JPH0128556Y2 - - Google Patents

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JPH0128556Y2
JPH0128556Y2 JP19872884U JP19872884U JPH0128556Y2 JP H0128556 Y2 JPH0128556 Y2 JP H0128556Y2 JP 19872884 U JP19872884 U JP 19872884U JP 19872884 U JP19872884 U JP 19872884U JP H0128556 Y2 JPH0128556 Y2 JP H0128556Y2
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rhythm
memory
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gate
signal
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電子楽器の自動リズム演奏装置に
関し、更に詳しくはリズムパターンをプログラム
可能な自動リズム演奏装置の改良に関する。
〔考案の概要〕
この考案は、リズムパターンを記憶すべきメモ
リが空であることを条件にしてハンドパーカツシ
ヨンを可能としたことにより、該メモリが空であ
るために生ずる無音状態をなくすと共に、ハンド
パーカツシヨン選択のための専用操作子を不要に
したものである。
〔従来の技術〕
従来、演奏者が任意のリズムパターンをプログ
ラムしてRAM(ランダム・アクセス・メモリ)
等のメモリに記憶しておき、このメモリからリズ
ムパターンを読出してリズム音を発生させるよう
にした自動リズム演奏装置は知られている(例え
ば、特開昭54−48515号公報参照)。
また、ハンドパーカツシヨン可能な自動リズム
演奏装置も知られており、この装置では、ハンド
パーカツシヨンモード選択用のスイツチが設けら
れ、このスイツチをオンしたときのみハンドパー
カツシヨンが可能であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記したプログラム可能な自動リズム演奏装置
にあつては、リズムパターンをプログラムし忘れ
るなどして再生用のスイツチをオンすると、メモ
リが空であるためリズム音が発生されず、無音状
態が生ずる不都合があつた。
また、このような自動リズム演奏装置にハンド
パーカツシヨン機能をもたせることを想定した場
合には、ハンドパーカツシヨンモード選択用のス
イツチを追加しなければならず、パネル構成及び
パネル操作が複雑化する不都合もあつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記した問題点を解決するために
なされたものであつて、再生用のスイツチをオン
したときにリズムパターン記憶用のメモリが空で
あることを条件にしてハンドパーカツシヨンを可
能にしたことを特徴とするものである。
すなわち、この考案による電子楽器の自動リズ
ム演奏装置は、読み書き可能な記憶装置と、この
記憶装置に所望のリズムパターンをプログラムす
るためのプログラム手段と、操作子と、この操作
子の操作に基づいて記憶装置からリズムパターン
を読出す読出手段と、鍵盤と、この鍵盤の少なく
とも一部の鍵の操作に応じた押鍵データを、操作
子が操作されたこと及び記憶装置が空であること
を条件に出力する出力手段と、記憶装置から読出
されたリズムパターンにしたがつてリズム音信号
を発生すると共に、出力手段から出力される押鍵
データに基づいてリズム音信号を発生するリズム
音発生手段とをそなえたものである。
〔作用〕
この考案の構成によれば、操作子を操作する
と、記憶装置にリズムパターンが記憶されていれ
ば、そのリズムパターンにしたがつてリズム音が
奏出され、記憶装置が空である(リズムパターン
が記憶されていない)ならば、鍵盤操作に基づく
リズム音発生(ハンドパーカツシヨン)が可能と
なる。従つて、リズムパターンをプログラムしな
かつた場合には、ハンドパーカツシヨンによつて
リズム演奏を続行することにより無音状態をなく
すことができる。また、リズムパターンをプログ
ラムしなければ、ハンドパーカツシヨンが可能に
なるので、ハンドパーカツシヨン選択用の専用の
