JPH01259129A - 中程度の炭素を含む覆帯用ブッシング及びその製造方法 - Google Patents

中程度の炭素を含む覆帯用ブッシング及びその製造方法

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JPH01259129A
JPH01259129A JP8733888A JP8733888A JPH01259129A JP H01259129 A JPH01259129 A JP H01259129A JP 8733888 A JP8733888 A JP 8733888A JP 8733888 A JP8733888 A JP 8733888A JP H01259129 A JPH01259129 A JP H01259129A
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hardened
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Yasuo Tsuchiya
土屋 安夫
Masahiro Nakajima
正弘 中島
Takahiko Sawara
佐原 崇彦
Masayoshi Kaneko
金子 正好
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Topy Industries Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/08Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for tubular bodies or pipes
    • C21D9/14Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for tubular bodies or pipes wear-resistant or pressure-resistant pipes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は装軌車輌などに用いる履帯用ブッシングの熱処
理に関するものである。
[従来の技術] 装軌車輌などに用いる履帯1は第1図及び第2図に示す
ようにシュー2、シュー締付は小ル1〜3、シューナツ
ト4、リンク5.6、ブッシング7、ジス1〜シール8
、ピン9をもって、その−単位か構成されている。腹帯
に用いられるブツシング7は、その内周面7a及び外周
面7bに耐摩耗性が要求されると共に、ブッシング7に
加わる負荷に耐えるための、強度、靭性か要求される。
そのため芯部には肌焼鋼の焼入層や中炭素鋼の調¥iI
層7dが設りられる。したがって、従来、履帯用ブッシ
ングには、上記要求晶質を満足するため、熱処理か施さ
れる。
従来の熱処理方法には、 イ)肌焼鋼(例えばJIS 、 SC旧15)を素材と
し、これに浸炭焼入をした後に焼戻す方法(特公昭52
〜3486号公報)や、 I 中炭素低合金鋼(例えば、日本自動車工業量規格、
ASCB4011 >を素4Δとして、これを調質して
板厚の中心部に柔らかい延性部を作り、その後外周、内
周両表面に高周波焼入を施し、さらにその後焼戻す方法
(特開昭59−77979号公報の従来技術の説明)、 ぐ9 史に進んで(nと同様の中炭素低合金鋼を用いて
外周から焼入れで内周表面に未硬化層が又(、J、不完
全か11人層を、残づ様にし、その後内周から焼入れて
内周硬化層を生成すると同11、)に、内周硬化層に隣
接する外周から焼入れだ硬化層の一部を焼戻し、結果と
して内外硬化層を生成ざl、その中間の芯部に焼戻し層
を生成ざUるノ′−J法[肛帯用)゛ツシングおよびそ
の生産方法」か、本出願人により、特願昭57−179
980号で提案され(いる(特開昭59−77 ’97
9号公報)。
[発明が解決しようどする課題] 上記特願昭57−1799 F2O号[t/最のh法]
