JP2001167858A - 回転コネクタ装置 - Google Patents

回転コネクタ装置

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JP2001167858A
JP2001167858A JP35315699A JP35315699A JP2001167858A JP 2001167858 A JP2001167858 A JP 2001167858A JP 35315699 A JP35315699 A JP 35315699A JP 35315699 A JP35315699 A JP 35315699A JP 2001167858 A JP2001167858 A JP 2001167858A
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rotor
housing
connector device
rotary connector
steering wheel
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Tsuyoshi Matsumoto
強 松本
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Niles Parts Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R35/00Flexible or turnable line connectors, i.e. the rotation angle being limited
    • H01R35/04Turnable line connectors with limited rotation angle with frictional contact members
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/023Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
    • B60R16/027Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems between relatively movable parts of the vehicle, e.g. between steering wheel and column

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターンシグナルスイッチがなくても、回転コ
ネクタ装置をロックできる回転コネクタ装置を提供する
こと。 【解決手段】 回転コネクタ装置1は、自動車の車体側
に設置されるステータハウジング2と、該ステータハウ
ジング2に回動自在に設置すると共にステアリングホイ
ール11に連結されるロータハウジング3と、該ロータ
ハウジング3と前記ステータハウジング2で構成する収
納空間に収納されるフラットケーブル5と、を備えてい
る。前記ロータハウジング3は、前記ステータハウジン
グ2に形成した係合部2aに係合する突部8aを有する
ロータ8により回転を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体とス
テアリングホイールとの間を電気的接続する回転コネク
タ装置に関し、特にロータハウジングをステータハウジ
ングに固定する回転コネクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の回転コネクタ装置と
しては、例えば実開平1−83287号公報に開示され
た考案がある。該回転コネクタ装置は、ターンシグナル
スイッチのキャンセルカム・スリーブに軸方向移動可能
に係合したロータハウジング固定用の係止手段を備えて
いる。
【0003】車両に取り付けた回転コネクタ装置は、ス
テアリングホイールと同様に、車両が直進する中立位置
から左右にほぼ2回転させることが可能である。回転コ
ネクタ装置は、この中立位置を誤って車両に組み付けた
場合、ステアリングホイールを回転操作すると、左又は
右方向へ2回転させることができず、無理に回転させる
とフラットケーブルが切断するという問題が起きる。こ
れを防止すべく従来の回転コネクタ装置は、種々の係止
手段を備えている。
【0004】前記公報に開示された係止手段は、ターン
シグナルスイッチ上に回転コネクタ装置を配設し、且つ
該回転コネクタ装置上にステアリングホイールを組み付
けていないとき、ターンシグナルスイッチのキャンセル
