JPH0130747Y2 - - Google Patents

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JPH0130747Y2
JPH0130747Y2 JP1982123552U JP12355282U JPH0130747Y2 JP H0130747 Y2 JPH0130747 Y2 JP H0130747Y2 JP 1982123552 U JP1982123552 U JP 1982123552U JP 12355282 U JP12355282 U JP 12355282U JP H0130747 Y2 JPH0130747 Y2 JP H0130747Y2
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JP
Japan
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opening
panel
cable
rubber tube
grommet
Prior art date
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Application number
JP1982123552U
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JPS5928226U (ja
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Publication date
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Priority to JP12355282U priority Critical patent/JPS5928226U/ja
Publication of JPS5928226U publication Critical patent/JPS5928226U/ja
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Publication of JPH0130747Y2 publication Critical patent/JPH0130747Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はケーブルが貫通するパネルの開口に
設けられ、防水性と遮音性を確保してケーブルを
パネルに支持するグロメツトに関するものであ
る。
たとえば、自動車のエンジンルームと車室とを
仕切るパネルの開口に設けられるグロメツトは、
すでに実開昭52−113400号によつて提案されてい
る。
しかしながら、上記従来のゴム製グロメツト
は、パネルに形成した開口よりも大径の1対のフ
ランジで、開口の周縁を挾着して開口に取付ける
ように構成されているから、取り付け、取り外し
のための作業が煩らわしく、作業性に劣る欠点が
ある。
本考案は上記従来の問題に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ケーブルが貫通するパネルの開
口に設けられて防水性と遮音性を確保するグロメ
ツトにおいて、パネルに対する取付け・取外しを
容易にすることにある。
かかる目的を達成するために本考案にあつて
は、ケーブルが貫通するパネルの開口に設けられ
該ケーブルをパネルに支持するグロメツトであつ
て、 ゴム筒と該ゴム筒に対して着脱可能に結合され
るプラスチツク筒とからなり、 前記ゴム筒は、先端開口がケーブルの外周面に
密着する小径とされ、他方の基端開口がケーブル
よりも大径とされて該基端内部に凹溝が形成され
ており、 前記プラスチツク筒は、ケーブルを密着保持す
る円筒部と、該円筒部の一端側に形成され前記ゴ
ム筒の凹溝に嵌合するフランジと、該円筒部の他
端側にパネルの開口を挿通して該開口周縁に係止
されるように設けられ前記フランジと協働して前
記ゴム筒の基端をパネルに密着させるように挟持
する爪部とで構成されており、 しかも、前記プラスチツク筒のフランジには、
パネルの開口に臨むようにして工具挿入用の開口
が形成されている、構成としてある。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図において、1はパネルで、このパネル1
によつて、たとえば自動車のエンジンルーム3と
車室2が仕切られている。そして、パネル1には
開口4が設けられ、この開口4を貫通して、たと
えばスピードメータ用のケーブル5が配線され
る。
6はグロメツトで、ゴム筒7とプラスチツク筒
8とで構成され、ゴム筒7は先端7aの開口7a1
がケーブル5の外周面に密着するよう小径に、基
端7bの開口7b1はケーブル5よりも大径に形成
され、かつ基端7bの内周に環状の凹溝7cを設
けた先細りの蛇腹状に形成されている。
プラスチツク筒8は、上記ケーブル5を密着保
持する円筒部9を有し、この円筒部9の一端にゴ
ム筒7の凹溝7cに嵌合されるフランジ9aが形
成され、他端に爪部10を設け、フランジ9aに
は工具挿入用の開口9a1が形成されている。
上記爪部10は、上記開口4の車室2側周縁に
係止されて、ゴム筒7の基端7bをパネル1のエ
ンジンルーム3側表面に密着保持させるためのも
のであつて、円筒部9の周方向に複数分割された
少くとも1対の爪片10a,10bを有し、各爪
片10a,10bは円筒部9の他端から一端に向
けて末広がり状に膨出する膨出部10a1,10b1
と、この膨出部10a1,10b1に連続する先細り
の係止部10a2,10b2とによつて形成されてい
る。
上記構成において、グロメツト6を開口4に取
り付ける場合には、まず第2図のようにパネル1
の開口4に対して、エンジンルーム3側からプラ
スチツク筒8の他端をあてがう。つぎに、矢印A
方向に押し進めると、爪部10の膨出部10a1
10b1が開口4によつて円筒部9方向に押圧され
た第3図の状態になり、さらに押し進めて膨出部
10a1,10b1が開口4を通過すると、爪片10
a,10bが弾性復帰して、第1図のように爪片
10a,10bの係止部10a2,10b2が開口4
の車室2側周縁に係止された取付状態が得られ
る。
この場合、グロメツト6は、プラスチツク筒8
の爪部10の係止部10a2,10b2を、開口4の
車室2側周縁に係止させることによつて、ゴム筒
7の基端7bをパネル1のエンジンルーム3側表
