JP2690071B2 - キャップおよび体液浄化装置用ハウジング - Google Patents

キャップおよび体液浄化装置用ハウジング

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JP2690071B2 JP6275091A JP27509194A JP2690071B2 JP 2690071 B2 JP2690071 B2 JP 2690071B2 JP 6275091 A JP6275091 A JP 6275091A JP 27509194 A JP27509194 A JP 27509194A JP 2690071 B2 JP2690071 B2 JP 2690071B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は体液浄化装置用ハウジ
ングにおける透析液導入口および透析液排出口に装着さ
れるキャップおよび体液浄化装置用ハウジングに関す
る。さらに詳述すると、体液浄化装置用ハウジングに充
填した無菌液の漏洩を防止し、脱落や浮き上がりなく装
着することができ、加熱時に外圧を必要としない体液浄
化装置用ハウジング用のキャップおよびそのようなキャ
ップを装着することのできる体液浄化装置用ハウジング
に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、体
液浄化装置たとえば血液浄化装置として、筒型ハウジン
グ内に装着した半透膜たとえば中空糸に血液を流通さ
せ、前記筒型ハウジングに設けた透析液導入口から前記
筒型ハウジングと前記中空糸との間に透析液を導入し、
前記筒型ハウジングに設けた透析液排出口から前記透析
液を排出することにより、血液の浄化を行う装置が知ら
れている。
【0003】この種の血液浄化装置は、その製造後に、
無菌水を前記筒型ハウジング内に充填した後に弾性キャ
ップを前記透析液導入口および透析液排出口それぞれに
嵌合装着し、次いで筒型ハウジング全体を包装フィルム
で包装してから、加熱により滅菌処理を行って出荷され
ている。
【0004】しかしながら、従来の弾性キャップは、前
記透析液導入口あるいは前記透析液排出口に挿入される
中実の突起を備えた構造を有している。
【0005】したがって、前記構造の弾性キャップを前
記透析液導入口および透析液排出口に嵌合すると、前記
筒型ハウジング内には前記透析液導入口および透析液排
出口の開口部にまで無菌水が充填されているので、前記
弾性キャップの前記中実の突起部によって、前記筒型ハ
ウジング内の無菌水の内圧が高められる。
【0006】そうすると、次の操作である滅菌前加熱処
理あるいは蒸気滅菌等の加熱処理時においては、この無
菌水の内圧が高くなって、充填された無菌水が弾性キャ
ップを嵌合した透析液導入口および透析液排出口から漏
出する、あるいは弾性キャップが透析液導入口および透
析液排出口から浮き上がったり、脱落したりするという
問題があった。
【0007】かかる問題を解消するために、この血液浄
化装置の加熱処理時に、透析液導入口および透析液排出
口に装着した弾性キャップを外部から押圧するという、
外圧供給方式が考慮されたのであるが、外圧供給方式
は、血液浄化装置の加熱殺菌時に弾性キャップに外部か
ら圧力をかける特別の装置を必要とするから、装置構成
の煩雑化、操作の煩雑化を避けることができず、したが
って、工業的であるとは言い難い。
【0008】この発明は前記事情に基づいて完成され
た。この発明の目的は、血液浄化装置用ハウジングを初
めとする体液浄化装置用ハウジングを加熱処理する際
に、体液浄化装置用ハウジング内に充填した透析液等の
漏洩を防止することのできるキャップおよび体液浄化装
置用ハウジングを提供することにある。
【0009】この発明の他の目的は、体液浄化装置用ハ
ウジング内に無菌水を充填した状態で加熱処理をして
も、体液浄化装置用ハウジングにおける透析液導入口お
よび透析液排出口に装填したキャップが浮き上がった
り、脱落したりすることのないキャップおよび体液浄化
装置用ハウジングを提供することにある。
【0010】この発明の他の目的は、体液浄化装置用ハ
ウジング内に無菌水を充填した状態で加熱処理を擦る際
に、透析液導入口および透析液排出口に装着したキャッ
プに対して外圧を供給する必要の全くないキャップ及び
体液浄化装置用ハウジングを提供することにある。
【0011】
【前記課題を解決するための手段】前記課題を解決する
ための請求項1に記載の発明は、体液を通過させる半透
膜を備えた体液浄化装置用ハウジングに設けられた透析