カムの切欠に回転コネクタ装置の突部が係合して、回転
コネクタ装置の回動を阻止するものである。そして、回
転コネクタ装置上にステアリングホイールを設置する
と、前記キャンセルカムは、ステアリングホイールの下
面に押圧されて、前記突部が切欠から離脱してキャンセ
ルカムの回転が可能になるものである。
【0005】従来の回転コネクタ装置と、ターンシグナ
ルスイッチは、別々な所で製造されて、別々に納品され
るものである。該回転コネクタ装置がターンシグナルス
イッチの上に載設されるのは、該回転コネクタ装置の上
にステアリングホイールが設置される直前である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術の回転コネクタ装置は、ターンシグナルスイ
ッチを該回転コネクタ装置から離脱させたら突部と切欠
が分離してロックの機能を果たさないという問題点があ
る。このため、前述した従来の回転コネクタ装置は、該
回転コネクタ装置の下側にターンシグナルスイッチを設
置しない場合は、前述したロック機能を使用することが
できない。このため、前記ターンシグナルスイッチがイ
ンストルメントパネルの脇にあるクラスタスイッチタイ
プのものには、使用できないという問題点がある。
【0007】また、回転コネクタ装置の他のロック手段
としては、ロータハウジングとステータハウジングとに
ロックピンを挿入することでロータハウジングの回転を
阻止する手段がある。この場合、ロックピンは、回転コ
ネクタ装置を車両に取り付けるときに該回転コネクタ装
置から抜き取り、捨ててしまうものであり、不経済的な
ものである。
【0008】そして、ステアリングホイール部の点検・
修理等で回転コネクタ装置を再度ステアリングホイール
部から離脱した場合、前記ロックピンは捨ててしまい回
転コネクタ装置にないので、ロータハウジングをロック
できないという問題点がある。回転コネクタ装置は、ロ
ータハウジングを所定の回転位置にロックできない場
合、ステアリングホイールに誤組付してしまうことがあ
るという問題点がある。
【0009】前記回転コネクタ装置を誤組付し、ステア
リングホイールを回転操作すると、前述の通り左又は右
方向に2回転させることができず、無理に回転させると
フラットケーブルが切断されるという問題点がある。該
フラットケーブルが切断されると、ステアリングホイー
ルに設置されているエアバックやホーン等が使用できな
くなるという不具合が起きる。
【0010】本発明は、ターンシグナルスイッチがなく
ても、回転コネクタ装置をロックできる回転コネクタ装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した従来
の技術の課題を解消すべく発明したものであり、請求項
1の発明は、自動車の車体側に設置されるステータハウ
ジングと、該ステータハウジングに回動自在に設置する
と共にステアリングホイールに連結されるロータハウジ
ングと、該ロータハウジングと前記ステータハウジング
で構成する収納空間に収納されるフラットケーブルと、
を備えた回転コネクタ装置において、前記ロータハウジ
ングは、前記ステータハウジングに形成した係合部に係
合する突部を有するロータにより回転を阻止されること
で成る。
【0012】請求項2の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記ロータは、前記ロータハウジングの軸
筒部に挿入される円筒部と、該円筒部の周囲に形成した
前記突部と、前記ステアリングホイールを回転コネクタ
装置に組み付けたときに該ステアリングホイールの下面
に押圧する押圧面と、を有したことで成る。
【0013】請求項3の発明は、前記請求項2記載の発
明において、前記ロータの突部は、円筒部の下方部位か
ら突出した複数の突出体で成ると共に、前記ステータハ
ウジングの係合部は、該ステータハウジングの底面から
突出した突出体で成る。
【0014】請求項4の発明は、前記請求項3記載の発
明において、前記ロータは、前記ステータハウジングと
前記ロータハウジングとを回転自在に係止するアタッチ
メントに係止すると共に、該アタッチメントは、前記ロ
ータを付勢するスプリングを支持したことで成る。
【0015】請求項5の発明は、前記請求項4記載の発
明において、前記スプリングは、上端を前記突部に圧接
し、下端を前記アタッチメントに形成した環状溝と該環
状溝内側に形成した凸部との間に介在して支持したこと
で成る。
【0016】請求項6の発明は、前記請求項5記載の発
明において、前記ロータの突部は、回転コネクタ装置上
