JP2552010Y2 - 洗濯機等の機器の底部梱包部材 - Google Patents

洗濯機等の機器の底部梱包部材

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JP2552010Y2
JP2552010Y2 JP10696191U JP10696191U JP2552010Y2 JP 2552010 Y2 JP2552010 Y2 JP 2552010Y2 JP 10696191 U JP10696191 U JP 10696191U JP 10696191 U JP10696191 U JP 10696191U JP 2552010 Y2 JP2552010 Y2 JP 2552010Y2
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武嗣 杉野
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、洗濯機等の家電機器を
梱包するための底部梱包部材に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば洗濯機を梱包するには、図4に示
すように機体を底部梱包部材21上に載置し、残りの全
周面を段ボール等からなり底面が開口し、上面が蓋でき
る梱包箱22で覆った後に、外周にバンド23を掛け渡
して全体を固定している。
【0003】ところで、かかる底部梱包部材21は運搬
の際に生じやすい下方からの衝撃に対処すべく一段高く
して四隅に設けた載置部24に発泡スチロール等からな
る緩衝体25を配設し、該緩衝体25の上面に形成した
凹部内に機器の脚を嵌込むようにしている。
【0004】実公平1−30380号公報はこの底部梱
包部材の従来例の一例を示し、図5にも示すように梱包
材26の両端を順次折曲げて筒状の機器載置部24を形
成し、残りの辺に形成した突出片27を立上げその両端
の折返片27aを前記載置部24の端内に折込み、該載
置部24の上面に設けたコ字状切込み28と合致するよ
うな凹部29を上面に形成した緩衝体25を載置部24
の端内に充填するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来の載置部24は梱
包材26の端に沿って全長に渉り形成されるため、この
内部に緩衝体25を挿入する際、載置部24の奥の方に
まで押し込んでしまうことがあり、上面の凹部29を切
込み28の位置に合致させにくく位置決めが困難であっ
た。
【0006】また、載置部24は梱包材26の端を内側
へ順次折り曲げて形成するため、載置部24の筒状内で
は折り曲げの最先端部分が下面に位置し、この最先端部
分の上に緩衝体25の一部がかかることとなる。このた
め、緩衝体25はその底面に前記載置部内の折り曲げの
最先端部をにがすための凹所を形成する必要があり、緩
衝体25の製作に手数を要する。
【0007】本考案の目的は前記従来例の不都合を解消
し、四隅に形成した機器載置部内に緩衝体を挿着する
際、緩衝体の位置決めが容易に行え、また、載置部間の
梱包材の強度も補強できる洗濯機等の機器の底部梱包部
材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は前記目的を達成
するため、梱包材の左右両側の前後に切込みにより形成
した機器載置片を折曲げて筒状の機器載置部を形成し、
前記機器載置片間に形成される補強片を内側に折込んで
本体に密着させ二重の底部と二重の左右側壁とを形成
し、前後の辺に形成した突片を立上げその両端を前記機
器載置部内に折込み、該載置部の上面に設けたコ字状切
込みと合致するような凹部を上面に形成した緩衝体を載
置部内に充填したことを要旨とするものである。
【0009】
【作用】本考案によれば、四隅に形成された機器載置部
のうち、前後に位置するものの間には補強片が介在し、
この補強片が本体に密着し重なり合うことで二重の側壁
と二重の底板とが形成され、この部分の補強が図られ
る。また、補強片の前後端は載置部の端部に位置するの
で、この補強片の前後端が載置部内に挿入する緩衝体の
挿入時のストッパーとなり、緩衝体を正確な位置に挿入
できる。
【0010】
【実施例】以下、図面について本考案の実施例を詳細に
説明する。図1は本考案の機器の底部梱包部材の実施例
を示す要部の分解斜視図、図2は本考案の機器の底部梱
包部材の全体斜視図、図3は同上組立て前の要部の展開
図で、段ボール等による矩形状梱包材1の左右両側に左
右の辺近くを残して左右方向に切込み2を入れ、この切
込み2の内側先端に接して梱包材1の前後方向に折目3
を形成し、この折目3と切込み2とにより梱包材1の四
隅に位置する機器載置片4と該載置片4,4間に位置す
る補強片5とを形成する。
【0011】載置片4には切込み2の外側先端から前後
の辺に向かう折目6とこの折目6に平行な折目7を形成
し、折目7,折目3により形成される載置面4aに切込
み2に一端が連なるL字形の切込み8を形成し、該切込
み8の他端に切込み2に連なる折目9を形成し、この切
込み2,8と折目9とで切込み孔8aと切込み片10と
を形成する。
【0012】補強片5には折目3と平行にこの外側に両
