JPH0130380Y2 - - Google Patents

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JPH0130380Y2
JPH0130380Y2 JP10378983U JP10378983U JPH0130380Y2 JP H0130380 Y2 JPH0130380 Y2 JP H0130380Y2 JP 10378983 U JP10378983 U JP 10378983U JP 10378983 U JP10378983 U JP 10378983U JP H0130380 Y2 JPH0130380 Y2 JP H0130380Y2
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JP
Japan
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fold
piece
packaging member
mounting
mounting section
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JP10378983U
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JPS6010789U (ja
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  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、洗濯機等の家電機器を梱包するのに
使用する底部梱包部材に関する。
例えば、一例として洗濯機を梱包するには、第
1図に示すように機体を底部梱包部材1上に載置
し、残りの全周面を段ボール等からなり底面が開
口し、上面が蓋できる梱包箱2で覆つた後に、外
周にバンド3を掛け渡して全体を固定している。
ところで、かかる底部梱包部材1は運搬の際に
生じやすい下方からの衝撃に対処すべく一段高く
して載置部を設けた四隅に発泡スチロール等から
なる緩衝体4を配設し、該緩衝体4の上面に形成
した凹部4a内に機器の脚を嵌入むようにしてい
る。
ところが第2図に示すように従来の底部梱包部
材1は、梱包部材本体1aと、前記緩衝体4が配
設される載置部1bとは別体に製し、ステツチα
又は接着剤で結合されるもので、両者を結合する
際の位置決めが困難で正しく結合されないことが
多い。その結果、載置部1b内に緩衝体4を差込
んだ場合に、完全に差込めなかつたり、差込み後
に緩衝体4の位置のずれや脱落を生じることがあ
り、また機器の脚を緩衝体4の凹部4a内に挿入
する際に、該凹部4aと載置部1bに形成した挿
入孔5との位置がずれて脚が挿入しにくいなどの
欠点がある。
この欠点を除くには、接着剤で載置部1bと緩
衝体4とを接合すればよいが、この方法では手数
と時間がかかり非常にコスト高となる。
さらに底部梱包部材1は緩衝体4が挿入され
て、組立が完成された状態で運搬、保管されるの
で、使用されるまでの占有容積が大きく、また前
記挿入孔5をくり抜き形成する際にくり抜き片が
廃棄物となつて生じるので資料を無駄にしてい
た。
本考案の目的は上記従来例の不都合を解消し、
接着剤等を一切使用することなく、その場で簡単
かつ迅速にしかもしつかりと組立てることがで
き、使用に到るまでの運搬、保管も場所をとらず
に楽に行える、底部梱包部材を提供することにあ
る。
しかしてこの目的は本考案によれば、梱包材の
両端を順次折曲げて筒状の機器載置部を形成し、
残りの辺に形成した突出片を立上げその両端を前
記載置部端内に折込み、該載置部の上面に設けた
コ字状切込みと合致するような凹部を上面に形成
した緩衝体を載置部端内に充填することにより達
成される。
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第3図は本考案の底部梱包部材の実施例を示す
斜視図、第4図は組立て状態を示す要部の斜視
図、第5図、第6図は要部の斜視図で、段ボール
等よりなる矩形状梱包材6の両端から折目7,
8,9,10を順次形成し、該折目7,8,9,
10を順次内側に90度折曲げて断面ロ字形または
略コ字形の筒状の機器載置部11を形成し、第2
の折目8と第3の折目9との間で形成される載置
面11aの両端近傍にコ字状の切込みを入れ、切
込孔12と切込片13とを形成する。この切込み
は前記載置部11を組立てる前の段ボールに予め
設けておいてもよい。
梱包材6の残りの2辺に前記第1、第2の折目
7,8間の巾と等しい突片14を形成し、これを
立上げて側壁とし、その両端に形成した折返片1
5を前記第1の折目7により形成された折返片1
1b上に位置するよう載置部11端内に折込む。
こうして載置部11は折返片11bと折返片15
とでしつかりと固定される。
ついで、前記切込孔12及び切込片13の下方
に位置するようにかつ前記折返片15を押さえ込
むように載置部11端内に発泡スチロール等から
なる緩衝体16を充填する。該緩衝体16の上面
には切込孔12と合致する凹部16aを形成して
おく。
このようにして載置部11と緩衝体16とによ
り機器の支承部17が形成される。
次に本考案の底部梱包部材の使用法について説
明すると、電気洗濯機等の機器を底部梱包部材の
載置部11上に載せ、機器の脚を切込片13の位
置に置いて押し下げれば切込片13は切込み孔1
2を介して脚と共に下方の緩衝体16の凹部16
a内に同時に折り込まれる(第7図参照)。
このようにして緩衝体16は凹部16a内に折
り込まれた切込片13により移動が阻止された状
態で載置部11内に固定され、またこの切込片1
3により支承部17の強度も増すから、機器の底
部はここで確実に保護される。
以上述べたように本考案の機器の底部梱包部材
は、載置部は折り曲げるだけの簡単な作業でしつ
かりと固定でき、載置部内に緩衝体を確実に充填
でき、しかも機器の載置後は緩衝体のずれは切り
込片により完全に阻止されるので、機器は確実に
保護される。
このように接着剤等を一切使わずに現場で迅速
かつ簡単に組立てることができ、使用までの運
搬、保管時は偏平状態なので嵩ばらず取扱いに便
利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は機器の梱包状態を示す全体斜視図、第
2図は従来の機器の底部梱包部材の斜視図、第3
図は本考案の機器の底部梱包部材の実施例を示す
斜視図、第4図は組立て状態を示す要部の斜視
図、第5図〜第6図は要部の斜視図、第7図は要
部の縦断面図である。 1……底部梱包部材、1a……梱包部材本体、
1b……載置部、2……梱包箱、3……バンド、
4……緩衝体、4a……凹部、5……挿入孔、6
……矩形状梱包材、7,8,9,10……折目、
11……載置部、11a……載置面、11b……
折返片、12……切込孔、13……切込片、14
……突片、15……折返片、16……緩衝体、1
6a……凹部、17……支承部、α……ステツ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 梱包材の両端を順次折曲げて筒状の機器載置部
    を形成し、残りの辺に形成した突出片を立上げそ
    の両端を前記載置部端内に折込み、該載置部の上
    面に設けたコ字状切込みと合致するような凹部を
    上面に形成した緩衝体を載置部端内に充填したこ
    とを特徴とする洗濯機等の機器の底部梱包部材。
JP10378983U 1983-07-04 1983-07-04 洗濯機等の機器の底部梱包部材 Granted JPS6010789U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10378983U JPS6010789U (ja) 1983-07-04 1983-07-04 洗濯機等の機器の底部梱包部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10378983U JPS6010789U (ja) 1983-07-04 1983-07-04 洗濯機等の機器の底部梱包部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6010789U JPS6010789U (ja) 1985-01-24
JPH0130380Y2 true JPH0130380Y2 (ja) 1989-09-18

Family

ID=30243992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10378983U Granted JPS6010789U (ja) 1983-07-04 1983-07-04 洗濯機等の機器の底部梱包部材

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62107910A (ja) * 1985-11-06 1987-05-19 Akihiro Saito 溶接機用ピンプル電極チップの自動成形装置
JP2639602B2 (ja) * 1991-01-25 1997-08-13 利晃 島田 スポット溶接棒の補修用回転刃物
JP2008030832A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Kyocera Mita Corp 梱包部材

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6010789U (ja) 1985-01-24

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