JPH01307547A - 自動車用の自動的に制限を受けてロックする傘歯車差動ギヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、ハウジング内において回転自在に支持され、
駆動される差動、６スケツトを有し；差動バスケットに
対し同軸性を備え、差動・々スケット内で回転自在で収
納される２つの従動傘歯車はそれぞれ駆動軸と空転せぬ
よう接続可能であり；従動傘歯車と噛み合う差動傘歯車
を有し；この差動傘歯車が差動バスケットの回転軸に垂
直に走る軸受ジャーナルにおいて回転できるように収納
されていて；および差動運動を自動的に制限されてロッ
クする機構を有する特に自動車用の傘歯車差動ギヤに関
するものである。

く先行技術〉 ロック動作が粘性保有カップリングを介して働らく、自
動的に制限を受けてロックする傘歯車差動ギヤが知られ
ている。この場合、回転数が生ずるときにロック動作が
常に行なわれる。スリップ防止制動制動系を有する自動
車の場合には、妨害が起る可能性がある。従ってこの場
合、粘性保有カップリングに対する制動係数が小さく現
われ、このような点は、他面、導入条件次第では十分に
、索引能力が得られない。

更に、摩擦カップリングを介して制動が行なわれるよう
な自動制動方式の傘歯車差動ギヤが知られている。制動
は回転モーメントに依存する。その際、切換作動が混乱
することが短所であり、このことは自動車の方向安定性
に影響を及ぼす。応力を生ずることなく作動する解決策
においては、一定の状況下で、制動モーメントを構成す
るために加速モーメントのみ活用され得るといった点は
、欠点なのである。

〈発明の目的〉 本発明の基本的目的は、スリップ制動機能を持つ制動シ
ステムと連動して、既知差動ギヤに比して改善された調
和性を有し；とはいっても他方で、既知の粘性保有カッ
プリングの場合でも与えられるような制動に関する繊細
な感知力が、制動係数がかなり高いときでも保証されて
いるような、自動的に制約を受けてロックする傘歯車差
動ギヤを提供することにある。

〈発明の構成〉 この目的は、本発明によれば、自動的に制限を受けてロ
ックさせる機構として、差動傘歯車の軸受ジャーナルを
介し、および差動バスケットとは空転せぬようとはいえ
軸方向に滑走できるよう接続できる加圧リンクを介し作
動できる摩擦カップリングを介して接続する粘性保有カ
ップリングなおこの粘性保有カップリングは、あらため
て空転せぬよう接続状態にある−が用意されていること
によシ解消される。

発明の別の実施態様においては、加圧リングが径方向突
起を有し、この突起は差動バスケットの内壁面内に軸方
向に走るよう取付けられた溝内を誘導されているといっ
たことが用意されている。

更に本発明の別の特徴点によれば、摩擦カップリングに
作動するジャーナルには加圧ピースが配備されていて、
加圧ピースそれぞれが差動傘歯車の外側面と差動、Ｓス
ケットの内壁面との間で径方向に誘導配備されていて、
および上記加圧ピースは軸方向一方では、差動バスケッ
トにおいて、また他方では、カム面を介して加圧リング
支持面に支持されているのである。

別の特徴点としては特に、摩擦カップリングが、交互に
配備された摩擦ディスクの２つの取付は部を有し、これ
等摩擦ディスクのうち、一方の取付は部をもつ摩擦ディ
スクが空転せぬよう、とはいえ軸方向に滑走できるよう
に差動ノ々スヶットと接続していて、および他方の取付
は部を持つ摩擦ディスクが粘性保有カップリングのハウ
ジングとは、空転せぬよう、とはいえ軸方向に滑走でき
るよう接続されている。

摩擦機構の作動は、Ｖ学歴空隙として構成された加圧リ
ング支持面を介して行なわれ、この加圧リングの傾斜面
には、加圧ピースがその円形カム面を以て接触している
。

カム面に向き合った、および差動バスケットに支持され
た面は平坦に構成されていて、および差動バスケットの
肩部に支持されている。

目的に合うよう、加圧リングの突起用としての溝が同時
にまた、差動バスケットに対応配備している摩擦ディス
クを空転せぬよう収納するべく機能している。

結局、本発明の別途特徴点によれば、粘性保有カップリ
ングがハウジング、このノークジング内において回転で
きるよう収納されているゼスおよび交互に配備されてい
る外側−および内側ディスクから成シ；外側ディスクが
ハウジングとは空転せず、また内側ディスクがぜスに対
して空転せぬよう対応配備されていて；ならびにディス
クによって占有されていない内側空間が少なくとも部分
的には、粘性媒質、特にシリコーン油によって満たされ
ているのである。