液導入口および透析液排出口に装着されるキャップであ
って、前記透析液導入口または透析液排出口に嵌合する
太径部および細径部を備え、太径部の断面積SA と細径
部の断面積SB との比(SA /SB )が小さくとも2で
あることを特徴とするキャップであり、請求項2に記載
の発明は、前記太径部および/または細径部はその周面
に環状リブが形成されてなる前記請求項1に記載のキャ
ップであり、請求項3に記載の発明は、体液を通過させ
る半透膜を備えた体液浄化装置用ハウジングに設けられ
た透析液導入口および透析液排出口に装着されるキャッ
プであって、前記透析液導入口または透析液排出口に嵌
合する突起部と、この突起部に形成された環柱状の凹陥
部とを備え、前記環柱状の凹陥部により形成される内側
の円柱が、前記環柱状の凹陥部により形成される外側の
環柱の長さよりも長く形成されてなることを特徴とする
キャップであり、請求項4に記載の発明は、体液を通過
させる半透膜を備えた体液浄化装置に使用され、かつ透
析液導入口および透析液排出口を有するハウジングであ
って、前記透析液導入口および/または前記透析液排出
口が、キャップ装着用太径部およびキャップ装着用細径
部を備え、キャップ装着用太径部の断面積Sa とキャッ
プ装着用細径部の断面積Sb との比(Sa /Sb )が小
さくとも2であることを特徴とする体液浄化装置用ハウ
ジングである。
【0012】
【作用】請求項1に記載のキャップは、請求項4に記載
の体液浄化装置用ハウジングにおける透析液導入口およ
び透析液排出口に、装着することができる。
【0013】たとえば透析液導入口にキャップを装着す
ると、キャップの細径部の外周が透析液導入口における
キャップ装着用細径部の内周に密着し、また、太径部の
外周がキャップ装着用太径部の内周に密着する。
【0014】このキャップは通常ゴム弾性体たとえばシ
リコンで製造され、またこの体液浄化装置用ハウジング
は通常硬質の熱可塑性樹脂例えばポリカーボネートで製
造されているのでキャップの熱膨張係数は体液浄化装置
用ハウジングの熱膨張係数よりも大きい。したがって、
殺菌あるいは滅菌のために加熱処理をするとき、加熱に
よりキャップおよび体液浄化装置用ハウジングが膨張す
るので、キャップによる透析液導入口および透析液排出
口の良好なシール性が確保される。
【0015】しかも、キャップにおける太径部の断面積
をSA とし、その細径部の断面積をSB とする場合に、
このキャップは、SA /SB ≧2、好ましくは4≧SA
/SB ≧2の関係を満たしているので、体液浄化装置用
ハウジングを加熱処理した場合に体液浄化装置用ハウジ
ングに充填した無菌剤が高い内圧になっても、特にキャ
ップの太径部端面に外部圧力を印加しなくても、キャッ
プが透析液導入口から浮き上がったり、脱落したりする
ことはない。
【0016】より詳しく言うと、次のようである。キャ
ップを透析液導入口あるいは透析液排出口から押し出そ
うとする内圧による力をFinとし、キャップを透析液導
入口あるいは透析液排出口に押し込もうとする外圧によ
る力をFout とすると、 Fin=Sin・Pin、Fout =Sout ・Pout (ただし、Sinは透析液導入口または透析液排出口内に
装着されたキャップの内圧を受ける部分即ち細径部の
面積であり、Sout は透析液導入口または透析液排出口
内に装着されたキャップの外圧を受ける部分即ち太径部
の断面積である。inは透析液導入口または透析液排出
口内に装着されたキャップの底面に加わる内圧であり、
out は透析液導入口または透析液排出口内に装着され
たキャップに加わる外圧である)で示される関係式が成
り立つ。
【0017】加熱時にキャップが透析液導入口あるいは
透析液排出口から脱落しないと言うことは、少なくとも
in=Fout が成り立つ。このとき、Sin・Pin=S
out ・Pout が成り立つ。Sout を大きくするとPin
小さくて済む。この関係において、Sout を大きくする
とPout を小さくすることができる。したがって、P
out が1気圧であるときには、Sout /Sinを2以上の
範囲にすると、Pinは2気圧以上の範囲になる。つま
り、Sout /SinすなわちSA /SB を2以上にするこ
とにより、体液透析液浄化装置用ハウジング内に無菌水
を充填したまま加熱処理をしたときに内圧が2気圧以上
になっても、キャップは脱落しない。
【0018】請求項2に記載のように、キャップの太径
部および/または細径部に環状リブを形成するのが好ま
しい。
【0019】キャップを透析液導入口および透析液排出
口に装着した場合に、キャップの外面と透析液導入口お
