JPH01261341A - 光学活性アルコールの製造法 - Google Patents

光学活性アルコールの製造法

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JPH01261341A
JPH01261341A JP63087268A JP8726888A JPH01261341A JP H01261341 A JPH01261341 A JP H01261341A JP 63087268 A JP63087268 A JP 63087268A JP 8726888 A JP8726888 A JP 8726888A JP H01261341 A JPH01261341 A JP H01261341A
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陽二 橘
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光学活性アルコールの製造法に関する。さら
に詳しくは、本発明は、(S)−2,3−ジメチル−1
,3−ブタンジオールの製造法に関する。
本発明により得られる上記(S)−2,3−ジメチル−
1,3−ブタンジオールは、25−ヒドロキシビタミン
D2または1α125−ジヒドロキシビタミンD2の製
造における中間体として有用である。
[従来の技術] 25−ヒドロキシビタミンD2及び1α、25−ジヒド
ロキシビタミンD2は、毒性が低く骨組淫症、腫瘍細胞
増殖抑制剤等の医薬品として白°用である。
しかし、−船釣に、活性型ビタミンD2は、その側鎖に
二重結合やキラルなメチル基を有するので、活性型ビタ
ミンD3に比べて合成が困難である。特に、これら25
−ヒドロキシビタミンD2及び1α、25−ジヒドロキ
シビタミンD2のように側鎖に水酸基を有する誘導体は
、天然界に適当な中間体となりうるステロイドが存在し
ないので、その合成はさらに困難である。
従来の方法としては、C−22アルデヒドとケトン誘導
体を結合し、ついでラセミ体の25−ヒドロキシビタミ
ンD2及び1,25−ジヒドロキシビタミンD2に導い
た後、光学分割を行い、1.25−ジヒドロキシビタミ
ンD2を得る方法がある(H,p、Delucaらによ
るrBloorg、 Chem、J 、 13゜158
、  (I985))。
しかしこの方法にはラセミ体を分割するという困難な工
程があり、しかも1β−OH誘導体やトランス−1,2
5−ジヒドロキシビタミンD2などの副生成物を同時に
生成し、その分離が非常に困難であるという欠点がある
また、山田らは(rTetrahedron Lett
erJ1984、3347) 25−ヒドロキシビタミ
ンビタミンD2の合成のために、中間として側鎖部のア
ルコールを立体選択的に合成している。
しかし、山田らの方法はアリルアルコールを原料に用い
ているので、生成物は完全な立体配置を有しておらず、
望ましい方法とは言えない。25−ヒドロキシビタミン
・D2.1.25−ジヒドロキシビタミンD2の合成に
は、完全に立体選択的な側鎖の合成が不可欠である。
そこで本発明者らは、従来の方法と比較して、容易であ
って、しかも完全に光学活性の側鎖アルコールを合成す
る方法を提供すべく研究を重ね、本発明を充成させた。
[問題点を解決するための手段] 本発明の上記目的は、(S)−3−ヒドロキシ−2−メ
チル−プロピオン酸メチルエステルを出発原料とし、そ
のエーテル誘導体をグリニヤール試薬と反応させ、次い
で保護基を脱離して2.3−ジメチル−1,3−ブタン
ジオールを製造する方法によって達成される。この2,
3−ジメチル−1,3−ブタンジオールは、完全に光学
活性な側鎖アルコールであり、25−ヒドロキシビタミ
ンD2及び1α、25−ジヒドロキシビタミンD2の製
造のための中間体として有用である。
本発明の製造法を以下のスキームに示す。
(以下余白) スキームI ゾ3 本発明の製造法において出発原料として用いられる(S
)−3−ヒドロキシ−2−メチルエステルは、市販品で
あり、商業的入手が容易な化合物である。
この化合物のヒドロキシル基は、保護しておく必要があ
る。保護しておかないと、次の工程においてグリニヤー
ル反応によって得られる生成物がジオールとなってしま
い、単離が非常に困難となるからである。保護基は、グ
リニヤール試薬に対して安定で、脂溶性が高く、また必
要な場合には容易に脱離されうるちのであることが望ま
しい。
従って、保護基はエステル基は不適当であり、エーテル
保護基とすることが望ましい。エーテル保護基とするた
めには、t−ブチルジメチルシリル基、ジフェニルメチ
ルシリル基、ベンジル基、テトラヒドロピラニル基、メ
トキシメチル基、1−エトキシエチル基等が望ましく、
特にt−ブチルジメチルシリル基が特に望ましい。しか
しながらこれらに限定されるものではなく、上記要件を
