JPH01305811A - ハイシリカモルデナイト型ゼオライトの製造方法 - Google Patents

ハイシリカモルデナイト型ゼオライトの製造方法

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JPH01305811A
JPH01305811A JP13468288A JP13468288A JPH01305811A JP H01305811 A JPH01305811 A JP H01305811A JP 13468288 A JP13468288 A JP 13468288A JP 13468288 A JP13468288 A JP 13468288A JP H01305811 A JPH01305811 A JP H01305811A
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alkali
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mol
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JP13468288A
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Takeshi Ebina
毅 蝦名
Masahiro Nitta
昌弘 新田
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B33/00Silicon; Compounds thereof
    • C01B33/20Silicates
    • C01B33/26Aluminium-containing silicates, i.e. silico-aluminates
    • C01B33/28Base exchange silicates, e.g. zeolites
    • C01B33/2807Zeolitic silicoaluminates with a tridimensional crystalline structure possessing molecular sieve properties; Isomorphous compounds wherein a part of the aluminium ore of the silicon present may be replaced by other elements such as gallium, germanium, phosphorus; Preparation of zeolitic molecular sieves from molecular sieves of another type or from preformed reacting mixtures
    • C01B33/2861Zeolitic silicoaluminates with a tridimensional crystalline structure possessing molecular sieve properties; Isomorphous compounds wherein a part of the aluminium ore of the silicon present may be replaced by other elements such as gallium, germanium, phosphorus; Preparation of zeolitic molecular sieves from molecular sieves of another type or from preformed reacting mixtures of mordenite type, e.g. ptilolite or dachiardite

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はゼオライトの製造法に係り、特に高い5iOz
/八2□0.比を有するハイシリカモルデナイト型ゼオ
ライトの製造法に関する。
〔従来の技術〕
モルデナイト型ゼオライト(以下モルデナイトと略記す
ることがある)には、天然に産出するものと合成品とが
あり、構造に若干の違いがある。
前者はスモールボート型、後者はラージボート型と呼ば
れる構造を有する。ラージボート型モルデナイトの結晶
は、格子定数a = 18.13人、b−20、49人
、c=7.52人の斜方晶系に属し、その細孔は12員
環からなる細孔径6.7 X 7.0人のチャンネルと
8員環からなる細孔径2.9 X 5.7人のチャンネ
ルを有している。モルデナイトの化学式は一般にNag
 O’ Alt Ox  ’ 10 S i Ox、6
H,Oで表され、S i Ox / A lz C)+
比が10であって他のゼオライトに比ベシリカ比の高い
ことが特徴であり、耐熱性、耐酸性に優れ吸着剤、触媒
として工業的に広く使用されている。
モルデナイトは、他のゼオライトと同様に珪酸、珪酸ナ
トリウム、シリカゾル、アルミン酸ナトリウム、水酸化
ナトリウム等を原料として、従来から種々の方法で合成
されている。しかし、吸収特性および触媒特性を改良す
るために、SiO□ZA2□0.比が10以上のモルデ
ナイトの需要が高まってきた。
ゼオライトのS i Ox / A l z Os比が
高くなると耐熱性、耐酸性が向上することは一般に知ら
れているが、S iog 1AIlt Oss比0以上
で安定に存在できるゼオライトはそれほど多くない。
その中でも比較的容易に入手可能なものは、モルデナイ
ト、フェリエライト、モーピルオイル社から発表されて
いる従来より公知のZSM−5等であるが、特にモルデ
ナイトは合成が簡単であるだけでなく容易にハイシリカ
組成のものが得られるため、工業的価値が高い。
モルデナイトのS io、/ANtO,比を高くするた
めに、下記のような方法が提案されている。
特公昭51−15000号には、モルデナイトを高温で
水蒸気と接触させた後、アルミニうムを脱離させるため
、鉱酸で繰り返し処理する方法が開示されている。
C,J、ホイットモア(Whittemore) 、 
Jrは、珪酸ナトリウムと塩化アルミニウムを主原料と
したアルミノ珪酸ゲルを用いて184°Cの水熱条件下
で合成することによ、すS i O! / A j! 
