JPH01293878A - 筒型ケーシング用弾性キャップおよびその筒型ケーシング用弾性キャップを使用した筒型ケーシングの液漏れ防止方法 - Google Patents

筒型ケーシング用弾性キャップおよびその筒型ケーシング用弾性キャップを使用した筒型ケーシングの液漏れ防止方法

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JPH01293878A
JPH01293878A JP12534988A JP12534988A JPH01293878A JP H01293878 A JPH01293878 A JP H01293878A JP 12534988 A JP12534988 A JP 12534988A JP 12534988 A JP12534988 A JP 12534988A JP H01293878 A JPH01293878 A JP H01293878A
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cap
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、筒型ケーシング用弾性キャップおよびその筒
型ケーシング用弾性キャップを使用した筒型ケーシング
の液漏れ防止方法に関する。さらに詳しくは、より少な
い材料で簡単な形状に形成することによりコストの低減
を図った筒型ケーシング用弾性キャップおよびその筒型
ケーシング用弾性キャップを使用した筒型ケーシングの
液漏れ防止方法に関する。
[従来の技術および 発明が解決しようとする課題] 従来より、筒型ケーシング内に装填した中空糸に血液を
流通させると共に、前記筒型ケーシングに設けた透析液
導入口から前記筒型ケーシングと前記中空糸との間に透
析液を導入し、前記筒型ケーシングに設けた透析液排出
口から前記透析液を排出することにより、血液の浄化を
行なう血液浄化装置が知られている。
この種の血液浄化装置は、その製造後、無菌水を前記筒
型ケーシング内に充填した後、弾性キャップを前記透析
液導入口および透析液排出口それぞれに嵌合し、次いで
筒型ケーシング全体を包装フィルムで包装してから、加
熱により滅菌処理を行なって出荷されている。
しかしながら、従来の弾性キャップは、前記透析液導入
口あるいは前記透析液排出口に挿入される中実の突起を
備えた構造を有している。
したがって、前記構造の弾性キャップを前記透析液導入
口および透析液排出口に嵌合すると、前記筒型ケーシン
グ内には前記透析液導入口および透析液排出口の開口部
にまで無菌水が充填されているので、前記弾性キャップ
の前記中実の突起によって、前記筒型ケーシング内の無
菌水の内圧が高められる。
そうすると、次の滅菌操作における加熱によって、さら
に前記無菌水の内圧が高くなって、充填された無菌水が
、弾性キャップを嵌合した透析液導出口および透析液排
出口から漏出するなどの不都合を生じていた。
したがって、前記不具合を少しでも解消する可く、筒型
ケーシングにおける前記透析液導入口および透析液排出
[」の先端近傍の外周面に肉厚部分を特に設け、また、
中実の突起を有する前記弾性キャンプには前記透析液導
入口および透析液排出口の前記肉厚部分を覆うとともに
前記肉厚部分の段差部に係合する端縁部を備えた鍔部を
特に設けていた。そして、無菌水を充填した筒型ケーシ
ングの前記透析液導入口および透析液排出口の開口部に
は弾性キャップの中実の突起を挿入する共に前記鍔部で
前記肉厚部分を被覆し、鍔部の端縁部で前記肉厚部分の
段差部を係合するようにして、前記透析液導入口および
透析液導出口に弾性キャップを装着していた。
その結果、筒型ケーシングにあっては、透析液導入口お
よび透析液排出口に肉厚部分を設けるなどしてその形状
を複雑にしなければならず、また弾性キャップにあって
も鍔部を設けるなどしてその形状を複雑にしなければな
らないと言う新たな問題点を有することになった。しか
も、この形状の複雑化は、筒型ケーシングおよび弾性キ
ャップの成形の煩雑さをもたらすばかりでなく、筒型ケ
ーシングおよび弾性キャップを製造するだめの材料の使
用量が増大してコストの増大をも招いていた。
筒型ケーシングおよび弾性キャップの一個一個を見れば
、僅かに形状が複雑になったとしてもその材料の使用量
は僅かであるが、大量生産および大量消費を考慮すると