操作子を設けなくてよい。
〔実施例〕
図は、この考案の一実施例による自動リズム演
奏装置の回路構成を示すものである。この例の自
動リズム演奏装置の主要な機能は、次の(1)〜(4)の
通りである。
(1) 第1のリズムパターンメモリ10に記憶した
マーチ、ワルツ、スウイング、マンボ等の典型
的なリズムパターンのうち任意のものを選択
し、選択されたリズムパターンにしたがつてリ
ズム音を発生する。
(2) 第2のリズムパターンメモリ12に、鍵盤1
4の押鍵操作に基づくリズムパターンをプログ
ラムする。
(3) 第2のリズムパターンメモリ12にプログラ
ムされたリズムパターンにしたがつてリズム音
を発生する。
(4) 第2のリズムパターンメモリ12にリズムパ
ターンをプログラムしなかつたときは、鍵盤1
4の押鍵操作に基づいてリズム音源回路16内
の各種の打楽器音源を駆動することによりハン
ドパーカツシヨンを行なう。
第1のリズムパターンメモリ10は、ROM
(リード・オンリイ・メモリ)からなるもので、
前述のような典型的なリズムパターンを各リズム
種類毎に2小節分記憶している。メモリ10から
読出すべきリズムパターンは、リングカウンタ1
8の計数出力CDAに応じて選択される。また、
計数出力CDAに応じて選択されたリズムパター
ンは、テンポ発振器20からのテンポクロツク信
号TCLを2小節分ずつ反復的に計数するカウン
タ22の計数出力CDBに応じて読出される。
メモリ10から読出されたリズムパターンデー
タPTAは、ゲート回路24に供給される。ゲー
ト回路24に供給されたリズムパターンデータ
PTAは、ゲート回路24の導通時にオア回路2
6を介してリズム音源回路16に供給される。
第2のリズムパターンメモリ12は、RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)からなるもので、
これには鍵盤14の押鍵操作に基づく2小節分の
リズムパターンを記憶可能である。メモリ12に
記憶されたリズムパターンは、カウンタ22の計
数出力CDBに応じて読出される。
メモリ12から読出されたリズムパターンデー
タPTBは、ゲート回路28に供給される。ゲー
ト回路28に供給されたリズムパターンデータ
PTBは、ゲート回路28の導通時にオア回路2
6を介してリズム音源回路16に供給される。
リズム音源回路16は、上記のようにして供給
されるリズムパターンデータPTA又はPTBに応
じて、バスドラム、スネアドラム、シンバル、ハ
イハツトクローズ、ハイハツトオープン、マラカ
ス、コンガ、ボンゴ等の各種の打楽器音源を選択
的に駆動してリズム音信号を発生する。そして、
リズム音源回路16から発生されたリズム音信号
は、サウンドシステム30に供給され、音響に変
換される。
鍵盤14は、一例としてF1〜F4の37個の鍵を
有するもので、1又は複数の鍵が押されるたびに
押された鍵を示す押鍵データKDを送出するよう
になつている。押鍵データKDのうち、B3,C4
D4,E4及びF4の5鍵に対応する押鍵データKDA
は、分配回路32に供給され、他の鍵に対応する
押鍵データKDBは、メロデイ音源回路34に供
給される。
分配回路32は、制御入力SAが“1”又は
“0”になるのに応じてそれぞれ入力データを出
力端A又はBに送出するものである。制御入力
SAが“1”である場合、押鍵データKDAは、一
方で第2のリズムパターンメモリ12に供給さ
れ、他方でゲート回路36に供給され、メロデイ
音源回路34には供給されない。ゲート回路36
に供給された押鍵データKDAは、ゲート回路3
6の導通時にオア回路26を介してリズム音源回
路16に供給される。
リズム音源回路16に供給された押鍵データ
KDAは、例えばB3鍵はバスドラム、C4鍵はスネ
アドラム、D4鍵はハイハツトクローズ、E4鍵は
ハイハツトオープン、E4鍵はボンゴというよう
に予め定められた打楽器音源を選択的に駆動して
リズム音信号を発生させる。このようにして発生
されるリズム音信号は、サウンドシステム30に
供給され、音響に変換される。従つて、鍵盤14
の押鍵操作に基づくハンドパーカツシヨンが可能
となる。
一方、分配回路32において、制御入力SAが
“0”である場合、押鍵データKDAは、メロデイ
音源回路34に供給され、第2のリズムパターン
メモリ12及びゲート回路36には供給されな
い。この場合、メロデイ音源回路34には、押鍵
