JPH0127941Y2 - - Google Patents

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JPH0127941Y2
JPH0127941Y2 JP8351284U JP8351284U JPH0127941Y2 JP H0127941 Y2 JPH0127941 Y2 JP H0127941Y2 JP 8351284 U JP8351284 U JP 8351284U JP 8351284 U JP8351284 U JP 8351284U JP H0127941 Y2 JPH0127941 Y2 JP H0127941Y2
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Audible And Visible Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動変速機付車両のシフト位置表示装
置に関し、特にイグニツシヨンスイツチをオフと
した後、所定の時間、シフト位置を表示する自動
変速機付車両のシフト位置表示装置に関する。
[従来技術] 近年、自動変速機を搭載した車両が広く普及す
るようになつてきたが、自動変速機付の車両では
駐・停車時にイグニツシヨンスイツチをオフとす
る場合、自動変速機のシフト位置を所定の位置、
例えばパーキング位置としておくことが望まし
い。これは、ひとつには駐・停車された車両がそ
の場所の勾配等によつて動き出すといつたことが
ないように安全上の配慮から、今ひとつには次に
車両を始動する際に直ちに始動できるシフト位置
(パーキングまたはニユートラル位置)としてお
くほうが使い勝手がよいという操作上の要求か
ら、望まれることである。そこで車両の駐・停車
時であつてイグニツシヨンスイツチをオフとした
場合には、自動変速機のシフト位置がパーキング
位置(あるいは場合によつてはニユートラル位
置)にセツトされていない時に、運転者に対して
その旨警告を発するような自動変速機付車両のシ
フト位置表示装置や警告装置が提案されている。
(例えば、実開昭58−54341号公報に記載の自動変
速機付車両の駐車時警告装置、など。) [本考案が解決しようとする問題点] こうした従来技術を背景として、本考案が解決
しようとする問題点は、 (a) イグニツシヨンスイツチをオフとした時、従
来は自動変速機のシフト位置の表示は直ちに消
えてしまう為、駐・停車した時にシフト位置の
確認をとることが困難であつた。このことは、
例え自動変速機のシフトレバーが所定の位置に
ないことをブザー等の警告音により警告された
としても、種々の警告の対象(半ドアやその
他)が存在していれば、その警告音の内容を確
認するのに手間取り、場合によつては再度イグ
ニツシヨンスイツチをオンとしなければならな
い事があるといつたことを意味する、 (b) 車両の状態というものは状況に応じて種々の
態様をとる為、例えば車両故障に際しての牽引
時のように、イグニツシヨンスイツチをオフに
したまま自動変速機のシフト位置をニユートラ
ル位置(またはドライビング位置)としておか
ねばならない場合などには、際限なくシフト位
置の表示が出続けることに意味がない場合があ
る、 といつた点である。
[考案の目的] 本考案は上記の点に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、自動変速機付車両のシフト
位置の確認がイグニツシヨンスイツチをオフとし
た後も可能な自動変速機付車両のシフト位置表示
装置を提供することにある。
[考案の構成] かかる目的を達成する為になされた本考案の構
成は、第1図に図示する如く、 自動変速機aのシフト位置を検出するシフト位
置検出手段bと、 該検出されたシフト位置に従つてシフト位置表
示を行なうシフト位置表示手段cと、 を備える自動変速機付車両のシフト位置表示装置
において、 イグニツシヨンスイツチdがオフにされた後も
所定の時間、前記シフト位置表示手段cにシフト
位置表示を継続させる限時出力手段eを備えたこ
とを特徴とする自動変速機付車両のシフト位置表
示装置を要旨としている。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
第2図は本考案の一実施例の自動変速機付車両
のシフト位置表示装置の回路図である。図におい
て、1は自動変速機のシフト位置を手動でセツト
するフロアシフト型自動変速機のシフトレバー、
3はシフトレバー1に連動して6つの接点を切換
えるシフト位置検出手段としてのシフトスイツ