よび透析液排出口の内壁面との間に存在するところの、
スベリの原因になる薄い水の層を、前記環状リブが遮断
する。その結果、キャップが透析液導入口および透析液
排出口からの滑り抜けが防止される。また、透析液導出
口または透析液排出口にキャップが押し込まれたとき
に、この環状リブにおける透析液導入口および透析液排
出口の内壁面への押圧力が高まり、これによってもキャ
ップが透析液導入口および透析液排出口からの抜けが防
止される。そしてキャップ装着により液密性が高まる。
【0020】請求項3に記載のキャップは、体液浄化装
置用ハウジングの透析液導入口および透析液排出口に装
着する際に、環柱状の凹陥部により形成される内側の柱
状体がキャップの芯材としての作用を有するので、キャ
ップを透析液導入口および透析液排出口への装着が容易
である。
【0021】請求項4に記載の体液浄化装置用ハウジン
グは、たとえば透析液導入口に請求項1に記載のキャッ
プを装着すると、キャップの細径部の外周が透析液導入
口におけるキャップ装着用細径部の内周に密着し、ま
た、太径部の外周がキャップ装着用細径部の内周に密着
する。
【0022】
【実施例】この発明における体液浄化装置たとえば血液
浄化装置は、筒型ハウジング内に中空繊維の束を装填
し、透析液を筒型ハウジング内に導入する透析液導入口
および透析液を筒型ハウジング内から排出する透析液排
出口を設けてなり、血液を導入すると同時に透析液を導
入して血液を浄化する。ここで、この筒型ハウジングは
この発明における体液浄化装置用ハウジングに相当し、
中空繊維の束がこの発明における半透膜に相当する。
【0023】この筒型ハウジングは、両端に開口部を有
し、筒型ハウジング内にたとえば液体を流通させること
のできる透析液導入口および透析液排出口を有する筒形
状であれば特に制限がなく、たとえば円筒形状、角筒形
状、断面扁平形状などの適宜の形状を採用することがで
きる。もっとも、通常の場合、この筒型ハウジングは円
筒形状である。前記液体は、この血液浄化装置の使用時
には、透析液であり、出荷時あるいは使用時までは無菌
水、蒸留水、RO水、生理食塩水などである。
【0024】この筒型ハウジングを構成する材質は、こ
の筒型ハウジングが加熱殺菌時あるいは上記滅菌時等の
加熱時に、装填した液体による内圧を受けることから、
耐圧強度を考慮して適宜に決定される。そのような材質
としては、たとえばポリカーボネート、ポリスチレン、
アクリロニトリルとスチレンとの共重合体、ポリメチル
メタクリレート、ABS樹脂およびAB樹脂等が好適で
ある。これらの中でも体液浄化装置用ハウジング特に筒
型ハウジングとして好適な材質は、ポリカーボネートで
ある。もっとも、この筒型ハウジングを構成する材質は
前記例示に限定されることはない。使用の目的に応じ
て、他の通常の高分子材料、金属材料を適宜に採用する
こともできる。
【0025】前記筒型ハウジング内に装着される中空繊
維としては、その素材および形状などの特性によって限
定されることはないが、たとえばセルロース、セルロー
スジアセテート、セルローストリアセテートなど、セル
ロースエーテル類などのセルロース誘導体、ポリアミド
系誘導体、ポリエステル系誘導体、ポリメチルメタクリ
レートなどのメタクリル系もしくはアクリル系重合体、
ポリ塩化ビニルなどのポリビニル系重合体、ポリウレタ
ン、ならびにポリエチレン、ポリプロピレンのようなポ
リオレフィンなどの中空繊維が挙げられる。
【0026】なお、中空繊維の外径は通常、10〜60
0μm程度である。
【0027】前記中空繊維束の両端部は、通常の場合、
前記中空繊維束の先端が筒型ハウジングの端部開口部よ
り若干突出するように、前記筒型ハウジングの両端部に
おいてシーラントで固定されている。
【0028】前記シーラントとしては、たとえばポリウ
レタン樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂等の硬化性
重合体組成物を挙げることができる。
【0029】シーラントによる中空繊維束の固定は、特
開昭55−104606号公報などに記載された所謂静
置法および遠心成形法などの公知の方法により行うこと
ができる。
【0030】この発明の体液浄化装置の一例である血液
浄化装置では、その製造後使用時までは、その筒型ハウ
ジングの透析液導入口および透析液排出口には、筒型ハ
ウジング内に充填された無菌水などの液体を封入するた
めに、キャップが装着される。
【0031】この発明の一実施例であるキャップ1は、
図1に示すように、透析液導入口内または透析液排出口
