JPH02164930A - 建築物の基礎構造 - Google Patents

建築物の基礎構造

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JPH02164930A
JPH02164930A JP32017488A JP32017488A JPH02164930A JP H02164930 A JPH02164930 A JP H02164930A JP 32017488 A JP32017488 A JP 32017488A JP 32017488 A JP32017488 A JP 32017488A JP H02164930 A JPH02164930 A JP H02164930A
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JP
Japan
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steel
column
pile
concrete
footing
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Application number
JP32017488A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sakuma
弘 佐久間
Daisuke Ito
大輔 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鉄骨建築架構の鉄骨柱を杭および1階床スラブ
または土間コンクリートなどと一体化した基礎構造に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来の杭打ら基礎においては、第5図に示すように、杭
51の上にフーチング54を設げ、基礎梁(地中梁)5
3を設置して鉄骨柱52を鉄筋コンクリートで固め、柱
脚の回転を拘束している。
この場合、基礎梁53は柱脚に生した曲げを負担し、回
転を止める役目と各鉄骨柱52がバラバラに動くのを防
ぐ繋ぎ梁としての役目の2つ役割を有している。
鉄骨建築架構におけるこのような杭基礎と鉄骨柱の結合
方法としては、例えば特公昭61−4458号公報記載
の定着法や特開昭5!J−31320号公報記載の連結
構造が知られている。前者は鉄骨柱の脚部を基礎または
地中梁に定着させる場合において、基礎および地中梁の
コンクリート打設に際し、柱より若干大きめの孔を確保
しておき、該孔に後から鉄骨柱柱脚部を埋込むものであ
る。また、後者でば杭頭部に筒状体を埋込み、該筒状体
内に設置したアンカー筋に鉄骨柱下端を連結する構造と
することにより、机上に設けられるフーチングの一体打
ちを可能としている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の杭打ち基礎においては、建築物の水平抵
抗を基礎梁により処理しているため、成の大きな地中梁
を用いる必要がある。したがって、杭工事以外にも地中
梁の構築に多大な土工事、基礎王事を要し、−r′、!
!J]が長引き、T費も高くつくといった問題がある。
本発明は−)一連のような問題点の解決を図ったもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では鉄骨建築架構の鉄骨柱柱脚と杭を直接結合し
、基礎梁を省略して、床スラブまた!J1間二1ンクリ
ートを杭および柱脚と一体に設けることで、構造約6こ
安定なものとし7つつ、工期短縮、]二費低戚を図って
いる。
RC現場打ちなとの比較的大径の単位に対しては、抗頭
部にゲージングを設cJ、柱脚固定用のアンカーボルト
をこの内部に設置し7、抗頭部および床スーラフまたは
土間、7ンクリートのコンクリ−1・を打設しまた後、
アンカーボルトと柱脚を接合するなどして、−・体化を
図ることができる。また、抗頭部にあらかじめ空洞部を
形成しておき、この空洞部に鉄骨柱の柱脚部を建込−!
J、モルタルまた(、オニ1ンクリートなどのグラウl
−により、抗頭部に直接)1脚部を理込むことも考えら
れる。
杭が鋼管杭などの比較的小口径の群杭となる場合には、
群杭頭部にケーシングあるいは型枠でフチングを設け、
柱脚部に空洞を残す形で、フチングおよび1階床スラブ
または土間コンクリートのコンクリートを打設し、空洞
内に鉄骨柱の柱脚部を埋設し、固定するなどの方法によ
り、柱脚、フーチング、杭を剛接とすることができる。
このように、空洞を設けて、鉄骨柱の柱脚をケーシング