、−個一個の材料の使用量が増大することは、マクロに
見ると看過することのできないコストの増大になる。こ
の種医療機器は、できるだけコストの低減を図って大い
に福′4i:に役立てられる可きことは言うまでもない
本発明は、前記従来技術の欠点を解消することを目的と
する。すなわち、本発明の目的は、成形の容易な簡単な
構造を有すると共に、充填された無菌水などの漏出事故
がなく、しかも軽量化および低コスト化を図った筒型ケ
ーシング用の弾性キャップおよびその弾性キャップを使
用した液漏れ防止方法を提供することである。
[前記課題を解決するための手段] 本発明者らは前記目的を達成するべく鋭意研究した結果
、弾性キャップの導入口および透析液排出口に挿入され
る突起に凹陥部な形成することによって、導入口および
透析液排出口から無菌水などの漏出がなく、また軽量化
および経済性の面においても優れた筒型ケーシング用の
弾性キャップが得られることを見出し、本発明を完成す
るに至った・ すなわち、前記課題を解決するための請求項1に記載の
本発明は、体液を通過させる中空糸を備えた体液浄化装
置の筒型ケーシングの両端近傍の周側面に設けた透析液
導入口または透析液排出口に嵌合する突起部を備えると
共に、前記突起部に凹陥部を備えてなることを特徴とす
る筒型ケーシング用弾性キャップであり、 請求項2に記載の発明は、体液を通過させる中空糸を有
すると共に内部に無菌水を充填してなる筒型ケーシング
の両端近傍の周側面に設けた透析液導入口および透析液
排出口それぞれに、前記請求項lに記載の弾性キャップ
を装着し、次いで、前記筒型ケーシングを真空包装する
ことを特徴とする筒型ケーシングの液漏れ防止方法であ
る。
以下に本発明をさらに詳細に説明する。
本発明において、体液浄化装置たとえば血液浄化装置は
、筒型のケーシング内に中空糸の束を装填し、透析液を
筒型ケーシング内に導入する透析液導入口および透析液
を筒型ケーシング内から排出する透析液排出口を設けた
ものであり、血液を導入するとともに透析液を導入して
血液を浄化するために使用される。
この筒型ケーシングは、両端に開口部を有すると共に筒
型ケーシング内にたとえば無菌水を流通させることので
きる透析液導入口および透析液排出口を有する筒形状で
あれば特に制限がなく、たとえば円筒形状、角筒形状、
断面 平形状など適宜の形状を採用することができるの
であるが、通常の場合、この筒型ケーシングは円筒形状
である。
前記透析液導入口および透析液排出液は前記筒型ケーシ
ングの両端近傍の外周面に設けることができ、その形状
として、従来のように特に肉厚部を設ける必要がない。
前記筒型ケーシング1を構成する材質は、この筒型ケー
シング1が、加熱殺菌時に無菌水による内圧を受けるこ
とから、耐圧強度を考慮して適宜に決定される。そのよ
うな材質としては、たとえば、ポリカーボネート、ポリ
スチレン、アクリロニロリルとスチレンとの共重合体、
ポリメチルメタクリレート、ABS樹脂、およびAB樹
脂等が好適である。さらに使用の目的に応じて、他の通
常の高分子材料、金属材料を適宜に採用することも可能
である。
前記筒型ケーシング内に装着される中空繊維としては、
その素材および形状などの特性によって限定されること
はないが、たとえば、セルロース、セルロースジアセテ
ート、セルローストリアセテートなど、セルロースエー
テル類などのセルロース誘導体、ポリアミド系誘導体、
ポリエステル系誘導体、ポリメチルメタクリレートなど
のメタクリル系もしくはアクリル系重合体、ポリ塩化ビ
ニルなどのポリビニル系重合体、ポリウレタン、ならび
にポリエチレン、ポリプロピレンのようなポリオレフィ
ンなどの中空繊維が挙げられる。
なお、中空繊維の外径は通常、10〜BooJL■程度
である。
前記中空繊維束の両端部は、通常の場合、前記中空繊維
束の先端が筒型ケーシングの端部開口部より若干突出す
るように、前記筒型ケーシングの両端部においてシーラ
ントで固定されている。
前記シーラントとしては、たとえば、ポリウレタン樹脂
、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂用の硬化性重合体組成
物を挙げることができる。
シーラントによる中空繊維束の固定は、特開昭55−1
04808号公報などに記載された所謂静置法および遠
心成形法などの公知の方法により行なうことができる。