具備する基であれば好適に用いることができる。
上記出発物質(S)−3−ヒドロキシ−2−メチル−プ
ロピオン酸メチルエステルは、適当な有機溶媒中におい
て、−5〜50℃の温度範囲で、塩基又は酸性条件下に
おいて、対応する各々のハライド等と反応させることに
よって、容易にヒドロキシル基をエーテル保護すること
ができる。
このようにして得られた式(I)のエーテル誘導体は、
式(II) M e M g X           (II)〔
式中Xは、ハロゲン原子を表わす〕 で示されるグリニヤール試薬と反応させて、式(I[[
)の化合物を生成させる。
このグリニヤール試薬は、エーテルまたはエーテル系溶
媒、例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン、メチルエ
チルエーテル中で、室温から溶媒の還流温度までの温°
度反応において、式(I)の化合物と、その等モル量か
ら過剰量の量で反応させることによって、容易に式(m
)の化合物を得ることができる。
次にこの生成した化合物(I[I)のエーテル保護基を
脱保護する。
この脱保護反応は、式(III)中のRが示す基によっ
て方法が異なり、Rが示す各々の基の種類に応じた適当
な方法を用いればよい。
例えば、エーテル保護基がシリル基の場合はテトラブチ
ルアンモニウムフルオライド等のフッ素化試薬で、ベン
ジル基の場合は水素添加により、又テトラヒドロピラニ
ル基の場合は酸性条件下で常法により脱保護することが
できる。
この様にして合成された2、3−ジメチル−1,3−ブ
タンジオール(II)は、公知の方法により対応するス
ルホン誘導体に変換することができ、さらにこのスルホ
ン誘導体はC−22アルデヒドと縮合抜脱スルホンを行
うことにより、25−ヒドロキシビタミンD2及び1α
、25−ジヒドロキシビタミンD2のような活性型D2
を合成することができる(例えばTetrahedro
n Lett、、 1984.3347)。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、25−ヒドロキ
シビタミンD2及び1α、25−ジヒドロキシビタミン
p2の製造のための中間体として有用な光学活性アルコ
ールの製造法が提供される。
本発明の製造法は、従来の方法と比較して容易であり、
工程数も少ない上、完全に光学活性の側鎖アルコールを
製造することができる。
以下、本発明を実施例及び参考例により、詳しく説明す
るが、これらは本発明を限定するものではない。
実施例 1 式(I)の化合物の製造 S −(+) −3−ヒドロキー2−メチル−プロピオ
ン酸メチルエステル(シグマ社) 20g(I89mm
ole)と、t−ブチルジメチルシリルクロライド30
g(200mmole)を乾燥DMF 100ml中に
溶解し、水冷下イミダゾール27.2g (400ma
+ole)を加え2時間撹拌した。反応液を氷水中に注
ぎエーテルで2回抽出し、エーテル層を3回水洗、飽和
食塩水で洗浄しNa2SO4で乾燥さぜ減圧下に三−チ
ルを留去した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(
Silica get、 1%−EtOAc−Hexa
nc)により精製し、S−3−t−ブチルジメチルシリ
ルオキシ−2−メチループロビオン酸メチルエステル3
4.4g (収率87.5%)を得た。
NMRδ(CD0g3) 3.61〜3.81 (2H,Il、3−メチン)3.
87    (3H1s、−0CH3)2.84   
 (IH,m、2−メチン)1.14    (3)1
.d、J−7,1Hz、2−メチル)0.83    
(9)1.s、t−ブチル)0.04    (6H,
S、5l−CH3)(以下余白) 実施例 2 式(m)の化合物の製造 +S to    手 乾燥したフラスコにMg末13.6 gと無水エーテル
150m1を入れ、撹拌しながらMe180gと無水エ
ーテル100m1の混合物をおだやかに還流が続くよう
に滴下した。このMeMg IのEt20溶液にS−3
−t−ブチルジメチルシリルオキシ−2−メチル−プロ
ピオン酸メチルエステル20gと無水エーテル30m1
の混合物を1時間かけて滴下し、さらに2時間エーテル
還流下で反応させた。反応フラスコを冷却しながら飽和
NI(4CN水溶液を加え反応を停止させ、エーテル層
を分離、水層をさらにエーテル抽出しエーテル層を合わ
せ水洗、飽和食塩水で洗浄後、Na2SO4で乾燥しエ
ーテルを留去し残留物をカラムクロマトグラフィー(S
ilica get 2% EtOAc−Hexane
)で精製した。
S−4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−2,3−ジ
メチル−2−ブタノール17.7g (収率88.5%
)を得た。
N M Rδ(CDCN 3) 3.59〜3.81 (2H,m、4−メチレン)1.