内にキャップ1が入り込んでしまわないようにするため
のストッパの機能を有する頭部2と、前記透析液導入口
内または透析液排出口内に密着嵌合される突起部3とを
有する。この実施例では、この突起部3は、内部が中実
である。この突起部3は、その軸線に直交する断面形状
が円形をなす円柱状であり、断面円形の直径の大きな太
径部4とその太径部4の底面に突出して設けられ、断面
円形をなす円柱状であり、前記太径部4よりも直径の小
さな細径部5とを有する。
【0032】このキャップは弾性を有する部材で形成さ
れるのであればその材質に特に制限がなく、たとえばシ
リコーンゴム、ブタジエンゴム等で形成することができ
る。好ましい材質はシリコーンゴムである。
【0033】この太径部4の前記断面積SA と前記細径
部5の前記断面積SB との比(SA/SB )は、通常2以
上であり、換言すると小さくとも2であり、好ましくは
4〜2である。比(SA /SB )が2以上、好ましくは
4〜2であると、この血液浄化装置内における筒型ハウ
ジングと中空繊維との間に充填した液が漏洩せず、液を
充填した状態でこの血液浄化装置を加熱処理してもキャ
ップの浮きや脱落を生じることがなく、またキャップの
頭部に圧力を加えて浮きや脱落を防止する必要もない。
【0034】図1に示すように、キャップ1が円筒形の
太径部4と、太径部4の底面から突出する細径部5とを
有してなる場合に、太径部4の前記断面積SA と前記細
径部5の前記断面積SB との比(SA /SB )が前記範
囲にあるとき、太径部4の軸心方向長さh1 は、通常3
〜13mmであり、特に5〜10mmであるのが好まし
く、また細径部5の軸心方向長さh2 は、通常3〜10
mmであり、特に5〜8mmであるのが好ましい。
【0035】この発明に係るキャップの他の態様を図2
に示す。図2に示すキャップ1はストパの機能を有する
頭部2と、円柱状の太径部4と太径部4の底面から突出
する細径部5とからなる突起部3と、太径部4および細
径部5の周面に設けられた複数の環状リブ7とを備え
る。
【0036】この図に示すキャップ1においても、突起
部3は中実であり、また、太径部4の軸線に直交する平
面での断面積SA と前記細径部5の前記断面積SB との
比(SA /SB )は、通常2以上であり、換言すると小
さくとも2であり、好ましくは4〜2である。
【0037】図2に示すように、キャップ1が太径部4
と細径部5とを有してなる場合に、太径部4の前記断面
積SA と前記細径部5の前記断面積SB との比(SA
B)が前記範囲にあるとき、太径部4の軸心方向長さ
1 は、通常3〜13mmであり、特に5〜10mmで
あるのが好ましく、また細径部5の軸心方向長さh
2は、通常3〜10mmであるのが好ましい。
【0038】また、前記範囲の寸法を有する場合に、前
記環状リブは、太径部4に1〜5本、好ましくは2〜3
本設けられるのが好ましく、細径部5に0〜5本、好ま
しくは1〜2本設けられるのが好ましい。環状リブ7が
設けられていると、環状リブ7の部分で押圧が高まり液
密性が向上する。この環状リブ7は、キャップ1と筒型
ハウジングとの接触面に生じる薄い水の層を遮断し、キ
ャップ1の滑りが防止される。
【0039】図2に示すキャップ1においては太径部4
および細径部5に設けられた環状リブ7の代わりに、螺
旋状のリブ(螺旋状リブとも称する。)が設けられてい
ても良い。螺旋状リブが太径部4および細径部5の外周
面に設けられていると、筒型ハウジングの透析液導入口
および透析液排出口にこのキャップ1を挿入する際に、
このキャップ1をねじるようにして押し込むことによ
り、このキャップ1を透析液導入口および透析液排出口
に容易に装着することができるという利点がある。この
キャップ1を装着した後においては、この螺旋状リブは
前記環状リブと同様の作用効果を奏する。
【0040】この発明に係るキャップの他の態様を図3
に示す。図3に示すキャップ1は頭部と、円環柱状の突
起部11と、この円環柱状の突起部11の内側に形成さ
れた円環柱状の凹陥部12と、この凹陥部12内に形成
された円柱状の高円柱部14とを有する。換言すると、
このキャップ1は、頭部2と、この頭部2の下面から立
設して形成された円環柱状の突起部11と、高円柱部1
4とを備える。
【0041】このキャップ1の頭部2の外径は、円環柱
状の突起部11よりも大きな寸法に設計され、図1に示
されるキャップ1における頭部2と同様の作用効果を奏
する。
【0042】円環柱状の突起部11の高さ(頭部2の下
面から突起部の端部までの長さ)h3 は、通常3〜10