本発明における体液浄化装置たとえば血液浄化装置では
、その製造後使用時化は、その筒型ケーシングの透析液
導入口および透析液排出口には、筒型ケーシング内に充
填された無菌水などの液体を封入するために弾性キャッ
プが装着される。
通常の場合、前記透析液導入口または透析液排出口に嵌
合される弾性キャップは、前記透析液導入口または透析
液排出口内に弾性キャップが入り込んでしまわないよう
にするためのストー/パになる頭部と、前記透析液導入
口内または透析液排出口内に密着嵌合される突起部とを
有して形成される。
本発明において、弾性キャップは、筒型ケーシングに設
けられた透析液導入口または透析液排出口に嵌合する突
起部に凹陥部を備えた構造を有すればその形状等につき
特に制限がない。
前記透析液導入口および透析液排出口の形状は、通常の
場合円筒形状であるが、特にこの円筒形状に限定されな
い。
前記突起部に設けられる凹陥部は、できるだけその容積
を大きくするように設計するのが好ましい。したがって
、前記凹陥部の底面部が前記頭部に達するように形成す
るのが好ましい。また、凹陥部の内周面と突起部の外周
面とに挟まれた部分(以ド、挿入部と称する。)の肉厚
もできるだけ薄い方が好ましい。もっとも、あまり肉厚
が薄いと突起部を透析液導入口または透析液排出口に嵌
合する際にその挿入部が座屈する恐れがあり、却って突
起部の前記透析液導入口または透析液排出口への挿入に
困難を生じることがあるので、あまり薄くしないほうが
良いこともある。この挿入部の厚みについては、この弾
性キャップの材質により左右されることがあるので、弾
性キャップの材質に応じて適宜実験的に決定するのが良
い。
弾性キャップの頭部については、従来通りの構造であっ
ても良いが、前記頭部に、筒型ケーシングに設けた導入
口または透析液排出口の外周縁部を被覆する程度の鍔部
を設けても良い。前記鍔部により、導入口および透析液
排出口の外周縁部をこの血液浄化装置の使用時まで清浄
に保持することができるからである。なお、この鍔部は
、従来のり1性キヤツプにおけるように、鍔部の端縁部
を若干内側に湾曲させる必要は特にない。
以−L構成の弾性キャップは、通常の場合、中空糸を充
填した筒型ケーシング内に無菌水を充填した後に、前記
筒型ケーシングの導入口および透析液排出口に装着され
る。このとき、この弾性キャップの突起部には凹陥部を
有するので、筒型ケーシング内に充填された無菌水が前
記凹陥部に浸入することにより、この無菌水に過大の内
圧がかからない。したがって、この弾性キャップを装着
した筒型ケーシングを包装材で包装後にこれを加熱殺菌
する場合、筒型ケーシング内の無菌水に加熱によってそ
の内圧が加わったとしても、弾性ギャップによる内圧が
殆ど加わっていないので、筒型ケーシングの導入口ある
いは透析液排出口から無菌水が漏洩することがない。
また、筒型ケーシングの包装は真空包装にするのが良い
真空包装は、通常の包装方法により、たとえば弾性キャ
ップを装着した筒型ケーシングを袋状の包装材に挿入し
、その袋内を真空にし、その後その袋の開口部を密封し
て行なうことができ、特に制限がない。
前記袋状の包装材たとえば滅菌バッグを形成する材料と
しては、たとえば酸素透過度10cc/+s2・24h
rs−atm(20℃、85$RH)以下の高バリヤー
包装材が好ましく、具体的には、ポリ塩化ビニリデンフ
ィルム、ポリエステルフィルム、三フフ化エチレンフィ
ルム、フッ化ビニルフィルム、ポリカーボネートフィル
ム、ナイロン6フィルム、および、たとえばポリプロピ
レンフィルム、ポリエステルフィルムなどの片面または
両面に塩化ビニリデン樹脂などのコーティング樹脂をコ
ーティングしてなる包装用フィルムなどが挙げられる。
前記滅菌バッグの形成に使用する包装材の厚みは、通常
、50ルm以上、好ましくは75用11〜150p−m
である。
前記真空包装は、従来から公知の方法により行なうこと
ができ、たとえば前記減菌/くラグ内を真空ポンプで真
空にしてから、そのバッグの端部を、ヒートシール、高
周波接合などにより接合して行なう。
弾性キャップを装着した筒型ケーシングを真空包装する
と、透析液導入口および透析液排出口に装着した弾性キ
ャップが包装材を介して大気圧により押圧されるので、
真空包装した筒型ケーシングを加熱殺菌する場合に、筒
型ケーシング内の無菌水の膨張により内圧が高まっても