チ、5はシフトレバー1の位置に対応したランプ
9,10,11,12,13,14のいずれかを
点灯してシフト位置を表示する為のシフト位置表
示手段としてのランプユニツト、16はイグニツ
シヨンスイツチ、18はバツテリ、20は限時出
力手段としてのタイマ回路、22はシフト位置表
示手段の一部として働く警告出力回路、を各々表
わしている。
次に各回路の内部構成と相互の接続、及びその
主な働きについて説明する。
タイマ回路20はリレーRy、ダイオードD1
D2、トランジスタTr1、コンデンサC1、抵抗器R1
よりなり、イグニツシヨンスイツチ16、ダイオ
ードD1を介してバツテリ18よりコンデンサC1
が充電されると共に、抵抗器R1を介してトラン
ジスタTr1のベース電流が供給されるよう構成さ
れている。一方、バツテリ18は直接リレーRy
の励磁コイルL1と接点X1とに接続されており、
励磁コイルL1の他端がトランジスタTr1のコレク
タに、接点X1の他方がシフトスイツチ3を介し
てランプユニツト5につながれていることから、
タイマ回路20は次のように動作する。イグニツ
シヨンスイツチ16がオンとされると、コンデン
サC1が充電されてトランジスタTr1に充分なベー
ス電流が流れ、トランジスタTr1はターンオン
し、リレーRyの励磁コイルL1に電流が流れその
接点X1は閉成される。イグニツシヨンスイツチ
16は逆流防止用のダイオードD3とシフトスイ
ツチ3を介してランプユニツト5に接続されてい
るので、イグニツシヨンスイツチ16がオンとさ
れた直後よりランプユニツト5のランプ9ないし
ランプ14のいずれかのランプがシフトスイツチ
3の状態に応じて点灯することがわかる。この状
態でイグニツシヨンスイツチ16がオフにされる
と、バツテリ18よりイグニツシヨンスイツチ1
6、ダイオードD3、シフトスイツチ3を介して
ランプユニツト5までの回路は開放されるが、イ
グニツシヨンスイツチ16、ダイオードD3をバ
イパスする形のリレーRyの接点X1は閉成されて
おり、ランプユニツト5への電力の供給は、猶、
維持されている。しかしながら、コンデンサC1
に充電された電荷は限流用の抵抗器R1を介して
トランジスタTr1のベース電流として次第に失わ
れてゆくから、やがてトランジスタTr1のベース
電流はトランジスタTr1をターンオンしておくに
は不充分となつて、トランジスタTr1のコレクタ
−エミクタ間はターンオフし、リレーRyの励磁
コイルL1を流れていた電流は遮断されてリレー
Ryの接点X1は開放する。従つて、イグニツシヨ
ンスイツチ16がオフとされてから、コンデンサ
C1の容量と限流用の抵抗器R1の抵抗値とで決ま
る時定数に応じた所定の時間Tの経過後、ランプ
ユニツト5への電力の供給はリレーRyの接点X1
を介しても、もはや行なわれず、シフトレバー1
の位置の表示はランプ9ないし14の消灯によつ
て終了する。尚、タイマ回路におけるダイオード
D2は、遮断時にリレーRyの励磁コイルL1に発生
するサージを吸収する目的で用いられる保護用の
ダイオードである。
警告出力回路22は、2入力NORゲート24
と3つのタイプの警告回路、即ち照光文字警告回
路28、ブザー警告回路30、音声警告回路32
とからなつている。照光文字警告回路28は、
「シフトレバー確認」の文字を表示する文字照光
板28aと、入力がハイレベルの時、文字照光板
28aを点滅点灯する駆動回路28bとから構成
されている。また、ブザー警告回路30は、ブザ
ー30aとブザー30aを約1秒間嗚らせる駆動
回路30bとから、音声警告回路32は、スピー
カ32aと警告音声、例えば「シフトレバーをパ
ーキング位置に戻して下さい」という言葉を音声
合成により発生するスピークモニタ回路32bと
から、各々構成されている。尚、音声警告回路3
2からの警告音声は、ブザーが嗚り終つてから、
即ち2入力NORゲート24の出力がハイレベル
となつてから約1秒後に、発せられるよう、スピ
ークモニタ回路32a内にはオンデイレイタイマ
が設けられている。
2入力NORゲート24のひとつの入力端子b
はシフトスイツチ3の接点出力のうちランプユニ
ツト5のランプ12(ニユートラル位置を表示)
とランプ14(パーキング位置を表示)とに接続
されている各接点に各々逆流防止用のダイオード
D4,D5を介して接続されている。一方、2入力
NORゲート24の他方の入力端子aにはイグニ
ツシヨンスイツチ16の出力側がつながれてい
る。尚、警告出力回路22への電源はイグニツシ
ヨンスイツチ16につながれた逆流防止用のダイ
オードD3の出力側からとられており、ランプユ
ニツト5のランプと同様に、イグニツシヨンスイ