データKDA及びKDBが共に供給されることにな
る。
メロデイ音源回路34に供給される押鍵データ
としては、上記のように押鍵データKDBのみの
場合と、押鍵データKDA及びKDBが一緒の場合
とがあるが、いずれの場合にも供給される押鍵デ
ータに応じて、押された鍵に対応する楽音信号が
形成される。そして、メロデイ音源回路34で形
成された楽音信号は、サウンドシステム30に供
給され、音響に変換される。従つて、鍵盤14で
の押鍵操作に基づく楽音発生(典型的にはメロデ
イ音発生)が可能となる。
上記のようなリズム音発生部及び楽音発生部を
制御するための制御回路において、外部操作子と
しては、ストツプ制御用のストツプスイツチ
STPと、リズムスタート及びリズム選択に兼用
のスタート/リズム選択スイツチSRT/RHY
と、プログラムしたリズムパターンによるリズム
演奏又はハンドパーカツシヨンを可能にするため
のプレイスイツチPLYと、プログラムを可能に
するためのプログラムスイツチPROとが設けら
れている。また、スタート/リズム選択スイツチ
SRT/RHY及びストツプスイツチSTPに応答す
るR−S−Tフリツプフロツプ38と、プレイス
イツチPLY及びストツプスイツチSTPに応答す
るR−Sフリツプフロツプ40と、プログラムス
イツチPRO及びストツプスイツチSTPに応答す
るR−Sフリツプフロツプ42とが設けられてい
る。
いま、図示しない電源スイツチをオンしたもの
とすると、イニシヤルクリア信号ICが発生され
る。このイニシヤルクリア信号ICは、フリツプ
フロツプ38をリセツトする一方、リングカウン
タ18をリセツトする。
次に、スタート/リズム選択スイツチSRT/
RHYをオンすると、そのオン信号はORゲート4
4を介してフリツプフロツプ38をセツトする。
このため、フリツプフロツプ38の出力からな
るストツプ信号STOPは“0”になり、これに応
じてテンポ発振器20及びカウンタ22のリセツ
トが解除され、カウンタ22はテンポクロツク信
号TCLの計数を開始する。このとき、リングカ
ウンタ18は、イニシヤルクリア信号ICによつ
てリセツトされているので、そのリセツト状態に
対応した全ビツト“0”の計数出力CDAにより
第1のリズムパターンメモリ10から読出すべき
リズムパターン(例えばマーチのリズムパター
ン)を選択している。
従つて、メモリ10からは、選択されたリズム
パターンがカウンタ22の計数出力CDBに応じ
て続出され、リズムパターンデータPTAが送出
される。このリズムパターンデータPTAは、こ
のときに導通しているゲート回路24を介し、さ
らにオア回路26を介してリズム音源回路16に
供給されるので、サウンドシステム30からは、
選択されたリズムパターンにしたがつてリズム音
が奏出される。そして、このようなリズム演奏
は、2小節毎に繰返される。
この後、演奏中のリズムを変更したいときは、
スタート/リズム選択スイツチSRT/RHYをオ
ンする。このとき、フリツプフロツプ38の出力
Qからなるリズムラン信号RUNは“1”であり、
インバータ46の出力信号も“1”である。この
ため、スイツチSRT/RHYのオン信号は、
ANDゲート48を介してリングカウンタ18に
入力され、計数される。従つて、メモリ10から
は、このときのリングカウンタ18の計数出力
CDAに応じて前回とは別のリズムパターン(例
えばワルツのリズムパターン)が読出される。こ
の結果、前回とは別のリズムパターンにしたがつ
てリズム音が発生されるようになる。そして、以
下同様にしてスイツチSRT/RHYをオンするた
びにリズムパターンが変更され、1個のスイツチ
操作で任意のリズムを選択することができる。
演奏中のリズムをストツプさせたいときは、ス
トツプスイツチSTPをオンする。このスイツチ
STPのオン信号は、リズムラン信号RUNによつ
て導通しているANDゲート50を介し、さらに
ORゲート52を介してフリツプフロツプ38を
トリガする。このため、リズムラン信号RUNが
“0”になる一方、ストツプ信号STOPが“1”
になり、これに応じてテンポ発振器20及びカウ
ンタ22がリセツト状態となる。従つて、リズム
演奏は停止される。
次に、プログラム動作について説明する。ま
ず、プログラムスイツチPROをオンすると、そ
のオン信号はフリツプフロツプ42をセツトす
る。このため、フリツプフロツプ42の出力Qか
