JPH0129606Y2 - - Google Patents

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JPH0129606Y2
JPH0129606Y2 JP17166786U JP17166786U JPH0129606Y2 JP H0129606 Y2 JPH0129606 Y2 JP H0129606Y2 JP 17166786 U JP17166786 U JP 17166786U JP 17166786 U JP17166786 U JP 17166786U JP H0129606 Y2 JPH0129606 Y2 JP H0129606Y2
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JP
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shift lever
lead wire
gap
automatic transmission
cover member
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JP17166786U
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車用自動変速機のシフトレバー
装置に関する。
[従来の技術] 従来のこの種のシフトレバー装置としては、第
8図乃至第10図に示すものがある。
このシフトレバー装置aは、基端を車体に枢支
された回転可能な中空のシフトレバーbの上端に
操作部cを設け、操作部cに装着されたスイツチ
d等の電装品からシフトレバーbの内部を通り、
シフトレバーbの横孔eから車体側に導出される
リード線fが設けられたもので、シフトレバーb
の断面形状は、操作部cに設けた押釦gと接続さ
れた連結ロツドhとリード線fが内部を通ること
から、本従来例では長方形断面が使用されてお
り、他には長円形断面が使用されているものもあ
る。さらに連結ロツドhとリード線fの干渉を防
ぐために、シフトレバーbの内部空間を縦に二つ
に分ける仕切板iが、シフトレバーbに内蔵され
ている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながらこのような従来の自動車用自動変
速機のシフトレバー装置では、シフトレバー内周
寸法は連結ロツドの作動のため、また外周寸法は
操作部と嵌合させるために高い精度が要求され、
安価な溶接接合タイプのパイプ材では寸法精度が
確保出来ないため、高価な引抜材が使用されてい
た。
又従来の仕切板では、リード線は単にシフトレ
バー内部で連結ロツドとの接触を防止するため融
離されているだけなので、広いシフトレバー内部
空間でリード線を保持するものがなく、リード線
はシフトレバー装置が操作されるたびに動くの
で、リード線に曲げ伸ばしの力が掛り、リード線
内部の銅線が断線する原因になる。又シフトレバ
ー内壁面と直接擦れるので、リード線の被覆が摩
滅して、リード線内部の銅線が露出すると、絶縁
不良の原因になるという問題点もあり、リード線
の保護が完全でなかつた。
本考案はこのような問題点を解決した自動車用
自動変速機のシフトレバー装置を提供することを
目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本考案の自動車用自動変速機のシフトレバー装
置においては、基端部が車体に枢支されて回転可
能なシフトレバーの上端部に操作部が設けられ、
該操作部に装着されたスイツチ等の電装品から前
記シフトレバーの内部を通り、車体側に導出され
るリード線が設けられた自動車用自動変速機のシ
フトレバー装置において、前記シフトレバーを薄
板を曲げ加工により、軸方向に沿つて上端部から
基端部まで続く隙間を有する筒状に形成すると共
に、前記シフトレバー外側に位置して前記隙間を
隠蔽するカバー部と、前記シフトレバー内側に位
置して前記リード線を挿通可能な収納孔部とが、
連続的に形成されたカバー部材を前記シフトレバ
ーに取付けたことにより上記問題点の解決を図つ
ている。
[作用] 本考案の自動車用自動変速機のシフトレバー装
置では、シフトレバーは薄板をプレス又はロール
フオーミング等の曲げ加工により隙間を有する筒
状にしたので、寸法精度を高く確保しながら安価
に出来、また美観を向上させるため、シフトレバ
ーの隙間にカバー部材を嵌合し、かつカバー部材
にリード線を挿通可能な収納孔部を形成し、シフ
トレバーの外部に出るまでリード線の全周を包む
ように確実に保持しカバーするので、リード線は
動くことがなく又シフトレバーに直接接触するこ
とがなくなり、リード線の保護が完全になつた。
[実施例] 以下、第1図乃至第7図に基づいてこの考案の