80    (IM、m、3−メチン)1.21.1.
15 (6H,each s、l−メチル)0.90 
   (9H,s、t−ブチル)0.84    (3
H,d、J=7.1Hz、3−メチル)0.09   
 (8H,s、Si−Me)(以下余白) 実施例 3 式(IV)の化合物の製造 −HO手 実施例2で得たシリルアルコール14gと乾燥テトラヒ
ドロフラン20m1の混合物に1 、1 Mテトラブチ
ルアンモニウムフルオライド60m1を滴下し、室温下
30分反応させた。1mlの水を加え反応を停止させさ
らにベンゼンを加え減圧下溶媒と過剰の水分を除去した
。残留物をカラムクロマトグラフィー (Silica
 gel、 40%EtOAc−Hexane)にて精
製してS−2,3−ジメチル−1,3−ブタンジオール
7.5g (定量的)を得た。
無色液体(α) 、 −+1.37”  (c−8,C
HCl) 3)NMRδ(CD0g3) 3.72    (2H,m、l−メチレン)2.85
      (2H,s、−0H)1.82    (
IH,m、2−メチン)1.27.1.20 (8H,
each s、3−メチル)0.86    (3H,
d、J=7.1Hz、2−メチル)Mass     
119(M”+1,20) 、104(90)、102
(93) 、85(9g)、83(80)、70  (
50) 、59(too) 実施例 4 式(I)の化合物の製造 5−3−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸メチルエ
ステル5gを乾燥ジクロロメタンに溶解し、2.3−ジ
ヒドロピラン5.3gとピリジニウムp−)ルエンスル
ホネート500mgを加え室温で5時間反応させた。反
応液を水、飽和食塩水で洗浄し、N a 2 S Ot
、で乾燥後、減圧下で溶媒を除去し2−メチル−4−テ
トラヒドロピラニルオキシ−プロピオン酸メチルエステ
ル8.6g (定量的)を得た。このものは精製するこ
となく次の反応に用いた。
NMRδ(CDCfI3) 4.7     (IH,m、T)IP、2°−H)3
.9     (IH,IIl、THP、6°−H)3
.8〜3.8  (2H,m、、3−メチレン)3.8
5    (3H1s、−0CHa )2.8    
 (IH,n+、2−メチレン)1.5〜2.0  (
8H,m、THP、メチレン)1.14    (3H
,d、J−7,0Hz、2−メチル)(以下余白) 実施例 5 式(III)の化合物の合成 乾燥したフラスコにMg末5.8gと無水エーテル 6
0m1を入れ撹拌しながら臭化メチル27gと無水エー
テル30m1の混合物をおだやかに還流が続くように滴
下した。このCHs M g B rの溶液に実施例4
で得たテトラヒドロピラニルエーテル体8gと無水エー
テル10m1の混合物を室温で30分かけて滴下してさ
らに2時間還流させた。
実施例2と同様に反応液を処理し、シリカゲルでカラム
クロマトグラフィーで精製し、S−2,3−ジメチル−
4−テトラヒドロピラニルオキシ−2−ブタノール8.
8g (収率85%)を得た。
NMRδ(CDCJI) 3) 4.75    (IH,m、THP、2’−H)3.