あるいはフーチング内部に直接設置することもできるが
、柱脚固定用のアンカーポルI・またはアンカー筋を七
ソトシ、これに鉄骨柱柱脚を固定してもよい。
〔作 用〕
以」−の構成により、地震時などの水平外力が建物に作
用した際に、柱脚に生ずる種々の力は杭へ直接伝達され
るとともに、一体的に設けられた床スラブにより各柱脚
相互がバラバラに挙動することなく、安定した耐力を発
揮することが可能となる。また、この床スラブあるいは
土間J2ンクリーI・ば各柱脚相互を結ぶのみならず、
摩擦により地面との一体化を図ることにもなり、構造−
ト、有利(安全側)となる。すなわち、杭の曲げ剛性お
よび曲げ耐力は鉄骨柱のそれに比べ太きいため、あえて
基礎梁を設シフることなく、柱下部に生ずる曲げは直接
杭の曲げに伝達し、柱十部の横移動は階の床スラブある
いは土間コンクリートで止める構造となっている。
〔実施例〕
次に、図示した実施例について説明する。
第1図は鉄骨架構の鉄骨柱2に対し、1つのコンクリー
ト場所打ち杭1を設けた1↑j1杭基礎に本発明を適用
した場合の実施例を示したものである。
本実施例では場所打ち杭1の頭部に捨て型枠となるゲー
ジング3を設置し、ケーシング3内に複数本の)′フカ
−ボルト4からなるアンカーフレームを設り、抗頭部ゲ
ージング3内と床スラブ5のコンクリ−I・を打設して
固定したアンカーボルト4に鉄骨柱2の下端のヘースプ
レー)2aをナソI・などて緊結している。
施工において、アンカーフレームはプレート、鉄筋また
は針金などからなる固定用治具6により、ケーシング3
を利用して仮固定し、アンカーフレームへの柱脚固定位
置に相当する部分にば、ポリスチレン発泡体などの四部
形成用ブロックを設置し、その状態でケーシング3内お
よび床スラブ5のコンクリートを同時に打設する。コン
クリートの硬化後、ポリスチレン発泡体などのブロック
を取り除くことにより形成された凹部において、鉄骨柱
2のヘースプレート2aをアンカーフレームのアンカー
ボルト4に固定し、高強度無収縮モルタルなどのグラウ
ト材10を充填して周囲を固める。図中、7は場所打ち
杭1の頭部より突出させた抗筋、8は床スラブ定着用鉄
筋であり、抗1とアンカーフレームおよび1階の床スラ
ブ5が一体化されている。また、図中、9はケーシング
3内に配した補強筋である。
第2図〜第4図は鉄骨架構の鉄骨柱12に対し、複数本
の鋼管杭11を設けた複数杭(縦杭)基礎に本発明を適
用した場合の実施例を示したものである。
本実施例では複数本の杭11の頭部を連結するようにフ
ーチング13を設け、フーチング13内部に鉄骨柱12
の柱脚を固定する。この場合、先にフーチング13およ
び床スラブ15のコンクリートを打設し、フーチング1
3のL部に、柱脚部埋込用の空洞16を設けておき、こ
の空洞16に鉄骨柱12の柱脚部を建込み、高強度無収
縮モルタルなどのグラウト材18により、鋼管杭11と
鉄骨柱12およびフーチング13、床スラブ15を−・
体止している。
図中、19はフーチング13のベース筋、14は建方用
のアンカーボルトであり、アンカーポルI・14は、フ
ーチング13のコンクリート打設時、井桁状に組んだア
ングル20で保持しておく。この井桁状に組んだアング
ル2oは、アンカーボルト14の位置決めと固定を兼ね
た欠き込み21を有し、フーチング13の型枠22に固
定される。
杭断面中央上部にはポリスチレン発泡体などからなる角
柱状の空洞形成用ブロック17を設置し、フーチング1
3および床スラブ15のコンクリート打設後、空洞形成
用ブロック17を取除(ことにより、柱埋め込み用の上
端が広がった空洞16が形成される。この空洞]6は鉄
骨柱12の芯ずれを吸収できるよう、鉄骨柱12の外径
より幾分大きく形成される。第2図および第4図には鉄
骨柱12の固定の様子が示されており、図中、23は柱
固定プレート、24はレヘル調整モルタルである。フー
チング13および床スラブ15のコンクリートの硬化後
、これらにより、鉄骨柱12の高さを調節し、鉛直性を
確保する。柱固定プレーI・23のアンカーポルト挿通
孔25は第4図に示すようにルーズポールになっており
、鉄骨柱12の位置決めを容易にしている。
一ヒ部架構の鉄骨建方完了後、前記空洞16には高強度
無収縮モルタルなどのグラウト材18をグラウトし、柱
脚部を固定する。このようにして、鋼管杭11、鉄骨柱
12および床スラブ15が一体化される。
〔発明の効果〕
O)地震時などの水平外力により、柱脚に生ずる種々の
力は杭へ直接伝達され、杭の曲げ剛性を有効利用するこ
とができる。
