JP2546531B2 - 半導体積層構造、半導体装置及びそれらの製造方法 - Google Patents

半導体積層構造、半導体装置及びそれらの製造方法

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  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Recrystallisation Techniques (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、格子定数の異なる複数
の半導体からなる半導体積層構造、その製造方法、その
ような半導体積層構造を持つ半導体装置及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】Si基板上にGaAs層が形成されてい
る積層構造では、両者の格子定数が7%異なるために格
子不整合転位が発生し、積層構造上に形成された半導体
装置の性能を劣化させるため、従来から、この転位を低
減するための様々な方法が提案されている。このうち、
転位低減に効果的な手法として、2段階成長法、熱サイ
クルアニールがある。2段階成長法は、成長初期に低温
でアモルファス状態の膜を形成し、その上に高温でエピ
タキシャル膜を形成する手法である。熱サイクルアニー
ルは、積層構造形成中に成長を一時中断し、試料温度を
高温(700℃〜900℃)から低温(300℃)まで
変化させる工程を数回繰り返す方法である。これらの手
法により、転位密度を108cm-3から106cm-3台に
低減できる。しかし、GaAs基板上と同程度の性能の
半導体装置を作製するには、転位密度を104cm-3
まで減らす必要がある。
【0003】そのため、さらに、InGaAs/GaA
s等歪超格子を積層構造中に挿入し、多数の界面によ
り、転位の上昇を防ぐ方法が採用されている。ジャパン
・ジャーナル・オブ・アプライド・フィジクス,30
(1991)第L668頁〜第L671頁(Jpn.
J.Appl.Phys.30(1991)pp.L6
68〜L671)に報告されているように、熱サイクル
アニール、InGaAs/GaAs歪超格子の手法を取
り入れ、さらに、低温で結晶層を1層ずつ、時間間隔を
おきながら作製するマイグレイション・エンハンスト・
エピタキシー法により、105cm-3以下の転位密度が
実現されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱サイクルアニ
ールは、900℃の高温を用いるため、pn接合部、異
種半導体接合部を持つ半導体装置では、ドーパント原子
或いは半導体構成原子が拡散し、接合部の急峻性が保て
ないという問題があった。また、マイグレイション・エ
ンハンスト・エピタキシー法は、積層構造全体を低温で
構成するため、不純物が取り込まれやすく、結晶性のよ
い膜が得られにくく、例えば、高い光電変換効率を追求
する半導体素子を形成する場合に用いるのは不適当であ
るという問題があった。
【0005】本発明の第1の目的は、半導体基板上に、
これと格子定数の異なり、かつ品質の優れた化合物半導
体層が設けられた半導体積層構造を提供することにあ
る。本発明の第2の目的は、そのような半導体積層構造
を有する半導体装置を提供することにある。本発明の第
3の目的は、そのような半導体積層構造の製造方法を提
供することにある。本発明の第4の目的は、そのような
半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の半導体積層構造は、半導体基板上に
配置された第1の化合物半導体の層と、この層の上に積
層された、所望の化合物半導体の構成元素の少なくとも
一種からなる金属層と、金属層の上に積層された、金属
層の元素を構成元素の一とする第2の化合物半導体の層
と、この層の上に積層された第3の化合物半導体の層と
よりなり、かつ、半導体基板と第1の化合物半導体は、
その格子定数が異なり、第2の化合物半導体と第3の化
合物半導体は、同一の結晶構造を持つようにしたもので
ある。
【0007】金属層は、例えば、化合物半導体がIII−
V族化合物半導体である場合、その構成元素となるAl
やIn等の層であればよい。この層がAlであるとき、
第2の化合物半導体としては、AlAs等を用いればよ