z Os比が10以上のモルデナイトが得られると報告
している(アメリカン・ミネラロジスト(Americ
an Mineralogist)、57.1146 
(1972))、また、特開昭58−88118号には
、第4級アンモニウムイオンの一つであるベンジルトリ
メチルアンモニウムイオンを使用し、S i Ozに対
してA220、の割合を極めて少なくし、かつ比較的低
い温度で反応を行うことにより、最高でSin、/AN
、Oss比5.8のモルデナイトを得る方法が開示され
ている。さらに、特開昭59−73424号には、予め
sXowとAf、O,の混合ゲルを作り、その後アルカ
リ金属水溶液中で水熱処理すルコトニヨリ、S i O
t/AltO,比26.5までのモルデナイトを得るこ
とが記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記特公昭51−15000号のような水蒸気
処理と酸処理によるアルミニウムの脱離では、−度合酸
した結晶性モルデナイトをさらに処理する必要があるた
め、操作が複雑となる。前述のホイットモアや特開昭5
9−73424号のように予めゲルを作る方法では水熱
処理以外に余分な操作を必要とし、操作の複雑化は避け
られないばかりでなく、得られるモルデナイトの5i0
1 /A j! t O3比は最高でも約25.8であ
る。また特開昭58−88118号のように第4級アン
モニウムイオンを用いる方法では、高価な第4級アンモ
ニウムイオンを必要とするが、やはり得られるモルデナ
イトのS i Ox /AIR03比は最高でも約26
.5であった。
そこで、従来の合成方法についてその条件を調べてみる
と、原料の90%以上を占めるSin。
の濃度がH20/5iOZ比−9〜12となるように設
定されており、反応溶液中の原料濃度が極めて高いこと
が分かった。このような条件でSfOz / A j!
 t Oz比20以上のモルデナイトを得ようとすると
、前記したような処理が必要であり、操作の複雑化が避
けられなかった。
この煩雑な操作を省略するためには、水熱処理だけでS
 i Ot/ A l t Oss比0以上のモルデナ
イトが得る方法を探索すれば良い。
本発明の目的は、水熱処理だけの簡単な操作でS to
、/Af、O,比20〜60のハイシリカモルデナイト
を合成する方法を開発することにある。
〔課題題を解決するめたの手段〕
上記問題点は、アルミニウム、珪素およびアルカリ金属
またはアルカリ土類金属の化合物を含む反応組成物を水
熱合成することによってモルデナイト型ゼオライトを合
成する方法において、前記反応組成物中の前記化合物を
酸化物組成比として、H,O/5iOt =20〜12
0.5iOz/AlzOs =10””100、有効ア
ルカリ濃度を0゜3〜1.5モル/2に調整することを
特徴とするハイシリカモルデナイト型ゼオライトの製造
方法により解決される。
〔実施例〕
本発明で用いられる原料は、従来のゼオライト製造原料
、例えば珪素原料としては珪酸、珪酸ナトリウム、水性
シリカゾル、無定形固体シリカ等が、アルミニウム原料
としては、アルミン酸ナトリウム、水酸化アルミニウム
、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、硝酸アルミニ
ウム等である。これらの原料は、必要に応じて適当な前
処理によってアルカリに可溶性として用いることが必要
である。もちろん、始めから可溶性原料を用いる際は、
このような前処理は不要である。
また、天然産の原料をそのまま用いると石英等の不純物
の混入、または原料中に含まれる鉄分による製品の着色
が避けられない。従って、天然原料を用いる場合は、鉱
酸による洗浄とそれに続く十分なアルカリ処理による可
溶化を行うことが好ましい。
本発明では、原料の反応系への添加順序は、特に制限さ
れないが、通常は、水に、硫酸アルミニウムと硫酸の混