■ 抗および柱と一体的に設けられた床スラブにより、
各柱脚相互がバラバラに挙動することなく、安定し7た
耐力を発揮するごとができる。
■ 床スラブまたは土間コンクリートは各柱脚相互を結
ぶのみならず、摩擦により地面との一体化を図ることに
もなり、構造上、有利となる。
■ −1嘗ホの■〜■により、基礎梁が不要となり、基
礎丁半が簡略化され、T期短縮および工費低減が図れる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す鉛直断面DJ、第2図
は他の実施例を示す鉛直断面図、第3図はフーチング部
分のコンクリ−I・打設部平面図、第4図は柱脚支持部
の平面図、第5回は従来例を示す鉛直断面図である。 1・・場所打ち杭、2・・・鉄骨柱、3・・ケーシング
、4・・・アンカーポルI・、5・・・床スラブ、6・
・・固定用治具、7・・・抗筋、8・・・床スラブ定着
用鉄筋、9・・・補強筋、10・・・グラウト材、 11・・・鋼管杭、12・・・鉄骨柱、13・・・フー
チング、14・・・アンカーボルト、15・・・床スラ
ブ、16・・・空洞、17・・・空洞形成用ブロック、
18・・・グラウト材、19・・・ベース筋、20・・
・アングル、21・・・欠き込み、22・・・型枠、2
3・・・柱固定プレーl−124・・・レヘル調整モル
タル、25・・・アンカーボルト挿通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄骨建築架構の鉄骨柱を杭と直接またはフーチン
    グを介して接合し、かつ基礎梁を省略して1階床スラブ
    または土間コンクリートを前記杭または前記フーチング
    と一体に設けたことを特徴とする建築物の基礎構造。
JP32017488A 1988-12-19 1988-12-19 建築物の基礎構造 Pending JPH02164930A (ja)

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JP32017488A JPH02164930A (ja) 1988-12-19 1988-12-19 建築物の基礎構造

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JP32017488A JPH02164930A (ja) 1988-12-19 1988-12-19 建築物の基礎構造

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JPH02164930A true JPH02164930A (ja) 1990-06-25

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ID=18118521

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JP32017488A Pending JPH02164930A (ja) 1988-12-19 1988-12-19 建築物の基礎構造

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JP (1) JPH02164930A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04155017A (ja) * 1990-10-18 1992-05-28 Misawa Homes Co Ltd 建物の基礎施工方法
JPH0610361A (ja) * 1992-06-25 1994-01-18 Okabe Co Ltd 柱脚工法
JPH06220869A (ja) * 1993-01-22 1994-08-09 Soken Sekkei:Kk 落し込み鉄骨柱脚とこの落し込み鉄骨柱脚の施工方法
JP2002302958A (ja) * 2001-04-06 2002-10-18 Taisei Corp 鉛直方向部材と場所打コンクリート杭との接合構造
JP2007023682A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Sumitomo Heavy Ind Ltd 場所打ち杭と柱の接合構造および接合方法
JP2020020190A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 旭化成建材株式会社 柱脚構造

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