9〜3.7  (2H,m、THP、6°−H)3.8
     (IH,br、−0H)3.4〜3.6  
(2H,i、4−メチレン)1.5〜2.0  (7)
1.n+、THP、メチレン。
3−メチン) 1.21.1.19 (6H,each s、 L−メ
チル)0.8     (31,d、J−7,0Hz、
3−メチル)実施例 6 式(IV)の化合物の合成 2.3−ジメチル−4−テトラヒド口ピラニルオキシ−
2−ブタノール6.5gをエタノール50m1に溶解し
、ピリジニウムパラトルエンスルホネート400+ng
を加え、55℃で4時間反応させた。
EtOHを減圧下で留去した残留物を少量のクロロホル
ムに溶解し、シリカゲルクロマトグラフィーで精製して
2.3−ジメチル−1,3−ブタンジオールLeg (
95%)を得た。
〔α)  =+1.35 (c=5. CHCR3)実
施例 7 式(I)の化合物の製造 (φ−C6H5CH2) S−3−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸メチル5
gをDMF30mlに溶解し臭化ベンジル16g:と酸
化銀7.8gを加えN2気流下、暗所室温で2日間反応
させた。生じた沈殿を手刷し、エーテルを加え水で3回
飽和食塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させた後、減
圧下において溶媒を留去し、残留物をシリカゲルクロマ
トグラフィーにて精製し5−3−ベンジルオキシ−2−
メチルプロピオン酸メチル5.9g (87%)を得た
N MRδ(CD(Jl 3) 7.34    (5H,+a、フェニル)4.51 
   (2H,s、ベンジル)3.5〜3.8  (2
H劃、3−メチレン)3.7     (3H,s、−
OMc)2.8     (IH,m、2−メチン)1
.2     (3H,d、J”7.0Hz、2−メチ
ル)(以下余白) 実施例 8 式(III)の化合物の製造 Mg末3.9gを乾いたフラスコに入れ無水エーテル4
0m1を加え撹拌しながらIM塩化メチル無水エーテル
溶液190m1をおだやかにエーテル還流が続くように
滴下した。このMeMgCΩの溶液に5−3−ベンジル
オキシ−2−メチルプロピオン酸メチル5.5gと無水
エーテル7mlの混合物をゆっくりと滴下しさらに2時
間還流反応させた。
実施例2に従って反応液を処理しシリカゲルクロマトグ
ラフィーで精製し5−4−ベンジルオキシ−2,3−ジ
メチル−2−ブタノール4.8g (収率88%)を得
た。
NMRδ(CDCl23) 7.34    (5H,m、フェニル)4.5   
  (2H,s、ベンジル)3.69    (I)1
.br、−0H)3.48〜3.8  (2H,m、4
−メチレン)1.93    (IH劃、3−メチン)
1.12.1.20 (68,each S+ 1−メ
チレン)0.88    (311,d、J=7.1I
lz、3−メチル)実施例 9 式(IV)の化合物の製造 H〇三 実施例8で得たベンジルブタノール4.5g−をE t
 OH3Om1に溶解し5%Pd  −C450ff1
gを加え、3時間常圧水素添加した。反応液中のPd−
Cをセライトを通して炉別し減圧下で溶媒を留去して、
ジオール26Bgを得た。
〔α〕2°−+1.31(c−6,CH(Jl  )参
考例 I HO至 TsO巨 実施例3(又は6.9)で得たジオール6gを乾燥ピリ
ジン15m1に溶解し、水冷下でP−トルエンスルホニ
ルクロライド12.3gを加え、2時間反応させた。氷
水中に反応液を注ぎエーテル抽出、エーテル層を希HC
I、希N a HCOa水、水、飽和食塩水で洗浄し、
N a 2 S O4で乾燥後エーテルを留去した。残
留物をカラムクロマトグラフィー (Silica g
et、 20%EtO)I−Hexane)にて精製し
、5−3−ヒドロキシ−2,3−ジメチル−1−ブチル
パラトルエンスルホネート12.7g CH黄色液体)
(収率96.8%)を得た。
NMRδ(CDCΩ3) 7.80    (2H,d、 J−1!、3Hz、芳
香族)7.35    (2H,’d、J−84Hz、
芳香族)4.23    (IH,dd、 J=9.5
11z、J−4,411z。
■−メチレン) 3.92     (I11,dd、J=9.511z
、J−9,811z。
1−メチル) 2.45     (311,s、4’−Me ()シ
ル))1.80    (LH,m、2−メチン)1.
54    (LH,s、−0H)1.19.1.12
 (8H,each s+4−メチル)0.96   
 (3H,d、J=7.1Hz、2−メチル)(以下余
白) 参考例 2 TsO: φS   : 乾燥D M F Hml 、カリウム t−ブトキシド
4.3g、、チオフェノール4.3gの混合物にN2気
流下室温で参考例1で得たトシレートlogを加え4時
間反応させた。反応液をベンゼンに加え、水で3回飽和
食塩水で洗浄、N a 2 S O4で乾燥させ、減圧
下でベンゼンを留去し残留物をカラムクロマトグラフィ
ー (Si11ca gel、 10%EtOH−ヘキ
サン)にて精製し、S−2,3−ジメチル−4−フェニ
ルチオ−2−ブタノール7.3.(淡黄色液体)(収率
95%)淡黄色液体)を得た。
NMRδ(CD0g3) 7.15〜7.48 (5H,m、フェニル)3.40
      (LH,dd、J=lO,1,2,9Hz
4−メチレン) 2.55     (LH,dd、J−LQ、1.12