外側ディスクは、特にスペーサリングを介して、相互に
固定した間隔をおいて確保されているのである。

〈実施例〉 以下、本発明による一実施例を示す添付図面を参照して
本発明を詳述する。

第１図に示されている駆動図は前輪駆動自動車に関する
ものである。前輪１，２の双方が駆動され、後輪３．４
は従動するこ止になる。前輪１゜２の駆動はエンジン５
から、切換え駆動部６および傘歯車差動ギヤ７を介し、
ならびにこれに接続する駆動軸８，９を介して、前輪１
，２に向けて行なわれる。

第２図に示された駆動図では、四輪駆動自動車のだめの
図が示され、いわば前輪１，２も後輪３゜４も駆動され
る。駆動は、この場合にエンジン５から、切換え駆動部
６を介して、分配駆動部として構成された前方傘歯車差
動ギヤ７に向けて、ならびにこの傘歯車差動ギヤから駆
動軸８，９を介して前輪１，２に向けて行なわれるが、
更に、上述の如き分配駆動部７から長さ方向軸４５を介
し、後方、第２の傘歯車差動ギヤ７に、また更に別の傘
歯車差動ギヤに向けて、およびこの傘歯車差動ギヤから
駆動軸８，９を介し、両後輪３．４に向けて行なわれる
。このような概念のもと、傘歯車差動ギヤ７は本発明に
よる傘歯車差動ギヤに合せて構成され得るのでチシ、す
るいは−二個の傘歯車差動ギヤが、何等ロックされる可
能性が与えられぬいわゆる開放型傘歯車差動ギヤとして
構成され得る。

以下更に、第６図および第４図による実施態様による本
発明による傘歯車差動ギヤの構成を参照されたい。傘歯
車差動ギヤ７は差動バスケット１１が軸受上、回転自在
に収納されているハウジング１０から構成されている。

差動バスケット１１は一端においてフランジ状に広がり
、カバー１６により閉ざされている。力・々−１６の領
域内、ないし差動ハウジング１１のフランジ鳳拡張領域
内で、傘歯車差動ギヤの導入に応じて平歯車か傘歯車が
接続されていて、こうした歯車が差動バスケット１１の
駆動に役立つ。差動バスケット１１０回転軸Ｘ−Ｘに対
して同軸性を有し、本差動バスケット内には２つの従動
傘歯車１２．１３が回転自在に配備されていて、これ等
従動歯車はそれぞれ歯４２　、４３をもつそれぞれ孔部
を有し、およびこれ等従動歯車は、この歯巾に嵌合する
駆動軸８，９を介して、駆動されるべき車輪１ないし２
または６ないし４により、あるいは第２図による駆動図
では例えば第１長さ方向軸４５ないし第２長さ方向軸４
６と空転せぬように接続されている。双方　　　　−の
従動傘歯車１２．１３は差動傘歯車１４と嵌合している
。差動傘歯車１４は、軸受ジャーナル１５上に回転自在
に収納されている。特に第４図および第５図から判るよ
うに、４つの差動傘歯車１４が用意されている。軸受ジ
ャーナル１５の末端２６はセットされていて、平坦面２
４を有し、この平坦面は加圧ピース２１の対応通過孔２
５中において平らに配備している。加圧ピース２１は、
差動傘歯車１４の外側壁と差動バスケット１１の内側壁
２７との間に配備されている。加圧ピース２１は支持面
４７を有し、この支持面によって加圧ピース２１は差動
バスケット１１の対応する肩４４に支持されている。更
に、加圧ピース２１はカム面２８を有し、このカム面２
８は加圧リング１７の対応する打撃走行支持面に支持さ
れている。支持面２９は７字型空隙ないし加圧リング１
７内の凹みによシ生ずる。加圧リング１７は、周辺に分
散して径方向に突出した突起２０を有し、この突起によ
υ加圧リング１７は、差動・々パケット１１の内側壁２
７内の溝２２中を訪導されることになる。溝２２は差動
バスケット１１の回転軸Ｘ−Ｘに対して平行に走る。加
圧リング１７は従って差動バスケット１１において空転
せず、とはいえ軸方向に滑走できるよう収納されている
。加圧リング１７は、摩擦カップリング１８の形態をと
シつ＼、摩擦機構の作動を行なうよう機能する。摩擦カ
ップリング１８は、外側摩擦ディスク３０を備え　　本
摩擦ディスクは空転せぬようにして差動バスケット１１
に対応配備している　　および内側摩擦ディスク３１を
も具備し、この摩擦ディスクは粘性保有カップリング１
９のハウジング５２には空転せぬよう対応配備している
。外側摩擦ディスク３０はその外側周辺にそれぞれ突起
を有し、その突起により摩擦ディスクは、加圧リング１
７の案内に用意されている溝２１内に収納されている。