mmであるのが好ましく、特に5〜8mmであるのが好
ましく、また、厚み(円環柱状の突起部11の内面から
その外面までの厚みであり、肉厚とも称される。)は、
多くとも1.5mmであるのが好ましく、特に0.8〜
1.2mmであるのが好ましい。この突起部11の高さ
および肉厚が前記範囲内にあると、キャップ1を透析液
導入口および透析液排出口に挿入する際に坐屈を起こさ
ず、また、液を充填した筒型ハウジングを加熱処理する
際の液の圧力が突起部11の内面にかかる結果、この突
起部11が拡開して突起部11の外面と透析液導入口お
よび透析液排出口の内面との密着性が一層高まる。これ
によって、キャップ1による液密封止性が向上する。
【0043】この円環柱状の突起部11の直径(換言す
ると円環柱状の突起部11の外周面の直径)は、透析液
導入口および透析液排出口におけるキャップ装着用太径
部にこの円環柱状の突起部11が密嵌可能になるよう
に、決定され、設計される。
【0044】図3に示すキャップ1においては、前記円
環柱状の突起部11と高円柱部14との間に、円環柱状
の凹陥部12が形成される。この円環柱状の凹陥部12
の深さは、実質的には円環柱状の突起部11の高さh3
と同様であるのが良い。
【0045】図3に示すキャップ1においては、高円柱
部14の高さh5 はその先端部が円環柱状の突起部11
の先端部よりも突出するように調節される。この高さh
5 は、通常10〜18mmであり、好ましくは12〜1
5mmである。この高円柱部14の内前記円環柱状の突
起部11よりも突出する部分は、透析液導入口および透
析液排出口におけるキャップ装着用細径部に装着され
る。したがって、この高円柱部14の内前記円環柱状の
突起部11よりも突出する部分がキャップ装着用細径部
に密嵌可能に装着されるように、その部分の直径は、透
析液導入口および透析液排出口のキャップ装着用細径部
の内径に実質的に同じになるように設計される。
【0046】この円環柱状の突起部11の軸線に直交す
る平面におけるこの突起部11の外周により形成される
円面積(これも断面積と称する。)SA と高円柱部14
の軸線に直交する平面における高円柱部14の外周によ
り形成される円面積(これも断面積と称する。)SB
の比(SA /SB )は、通常2以上であり、換言すると
小さくとも2であり、好ましくは4〜2である。
【0047】この比(SA /SB )が前記範囲内にある
と、筒型ハウジングの装着時に凹部が密閉された適当な
容量の空気室を形成するという利点がある。
【0048】図3に示されるキャップ1においては、高
円柱部14を有するので、高円柱部14による液体封止
が可能という利点ないし長所がある。
【0049】このキャップ1においては、円環柱状の突
起部11の厚み、つまり円環柱状の凹陥部12の内表面
からその外側表面までの厚み(肉厚とも称する。)は、
通常厚くとも1.5mmであり、好ましくは0.8〜
1.2mmである。
【0050】この肉厚が厚くとも1.5mmであると、
このキャップ1を透析液導入口および透析排出口に装着
した場合に、加熱処理時に筒型ケーシング内の液体の膨
張による内圧が凹陥部12の内周面に加わり、この凹陥
部12を拡開させ、透析液導入口および透析液排出口の
内面とこのキャップ1における円環柱状の突起部11の
外周面との液密性が一層高まるという利点を有し、特に
前記5〜10mmであると、このキャップ1を透析液導
入口および透析液排出口に挿入する際に円環柱状の突起
部11が坐屈することがなく、しかも前記利点を維持す
ることができる。
【0051】この図3に示すキャップ1においても、前
記図2に示すような環状リブあるいは螺旋状リブを、円
環柱状の突起部11の外周面および高円柱部14におけ
る突起部11よりも突出する部分の外周面のいずれかあ
るいはそれら両方に、形成していても良い。
【0052】この発明に係る体液浄化装置の一例である
血液浄化装置は、その筒型ハウジングにおける透析液導
入口および透析液排出口に、この発明に係るキャップ1
が装着される。
【0053】この透析液導入口および透析液排出口は共
に同じ形状をしていることが多いので、透析導入口を例
にして、この発明の一実施例である血液浄化装置におけ
る透析導入口について以下に、詳述する。
【0054】この透析液導入口の構造は、この発明に係
るキャップ1の形状に応じて設計される。概括的に言う
と、キャップの突起部が密嵌可能なように、透析液導入
口の内部形状が設計される。
【0055】たとえば、図1に示すように、キャップ1
が頭部2の底面から突出する太径部4と細径部5とから
なる突起部3を有するときには、図4に示すように、こ