い。この第2の化合物半導体の層の厚さは、実質的に一
原子層の厚さであることが好ましい。
【0008】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明の半導体装置は、上記半導体積層構造のいずれか
一の構造と、この半導体積層構造の上に配置された半導
体素子とからなるようにしたものである。半導体素子
は、積層構造の上とともに、金属層の下の半導体基板に
も形成されていてもよい。
【0009】また、上記第3の目的を達成するために、
本発明の半導体積層構造の製造方法は、半導体基板上
に、この半導体基板の格子定数と異なる格子定数を持つ
第1の化合物半導体の層を形成し、この層の上に、所望
の化合物半導体の構成元素の少なくとも一種からなる金
属層を形成し、この金属層を構成する金属の融点以下の
温度で、金属層の表面層を第2の化合物半導体に変化さ
せ、さらに、この第2の化合物半導体の層の上に、第2
の化合物半導体と同一の結晶構造を持つ第3の化合物半
導体の層を形成したものである。
【0010】金属層については、上記に説明した通りで
ある。金属層を形成するときの基板温度は、金属の融点
以下の温度で行なうことが好ましい。また、例えば、こ
の層がAlであるとき、その層にAsを照射すれば、表
面層がAlAsに変化する。このAlAsが第2の化合
物半導体となる。Asを照射をAlの融点以下の温度で
行なえば、金属層の表面層の実質的に一原子層をAlA
sに変えることができる。
【0011】また、上記第4の目的を達成するために、
本発明の半導体装置の製造方法は、上記半導体積層構造
の製造方法のいずれか一の方法で製造した半導体積層構
造の上に、同種または異種の化合物半導体接合部を形成
し、この接合部を少なくとも半導体素子の一部とするよ
うにしたものである。
【0012】この半導体装置の製造方法において、半導
体基板に、例えば、光電変換素子を予め形成しておき、
その上に、第1の化合物半導体の層以上の積層構造を形
成し、さらにその上に光電変換素子を形成すれば、金属
層の上と下にそれぞれ素子が設けられた半導体装置を製
造することができる。
【0013】
【作用】説明の便宜のため、半導体基板がSiからな
り、第1及び第3の化合物半導体がGaAs、金属がA
l又はInであるとして本発明の作用を説明する。Si
基板上に、GaAs層、さらにAl又はInの金属層が
配置されていることにより、金属の静電場による電気相
互作用、さらに、界面がGaAsとAl又はInの異種
原子で構成されることによる界面での摩擦力の増大によ
り、転位の動きが減速される。そのため、SiとGaA
sの界面で発生し、積層構造中を伝播している転位の上
方向の移動を阻止することができる。
【0014】また、Al又はInの融点以下で、Al又
はInの層の表面に、As照射してAlAs、InAs
を形成すれば、Al又はIn層が固相であるため、As
が金属層に溶融することなく、表面原子とのみ反応し、
表面層をAlAs、InAsに変えることができる。こ
のため、薄く歪んでいるAlAs、InAsが形成で
き、新たな格子不整合転位が発生しない。
【0015】また、金属層の表面領域をAlAs又はI
nAs層とすれば、AlAs又はInAsがGaAsと
同じ結晶構造を持つため、その上に形成されるGaAs
をエピタキシャル成長させることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。 〈実施例1〉図1は、本発明の一実施例の光電変換素子
を有する半導体装置の断面図である。この光電変換素子
は、p型Si基板1、高濃度p型GaAsバッファ層
2、Al層3、AlAs層4、高濃度p型GaAs層2
´、p型GaAs層5、高濃度n型GaAs層6及びn
型AlGaAs層7の積層構造からなり、p型GaAs
層5、高濃度n型GaAs層6にpn構造をもつ光電変
換部が形成される。さらに、p型Si基板1にp型電極
10が、n型AlGaAs層7表面に高濃度n型GaA
s層8、n型電極9が形成されている。以下にこの半導
体装置の作製方法を示す。
【0017】p型Si基板1として、p型、抵抗率0.
5Ωcm、厚さ0.4μmで、(001)面方位を持
ち、〈110〉方向に2゜オフ傾斜させた基板を使用す
る。基板は、有機洗浄、水洗した後、化学エッチングに
