JPH01315525A - 雪崩防止及び斜面安定用構造物 - Google Patents

雪崩防止及び斜面安定用構造物

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Publication number
JPH01315525A
JPH01315525A JP14759588A JP14759588A JPH01315525A JP H01315525 A JPH01315525 A JP H01315525A JP 14759588 A JP14759588 A JP 14759588A JP 14759588 A JP14759588 A JP 14759588A JP H01315525 A JPH01315525 A JP H01315525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
central part
slope
snowslide
avalanche prevention
overhanging
Prior art date
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Pending
Application number
JP14759588A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunimitsu Yamada
邦光 山田
Tadamori Takino
瀧野 忠衛
Toshiyuki Suzuki
敏幸 鈴木
Hidetaka Mizukami
水上 英隆
Satoshi Nishimura
敏 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKABE DOBOKU KK
Kensetsu Kiso Engineering Co Ltd
Original Assignee
OKABE DOBOKU KK
Kensetsu Kiso Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by OKABE DOBOKU KK, Kensetsu Kiso Engineering Co Ltd filed Critical OKABE DOBOKU KK
Priority to JP14759588A priority Critical patent/JPH01315525A/ja
Publication of JPH01315525A publication Critical patent/JPH01315525A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は雪崩防止及び斜面安定化のために地山上に載
置する構造物に関するものである。
〔従来技術] 斜面安定化のために従来様々な工法が存在している。例
えばブロック積み工法はプレキャストコンクリート製の
ブロックを斜面に持ち上げて地山上に並べ、地山の崩壊
を防止するものである。
法枠工法は他山に型枠を縦横に配設して、この型枠内に
セメント系硬化材を打設して法枠を構築し、他山の崩壊
を防止するものである。
〔この発明が解決すべき課題] 上記のようなブロック積工法の問題点は、重量のあるブ
ロックを多数斜面を持ち上げる作業は大きな労力が必要
となることである。
法枠工程では型枠を斜面全体に現場組みする作業が困難
であって、全体を組み上げるまで硬化材を打設すること
ができず、工期が長くなるという問題がある。更に法枠
は斜面全体に連続するものであって、構造計算が複雑と
なる。
また上記のような斜面安定用の構造物には、いずれも雪
崩を防止するための構成は−切開示されていない。
この発明は以上のような課題を解決するためになされた
もので、設置作業が容易で工期を短縮化でき、また地山
との密着が良好となる斜面安定用構造物を提供すること
を目的とする。
またこの発明は、雪崩を防止することが可能な雪崩防止
及び斜面安定用の構造物を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明にかかる雪崩防止及び斜面安定用構造物は、中
心部とこの中心部から四方に張出る張出し部によって十
字状に形成しである。中心部には上方に突出する雪崩防
止部を形成しである。
張出し部は中心部から先端部にかけて徐々に低くしても
よい。
四方に張出る各張出し部には、各々上下方向に貫通する
アンカー挿通孔を設けてもよい。
(作 用) 張出し部が四方に張出しており、地山に載置してアンカ
ーに固定すれば、ひとつの構造物で地山を広くおさえる
ことができる。
各張出し部のアンカー挿通孔にアンカーを挿通して他山
に固定する。
〔実 施 例〕
以下、図に示す一実施例に基づきこの発明の詳細な説明
する。
第1図及び第2図に示すのはこの発明にかかる雪崩防止
及び他山安定用構造物Aであって、プレキャストコンク
リート製である。構造物Aは、中心部1とこの中心部1
から四方に張出る張出し部2によって十字状に形成され
ている。
張出し部2は最も応力が作用する中心部1近傍が最も高
く、先端に行くにいれて徐々に高さが低くなっている。
中心部1には上方に向かって突出する雪崩防止部3が形
成されている第1図及び第2図に示す実施例では雪崩防
止部3は四角柱状に形成されており、その四側面が各々
、各張出し部2の先端方向に向いている。その他第6図
1.■に示すように、゛四角柱状の雪崩防止部3の各隅
角部を結ぶ対角線が、張出し部2の長手方向と平行とな
るように形成してもよい。
この他、雪崩防止部3は円柱状、六角柱状等様々な形状
が採用できる。
四方に張出る張出し部2の各先端部には上下方向に貫通
するアンカー挿通孔4が形成されている。
以上のような構造物A内には第3図1.Hに示すように
鉄筋を配筋することができる。すなわち主筋5複数本を
中心部1から雪崩防止部3に向かって垂直に起立し、こ
の主筋5を助筋6によって囲む。この主筋5の下方から
張出し部2となる四方に向かって主筋7を各々複数本づ
つ配筋し、同じく助筋6によって囲む。
本発明にかかる構造物Aは工場にて製造可能であるが、
現場にて型枠内コンクリートを打設して形成してもよい
。すなわち第3図に示すような鉄筋の外周に合成板製の
型枠を組んでコンクリートを打設してもよいが、第4図
、第5図のようなラス製の組立て型枠8を使用してもよ
い。第4図1.IIに示すのは張出し部2の上面もラス
によって覆うもので、第5図1.Hに示すのは上面をラ
スによって覆わないものである。
このような型枠8内にコンクリートを打設して埋め殺す
ものである。ラスとしてはメタルラス。
エキスバンドメタル等が採用できる。
その他構遺物Aとしては第12図に示すようなプレキャ
ストコンクリート製のものも採用できる。張出し部2に
は上下に貫通する充填孔9が各々形成されているもので
、現場に搬入した後この充填孔9内にコンクリートを打
設するものである。充填孔9を形成した分構遺物Aの重
量が軽くなり、現場搬入が容易となる。また充填孔9内
に打設したコンクリートは地山上に密着して、構造物A
と地山の一体化が良好となる。
以上のような構造物Aを地山上に載置する。
地山にアンカー10を打設し、このアンカー10の地山
から突出した部分を構造物Aのアンカー挿通孔4に挿通
してナツト等により固定する。アンカー10としてはロ
ックボルト、ロックアンカー、グラウンドアンカー等が
採用できる。
構造物Aを地山上に並べる場合、第7図に示すように各
構造物への張出し部2が縦横に連続するよう配設しても
よく、また第8図に示すように上下左右の四つの構造物
Aの角張出し部2が突き合うよう連続的に並べてもよい
。また斜面が比較的安定している場合は第9図若しくは
第10図に示すように間隔を空けて配置してよい。
以上のように地山に構造物Aを配置すると、雪崩防止部
3は地山上に起立することになる。
斜面に雪崩が生じた場合、この構造物Aの雪崩防止部3
によって雪を支え、それより下へ雪が落下するのを防ぐ
〔発明の効果〕
この発明は以上のような構成を有し、以下のような効果
を得ることができる。
■ 構造物は四方に張出る張出し部を有しており、ひと
つの構造物で比較的広い面積を安定化させることができ
る。従ってブロック積工法のように多くの部材を使用し
たり、法枠工程のように斜面全体に連続的に型枠を組む
などの面倒な施工でなく、構造物を複数適宜間隔を於い
て配置していけば、斜面全体の安定化を容易に図ること
ができる。また構造物は単体であって構造計算が容易と
なる。
@ 構造物は上方に突出する雪崩防止部を有しており、
この雪崩防止部によって雪を堰き止めることができ、そ
れ以上の雪の落下を防ぐ。
0 構造物は中心部の高さを高くすれば、曲げモーメン
トが大きく作用する構造物の中心部の強度が大きくなっ
ており、強度の大きな斜面安定用構造物となっている。
■ 張出し部の各アンカー挿通孔にアンカーを挿通して
、地山に強固に固定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる雪崩防止及び斜面安定用構造
物の一実施例の斜視図、第2図はその側面図、第3図は
鉄筋の配筋図であり、Iは平面図、IIは側面図、第4
図及び第5図は型枠を示すもので、各Iは平面図、各■
は側面図、第6図は他の構造物を示すものでIは平面図
。 ■は側面図、第7図〜第10図は構造物の配置実施例を
示す平面図、第11図はその側面図、第12図は他の構
造物の斜視図である。 A・・構造物、 1・・中央部、2・・張出し部、3・・雪崩防止部、4
・・アンカー挿通孔、5,7・・主筋、8・・型枠、1
0・・アンカー。 第3図 ■ 第6図 ■ 第5図 !