粘性保有カップリング１９のハウジング５２は加圧リン
グ１７の側にリング突起４１を有し、このリング突起４
１は、カップリングハウジング５２の内側に向ったブリ
ツー）壁に接続している。

リング突起４１の外側面には、歯４０が用意され、この
歯上では、内側摩擦ディスク３１が対応する歯を備えて
収納されている。摩擦ディスク６０゜３１は軸方向に滑
走でき、および軸方向に滑走でき、および加圧リング１
７を介してカップリングハウジング５２のブリッジ外側
面に対して加圧可能である。摩擦カップリング１８の摩
擦機構の加圧作動は、加圧リング１７に対して回転軸ｘ
−Ｘを囲む周辺方向、すなわち回転方向に、加圧ピース
２１の、差動傘歯車１４を支持する加圧ピース２１の支
持ジャーナル１５の回転モーメントに依存した調整によ
り行なわれる。加圧ピース２１の円形リング面として構
成されたカム面２８は、その際、傾斜面として形成され
る支持面２９上を滑走することになり、加圧ピース２１
は他方では、支持面４７を介して差動ノマスケット１１
の肩部４４において軸上、支持されている。これによっ
て、摩擦カップリング１８の摩擦ディスク３０．３１に
対して軸方向に向けて加圧リング１７の調整が行なわれ
、その結果、摩擦抵抗が高まる。そのため、粘性保有カ
ップリング１９の・カップリングハウジング５２の連動
効果が生ずる。粘性保有カップリング１９はハウジング
５２のほかに、ハウジング３２内で共軸性を備えて支持
されているぜス３３を有する。粘性保有カップリング１
９の内部空間において、軸方向において内側ディスク３
５および外側ディスク３４が交互に配備されている。外
側ディスク３４は、ハウジング５２内の歯３７を介して
、および外側周辺に取付けられた対応する歯を介して空
転せぬよう相互に嵌合している。内側ディスク３５は、
孔部内で同じく歯を有し、この歯により内側ディスクは
Ｐス３６の歯３８上において空転せぬように収納されて
いる。外側ディスク３４は、スペーサリング３３を介し
て相互に間隔をとって配備されていて、内側ディスク３
５は歯３８内に軸方向に滑走できるように確保される。

外側ディスク３４および内側ディスク６５によって占有
されてはいない粘性保有カップリング１９の内側空間は
、少なくとも部分的には粘性のある媒質、つまシシリコ
ーン油によシ充填されている。粘性保有カップリング１
９のボス３３は歯型を付与されている孔部を持つ。この
ような孔部３９は、基本的には従動傘歯車１５の同じく
歯型をつけた孔部４６に対応する。駆動軸８，９の一つ
は、駆動軸が同時にまた従動傘歯車１３と、および粘性
保有カッゾリン／１９のボス３９と回転モーメント的に
は連結し合っているよう、構成されている。