合水溶液、アルミン酸ナトリウム水溶液と水ガラス水溶
液またはシリカゾル等のシリカ源を撹拌しながら同時に
添加する方法が好ましい。
本発明においては、反応組成物を調製する際の5toz
1度および有効アルカリ濃度が重要である。反応組成を
酸化物の組成比として表した場合、5iChの濃度はH
1O/5iOt=20〜120、好ましくは)(、O/
S i O,”’30〜70の範囲から選ばれる。また
有効アルカリ濃度は、生成するモルデナイトのSin。
1Altos比が20以上の場合、0.3〜0.7モル
/2に調整される。有効アルカリ濃度が0゜3モル/2
より低くなると、結晶化が進みにくくなるばかりでなく
、従来より公知のゼオライトであるZSM−5や石英が
副生しやすくなる。
また得られるモルデナイトのSiO,/lj!。
O5比は有効アルカリ濃度0.4モル/2で極大値を示
すため、通常0.3モル/2以下に設定する必要はない
、一方、有効アルカリ濃度が0.7モル/lを越えると
、収量が低下するばかりでなく生成するモルデナイトの
SiO,/Aj!。
03比も20以下に低下する。
一方、S i OR1All Oy比lO〜20のモル
デナイトを合成する場合、有効アルカリ濃度は0.7〜
1,5モル/lの範囲に調整される。
このときHzO/StO□比は、8〜20の方が良好な
結果が得られる。
ここで、有効アルカリ濃度は下式(1)のように定義さ
れる。
Ceff=Σ(mXC(B”つ )−Σ (nXC(A
”−)(m、n : 1および2)・・・・・・(1)
C,、vf:有効イオンアルカリ濃度 C(B”):アルカリイオンの濃度 C(A”’):酸イオンの濃度 (B’″゛はアルカリ金属イオンおよびアルカリ土類金
属イオンの1種以上、A’−は、硫酸イオン、塩素イオ
ン、臭素イオンおよび硫酸イオンの1種以上を表す。) つまり、反応成分から珪素およびアルミニウムの成分を
除外すると、アルカリ金属またはアルカリ土類金属とp
H調整のための添加する鉱酸が残る。そして、鉱酸によ
り中和されて残ったアルカリ金属またはアルカリ土類金
属水酸化物から生じる水酸イオンの濃度を有効アルカリ
濃度と定義している。
反応組成物のうち、S iOx /Alz 03比は、
生成するモルデナイトのS i Ox /AntO1比
にほとんど影響しないため、10〜100、好ましくは
20〜60の範囲から選ばれる。
)しかし、原料を有効に利用するためには、生成するモ
ルデナイトに近い原料組成とすることが好ましい。従っ
て、予め有効アルカリ濃度と生成するモルデナイトの5
iOz/Ap□0.比関係を把握しておくのが望ましい
モルデナイト合成は、従来と同様に水熱処理により行う
。すなわち、珪素源としてシリカゾルまたは水ガラスを
使用し、これに所定の珪素/アルミニウムおよび水/珪
素の原子比となるようなアルミニウム化合物の水溶液を
添加する。
有効アルカリ濃度は、原料のアルカリ成分の添加量をコ
ントロールして行うが、アルカリ分が過剰に存在する場
合は鉱酸をアルミニウムまたは珪素の水溶液に添加して
中和し、有効アルカリ濃度が所定の濃度になるように調
整する。混合が完了したら100℃から200℃、好ま
しくは150℃から180°Cの温度、自生圧力下で5
時間ないし400時間、好ましくは20時間ないし20
0時間、水熱処理を行う。水熱処理温度が100°C以
下では結晶化が進みにくくなり、逆に200℃以上では
石英等の副生が起こりやす(なるため好ましくない。ま
た、水熱処理時間が5時間未満では結晶化が不十分であ
り、逆に400時間を越えると石英等が副生しやすくな
るため好ましくない。
生成物は、濾別し充分に水洗する。この場合、生成物の
粒径を揃えるためとアルカリ分を効率良く除去するため
に、合成物に蒸留水を注ぎ10分間撹拌して懸濁させ、
デカンテーションにより分別する操作を数回繰り返すの
が望ましい。また、不定型酸化珪素等の不純物を最小限
に抑える必要のある場合は、洗浄後の蒸留水pHが7.