ツチ16がオフされた後も、タイマ回路20の動
作中は警告出力回路22への電力の供給は継続さ
れる。警告出力回路22の2入力NORゲート2
4はその2つの入力端子a,bが共にロウレベル
の時、出力をハイレベルとし、照光文字警告回路
28、ブザー警告回路30、音声警告回路32を
動作させるよう働く。
次に以上の如く構成された本実施例の自動変速
機付車両のシフト位置表示装置の動作について説
明する。
(1) 始動時 車両エンジンを始動する為にイグニツシヨンス
イツチ16をオンとすると、バツテリ18よりシ
フトスイツチ3を介して電力が供給され、シフト
レバー1を操作して設定された現在の自動変速機
のシフト位置に対応した表示ランプ9ないし14
が点灯する。と同時にダイオードD1を介してコ
ンデンサC1が充電されてトランジスタTr1がター
ンオンし、リレーRyが動作してその接点X1が閉
成される。イグニツシヨンスイツチ16がオン
(閉成)された時点で警告出力回路22の2入力
NORゲート24の入力端子aはハイレベルとな
る為、その出力はロウレベルとなり、シフトスイ
ツチ3の接点がどのポジシヨンにあつても、即ち
自動変速機がどの位置に設定されていても、警告
出力回路22は動作しない。(但し、一般の自動
変速機付車両では、自動変速機がパーキング位置
またはニユートラル位置にある時にしかエンジン
は始動しないように構成されている。) (2) 駐・停車時(イグニツシヨンスイツチ16に
よりエンジンを停止させる時) 車両エンジンを停止する為にイグニツシヨンス
イツチ16をオフ(開放)すると、警告出力回路
22の2入力NORゲート24の入力端子aは直
ちにロウレベルとなり、タイマ回路20のコンデ
ンサC1への充電も行なわれなくなる。しかし、
タイマ回路20のリレーRyは、コンデンサC1
蓄えられた電荷よりベース電流の供給をうけてト
ランジスタTr1がターンオンしている限り動作し
続け、その接点X1も閉成されているので、シフ
トスイツチ3を介してランプユニツト5のランプ
9ないしランプ14のいずれかのランプは点灯し
続ける。トランジスタTr1は既述したように所定
の時間Tの経過後にターンオフし、リレーRyの
接点X1も開放される。
イグニツシヨンスイツチ16がオフとされてか
らトランジスタTr1がターンオフするまでの期間
Tにおいて、自動変速機がパーキング位置または
ニユートラル位置に設定されているならば、警告
出力回路22の2入力NORゲート24の入力端
子bはハイレベルであつて、その他方の入力端子
aがロウレベルとなつた後も、2入力NORゲー
ト24の出力はロウレベルに保たれ、警告出力回
路22は動作しない。ところが、上記期間Tにお
いて、自動変速機がパーキング位置またはニユー
トラル位置以外の位置にセツトされていると、シ
フトスイツチ3の接点も自動変速機のシフト位置
によつて切換えられていることから、逆流防止用
のダイオードD4,D5を介して2入力NORゲート
24の入力端子bがハイレベルとされることはも
はやないので、入力端子a,bが共にロウレベル
となり、2入力NORゲート24の出力はハイレ
ベルとなる。従つて、警告出力回路22内の照光
文字警告回路28、ブザー警告回路30、音声警
告回路32が動作し、運転者に対して、自動変速
機のシフト位置が駐・停車時に望まれる位置(パ
ーキング位置またはニユートラル位置)となつて
いないことを警告し、シフト位置を変更するよう
に促す。自動変速機のシフト位置が運転者により
パーキング位置またはニユートラル位置に修正さ
れると、2入力NORゲート24の入力端子bは
ハイレベルとなり、警告は終了する。又、イグニ
ツシヨンスイツチ16がオフにされてから所定の
期間Tが経過し、タイマ回路20が動作してリレ
ーRyの接点を遮断すれば、シフト位置がどこで
あるかには関わりなく、ランプユニツト5のラン
プは消灯する。その時、警告出力回路22が仮に
動作していたとすれば、同時にその動作も終了す
る。
上記(1),(2)に詳述した如く、以上のように構成
された本実施例においては、イグニツシヨンスイ
ツチ16をオフとした後も、所定の期間Tの間、
自動変速機のシフト位置を表示するランプが点灯
しつづけると共に、イグニツシヨンスイツチ16
がオフにされた時点でシフトレバー1の操作によ
つて自動変速機のシフト位置がニユートラル位置
またはパーキング位置に設定されていない場合に
は、シフト位置がこれらの位置に切替えられるか
期間Tが経過するまで、文字照光板28a(ここ
では「シフトレバー確認」の文字)が点滅し、ブ
ザー30aが約1秒嗚つた後、音声(「シフトレ