にステアリングホイールを設置し、該ロータがステアリ
ングホイールに押圧されて下降したときに、共に下降し
て、前記環状溝内に没入することで成る。
【0017】請求項7の発明は、前記請求項4、又は5
記載の発明において、前記アタッチメントは、前記ロー
タの突部が上下動自在に没入する縦溝を有したことで成
る。
【0018】
【発明の実施の形態】1は、自動車のステアリングホイ
ール11側と、車体側を電気的に接続する回転コネクタ
装置である。該回転コネクタ装置1は、ステアリングコ
ラム(図示せず)に固定したコンビネーションスイッチ
(図示せず)に載設するステータハウジング2と、ステ
アリングホイール11の下面に係止して回転するロータ
ハウジング3と,該ロータハウジング3を回転自在に係
止するアタッチメント4と、前記ステータハウジング2
とロータハウジング3との間の収納空間に渦巻き状等に
収納されたフラットケーブル5と、前記ステータハウジ
ング2とアタッチメント4との間に介在したロータ8
と、該ロータ8を上側に付勢するスプリング9と、で成
る。
【0019】前記ステータハウジング2は、コンビネー
ションスイッチのベース(図示せず)の上にネジ等で固
定される固定体であり、底面に後述するロータ8の突部
8aが係合する係合部2aを形成している。該ステータ
ハウジング2は、側部ハウジング6と底部ハウジング7
とを組み合わせて構成している。詳述すると、側部ハウ
ジング6は、嵌合孔(図示せず)を、底部ハウジング7
は嵌合爪(図示せず)をそれぞれ有し、前記嵌合孔に嵌
合爪を嵌合させることにより側部ハウジング6と底部ハ
ウジング7とを結合している。
【0020】尚、側部ハウジング6と底部ハウジング7
は、一体に形成してステータハウジング2を構成しても
よい。前記係合部2aは、略棒状の突部8aが係合する
ものであれば凸部で成るものでも、凹部で成るものでも
よく、特にその形状は限定しない。
【0021】底部ハウジング7は、図1に示すようにフ
ラットケーブル5の端を支持し、かつステータハウジン
グ2と、ロータハウジング3が成す空間にフラットケー
ブル5を案内するガイド(図示せず)を有し、平滑シー
ト13を敷設している。該ガイドの下方部位には、側部
ハウジング6に設けたコネクタ6aを配置している。
【0022】該コネクタ6aには、ロータハウジング3
の上面に配設したハーネス10にフラットケーブル5を
介して導通する端子(図示せず)を内設している。前記
平滑シート13は、油を含油した樹脂等でなり、フラッ
トケーブル5の摺動性を向上させ、かつ摺動音を解消さ
せるリング状板材で成る。
【0023】前記側部ハウジング6は、略リング状の円
筒部6bと、該円筒部6bの下側周囲に形成した枠部6
cとを一体に形成して成る。該枠部6cには、回転コネ
クタ装置1をコンビネーションスイッチのベースにネジ
止めするためのネジ穴と、前記コネクタ6aと、を備え
ている。該側部ハウジング6及びロータハウジング3の
上には、図5に示すように互いに向かい合うように巻回
したフラットケーブル5の中立位置を示すマーク3g,
6dを有する。
【0024】前記ロータハウジング3は、ステータハウ
ジング2に対して回転自在に嵌合すると共に、連結ピン
12をステアリングホイール11の下面に係合して、ス
テアリングホイール11と共に同一回転する。該ロータ
ハウジング3は、その内周面3cにアタッチメント4に
設けた嵌合部4aと嵌合する爪3dと、アタッチメント
4に設けた突片4bに当接する段部(図示せず)とを形
成している。
【0025】前記アタッチメント4は、前記ステータハ
ウジング2とロータハウジング3とを、図3及び図4に
示す前記嵌合部4aと突片4bとで連結するものであ
る。また、該アタッチメント4は、下方の周囲に、鍔部
4cを形成している。即ち、アタッチメント4は、例え
ば特開平10−22029号公報に開示されているよう
な手段で、ステータハウジング2とロータハウジング3
を連結している。該鍔部4cは、スプリング9を支持す
る環状溝4dと、該環状溝4d内に形成した環状凸部4
eと、前記環状溝4dの周囲に形成した支持枠4fと、
を形成して成る。
【0026】前記環状溝4dと環状凸部4eとの間に
は、スプリング9の下端部が配置され、該スプリング9
が横方向に移動しないように支持している。前記支持枠
4fは、上面4hに細いリング溝4gを形成すると共
に、該上面4hがステータハウジング2の底面2bに当
接している。前記リング溝4gは、回動するアタッチメ
ント8と、底部ハウジング7との摺動面に付ける潤滑油
やグリスを溜めておく溝である。
【0027】前記スプリング9は、図4に示すような圧