上記の如く、摩擦カップリング１８の摩擦機構が加圧リ
ング１７を介して作動せしめられ、およびカップリング
ハウジング３２を収納しているときに、従動傘歯車１２
ないし１３の一方が、基本的に他方よりも高速で走シ、
回転モーメントが生ずる場合に、外側ディスク２４と内
側ディスク６５との間の回転数差に基き、モーメントが
構成され、その結果、ボス３５および従動傘歯車１３に
共通的に配備された従動軸８ないし９の連動が行なわれ
る。

〈発明の効果〉 特許請求項１の実施態様における利点は、傘歯車差動ギ
ヤ内に回転モーメントが生ずるときに、摩擦カップリン
グが、付与モーメントに比例する法線力によって作用を
受ける“ことにある。自動車制動が働らく場合に、傘歯
車差動ギヤではエンジンの比較的小さな制動モーメント
だけが機能し、その結果、摩擦カップリングは小さな法
線力によってのみ作用を受けることになシ、およびこれ
に対応して傘歯車差動ギヤの真出力部相互間では、同等
ロック作用は実際に起らぬのである。

特許請求項２および６の実施態様における利点としては
、ジャーナルおよびひいては、差動傘歯車および従動傘
歯車から成るユニットが、差動バスケットの回転軸軸方
向には、相互に向き合う滑走運動を何等、行なわ表いと
いう点にある。周方向には極くわづかしか調整は生じな
い。

本発明の構成からみた有利な点は、回転数差および駆動
モーメントの発生時に制動が行なわれ、反面、回転モー
メントが差動バスケットに付与されなかったシ、あるい
は極くわづかな回転モーメントしか付与されなかったシ
する場合に、制動を行なう方向での応答が阻止されるこ
とにアシ、これによシスリップ防止機構を有する制動シ
ステムとの互換性が確保される。

４、図の簡単な説明 、本発明による傘歯車差動ギヤの優先実施例および２つ
の異った駆動概念に基くその応用が図解によ）説明され
たが、 第１図は、本発明による傘歯車差動ギヤを備え一九前輪
駆動自動車の駆動図でＩＳシ、 第２図は、本発明による、軸間配備の傘歯車差動ギヤを
備えた四輪駆動自動車の駆動図であり、第３図は差動バ
スケットの側面図を、半分に切った断面図表示で示した
ものであり、 第４図は、第３図においてＡ−Ａで切った断面であり、 第５図は、加圧リングに加圧ピースを付与した差動傘歯
車の相手側レイアウトである。

各照合番号は、本装置の各部分を示す。

１．２・・・前輪、６，４・・・後輪、５・・・エンジ
ン、６・・・切換え駆動部、７・・・傘歯車差動ギヤ、
８，９・・・１駆動軸、１０・・・ハウジング、１１・
・・差動バスケット、１２．１５・・・従動傘歯車、１
４・・・差動傘歯車、１５・・・軸受ジャーナル、１６
・・・被覆部、１７・・・加圧リング、１８・・・摩擦
カップリング、１９・・・粘性保有カップリング、２０
・・・加圧リングにおける突起、２１・・・加圧ピース
、２２・・・差動バスケット内の溝、２６・・・ジャー
ナル末端、２４・・・平坦面、２５・・・空隙、２６・
・・差動、傘歯車の外側面、２７・・・差動バスケット
の内側面、２８・・・カム面、２９・・・支持面、３０
・・・外側摩擦ディスク、３１・・・内側摩擦ディスク
、５２・・・粘性保有カップリングのノ為りジング、３
６・・・粘性保有カップリングのボス、３４・・・外側
ディスク、３５・・・内側ディスク、３３・・・スペー
サリング、６７・・・ハウジング内の歯型、６８・・・
ボス上の歯型、６９・・・ダス内での歯型付き孔部、４
０・・・摩擦ディスク用歯型、４１・・・ハウジングの
リング突起、４２・・・従動傘歯車内孔部、１２．４３
・・・従動傘歯車内孔部、１３．４４・・・肩部、４５
・・・第１長さ方向軸、４６・・・第２長さ方向軸、４
７・・・加圧ピース接触面。