一実施例を詳細に説明する。
第2図および第3図に示すように、自動車用自
動変速機のシフトレバー装置1は、シフトレバー
10と、シフトレバー10のボス部20と、運転
席付近のフロアに固定されたベースプレート30
と、ベースプレート30に固定され、ボス部20
を枢支する枢軸21の両端を支持した係止プレー
ト40および支持部材50と、一端がベースプレ
ート30を貫通してボス部20に連結され、他端
は不図示のコントロールケーブル等を介して自動
変速機のコントロールレバーに接続される連結レ
バー22とから成つている。ベースプレート30
には、シフトレバー装置1が車体に組付けられた
際、車室内に露出し内装の一部を成すアウターケ
ース60が設けられている。
シフトレバー10の基端部10eはボス部20
に固着されており、これによつてシフトレバー1
0はボス部20を枢支する枢軸21を中心にして
揺動可能と成つている。シフトレバー10は第1
図に示すように、薄板をプレス又はロールフオー
ミング等の曲げ加工により、軸方向に沿つて上端
部10dから基端部10eまで続く平行な隙間1
0aを有する筒状に形成されると共に、少なくと
もアウターケース60より車室内に突出する部分
のシフトレバー10には隙間10aを利用して後
述のカバー部材11が取付けられる。
シフトレバー10の上端部10dには操作部1
2が固定されており、操作部12には押釦13が
出没可能に設けられている。
シフトレバー10内には連結ロツド14が挿通
しており、連結ロツド14の上端部には、傾斜面
15aを有する摺動子15が設けられている。連
結ロツド14の下端部には、摺動子16が設けら
れ、摺動子16とシフトレバー10の底部を成す
ボス部20との間には摺動子16を介し連結ロツ
ド14及び摺動子15を上方へ付勢するばね部材
17が設けられている。
押釦13はばね部材18によつて第4図に示す
突出位置側に付勢されており、押釦13には摺動
子15の頭部15bが嵌入する係合溝13cが形
成されている。この係合溝13cは、摺動子15
の傾斜面15aに当接する傾斜面13aと、摺動
子15の垂直面15cに当接する垂直面13bと
で形成されている。
摺動子16の外周部には係合ピン19が突設さ
れており、この係合ピン19はシフトレバー10
に形成された長孔10bにおいて上下動可能にな
つている。
係合ピン19の係合端19aは、係止プレート
40に形成されたカム41の各カム部とばね部1
7の付勢力によつて係合している。
カム41には、Pレンジ用、Rレンジ用、Nお
よびDレンジ用およびLレンジ用の各カム部41
a,41b,41cおよび41dが形成されてい
る。なお、係合ピン19の係合端19aがNおよ
びDレンジ用のカム部41cの左端部に当接して
いる場合には、シフトレバー10はNレンジに位
置し、係合端19aがNおよびDレンジ用のカム
部41cの右端部に当接した場合には、シフトレ
バー10はDレンジに位置している。
操作部12の表面にはオーバードライブ用のス
イツチ70が設けられている。スイツチ70は操
作部12およびシフトレバー10の隙間10aに
嵌合したカバー部材11に形成された収納孔部1
1aに挿通されたリード線71を介して電源側端
子72と接続されておりスイツチ70を押すと内
蔵されているランプ73が点灯し、ランプ73の
点灯がスイツチ70を通して外部から視認できる
ようになつている。
カバー部材11は弾性変形可能な樹脂性で、上
端部11dから下端部11eまで貫通する収納孔
部11aが形成されている。カバー部材11の前
面にはシフトレバー10に嵌合したとき、隙間1
0aを外部よりカバーする隙間10aより幅の広
いカバー部11fを有し、両端面には隙間10a
に嵌合可能な係合溝部11bが形成されている。
下端部11e付近はカバー部11f側にほぼ直角
に曲がつた湾曲部11cを形成している。これは
シフトレバー10の外部へリード線71を案内す
るためのもので、シフトレバー10の横孔10c
の中へ湾曲部11cが嵌合しているので、リード
線71はシフトレバー10とは直接接触すること
はない。又、横孔10cに湾曲部11cが嵌合し
ていることは、カバー部材11の上下方向の位置
決めにもなつている。
次に本実施例の効果としてガイド部材11のシ
フトレバー10への組付けは隙間10aにガイド
部材11の係合溝部11bを合せ、湾曲部11c
を弾性変形させて押し込み、横孔10cに湾曲部
11cを弾性復帰させて嵌合すれば完了するが、
この時前もつて収納孔部11aにリード線71を
収納しユニツト化しておくと、カバー部材11を
シフトレバー10に組付けるだけでリード線71
の配線も完了できるので、組付作業性が良くな
る。なお、収納孔部11a下端より出ているリー
ド線71はシフトレバーの隙間10a内を通過可
能なので狭み込むことはなく、組付けの際邪魔に
なることはない。