のようなキャップ1を装着する透析液導入口19の内部
は、キャップ装着用太径部20とキャップ装着用細径部
21とを備える。
【0056】このキャップ装着用太径部20とキャップ
装着用細径部21とのそれぞれの断面積の比[Sa (キ
ャップ装着用太径部20の断面積)/Sb (キャップ装
着用細径部21の断面積)]は、キャップ1の太径部4
の断面積と細径部5の断面積との比(SA /SB )と同
様である。実際的には、キャップ装着用太径部20の直
径はキャップ1の太径部4の直径よりもわずかに小さく
設計され、またキャップ装着用細径部21の直径はキャ
ップ1の細径部5の直径よりもわずかに小さく設計され
ている。
【0057】このキャップ装着用太径部20の軸線方向
に沿う長さは、キャップ1の太径部4における軸線方向
に沿う長さに実質的に同じである。キャップ装着用細径
部21の軸線方向に沿う長さは、キャップ1の細径部5
における軸線方向に沿う長さに少なくとも同じであれば
良い。
【0058】透析液導入口19にキャップ1を装着する
と、キャップ装着用太径部20にキャップ1の太径部4
が密着し、またキャップ装着用細径部21にキャップ1
の細径部5が密着する。血液浄化装置の筒状ハウジング
内にたとえば蒸留水を充填し、透析液導入口19にキャ
ップ1を装着した状態で、加熱処理をする場合、加熱に
より膨張する筒状ハウジング内の蒸留水の内部圧がキャ
ップ1に印加する。
【0059】このキャップ1が中実であるときには、キ
ャップ1の細径部5の先端部に蒸留水の内部圧が印加さ
れるが、その内部圧力は、キャッ1プの細径部5からキ
ャップ装着用細径部21の内周面に、またキャップ1の
太径部4からキャップ装着用太径部20の内周面に分散
して印加されるので、キャップ1の太径部4とキャップ
装着用太径部20との密着、およびキャップ1の細径部
5とキャップ装着用細径部21との密着が、一層増進し
て、キャップ1と透析液導入口19との密着性、液密
性、あるいは密嵌性が一層増進する。その結果として、
筒状ハウジング内の加熱された蒸留水が、キャップ1と
透析液導入口19との間隙から漏洩したり、あるいは透
析液導入口19からキャップ1が押し出されたりするこ
とがない。
【0060】図4に示すように、キャップ装着用太径部
20およびキャップ装着用細径部21を有する透析液導
入口19には、図2に示すような、太径部4および細径
部5の周面に環状リブ7を備えてなるキャップ1を装着
することができる。もっとも、キャップ1をこの透析液
導入口19に円滑に密嵌させるために、環状リブの厚み
(太径部または細径部の周面から環状リブの突出高さ)
と太径部および細径部の直径とを調整することが望まれ
る。
【0061】たとえば、図3に示すように、キャップ1
が頭部2の底面から円環柱状突起部11と高円柱部14
とを有する突起部を有するときには、図5に示すよう
に、このようなキャップ1を装着する透析液導入口19
の内部は、キャップ装着用太径部20とキャップ装着用
細径部21とを備える。キャップ装着用太径部20およ
びキャップ装着用細径部21を有するという点において
は、図4に示す透析液導入口19の構造と同様である。
【0062】このキャップ装着用太径部20およびキャ
ップ装着用細径部21を有する透析液導入口19に図3
に示すようなキャップ1を装着すると、高円柱部14が
キャップ装着用細径部21に密嵌され、円環柱状突起部
11がキャップ装着用太径部20に装着される。
【0063】たとえば蒸留水を装填した筒状ハウジンブ
の透析液導入口19にこのキャップ1を装着し、加熱処
理をすると、キャップ1における実質上の空気室12を
形成し、ここに閉じ込められた空気が熱膨張して、円環
柱状突起部11が押し広げられ、キャップ装着用太径部
20との密着性が向上する。
【0064】(例1)図1に示すような形状を有し、太
径部4の外径が9mmであり、細径部5の外径が6mm
であり、したがって太径部4と細径部5との断面積比
(SA /SB )は2.25であり、太径部4の軸線方向
長さが8mmであり、細径部5の軸線方向長さが4mm
である中実のシリゴンゴム製のキャップを製造した。
【0065】キャップ装着用太径部20の直径が9mm
よりわずかに小さく、キャップ装着用細径部21の直径
が6mmよりもわずかに小さく、キャップ装着用太径部
20の軸線方向長さが8mmであり、キャップ装着用細
径部21の軸線方向長さが14mmである透析液導入口
19を有する筒状ハウジングを用いた血液浄化装置を用
意した。
【0066】充填水を充填した筒状ハウジングの透析液