は、(2)の方法が断面硬さ分イliか0字型を呈して
いるのに対し、V字型を呈している。その結果全体とし
て、硬化面積か人ぎく結果として強さも大きく、焼入焼
戻しの加熱に急速加熱を用い゛(いる為に靭性も良い。
(【」の方法・し、内外周からの高周波焼入の深さを大
ぎく覆れば、\/字型の断面硬さを得られようか、それ
4は、前−に稈のブッシング全体の焼〕い焼戻が意味を
為さなくなる。
この方法(nは、上記の様な特性を備えているから容易
に表面の有効硬化層を厚く取り得る長所を持っている。
しかし、この方法は、:1肖に4A貿にこだわりL’J
、 73いか、主として中炭素を含む4J N’i+を
強さの関係から、主な対象としている。
ブッシングの寿命は耐摩性で決まるので、更に寿命延長
を計るには耐摩耗性を一層向上さけると同時に、強度、
靭性等を劣化さI!ない方法が望まれる。
上記の機械的性質を劣化させないで耐摩性を向上させる
方法は、前述のげ)の如く肌焼鋼を使って浸炭焼入する
ノ)法が一般的に用いられる。しかし浸炭焼入は処理時
間か長いのて、コストかかかる。
本発明の目的は、同−有効浸炭硬化層深さを得るための
浸炭時間を削減し、一般的に用いられる肌焼鋼を浸炭焼
入れする前述ピ)の方法で得られる強度、靭性等の機械
的・+41貿か、同等又は、それ以」−の値を示Tl1
1児帯用シツシングの熱処理方法を提供することにある
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明に係る履帯用ブッシン
グ熱処理方法は中炭素を素材とするブッシングに、適当
な方法で浸炭を行い、焼入をせすj3− に常温迄冷却する。
その後焼入、焼戻η方法として、特願昭57−1998
0号前記Q)の方法を採用するので必る。
ずなわら、第1工程でそのブッシング索(Δの軸線を中
心にして回転さ一層つつ、製品をコイルに対し移動させ
、その外周面に高周波焼入を副刃。フッシング素材を回
転させる理由は、外周面、全面に渡って均一な高周波焼
入を施すためである、。
この高周波焼入に当っては、ブッシング索(Aの内周面
を大略HRc60程度以上のll1l!度にならないよ
うにすると共に、外周面から内周有効硬化層の一部に至
る迄(内周浸炭層と素材が含有する炭素量のままの境界
に至る迄)の範囲を素祠有効硬さ以上の硬度にすること
が必要である。ここで言う索材右効硬ざとは索4Aの含
有する炭素量の鋼の8()%ヱルテンサイ1〜硬さをも
って定義する。
その理由は、後述の内周面の焼入れの際の加熱および冷
却による割れを防止し、さらに肉厚中心部の焼入硬さを
可能な限り高めるためである。
つぎに第二工程では第一=I程と同様に回転させ、= 
6− かつ、外周面を水または水溶液冷却剤で冷しつつ、製品
を二1イルに対し移動させ、その内周面に高周波焼入を
施づ。ここ−C外周面を水冷する理由は、高周波焼入後
の外周面か後で述べる第三工程で1イられる焼戻し軟化
以上の軟化を起す様な焼戻を起′C5すいようにするた
めておる。この際、内周面からの加熱は内周浸炭層は勿
論のこと、内周浸炭層に隣接する素材の一部迄、変態点
以上の温度に加熱し、内周有効硬化層を形成すると共に
、外周有効硬化層と内周有効硬化層との間に、有効硬さ
以下の高度を有する焼戻し層を形成するのである。
りなわら、この内周面の焼入の結果外周表面部【コ、殆
ど焼入のままの硬度を維持するが、肉厚中心に移るに従
って、熱伝導による内面加熱の影響を受(プ、焼戻軟化
を生する。これによってブッシング索(Δの内外周面に
は、それぞれ、有効硬化層か浸炭層より深く形成される
とともに、これ等の有効硬化層の間には焼戻部か形成さ
れるのである。
そして、第三の工程−C上記ブッシング素材に低温焼戻
を施°りことによって履帯用ブッシングの熱処理は完成
する。
1作  用」 上記履帯用ブッシングの製造方法は中程度の炭素を含む
鋼4Aを使用しているから、肌焼鋼を使用するよりも浸
炭工程(J於いて浸炭時間が短い。更に、浸炭層を超え
て、焼入加熱か行なわれるため、JJS ”i′c規定