バーをパーキング位置にして下さい」)による警
告が行なわれる。
従つて、運転者は、自動変速機のシフト位置を
パーキング位置またはニユートラル位置としない
ままイグニツシヨンスイツチ16をオフとした
時、その旨警告を受けるが、その時点ではまだシ
フト位置を表示するランプが点灯していることか
ら、現在の自動変速機のシフト位置を容易に知る
ことができ、シフトレバー1を所望の位置に切替
えることができる。この結果、運転者は、車両を
駐・停車してイグニツシヨンスイツチを切る場
合、自動変速機のシフト位置をパーキング位置ま
たはニユートラル位置へ切換えるよう促されるこ
とになり、このいずれかの位置に切替えた時は、
次に車両エンジンを始動する上で、とまどうこと
がなく、その使い勝手が向上する。又、パーキン
グ位置とした時には、車輪がロツクされた状態と
なつて駐・停車時に道路の勾配等で車両が動き出
したりしないといつた面での安全性もより確実と
なる。又、警告は点滅する文字、ブザー、対応す
べき内容を指示する音声と多岐に亘つて、運転者
に与えられるので、警告を確実に気づかせること
ができるが、運転者がこれに気づいてシフトレバ
ー1を正しく切替えれば直ちに警告は止まり、一
方、運転状況から自動変速機のシフト位置をパー
キング位置またはニユートラル位置に切替えるこ
とができない場合にも所定の時間後には警告出力
は終了するので、際限なく、警告を出力しつづけ
るということがなく、バツテリ18の負荷や運転
者の心理的負担の面からも好適である。
次に、本考案の第2実施例について説明する。
第3図は第2実施例の自動変速機付車両のシフト
位置表示装置の回路図であるが、第2実施例は第
1実施例の回路と較べて、そのタイマ回路20が
次のように変更されたタイマ回路20′となつて
いる点のみを異にしている。即ち、タイマ回路2
0′は第1実施例のタイマ回路20の構成に加え
て第3図に示すタイマ補助回路40が付加されて
いる。
タイマ補助回路40は、トランジスタTr2、抵
抗器R2,R3、ダイオードD6とからなり、警告出
力回路22内の2入力NORゲートの入力端子b
より抵抗器R2を介してトランジスタTr2のベース
電流が供給されている間、抵抗器R2に流れる電
流を負荷としてトランジスタTr2のコレクターエ
ミツタ間をターンオンするよう構成されている。
又、ダイオードD6はトランジスタTr2のコレクタ
につながれた抵抗器R2から、タイマ回路20′内
のコンデンサC1へ電流を流す方向に接続されて
いる。尚、ここで抵抗器R2の抵抗値は抵抗器R3
のそれの約1.5倍の値をもつているものとする。
以上のように構成された第2実施例において
は、車両エンジンを始動する場合や、駐・停車時
におけるエンジン停止時であつてシフトレバー1
がパーキング位置またはニユートラル位置に切替
えられている場合には、第1実施例と同様に動作
する。一方、イグニツシヨンスイツチ16がオフ
とされた時点で、自動変速機がパーキング位置あ
るいはニユートラル位置に設定されていない場合
には、トランジスタTr2のベース電流が抵抗器R3
を介して供給されないことからトランジスタTr2
はターンオンすることなく、抵抗器R2を流れる
電流はダイオードD6を介してコンデンサC1を充
電するように流れる。コンデンサC1に蓄えられ
た電荷は抵抗器R1を介してトランジスタTr1のベ
ース電流として次第に失われてゆく(放電してゆ
く)ことから、この充・放電の差分だけコンデン
サC1の電荷は減少し続け、やがて充・放電がバ
ランスするところまで低下する。この時点での抵
抗器R1を介して流れるベース電流では、トラン
ジスタTr1をターンオンさせておくにはもはや充
分ではないので、トランジスタTr1はターンオフ
してリレーRyを流れる電流を遮断し、ランプユ
ニツト5におけるシフト位置の表示や警告出力回
路22の動作を終了させる。
従つて本実施例においては、第1実施例の効果
に加えて、イグニツシヨンスイツチ3をオフとす
る時点で、シフトスイツチ3がパーキング位置
(あるいはニユートラル位置)に切替えられてい
るか否かによつてタイマ回路20′における限時
期間Tが異なり、警告が発せられるような状況で
は該限時期間Tは約2倍にのばされてシフト位置
を表示するランプも長く点灯していることから、
警告に従つて行なわれるシフトレバー1の切替時
におけるシフト位置確認が一層容易となつてい
る。
尚、上述の2つの実施例では、駐・停車時に望
ましいシフト位置としてパーキング位置あるいは
ニユートラル位置を挙げて説明したが、パーキン
グ位置に限つても何ら差支えない。この場合には
逆流防止用のダイオードD5は省略することがで