縮コイルバネでなり、図1及び図2に示すように下端を
前記環状溝4dに配置し、上端をロータ8の突部8aに
圧接させて配置している。
【0028】前記フラットケーブル5は、例えば、複数
の帯状の導電線を所望の間隔をおいて配置し、絶縁樹脂
で成る2枚の樹脂フィルムを加熱圧着等で挟持して成
る。該フラットケーブル5は、一端をステータハウジン
グ2のコネクタ6a内の端子に接続し、他端をロータハ
ウジング3の前記ハーネス10に接続している。
【0029】該フラットケーブル5は、前記ステータハ
ウジング2とロータハウジング3とが成すドーナツ状態
の空間内に、車両が直進するときの中立位置から左右共
に2回転以上可能に収納されている。
【0030】前記ロータ8は、回転コネクタ装置1上
に、ステアリングホイール11を設置していないとき、
回転するロータハウジング3をステータハウジング2に
係合させて、回転不能にさせるための部材である。該ロ
ータ8は、ロータハウジング3の軸筒部3f内に配置さ
れる円筒部8bと、該円筒部8bの下端部にアタッチメ
ント4に形成した縦溝4iに上下動自在に挿入される複
数個の前記突部8aと、を形成して成る。
【0031】該突部8aは、図5に示すように例えば4
本の棒状部材で成る。該突部8aの数及び形状は、特に
限定せず、スプリング9を支持し、かつ係合部2aに係
合できるものであればよい。
【0032】尚、突部8aは、折断を防止するために円
筒部8bの付け根の部分を太くしたり、リブを形成した
り、突部8aの形状を歯形状や楔形状にしてもよい。ま
た、突部8aの数は、係合部2aの数に合わせる必要は
なく、その数を相違させてもよい。そして、突部8a及
び係合部2aの数を増やしたり、その形状を三角形等に
することで、突部8aと係合部2aを係合させたときの
互いが移動するガタツキを少なくすることができる。
【0033】該ロータ8は、突部8aをアタッチメント
4の縦溝4iに上下動自在に挿入したことで、アタッチ
メント4、及びロータハウジング3と共に回転する。前
記ロータ8は、円筒部8bの上端に、ステアリングホイ
ール11の下面11aが当接する押圧面8cを形成して
いる。
【0034】前記ロータ8の突部8aは、常にアタッチ
メント4の縦溝4iに挿入されていると共に、回転コネ
クタ装置1の上にステアリングホイール11が組み付け
られていないときは、図2に示すように該ロータ8がス
プリング9により押し上げられて突部8aがステータハ
ウジング2の底面2bの係合部2aに係合して回動しな
い。
【0035】前記ロータ8は、回転コネクタ装置1の上
にステアリングホイール11が組み付けられると、図1
に示すように該ロータ8の押圧面8cがステアリングホ
イール11の下面11aに押圧されて、突部8aがスプ
リング9を圧縮させながら下降して、突部8aがステー
タハウジング2の底面2bの係合部2aから分離する。
下降した突部8aは、図1に示すように環状溝4d内に
没入する。前記ロータ8の突部8aとステータハウジン
グ2とが離れたことにより、該ロータ8、アタッチメン
ト4,及びロータハウジング3は、ステータハウジング
2に対して自由に回転することが可能となる。
【0036】本発明の実施の形態は、以上のような構成
であり、次にその作用を詳述する。回転コネクタ装置1
は、ステアリングホイール11の下面11aに配設して
いない時は、図2に示すようにロータハウジング3及び
アタッチメント4に係合して常時共に回転するロータ8
の突部8aが、コンビネーションスイッチのベース等に
ネジ止めされるステータハウジング2の底面2bの係合
部2aに係合して、ロックした状態にある。このため、
ロータ8、ロータハウジング3及びアタッチメント4
は、ステータハウジング2に固定され回転しない。
【0037】回転コネクタ装置1上にステアリングホイ
ール11を組み付けると、ロータ8押圧面8cが、ステ
アリングホイール11の下面11aに押圧されて下降
し、突部8aがステータハウジング2の係合部2aから
離れ、ロータ8、ロータハウジング3及びアタッチメン
ト4が、ステータハウジング2に対して自由に回転でき
るようになる。
【0038】再度、ステアリングホイール11等の点検
・修理等で回転コネクタ装置1上のステアリングホイー
ル11をステアリングシャフトから離脱すると、ロータ
8を押し下げていた該ステアリングホイール11がなく
なることで、ロータ8がスプリング9に押圧されて、上
昇する。すると、突部8aが上昇して、ステータハウジ
ング2の係合部2aに係合して、ロータ8、ロータハウ
ジング3、及びアタッチメント4が回転できなくなる。
【0039】これにより、回転コネクタ装置1は、ステ