する浸炭時の有効硬化層深さを得るのに充分な炭素量を
含む素材を予め使用し、焼入冷却が適当で必れば、全浸
炭深さは全部有効硬化深さになる。それに追加して、浸
炭層に隣接する素材の一部も、有効硬化深さの限界硬さ
以上となり、結果として、浸炭深さが増えたような現象
となり、耐摩性、強度の面子が期待てきる。また、肌焼
鋼より高炭素の索4Aを使用しでいるのも拘わらず、急
速加熱を行っているの−C゛靭性か損われることはない
浸炭されたブッシングは一般には靭性を確保づるために
、浸炭後、−度△1変態点以下に下げてから、再加熱し
て焼入されるか、成るいは一時焼きを行い、二次焼入れ
をする方法かとられる。本方法は、高周波焼入を行うか
ら、前述の浸炭後の一般的に用いられる二つの焼入工程
に比lくで機械的性質の向−Fか期待できる。更に一般
的に用いられる焼入方法のうり前者は後者に比して経済
的効果は大きい。
したかつて本方法の経済的効果を見る場合は、前者の方
法と比較−づれば良い。本方法の高周波焼入は前者の焼
入III程との比較で必すしも安価とは言えない。しか
し浸炭時間の削減効果か大きく、全工程でみれば製造ロ
ス1へは安価となり経済的効果を生むものである。
[実施例] 以下に熱処理方法を、表1〜表3、および第3図・〜第
7図で説明する。
第3図に示覆ように、l =158 tnnr、 D1
=Φ66.85 HnX[)2 =Φ44.85mm、
θ−80度、R−2、K=20である。この試験片を構
成する材質の化学成分は表′1の通りでおる。同表の数
値は単量%を示す。
表−1供試伺の化学成分 そして、この鋼種から成る試験材の熱処理法を表2に示
す。
= 10− 表−2供試イAの熱処理仕様 また、表2に示した高周波焼入の詳細な仕様は、表3に
示ず。
表−3本方法の高周波焼入仕様 一ト記熱処理仕様に基づいて加工された浸炭深さと断面
硬さを示す。
第4図は、表2の浸炭方法により浸炭した際に、同時に
浸炭した板状の試験片を表面及び深さ方向に01削した
それぞれの表面を、X線マイク1丁1アナライザーによ
り調査したものである。浸炭深度で有効な浸炭層を炭素
量を0.4%と仮定すればばは同等の深さになっている
第5図は、浸炭複本発明方法の外周焼入後の断面硬さで
ある。外周表面は浸炭されているのでほぼ浸炭層の最高
硬度に達している。外表面から3〜6 mtnのところ
は浸炭されておらず、素4Δの炭素量のところである。
索(A硬さの最高値を示し−(−いる。この値か浸炭深
さ以上に有効硬さの深さを伸ばず要因となり得る。
表面から7〜8 mntに最低硬さが有るか、この部分
も浸炭の影響のない部分てあり、索4A硬ざの80%マ
ルテンザイ1〜をもって焼入有効硬さと見做しているの
で、焼入硬ざどして満足し得る。9〜11mmは内周焼
入の際に焼割れを生じない範囲であり、特に問題はない
第6図は、第5図に示した外周焼入したものを内周焼入
を行い、更に焼戻したものである。
JISで規定する浸炭の有効硬化深さの1−1.<。5
2.3(+−1,550)のところで見ると、外周では
焼戻硬化層深さは2.8mmでおり、内周では2.5m
tnである。
第4図のASCB40Hの浸炭深さは2.4#I/11
であり、内周では浸炭深さにほぼ等しいか、外周深さは
浸炭深さより明らかに深く硬化されている。浸炭深さと
焼戻硬化層深さの差の0.4 nunは素材の素地か硬
化したものと見做しで良い。
更に、その影響を明確にするために、前記ザンプルより
大型のブッシングを用いて調査を行った。
第3図に示す記号を持ってすれば、 L=212 、D1=(1)88.2、D2 =(+)
56.0、K=1、θ−75°、R−2 の大ぎさで、この試片を構成する化学成分は、表4の通
りである。同表の数値は重量%を示覆。
そして、この鋼種から成る試験材の熱処理方法を表5に
示す。
また、表5に示した高周波焼入の詳細な仕様は表6に示
す。
表−6本方法の高周波焼入仕様 この試片の全浸炭深さ、つまり0.41%Cに達する迄
の表面からの深さは、X線ンイクロアナライザーに依れ
