JPH0246171Y2 - - Google Patents

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JPH0246171Y2
JPH0246171Y2 JP19013384U JP19013384U JPH0246171Y2 JP H0246171 Y2 JPH0246171 Y2 JP H0246171Y2 JP 19013384 U JP19013384 U JP 19013384U JP 19013384 U JP19013384 U JP 19013384U JP H0246171 Y2 JPH0246171 Y2 JP H0246171Y2
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door
collar
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bolt
hole
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JP19013384U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、配電盤の扉締め付け装置に関するも
のである。
〔従来技術とその問題点〕
配電盤の扉をボルト締めする際に箱体枠と扉間
に締付けによる扉の変形を防止するカラーを設け
る必要があるが、周知のように扉には、各種監視
制御用器具が取り付けられている為、それらの重
量で扉が下り締め付けボルトが貫通する扉と箱体
枠に設けたボルト挿入孔の軸心が狂い、扉締め付
けボルトをセツトすることがでないという問題が
屡々発生する。
これを図面によつて説明すると、第3図は従来
の配電盤箱体の斜視図、第4図はその分解斜視
図、第5図はA−A線拡大断面図を示すもので、
1は配電盤箱体、11aは箱体枠、11bはナツ
ト、12は扉、12aは扉に溶接したカラー、1
3は扉締め付けボルト、14はスプリングワツシ
ヤ、15はワツシヤである。
そして前記箱体枠11aには、ボルト孔11b
が設けられており、又扉12にもボルト孔13a
が設けられている。
扉締め付けボルト13はスプリングワツシヤ1
4、ワツシヤ15、ボルト孔13a、カラー12
a、ボルト孔13b及びナツト11bに通して締
め付けることにより固定される。
第5図は扉締め付けボルト13によつて扉12
を締め付けた状態の断面図を示すものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような従来の配電盤扉締め付けボルト方式
では、扉12にボルト13を締め付ける際、通常
扉12の裏面に各種監視制御用器具が取り付けら
れているため、それらの重みによつてボルト孔1
3aとボルト孔13bの軸心の狂いと、カラー1
2a、箱体枠裏面のナツト11b、ヒンジ2c等
の取り付け誤差で、扉締め付けボルト13を挿入
螺合することが出来なくなることが多く、ナツト
11bの溝さらえや、ナツト11bの固定のやり
直し加工、或いはヒンジ取り付けの際に箱体枠と
扉の現物合せ加工を必要とする等の欠点があつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は以上のような従来の欠点を解消する
ことを目的としてなされたもので、扉と箱体枠の
間のカラーを扉又は箱体枠に固着せずに扉又は箱
体枠にカラーササエを設け、そのカラー支えのバ
カ孔でカラーを支えることによつて、カラーの自
在性を発揮させ、扉締め付けボルトがスムーズに
枠にセツトすることができる構造にしたものであ
る。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図は本考案の実施例の分解斜視図、第2図
は緊締時における縦断面図を示すもので、扉2の
裏側にウエルドスタツト2aを固着し、カラー支
え7に設けたカラー孔6dにカラー6の段付き部
6bを嵌挿し、扉2とカラー支え7の間でカラー
6が自在に動き得る状態で、ウエルドスタツト2
aにカラー支え7のスタツド孔2bを貫通させナ
ツト9で締め付け固定するようにしたものであ
る。
扉締め付けボルト3は、スプリングワツシヤ4
とワツシヤ5を貫通し、更に扉2のボルト孔3a
とカラー6を貫通して扉2に装着させる。なおカ
ラー6のボルト貫通穴6cには、扉締め付けボル
ト3の抜け止めとしてタツプ6aが設けられてい
る。
また配電盤箱体枠1aのボルト孔3bの裏側に
は、ナツト1bが同心状に固着されている。
扉2を閉の状態で扉ボルト孔3aに装着された
扉締め付けボルト3を箱体枠1aに設けたナツト
1bに締め付けることにより扉2は固定される。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によればカラー金具6が
カラー支え7により自在に動き得る構造となつて
いるので、扉をボルトで締め付ける際、扉と箱体
枠の孔のセンターずれを吸収することができ、従
来ヒンジ取り付けの際に箱体枠と扉を現物合せし
てヒンジを固着していたのを、その必要が無くな
り、更に箱体枠の裏側ナツトの溝さらえ又は、ナ
ツトの固着のやり替え、更にユーザにおいて盤据
付けレベルの狂い、経年変化又は振動による扉の
狂い等を吸収することができる等、従来の問題を
一挙に解決できるという効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構成を示す分解斜視
図、第2図はその締付状態における断面図、第3
図は従来の配電盤箱体の斜視図、第4図はその分
解斜視図、第5図はA−A線断面図である。 1……配電盤箱体、1a…箱体枠、1b……ナ
ツト、2……扉、2a…ウエルドスタツド、2b
……ウエルドスタツド孔、3…締め付けボルト、
3a及び3b……ボルト孔、4……スプリングワ
ツシヤ、5……ワツシヤ、6……カラー、6a…
…ボルト抜け止めネジ、6b……カラー段付き
部、6c……ボルト貫通孔、6d……カラー孔、
7……カラー支え、8……スプリングワツシヤ、
9ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配電盤の箱体枠と扉間に変形防止用のカラーを
    介してボルト締めするボルト締め付け装置におい
    て、箱体枠1a又は扉2にカラー孔6dを設けた
    カラー支え7を設け、このカラー支え7の前記カ
    ラー孔6dにカラー6の段付き部6bを嵌挿し、
    カラー支え7と箱体枠1a又は扉2との間でカラ
    ー6が自在に動き得る状態に取付けたことを特徴
    とする配電盤の扉のボルト締め付け装置。
JP19013384U 1984-12-17 1984-12-17 Expired JPH0246171Y2 (ja)

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JP19013384U JPH0246171Y2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17

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Publication Number Publication Date
JPS61104704U JPS61104704U (ja) 1986-07-03
JPH0246171Y2 true JPH0246171Y2 (ja) 1990-12-06

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