JPH01256113A - 化合物半導体層の成長方法 - Google Patents

化合物半導体層の成長方法

Info

Publication number
JPH01256113A
JPH01256113A JP8289288A JP8289288A JPH01256113A JP H01256113 A JPH01256113 A JP H01256113A JP 8289288 A JP8289288 A JP 8289288A JP 8289288 A JP8289288 A JP 8289288A JP H01256113 A JPH01256113 A JP H01256113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
growth
temperature
layer
compound semiconductor
semiconductor layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8289288A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0732125B2 (ja
Inventor
Masahiro Akiyama
秋山 正博
Takashi Ueda
孝 上田
Sachiko Onozawa
小野沢 幸子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP63082892A priority Critical patent/JPH0732125B2/ja
Publication of JPH01256113A publication Critical patent/JPH01256113A/ja
Publication of JPH0732125B2 publication Critical patent/JPH0732125B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recrystallisation Techniques (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、シリコン(Sl)基板上にこの基板と格子
定数が異なった化合物半導体層、特に■−V族化合物半
導体層をヘテロエピタキシャル成長させる方法に関する
(従来の技術) 従来より、81基板上にGaAs等の■−V族化合物半
導体層を成長させで、大型で良質のウェハを製作する技
術の開発が進められ、実用に供されでいる。Si基板に
これら化合物半導体層をヘテロエピタキシャル成長させ
ると、はぼ鏡面の成長層が得られるが、この成長層中に
は108/cm2程度の密度の転位が残留しでいた。こ
の転位密度が高いと光学的及び電気的な特性が悪くなる
ため、従来よりこれを低減する技術か開発されてきでい
る。
文献■:App1.Phys、Lett、48(18)
(1986)p、 1223−1225に開示されてい
る技術は、第3図に示すように、Si基板20上にGa
As層22を成長させた復、その上側にG a A s
 / I n G a A s等の歪超格子の層24ヲ
成長させ、さらにその上側にGaAs層26を成長させ
る方法を取っている。
文献■:日本結晶成長学会誌、腺(4X 1986)p
、253−258に開示されでいる技術は、第4図(ハ
)(横軸にvr間及び縦軸に温度(’C)をプロットし
て示しである。)及び第4図(B)に示すように、Si
基板30ヲ900℃程度の温度で熱処理した後、第1段
階では400°C程度の低温てGaAsの薄層32を成
長させ、続いて第2段階では、通常の温度例えば700
°C程度の温度でGaAs層を成長させる2段階成長法
である。この技術では、2段階目の成長を、その成長途
中で成長を一旦停止し、■300°C程度まで温度降下
、■続いて通常の成長温度である700°C程度までの
温度上昇、■その後のGaAs層の再成長を1つの周期
とした熱サイクルを複数回繰り返し行う熱サイクル成長
法で行っている。図中熱サイクルで形成した複数のGa
As層を全体として34で示し、この熱サイクル層34
の上側に通常の温度で成長させたGaAs層を36で示
しである。
文献■:App1.Phys、Le t t、50(1
5XI986)p、992−994に開示されている技
術は、GaAs層の成長後高温でアニールする方法であ
る。
文献■1こ開示された高温でアニールする方法は短時間
で処理出来ること及び文献■に開示されているような歪
超格子を形成する場合のように、他の物質を必要としな
いため、容易に実施出来ること等といった利点を有して
いる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしなから、これらいずれの従来方法によっても、低
減出来る転位は高々1桁程度であり、従って107/c
rn2程度となるにすぎない。この程度の転位密度であ
ると、得られたウェハを発光素子等の少数キャリアを用
いる素子に用いるにはその結晶性か電気的及び光学的に
不充分であった。
また、高温での成長後のアニールは発光素子等を作り込