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中心部と、この中心部から四方に張出る張出し部
    によって十字状に形成してなり、中心部には上方に突出
    する雪崩防止部を形成したことを特徴とする雪崩防止及
    び斜面安定用構造物。
  2. (2)四方に張出る各張出し部には、各々上下方向に貫
    通するアンカー挿通孔を設けてなる請求項(1)記載の
    雪崩防止及び斜面安定用構造物。
  3. (3)張出し部は中心部から先端部にかけて徐々に低く
    なっていることを特徴とする請求項(1)記載の雪崩防
    止及び斜面安定用構造物。
JP14759588A 1988-06-15 1988-06-15 雪崩防止及び斜面安定用構造物 Pending JPH01315525A (ja)

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JP14759588A JPH01315525A (ja) 1988-06-15 1988-06-15 雪崩防止及び斜面安定用構造物

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JP14759588A JPH01315525A (ja) 1988-06-15 1988-06-15 雪崩防止及び斜面安定用構造物

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Publication Number Publication Date
JPH01315525A true JPH01315525A (ja) 1989-12-20

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ID=15433903

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JP14759588A Pending JPH01315525A (ja) 1988-06-15 1988-06-15 雪崩防止及び斜面安定用構造物

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JP (1) JPH01315525A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08199579A (ja) * 1995-01-31 1996-08-06 Kurosawa Kensetsu Kk 法面用コンクリートブロック及びその製造方法
JPH08232270A (ja) * 1995-02-23 1996-09-10 Kensetsu Kiso Eng Co Ltd 斜面安定化工法
JPH08302704A (ja) * 1995-05-02 1996-11-19 Kensetsu Kiso Eng Co Ltd 硬化材のダレを防止した斜面安定化工法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08199579A (ja) * 1995-01-31 1996-08-06 Kurosawa Kensetsu Kk 法面用コンクリートブロック及びその製造方法
JPH08232270A (ja) * 1995-02-23 1996-09-10 Kensetsu Kiso Eng Co Ltd 斜面安定化工法
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