アリングホイール11を設置していないときや単品で存
在するとき、ロータハウジング3を所定位置にロックし
ておくことができる。
【0040】回転コネクタ装置1は、ロータ8によるロ
ック機構を内蔵しているので、ステアリングホイール1
1を離脱して、点検・修理するときに、その離脱したと
きの位置状態を突部8aと係合部2aとを係合させるこ
とで保持させておくことができる。そして、再度回転コ
ネクタ装置1を取り付けるとき、ロータハウジングの位
置が大ききずれることがないので、所定の状態以外に誤
組付することを防止することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成・作用で成
るので次のような効果を奏する。請求項1の発明は、自
動車の車体側に設置されるステータハウジングと、該ス
テータハウジングに回動自在に設置すると共にステアリ
ングホイールに連結されるロータハウジングと、該ロー
タハウジングと前記ステータハウジングで構成する収納
空間に収納されるフラットケーブルと、を備えた回転コ
ネクタ装置において、前記ロータハウジングは、前記ス
テータハウジングに形成した係合部に係合する突部を有
するロータにより回転を阻止されることで、ロータハウ
ジングとステータハウジングに挿入して着脱することで
ロックし、且つ回転コネクタ装置をステアリングホイー
ル部に取り付けた後には捨てられてしまう従来のロック
部材が不要で、再度ロータハウジングとステータハウジ
ングとをロックするときに容易にロックでき便利であ
る。また、ロータハウジングをステータハウジングにロ
ックするロック機構を回転コネクタ装置内に常に設置し
ておくことができるので、再度ステアリングホイールを
車両から離脱しても常にロータハウジングの回動を阻止
して所望位置に固定しておくことができ、ステアリング
ホイール等の点検・修理したときに、回転コネクタ装置
を誤組付することを防止することができる。
【0042】請求項2の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記ロータは、前記ロータハウジングの軸
筒部に挿入される円筒部と、該円筒部の周囲に形成した
前記突部と、前記ステアリングホイールを回転コネクタ
装置に組み付けたときに該ステアリングホイールの下面
に押圧する押圧面と、を有したことで、ステアリングホ
イールを回転コネクタ装置に組み付けたことに応じてロ
ータを下降させて、ロータハウジングのロックを自動的
に解除させることができる。
【0043】請求項3の発明は、前記請求項2記載の発
明において、前記ロータの突部は、円筒部の下方部位か
ら突出した複数の突出体で成ると共に、前記ステータハ
ウジングの係合部は、該ステータハウジングの底面から
突出した突出体で成ることで、簡単な構造でロータとス
テータハウジングとを係合・分離させることができる。
【0044】請求項4の発明は、前記請求項3記載の発
明において、前記ロータは、前記ステータハウジングと
前記ロータハウジングとを回転自在に係止するアタッチ
メントに係止すると共に、該アタッチメントは、前記ロ
ータを付勢するスプリングを支持したことで、ステアリ
ングホイールの回転コネクタ装置への着脱に応じて簡単
な構造でロータを自動的に上昇・下降させることができ
る。
【0045】請求項5の発明は、前記請求項4記載の発
明において、前記スプリングは、上端を前記突部に圧接
し、下端を前記アタッチメントに形成した環状溝と該環
状溝内側に形成した凸部との間に介在して支持したこと
で、スプリングが屈曲することなく支持することがで
き、ロータの上下動をスムーズにさせることができる。
【0046】請求項6の発明は、前記請求項5記載の発
明において、前記ロータの突部は、回転コネクタ装置上
にステアリングホイールを設置し、該ロータがステアリ
ングホイールに押圧されて下降したときに、共に下降し
て、前記環状溝内に没入することで、回転コネクタ装置
の上下方向の長さを短く形成することができ、回転コネ
クタ装置全体を薄くすることができる。
【0047】請求項7の発明は、前記請求項4、又は5
記載の発明において、前記アタッチメントは、前記ロー
タの突部が上下動自在に没入する縦溝を有したことで、
簡単な構造でロータを常時アタッチメント及びロータハ
ウジングに連動させるように組み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図面で、ステアリン
グホイールを回転コネクタ装置に装着したときの状態を
示す回転コネクタ装置の半断面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す図面で、ステアリン