むウェハ表面近くの層を高温にすることになり、添加す
る不純物の拡散といった不所望な現象が生じてしまうと
いう問題点かあった。
この発明の目的は、81基板上に化合物半導体層をヘテ
ロエピタキシャル成長させたとき、化合物半導体層中に
残留する転位密度を一層低減させて高品質の化合物半導
体成長層を得る方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明によれば、 シリコン(Si)基板上にこの基板と格子定数の異なっ
た化合物半導体層をヘテロエピタキシャル成長させるに
当り、 化合物半導体層の成長途中で、通常の成長温度での数千
Aの膜厚の成長と、該成長を停止して該成長温度よりも
1o○〜300″C程度高い高温でのアニールとのサイ
クルを1回又は2回以上繰り返して行う ことを特徴とするつ (作用) 上述したこの発明の構成によれば、成長途中で、通常の
成長温度での化合物半導体層の成長と、それより100
〜300°C高温でのアニールとを1サイクルとする成
長を行うので、成長を短時間で行わせることが出来ると
井(こ、成長層の転位密度を低減させることが出来る。
この発明では、81基板上に同一の化合物半導体層を繰
り返し成長させて一つの成長層を形成するので、従来の
歪超格子を用いる場合のように他の物質を導入すること
なく、転位密度を効果的に低減させることが出来る。
ざらに、この発明の構成によれば、成長途中で上述のサ
イクルによる成長を行い、成長層の最上層は通常の成長
温度で成長させることか出来るので、この最上層に不純
物が拡散する恐れはなく、従って電気的、光学的な特性
の優れた高品質の化合物半導体層を得ることが出来る。
(実施例) 以下、図面を参照しで、この発明の実施例につき説明す
る。
この実施例では、81基板上に■−■化合物のうち−例
としてGaAs層uMOcVD法によって成長させ、第
3図(8)に示したような構造のウェハを得る場合につ
き説明する。
第1図はこの発明の化合物半導体層の成長方法における
成長温度と熱処理温度の説明に供する図であり、第2図
(ハ)〜(B)は化合物半導体層の成長状態の説明に供
する工程図である。尚、第2図に示す各図は、この発明
を理解出来る程度に主要工程段階でのウェハの状態を概
略的に示す断面図であり、寸法、形状等は図示例にのみ
限定されるものではないことを理解されたい。また、断
面を表わすハツチング等は省略しで示しである。
また、以下説明する実施例は、単なる好適例であるにす
ぎないため、数値的条件、その他の条件はこの実施例に
あげた例にのみ限定されるものではないことを理解され
たい。
先ず、Si基板10を用意し、これを従来と同様に90
0℃程度或はそれ以上の好適な温度で加熱処理を行って
その表面の清浄化を行う(第1図に■で示す及び第2図
(A))。
次に、この基板10上に2段回成長法によって、GaA
s層を成長させる。このため、第1段階では、従来と同
様に、温度!400〜450°C程度の低温成長温度に
まで降下させ、この低温度でSi基板10上に100〜
20OA程度の膜厚のGaAsの最下層12を成長させ
る(第1図にIIで示す及び第2図(B))。
次に、第2段階では、この低温度から通常の成長温度で
ある600〜700″Cにまで温度を上昇させて、この
温度でGaAsの層を成長させる。この第2段階でのG
aAsの成長の途中であるが、このGaAs層の単一層
の膜厚が数千A程度となったら、−層成長を停止させ(
第1図に■で示す及び第2図(C)) 、このGaAs
層を以下説明するサイクル成長によって得られるGaA
sの繰り返し成長層14の第−層14aとする。
次に、この通常の成長温度から温度上昇させて、好まし
くは、それよりも100〜300℃程度高い例えば80
0〜900℃という高温で熱処理従ってアニールを行う
(第1図に■で示す)。
このような通常の成長温度におけるGaAsの成長とそ
れより高温での熱処理とのサイクルを1回又は2回以上
繰り返して行って、−層が数千人の膜厚となるように、
GaAsの第二層14b、第三層14c、・・・という
ように複数層成長させGaAsの繰り返し成長層14を
形成する(第1図に■及び■で示す及び第2図(C))
。勿論、設計条件によっては、このGaAs成長層14
は第−層14aだけであっても良い場合もある。
このような第2段階の成長を行う間、GaAs成長層1
4の各層の分解を抑えるため、アルシン(AsH,)@
流しなから行うのが好適である。
また、上述したアニール時間は数分間で充分である。
最後のサイクルのアニール後、再度ウェハの温度を通常
の成長温度まで降下させて、このGaAs成長層14上
に第2段階のGaAs層の最上層16、すなわち、発光
素子等を作り込むための目的の層を設計に応した所望の
膜厚て成長させ(第1図にVで示す及び第2図(D))
、最終的なウェハを得る。
上述したこの発明の成長方法によれば、第2段階の成長
の途中で、GaAsの通常の成長温度での成長と、それ
よりも100〜300℃高い温度での熱処理(アニール
)とのサイクルを1回又は複数回繰り返し行うことによ
って1層又は複数層のGaAs層からなるGaAsRc
長層を形成するしている。