きる。又、これらの実施例では警告出力回路22
として3種類の警告を出力するよう構成したが、
いずれかひとつであつても、あるいはその2つを
組合わせたものでも何ら差支えなく、車両設計上
の態様にあわせてより簡略な構成とすればよい。
その場合、回路が簡単となり製造コスト上からも
好適である。
以上本考案のいくつかの実施例について説明し
たが、本考案はこのような実施例に何等限定され
るものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲
において、種々なる態様で実施し得ることは勿論
である。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案の自動変速機付車
両のシフト位置表示装置は、 自動変速機のシフト位置を検出するシフト位置
検出手段と、 該検出されたシフト位置に従つてシフト位置表
示を行なうシフト位置表示手段と、 を備える自動変速機付車両のシフト位置表示装置
において、 イグニツシヨンスイツチがオフにされた後も所
定の時間、前記シフト位置表示手段にシフト位置
表示を継続させる限時出力手段を備えたことを特
徴としている。
従つて、イグニツシヨンスイツチをオフとした
後も所定の時間、自動変速機のシフト位置を確認
できるという効果を奏する。この結果、シフト位
置表示手段によつてシフト位置を知り、イグニツ
シヨンスイツチをオフとした後であつても自動変
速機を所定のシフト位置へ切換えるこが容易とな
り、車両の駐.停車時における安全上、また次の
始動時における操作性(使い勝手)上からも良好
であるという副次的効果を奏する。又、シフト位
置表示手段が、イグニツシヨンスイツチがオフと
された後の所定の時間中に、自動変速機のシフト
位置が所定の位置となつていない時、警告を発す
る警告部を備えていれば、運転者はそのような場
合には警告を受けて自動変速機のシフト位置を所
定の位置に切換えるよう促されるので、上記効果
をより一層確実なものとすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基本的構成図、第2図は本考
案第1実施例としての自動変速機付車両のシフト
位置表示装置の回路図、第3図は同じく第2実施
例の回路図である。 1……シフトレバー、3……シフトスイツチ、
5……ランプユニツト、16……イグニツシヨン
スイツチ、20……タイマ回路、22……警告出
力回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 自動変速機のシフト位置を検出するシフト位
    置検出手段と、 該検出されたシフト位置に従つてシフト位置
    表示を行なうシフト位置表示手段と、 を備える自動変速機付車両のシフト位置表示装
    置において、 イグニツシヨンスイツチがオフにされた後も
    所定の時間、前記シフト位置表示手段にシフト
    位置表示を継続させる限時出力手段を備えたこ
    とを特徴とする自動変速機付車両のシフト位置
    表示装置。 2 シフト位置表示手段が、イグニツシヨンスイ
    ツチがオフとされた後の所定の時間中に、自動
    変速機のシフト位置が所定の位置となつていな
    い時、警告を発する警告部を備える実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の自動変速機付車両の
    シフト位置表示装置。 3 限時出力手段が、シフト位置表示手段に電力
    を所定の時間供給することにより、シフト位置
    表示手段にシフト位置表示を所定の時間継続さ
    せるよう構成された実用新案登録請求の範囲第
    1項または第2項記載の自動変速機付車両のシ
    フト位置表示装置。
JP8351284U 1984-06-05 1984-06-05 自動変速機付車両のシフト位置表示装置 Granted JPS60195228U (ja)

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JPS60195228U JPS60195228U (ja) 1985-12-26
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014224545A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 本田技研工業株式会社 車両の制御装置

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