5以下になるまで水洗する。水洗後、濾別・乾燥するが
、乾燥温度は80〜200″C1好ましくは100〜1
50°Cから選ばれる。
得られたモルデナイト製品は、アルカリ成分を含んだま
ま使用する場合はそのまま成形、焼成すればよいが、一
般には用途に応じて種々の金属イオンを担持して使用す
る。このため、脱アルカリ処理を行う。
水熱処理後の乾燥品または水洗直後の濾塊を0゜1〜3
モル/2、好ましくは1〜2モル/lの鉱酸水溶液を用
いて1〜400時間好ましくは40〜200時間処理す
る。この場合、必要に応じて処理中の鉱酸水溶液を排出
し、新しい鉱酸水溶液に交換する必要がある。液を交換
する間隔であるが、処理開始直後は3〜6時間、1〜2
日経過後は12〜36時間とするのが望ましい。脱アル
カリした後、合成品を乾燥するが、乾燥温度は80〜2
00°C好ましくは100〜150℃から選ばれる。
続いて必要に応じて焼成処理を行う。焼成温度は300
〜700°C1好ましくは400〜600°Cで1〜1
0時間好ましくは2〜4時間焼成する。
以上の方法により得られたH型ハイシリカモルデナイト
は、用途に応じて成形し、必要があれば金属イオンの担
持を行い、吸着剤、吸着分離剤、イオン交換剤として、
また石油化学工業における触媒および触媒担体として使
用する。
なお、本発明の合成条件では種晶は必要としないが、生
成物の粒径をコントロールする場合は種晶を添加しても
良い。種晶は合成モルデナイトまたは天然モルデナイト
が使用されるが、本実験条件下では0.1〜5g添加す
れば十分であり、この範囲の量であれば生成したモルデ
ナイトのSl。
t /Aft Ox比に影響しない。粒径の小さなモル
デナイトを得るには、種晶を十分粉砕しく200メツシ
ユ以下が望ましい)、添加量も多くすればよい。種晶の
添加時期は通常原料の調製時に行う。
前述したように、本発明では、原料の主成分であるSi
O□濃度を従来より下げてH,O/5i02=20〜1
20の範囲とし、有効アルカリ濃度を0.3〜0.7モ
ル/lとすることにより、水熱処理操作のみでS iO
2/Alt 03比20以上のモルデナイトが得られる
。これは、つまり、従来の方法では、原料の濃度が高い
ため、アルカリ濃度を下げると原料の溶解性が極端に低
下し、結晶化が進みにくいばかりでなく、石英、ZSM
−5等が副生しやすかった。このため、必然的にアルカ
リ濃度を高くする必要があり、5iOt/Al2O、比
の低いモルデナイトしか得られなかった。これに対し、
本発明ではSiO□濃度を低くしたため、有効アルカリ
濃度が従来の1/10〜1/100でも副生物を生じる
ことな(モルデナイトの合成が可能になり、また得られ
るモルデナイトのS i Oz / A l t Os
比も高くなったものと考えられる。
以下、本発明を具体的実施例により詳細に説明する。B
ET比表面積測定は次の要領で行なった。
比表面積、細孔分布は、脱アルカリし、乾燥したモルデ
ナイト約0.15 gを採り、カンタクローム(QUA
NTMCI(HOME ’)社オートソープ(AUTO
SORB)  1型ガス吸着試験装置を用いて測定した
。比表面積は、相対圧力(P/Po)が0.025〜0
.3におけるB、E、T、多点法により算出した。
この場合、急激に脱気を行うとモルデナイトの粉が吹き
上がるため、十分時間をかけて行った。
粉末X線回折(XRD)測定は理学電機社の装置(RA
D−Cシステム、12kW)を用いた。
S i Oz /Alz Os比測定には理学電機社製
蛍光X線装置を用いた。
実施例1 蒸留水100dに、水ガラス1号(Na、O:18%、
SiO□ :36.5%含有)162gを蒸留水300
 mlに溶解した溶液および、硫酸アルミニウム(13
,5水塩)10.6gと98%硫酸20゜7gを蒸留水
250 mlに溶解した溶液を撹拌しながら滴下混合す
る。混合後のスラリに蒸留水を加え全量を900成とし
た後、11のステンレススチール容器に移し、170°
Cで20時間水熱処理する。
この反応溶液の酸化物組成は、H,O/5iO2=51
、S i Ot /AI2! Os =56、有効なN
aOH濃度−〇、47モル/2である。
水熱処理中は、約30 Or、p、mで撹拌を続ける。
水熱処理終了後、濾別し蒸留水11を加え10分間撹拌
、30分間静置、デカンテーションを行う。
洗液のpHが7.5以下になるまでこの操作を繰り返し
た後120 ”Cで2時間乾燥する。この一部を採りX
RD回折パターンを調べた結果を第1図に示すが、生成
物は高純度のモルデナイトであることが確認された。ま
た、蛍光X線装置を使用してS i Ox / A l
 z 0!比を調へた結果Sin、/AA、O,比60
.5のハイシリカのモルデナイトであることが分かった
。乾燥品を1モル/l塩酸、80℃の条件で48時間脱
アルカリ処理後のモルデナイトについてBET比表面積
を測定した結果、411rrf/gであツタ。
実施例2 実施例1で、硫酸アルミニウムを16.5g、98%硫
酸を17.6 gに変えて、同様の操作で合成した。こ
の反応溶液の酸化物組成は、H,O/Sio、=51、
S I Ot /Ant Ox =36、有効なN a
 OH濃度−〇、47モル/2である。生成物はモルデ
ナイトであり、そのS ioz /Alx01比は42
.9、BET比表面積は433イ/gであった。