ば3.2mmであった。
第7図は、表−7に基づく熱処理を完了した後の断面硬
さである。
これに依れば、月Sで規定している有効浸炭深さHy 
!]り0  (町c52.3>の硬さの位置は外表面か
ら11.2mn1、内表面から3.5mmである。この
結果と、全浸炭深さとの差は外表面では1.0mm、内
表面“Cは0.3mn+どなる。この値は、素地が硬化
したものと見做して良い。
従って本方法の特徴である浸炭層深さ以上の、見掛り上
の浸炭有効硬化層深さを獲得することになる。
また、記述を前述の小型のブッシングに戻して、実施例
の説明を続ける。
第8図は比較祠としてのSCM420の浸炭焼入後の断
面硬さである。HRC52,3(HV550)の位置の
深さが2.1#である。第3図の0.4%Cの位置の浸
炭深さが2.2Mであり、はとんど等しい状態である。
このことは前述の有効な浸炭層の炭素量を0.4%とし
たことが、大略間違いない仮定であったと見做せる。
第9図は材質SCM420を浸炭焼入れ焼戻したものと
、材質ASC840Hを本方法で処理したものをとの5
aCkS法で採取した残留応力の比較である。表面の圧
縮応力は本方法が大きいことが判る。
第10図は衝撃試験片の採取位置、また、試験方法は第
1()図e9に示す通りである。すなわち同図中、11
はブッシングを示し、試験片12は、図示の位置から採
取する。また試験片12は、長さL=55mm、I’l
l H== 5 tnnrである。そしで、13はハン
マーを示し、144J:支持台を示す。紛撃試験片12
は本方法によるしのと従来の:しのとを問わず、表面に
芯部と異なる硬化層を持っでいるから切欠ぎを入れない
衝撃試験片とした。試験に際しての打撃方法は、ブッシ
ングでの使用時の打撃方向が外周面から内周面に向う方
向であるため、試験片12は同図中(nのようにセラ1
へされる。また支持台14はブッシング11の内周面に
合せて円弧状に加工されている。
以上の条件に基づいた試験結果を表−7に示す。
衝撃値に於いても111焼鋼の浸炭焼入れ焼戻し品に劣
らない。
第11図は圧壊試験の方法を示している。圧壊試験は第
3図に示す−プ′ツシシングから1=301H,に切断
した試験片16を使用した。試験片16の長さは試験機
の容量を考慮して決めたもので市って、技術的意味はな
い。15.17は試験機18の押し治具を示す。またB
は荷重方向を示す。試験方法は77ムスラ一引張試験機
に押し治具15.17をセットし、B方向に荷重を加え
て19の位置に亀裂を生じさせるのである。そして亀裂
発生までの負荷のうち、最大荷重をもって圧壊荷重と定
め、その値を圧壊値と定義し、その時の試験片の撓みを
撓み値と定義した。
上記の方法で試験をした結果を表−8に示J。
表−8供試471別の圧壊と撓み 上記の結果からみる限り、これらの値も、肌焼鋼の浸炭
焼入焼戻品に本方法は劣らない。
第12図は疲労試験の方法を示している。ブッシングは
疲労試験機に装着された支持台の上に乗せて試験に供さ
れる。
図示の内容を説明すると、20はノ゛ツシングの支持台
、21はブッシング、22は押し治具、23は亀裂発生
を検知するプローブを意味する。支持台のブッシング支
持部の半径R部分は、ブッシングの外周半径より0.1
5〜0.2mm大ぎく作っである。
また、図中D1は、ブッシングがリンクに嵌入した場合
の左右リンク間の距離にほぼ同じくして100gとした
更に、押し治具の載荷重位置とプローブの取付位置D2
は、ブッシングに噛合うスプロケットの歯巾かブツシュ
面の全面に当ることがなく、歯巾の端かブッシングに局
部あたりする場合が最もブッシングに応力か集中する事
の配慮と、プローブをブッシングの内径に取りつける容
易さの限界を考慮して60mmと定めた。
= 19− 以上の様にセラ1〜した後、押し治具にB方向から繰返
し荷重をhnえた1、繰返し荷重は応力比R−0,05
の片振荷重である。疲れ寿命の評価は載荷点直下の内周
表面の亀裂の発生を、亀裂発生を検知するプ1」−ブを
介して捕らえる。その際の荷重繰返し数を泪測した。