導入口19および透析液排出口に前記キャップを装着し
てなる血液浄化装置を20本用意した。
【0067】1気圧の雰囲気下に各血液浄化装置をそれ
ぞれ60℃および85℃に加熱し、その温度下に1時間
放置した。1時間の経過後に、透析液導入口19および
透析液排出口に装着されたキャップの状態を観察した。
【0068】結果を表1に示した。
【0069】(例2)図2に示すような形状を有し、円
環柱状の太径部4の外径が9mmであり、円環柱状の細
径部5の外径が6mmであり、したがって太径部4と細
径部5との断面積比(SA /SB )は2.25であり、
太径部4の軸線方向長さが9mmであり、この太径部4
の周囲には3本のリブ7が形成されてなり、細径部5の
軸線方向長さが4mmであり、この細径部5の外周には
1本のリブ7が形成されてなるシリゴンゴム製のキャッ
プを製造した。
【0070】キャップ装着用太径部20の直径が9mm
よりわずかに小さく、キャップ装着用細径部21の直径
が6mmよりもわずかに小さく、キャップ装着用太径部
20の軸線方向長さが8mmであり、キャップ装着用細
径部21の軸線方向長さが4mmである透析液導入口1
9を有する筒状ハウジングを用いた血液浄化装置を用意
した。
【0071】充填水を充填した筒状ハウジングの透析液
導入口19および透析液排出口に前記キャップを装着し
てなる血液浄化装置を20本用意した。
【0072】1気圧の雰囲気下に各血液浄化装置をそれ
ぞれ60℃および85℃に加熱し、その温度下に1時間
放置した。1時間の経過後に、透析液導入口19および
透析液排出口に装着されたキャップの状態を観察した。
【0073】2kg/cm2 および3kg/cm2 の2
種の外圧の下で10本の血液浄化装置それぞれを120
℃に加熱する上記滅菌操作を行った。1時間の経過後
に、透析液導入口19および透析液排出口に装着された
キャップの状態を観察した。
【0074】結果を表1に示した。
【0075】(例3)図3に示すような形状を有し、円
環柱状の太径部11の外径が9mmであり、円環柱状の
細径部14の外径が4.5mmであり、したがって太径
部11と細径部14との断面積比(SA /SB )は2で
あり、太径部11の軸線方向長さが8mmであり、細径
部14の軸線方向長さが12mmであるシリコンゴム製
のキャップ1を製造した。このキャップ1は前記太径部
11の厚みが1.5mmであり、円柱状突出部10の直
径は3mmである。
【0076】キャップ装着用太径部20の直径が9mm
よりわずかに小さく、キャップ装着用細径部21の直径
が4.5mmよりもわずかに小さく、キャップ装着用太
径部20の軸線方向長さが8mmであり、キャップ装着
用細径部21の軸線方向長さが12mmである透析液導
入口19を有する筒状ハウジングを用いた血液浄化装置
を用意した。
【0077】充填水を充填した筒状ハウジングの透析液
導入口19および透析液排出口に前記キャップを装着し
てなる血液浄化装置を20本用意した。
【0078】1気圧の雰囲気下に各血液浄化装置をそれ
ぞれ60℃および85℃に加熱し、その温度下に1時間
放置した。1時間の経過後に、透析液導入口19および
透析液排出口に装着されたキャップ1の状態を観察し
た。
【0079】2kg/cm2 および3kg/cm2 の2
種の外圧の下で10本の血液浄化装置それぞれを120
℃に加熱する上記滅菌操作を行った。1時間の経過後
に、透析液導入口19および透析液排出口に装着された
キャップ1の状態を観察した。
【0080】結果を表1に示した。
【0081】(比較例1)図1に示すような形状を有
し、太径部4の外径が9mmであり、細径部5の外径が
8.5mmであり、したがって太径部4と細径部5との
断面積比(SA /SB )は1.12であり、太径部4の
軸線方向長さが10mmであり、細径部5の軸線方向長
さが3mmである中実のシリゴンゴム製のキャップ1を
製造した。
【0082】キャップ装着用太径部20の直径が9mm
よりわずかに小さく、キャップ装着用細径部21の直径
が8.5mmよりもわずかに小さく、キャップ装着用太
径部20の軸線方向長さが10mmであり、キャップ装
着用細径部21の軸線方向長さが12mmである透析液
導入口19を有する筒状ハウジングを用いた血液浄化装
置を用意した。
【0083】充填水を充填した筒状ハウジングの透析液
導入口19および透析液排出口に前記キャップを装着し
てなる血液浄化装置を20本用意した。
【0084】1気圧の雰囲気下に各血液浄化装置をそれ
ぞれ60℃および85℃に加熱し、その温度下に1時間
放置した。1時間の経過後に、透析液導入口19および