らなるプログラムモード信号PROGは“1”とな
る。このプログラムモード信号PROGは、ORゲ
ート54を介してフリツプフロツプ40をリセツ
トする一方、次の(1)〜(9)のような作用をする。
(1) インバータ46を介してANDゲート48を
非導通にすることによつてプログラム動作中の
リズムスタートを禁止する。
(2) ORゲート44を介してフリツプフロツプ3
8をセツトすることによりテンポ発振器20及
びカウンタ22のリセツトを解除する。この結
果、第2のリズムパターンメモリ12には、カ
ウンタ22の計数出力CDBが供給されるよう
になる。
(3) メモリ12に書込モード信号WRとして供給
され、同メモリを書込モードにする。
(4) ワンシヨツト回路56からパルスを発生させ
てメモリ12をリセツト(メモリ内容を消去)
すると共に、メモリ空検知用のR−Sフリツプ
フロツプ57をセツトする。
(5) ANDゲート58を導通させることにより計
数出力CDB中の4分音符タイミングに対応し
たタイミング信号T4がリズム音源回路16に
供給されるようにする。タイミング信号T4
は、リズム音源回路16内でハイハツトクロー
ズの音源を駆動するので、サウンドシステム3
0からは、4分音符のタイミングでハイハツト
クローズ音が発生される。このようにハイハツ
トクローズ音を発生させるのは、プログラムを
行なう際にハンドパーカツシヨンのリズムをと
りやすくするためである。
(6) NORゲート60を介してゲート回路24を
非導通にすることによりリズムパターンデータ
PTAの送出を禁止する。
(7) ORゲート62を介して分配回路32に供給
され、この分配回路32の出力端Aから押鍵デ
ータKDAが送出されるようにする。
(8) ORゲート62を介してゲート回路36を導
通させることにより押鍵データKDAがリズム
音源回路16に供給されるようにする。
(9) ANDゲート59を導通させることにより、
押鍵データKDAを入力とするORゲート61の
出力信号でフリツプフロツプ57をリセツト可
能にする。すなわち、プログラムモードの開始
時に前述のようにセツトされたフリツプフロツ
プ57は、B3,C4,D4,E4及びF4のいずれか
の鍵が押されると、リセツトされ、その出力Q
は“0”となる。
従つて、プログラムモード信号PROGが“1”
になつた後、鍵盤14では、4分音符のタイミン
グで発生されるハイハツトクローズ音に合わせて
適宜押鍵操作を行なうことによりハンドパーカツ
シヨンでリズムを演奏することができ、しかもこ
のリズム演奏の2小節分のリズムパターンをメモ
リ12に記憶させることができる。そして、この
ようにメモリ12にリズムパターンを記憶させた
ときは、フリツプフロツプ57がリセツトされる
ので、その出力Q=“0”に応じてANDゲート6
3が非導通になる。
上記のようにしてメモリ12にリズムパターン
をプログラムした後は、ストツプスイツチSTP
をオンする。このときのオン信号は、フリツプフ
ロツプ38をリセツト状態にする一方、ORゲー
ト64を介してフリツプフロツプ42をリセツト
し、これに応じてプログラムモード信号PROGは
“0”となる。
次に、プレイスイツチPLYをオンした場合の
動作を説明する。
プレイスイツチPLYをオンすると、そのオン
信号は、フリツプフロツプ40をセツトする。こ
のため、フリツプフロツプ40の出力Qからなる
プレイモード信号PLAYは“1”となる。このプ
レイモード信号は、ORゲート64を介してフリ
ツプフロツプ42をリセツトする一方、次に(1)〜
(4)のような作用をする。
(1) ストツプ信号STOPによつて導通している
ANDゲート66を介し、さらにORゲート52
を介してフリツプフロツプ38をトリガする。
この結果、テンポ発振器20及びカウンタ22
のリセツトが解除され、メモリ12には、カウ
ンタ22の計数出力CDBが供給されるように
なる。このとき、メモリ12は、プログラムモ
ード信号PROG=“0”を読出モード信号と
して受取つているので、読出モードの状態にあ
る。従つて、メモリ12からは、計数出力
CDBに応じて、先にプログラムしたリズムパ
ターンデータPTBが送出される。
(2) ゲート回路28を導通させることによりリズ
ムパターンデータPTBがリズム音源回路16
に供給されるようにする。
(3) NORゲート60を介してゲート回路24を
非導通にすることによりリズムパターンデータ