以上の内容に基づいて試験した結果を、疲労試験のS−
N線図として第13図に示して必る。この結果を見ても
+111焼鋼の浸炭焼入焼戻したものと本方法の比較で
同等以上のものが得られている。
[発明の効果] 本発明によれば、同−有効硬化層深さを得るための浸炭
時間を削減でき、しかも強度、靭性の機械的性質が従来
法によるものと同等かそれ以上の履帯用フ゛ツシングか
jq−られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は腹帯の組立図(7はブッシングである。 )、 第2図はブッシングの肌焼鋼の浸炭焼入れ品や、調質後
に表面を高周波焼入した場合のブッシング7の断面図、 第3図は試験に供したブッシングの各部寸法を表わす縦
断面図、 第4図は浸炭深さと炭素量の関係図、 第5図は本方法の外周高周波焼入を行ったときの断面焼
入れ硬さ、 第6図は本発明方法の第5図で示された焼入硬さのもの
に内周高周波焼入を行った際の焼入断面硬さと、それを
焼戻しだ場合の焼戻断面硬さ、第7図は第3図で表示さ
れ且つ本実施例の説明の主体を為すブッシングより大型
のブッシングで、浸炭焼入後、表−5に示す条件で処理
されたもので断面硬さ(この大型ブッシングに関する図
は、本図以外には、他の図の説明に関連はない。)、第
8図は前記SC旧20の浸炭焼入れ焼戻をした後の焼戻
断面硬さ、 第9図は熱処理後の残菌応力を示す線図、第1()図(
イ)([1)は征j撃試験用の試験片採取位置を示すブ
ッシングの正面面および側面図、(/階は試験片のレフ
1〜状態を示す側面図、 第11図げ)は斤壊試験の要部正面図、■はげ)の側面
図、 第12図は疲労試験片のセラ1〜方法と試験方法の概略
図で、げ)は正面図、(J功はげ)の側面図、第13図
は疲労試験のS−N線図、 ておる。 7・・・・・・・・・・・・履帯用ブッシング7a・・
・・・・・・・内表面 7b・・・・・・・・・外表面 7C・・・・・・・・・内周と外周の表面硬化層7d・
・・・・・・・・芯部(浸炭の場合は非浸炭層、調質後
表面高周波焼入の場合は 調質層) 特 許 出 願 人 1〜ピーエ業株式会社代  理 
 人 弁理士 円側 経線 (他1名) = 22− ■ト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、中程度の炭素を含む履帯用ブッシングを、予め、浸
    炭を施した後、ブッシングの外周面及び肉厚内周面から
    肉厚中心部に向って、それぞれ高周波焼入部を形成し、
    浸炭層の厚さ以上に焼入層厚さを確保すると共に、芯部
    に焼戻し部を形成したことを特徴とする履帯用ブッシン
    グ。 2、中程度の炭素を含む履帯用ブッシングに、予め浸炭
    を施し、その軸線を中心にして回転させつつ、その外周
    面に浸炭層を超えて高周波焼入を施し、該ブッシングの
    内周面を、外周面焼入後の次工程である内周面からの焼
    入の為の再加熱で焼割れを起さない程度迄に、焼入硬化
    を留めると共に、該外周面から前記ブッシング材の内周
    有効硬化層の一部に至る迄の範囲を有効硬さの硬度にす
    る工程と、 ブッシング材をその軸線を中心にして回転させ、かつ、
    前記外周面を液冷しつつ、その内周面に内周浸炭層を越
    えて高周波焼入を施し、該ブッシングに外周有効硬化層
    と前記内周有効硬化層とを形成すると共に、該有効硬化
    層の間に、前記有効硬さ以下の硬度を有する焼戻し層を
    形成する工程と、前記工程の終了後、前記ブッシングを
    低温で焼戻しする工程と、 を有することを特徴とする履帯用ブッシングの製造方法
JP8733888A 1988-04-11 1988-04-11 中程度の炭素を含む覆帯用ブッシング及びその製造方法 Pending JPH01259129A (ja)

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