、透析液導入口あるいは透析液排出口から液漏れを生じ
ることがない。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図には、本発明の1実施例である筒型ケーシング用
の弾性キャップを血液浄化装置に取付けた好適な態様が
示されている。
ここで、血液浄化装置は、その内部に中空繊維束2を装
着した筒型のケーシング1を備えている。
前記中空繊維束2の両端部は、その端部に蓋部材4を装
着した場合にその蓋部材4の装着に障害とならない程度
に前記中空Ia、II束2をこの筒型ケーシングlの端
部から突出させ、かつ前記中空a#I束2の端面が同一
平面となるように、切り揃えてなる。そして、中空m維
束2の一端から他端まで連通している。なお、この中空
繊維束2の両端部は筒型ケーシングlの両端部でシーラ
ント3たとえばシリコーン樹脂で固定されている。
なお、環状弾性シール部材4Aは、たとえばシーラント
3の端面と筒型ケーシング、■の開口端面とに接触する
状態で、蓋部材4と中空繊維束2のシーラント3で固定
された端面とにはさまれて、水密性を達成している。
なお、この環状弾性シール部材4Aは、環状に形成され
ると共に弾力性を有していれば特に制限がなく、たとえ
ばシリコーンゴム、ブタジェンゴム、ネオプレンゴムな
どで形成することができる。
また、環状弾性シール部材4Aの断面形状は、この血液
浄化装置を稼動させる場合に、血液の導入による押圧力
を受けて変形した環状弾性シール部材4Aが前記シーラ
ント3の端面と蓋部材4の内面とに密着することができ
る限り特に制限がなく、たとえば、断面円形、断面方形
などの種々の形状を採用することができる。さらに、こ
の環状弾性シール部材4Aは、中実であっても、チュー
ブ状であってもよい。
本実施例において、弾性キャップ7は、筒型ケーシング
1の周側面であってその端部近傍に設けた透析液導入口
5および透析液排出口6に装着される。
この透析液導入口5および透析液排出口6は、筒型であ
り、筒型ケーシング1の外周面に一体的に形成される。
弾性キャップ7は、第2図に詳細に示すように、透析液
導入口5または透析液排出口6の端面を被覆する頭部8
と、透析液導入口5または透析液排出口6内部に密着し
て挿入される凹陥部10を有する突起部9とからなる。
前記凹陥部10の深さは出来るだけ深いほうが好ましい
が、この実施例では、前記凹陥部10の深さは前記頭部
7に到達する程度に設計される。
前記のように突起部9に凹陥部10を形成してなる弾性
キャップ7は、第1図〜第2図に示すように、無菌水を
充填した筒型ケーシングlに設けた透析液導入口5およ
び透析液排出口6に前記突起部9を嵌合することにより
、透析液導入口5および透析液排出口6に装着される。
このとき、突起部9には凹陥部10が設けられているの
で、筒型ケーシング1内の圧力の上昇を防止することが
でき、滅菌操作時において、無菌水の内圧の上昇によっ
て弾性キャップ7と透析液導入口5または透析液排出口
6との間から無菌水が漏出するなどの不具合がない。
また、突起部9に凹陥部lOを形成することにより、弾
性キャップ7の軽量化および材料の節減も可能となる。
また、第2図に示すように、頭部8を、透析液導入口5
および透析液排出口6の端面のみを被覆するようにする
ことにより、材料の節減を可能にすることができる。な
お、この頭部8は、透析液導入口5および透析液排出口
6に対してストッパの機能を有している。
第3図には、本発明の他の実施例が示されている。
この実施例では、弾性キャップ7の頭部8に鍔部11を
設け、この鍔部11で導入口5および透析液排出口6の
外側面を被覆するようにしである。
この場合に、透析液導入口5および透析液排出口6の外
側面を被覆する鍔部11の長さは、前記突起部9の長さ
より短いことが軽量化および材料の節減などの観点から
好ましい。
前記第3図の実施例においては、その弾性キャップ7の
形状が若干複雑にはなるが、透析液導入口5および透析
液排出口6の外側面部分の汚染を防止して、清潔に保つ
ことができる。
本実施例においては、筒型ケーシングl内に無菌水を充
填し、弾性キャップ7を装着した後、この筒型ケーシン
グ全体を適宜の滅菌バッグ12を用いて真空包装しても
よい(第3図参照)。
真空包装をした筒型ケーシングの前記熱滅菌は、通常、
110〜121°C以下の温度で行なわれる。