PTAの送出を禁止する。
(4) ANDゲート63が導通していることを条件
に、ORゲート62を介して分配回路32及び
ゲート回路36を前述のプログラムモードの場
合と同様に制御し、ハンドパーカツシヨンを可
能にする。ここで、ANDゲート63が導通す
るのは、メモリ12の内容を消去した後何も書
込まなかつた(メモリ12が空である)場合で
あり、ANDゲート63は、フリツプフロツプ
57の出力Q=“1”に応じて導通制御される。
従つて、プレイモード信号PLAYが“1”にな
つた後は、メモリ12にリズムパターンが記憶さ
れていればメモリ12からのリズムパターンデー
タPTBに応じてリズム音が発生され、メモリ1
2に何も記憶されていなければ鍵盤14によるハ
ンドパーカツシヨンが可能となる。このようなプ
レイモードの動作は、前述のリズムパターンデー
タPTAに基づくリズム演奏が行なわれていると
きに、プレイスイツチPLYをオンすることによ
つて開始させることもできる。すなわち、この場
合は、ストツプ信号STOP=“0”によりANDゲ
ート66が非導通であるため、プレイモード信号
PLAY=“1”がフリツプフロツプ38をトリガ
せず、テンポ発振器20及びカウンタ22は動作
を続行する。従つて、リズムパターンデータ
PTAの代りにリズムパターンデータPTBに基づ
くリズム演奏が行なわれ、もしメモリ12が空で
あれば鍵盤14によるハンドパーカツシヨンが可
能となる。
プレイモードの動作を終了するときは、ストツ
プスイツチSTPをオンする。このときのオン信
号は、フリツプフロツプ38をリセツト状態にす
る一方、ORゲート54を介してフリツプフロツ
プ40をリセツトし、これに応じてプレイモード
信号PLAYは“0”となる。
なお、上記実施例では、第2のリズムパターン
メモリ12が空であることを、メモリ12の消去
及び書込みに応答するフリツプフロツプ57で検
知するようにしたが、これはプレイスイツチ
PLYのオン時にメモリ12を高速で読出してデ
ータなしを検知するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、再生用の操
作子を操作した際、RAMにリズムパターンが記
憶されていればそのリズムパターンにしたがつて
リズム音を発生し、RAMが空であればハンドパ
ーカツシヨンを可能としたので、リズムパターン
をプログラムしなかつた場合でもハンドパーカツ
シヨンによつてリズム演奏を続行することがで
き、従来装置で生じたような無音状態をなくすこ
とができる。また、リズムパターンをプログラム
しないでおくことによりハンドパーカツシヨンモ
ードを選択することができるので、ハンドパーカ
ツシヨンモード選択用の専用操作子を設けなくて
よく、パネル構成及びパネル操作が簡単になる効
果もある。
【図面の簡単な説明】
図は、この考案の一実施例による自動リズム演
奏装置の回路構成を示す回路図である。 12……リズムパターンメモリ、14……鍵
盤、16……リズム音源回路、20……テンポ発
振器、22……カウンタ、28,36……ゲート
回路、32……分配回路、57……メモリ空検知
用フリツプフロツプ、PLY……プレイスイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 読み書き可能な記憶装置と、 (b) この記憶装置に所望のリズムパターンをプロ
    グラムするためのプログラム手段と、 (c) 操作子と、 (d) この操作子の操作に基づいて前記記憶装置か
    ら前記リズムパターンを読出す読出手段と、 (e) 鍵盤と、 (f) この鍵盤の少なくとも一部の鍵の操作に応じ
    た押鍵データを、前記操作子が操作されたこと
    及び前記記憶装置が空であることを条件に出力
    する出力手段と、 (g) 前記記憶装置から読出されたリズムパターン
    にしたがつてリズム音信号を発生すると共に、
    前記出力手段から出力される押鍵データに基づ
    いてリズム音信号を発生するリズム音発生手段
    と をそなえた電子楽器の自動リズム演奏装置。
JP19872884U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPH0128556Y2 (ja)

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