実施例3 実施例1で、硫酸アルミニウムを33g、98%硫酸を
8.9gに変えて、同様の操作で合成した。
この反応溶液の酸化物組成は、HzO/5iOt=51
.SiO□/Attt Os = 18、有効なNaO
H濃度=0.47モル/2である。生成物はモルデナイ
トでありそのS i Oz/Affi、 O,比は42
.9、BET比表面積は433ボ/gであった。
実施例4 実施例1で、硫酸アルミニウムを49.8 gとし、9
8%硫酸を加えずに同様の操作で合成した。この反応溶
液の酸化物組成は、H2O/S i Ot””51、S
iO□/Ant 03 = 11.9、有効なNa O
Hm度=0.47モル/lである。生成物はモルデナイ
トでありそのSiO□/Affi、 03比は38.3
、BET比表面積は383ポ/gであった。
実施例5 実施例1で、硫酸アルミニウムを8.3g、98%硫酸
を22gに変えて、同様の操作で合成した。
この反応溶液の酸化物組成は、T(,0/SiO。
=51、S i Ox / Aet Os =72、有
効なNaOH濃度=0.47モル/lである。生成物は
モルデナイトと微量のZSM−5でありそのSiO、/
AN、O,比は48.8、BET比表面積は385ボ/
gであった。
実施例6 実施例1で、硫酸アルミニウムを5.5g、98%硫酸
を23.4 gに変えて、同様の操作で合成した。この
反応溶液の酸化物組成は、Ht O/ S iO□−5
1、S i Ot / A 1□O,=108、有効な
NaOH濃度=0.47モル/lである。生成物はモル
デナイトと微量のZSM−5でありそのS i Of 
/A11−t 03比は51.2、BET比表面積は3
94イ/gであった。
実施例7.8.9 実施例1で、硫酸アルミニウムを16.5 gとし、9
8%硫酸を7.6.12.6.22.6 gに変えて、
同様の操作で合成した。この反応溶液の酸化物組成は、
Hz O/ S i Ox = 51、S 10x /
A ItzO+=36であり有効なMail(濃度はそ
れぞれ0.7.0.58.0.36モル/lである。生
成物はモルデナイトであり、そのSiO□/An!zO
5比はそれぞれ20.1.27.0.41.7、BET
比表面積はそれぞれ438.414.451ボ/gであ
った。
実施例10 実施例1で、硫酸アルミニウムを33g、1号水ガラス
を324g、98%硫酸を45.2 gに変えて、同様
の操作で合成した。この反応溶液の酸化物組成は、H,
O/S i O,=25.5ift/Ae、03 =3
6であり有効なNaOH濃度は0.72モル/2である
。生成物はモルデナイトであり、そのS i O2/ 
A11t 03比は21.3、BET比表面積は381
rrf/gであった。
実施例11 実施例1で、硫酸アルミニウムを8.25g、1号水ガ
ラスを81g、98%硫酸を3.8gに変えて、同様の
操作で合成した。この反応溶液の酸化物組成は、Hz 
O/ S i Ot = 102、Sin。
/A1.t Os =36であり有効なNaoHI度は
0.35モル/lである。生成物はモルデナイトであり
、そのS io、/Alz O,比は38.2、BET
比表面積は412rrf/gであった。
実施例12 実施例1で、硫酸アルミニウムを16.5 g、1号水
ガラスの代わりに0産化学製シリカゾル(Oタイプを使
用; S ioz  : 20.5%)を288g、ア
ルカリ源として水酸化ナトリウム19.6 gとし、硫
酸は添加せずに同様の操作で合成した。この反応溶液の
酸化物組成は、Hz O/ S i Ot = 51、
S i Oz /A ffi ! 03 =36であり
有効なNa01−I:a度は0.58モル/2である。
生成物はモルデナイトであり、そのSiO□/Af、0
.比は29.3、BET比表面積は432rd/gであ
った。
実施例13 実施例1で、硫酸アルミニウムの代わりにアルミン酸ナ
トリウムを4.8g、1号水ガラスを162g、98%
硫酸を15.5 gに変えて、同様の操作で合成した。
この反応溶液の酸化物組成は、Hz O/ S i O
x = 51、SiO□/Aj!、O,=36であり有
効なNaOH濃度は0.58モル/lである。生成物は
モルデナイトでありその5iOz 1Ait as比は
26.9、BET比表面積は418nf/gであった。
実施例14.15.16 実施例9で、水熱処理温度を90.140.200°C
に変えて、同様の操作で合成した。この反応溶液の酸化
物組成は、H,O/S i Ox =51、S i O
t /A1.z Os =36であり有効なNaOH濃
度はそれぞれ0.36モル/lである。生成物はモルデ
ナイトであるが、90°Cで水熱処理をしたものは結晶
化の程度が低かった。SiO□/A2□0.比はそれぞ
れ38.5.28.5.28.3、BET比表面積はそ
れぞれ331.393.411イ/gであった。
実施例17.18.19 実施例8で、水熱処理時間を48.100.200時間
に変えて、同様の操作で合成した。この反応溶液の酸化
物組成は、HzO/SiO□=51、S i Ox /
Aj!冨0.=36であり有効なNaOH濃度は0.5
8モル/2である。生成物はモルデナイトであるが、2
00時間水熱処理をしたものは石英のピークが僅かに見
られた。そのSiO,/kl□0.比はそれぞれ26.