面に付勢力をもつて密着させ、かつゴム筒7の先
端7aの開口7a1をケーブル5の外周に密着する
小径に形成しているから、エンジンルーム3から
車室2内への防水性と遮音性を一層向上させるこ
とができることになる。
一方、グロメツト6をパネル1の開口4から取
り外す場合には、エンジンルーム3側からゴム筒
7を引張つてプラスチツク筒8から取り外した第
4図の状態を得る。つぎに、プラスチツク筒8を
車室2方向に押し進めて第5図のようにフランジ
9aをパネル1のエンジンルーム3側表面に押し
あて、かつ爪部10の係止部10a2,10b2をパ
ネル1から離間させる。しかるのち、フランジ9
aの工具挿入用の開口9a1から、たとえばドライ
バのような工具11を挿入し、その先端で爪片1
0aを仮想線Bで示すように径内方向に押圧し、
矢印C方向に引張ればよい。
本考案は以上述べたように、プラスチツク筒の
爪部とフランジ部とによりゴム筒の基端をパネル
の開口を覆うようにして付勢状態でパネルに密着
させることができることから、パネルの開口に対
する防水性、遮音性を一層向上させることができ
る。
また、グロメツトの取付けに際しては、プラス
チツク筒を開口内に押込むだけの簡単な作業でよ
く、しかも、グロメツトの取外しに際しては、ゴ
ム筒を取外した後、工具をプラスチツク筒の工具
挿入用の開口から挿入して該工具により爪部を縮
径させながらプラスチツク筒を引出す簡単な作業
で足りることになり、グロメツトの取付け・取外
しを容易にすることができる。これにより、作業
性が向上することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るグロメツトの使用状態
を示す縦断側面図、第2図はグロメツトの取り付
け手順を示す縦断側面図、第3図は爪部がパネル
の開口を通過する状態を示す縦断側面図、第4図
はグロメツト取り外し時のゴム筒を除去した状態
を示す縦断側面図、第5図は同取り外し工具を用
いてプラスチツク筒を取り外す手順を示す縦断側
面図である。 1……パネル、4……開口、5……ケーブル、
6……グロメツト、7……ゴム筒、7a……先
端、7a1……開口、7b……基端、7b1……開
口、7c……凹溝、8……プラスチツク筒、9…
…円筒部、9a……フランジ、9a1……工具挿入
用の開口、10……爪部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケーブルが貫通するパネルの開口に設けられ該
    ケーブルをパネルに支持するグロメツトであつ
    て、 ゴム筒と該ゴム筒に対して着脱可能に結合され
    るプラスチツク筒とからなり、 前記ゴム筒は、先端開口がケーブルの外周面に
    密着する小径とされ、他方の基端開口がケーブル
    よりも大径とされて該基端内部に凹溝が形成され
    ており、 前記プラスチツク筒は、ケーブルを密着保持す
    る円筒部と、該円筒部の一端側に形成され前記ゴ
    ム筒の凹溝に嵌合するフランジと、該円筒部の他
    端側にパネルの開口を挿通して該開口周縁に係止
    されるように設けられ前記フランジと協働して前
    記ゴム筒の基端をパネルに密着させるように挟持
    する爪部とで構成されており、 しかも、前記プラスチツク筒のフランジには、
    パネルの開口に臨むようにして工具挿入用の開口
    が形成されている、 ことを特徴とするグロメツト。
JP12355282U 1982-08-13 1982-08-13 グロメツト Granted JPS5928226U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12355282U JPS5928226U (ja) 1982-08-13 1982-08-13 グロメツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12355282U JPS5928226U (ja) 1982-08-13 1982-08-13 グロメツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5928226U JPS5928226U (ja) 1984-02-22
JPH0130747Y2 true JPH0130747Y2 (ja) 1989-09-20

Family

ID=30281991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12355282U Granted JPS5928226U (ja) 1982-08-13 1982-08-13 グロメツト

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614333Y2 (ja) * 1987-01-30 1994-04-13 矢崎総業株式会社 グロメット
FR2849415B1 (fr) * 2002-12-31 2006-03-03 Renault Sa Systeme de passage de cablage entre caisse et porte d'un vehicule automobile, et vehicule equipe de ce systeme
JP5765254B2 (ja) * 2012-01-27 2015-08-19 住友電装株式会社 グロメット

Citations (1)

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JPS5621318B2 (ja) * 1974-06-06 1981-05-19

Family Cites Families (2)

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JPS5738946Y2 (ja) * 1977-11-30 1982-08-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5621318B2 (ja) * 1974-06-06 1981-05-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5928226U (ja) 1984-02-22

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