グホイールを回転コネクタ装置に装着する前の状態を示
す回転コネクタ装置の半断面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す図面で、ステアリン
グホイールを回転コネクタ装置に装着する前の状態を示
す回転コネクタ装置の拡大半断面図である。
【図4】本発明の実施の形態を示す図面で、要部分解斜
視図である。
【図5】本発明の実施の形態を示す図面で、係合部の設
置状態を示すステータハウジングの底面の概略図であ
る。
【符号の説明】 1 回転コネクタ装置 2 ステータハウジング 2a 係合部 2b 底面 3 ロータハウジング 3f 軸筒部 4 アタッチメント 4d 環状溝 4e 凸部 4i 縦溝 5 フラットケーブル 8 ロータ 8a 突部 8b 円筒部 8c 押圧面 9 スプリング 11 ステアリングホイール 11a 下面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体側に設置されるステータハ
    ウジング(2)と、該ステータハウジング(2)に回動
    自在に設置すると共にステアリングホイール(11)に
    連結されるロータハウジング(3)と、該ロータハウジ
    ング(3)と前記ステータハウジング(2)で構成する
    収納空間に収納されるフラットケーブル(5)と、を備
    えた回転コネクタ装置(1)において、 前記ロータハウジング(3)は、前記ステータハウジン
    グ(2)に形成した係合部(2a)に係合する突部(8
    a)を有するロータ(8)により回転を阻止されること
    を特徴とする回転コネクタ装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の発明において、 前記ロータ(8)は、前記ロータハウジング(3)の軸
    筒部(3f)に挿入される円筒部(8b)と、 該円筒部(8b)の周囲に形成した前記突部(8a)
    と、 前記ステアリングホイール(11)を回転コネクタ装置
    (1)に組み付けたときに該ステアリングホイール(1
    1)の下面(11a)に押圧する押圧面(8c)と、 を有することを特徴とする回転コネクタ装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2記載の発明において、 前記ロータ(8)の突部(8a)は、円筒部(8b)の
    下方部位から突出した複数の突出体で成ると共に、 前記ステータハウジング(2)の係合部(2a)は、該
    ステータハウジング(2)の底面(2b)から突出した
    突出体で成ることを特徴とする回転コネクタ装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項3記載の発明において、 前記ロータ(8)は、前記ステータハウジング(2)と
    前記ロータハウジング(3)とを回転自在に係止するア
    タッチメント(4)に係止すると共に、 該アタッチメント(4)は、前記ロータ(8)を付勢す
    るスプリング(9)を支持したことを特徴とする回転コ
    ネクタ装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項4記載の発明において、 前記スプリング(9)は、上端を前記突部(8a)に圧
    接し、下端を前記アタッチメント(4)に形成した環状
    溝(4d)と該環状溝(4d)の内側に形成した凸部
    (4e)との間に介在して支持したことを特徴とする回
    転コネクタ装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項5記載の発明において、 前記ロータ(8)の突部(8a)は、回転コネクタ装置
    (1)上にステアリングホイール(11)を設置し、該
    ロータ(8)がステアリングホイール(11)に押圧さ
    れて下降したときに、共に下降して、前記環状溝(4
    d)内に没入することを特徴とする回転コネクタ装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項4、又は5記載の発明におい
    て、 前記アタッチメント(4)は、前記ロータ(8)の突部
    (8a)が上下動自在に没入する縦溝(4i)を有する
    ことを特徴とする回転コネクタ装置。
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