[考案の効果] 本考案による自動車用自動変速機のシフトレバ
ー装置によれば、シフトレバーは薄板をプレス又
はロールフオーミング等の曲げ加工により隙間を
有する筒状にしたので、寸法精度を高く確保しな
がら安価に出来、また美観を向上させるためのカ
バー部材をシフトレバーの隙間を利用して取付
け、かつカバー部材にリード線を挿通可能な収納
孔部を形成し、シフトレバー内部でリード線の全
周を包むように確実に保持してカバーするので、
リード線は動くことがなく又シフトレバーに直接
接触することがなくなり、リード線の保護が完全
になる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第7図は本考案の一実施例を示して
おり、第1図はシフトレバーとカバー部材を示す
斜視図、第2図は一部を破断して示したシフトレ
バー装置全体の正面図、第3図は第2図の矢視
図、第4図は第3図の−断面図、第5図は第
3図の要部を示す矢視図、第6図は第5図の
−断面図、第7図は第5図の−断面図、第
8図から第10図は従来例を示しており、第8図
はシフトレバー装置全体の正面図、第9図は第8
図の−断面図、第10図は第9図の−断
面図である。 1……自動車用自動変速機のシフトレバー装
置、10……シフトレバー、10a……隙間、1
0d……上端部、10e……基端部、11……カ
バー部材、11a……収納孔部、11f……カバ
ー部、12……操作部、70……スイツチ、71
……リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基端部が車体に枢支されて回転可能なシフトレ
    バーの上端部に操作部が設けられ、該操作部に装
    着されたスイツチ等の電装品から前記シフトレバ
    ーの内部を通り、車体側に導出されるリード線が
    設けられた自動車用自動変速機のシフトレバー装
    置において、前記シフトレバーを薄板を曲げ加工
    により、軸方向に沿つて上端部から基端部まで続
    く隙間を有する筒状に形成すると共に、前記シフ
    トレバーの外側に位置して前記隙間を隠蔽するカ
    バー部と、前記シフトレバーの内側に位置して前
    記リード線を挿通可能な収納孔部とが、連続的に
    形成されたカバー部材を前記シフトレバーに取付
    けたことを特徴とする自動車用自動変速機のシフ
    トレバー装置。
JP17166786U 1986-11-08 1986-11-08 Expired JPH0129606Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17166786U JPH0129606Y2 (ja) 1986-11-08 1986-11-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17166786U JPH0129606Y2 (ja) 1986-11-08 1986-11-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6376925U JPS6376925U (ja) 1988-05-21
JPH0129606Y2 true JPH0129606Y2 (ja) 1989-09-08

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ID=31107505

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17166786U Expired JPH0129606Y2 (ja) 1986-11-08 1986-11-08

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JP (1) JPH0129606Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006240601A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Tsuda Industries Co Ltd シフトレバー装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006240601A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Tsuda Industries Co Ltd シフトレバー装置

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JPS6376925U (ja) 1988-05-21

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