このようにしで得られたウェハをエッチビットパターン
の観察によって転位密度評価したところ、上述したG 
a A、 s成長層14のサイクル成長を3〜4回繰り
返し行って得たウェハであると、転位密度が2桁程度低
減し108/cm2となっていることが確認出来た。ま
た、この3〜4回の繰り返し成長を行った場合の転位2
度は、従来の文献■に開示されでいる熱サイクル成長の
1Q回行った場合の転位2度と同程度なるため、従って
、基板上に化合物半導体を成長させるに要する全体の成
長時間を著しく短縮することか出来る。
ざらに、このサイクル成長を多数回行うと転位密度をさ
らに低減出来ることがわかった。
また、上述したこの発明の成長法により、通常の成長温
度での成長とそれより高温でのアニールとを行う場合、
それぞれのGaAs層の成長量を1000人程度以下と
すると、転位密度の低減か小ざくなり、一方、成長量を
数千へ程度以上とすると転位密度の低減が大きく有効と
なることも確認出来た。特に、第−層14aのGaAs
層は数千A程度以上の膜厚とするのか好適であることか
確認出来た。
また、ある程度の膜厚まで成長させた後、成長を停止さ
せ、続いてアニールと単なる冷却とを繰り返し行っても
、−回のアニールを行う以上の効果を期待出来なかった
。従って、上述したこの発明の成長方法のような成長と
アニールとのサイクルを少なくとも1回或は2回以上繰
り返して行うことか転位密度の低減及び成長時間の短縮
に重要である。
尚、上述した実施例で、特に言及しなかった種々の条件
等は設計に応じて任意好適な条件を設定すれば良い。
この発明は上述した実施例にのみ限定されるものではな
く、多くの変形又は変更をなし得ること明らかである。
例えば、GaAs以外の■−V族化合物半導体材料例え
ばInP、GaP、これらの混晶、その他の材料を用い
てもこの発明を適用することか出来る。
また、この化合物半導体層の成長tMOcVD法以外の
方法で成長させる場合にも、この発明の成長方法を適用
して好適である。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明の化合物
半導体層の成長方法によれば、従来よりも短時間の成長
時間で成長層の転位密度を容易に低減させることか出来
る。
しかも、成長の段階で歪超格子を用いる場合のような他
の物質を導入する必要が無いので、転位密度を106/
Cm2という程度にまで効果的に低減を図ることか出来
る。
さらに、成長層の最上層は通常の成長温度で成長させる
ことが出来るので、成長段階で不純物の拡散等といった
不所望な現象が起ることか無い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の化合物半導体層の成長方法の説明に
供する、成長温度と熱処理温度とを示す図、 第2図(A)〜(D)はこの発明の化合物半導体層の成
長方法の説明に供する工程図、第3図は従来の化合物半
導体層の成長方法の説明図、 篤4図(A)は従来の化合物半導体層の成長方法の説明
に供する、成長温度と熱処理温度とを示す図、 第4図(B)は従来の化合物半導体層の成長方法の説明
に供する断面図である。 10・・・Si半導体基板、 12・・・GaAsの最
下層14・・・GaAsの繰り返し成長層 14a・・・(ylつ返し成長層の)第−層+4b・・
・(繰り返し成長層の)第二層14c・・・(繰り返し
成長層の)第三層16・・・GaAsの最上層。 特許出願人  工業技術院長  飯塚 幸三成長温度 
(°C) 第2図 63一 基板熱処理 時間 従来の成長温度と熱処理湯度の図 従来の説明に供する断面図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリコン(Si)基板上に当該基板と格子定数の
    異なった化合物半導体層をヘテロエピタキシャル成長さ
    せるに当り、 化合物半導体層の成長途中で、通常の成長温度での数千
    Åの膜厚の成長と、該成長を停止して該成長温度よりも
    100〜300℃程度高い高温でのアニールとのサイク
    ルを1回又は2回以上繰り返して行う ことを特徴とする化合物半導体層の成長方法。
JP63082892A 1988-04-06 1988-04-06 化合物半導体層の成長方法 Expired - Lifetime JPH0732125B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63082892A JPH0732125B2 (ja) 1988-04-06 1988-04-06 化合物半導体層の成長方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63082892A JPH0732125B2 (ja) 1988-04-06 1988-04-06 化合物半導体層の成長方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01256113A true JPH01256113A (ja) 1989-10-12
JPH0732125B2 JPH0732125B2 (ja) 1995-04-10