より、表面に薄い酸化膜を形成し、ただちに分子線結晶
成長装置に導入する。p型Si基板1上に形成された酸
化膜は、結晶成長装置内で、As雰囲気中で900℃、
10分加熱することにより分解除去される。その後、基
板温度を400℃まで下げ、高濃度p型GaAsバッフ
ァ層2の一部を0.1μm形成し、さらに基板温度を6
00℃に上げ、高濃度p型GaAsバッファ層2を2μ
m形成する。
【0018】ここで、Asセル温度を室温に下げると共
に、基板温度を400℃に下げ、Al層3を5原子層、
1nm形成する。その後、Asセル温度を上げ、シャッ
ター操作によりAsを照射し、Al層3の表面層のAl
をAlAs層4に変える。Alの融点は659℃である
ため、400℃の基板でAlは固相である。このため、
As照射により、Al層中へのAsのもぐり込みは起き
ず、表面層AlのみAlAsに変えることができる。
【0019】この後、高濃度p型GaAs層2´を1μ
m形成する。この時の基板温度は、成長直後では400
℃とし、0.1μm程度成長させた後、600℃まで、
徐々に上げていく。ここまでに形成したGaAsは、B
e濃度1×1019cm-3の高濃度p型である。この後、
基板温度600℃で、p型GaAs層(Be濃度;8×
1016cm-3)5を2.5μm、さらに高濃度n型Ga
As層(Si濃度;3×1018cm-3)6を0.5μ
m、順次積層する。
【0020】上記の方法で作製した積層構造を持つ試料
を、350℃のKOH中で4分間エッチングし、顕微鏡
により試料表面を観察すると、7×104〜1×105
-3のエッチピットが観察される。この値は、市販のG
aAs基板で観察される値とほぼ同じオーダーである。
【0021】光電変換素子を作製するために、高濃度n
型GaAs層6の上に、さらに、窓層としてn型AlG
aAs層(Si濃度;3×1018cm-3)7を300
Å、電極接続部として高濃度n型GaAs層(Si濃
度;5×1018cm-3)8を1000Å、積層する。そ
の後、n型電極部だけを残して、高濃度n型GaAs層
8をエッチングし、n型電極9及びp型電極10を形成
する。
【0022】作製した光電変換素子は、汎用の転位密度
104cm-3台のGaAs基板上に作製されたGaAs
光電変換素子の70〜80%の効率を示し、しかも、作
製コストが1桁近く低減する。
【0023】なお、本実施例において、p型Si基板1
をn型に、高濃度p型GaAsバッファ層2、高濃度p
型GaAs層2´をそれぞれ高濃度n型に、p型GaA
s層5をn型に、高濃度n型GaAs層6を高濃度p型
に、n型AlGaAs層7をp型に、高濃度n型GaA
s層8を高濃度p型に、n型電極9をp型に、p型電極
10をn型にしても同様に効果がある。
【0024】〈実施例2〉図2は、本発明の他の実施例
の光電変換素子を有する半導体装置の断面図である。こ
の光電変換素子は、p型Si基板11、高濃度p型Ga
Asバッファ層12、In層13、InAs層14、高
濃度p型GaAs層12´、p型GaAs層15、高濃
度n型GaAs層16及びn型AlGaAs層17の積
層構造からなり、p型GaAs層15、高濃度n型Ga
As層16にpn構造をもつ光電変換部が形成される。
さらに、p型Si基板11にp型電極20が、n型Al
GaAs層17表面に高濃度n型GaAs層18、n型
電極19が形成されている。以下にこの半導体装置の作
製方法を示す。
【0025】前記実施例と同様手法で、p型Si基板1
1上に、高濃度p型GaAsバッファ層12を2μm形
成する。この後、Asセル温度を室温に下げると共に、
基板温度を100℃に下げ、In層13を5原子層、
1.2nm形成する。その後、Asセル温度を上げ、シ
ャッター操作によりAsを照射し、In層13の表面層
のInをInAs層14に変える。Inの融点は156
℃であるため、As照射時にInは固相である。
【0026】この後、高濃度p型GaAs層12´を1
μm形成する。この時の基板温度は、成長直後は、10
0℃とし、0.1μm程度成長させた後、600℃ま
で、徐々に温度を上げていく。ここまで形成したGaA
sは、Be濃度1×1019cm-3の高濃度p型である。
この後、基板温度600℃で、p型GaAs層(Be濃
度;8×1016cm-3)15を2.5μm、高濃度n型
GaAs層(Si濃度;3×1018cm-3)16を0.