第　　３　　図 第　　４　　図

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．　ハウジング内において回転自在に支持され、駆動
   される差動バスケットを有し；差動バスケットに対し同
   軸性を備え、差動バスケット内で回転自在で収納される
   ２つの従動傘歯車を有し；２つの従動傘歯車はそれぞれ
   駆動軸と空転せぬよう接続可能であり；従動傘歯車と噛
   み合う差動傘歯車を有し；この差動傘歯車が差動バスケ
   ットの回転軸に垂直に走る軸受ジャーナルにおいて回転
   できるように収納されていて；および差動運動を自動的
   に制限させてロックする機構を有する特に自動車用の傘
   歯車差動ギヤにおいて、自動的に制限を受けてロックさ
   せる機構として、差動傘歯車の軸受ジャーナル（１５）
   を介し、および差動バスケット（１１）とは空転せぬよ
   うとはいえ軸方向に滑走できるよう接続できる加圧リン
   グ（１７）を介し作動できる摩擦カップリング（１８）
   、およびこの摩擦カップリングを介して接続する粘性保
   有カップリング（８，９）、なおこの粘性保有カップリ
   ング（８，９）は、あらためて空転せぬよう接続状態に
   あるが用意されていることを特徴とする傘歯車差動ギヤ
   。
2. ２．　加圧リング（１７）が径方向突起（２０）を有し
   、この突起は差動バスケット（１１）の内壁面（２７）
   内に軸方向に走るよう取付けられた溝（２２）内を誘導
   されていることを特徴とする特許請求項１に記載の傘歯
   車差動ギヤ。
3. ３．　ジャーナル（１５）には加圧ピース（２１）が配
   備されていて、加圧ピース（２１）が差動傘歯車の外側
   面（２６）と差動バスケット（１１）の内壁面（２７）
   との間で径方向に誘導配備されていて、および上記加圧
   ピースは軸方向一方では、差動バスケット（１１）にお
   いて、また他方では、カム面（１８）を介して加圧リン
   グ（１７）支持面（２９）に支持されていることを特徴
   とする特許請求項１に記載の傘歯車差動ギヤ。
4. ４．　摩擦カップリング（１８）が、交互に配備された
   摩擦ディスク（３０，３１）の２つの取付け部を有し、
   これ等摩擦ディスクのうち、一方の取付け部をもつ摩擦
   ディスク（３０）が空転せぬよう、とはいえ軸方同に滑
   走できるように差動バスケット（１１）と接続していて
   、および他方の取付け部を持つ摩擦ディスク（３１）が
   、粘性保有カップリング（１９）のハウジング（５２）
   とは、空転せぬよう、とはいえ軸方向に滑走できるよう
   接続されていることを特徴とする特許請求項１に記載の
   傘歯車差動ギヤ。
5. ５．　加圧リング（１７）の支持面（２９）がＶ字型空
   隙部として構成されていて、その空隙傾斜面には、支持
   ピース（２１）がその円形カム面（２８）を以て接触し
   ていることを特徴とする特許請求項６に記載の傘歯車差
   動ギヤ。
6. ６．　差動バスケット（１１）は径方向に平面をなして
   構成された肩部（４４）を具備し、肩部には加圧ピース
   （２１）が支持、配備されていることを特徴とする特許
   請求項６に記載の傘歯車差動ギヤ。
7. ７．　加圧リング（２１）の突起（２０）用としての溝
   （２２）が同時にまた、差動バスケット（１１）に対応
   配備している摩擦ディスク（６０）を空転せぬよう収納
   するのに役立つことを特徴とする特許請求１、２および
   ４に記載の傘歯車差動ギヤ。
8. ８．　粘性保有カップリング（１９）がハウジング（３
   ２）、このハウジング内において回転できるよう収納さ
   れているボス（３３）および交互に配備されている外側
   −および内側ディスク（３４，３５）から成り；外側デ
   ィスク（３４）がハウジング（３２）とは空転せず、ま
   た内側ディスク（３５）がボス（３３）に対して空転せ
   ぬよう対応配備されていて；ならびにディスクによって
   占有されていない内側空間が少なくとも部分的には、粘
   性媒質、特にシリコーン油によって満たされていること
   を特徴とする特許請求項１に記載の傘歯車差動ギヤ。
9. ９．　外側ディスク（３４）がスペーサリング（３６）
   を介して相互に固定した間隔をおいて確保されているこ
   とを特徴とする特許請求項８に記載の傘歯車差動ギヤ。