滅菌時間は、温度条件により異なるので一部に決定する
ことはできないが、たとえば温度121 ℃の場合には
、通常、30分以内である。滅菌条ヂトをこの範囲に設
定することにより、充分な滅菌効果を得ることができる
この熱滅菌の好ましい方法としては、蒸気滅菌が挙げら
れる。
[発明の効果] 以上に説明したように、請求項1に記載の発明の筒型ケ
ーシング用の弾性キャップは、たとえば、出荷詩におけ
るように体液浄化装置の不使用時において、たとえば体
液浄化装置の筒型ケーシング内に無菌水などの液体を充
填した場合に、透析液導入口および透析液排出口内に本
発明の弾性キャップの突起部を挿入した場合、その突起
部には凹陥部が形成されているので、筒型ケーシング内
の無菌水の圧力上昇を防止することができ、その後の滅
菌操作における加熱の最に、無菌水の内圧上昇による液
漏れなどを防止することができる。
また、突起部に凹陥部が形成されていることによって、
弾性キャンプの軽量化とその材料の箇減を可能にするこ
とができるなどの利点を有する。
請求項2に記載の液漏れ防止方法は、前記請求項1に記
載の弾性キャップを使用することと真空包装をすること
とによって、筒型ケーシング内の加熱殺菌時に無菌水の
液漏れを生じることがない。すなわち、前述のようにこ
の弾性キャップはその突起部に凹陥部を設けたことと、
筒型ケーシングを包装する包装材が大気圧によって前記
弾性キャップを抑圧することとにより、筒型ケーシング
内の無菌水が液漏れするのを完全に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す一部切欠断面図、第2
図は第1図の要部断面図、第3図は木発明の他の実施例
を示す要部断面図である。 1・・・筒型ケーシング  5・・・導入口6・・・透
析液排出口  7・・・弾性キャップ 9・・・突起部  10・・・凹陥部 第1図 4A    4 第2図 =°−T 第3図 手続補正書 1 事件の表示 昭和63年特許願第125349号 2 発明の名称 筒型ケーシング用弾性キャップおよび その筒型ケーシング用弾性キャップを 使用した筒型ケーシングの液漏れ防止方法3 補正をす
る渚 事件との関係  特許出願人 住所    東京都渋谷区恵比寿3丁目43番2号名称
    日機装株式会社 代表者   鉛末 勲 4 代理人 住所     東京都新宿区西新宿八丁目9番5号補正
する。 8 補正の内容 (1)  明細書の第7ページ、下から4行目に記載の
「断面 平形状」を「断面偏平形状」に代えて補正する
。 (2)  明細書の第12ページ、下から6行目に記載
の「筒型ケーシング」を「筒型ケーシング」に代えて補
正する。 一以−1−=

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)体液を通過させる中空糸を備えた体液浄化装置の
    筒型ケーシングの両端近傍の周側面に設けた透析液導入
    口または透析液排出口に嵌合する突起部を備えると共に
    、前記突起部に凹陥部を備えてなることを特徴とする筒
    型ケーシング用弾性キャップ。
  2. (2)体液を通過させる中空糸を有すると共に内部に無
    菌水を充填してなる筒型ケーシングの両端近傍の周側面
    に設けた透析液導入口および透析液排出口それぞれに、
    前記請求項1に記載の弾性キャップを装着し、次いで、
    前記筒型ケーシングを真空包装することを特徴とする筒
    型ケーシングの液漏れ防止方法。
JP12534988A 1988-05-23 1988-05-23 筒型ケーシング用弾性キャップおよびその筒型ケーシング用弾性キャップを使用した筒型ケーシングの液漏れ防止方法 Granted JPH01293878A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6115700A (ja) * 1984-07-03 1986-01-23 横河電機株式会社 結晶缶プログラム制御方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6115700A (ja) * 1984-07-03 1986-01-23 横河電機株式会社 結晶缶プログラム制御方法

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