図は、自動車のシートベルトの取付状態を
示す斜視図、第2図は本考案の実施例にかかる自
動車のシートベルト取付構造の縦断面図、第3図
はボルト締着前の状態を示す第2図相当図であ
る。 1……シートベルト、3……取付具、4……イ
ンナパネル、5……アンカナツト、7……取付ボ
ルト、7a……ネジ部、11……スペーサ、12
……ボルト挿入孔、13……紙ワツシヤ、14…
…ボルト挿入穴。
示す斜視図、第2図は本考案の実施例にかかる自
動車のシートベルト取付構造の縦断面図、第3図
はボルト締着前の状態を示す第2図相当図であ
る。 1……シートベルト、3……取付具、4……イ
ンナパネル、5……アンカナツト、7……取付ボ
ルト、7a……ネジ部、11……スペーサ、12
……ボルト挿入孔、13……紙ワツシヤ、14…
…ボルト挿入穴。
Claims (1)
- シートベルトの端部に設けた取付具と、該取付
具のボルト挿入孔に挿入された取付ボルトと、該
取付ボルトにおいて取付具よりボルト先端側に挿
入されたスペーサと、前記取付ボルトに嵌挿され
取付具とスペーサとを仮止めする紙ワツシヤと、
車体側のインナパネル内面に前記取付ボルトを螺
合すべく固着されたアンカナツトとからなり、前
記紙ワツシヤは、内径が前記取付ボルトのネジ部
外径より小さく、外径が前記インナパネルに形成
したボルト挿入穴径より小さく、厚さが前記イン
ナパネルの板厚より薄く形成されていることを特
徴とする自動車のシートベルト取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11373983U JPS6020444U (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | 自動車のシ−トベルト取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11373983U JPS6020444U (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | 自動車のシ−トベルト取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6020444U JPS6020444U (ja) | 1985-02-13 |
JPH0132596Y2 true JPH0132596Y2 (ja) | 1989-10-04 |
Family
ID=30263180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11373983U Granted JPS6020444U (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | 自動車のシ−トベルト取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020444U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4486513B2 (ja) * | 2005-01-14 | 2010-06-23 | キャタピラージャパン株式会社 | 建設機械のカバー部材取付構造 |
-
1983
- 1983-07-20 JP JP11373983U patent/JPS6020444U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6020444U (ja) | 1985-02-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5716154A (en) | Attachment device | |
CZ288093A3 (en) | Electric contact nut | |
JPH0132596Y2 (ja) | ||
US20030035698A1 (en) | Part installation structure for vehicle | |
JPH0530679U (ja) | 配管用クランプの取付け構造 | |
JPS5915549Y2 (ja) | 自動車のドアアウトサイドハンドル取付部構造 | |
JPS6323250Y2 (ja) | ||
JPS6338265Y2 (ja) | ||
JP2505027Y2 (ja) | バンパ―サイドの固定構造 | |
JPH0454385Y2 (ja) | ||
JPS63101350U (ja) | ||
JPH0611862Y2 (ja) | ステアリングギヤボックスの取付構造 | |
JPH0139649Y2 (ja) | ||
JPS6036688Y2 (ja) | 自動車用ドアヒンジの位置決め装置 | |
JPS645169Y2 (ja) | ||
JP2525315Y2 (ja) | 自動二輪車のシートベルト取付構造 | |
JPH0357562Y2 (ja) | ||
JPH0338499Y2 (ja) | ||
JPH0329665Y2 (ja) | ||
JP2543183Y2 (ja) | 車両用アシストグリップ | |
JPH0550139U (ja) | ボルト | |
JPH0347940Y2 (ja) | ||
JPH0637028Y2 (ja) | サイドエアスポイラの取付構造 | |
KR19980040699U (ko) | 자동차의 플라스틱 부품 조립용 인서트 볼트 | |
JPH0246171Y2 (ja) |