端が切込み2に連なる折目11を形成し、折目3,11
とで内側壁12aを形成し、折目3の内側にこれと平行
に外側壁12bを形成する折目13を設けた。
【0013】梱包材1の前後の辺には前記折目3,13
の巾と等しい突片14を形成し、その両端から載置面4
aの巾分だけ切込んでこの個所に折目15を設けて折返
片16を形成する。
【0014】図中17は発泡スチロール等からなる緩衝
体を示し、上面に前記切込み孔8aと合致する凹部17
aを形成しておく。
【0015】以上のように構成される梱包材1を組立て
るには、左右両側の折目13を内側に曲げて外側壁12
bを立上げ、折目3は補強片5に連なる部分ではこれを
折返して内側壁12aを立下げ、内側壁12aを外側壁
12bの内側に密着し、折目11を曲げて補強片5を梱
包材1の本体1a上に密着する。こうして、梱包材1の
左右の側壁部分と底部を二重に形成する。
【0016】載置片4に連なる折目3は直角に折曲げて
載置面4aと水平に形成し、折目7,6を順次折曲げて
載置部18を筒状に形成する。この載置部18は折目6
を介して補強片5に本体1a上で連なり、この個所で本
体1aに接合する。
【0017】梱包材1の前後の突片14を立上げて側壁
を形成し、折返片16を折目15を介して載置部18内
に折込む。次いで緩衝体17を載置部18内に差込む。
この時、載置部18内の先端には切込み2により載置片
4と分離された補強片5の端縁が位置しているので、こ
の補強片5を形成する段ボールの板厚分がストッパーと
して働き、緩衝体17の差込み先端がこの補強片5の端
縁に当たりそれ以上の差込みが阻止され、緩衝体17は
載置部18内の正しい位置に納まる。なお、補強片5は
接着剤などを用いて本体部1aに接合しておく。
【0018】以上のようにして、緩衝体17が充填され
た4隅の載置部18上に洗濯機等の機器の脚を載せ、脚
を切込み片10の位置に置いて押し下げれば、切込み片
10は切込み孔8aを介して脚と共に下方の緩衝体17
の凹部17a内に同時に折込まれる。
【0019】このようにして緩衝体17は凹部17a内
に折り込まれた切込み片10により移動が阻止された状
態で載置部18内に固定され、また、この切込み片10
及び折返片16により載置部18の強さが増す。さら
に、前後の載置部18,18間も内側壁12aと外側壁
12bとにより二重の側壁が形成されると同時に、本体
1a上に密着する補強片5で底部も二重に形成されるの
で、この部分の補強も図れる。
【0020】
【考案の効果】以上述べたように本考案の機器の底部梱
包部材は、載置部内に充填する緩衝体の差込み時の位置
決めが正確に行われ、また、特に補強材を用いずに折り
曲げるだけの簡単な構造で補強を図ることもできるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の洗濯機等の機器の底部梱包部材の実施
例の要部を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の洗濯機等の機器の底部梱包部材の実施
例を示す全体斜視図である。
【図3】本考案の洗濯機等の機器の底部梱包部材の実施
例の梱包材の要部の展開図である。
【図4】機器の梱包状態を示す全体斜視図である。
【図5】従来例を示す要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1…矩形状梱包材 1a…本体 2…切込み 3…折目 4…載置片 4a…載置面 5…補強片 6…折目 7…折目 8…切込み 8a…切込み孔 9…折目 10…切込み片 11…折目 12a…内側壁 12b…外側壁 13…折目 14…突片 15…折目 16…折返片 17…緩衝体 17a…凹部 18…載置部 21…底部梱包部材 22…梱包箱 23…バンド 24…載置部 25…緩衝体 26…梱包材 27…突出片 27a…折返片 28…切込み 29…凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭49−51673(JP,U) 実開 昭50−153075(JP,U) 実開 昭62−168392(JP,U) 実開 昭62−171419(JP,U) 実開 昭62−3461(JP,U) 実公 平1−30380(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梱包材の左右両側の前後に切込みにより
    形成した機器載置片を折曲げて筒状の機器載置部を形成
    し、前記機器載置片間に形成される補強片を内側に折込
    んで本体に密着させ二重の底部と二重の左右側壁とを形
    成し、前後の辺に形成した突出片を立上げその両端を前
    記機器載置部内に折込み、該載置部の上面に設けたコ字
    状切込みと合致するような凹部を上面に形成した緩衝体
    を載置部内に充填したことを特徴とする洗濯機等の機器
    の底部梱包部材。
JP10696191U 1991-12-25 1991-12-25 洗濯機等の機器の底部梱包部材 Expired - Fee Related JP2552010Y2 (ja)

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