JPH0127455Y2 - - Google Patents

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JPH0127455Y2
JPH0127455Y2 JP1984121478U JP12147884U JPH0127455Y2 JP H0127455 Y2 JPH0127455 Y2 JP H0127455Y2 JP 1984121478 U JP1984121478 U JP 1984121478U JP 12147884 U JP12147884 U JP 12147884U JP H0127455 Y2 JPH0127455 Y2 JP H0127455Y2
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JP
Japan
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cold air
unit
ceiling
air blowing
blowing duct
Prior art date
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JP1984121478U
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English (en)
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JPS6136422U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車の天井にクーリングユニツ
トを取付けた自動車用空調装置に関するものであ
る。
(従来の技術) マイクロバス、ライトバン等の自動車は、送風
機とエバポレータを有するクーリングユニツトを
自動車の天井に装着していることが多い。例えば
実公昭54−12828号公報に示すようなもので、冷
気吹出口41aが一ケ所車室内に向つて設けら
れ、この冷気吹出口41aから車室内に冷風が矢
印のごとく吹出されている。
しかし、冷気吹出口が一ケ所であると、すべて
乗員の所へ冷風を万遍なく供給することは不可能
であり、このために、冷気吹出口の近い方の前席
側に片寄り、後席側に冷風が到達しない欠点を有
していた。このため、冷風が後席まで十分に届
き、車室内全体を均一に冷却するために、第1の
冷風吹出しダクト以外に第2の冷風吹出しダクト
を設けて解決しようとしたが、第2の冷風吹出し
ダクトの取付に問題点が生じていた。
即ち、第2の冷風吹出しダクトの介在によつ
て、天井とユニツト隠しカバーとの間に隙間が生
じていた。
(考案が解決しようとする問題点) このため、この考案は、第2の冷風吹出しダク
トの取付に際し、天井とユニツトとの間の隙間を
なくして見栄えを良くしようとするものである。
(問題点を解決するための手段) この考案の要旨とするところは、送風機とエバ
ポレータを有するクーリングユニツトを自動車の
天井に取り付け、このクーリングユニツトを覆う
ユニツト隠しカバーを配し、該ユニツト隠しカバ
ーの吹出口へ延びる第1の冷風吹出しダクトを前
記クーリングユニツトに設けると共に、ユニツト
隠しカバーの端面と天井との隙間にまで延びる可
撓性材料から成る第2の冷風吹出しダクトを設け
たことにある。
(作用) したがつて、第1の冷風吹出しダクトから吹き
出される冷風と、該冷風よりも後席まで届く第2
の冷風吹出しダクトから吹き出される冷風とによ
り、車室内全体が均一に冷房されると共に、第2
の冷風吹出しダクトが適宜に変形してユニツト隠
しカバー端面と天井との間に介在され、且つ間隙
が生じなくなり、その調整も容易である。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図乃至第3図において、自動車1の天井2
の前方部に取付けられたクーリングユニツト5
は、送風機3とエバポレータ4を有し、図示しな
いコンプレツサ、コンデンサ、膨張弁等と冷房サ
イクルを形成し、送風機3によりクーリングユニ
ツト5内に空気が吸い込まれ、エバポレータ4で
冷却されて、車室内へ冷風が吹き出される。
冷風を吹き出す冷風吹出しダクトは、2つ設け
られており、第1の冷風吹出しダクト7は、クー
リングケース6の後流側に設けられ、クーリング
ユニツト5を覆うユニツト隠しカバー9の後部側
面に開口した吹出口10まで延びている。第2の
冷風吹出しダクト8は、クーリングケース6に接
続され、その材質は、ゴム等の可撓性材料により
製造され、その先端は、前記ユニツト隠しカバー
9端面と天井2との間に挾持されている。この第
2の冷風吹出しダクト8は、前記したごとく、可
撓性材料により構成されているから、ユニツト隠
しカバー9の端面と天井2との間で適宜に変形す
るので、天井との間の隙間を生じないようにする
ことができる。
したがつて、送風機3により取り入れられ、エ
バポレータ4で冷却された冷風は、第1の冷風吹
出しダクト7と第2の冷風吹出しダクト8を通じ
て車室内に吹き出される。そして、車両の天井2
に沿つて後席へ到達する第2の冷風吹出しダクト
8から吹き出される冷風と、車両の中間席までを
効果的に冷却する第1の冷風吹出しダクト7から
吹き出される冷風とにより、車室内全体が均一に
冷房される。
(考案の効果) 以上のように、この考案によれば、冷風吹出口
を2つに分けて、第1の冷風吹出しダクト7で車
室内の中間席までを効果的に冷却し、第2の冷風
吹出しダクト8で天井に沿つて後席を冷却するこ
とができ、車室内全体を均一に冷房することがで
きるものである。
また、ユニツト隠しカバーと天井との隙間に可
撓性部材より成る第2の冷風吹出しダクトを介在
するように設けたので、該第2の冷風吹出しダク
トが適宜に変形して介在され、該ユニツト隠しカ
バーと天井との隙間が生じないようになり、その
調整も容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す断面図、第2
図は要部の拡大断面図、第3図は第2図A−A線
断面図である。 1……自動車、2……天井、3……送風機、4
……エバポレータ、5……クーリングユニツト、
7……第1の冷風吹出しダクト、8……第2の冷
風吹出しダクト、9……ユニツト隠しカバー、1
0……吹出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送風機とエバポレータを有するクーリングユニ
    ツトを自動車の天井に取り付け、このクーリング
    ユニツトを覆うユニツト隠しカバーを配し、該ユ
    ニツト隠しカバーの吹出口へ延びる第1の冷風吹
    出しダクトを前記クーリングユニツトに設けると
    共に、ユニツト隠しカバーの端面と天井との隙間
    にまで延びる可撓性材料から成る第2の冷風吹出
    しダクトを前記クーリングユニツトに設けたこと
    を特徴とする自動車用空調装置。
JP12147884U 1984-08-08 1984-08-08 自動車用空調装置 Granted JPS6136422U (ja)

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JP12147884U JPS6136422U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 自動車用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12147884U JPS6136422U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 自動車用空調装置

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Publication Number Publication Date
JPS6136422U JPS6136422U (ja) 1986-03-06
JPH0127455Y2 true JPH0127455Y2 (ja) 1989-08-17

Family

ID=30680261

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JP12147884U Granted JPS6136422U (ja) 1984-08-08 1984-08-08 自動車用空調装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6197616B2 (ja) * 2012-12-20 2017-09-20 株式会社デンソー 車両用送風装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5243241B2 (ja) * 1973-03-07 1977-10-29

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5243241U (ja) * 1975-09-20 1977-03-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5243241B2 (ja) * 1973-03-07 1977-10-29

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Publication number Publication date
JPS6136422U (ja) 1986-03-06

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