.7Hz。
4−メチレン) 1.80    (LH,m、3−メチン)1.54 
    (’1)1.s、0H)1.18.1.23 
(8H,each s、L−メチル)0.9B    
(38,d、J−8,8)1z、3−メチル)参考例 
3 無水タングステン酸36ngに水12m1を加え50%
NaOHでpH11として溶解し、さらに酢酸を滴下し
、pH5,8とした溶液に参考例2で得たチオフェニル
体6.6gとエタノール10m1の混合物を加え、60
℃に加温した。この混合物に30%H2O2を2mlを
滴下し10分間撹拌した。さらに75℃に加熱し2ml
の30%H20゜を加え30分反応させた。冷却後過剰
のH2O2をチオ硫酸ナトリウムで分解し、ベンゼンで
抽出し、水洗し、飽和食塩水で洗浄し、N a 2 S
 O4で乾燥した後、ベンゼンを減圧上濃縮しカラムク
ロマトグラフィー (Silica gel LO−2
0%EtOAc−ヘキサン)で精製しS−2,3−ジメ
チル−4−フェニルスルホニル−2−ブタノール8g(
淡黄色液体)を定量的に得た。
〔α) o =−24,75”  (c−1,5、CH
CΩ3)N Fvl Rδ(CD0g3) 7.57〜7.98 (5H,m、フェニル)3.40
    (IH,dd、J−13,7,2Hz。
4−メチレン) 2.8     (LH,dd、J−13,7,9H2
゜4〜メチレン) 2.15    (IH,m、3−メチン)1.80 
    (IH,s、0H)1.23.1.04 (8
H,each s、1−メチル)1.04    (3
H,d、J−7,1Hz、3−メチル)Mass  m
/e   242(M” )、224参考例 4 フェニルスルホニルアルコール7.4gを乾燥CH2C
112100m1に溶解し、ピリジニウムp−トルエン
スルホネート 780LI1gを加えジヒドロピラン3
.80gを加え室温で一中夜反応させた。反応液を半飽
和食塩水で3回洗浄し、CH2CfI2層をN a 2
 S O4で乾燥させ、減圧下において溶媒を留去した
。残留物をカラムクロマトグラフィー(Silica 
gel 10%EtOAc−Hexane)にて精製し
、(3S) −2,3−ジメチル−4−フェニルスルホ
ニル2−ブタノール 2−0−テトラヒドロピラニルエ
ーテル8.9g (90%)(ジアステレオマー混合物
)を得た。
NMRδ(CD0g3) 7.51〜7.94 (5H1IIl+フエニル)4.
73    (lH,m、TttP、2’ −)1)3
.82    (IH,m、THP、8’ −H)3.
65    (LH,m、4−メチレン)3.4   
  (LH,rA、THP、6’ −H)2.88  
  (IH,m、4−メチレン)2.19    (I
11,m、3−メチレン)1.3〜1.8  (all
、m、TIP、メチレン)1.19.1.18 (3H
,palr of s、2−メチル)1.13    
(3H,palr of d、3−メチル)1.06.
1.04 (3H,pair of’ s、2−メチル
)手続補正書 昭和63年5月23日 特許庁長官  小 川 邦 夫  殿 1、事件の表示 事件との関係 特許出願人 住所 東京都中央区日本橋小網町19番12号名称 日
清製粉株式会社 4、代理人 7、補正の内容 ■)第3頁下から第5行の「ラセミ体」を「ジアステレ
オマー混合物」と補正します。
2)同頁下から第3行の「光学分割」を「ジアステレオ
マー分割」と補正します。
3)第4頁第2行の「ラセミ体」を「ジアステレオマー
混合物」と補正します。
4)第6頁末行のr(S)−3−・・・・・エステル」
をr(S)−3−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオン
酸メチルエステル」と補正します。
5)第1O頁下かも第4〜3行のr(S)−(+)−3
−・・・・・(シグマ社)」をr(S)−3−ヒドロキ
シ−2−メチル−プロピオン酸メチルエステル(シグマ
社)」と補正します。
6)第24頁第12行の「l−メチル」を「l−メチレ
ン」と補正します。
以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Rは、それが結合する酸素原子及び炭素原子と一
    緒になってエーテル結合を形成する基を表す〕 で示される(S)−3−ヒドロキシ−2−メチル−プロ
    ピオン酸メチルエステル誘導体と、式(II)CH_3M
    gX(II) 〔式中Xはハロゲン原子を表わす〕 で示されるグリニヤール試薬とを反応させて式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔式中、Rは前記定義の通りである〕 で示される化合物を得、次いで式(III)の化合物のエ
    ーテル保護基を脱保護することにより式(IV)▲数式、
    化学式、表等があります▼(IV) で示される(S)−2,3−ジメチル−1,3−ブタン
    ジオールを製造する方法。
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JP2006347932A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Univ Of Tokushima 第3級アルコールの製造方法

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