8.26.5.31.0、BET比表面積はそれぞれ4
25.390.311rrr/gであった。
実施例20.21 実施例12で、水酸化ナトリウムの代わりに水酸化カリ
ウム、水酸化リチウムを使用して、同様の操作で合成し
た。この反応溶液の酸化物組成は、Hz O/ S i
Ot = 51、S i Ox /Affix 03=
36であり有効なアルカリ濃度はそれぞれ0.58モル
/2である。生成物はモルデナイトであり、そのS i
 O2/A 1 g 03比はそれぞれ28.1.27
.71、BET比表面積はそれぞれ391.431ボ/
gであった。
比較例1 実施例1で、硫酸アルミニウムを33g、98%硫酸を
15.2 g、1号水ガラスを324gに変えて、同様
の操作で合成した。この反応溶液の酸化物組成は、Hz
 o/ S I Ch = 25、S i Oz/Ai
、O,=36、を効なNaOH濃度=1.4モル/℃で
ある。生成物はモルデナイトであるが、そのS i O
! / A lz Os比は11.9、BET比表面積
は381ボ/gであった。
比較例2 比較例1で、硫酸アルミニウムを56.1 g、98%
硫酸を98.7g、1号水ガラスを551gに変えて、
同様の操作で合成した。この反応溶液の酸化物組成は、
Hz O/ S i Ox = 15.5iOz / 
A Et O1= 36、有効なNaOH濃度=0゜7
モル/2である。生成物は大部分が非晶質物質であった
比較例3 比較例1で、硫酸アルミニウムを5.5g、98%硫酸
を9.2g、1号水ガラスを54gに変えて、同様の操
作で合成した。この反応溶液の酸化物組成は、Hz O
/ S i Ox = 153.5iOz/A120s
=36、有効なNaOH濃度=0.25モル/lである
。生成物は石英とZSM−5であった。
比較例4 実施例7で、水熱処理時間を400時間に変えて、同様
の操作で合成した。生成物は大部分が石英であった。
比較例5 実施例7で、水熱処理温度を70℃に変えて、同様の操
作で合成した。生成物は大部分が非晶質物質であった。
以上の実施例と比較例をまとめて第1表に示した。
以下余白 〔発明の効果〕 本発明によれば、S i O,/A11.O,比20以
上のハイシリカモルデナイト型ゼオライトが水熱処理に
よる合成操作だけで得ることができる。
従って、鉱酸によるアルミニウムの脱離や、予め珪素・
アルミニウム混合ゲルを作成するなどの煩雑な操作を必
要としなくとも、ハイシリカモルデナイト型ゼオライト
を製造可能であり、製造プロセスの簡略化や製造コスト
の低減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1の方法により合成したモルデナイト
(S i Ox /Al□0.比= 60.5 >のX
RDパターンである。 代理人 弁理士 川 北 武 長

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミニウム、珪素およびアルカリ金属またはア
    ルカリ土類金属の化合物を含む反応組成物を水熱合成す
    ることによってモルデナイト型ゼオライトを合成する方
    法において、前記反応組成物中の前記化合物を酸化物組
    成比として、H_2O/SiO_2=20〜120、S
    iO_2/Al_2O_3=10〜100、有効アルカ
    リ濃度を0.3〜0.7モル/lに調整することを特徴
    とするハイシリカモルデナイト型ゼオライトの製造方法
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