5μm、順次、積層する。
【0027】上記の方法で作製した積層構造を持つ試料
のエッチピット密度は、5×104〜1×105cm-3
ある。実施例1のAlよりも重いInを使用しているた
め、転位の移動を阻止する能力が増加している。
【0028】光電変換素子を作製するために、高濃度n
型GaAs層16の上に、さらに、窓層としてn型Al
GaAs層(3×1018cm-3)17を300Å、電極
接続部として高濃度n型GaAs層(5×1018
-3)18を1000Å積層する。その後、n型電極部
だけを残して、高濃度n型GaAs層18をエッチング
し、n型電極19及びp型電極20を形成する。光電変
換素子の性能は、前記実施例と同等である。
【0029】なお、本実施例においても、p型Si基板
11をn型に、高濃度p型GaAsバッファ層12及び
高濃度p型GaAs層12´を高濃度n型に、p型Ga
As層15をn型に、高濃度n型GaAs層16をp型
に、n型AlGaAs層17をp型に、高濃度n型Ga
As層18を高濃度p型に、n型電極19をp型に、p
型電極20をn型にしても同様に効果がある。
【0030】
【発明の効果】上記の実施例のように、積層構造の途中
に、Al又はIn等の金属層を挿入することにより、転
位の動きが減速される。そのため、SiとGaAsの界
面で発生し、積層構造中を伝播している転位の上方向の
移動を阻止することができる。
【0031】また、金属層に形成されたAlAs、In
AsはGaAsと同じ結晶構造を持ち、しかも、非常に
薄く歪んでいるため、その上に形成されるGaAs層は
エピタキシャル成長し、格子不整合による新たな転位が
発生しない。
【0032】そのため、積層構造上部に形成されるGa
As中の転位密度を市販GaAs基板とほぼ同程度の1
5cm-3以下まで低減でき、作製された半導体素子は
GaAs基板上に作製されたものに近い性能を示す。し
かも、基板として安価なSiを使用すれば、価格を1/
10程度にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の光電変換素子を有する半導
体装置の断面図。
【図2】本発明の実施例2の光電変換素子を有する半導
体装置の断面図。
【符号の説明】
1,11…p型Si基板、2,12…高濃度p型GaA
sバッファ層、2´,12´…高濃度p型GaAs層、
3…Al層、4…AlAs層、5,15…p型GaAs
層、6,16…高濃度n型GaAs層、7,17…n型
AlGaAs層、8,18…高濃度n型GaAs層、
9,19…n型電極、10,20…p型電極、13…I
n層、14…InAs層。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板、該半導体基板上に配置された
    第1の化合物半導体の層、該第1の化合物半導体の層上
    に積層された、所望の化合物半導体の構成元素の少なく
    とも一種からなる金属層、該金属層の上に積層された、
    金属層の元素を構成元素の一とする第2の化合物半導体
    の層及び該第2の化合物半導体の層の上に積層された第
    3の化合物半導体の層よりなり、上記半導体基板と第1
    の化合物半導体は、その格子定数が異なり、上記第2の
    化合物半導体と第3の化合物半導体は、同一の結晶構造
    を持つことを特徴とする半導体積層構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体積層構造において、
    上記第2の化合物半導体の層の厚さは、実質的に一原子
    層の厚さであることを特徴とする半導体積層構造。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の半導体積層構造にお
    いて、上記第1、第2及び第3の化合物半導体は、いず
    れもIII−V族化合物半導体であることを特徴とする半
    導体積層構造。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3記載の半導体積層構造
    において、上記半導体基板は、Siであることを特徴と
    する半導体積層構造。
  5. 【請求項5】請求項4記載の半導体積層構造において、
    上記第1及び第3の化合物半導体は、GaAsであり、
    上記第2の化合物半導体は、AlAsであり、上記金属
    層は、Alからなることを特徴とする半導体積層構造。
  6. 【請求項6】請求項4記載の半導体積層構造において、
    上記第1及び第3の化合物半導体は、GaAsであり、
    上記第2の化合物半導体は、InAsであり、上記金属
    層は、Inからなることを特徴とする半導体積層構造。
  7. 【請求項7】請求項1から6のいずれか一に記載の半導
    体積層構造と、該半導体積層構造の上に配置された半導
    体素子とからなることを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】半導体基板上に、該半導体基板の格子定数
    と異なる格子定数を持つ第1の化合物半導体の層を形成
    する第1の工程、第1の化合物半導体の層上に、所望の
    化合物半導体の構成元素の少なくとも一種からなる金属
    層を形成する第2の工程、金属層を構成する金属の融点
    以下の温度で、金属層の表面層を第2の化合物半導体に
    変化させる第3の工程及び第2の化合物半導体の層の上
    に、第2の化合物半導体と同一の結晶構造を持つ第3の
    化合物半導体の層を形成する第4の工程を有することを
    特徴とする半導体積層構造の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項8記載の半導体積層構造の製造方法
    において、上記第2の化合物半導体に変化させた金属層
    の表面層の厚さは、実質的に一原子層の厚さであること
    を特徴とする半導体積層構造の製造方法。
  10. 【請求項10】請求項8又は9記載の半導体積層構造の
    製造方法において、上記第3の工程は、上記金属層に、
    上記第2の化合物半導体の構成元素の上記金属と異なる
    元素を照射して行なうことを特徴とする半導体積層構造
    の製造方法。
  11. 【請求項11】請求項8、9又は10記載の半導体積層
    構造の製造方法において、上記第1、第2及び第3の化
    合物半導体は、いずれもIII−V族化合物半導体である
    ことを特徴とする半導体積層構造の製造方法。
  12. 【請求項12】請求項8から11のいずれか一に記載の
    半導体積層構造の製造方法により製造した半導体積層構
    造の上に、化合物半導体接合部を形成し、該接合部を少
    なくとも半導体素子の一部とすることを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
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