透析液排出口に装着されたキャップ1の状態を観察し
た。
【0085】2kg/cm2 および3kg/cm2 の2
種の外圧の下で10本の血液浄化装置それぞれを120
℃に加熱する上記滅菌操作を行った。1時間の経過後
に、透析液導入口19および透析液排出口に装着された
キャップ1の状態を観察した。
【0086】結果を表1に示した。
【0087】
【表1】
【0088】
【効果】この発明によると、血液浄化装置用ハウジング
を初めとする体液浄化装置用ハウジングを加熱処理する
際に、体液浄化装置用ハウジング内に充填した蒸留水等
の漏洩を防止することのできるキャップおよび体液浄化
装置用ハウジングを提供することができる。
【0089】この発明によると、体液浄化装置用ハウジ
ング内に無菌水を充填した状態で加熱処理をしても、体
液浄化装置用ハウジングにおける透析液導入口19およ
び透析液排出口に装填したキャップが浮き上がったり、
脱落したりすることのないキャップおよび体液浄化装置
用ハウジングを提供することができる。
【0090】この発明によると、体液浄化装置用ハウジ
ング内に無菌水を充填した状態で加熱処理を擦る際に、
透析液導入口19および透析液排出口に装着したキャッ
プに対して外圧を供給する必要の全くないキャップ及び
体液浄化装置用ハウジングを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施例であるキャップを示
す側面図である。
【図2】図2はこの発明の一実施例であるキャップを示
す側面図である。
【図3】図3はこの発明の一実施例であるキャップを示
す断面図である。
【図4】図4はこの発明の一実施例である体液浄化装置
である血液浄化装置における筒状ハウジングの透析液導
入口に、この発明の一実施例であるキャップを装着した
状態を示す一部断面図である。
【図5】図5はこの発明の一実施例である体液浄化装置
である血液浄化装置における筒状ハウジングの透析液導
入口に、この発明の一実施例であるキャップを装着した
状態を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1・・・キャップ、2・・・頭部、3・・・突起部、4
・・・太径部、5・・・細径部、6・・・テーパ部、7
・・・環状リブ、8・・・凹陥部、9・・・円柱環状の
凹陥部、10・・・円柱状突出部、11・・・円環柱状
の突起部、12・・・円環柱状の凹陥部、13・・・円
柱部、14・・・高円柱部、19・・・透析液導入口、
20・・・キャップ装着用太径部、21・・・キャップ
装着用細径部、22・・・キャップ装着用テーパ部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体液を通過させる半透膜を備えた体液浄
    化装置用ハウジングに設けられた透析液導入口および透
    析液排出口に装着されるキャップであって、前記透析液
    導入口または透析液排出口に嵌合する太径部および細径
    部を備え、前記細径部は前記太径部の先端よりも突出し
    て設けられてなり、且つ太径部の断面積SA と細径部の
    断面積SB との比(SA /SB )が小さくとも2である
    ことを特徴とするキャップ。
  2. 【請求項2】 前記太径部および/または細径部はその
    周面に環状リブが形成されてなる前記請求項1に記載の
    キャップ。
  3. 【請求項3】 体液を通過させる半透膜を備えた体液浄
    化装置用ハウジングに設けられた透析液導入口および透
    析液排出口に装着されるキャップであって、前記透析液
    導入口または透析液排出口に嵌合する突起部と、この突
    起部に形成された環柱状の凹陥部とを備え、前記環柱状
    の凹陥部により形成される内側の円柱が、前記環柱状の
    凹陥部により形成される外側の環柱の長さよりも長く形
    成されてなることを特徴とするキャップ。
  4. 【請求項4】 体液を通過させる半透膜を備えた体液浄
    化装置に使用され、かつ透析液導入口および透析液排出
    口を有するハウジングであって、前記透析液導入口およ
    び/または前記透析液排出口が、キャップ装着用太径部
    およびキャップ装着用細径部を備え、キャップ装着用太
    径部の断面積Sa とキャップ装着用細径部の断面積Sb
    との比(Sa /Sb )が小さくとも2であることを特徴
    とする体液浄化装置用ハウジング。
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