Family

ID=13786926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63082892A Expired - Lifetime JPH0732125B2 (ja) 1988-04-06 1988-04-06 化合物半導体層の成長方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0732125B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5159413A (en) * 1990-04-20 1992-10-27 Eaton Corporation Monolithic integrated circuit having compound semiconductor layer epitaxially grown on ceramic substrate
US5322808A (en) * 1991-08-21 1994-06-21 Hughes Aircraft Company Method of fabricating inverted modulation-doped heterostructure

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5159413A (en) * 1990-04-20 1992-10-27 Eaton Corporation Monolithic integrated circuit having compound semiconductor layer epitaxially grown on ceramic substrate
US5164359A (en) * 1990-04-20 1992-11-17 Eaton Corporation Monolithic integrated circuit having compound semiconductor layer epitaxially grown on ceramic substrate
US5356831A (en) * 1990-04-20 1994-10-18 Eaton Corporation Method of making a monolithic integrated circuit having compound semiconductor layer epitaxially grown on ceramic substrate
US5322808A (en) * 1991-08-21 1994-06-21 Hughes Aircraft Company Method of fabricating inverted modulation-doped heterostructure

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0732125B2 (ja) 1995-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6380103B2 (en) Rapid thermal etch and rapid thermal oxidation
JPH0484418A (ja) 異種基板上への3―v族化合物半導体のヘテロエピタキシャル成長法
US5252173A (en) Process for growing semiconductor layer on substrate
JPH0236059B2 (ja) Kagobutsuhandotainoseichohoho
JPH01256113A (ja) 化合物半導体層の成長方法
JPH04186824A (ja) 半導体基板およびその製造方法
JPH0645249A (ja) GaAs層の成長方法
JP2522428B2 (ja) GaAs基板上にInP層を結晶成長させる方法
JP2565908B2 (ja) 化合物半導体装置
KR100329776B1 (ko) 실리콘웨이퍼의표면결함제거를위한반도체소자제조방법
JP2719868B2 (ja) 半導体基体及びその製造方法
JP2546531B2 (ja) 半導体積層構造、半導体装置及びそれらの製造方法
JPH01312821A (ja) ヘテロエピタキシャル成長方法
JPH05267175A (ja) 化合物半導体基板
TWI221009B (en) A method for growing Ge epitaxial layers on Si substrate
JP4216580B2 (ja) ZnTe系化合物半導体の表面処理方法および半導体装置の製造方法
JPS63192227A (ja) 化合物半導体のエピタキシヤル成長方法
JPH02172899A (ja) 複合半導体基板
JP2790492B2 (ja) 半導体薄膜の成長方法
JPH05206026A (ja) 半導体基板の形成方法
JPS61241911A (ja) 化合物半導体装置
JPH03253021A (ja) 異種基板上への3―v族化合物半導体のヘテロエピタキシャル成長法
JPH0532486A (ja) 化合物半導体基板の製造方法
JPH02158126A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS63276218A (ja) 半導体薄膜結晶の成長方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term